JP2835249B2 - プリンタのシャトル装置 - Google Patents

プリンタのシャトル装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ラインプリンタ装置
などにおいて印字を行うために往復運動をするプリンタ
のシャトル装置に関する。
【0002】ラインプリンタ装置などにおいては、印字
ヘッドを載せた印字シャトルを高速で往復運動させる必
要があり、そのための駆動装置としてリニアモータが用
いられる。
【0003】
【従来の技術】従来のプリンタのシャトル装置は、印字
ヘッドを搭載してステーシャフトに沿って移動自在な印
字シャトルに電磁コイルを並べて取り付け、その電磁コ
イルに対向して永久磁石をベースフレームに並べて固定
し、電磁コイルに流す電流を制御することによって、フ
レミング左手の法則により電磁コイルに生じる推力を変
化させて印字シャトルを往復動させていた。
【0004】また、印字シャトルの往復動によって生じ
る振動を吸収するために印字シャトルと連動して印字シ
ャトルと平行に逆方向に運動させるバランスシャトルを
設けたものにおいては、印字シャトルの印字ヘッドに代
えてシャトルに重りを載せたものを、バランスシャトル
として用いていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のように
印字シャトル側に電磁コイルが実装されていると、リニ
アモータを高出力にしようとして電磁コイルの体積を増
やしても、その分だけ印字シャトルが重くなって負荷が
増大してしまうので、往復運動を思ったほど高速化する
ことができなかった。
【0006】また、電磁コイルを電源に接続するリード
線には、ベースフレーム側に固定されている部分と印字
シャトルと共に往復運動する部分とができるので、くり
返しの往復運動によってリード線が断線してしまう事故
が発生していた。
【0007】そこで本発明は、印字シャトルの往復運動
を容易に高速化することができ、しかも電磁コイルのリ
ード線の断線等が発生しない信頼性の高いプリンタのシ
ャトル装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のプリンタのシャトル装置は、実施例を説明
するための図1に示されるように、印字ヘッド11が取
り付けられてガイド手段2に沿って移動自在に設けられ
た印字シャトル12と、上記印字シャトル12に取り付
けられた永久磁石15と、上記永久磁石15に対向して
上記永久磁石15との間に隙間をあけて不動部材1に固
定された電磁コイル16とを設けたことを特徴とする。
【0009】なお、上記永久磁石15を希土類磁石によ
り形成するとよく、また、上記印字シャトル12と連動
して上記印字シャトル12と平行に逆方向に運動させる
ためのバランスシャトル22が設けられている場合に、
上記バランスシャトル22には上記希土類磁石より磁性
の弱い磁性体からなる低磁永久磁石125を取り付け、
上記低磁永久磁石125に対向して上記低磁永久磁石1
25との間に隙間をあけて電磁コイル26を固設しても
よい。
【0010】また、上記永久磁石15を、上記印字シャ
トル12に設けられたヨーク14に取り付け、上記ヨー
ク14の端部を、上記永久磁石15との間に隙間をあけ
て上記永久磁石15の側方に曲げて形成してもよく、上
記永久磁石15を取り付けたヨーク114が磁気閉回路
を形成するようにしてもよい。
【0011】そして、上記永久磁石15が取り付けられ
た上記印字シャトル12を囲むように磁気シールドカバ
ー30を設けてもよい。
【0012】
【作用】印字シャトル12に取り付けられた永久磁石1
5による磁界の中にある電磁コイル16に電流を流す
と、フレミング左手の法則に基づく推力が電磁コイル1
6に発生する。
【0013】しかし、電磁コイル16は不動部材1に固
設されているので、その推力の反力が永久磁石15側に
作用して、印字シャトル12がガイド手段2に沿って移
動する。そして、電磁コイル16に与える電流を制御す
ることによって、印字シャトル12を往復動させること
ができる。
【0014】
【実施例】図面を参照して実施例を説明する。図1ない
し図3は本発明を適用したラインプリンタの第1の実施
例を示しており、図1は側面断面図、図2は平面図、図
3は斜視図である。
【0015】1は、図示されていない筐体に取り付けら
れたベースフレームであり、一対のステーシャフト2,
3の両端が、横向きに平行にベースフレーム1に固定さ
れている。ただし、図3にはベースフレーム1の図示は
省略されている。
【0016】中央付近に配置された第1のステーシャフ
ト2には、多数の印字ピンを並べた印字ヘッド11を搭
載した印字シャトル12が摺動自在に嵌合している。印
字シャトル12は、ベースフレーム1上を走行可能なロ
ーラ13と第1のステーシャフト2によって支えられて
いる。
【0017】印字ヘッド11は、例えば電磁釈放型のも
のであり、印字ピンにより1ドット単位で印字を行う6
個の印字エレメントを、前後2段に且つ上下対称に配置
した24ピン型の印字ヘッドアセンブリ11aが、横一
列に例えば12組並べられている。
【0018】印字ピンの先端は、印字ヘッド11で駆動
されて、図1に示される矢印A方向に突出し、用紙搬送
路4を矢印B方向に搬送される印字用紙を、図示されて
いないインクリボンを介して打撃してインパクトドット
印字が行われる。
【0019】印字シャトル12の下部に取り付けられた
平面状の鉄板からなるヨーク14の下面には、厚み方向
を両磁極にした長方形状の板状の多数の永久磁石15
が、第1のステーシャフト2の長手方向に並べて配列さ
れている。
【0020】この永久磁石15としては、例えばサマリ
ウムコバルト等のような磁性の強い希土類磁石が用いら
れている。したがって、フェライト磁石などを用いるの
に比べて薄くて軽量(例えば5分の1の厚さと重さ)に
なっている。
【0021】各永久磁石15は、印字ヘッドアセンブリ
11aの幅より僅かに幅広に形成されていて、図4に示
されるように、N極とS極とが交互になるように11個
連続して配列され、さらに間隔をあけて両端に1個ずつ
配置されている。
【0022】このように、印字シャトル12とそれに取
り付けられた印字ヘッド11及びヨーク14と永久磁石
15等が一体となって、第1のステーシャフト2に沿っ
て移動可能な印字シャトルユニット10が形成されてい
る。
【0023】印字シャトルユニット10に配列された永
久磁石15に対向して、ベースフレーム1に固定された
鉄板からなるコイルベース18上に、永久磁石15との
間に僅かな隙間をあけて電磁コイル16が並べて固定さ
れている。
【0024】このように、永久磁石15と電磁コイル1
6とによって、印字シャトルユニット10駆動用のリニ
アモータ(第1のリニアモータ)が形成されている。1
9は、電磁コイル16に電力を供給するためのリード線
である。
【0025】各電磁コイル16は、渦巻き状に巻かれて
永久磁石15の2倍の幅に形成され、図5に略示される
ように、連続して6個並べられている。なお、図5は略
示図であり、隣り合う電磁コイル16の外縁どうしは接
している。
【0026】6個の電磁コイル16のうち、両端の電磁
コイル16aは、第1のリニアモータの動作を反転させ
るためのものであり、同じリード線に直列に接続されて
いる。一方、その間の4個の電磁コイル16bは、第1
のリニアモータを定速で駆動するためのものであり、両
端の電磁コイル16aとは異なるリード線に2つずつ直
列に接続されている。
【0027】このように構成された第1のリニアモータ
は、永久磁石15による磁界の中にある電磁コイル16
に電流を流すことによって、フレミング左手の法則に基
づく推力が電磁コイル16に発生する。
【0028】しかし電磁コイル16はベースフレーム1
に対して固定されていて動かないので、その推力の反力
が永久磁石15側に作用して、その結果印字シャトルユ
ニット10が第1のステーシャフト2に沿って移動す
る。
【0029】そして、電磁コイル16に与える電流を制
御することによって、印字シャトルユニット10を、第
1のステーシャフト2に沿って高速で往復動させること
ができる。
【0030】また、図2に示されるように、印字シャト
ル12とベースフレーム1とには、透過型の光センサと
スリットとにより形成された位置検出センサ17が設け
られている。ただし、図1及び図3にはその図示は省略
されている。
【0031】第1のステーシャフト2と平行に配置され
た第2のステーシャフト3には、印字シャトル12と同
様に形成されたバランスシャトル22が摺動自在に嵌合
している。
【0032】バランスシャトル22上には印字ヘッド1
1とほぼ同じ重さの重り21が搭載され、下部に取り付
けられたヨーク24の下面には、印字シャトルユニット
10に取り付けられた永久磁石15と同様の永久磁石2
5が並べて取り付けられている。
【0033】23は、ベースフレーム1上を走行するよ
うにバランスシャトル22に回転自在に取り付けられた
ローラであり、バランスシャトル22はこのローラ23
と第2のステーシャフト3によって支えられている。
【0034】このようにして、バランスシャトル22と
それに取り付けられた重り21及びヨーク24と永久磁
石25等によってバランスシャトルユニット20が形成
されている。
【0035】このバランスシャトルユニット20は、一
体となって印字シャトルユニット10と平行に移動する
ことができる。31は、ベースフレーム1上を走行する
ように重りユニット30に回転自在に取り付けられたロ
ーラである。
【0036】バランスシャトル22に配列された永久磁
石25に対向して、その下のベースフレーム1に固定さ
れたコイルベース28上に、永久磁石25との間に僅か
な隙間をあけて、図5に示される電磁コイル16と同様
の電磁コイル26が並べて固定されている。
【0037】このように、永久磁石25と電磁コイル2
6とによって、バランスシャトルユニット20駆動用の
リニアモータ(第2のリニアモータ)が形成されてい
る。29は、電磁コイル26に電力を供給するためのリ
ード線である。
【0038】そして、電磁コイル26に流す電流を制御
することによって、バランスシャトルユニット20を、
第2のステーシャフト3に沿って高速で往復動させるこ
とができる。
【0039】図6は、第1と第2のリニアモータに対す
る回路構成を略示しており、各電磁コイル16,26に
対しては、一つの駆動回路5から同じ駆動電流が供給さ
れ、これによって印字シャトルユニット10とバランス
シャトルユニット20が相対的に逆方向に同じ速度で動
いて、各々高速で往復運動を行うようになっている。
【0040】そのために、永久磁石15,25の極性又
は各電磁コイル16,26の巻き方向のいずれかを、印
字シャトルユニット10とバランスシャトルユニット2
0とで逆にしてある。
【0041】駆動回路5の動作を制御するための制御部
6には、印字シャトルユニット10側の位置検出センサ
17から反転用と定速用の検出信号が入力して、フィー
ドバック制御によって往復動のための制御が行われる。
【0042】また、バランスシャトルユニット20側の
位置検出センサ27から制御部6に入力する検出信号に
よって、バランスシャトルユニット20の暴走の発生等
が監視されている。
【0043】このように構成された上記実施例のプリン
タのシャトル装置においては、第1及び第2のリニアモ
ータともに、電磁コイル16,26がベースフレーム1
側に固定されていて、可動部である印字シャトル12及
びバランスシャトル22には永久磁石15,25が取り
付けられている。
【0044】したがって、リニアモータの出力を増すた
めに電磁コイル16,26の体積を大きくしても可動部
の重量が増大せず、印字シャトル12及びバランスシャ
トル22の往復運動を容易に高速化することができる。
【0045】また、可動部には電磁コイル16,26の
リード線19,29が接続されないので、くり返しの往
復運動によってもリード線19,29が断線してしまう
ような不具合が発生しない。
【0046】そして、永久磁石15,25を磁性の強い
希土類磁石で形成することによって、永久磁石15,2
5を薄く軽量にすることができるので、シャトルユニッ
ト10,20を軽量化し、且つヨーク14,24とコイ
ルベース18,28との間の間隔を狭くして磁束密度を
上げることができ、リニアモータの出力増大と高速化を
実現することができる。
【0047】なお、上記実施例においては、印字シャト
ルユニット10とバランスシャトルユニット20の双方
に本発明を適用した例を示したが、バランスシャトルユ
ニット20が設けられていない装置等においては、印字
シャトルユニット10だけに本発明を適用すればよい。
【0048】図7は本発明の第2の実施例を示してお
り、バランスシャトルユニット20には、印字シャトル
ユニット10側の希土類からなる永久磁石15に比べて
磁性の弱い、例えばフェライト磁石からなる低磁永久磁
石125を取り付けたものである。
【0049】低磁永久磁石125は、希土類磁石と同程
度の磁束密度を得るためには体積を相当に大きくしなけ
ればならず重量が増大する。その結果、図7に示される
ように、バランスシャトル22に重りを載せる必要がな
くなったり、又は小さな重りを載せれば足りるので、効
率の良い構造となり、またフェライト磁石などは希土類
磁石に比べて安価なので装置のコストダウンにもなる。
【0050】図8は本発明の第3の実施例を示してお
り、印字シャトル12に取り付けられたヨーク14の両
端部14aを、永久磁石15から少し間隔をあけて永久
磁石15の側方に折り曲げたものである。
【0051】このようにすることにより、図9に示され
るように、両端の永久磁石15aから側方に漏れる磁束
が、ヨーク14の端部14aを通ってヨーク14に伝え
られるので外部に漏れなくなる。
【0052】したがって、漏れ磁束が印字シャトルユニ
ット10の往復運動によって振動して周囲に磁場の変動
を起こし、例えば各種ディスプレイ装置の画面を不安定
化させてしまうというような周辺への悪影響をなくすこ
とができる。
【0053】図10及び図11は、本発明の第4及び第
5の実施例を示しており、永久磁石15を取り付けるよ
うに印字シャトル12に設けられたヨークを、磁気閉回
路となる構造にしたものである。
【0054】第1の実施例に示されたような平板状のヨ
ーク14でも、その厚さを十分に厚くすることができれ
ば、永久磁石15取り付け面の反対側の面から磁束漏れ
は発生しない。
【0055】しかし、リニアモータの負荷を最小限にす
るためにヨーク14は必ずしも十分に厚くすることがで
きず、また、印字シャトル12に固定するために穿けら
れた孔などのために、ヨーク14の裏側への磁束漏れを
完全に無くすことができない場合が少なくない。
【0056】そこで、図10に示される第4の実施例に
おいては、永久磁石15が取り付けられたヨーク114
を環状に形成し、図11に示される第5の実施例では、
永久磁石15が取り付けられた平板状のヨーク14の外
側に櫛歯状に多数の足を有する補助ヨーク214を重ね
合わせて、各々ヨークの構造を磁気閉回路にしたもので
ある。
【0057】このような構造をとることによって、何ら
かの原因で発生する漏れ磁束を、ヨーク内に閉じ込めて
外部に出ないようにすることができ、周囲の磁場に変動
をきたさない。
【0058】なお、図8ないし図11に示される第3な
いし第5の実施例においては印字シャトルユニット10
のヨークについて説明したが、バランスシャトルユニッ
トが設けられていればそのヨークにも同様の構造をとる
とよいことはもちろんである。
【0059】図12は本発明の第6の実施例を示してお
り、印字シャトルユニット10全体を、例えば鉄板によ
って形成された磁気シールドカバー30で覆ったもので
ある。50はプリンタ装置の筐体である。
【0060】通常、装置にはカバー類がある。そこで、
そのカバーの材料が磁性体であって漏れ磁束の量がその
カバーを飽和しなければ、カバー類をできる限り連結し
て閉回路の磁気シールドカバーを形成することによっ
て、磁気シールドの効果は十分である。
【0061】カバー類がプラスチック等で形成されてい
る場合や、カバー類だけでは磁束が飽和してシールド効
果が完全でない場合には、その内側にさらに磁性材から
なる磁気シールドカバー30によって閉回路を作る必要
がある。
【0062】このように磁気シールドカバー30により
漏れ磁束が外部へ出ないようにする構造は、装置の必要
部材であるカバー類を利用することが可能であり、リニ
アモータの負荷を増すこともないので非常に効率的であ
る。
【0063】なお、バランスシャトルユニット20が設
けられている装置では、バランスシャトルユニット20
も、印字シャトルユニット10と同じ又は別の磁気シー
ルドカバー30で覆うとよい。
【0064】
【発明の効果】本発明のプリンタのシャトル装置によれ
ば、可動部である印字シャトルに永久磁石を取り付け
て、電磁コイルを固定部に設けたことにより、電磁コイ
ルの体積を大きくしても可動部の重量が増大しないの
で、必要に応じてリニアモータの出力を増して、印字シ
ャトルの往復運動を容易に高速化することができる。
【0065】また、可動部に電磁コイルのリード線が接
続されないので、くり返しの往復運動によるリード線の
断線等がなく、優れた耐久性と信頼性を得ることができ
る。そして、永久磁石を磁性の高い希土類磁石で形成す
ることによって、印字シャトルユニットの軽量化と磁束
密度アップが可能であり、容易に高速化を達成すること
ができる。
【0066】また、ヨークの両端を曲げ、あるいはヨー
クを磁気閉回路構造にし、又は磁気シールドカバーを設
けることにより、外部への磁束漏れを無くして周辺への
悪影響を防ぐことができる。
【0067】また、バランスシャトル側に低磁永久磁石
を用いれば、バランスシャトルに取り付ける重りを減ら
して効率のよい構造をとることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の側面断面図である。
【図2】第1の実施例の平面図である。
【図3】第1の実施例の斜視図である。
【図4】第1の実施例の永久磁石の平面図である。
【図5】第1の実施例の電磁コイルの平面図である。
【図6】第1の実施例の回路構成の略示図である。
【図7】第2の実施例の斜視図である。
【図8】第3の実施例の斜視図である。
【図9】第3の実施例の部分正面図である。
【図10】第4の実施例の部分斜視図である。
【図11】第5の実施例の部分斜視図である。
【図12】第6の実施例の斜視図である。
【符号の説明】
1 ベースフレーム(不動部材) 2 ステーシャフト(ガイド手段) 10 印字シャトルユニット 11 印字ヘッド 12 印字シャトル 15 永久磁石 16 電磁コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/245 B41J 19/18 B41J 19/30 H01F 7/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字ヘッドが取り付けられてガイド手段に
    沿って移動自在に設けられた印字シャトルと、 上記印字シャトルに取り付けられた希土類磁石からなる
    永久磁石と、 上記永久磁石に対向して上記永久磁石との間に隙間をあ
    けて不動部材に固定された電磁コイルと、 上記印字シャトルと連動して上記印字シャトルと平行に
    逆方向に運動させるためのバランスシャトルと、 上記希土類磁石より磁性の弱い磁性体からなり、上記バ
    ランスシャトルに取り付けられた低磁永久磁石と、 上記低磁永久磁石に対向して上記低磁永久磁石との間に
    隙間をあけて上記不動部材に固定された電磁コイル とを
    設けたことを特徴とするプリンタのシャトル装置。
  2. 【請求項2】 上記永久磁石が、上記印字シャトルに設け
    られたヨークに取り付けられていて、上記ヨークの端部
    が上記永久磁石との間に隙間をあけて上記永久磁石の側
    方に曲げて形成されている請求項1記載のプリンタのシ
    ャトル装置。
  3. 【請求項3】 上記永久磁石が、上記印字シャトルに設け
    られたヨークに取り付けられていて、上記ヨークが磁気
    閉回路を形成している請求項1記載のプリンタのシャト
    ル装置。
  4. 【請求項4】 上記永久磁石が取り付けられた上記印字シ
    ャトルを囲む磁気シールドカバーが設けられている請求
    項1、2又は3記載のプリンタのシャトル装置。
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