JP2834830B2 - 感圧複写紙用減感インキ - Google Patents
感圧複写紙用減感インキInfo
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- JP2834830B2 JP2834830B2 JP5062590A JP5062590A JP2834830B2 JP 2834830 B2 JP2834830 B2 JP 2834830B2 JP 5062590 A JP5062590 A JP 5062590A JP 5062590 A JP5062590 A JP 5062590A JP 2834830 B2 JP2834830 B2 JP 2834830B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、感圧複写紙用減感インキに関するものであ
る。
る。
感圧複写紙は、クリスタルバイオレットラクトンのよ
うな電子供与性発色剤(以下、発色剤という)と芳香族
カルボン酸の多価金属塩のような電子受容性呈色剤(以
下、呈色剤という)との発色反応を利用したもので、発
色剤含有マイクロカプセルを基紙を裏面に塗布した上用
紙、呈色剤を基紙の表面に塗布した下用紙とを各々の塗
布面が対向するように重ね、上用紙の表面をタイプライ
ター等で加圧すると下用紙に発色像を得ることができる
ものである。
うな電子供与性発色剤(以下、発色剤という)と芳香族
カルボン酸の多価金属塩のような電子受容性呈色剤(以
下、呈色剤という)との発色反応を利用したもので、発
色剤含有マイクロカプセルを基紙を裏面に塗布した上用
紙、呈色剤を基紙の表面に塗布した下用紙とを各々の塗
布面が対向するように重ね、上用紙の表面をタイプライ
ター等で加圧すると下用紙に発色像を得ることができる
ものである。
更に、多数枚複写を望む場合は、基紙の表面に呈色剤
を、そして裏面にマイクロカプセルを各々塗布した中用
紙を、上用紙と下用紙の間に必要な枚数だけ挿入するこ
とにより多数枚の複写を得ることができる。
を、そして裏面にマイクロカプセルを各々塗布した中用
紙を、上用紙と下用紙の間に必要な枚数だけ挿入するこ
とにより多数枚の複写を得ることができる。
更に、感圧複写紙の一種に上記のマイクロカプセルと
呈色剤を積層又は混合層として形成したいわゆる単体感
圧複写紙がある。
呈色剤を積層又は混合層として形成したいわゆる単体感
圧複写紙がある。
このような感圧複写紙が伝票などに使用される場合、
複数枚重ね合わせた伝票の第1枚目の用紙に記入する文
字などが下部の用紙のある部分には複写されない様にす
ることがしばしば要求される。
複数枚重ね合わせた伝票の第1枚目の用紙に記入する文
字などが下部の用紙のある部分には複写されない様にす
ることがしばしば要求される。
このような要求に対し、感圧複写紙の特定区域の発色
を阻止する目的で、発色反応を阻止する減感剤を適当な
ビヒクルと共にインキ化し、これを呈色剤の塗布面に印
刷する方法が採られている。
を阻止する目的で、発色反応を阻止する減感剤を適当な
ビヒクルと共にインキ化し、これを呈色剤の塗布面に印
刷する方法が採られている。
減感印刷は、減感剤、顔料、ビヒクル等から成る減感
インキを活版、オフセット、フレキソ方式等で印刷する
ことにより行われるが、実用上、種々の問題がある。
インキを活版、オフセット、フレキソ方式等で印刷する
ことにより行われるが、実用上、種々の問題がある。
例えば、光が当たったり、熱が加わったり或いは高湿
度条件下におかれた場合、減感効果が低下する。また所
望の用紙の特定部分に塗布された減感剤が隣接する他の
用紙の複写所望部分に転移し、必要箇所以外に減感効果
が波及するという難点があった。
度条件下におかれた場合、減感効果が低下する。また所
望の用紙の特定部分に塗布された減感剤が隣接する他の
用紙の複写所望部分に転移し、必要箇所以外に減感効果
が波及するという難点があった。
これらの問題やインキセット性、印刷のスピード化、
そして溶剤臭の防止等から光硬化型の減感インキの使用
も普及してきている。
そして溶剤臭の防止等から光硬化型の減感インキの使用
も普及してきている。
この光硬化剤の減感インキは、例えば特公昭55−1039
7号公報、特開昭52−52706号公報、特開昭52−60713号
公報、特開昭52−62512号公報、特公昭56−42479号公
報、特公昭60−50599号公報、特公昭61−7954号公報、
特開昭54−26109号公報、特開平−105776号公報等にも
各種提案されている。
7号公報、特開昭52−52706号公報、特開昭52−60713号
公報、特開昭52−62512号公報、特公昭56−42479号公
報、特公昭60−50599号公報、特公昭61−7954号公報、
特開昭54−26109号公報、特開平−105776号公報等にも
各種提案されている。
しかし、従来の光硬化性の減感インキは、硬化性、減
感性、インキの経時的安定性、特にオフセット印刷適性
等の点で未だ満足し得るものではない。というのが現状
である。
感性、インキの経時的安定性、特にオフセット印刷適性
等の点で未だ満足し得るものではない。というのが現状
である。
そこで、本発明者等は従来の光硬化性の減感インキ
が、上記のような難点を有している理由については、硬
化性の樹脂と減感剤との相溶性の悪さにその原因がある
のではないかとの観点から検討を行い、本発明を完成し
たものである。
が、上記のような難点を有している理由については、硬
化性の樹脂と減感剤との相溶性の悪さにその原因がある
のではないかとの観点から検討を行い、本発明を完成し
たものである。
本発明は、上記のような従来の光硬化型の減感インキ
の有する問題を解決し、インキの経時的増粘傾向が少な
く(ポットライフが長い)、光照射による硬化時間が短
く、オフセット印刷適性に優れた感圧複写紙用光硬化型
減感インキを提供することを目的とする。
の有する問題を解決し、インキの経時的増粘傾向が少な
く(ポットライフが長い)、光照射による硬化時間が短
く、オフセット印刷適性に優れた感圧複写紙用光硬化型
減感インキを提供することを目的とする。
本発明は、光硬化性のエチレン性不飽和二重結合を有
する化合物を使用する感圧複写紙用減感インキに於い
て、減感剤としてピペラジン類にアルキレンオキサイド
及び/又は芳香族オキシランを付加せしめて得られる反
応生成物を含有することを特徴とする光硬化性の感圧複
写紙用減感インキである。
する化合物を使用する感圧複写紙用減感インキに於い
て、減感剤としてピペラジン類にアルキレンオキサイド
及び/又は芳香族オキシランを付加せしめて得られる反
応生成物を含有することを特徴とする光硬化性の感圧複
写紙用減感インキである。
本発明の減感インキに含まれる減感剤は、ピペラジン
類にアルキレンオキサイド及び/又は芳香族オキシラン
を付加せしめて得られる反応生成物である。
類にアルキレンオキサイド及び/又は芳香族オキシラン
を付加せしめて得られる反応生成物である。
ピペラジン類の具体的な例としては、ピペラジン、N
−メチルピペラジン、N−アミノエチルピペラジン、N
−アミノプロピルピペラジン、N,N′−ビスアミノエチ
ルピペラジン、N,N′−ビスアミノプロピルピペラジ
ン、N−(2−ブテニル)−N′,N″−ビスアミノエチ
ルピペラジン、1−アミノ−4−メチルピペラジン、N
−ヒドロキシエトキシエチルピペラジン、ホモピペラジ
ン、N−メチルホモピペラジン、N−アシルホモピペラ
ジン、N−カルベトキシピペラジン、N−ホルミルピペ
ラジン等がある。
−メチルピペラジン、N−アミノエチルピペラジン、N
−アミノプロピルピペラジン、N,N′−ビスアミノエチ
ルピペラジン、N,N′−ビスアミノプロピルピペラジ
ン、N−(2−ブテニル)−N′,N″−ビスアミノエチ
ルピペラジン、1−アミノ−4−メチルピペラジン、N
−ヒドロキシエトキシエチルピペラジン、ホモピペラジ
ン、N−メチルホモピペラジン、N−アシルホモピペラ
ジン、N−カルベトキシピペラジン、N−ホルミルピペ
ラジン等がある。
また、アルキレンオキサイドとしては、エチレンオキ
サイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド、
エピクロルヒドリン、長鎖α−オレフィンオキサイド
(例えばC16〜C18α−オレフィンオキサイド)等があげ
られる。好ましくはプロピレンオキサイド、ブチレンオ
キサイドである。
サイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド、
エピクロルヒドリン、長鎖α−オレフィンオキサイド
(例えばC16〜C18α−オレフィンオキサイド)等があげ
られる。好ましくはプロピレンオキサイド、ブチレンオ
キサイドである。
これらは単独あるいは組み合わせて用いられ、組み合
わせて用いる場合の配列順序はランダムでもブロックで
も良い。
わせて用いる場合の配列順序はランダムでもブロックで
も良い。
芳香族オキシランとしては、下記一般式 (R1,R2,R3,R4は水素、アルキルまたはアリール基で、
そのうち少なくとも1つは炭素数6以上のアリール基を
示す)で示される化合物で、例えばスチレンオキサイ
ド、α−メチルスチレンオキサイド、ベンジルオキシラ
ン、イソプロピルベンジルオキシラン、3,4−ジメトキ
シフェネチルオキシランなどがあげられる。好ましくは
スチレンオキサイドである。これらは単独あるいは組み
合わせて用いられ、組み合わせて用いる場合の配列順序
はランダムでもブロックでも良い。
そのうち少なくとも1つは炭素数6以上のアリール基を
示す)で示される化合物で、例えばスチレンオキサイ
ド、α−メチルスチレンオキサイド、ベンジルオキシラ
ン、イソプロピルベンジルオキシラン、3,4−ジメトキ
シフェネチルオキシランなどがあげられる。好ましくは
スチレンオキサイドである。これらは単独あるいは組み
合わせて用いられ、組み合わせて用いる場合の配列順序
はランダムでもブロックでも良い。
また、前記アルキレンオキサイドと組み合わせて使用
しても良く、付加される順序も特に限定されるものでは
ないが、アルキレンオキサイドを付加させた後、一部も
しくは全部の連鎖末端に芳香族オキシランを付加させる
のが好ましい。
しても良く、付加される順序も特に限定されるものでは
ないが、アルキレンオキサイドを付加させた後、一部も
しくは全部の連鎖末端に芳香族オキシランを付加させる
のが好ましい。
これらの付加モル数は、ピペラジン類の活性水素がな
くある量であれば、特に限定されるものではないが、通
常活性水素1個当たり平均1〜10モル付加される。
くある量であれば、特に限定されるものではないが、通
常活性水素1個当たり平均1〜10モル付加される。
付加は、例えばピペラジン類に無触媒ないしアルカリ
触媒もしくは酸触媒の存在下、100ないし150℃で常圧も
しくは加圧下でアルキレンオキサイド及び/又は芳香族
オキシランを反応させることにより行われる。
触媒もしくは酸触媒の存在下、100ないし150℃で常圧も
しくは加圧下でアルキレンオキサイド及び/又は芳香族
オキシランを反応させることにより行われる。
本発明において用いられる光硬化性のエチレン性不飽
和二重結合を少なくとも一個有する化合物としては、ポ
リエステルアクリレート、エポキシアクリレート、ポリ
ウレタンアクリレート、ポリエーテルアクリレート、オ
リゴアクリレート、アルキッドアクリレート、ポリオー
ルアクリレートなどのプレポリマー、ラウリルアクリレ
ート、2−エチルヘキシルアクリレート、2−ヒドロキ
シエチルアクリレートなどの単官能アクリレート、ジエ
チレングリコールジメタクリレート、ジエチレングリコ
ールジアクリレートなどの2官能モノマー、トリメチロ
ールプロパントリアクリレート、トリメチロールエタン
トリメタクリレートなどの多官能モノマー等があげら
れ、これらは単独あるいは組み合わせて用いられる。
和二重結合を少なくとも一個有する化合物としては、ポ
リエステルアクリレート、エポキシアクリレート、ポリ
ウレタンアクリレート、ポリエーテルアクリレート、オ
リゴアクリレート、アルキッドアクリレート、ポリオー
ルアクリレートなどのプレポリマー、ラウリルアクリレ
ート、2−エチルヘキシルアクリレート、2−ヒドロキ
シエチルアクリレートなどの単官能アクリレート、ジエ
チレングリコールジメタクリレート、ジエチレングリコ
ールジアクリレートなどの2官能モノマー、トリメチロ
ールプロパントリアクリレート、トリメチロールエタン
トリメタクリレートなどの多官能モノマー等があげら
れ、これらは単独あるいは組み合わせて用いられる。
次いで光硬化のために使用する光重合開始剤として
は、アセトフェノン類、ベンジル類、ベンゾイン類、ア
ントラキノン類、オキシム類、キサントン類、チオキサ
ントン類などがある。
は、アセトフェノン類、ベンジル類、ベンゾイン類、ア
ントラキノン類、オキシム類、キサントン類、チオキサ
ントン類などがある。
本発明の減感インキを構成するには、これらの他の粘
度や反応性の調節を目的としてビヒクル、樹脂、顔料等
を用いることも出来る。
度や反応性の調節を目的としてビヒクル、樹脂、顔料等
を用いることも出来る。
ビヒクルおよび樹脂としては、アマニ油等の乾性油、
マレイン油等の合成乾性油、鉱油、パラフィン油、アル
キッド樹脂、ポリアミド樹脂、ケトン樹脂、マレイン酸
樹脂、フェノール樹脂、エチルセルロース、ニトロセル
ロース、アクリル樹脂等の合成樹脂等を一種ないしは混
合して用いても良い。
マレイン油等の合成乾性油、鉱油、パラフィン油、アル
キッド樹脂、ポリアミド樹脂、ケトン樹脂、マレイン酸
樹脂、フェノール樹脂、エチルセルロース、ニトロセル
ロース、アクリル樹脂等の合成樹脂等を一種ないしは混
合して用いても良い。
顔料としては、酸化チタン、酸化亜鉛、硫酸バリウ
ム、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸バリウ
ム、水酸化マグネシウム、タルク、シリカ等公知の顔料
が、一種ないしは混合して用いられる。
ム、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸バリウ
ム、水酸化マグネシウム、タルク、シリカ等公知の顔料
が、一種ないしは混合して用いられる。
更に酸化防止剤、重合禁止剤、分散剤等も適宜用いら
れる。
れる。
上記の組成物より減感インキを構成するには、これら
諸成分を混合、或いは必要に応じて加熱溶解したり、ま
たは3本ロール、サンドミル等を用いて混練することに
よって調製することができる。
諸成分を混合、或いは必要に応じて加熱溶解したり、ま
たは3本ロール、サンドミル等を用いて混練することに
よって調製することができる。
感圧複写紙の呈色剤含有層面に適用される減感インキ
の量は、呈色剤の種類及び塗布量や、減感剤の種類およ
び適用方法などにより異なり、特に限定されるものでは
ないが、通常、減感剤成分として好ましくは0.1〜5g/m2
程度、より好ましくは0.2〜1g/m2の範囲で適用される。
因みに塗布量が少ないと減感効果が乏しい。逆に塗布量
を多くしても一定量を超えると、より良い効果が得られ
ないため、必要性に乏しい。
の量は、呈色剤の種類及び塗布量や、減感剤の種類およ
び適用方法などにより異なり、特に限定されるものでは
ないが、通常、減感剤成分として好ましくは0.1〜5g/m2
程度、より好ましくは0.2〜1g/m2の範囲で適用される。
因みに塗布量が少ないと減感効果が乏しい。逆に塗布量
を多くしても一定量を超えると、より良い効果が得られ
ないため、必要性に乏しい。
本発明で照射する光としては、通常紫外線が用いられ
るが、他の放射線や電子線であっても良い。電子線を使
用する場合には光重合開始剤はなくてもよい。
るが、他の放射線や電子線であっても良い。電子線を使
用する場合には光重合開始剤はなくてもよい。
而して、本発明は、光硬化性のエチレン性不飽和二重
結合を有する化合物を使用する減感インキに於いて、減
感剤として前記の光硬化性の樹脂に対して相溶性に優れ
ているピペラジン類にアルキレンオキサイド及び/又は
芳香族オキシランを付加せしめて得られる反応生成物を
使用したことにより、従来の光硬化性の感圧複写紙用減
感インキに比して、硬化反応性がよくて硬化時間が短く
なり、減感効果も優れ、インキの経時的安定性に優れ
(経時的増粘傾向が少なくポットライフが長い)、減感
剤のマイグレーションがなく、疎水性と親水性のバラン
スが良いためオフセット印刷適性に優れたものが得られ
ることを確認することができた。
結合を有する化合物を使用する減感インキに於いて、減
感剤として前記の光硬化性の樹脂に対して相溶性に優れ
ているピペラジン類にアルキレンオキサイド及び/又は
芳香族オキシランを付加せしめて得られる反応生成物を
使用したことにより、従来の光硬化性の感圧複写紙用減
感インキに比して、硬化反応性がよくて硬化時間が短く
なり、減感効果も優れ、インキの経時的安定性に優れ
(経時的増粘傾向が少なくポットライフが長い)、減感
剤のマイグレーションがなく、疎水性と親水性のバラン
スが良いためオフセット印刷適性に優れたものが得られ
ることを確認することができた。
「実施例」 以下に本発明の実施例を記載するが、勿論これらに限
定されるものではない。なお、例中の部は特に断らない
限り、重量部を示す。
定されるものではない。なお、例中の部は特に断らない
限り、重量部を示す。
実施例1 1,4−ビスアミノプロピルピペラジンに、ブチレンオ
キサイドを次いでプロピレンオキサイドを付加させた減
感剤化合物30部、光重合開始剤として2−メチル−〔4
−(メチルチオ)フェニル〕−2−モリフォリノ−1−
プロパノン5部、ポリエステルアクリレート(サンノプ
コ社製、商品名:フォトマー5018)45部、アクリレート
モノマー(サンノプコ社製、商品名:フォトマー4127−
SN)5部、酸化チタン15部からなる減感インキを調製し
た。
キサイドを次いでプロピレンオキサイドを付加させた減
感剤化合物30部、光重合開始剤として2−メチル−〔4
−(メチルチオ)フェニル〕−2−モリフォリノ−1−
プロパノン5部、ポリエステルアクリレート(サンノプ
コ社製、商品名:フォトマー5018)45部、アクリレート
モノマー(サンノプコ社製、商品名:フォトマー4127−
SN)5部、酸化チタン15部からなる減感インキを調製し
た。
このインキを感圧複写用中用紙(神崎製紙(株)製,
商品名;KSコピーブライト)の呈色剤層面にビジネスフ
ォーム印刷機(明製作所製、17BH)を用いて、盛り量3g
/m2となるようにオフセット印刷した。
商品名;KSコピーブライト)の呈色剤層面にビジネスフ
ォーム印刷機(明製作所製、17BH)を用いて、盛り量3g
/m2となるようにオフセット印刷した。
紫外線照射装置(高圧水銀ランプ)で処理するとイン
キは瞬時に乾燥した。
キは瞬時に乾燥した。
減感インキの経時的粘度(ポットライフ)、減感効
果、感圧複写紙に印刷し光照射した時の乾燥性、及びオ
フセット印刷適性の評価結果は、第1表に示す。
果、感圧複写紙に印刷し光照射した時の乾燥性、及びオ
フセット印刷適性の評価結果は、第1表に示す。
実施例2 1,4−ビスアミノプロピルピペラジンにスチレンオキ
サイドを付加させた減感剤40部、光重合開始剤として2
−メチル−〔4−(メチルチオ)フェニル〕−2−モル
フォリノ−1−プロパノン5部、ポリエステルアクリレ
ート(サンノプコ社製、商品名:フォトマー5007)20
部、エポキシアクリレート(サンノプコ社製、商品名:
フォトマー3016)15部、アクリレートモノマー(サンノ
プコ社製、商品名:フォトマー4039)5部、酸化チタン
15部からなる減感インキを調製した。
サイドを付加させた減感剤40部、光重合開始剤として2
−メチル−〔4−(メチルチオ)フェニル〕−2−モル
フォリノ−1−プロパノン5部、ポリエステルアクリレ
ート(サンノプコ社製、商品名:フォトマー5007)20
部、エポキシアクリレート(サンノプコ社製、商品名:
フォトマー3016)15部、アクリレートモノマー(サンノ
プコ社製、商品名:フォトマー4039)5部、酸化チタン
15部からなる減感インキを調製した。
このインキを実施例1と同様にして印刷し、紫外線照
射するとインキは瞬時に乾燥した。
射するとインキは瞬時に乾燥した。
なお、減感インキの経時的粘度(ポットライフ)、減
感効果、減圧複写紙に印刷し光照射した時の乾燥性、及
びオフセット印刷適性は第1表に示した。
感効果、減圧複写紙に印刷し光照射した時の乾燥性、及
びオフセット印刷適性は第1表に示した。
実施例3 N−アミノエチルピペラジンにブチレンオキサイドを
付加させた減感剤30部、光重合開始剤として2−メチル
−〔4−(メチルチオ)フェニル〕−2−モルフォリノ
−1−プロパノン3部、エポキシアクリレート(サンノ
プコ社製、商品名:フォトマー3016)45部、アクリレー
トモノマー(サンノプコ社製、商品名:フォトマー4149
−SN)7部、酸化チタン15部からなる減感インキを調製
した。
付加させた減感剤30部、光重合開始剤として2−メチル
−〔4−(メチルチオ)フェニル〕−2−モルフォリノ
−1−プロパノン3部、エポキシアクリレート(サンノ
プコ社製、商品名:フォトマー3016)45部、アクリレー
トモノマー(サンノプコ社製、商品名:フォトマー4149
−SN)7部、酸化チタン15部からなる減感インキを調製
した。
このインキを実施例1と同様にして印刷し、紫外線照
射するとインキは瞬時に乾燥した。
射するとインキは瞬時に乾燥した。
なお、減感インキの経時的粘度(ポットライフ)、減
感効果、感圧複写紙に印刷し光照射した時の乾燥性、及
びオフセット印刷適性は第1表に示した。
感効果、感圧複写紙に印刷し光照射した時の乾燥性、及
びオフセット印刷適性は第1表に示した。
実施例4 N−アミノエチルピペラジンにプロピレンオキサイド
を次いでスチレンオキサイドを付加させた減感剤30部、
光重合開始剤として2−メチル−〔4−(メチルチオ)
フェニル〕−2−モルフォリノ−1−プロパノン3部、
エポキシアクリレート(サンノプコ社製、商品名:フォ
トマー3016)45部、アクリレートモノマー(サンノプコ
社製、商品名:フォトマー4149−SN)7部、酸化チタン
15部からなる減感インキを調製した。
を次いでスチレンオキサイドを付加させた減感剤30部、
光重合開始剤として2−メチル−〔4−(メチルチオ)
フェニル〕−2−モルフォリノ−1−プロパノン3部、
エポキシアクリレート(サンノプコ社製、商品名:フォ
トマー3016)45部、アクリレートモノマー(サンノプコ
社製、商品名:フォトマー4149−SN)7部、酸化チタン
15部からなる減感インキを調製した。
このインキを実施例1と同様にして印刷し、紫外線照
射するとインキは瞬時に乾燥した。
射するとインキは瞬時に乾燥した。
なお、減感インキの経時的粘度(ポットライフ)、減
感効果、感圧複写紙に印刷し光照射した時の乾燥性、及
びオフセット印刷適性は第1表に示した。
感効果、感圧複写紙に印刷し光照射した時の乾燥性、及
びオフセット印刷適性は第1表に示した。
比較例1 実施例1の減感剤をエチレンジアミンのブチレンオキ
サイド付加物に変えた以外は実施例1と同様にして印刷
した。
サイド付加物に変えた以外は実施例1と同様にして印刷
した。
なお、減感インキの経時的粘度(ポットライフ)、減
感効果、感圧複写紙に印刷し光照射した時の乾燥性、及
びオフセット印刷適性は第1表の如くであった。
感効果、感圧複写紙に印刷し光照射した時の乾燥性、及
びオフセット印刷適性は第1表の如くであった。
比較例2 実施例1の減感剤を1,2−ジアミノプロパンのプロピ
レンオキサイド、ブチレンオキサイド付加物に変えた以
外は実施例1と同様にして印刷した。
レンオキサイド、ブチレンオキサイド付加物に変えた以
外は実施例1と同様にして印刷した。
なお、減感インキの経時的粘度(ポットライフ)、減
感効果、感圧複写紙に印刷し光照射した時の乾燥性、及
びオフセット印刷適性は第1表の如くであった。
感効果、感圧複写紙に印刷し光照射した時の乾燥性、及
びオフセット印刷適性は第1表の如くであった。
〔評価方法〕 ポットライフ 減感インキを製造した日から3月経過した時のインキ
の粘度状態。
の粘度状態。
○…粘度上昇が全くない。
×…粘度が上昇して使用出来ない状態。
減感効果 中用紙の減感インキ印刷部と上用紙の発色剤塗布面が
対向するように重ね合せ、タイプライターで印字した時
の減感インキ印刷部の発色性で判断した。
対向するように重ね合せ、タイプライターで印字した時
の減感インキ印刷部の発色性で判断した。
○…発色反応は全くない。
△…少し発色反応があるが使用可能。
×…かなり発色反応があり、実用上問題があ
る。
る。
乾燥性(光照射した時のインキの乾燥状態) 紫外線照射直後の減感インキ印刷部の乾燥程度で判断
した。
した。
○…瞬時に乾燥した。
△…少しべとついているが使用可能。
×…べとべとしており、実用上問題がある。
オフセット印刷適性 100m/min.のスピードで1000m印刷した後のブランケッ
トの汚れの程度で判断した ○…汚れは全くない。
トの汚れの程度で判断した ○…汚れは全くない。
△…少し汚れが認められるが、使用可能。
×…かなり汚れており、実用上問題がある。
本発明の減感インキは、第1表から明らかな様に、ポ
ットライフ、減感効果、インキ乾燥性、オフセット印刷
適性に優れた減感インキであった。
ットライフ、減感効果、インキ乾燥性、オフセット印刷
適性に優れた減感インキであった。
Claims (1)
- 【請求項1】光硬化性のエチレン性不飽和二重結合を有
する化合物を使用する感圧複写紙用減感インキに於い
て、減感剤としてピペラジン類にアルキレンオキサイド
及び/又は芳香族オキシランを付加せしめて得られる反
応生成物を含有することを特徴とする光硬化性の感圧複
写紙用減感インキ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5062590A JP2834830B2 (ja) | 1990-02-27 | 1990-02-27 | 感圧複写紙用減感インキ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5062590A JP2834830B2 (ja) | 1990-02-27 | 1990-02-27 | 感圧複写紙用減感インキ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03250072A JPH03250072A (ja) | 1991-11-07 |
JP2834830B2 true JP2834830B2 (ja) | 1998-12-14 |
Family
ID=12864165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5062590A Expired - Fee Related JP2834830B2 (ja) | 1990-02-27 | 1990-02-27 | 感圧複写紙用減感インキ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2834830B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011032385A (ja) * | 2009-08-03 | 2011-02-17 | Teikoku Printing Inks Mfg Co Ltd | 減感インキ及びこれを用いた感圧複写紙 |
CN109135413A (zh) * | 2018-07-06 | 2019-01-04 | 深圳市海中辉新材料科技有限公司 | 一种led-uv胶印哑砂油墨及其制备方法 |
-
1990
- 1990-02-27 JP JP5062590A patent/JP2834830B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03250072A (ja) | 1991-11-07 |
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