JP2835352B2 - アクチュエータの駆動装置 - Google Patents

アクチュエータの駆動装置

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JP2835352B2 JP5112909A JP11290993A JP2835352B2 JP 2835352 B2 JP2835352 B2 JP 2835352B2 JP 5112909 A JP5112909 A JP 5112909A JP 11290993 A JP11290993 A JP 11290993A JP 2835352 B2 JP2835352 B2 JP 2835352B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アクチュエータの駆動
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばバネで一方に付勢されたガ
ス制御弁などの可動体をバネ力に逆らって駆動し、一定
位置に保持するように位置制御するアクチュエータの駆
動装置として、図7に示すようなものがある。
【0003】図7の動作を具体的に説明すると、ガス制
御弁71の位置を検出するポテンショメータ72により
ガス制御弁71の位置に対応した電圧V1が発生し、ガ
ス制御弁71の位置を指定する位置指定ダイヤルスイッ
チ73からは、それで指定した位置に対応した電圧V2
が発生する。この2つの電圧V1,V2をオペアンプなど
で構成した比較増幅器74で比較および増幅し、その出
力に応じてトランジスタ75をオン/オフさせ、ガス制
御弁71を所定の方向に移動させるアクチュエータ76
に流れる電流を制御して、ガス制御弁71の位置を設定
している。
【0004】上記のものは、通常状態で電圧V2が電圧
V1より高くなる様に設定してあるので比較増幅器74
の出力は低く、トランジスタ75はオフでアクチュエー
タ76は動作せず、ガス制御弁71は動かない。位置指
定ダイヤルスイッチ73によって電圧V2を電圧V1より
も低くすると、比較増幅器74の出力電圧は上昇し、ト
ランジスタ75をオンしてアクチュエータ76に電流を
流しガス制御弁71を動かす。
【0005】その動きに連動してポテンショメータ72
の出力電圧V1は低下するように設定してあるので、電
圧V1が電圧V2より僅かに低くなると比較増幅器74の
出力は停止するのでガス制御弁71はバネ(図示せ
ず。)によって戻され、ポテンショメータ72の出力電
圧V1は上昇し、電圧V2は再び電圧V1より低くなり電
流が流れる。
【0006】上記の動作を繰り返すことによりガス制御
弁71は一定位置に保持される。なお、トランジスタ8
0,抵抗77は過電流防止回路である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ものはトランジスタ75を飽和領域で使用しているため
発熱が大きく、大きなパワートランジスタ及び放熱板が
必要であり、電源も大容量の物が必要であるのでコスト
がかかるという問題点を有していた。
【0008】しかも、電圧というアナログ量を取り扱う
ため雑音に弱く、ポテンショメータ72や位置指定ダイ
ヤルスイッチ73までのリード線をあまり長く延ばせな
いという問題がある。また、リード線を延ばすためには
図7のようにコンデンサ78,79を設ければよいが、
コンデンサにより応答速度がおそくなり、しかもコンデ
ンサを設けた分コストが増してしまうという問題点を有
していた。
【0009】本発明の目的は、雑音に強くしかも低コス
トで実現可能なアクチュエータの駆動装置を提供するこ
とである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では、可動体を移
動する駆動手段と、上記可動体の位置を検出する検出手
段と、この検出手段の出力に応じた幅のパルス信号を出
力する第1の出力発生手段と、上記可動体の位置を指定
する指定手段と、上記指定手段の指定情報に応じた幅の
パルス信号を出力する第2の出力発生手段と、上記第2
の出力発生手段からのパルス信号が上記第1の出力発生
手段からのパルス信号より大きい場合に、各パルス信号
のパルス幅の差の時間の間、駆動信号を上記駆動手段に
出力する制御手段とを設けている。また、可動体を移動
する駆動手段と、上記可動体の位置を検出する検出手段
と、この検出手段の出力に応じた幅の第1のパルス信号
を出力する第1の出力発生手段と、上記可動体の位置を
指定する指定手段と、上記指定手段の指定情報に応じた
幅の第2のパルス信号を出力する第2の出力発生手段
と、上記第1および第2のパルス信号のパルス幅の差を
時間幅とする第1の駆動信号を上記駆動手段に出力する
とともに、上記第1の駆動信号が出力される際に、上記
第2のパルス信号のパルス幅が上記第1のパルス信号の
パルス幅より所定値以上大きくなった場合に所望の時間
幅を有する第2の駆動信号を出力し、この第2の駆動信
号を上記第1の駆動信号に加算して上記駆動手段に出力
する制御手段とを含み、上記駆動手段を、上記第1の駆
動信号および上記第1の駆動信号に第2の駆動信号が加
算された信号のパルス高とパルス幅の大きさに応じた電
力が供給されるものとしている
【0011】さらに、上記駆動手段を形状記憶合金とす
ることが望ましい。
【0012】
【実施例】以下、本発明の詳細を図面に示した一実施例
にそって説明する。なお、ガスの流量を制御するガス弁
に本発明を適用した例を説明する。
【0013】図1はアクチュエータの具体例を示したも
のである。同図において、ケース1に設けてある穴2内
を矢印A−B方向にスライド可能なレバー3は、レバー
3のスライダ保持部3aと壁面4に両端を固定された引
っ張りバネ5によって巻回され、矢印A方向に付勢され
ている。
【0014】なお、レバー3は可動体を構成し、ガス弁
(図示せず。)を開閉するものであり、レバー3の滑車
保持部3bには滑車6が回転自在に保持され、滑車6に
は駆動手段を構成する線状の形状記憶合金7が掛けてあ
り、形状記憶合金7の両端はそれぞれ端子8,9に接続
してあり、張った状態で滑車6に掛けられている。な
お、本例で用いる形状記憶合金7は、端子8,9を介し
て電圧を印加して電流を流すことにより、それ自身の持
つ抵抗による自己発熱により長さが収縮し、レバー3を
矢印B方向に移動させ、電圧印加を停止すると自然に冷
却して、引っ張りバネ5によって伸び、レバー3を矢印
A方向に移動させる。
【0015】10は検出手段を構成するポテンショメー
タで、スライダ保持部3aの溝3cに嵌合しているスラ
イダ10aの位置に基づいてレバー3の位置に応じた出
力を発生する。
【0016】ポテンショメータ10の出力リード線10
b、10cは、それぞれ端子11,12に接続されてい
る。
【0017】次に、上記アクチュエータの駆動回路を図
2に示す。なお、図1と同一番号のものは同一のものと
する。
【0018】同図において、13は発振器で、一定周期
の基準パルスを出力する。
【0019】14は第1の出力発生手段を構成するワン
ショットマルチバイブレータで、ポテンショメータ1
0,コンデンサ15および抵抗16により設定されるパ
ルス幅のパルスを出力する。
【0020】17は第2の出力発生手段を構成するワン
ショットマルチバイブレータで、コンデンサ18、抵抗
19および指定スイッチ20で指定される可変抵抗21
の抵抗値により設定されるパルス幅のパルスを出力す
る。なお、指定スイッチ20は指定手段を構成する。
【0021】22は制御手段で、インバータ23,AN
Dゲート24,抵抗25,トランジスタ26,電流制御
回路27とからなり、ワンショットマルチバイブレータ
14、17からそれぞれ発生するパルス幅の差に応じ
て、端子8,9を介して形状記憶合金7に流れる電流
(駆動信号)を出力する。
【0022】次に、図3を参照して動作を説明する。な
お、図3a,b,c,dは、図2のa,b,c,dにお
ける電位を示した図で、図3IAは形状記憶合金7に流
れる電流を示した図である。
【0023】いま、発振器13は図3aのように基準パ
ルスP1,P2を出力しており、これらのパルスにトリガ
されるワンショットマルチバイブレータ14が出力する
パルスP3,P4(図3b参照。)のパルス幅は、それぞ
れパルスP1,P2にトリガされるワンショットマルチバ
イブレータ17が出力するパルスP5,P6(図3c参
照。)のパルス幅よりも大きく設定されているものとす
る。そのため、ANDゲート24の出力は“0”とな
り、トランジスタ26はオフとなるので、形状記憶合金
72に電流は流れない。
【0024】ガス弁(図示せず。)を現在の位置よりも
矢印B方向(図1参照。)に移動するように指定スイッ
チ20を操作すると、指定スイッチ20の操作に応じて
可変抵抗器21の抵抗値が大きくなり、ワンショットマ
ルチバイブレータ17が出力するパルスP7のパルス幅
が大きくなる。
【0025】このときワンショットマルチバイブレータ
14から出力されるパルスP8はインバータ23で反転
されてANDゲート24に入力するので、ANDゲート
24の出力はパルスP7とパルスP8とのパルス幅の差の
パルス幅を有するパルスP9(図3d参照。)となる。
【0026】パルスP9は抵抗25を介してトランジス
タ26に入力し、パルスP9のパルス幅に応じた時間だ
けトランジスタ26をオンする。よって、電流制御回路
27で設定された大きさの電流IAが端子8,9を介し
て形状記憶合金7に流れ、それ自身の抵抗により発熱
し、収縮を開始する。
【0027】形状記憶合金7が収縮することにより、レ
バー3は図1の矢印B方向に移動する。この移動により
スライダ10aが矢印B方向に移動し、ポテンショメー
タ10の抵抗値が大きくなるので、ワンショットマルチ
バイブレータ14が出力するパルスのパルス幅が図3b
のパルスP10,P11,P12,P13のように大きくなって
いく。
【0028】したがって、ANDゲート24が出力する
パルスのパルス幅は、図3dのP14,P15,P16のよう
に小さくなっていき、ワンショットマルチバイブレータ
14が出力するパルスのパルス幅が、ワンショットマル
チバイブレータ17が出力するパルスのパルス幅より大
きくなるか等しくなると(本例では、図3bのパルスP
13と図3cのパルスP17が発生したとき。)、ANDゲ
ート24からのパルスの出力は図3dのように停止し、
形状記憶合金7へ流れる電流IAが停止する。すなわ
ち、レバー3を介して接続されているガス弁が指定スイ
ッチ20で指定された位置に移動したことになる。
【0029】ANDゲート24からのパルスの出力が停
止すると、形状記憶合金7は冷えて伸びるので、レバー
3が矢印A方向に移動し、ポテンショメータ10の抵抗
値が小さくなる。よって、ワンショットマルチバイブレ
ータ14が出力するパルスのパルス幅が小さくなり、再
びトランジスタ26がオンし、形状記憶合金7に電流が
流れて収縮する。
【0030】以下、上記の動作を繰り返してガス弁の位
置を保持する。
【0031】なお、指定スイッチ20を動かしてワンシ
ョットマルチバイブレータ17が出力するパルスのパル
ス幅をワンショットマルチバイブレータ14が出力する
パルスのパルス幅より小さくした場合、ANDゲート2
4はパルスを出力しないので、形状記憶合金7は自然に
伸びて、レバー3は図1の矢印A方向へ移動し、新たに
設定された位置を保持する。
【0032】また、上記では発振器13が出力する基準
パルスの4周期でガス弁を指定位置まで移動するように
したが、これは使用する可動体の種類や基準パルスの周
期および可動体の移動量により、数周期から数百周期ま
で適宜変更可能である。
【0033】つぎに、指定スイッチ20を動かしたとき
の可動体の応答速度を改善した例を図4を参照して説明
する。なお、図4において図1および図2と同じ番号の
ものは同一のものとする。
【0034】本例は、形状記憶合金が自己発熱によって
収縮するため、無通電状態から通電状態にした時に特に
応答が遅いという欠点を改善するものである。具体的に
は、指定スイッチ20を動かして、ガス弁を大きく移動
させる場合に、導通開始時に通常より長い時間の間通常
より多くの電流を流して形状記憶合金7の応答速度を速
くするものである。
【0035】図4において、28は遅延回路、29はD
フリップフロップである。
【0036】30はワンショットマルチバイブレータ
で、Dフリップフロップ29が出力するパルスの立ち上
がりによってトリガされ、その出力パルスは、指定スイ
ッチ20を動かしてワンショットマルチバイブレータ1
7の出力パルスのパルス幅がワンショットマルチバイブ
レータ14の出力パルスのパルス幅より急に大きくなっ
たときのみ出力される。なお、ワンショットマルチバイ
ブレータ30が出力するパルスのパルス幅は、コンデン
サ31と抵抗32によって決定される。
【0037】33は抵抗、34はトランジスタ、35は
過電流防止回路である。
【0038】36は制御手段で、インバータ23,AN
Dゲート24,抵抗25,トランジスタ26,電流制御
回路27,遅延回路28,Dフリップフロップ29,ワ
ンショットマルチバイブレータ30,コンデンサ31,
抵抗32,33,トランジスタ34,過電流防止回路3
5からなる。
【0039】次に、図5を参照して動作を説明する。な
お、図5a,b,c,d,e,fは、図4のa,b,
c,d,e,fにおける電位を示した図であり、図4I
Aは形状記憶合金7に流れる電流を示したものである。
【0040】上記と同様にガス弁を図1の矢印B方向に
移動させるように指定スイッチ20を操作すると、上記
と同様にトランジスタ26がオンして、電流I1(第1
の駆動信号)が形状記憶合金7に流れる。このとき、D
フリップフロップ29は図5BのパルスP18を遅延回路
28でt1時間遅延されたパルスの立下がりでトリガさ
れ、図5cのパルスP19の“1”を読み込み出力する。
【0041】ワンショットマルチバイブレータ30はこ
のDフリップフロップ29が出力するパルスの立上がり
でトリガされ、図5fのようにパルスP20を出力す
る。
【0042】パルスP20は抵抗33を介してトランジ
スタ34をオンするので、電流I2(第2の駆動信号)
が流れる。
【0043】よって、導通開始時には、形状記憶合金7
に電流I1+I2が流れるので、通常より長い時間の間通
常より多くの電流を流して形状記憶合金7の応答速度を
速くすることができる。
【0044】なお、遅延回路28は、ガス弁が指定位置
付近にありワンショットマルチバイブレータ17が出力
するパルスのパルス幅がワンショットマルチバイブレー
タ14が出力するパルスのパルス幅より大きくなった場
合(本例では、図5のt2のタイミング)、電流I2を
出力させないためのものである。
【0045】なお、上記の例では、ワンショットマルチ
バイブレータ30が出力するパルスのパルス幅(図5の
Te)を固定としたが、図4のb点におけるパルスのパ
ルス幅に対する図4のc点におけるパルスのパルス幅の
変化の大きさに応じてパルス幅(Te)を変えるように
しても良い。
【0046】次に、他の実施例を図6を参照して説明す
る。なお、同図において図2および図4と同一番号のも
のは同一のものとする。
【0047】同図において、37は制御手段で、インバ
ータ23,ANDゲート24,抵抗25,トランジスタ
26,電流制御回路27,遅延回路28,Dフリップフ
ロップ29,ワンショットマルチバイブレータ30,コ
ンデンサ31,抵抗32,ORゲート38からなる。
【0048】次に、動作を説明する。
【0049】指定スイッチ20が操作されると、上記と
同様に動作して図6のd点およびe点にそれぞれパルス
が発生する。
【0050】ORゲート38は、これら2つのパルスの
いずれかが出力されている間、“1”を出力しトランジ
スタ26をオンして形状記憶合金7に電流を流す。
【0051】この例では、e点にパルスが発生しても形
状記憶合金7に流れる電流値は一定なので、e点に発生
するパルスのパルス幅を大きく設定して(例えば、a点
に発生するパルスの数周期分とする。)、c点に発生す
るパルスのパルス幅がb点に発生するパルスのパルス幅
より大きくなったとき、長時間連続して電流を流すこと
が望ましい。
【0052】なお、上記実施例では検出手段としてポテ
ンショメータを、第一のパルス発生手段としてワンショ
ットマルチバイブレータを用いたが、これにかえて例え
ば、実公昭63−36246号公報に開示されている静
電センサを用いても良い。
【0053】この場合、レバー3(ガス弁)位置によっ
て静電センサの静電容量が変化するような構成とし、そ
の変化量をパルス幅の変化として出力(例えば、実公昭
63−36246号公報の第7図に示してある可変遅延
回路33と34のパルスのずれ量に相当するパルスを出
力)して図1のインバータ23へ入力させる。この静電
センサへは発振器13の出力を入力して同期を取ること
は勿論である。
【0054】さらに、上記実施例では駆動手段として形
状記憶合金を用いたが、これに限らずソレノイド、バイ
メタル、ボイスコイルなどを用いても上記と同様の効果
が得られる。
【0055】また、上記ではガス弁の位置制御に本発明
を用いたが、これに限らず、シャッタの絞りバネ等種々
のものに適用できる。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、従来のような大きなパ
ワートランジスタや放熱板が不要になり、しかもコンデ
ンサを設けることなく可動体の位置を検出する検出手段
や可動体の位置を指定する指定手段までのリード線を長
く延ばせ、雑音に強くしかも低コストなアクチュエータ
の駆動装置を実現できる。また、例えば駆動開始時等可
動体の位置と指定手段の指定位置が所定の距離以上離れ
ている場合だけ第1の駆動信号に第2の駆動信号を加算
して駆動手段に出力し、駆動手段が第1の駆動信号およ
び第1の駆動信号に第2の駆動信号が加算された信号の
パルス高とパルス幅の大きさに応じた電力が供給される
ものなので、可動体の位置と指定手段の指定位置が接近
している場合には応答速度を速くするための特別な制御
は行わず、可動体の位置と指定手段の指定位置が所定の
距離以上離れている場合だけ応答速度を速くすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示した断面図。
【図2】本発明の一実施例を示した電気回路図。
【図3】図2の動作説明のためのタイミングチャート。
【図4】本発明の他の実施例を示す電気回路図。
【図5】図4の動作説明のためのタイミングチャート。
【図6】本発明のさらに他の実施例を示した電気回路
図。
【図7】従来例を示した電気回路図。
【符号の説明】
3 可動体 7 駆動手段 10 検出手段 14 第1の出力発生手段 17 第2の出力発生手段 20 指定手段 22、36,37 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−11516(JP,A) 特開 昭61−103081(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G05D 3/12 305

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動体を移動する駆動手段と、 上記可動体の位置を検出する検出手段と、 この検出手段の出力に応じた幅のパルス信号を出力する
    第1の出力発生手段と、 上記可動体の位置を指定する指定手段と、 上記指定手段の指定情報に応じた幅のパルス信号を出力
    する第2の出力発生手段と、 上記第2の出力発生手段からのパルス信号が上記第1の
    出力発生手段からのパルス信号より大きい場合に、各パ
    ルス信号のパルス幅の差の時間の間、駆動信号を上記駆
    動手段に出力する制御手段とを具備したことを特徴とす
    るアクチュエータの駆動装置。
  2. 【請求項2】 可動体を移動する駆動手段と、 上記可動体の位置を検出する検出手段と、 この検出手段の出力に応じた幅の第1のパルス信号を出
    力する第1の出力発生手段と、 上記可動体の位置を指定する指定手段と、 上記指定手段の指定情報に応じた幅の第2のパルス信号
    を出力する第2の出力発生手段と、上記第1および第2のパルス信号のパルス幅の差を時間
    幅とする 第1の駆動信号を上記駆動手段に出力するとと
    もに、上記第1の駆動信号が出力される際に、上記第2
    のパルス信号のパルス幅が上記第1のパルス信号のパル
    ス幅より所定値以上大きくなった場合に所望の時間幅を
    有する第2の駆動信号を出力し、この第2の駆動信号を
    上記第1の駆動信号に加算して上記駆動手段に出力する
    制御手段とを含み、 上記駆動手段は、上記第1の駆動信号および上記第1の
    駆動信号に第2の駆動信号が加算された信号のパルス高
    とパルス幅の大きさに応じた電力が供給されるものであ
    ことを特徴とする アクチュエータの駆動装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、上記駆動手
    段は形状記憶合金であることを特徴とするアクチュエー
    タの駆動装置。
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JPS61103081A (ja) * 1984-10-26 1986-05-21 Nippon Denso Co Ltd 形状記憶合金利用弁

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