JP2834399B2 - 二重化ディスク装置 - Google Patents
二重化ディスク装置Info
- Publication number
- JP2834399B2 JP2834399B2 JP5337262A JP33726293A JP2834399B2 JP 2834399 B2 JP2834399 B2 JP 2834399B2 JP 5337262 A JP5337262 A JP 5337262A JP 33726293 A JP33726293 A JP 33726293A JP 2834399 B2 JP2834399 B2 JP 2834399B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- data
- disk device
- write
- central processing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、中央処理装置に接続
され該中央処理装置から書き込まれた同一データをそれ
ぞれが制御するディスク装置に格納する第1,第2のデ
ィスク制御装置を有する二重化ディスク装置に関するも
のである。
され該中央処理装置から書き込まれた同一データをそれ
ぞれが制御するディスク装置に格納する第1,第2のデ
ィスク制御装置を有する二重化ディスク装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の二重化ディスク装置は、
例えば電力系統を監視制御する電力給電制御装置に採用
され、一方のディスク装置が故障しても他方のディスク
装置が格納するデータを用いて連続して給電を続け、需
要者に対して安定した電力給電を可能としている。
例えば電力系統を監視制御する電力給電制御装置に採用
され、一方のディスク装置が故障しても他方のディスク
装置が格納するデータを用いて連続して給電を続け、需
要者に対して安定した電力給電を可能としている。
【0003】図23はデュープレックスディスク装置と
称される従来の二重化ディスク装置の構成図であり、8
01は中央処理装置にして、二重化ドライバ803を有
するオペレーティングシステム(以下、OSと称す)8
02を備えている。804はシステムバス809を介し
て中央処理装置801に接続された第1のディスク制御
装置、806は第1のディスク制御装置804によって
データの書き込み,読み出しが行われるディスク装置、
805はシステムバス809を介して中央処理装置80
1に接続された第2のディスク制御装置、807は第2
のディスク制御装置805によりデータの書き込み,読
み出しが行われるディスク装置である。
称される従来の二重化ディスク装置の構成図であり、8
01は中央処理装置にして、二重化ドライバ803を有
するオペレーティングシステム(以下、OSと称す)8
02を備えている。804はシステムバス809を介し
て中央処理装置801に接続された第1のディスク制御
装置、806は第1のディスク制御装置804によって
データの書き込み,読み出しが行われるディスク装置、
805はシステムバス809を介して中央処理装置80
1に接続された第2のディスク制御装置、807は第2
のディスク制御装置805によりデータの書き込み,読
み出しが行われるディスク装置である。
【0004】上記第1のディスク制御装置804は中央
処理装置801との通信手段804a、中央処理装置8
01から書き込まれた命令とデータを一時記憶する一時
記憶手段804b、ディスク装置806に対しデータの
書き込み,読み出しを制御するディスク装置制御手段8
04cとを有する構成である。また、第2のディスク制
御装置805も同様の構成であって、通信手段805
a、一時記憶手段805b、ディスク装置制御手段80
5cとを有する構成である。
処理装置801との通信手段804a、中央処理装置8
01から書き込まれた命令とデータを一時記憶する一時
記憶手段804b、ディスク装置806に対しデータの
書き込み,読み出しを制御するディスク装置制御手段8
04cとを有する構成である。また、第2のディスク制
御装置805も同様の構成であって、通信手段805
a、一時記憶手段805b、ディスク装置制御手段80
5cとを有する構成である。
【0005】次に動作について説明する。図24はデー
タ書き込み動作を説明するフローチャートであり、ま
ず、スタート後、中央処理装置801からの書き込み命
令(ディスク装置へデータを書き込む命令,ディスク制
御装置へ制御コマンドを送る命令)とデータサイズ(デ
ィスク装置との入出力データの長さやディスク制御装置
へ送る制御コマンドの長さを表す)およびデータ(ディ
スク装置へ書き込むデータやディスク制御装置へ与える
制御コマンド)とからなる書き込みデータを第1のディ
スク制御装置804の通信手段804aが受取る(ステ
ップST24−1)。通信手段804aは命令をディス
ク装置制御手段804cに送り、データを一時記憶手段
804bに送る(ステップST24−2)。一時記憶手
段804bはデータを一時的に保存する(ステップST
24−3)。
タ書き込み動作を説明するフローチャートであり、ま
ず、スタート後、中央処理装置801からの書き込み命
令(ディスク装置へデータを書き込む命令,ディスク制
御装置へ制御コマンドを送る命令)とデータサイズ(デ
ィスク装置との入出力データの長さやディスク制御装置
へ送る制御コマンドの長さを表す)およびデータ(ディ
スク装置へ書き込むデータやディスク制御装置へ与える
制御コマンド)とからなる書き込みデータを第1のディ
スク制御装置804の通信手段804aが受取る(ステ
ップST24−1)。通信手段804aは命令をディス
ク装置制御手段804cに送り、データを一時記憶手段
804bに送る(ステップST24−2)。一時記憶手
段804bはデータを一時的に保存する(ステップST
24−3)。
【0006】ディスク制御装置804cは命令を解釈
し、ディスク装置806を制御する。また、ディスク制
御装置804cは命令に基づいて、一時記憶手段804
bからデータを取り出してディスク装置806に書き込
む(ステップST24−4)。
し、ディスク装置806を制御する。また、ディスク制
御装置804cは命令に基づいて、一時記憶手段804
bからデータを取り出してディスク装置806に書き込
む(ステップST24−4)。
【0007】上記の処理が終った後、中央処理装置80
1は上記と同じ命令を第2のディスク制御装置805へ
送る。この第2のディスク制御装置805は上記第1の
ディスク制御装置804と同様の動作によってディスク
装置807にデータを書き込む(ステップST24−
5)。
1は上記と同じ命令を第2のディスク制御装置805へ
送る。この第2のディスク制御装置805は上記第1の
ディスク制御装置804と同様の動作によってディスク
装置807にデータを書き込む(ステップST24−
5)。
【0008】図25はデータ読み出し動作を説明するフ
ローチャートであり、まず、中央処理装置801からの
読み出し命令とデータサイズとからなる読み出しデータ
を第1のディスク制御装置804の通信手段804aが
受取る(ステップST25−1)。この通信手段804
aは命令を第1のディスク制御装置804cに送る(ス
テップST25−2)。
ローチャートであり、まず、中央処理装置801からの
読み出し命令とデータサイズとからなる読み出しデータ
を第1のディスク制御装置804の通信手段804aが
受取る(ステップST25−1)。この通信手段804
aは命令を第1のディスク制御装置804cに送る(ス
テップST25−2)。
【0009】この第1のディスク制御装置804cは命
令を解釈し、ディスク装置806からデータを読み出し
該データを一時記憶手段804bに送る(ステップST
25−3)。そして、通信手段804aは一時記憶手段
804bから読み出したデータを中央処理装置801へ
送る(ステップST25−4)。
令を解釈し、ディスク装置806からデータを読み出し
該データを一時記憶手段804bに送る(ステップST
25−3)。そして、通信手段804aは一時記憶手段
804bから読み出したデータを中央処理装置801へ
送る(ステップST25−4)。
【0010】中央処理装置801はディスク制御装置8
04、ディスク装置806が故障の場合、読み出し命令
を第2のディスク制御装置805に送って同様の動作を
行い、一時記憶手段805bから読み出したデータを中
央処理装置801へ送る。
04、ディスク装置806が故障の場合、読み出し命令
を第2のディスク制御装置805に送って同様の動作を
行い、一時記憶手段805bから読み出したデータを中
央処理装置801へ送る。
【0011】図26はミラーディスク装置と称される従
来の二重化ディスク装置の構成図であり、前記図26と
同一部分には同一符号を付して重複説明を省略する。図
26において、808はシステムバス809を介して中
央処理装置801に接続されたディスク制御装置であ
り、中央処理装置801との通信手段808a、中央処
理装置801から書き込まれた命令とデータを一時記憶
する一時記憶手段808b、二重書き制御手段808
c、この二重書き制御手段808cを介して受けた命令
により、ディスク装置806に対しデータの書き込み,
読み出しを制御するディスク制御手段808dおよびデ
ィスク装置807に対しデータの書き込み,読み出しを
制御するディスク制御手段808eとを有する構成であ
る。
来の二重化ディスク装置の構成図であり、前記図26と
同一部分には同一符号を付して重複説明を省略する。図
26において、808はシステムバス809を介して中
央処理装置801に接続されたディスク制御装置であ
り、中央処理装置801との通信手段808a、中央処
理装置801から書き込まれた命令とデータを一時記憶
する一時記憶手段808b、二重書き制御手段808
c、この二重書き制御手段808cを介して受けた命令
により、ディスク装置806に対しデータの書き込み,
読み出しを制御するディスク制御手段808dおよびデ
ィスク装置807に対しデータの書き込み,読み出しを
制御するディスク制御手段808eとを有する構成であ
る。
【0012】次に動作について説明する。図27はデー
タ書き込み動作を説明するフローチャートであり、ま
ず、中央処理装置801からの読み出し命令とデータを
ディスク制御装置808の通信手段808aが受取る
(ステップST27−1)。この通信手段808aは命
令を二重書き制御手段808cに送り、データを一時記
憶手段808bに送る(ステップST27−2)。この
一時記憶手段808bはデータを一時的に保存する(ス
テップST27−3)。
タ書き込み動作を説明するフローチャートであり、ま
ず、中央処理装置801からの読み出し命令とデータを
ディスク制御装置808の通信手段808aが受取る
(ステップST27−1)。この通信手段808aは命
令を二重書き制御手段808cに送り、データを一時記
憶手段808bに送る(ステップST27−2)。この
一時記憶手段808bはデータを一時的に保存する(ス
テップST27−3)。
【0013】上記二重書き制御手段808cは命令を解
釈してディスク装置制御手段808dを制御し、一時記
憶手段808bから読み出したデータを上記ディスク装
置制御手段808dに送る(ステップST27−4)。
このディスク装置制御手段808dは二重書き制御手段
808cからの命令によってディスク装置806を制御
し該二重書き制御手段から受取ったデータを該ディスク
装置に書き込む(ステップST27−5)。
釈してディスク装置制御手段808dを制御し、一時記
憶手段808bから読み出したデータを上記ディスク装
置制御手段808dに送る(ステップST27−4)。
このディスク装置制御手段808dは二重書き制御手段
808cからの命令によってディスク装置806を制御
し該二重書き制御手段から受取ったデータを該ディスク
装置に書き込む(ステップST27−5)。
【0014】次に、二重書き制御手段808cは命令を
解釈してディスク装置制御手段808eを制御し、この
命令に基づいて一時記憶手段808bから読み出したデ
ータをディスク装置制御手段808eに送る(ステップ
ST27−6)。このディスク装置制御手段808eは
二重書き制御手段808cからの命令によってディスク
装置807を制御し、該二重書き制御手段から受取った
データを該ディスク装置に書き込む(ステップST27
−7)。
解釈してディスク装置制御手段808eを制御し、この
命令に基づいて一時記憶手段808bから読み出したデ
ータをディスク装置制御手段808eに送る(ステップ
ST27−6)。このディスク装置制御手段808eは
二重書き制御手段808cからの命令によってディスク
装置807を制御し、該二重書き制御手段から受取った
データを該ディスク装置に書き込む(ステップST27
−7)。
【0015】図28はデータ読み出し動作を説明するフ
ローチャートであり、中央処理装置801から通信手段
808aが命令を受取る(ステップST28−1)。こ
の通信手段808aは二重書き制御手段808cに命令
を送る(ステップST28−2)。この二重書き制御手
段808cは命令を解釈し、ディスク装置制御手段80
8dに命令を送る(ステップST28−3)。
ローチャートであり、中央処理装置801から通信手段
808aが命令を受取る(ステップST28−1)。こ
の通信手段808aは二重書き制御手段808cに命令
を送る(ステップST28−2)。この二重書き制御手
段808cは命令を解釈し、ディスク装置制御手段80
8dに命令を送る(ステップST28−3)。
【0016】ディスク装置制御手段808dはディスク
装置806からデータを読み出し、このデータを二重書
き制御手段808cに送る(ステップST28−4)。
二重書き制御手段808cは送られてきたデータを一時
記憶手段808bに送り一時記憶した後(ステップST
28−5)、通信手段808aを介して一時記憶手段8
08bから読み出したデータを中央処理装置801へ送
る(ステップST28−6)。
装置806からデータを読み出し、このデータを二重書
き制御手段808cに送る(ステップST28−4)。
二重書き制御手段808cは送られてきたデータを一時
記憶手段808bに送り一時記憶した後(ステップST
28−5)、通信手段808aを介して一時記憶手段8
08bから読み出したデータを中央処理装置801へ送
る(ステップST28−6)。
【0017】なお、上記ミラーディスク装置と称される
従来の二重化ディスク装置としては、例えば特開平5−
165579号公報、特開平4−241016号公報、
特開平4−256121号公報に示されたものがある。
従来の二重化ディスク装置としては、例えば特開平5−
165579号公報、特開平4−241016号公報、
特開平4−256121号公報に示されたものがある。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、図23
に示す従来の二重化ディスク装置によれば、中央処理装
置は第1,第2のディスク制御装置に対し、同じデータ
の書き込み動作を2回行わなければならず、この書き込
み動作中は中央処理装置を他の処理に利用できない。つ
まり、中央処理装置の利用効率が低いという問題点があ
った。
に示す従来の二重化ディスク装置によれば、中央処理装
置は第1,第2のディスク制御装置に対し、同じデータ
の書き込み動作を2回行わなければならず、この書き込
み動作中は中央処理装置を他の処理に利用できない。つ
まり、中央処理装置の利用効率が低いという問題点があ
った。
【0019】一方、図26に示す従来の二重化ディスク
装置によれば、中央処理装置は同じデータの書き込み動
作を2回行わなくてよいので、前記の従来装置に比べて
中央処理装置の利用効率はよいが、ディスク制御装置が
故障したときには、二重化ディスク装置全体の使用がで
きなくなるという問題点があった。
装置によれば、中央処理装置は同じデータの書き込み動
作を2回行わなくてよいので、前記の従来装置に比べて
中央処理装置の利用効率はよいが、ディスク制御装置が
故障したときには、二重化ディスク装置全体の使用がで
きなくなるという問題点があった。
【0020】また、上記いずれの従来装置においても、
故障したディスク装置を交換した後、この新しいディス
ク装置にデータを格納するデータ復旧処理と、第1,第
2のディスク装置制御手段によりそれぞれが制御するデ
ィスク装置に同じデータを格納するデータ二重書き処理
とは、互いに意識することなく独立して行われている。
このため、データ復旧処理時に割り込みによって新しい
ディスク装置にも正常なデータが書き込まれた場合、そ
の正常なデータが書き込まれ復旧の必要のない領域につ
いてもデータ復旧処理が行われ、データ復旧処理の効率
が低いという問題点があった。
故障したディスク装置を交換した後、この新しいディス
ク装置にデータを格納するデータ復旧処理と、第1,第
2のディスク装置制御手段によりそれぞれが制御するデ
ィスク装置に同じデータを格納するデータ二重書き処理
とは、互いに意識することなく独立して行われている。
このため、データ復旧処理時に割り込みによって新しい
ディスク装置にも正常なデータが書き込まれた場合、そ
の正常なデータが書き込まれ復旧の必要のない領域につ
いてもデータ復旧処理が行われ、データ復旧処理の効率
が低いという問題点があった。
【0021】更に従来の二重化ディスク装置では、デー
タの読み出し処理の高速化を図る為に、読み出すデータ
のトラック位置に対し、どちらのディスク装置のヘッド
が近いかを判断し、より近い位置にヘッドがあるディス
ク装置からデータを読み出していた。この処理により、
読み出すデータのトラック位置にヘッドを動かすシーク
時間の短縮を図ることができ、データの読み出し速度を
上げることができた。
タの読み出し処理の高速化を図る為に、読み出すデータ
のトラック位置に対し、どちらのディスク装置のヘッド
が近いかを判断し、より近い位置にヘッドがあるディス
ク装置からデータを読み出していた。この処理により、
読み出すデータのトラック位置にヘッドを動かすシーク
時間の短縮を図ることができ、データの読み出し速度を
上げることができた。
【0022】しかし、同一データが格納された2つのデ
ィスク装置からなる二重化ディスク装置においては、例
えばデータの書き込み処理が終了した場合の最終的なヘ
ッドのトラック位置は同一である。そのため、上記のデ
ータの読み出し処理の高速化を行う場合、2つのディス
ク装置のトラック位置が同一のため、どちらのディスク
装置から読み込んでも読み込み速度が変わらないという
問題点があった。
ィスク装置からなる二重化ディスク装置においては、例
えばデータの書き込み処理が終了した場合の最終的なヘ
ッドのトラック位置は同一である。そのため、上記のデ
ータの読み出し処理の高速化を行う場合、2つのディス
ク装置のトラック位置が同一のため、どちらのディスク
装置から読み込んでも読み込み速度が変わらないという
問題点があった。
【0023】この発明は上記のような問題点を解消する
ものであり、中央処理装置の利用効率を高め、データ読
み出し処理の高速化を図ることを目的とする。
ものであり、中央処理装置の利用効率を高め、データ読
み出し処理の高速化を図ることを目的とする。
【0024】
【0025】請求項1記載の発明に係る二重化ディスク
装置は、第1、及び第2のディスク制御装置に対応する
ディスク装置の書き込み・読み出しヘッドの上記ディス
ク装置におけるトラック位置がデータ書き込み終了時に
等しいとき、一方の書き込み・読み出しヘッドのトラッ
ク位置を変更するヘッド位置変更手段を備えたものであ
る。
装置は、第1、及び第2のディスク制御装置に対応する
ディスク装置の書き込み・読み出しヘッドの上記ディス
ク装置におけるトラック位置がデータ書き込み終了時に
等しいとき、一方の書き込み・読み出しヘッドのトラッ
ク位置を変更するヘッド位置変更手段を備えたものであ
る。
【0026】請求項2記載の発明に係る二重化ディスク
装置は、一方のディスク制御装置に対応するディスク装
置にデータ書き込みした後、他方のディスク制御装置に
対応するディスク装置にデータ書き込みする場合、一方
のディスク制御装置に対応するディスク装置の書き込み
・読み出しヘッドの上記ディスク装置におけるトラック
位置をデータ書き込み終了直後に変更するヘッド位置変
更手段を備えたものである。
装置は、一方のディスク制御装置に対応するディスク装
置にデータ書き込みした後、他方のディスク制御装置に
対応するディスク装置にデータ書き込みする場合、一方
のディスク制御装置に対応するディスク装置の書き込み
・読み出しヘッドの上記ディスク装置におけるトラック
位置をデータ書き込み終了直後に変更するヘッド位置変
更手段を備えたものである。
【0027】請求項3記載の発明に係る二重化ディスク
装置は、ディスク装置のトラックがトラック0〜N迄あ
るとき、一方のディスク制御装置に対応するディスク装
置の 書き込み終了時、その一方の書き込み・読み出しヘ
ッドのトラック位置がiであるとき、K=i+(N+
1)/2を演算し、 K>Nの時、j=K−(N+1) K≦Nの時、j=K なるjを求め、一方の書き込み・読み出しヘッドのトラ
ック位置をjに変更するヘッド位置変更手段を備えたも
のである。
装置は、ディスク装置のトラックがトラック0〜N迄あ
るとき、一方のディスク制御装置に対応するディスク装
置の 書き込み終了時、その一方の書き込み・読み出しヘ
ッドのトラック位置がiであるとき、K=i+(N+
1)/2を演算し、 K>Nの時、j=K−(N+1) K≦Nの時、j=K なるjを求め、一方の書き込み・読み出しヘッドのトラ
ック位置をjに変更するヘッド位置変更手段を備えたも
のである。
【0028】請求項4記載の発明に係る二重化ディスク
装置は、第1、及び第2のディスク制御装置に対応する
ディスク装置の書き込み・読み出しヘッドの上記ディス
ク装置におけるトラック位置をそれぞれデータ書き込み
終了時に予め設定した異なるトラック位置を変更するヘ
ッド位置変更手段を備えたものである。
装置は、第1、及び第2のディスク制御装置に対応する
ディスク装置の書き込み・読み出しヘッドの上記ディス
ク装置におけるトラック位置をそれぞれデータ書き込み
終了時に予め設定した異なるトラック位置を変更するヘ
ッド位置変更手段を備えたものである。
【0029】
【作用】請求項1記載の発明における中央処理装置は、
書き込み終了時、第1、及び第2のディスク制御装置の
ヘッド位置が等しいとき一方のヘッド位置を変更するヘ
ッド位置変更手段を備えたことにより、次の読み出し処
理の高速化が図れる。
書き込み終了時、第1、及び第2のディスク制御装置の
ヘッド位置が等しいとき一方のヘッド位置を変更するヘ
ッド位置変更手段を備えたことにより、次の読み出し処
理の高速化が図れる。
【0030】請求項2記載の発明における中央処理装置
は、先に書き込みしたディスク制御装置のヘッド位置を
変更するヘッド位置変更手段を備えたことにより、次の
読み出し処理のさらに高速化が図れる。
は、先に書き込みしたディスク制御装置のヘッド位置を
変更するヘッド位置変更手段を備えたことにより、次の
読み出し処理のさらに高速化が図れる。
【0031】請求項3記載の発明における中央処理装置
は、ヘッドの変更位置を、 K=i+(N+1)/2 K>Nの時、j=K−(N+1) K≦Nの時、j=K に変更することにより、次の読み出し処理のさらに高速
化が図れる。
は、ヘッドの変更位置を、 K=i+(N+1)/2 K>Nの時、j=K−(N+1) K≦Nの時、j=K に変更することにより、次の読み出し処理のさらに高速
化が図れる。
【0032】請求項4記載の発明における中央処理装置
は、書き込み終了時、各ヘッドのヘッド位置を予め決め
た設定位置に変更するヘッド位置変更手段を備えたこと
によ り、次の読み出し処理の高速化が図れる。
は、書き込み終了時、各ヘッドのヘッド位置を予め決め
た設定位置に変更するヘッド位置変更手段を備えたこと
によ り、次の読み出し処理の高速化が図れる。
【0033】
【実施例】実施例1.まず、図1から図8に基づいて、一般的な二重化システ
ムについて説明する 。図1において、1は中央処理装
置、2はシステムバス3を介して中央処理装置1に接続
された第1のディスク制御装置、4は第1のディスク制
御装置2によってデータの書き込み,読み出しが行われ
るディスク装置、5はシステムバス3を介して中央処理
装置1に接続された第2のディスク制御装置、6は第2
のディスク制御装置5によってデータの書き込み,読み
出しが行われるディスク装置である。
ムについて説明する 。図1において、1は中央処理装
置、2はシステムバス3を介して中央処理装置1に接続
された第1のディスク制御装置、4は第1のディスク制
御装置2によってデータの書き込み,読み出しが行われ
るディスク装置、5はシステムバス3を介して中央処理
装置1に接続された第2のディスク制御装置、6は第2
のディスク制御装置5によってデータの書き込み,読み
出しが行われるディスク装置である。
【0034】上記第1のディスク制御装置2は中央処理
装置1との通信手段2a、中央処理装置1から書き込ま
れた命令とデータを一時記憶する一時記憶手段2b、デ
ィスク装置4に対しデータの書き込み,読み出しを制御
するディスク装置制御手段2c、ディスク制御装置間の
通信手段2d、この通信手段2dを介して一方のディス
ク装置の格納データを他方のディスク装置にコピーする
ディスクコピー手段2eを有する構成である。
装置1との通信手段2a、中央処理装置1から書き込ま
れた命令とデータを一時記憶する一時記憶手段2b、デ
ィスク装置4に対しデータの書き込み,読み出しを制御
するディスク装置制御手段2c、ディスク制御装置間の
通信手段2d、この通信手段2dを介して一方のディス
ク装置の格納データを他方のディスク装置にコピーする
ディスクコピー手段2eを有する構成である。
【0035】また、第2のディスク制御装置5も同様の
構成であって、通信手段5a、一時記憶手段5b、ディ
スク装置制御手段5c、ディスク制御装置間の通信手段
5d、ディスクコピー手段5eを有している。そして、
第1、第2のディスク制御装置2,5内の通信手段2
d,5dはサブバス7によって接続されている。
構成であって、通信手段5a、一時記憶手段5b、ディ
スク装置制御手段5c、ディスク制御装置間の通信手段
5d、ディスクコピー手段5eを有している。そして、
第1、第2のディスク制御装置2,5内の通信手段2
d,5dはサブバス7によって接続されている。
【0036】次に動作について説明する。いま、ディス
ク装置4を現用、ディスク装置6を予備とする場合、中
央処理装置1はシステムバス3を介してディスク制御装
置2に対してデータの書き込みまたは読み出し要求を送
る。
ク装置4を現用、ディスク装置6を予備とする場合、中
央処理装置1はシステムバス3を介してディスク制御装
置2に対してデータの書き込みまたは読み出し要求を送
る。
【0037】中央処理装置1からデータの読み出し要求
を受けたディスク制御装置2は、図 2のフローチャート
に示す動作によって、ディスク装置4に対しデータの読
み出しを行い、読み出したデータをシステムバス3を介
して中央処理装置1に送る。
を受けたディスク制御装置2は、図 2のフローチャート
に示す動作によって、ディスク装置4に対しデータの読
み出しを行い、読み出したデータをシステムバス3を介
して中央処理装置1に送る。
【0038】以下、図2のフローチャートについて、デ
ータの読み出し動作を具体的に説明する。まず、通信手
段2aは中央処理装置1からデータの読み出し要求(命
令)を受取ると、この命令をディスク装置制御手段2c
に送る(ステップST2−1)。
ータの読み出し動作を具体的に説明する。まず、通信手
段2aは中央処理装置1からデータの読み出し要求(命
令)を受取ると、この命令をディスク装置制御手段2c
に送る(ステップST2−1)。
【0039】ディスク装置制御手段2cは命令を解釈
し、ディスク装置4からデータを読み出し、このデータ
を一時記憶手段2bに送る(ステップST2−2)。通
信手段2aは一時記憶手段2bからデータを読み出し、
このデータをシステムバス3を介して中央処理装置1に
送る(ステップST2−3)。
し、ディスク装置4からデータを読み出し、このデータ
を一時記憶手段2bに送る(ステップST2−2)。通
信手段2aは一時記憶手段2bからデータを読み出し、
このデータをシステムバス3を介して中央処理装置1に
送る(ステップST2−3)。
【0040】次に中央処理装置1からデータの書き込み
要求(命令)およびデータを受けたディスク制御装置2
は、図3に示すフローチャートに示す動作によって、デ
ィスク装置4に対しデータの書き込みを行うと同時に、
上記命令およびデータのコピーを通信手段2d、サブバ
ス7を介してディスク制御装置5に送る。ディスク制御
装置5はディスク装置6に対しデータの書き込みを行
う。
要求(命令)およびデータを受けたディスク制御装置2
は、図3に示すフローチャートに示す動作によって、デ
ィスク装置4に対しデータの書き込みを行うと同時に、
上記命令およびデータのコピーを通信手段2d、サブバ
ス7を介してディスク制御装置5に送る。ディスク制御
装置5はディスク装置6に対しデータの書き込みを行
う。
【0041】以下、図3のフローチャートについて、デ
ータの書き込み動作を具体的に説明する。まず、通信手
段2aは中央処理装置1からデータの書き込み要求(命
令)を受取ると(ステップST3−1)、この命令をデ
ィスク装置制御手段2cに送り、データを一時記憶手段
2bに送り、一時的に保存する(ステップST3−2,
ST3−3)。
ータの書き込み動作を具体的に説明する。まず、通信手
段2aは中央処理装置1からデータの書き込み要求(命
令)を受取ると(ステップST3−1)、この命令をデ
ィスク装置制御手段2cに送り、データを一時記憶手段
2bに送り、一時的に保存する(ステップST3−2,
ST3−3)。
【0042】ディスク装置制御手段2cは命令を受取
り、同じ命令をディスクコピー手段2eに送るとともに
該命令を解釈してディスク装置4を制御する(ステップ
ST3−4〜ST3−6)。また、ディスク装置制御手
段2cは一時記憶手段2bからデータを取り出し、ディ
スク装置4にデータを書き込む(ステップST3−7,
ST3−8)。この動作を必要なデータ全てに対して行
って書き込み動作を終了する。
り、同じ命令をディスクコピー手段2eに送るとともに
該命令を解釈してディスク装置4を制御する(ステップ
ST3−4〜ST3−6)。また、ディスク装置制御手
段2cは一時記憶手段2bからデータを取り出し、ディ
スク装置4にデータを書き込む(ステップST3−7,
ST3−8)。この動作を必要なデータ全てに対して行
って書き込み動作を終了する。
【0043】上記ディスク装置制御手段2cは命令およ
び一時記憶手段2bから取り出したデータをディスクコ
ピー手段2eにも送る(ステップST3−9,ST3−
10)。このディスクコピー手段2eは命令およびデー
タを通信手段2dに送る(ステップST3−11)。こ
の通信手段2dは命令およびデータをサブバス7を介し
て通信手段5dに送る(ステップST3−12)。この
通信手段5dは命令およびデータをディスクコピー手段
5eに送る(ステップST3−13)。
び一時記憶手段2bから取り出したデータをディスクコ
ピー手段2eにも送る(ステップST3−9,ST3−
10)。このディスクコピー手段2eは命令およびデー
タを通信手段2dに送る(ステップST3−11)。こ
の通信手段2dは命令およびデータをサブバス7を介し
て通信手段5dに送る(ステップST3−12)。この
通信手段5dは命令およびデータをディスクコピー手段
5eに送る(ステップST3−13)。
【0044】ディスクコピー手段5eは命令をディスク
装置制御手段5cに送り、データを一時記憶手段5bに
送る(ステップST3−14)。この一時記憶手段5b
はデータを一時的に保存する(ステップST3−1
5)。この動作を必要なデータ全てに対して行って送信
動作を終了する。
装置制御手段5cに送り、データを一時記憶手段5bに
送る(ステップST3−14)。この一時記憶手段5b
はデータを一時的に保存する(ステップST3−1
5)。この動作を必要なデータ全てに対して行って送信
動作を終了する。
【0045】しかる後、上記ディスク装置制御手段5c
は命令を解釈してディスク装置6を制御し、命令に基づ
いて一時記憶手段5bからデータを取り出してディスク
装置6に書き込む(ステップST3−16)。このよう
に、一時記憶手段2b,5bを用いると、中央処理装置
1とディスク制御装置2,5間のデータ伝送時間を短縮
することができ、中央処理装置1の利用効率をより高め
ることができる。
は命令を解釈してディスク装置6を制御し、命令に基づ
いて一時記憶手段5bからデータを取り出してディスク
装置6に書き込む(ステップST3−16)。このよう
に、一時記憶手段2b,5bを用いると、中央処理装置
1とディスク制御装置2,5間のデータ伝送時間を短縮
することができ、中央処理装置1の利用効率をより高め
ることができる。
【0046】図4はデータ書き込み動作を説明するフロ
ーチャートであり、前記図3に示す場合はディスク装置
4に対し必要なデータを全て書き込んだ後に、ディスク
制御装置5に命令およびデータを送信しているが、図4
に示す場合は、第1,第2のディスク制御装置2,5に
同時書き込み機能手段を具備したもので、第1のディス
ク制御装置2はディスク装置4に対してデータの書き込
みを行いながら、ディスクコピー手段2e、通信手段2
dを介してディスク制御装置5へ命令およびデータを送
信し、ディスク装置6に対するデータの書き込みを同時
に行う(ステップST4−1〜ST4−15)。従っ
て、ディスク装置4,6に対するデータ二 重書き込み時
間を短くすることができる。
ーチャートであり、前記図3に示す場合はディスク装置
4に対し必要なデータを全て書き込んだ後に、ディスク
制御装置5に命令およびデータを送信しているが、図4
に示す場合は、第1,第2のディスク制御装置2,5に
同時書き込み機能手段を具備したもので、第1のディス
ク制御装置2はディスク装置4に対してデータの書き込
みを行いながら、ディスクコピー手段2e、通信手段2
dを介してディスク制御装置5へ命令およびデータを送
信し、ディスク装置6に対するデータの書き込みを同時
に行う(ステップST4−1〜ST4−15)。従っ
て、ディスク装置4,6に対するデータ二 重書き込み時
間を短くすることができる。
【0047】一方、上記ディスク制御装置5あるいはデ
ィスク装置6に異常が発見された場合、ディスク制御装
置2はサブバス7を切り離して、書き込み要求およびデ
ータをサブバス7経由でディスク制御装置5に送らない
ようにし、ディスク制御装置5あるいはディスク装置6
を修理あるいは交換する。
ィスク装置6に異常が発見された場合、ディスク制御装
置2はサブバス7を切り離して、書き込み要求およびデ
ータをサブバス7経由でディスク制御装置5に送らない
ようにし、ディスク制御装置5あるいはディスク装置6
を修理あるいは交換する。
【0048】例えば、ディスク制御装置2あるいはディ
スク装置4に異常が発見された場合、中央処理装置1は
全ての動作をディスク制御装置5に対して行うように変
更し、同時にディスク制御装置5はサブバス7を切り離
して、書き込み要求およびデータをディスク制御装置2
に送らないようにする。この時点でいままで予備であっ
たディスク装置6が現用となり、中央処理装置1はデー
タの書き込みおよび読み出し要求をディスク制御装置5
に対して行い、異常が発見されたディスク制御装置2あ
るいはディスク装置4は修理あるいは交換される。
スク装置4に異常が発見された場合、中央処理装置1は
全ての動作をディスク制御装置5に対して行うように変
更し、同時にディスク制御装置5はサブバス7を切り離
して、書き込み要求およびデータをディスク制御装置2
に送らないようにする。この時点でいままで予備であっ
たディスク装置6が現用となり、中央処理装置1はデー
タの書き込みおよび読み出し要求をディスク制御装置5
に対して行い、異常が発見されたディスク制御装置2あ
るいはディスク装置4は修理あるいは交換される。
【0049】交換された新しいディスク制御装置2ある
いはディスク装置4が再び接続されると、現用であるデ
ィスク制御装置5あるいは6はサブバス7を接続し、空
き時間を利用して現用ディスク装置6から予備となるデ
ィスク装置4に対して、ディスクコピー手段2eあるい
は5eを用いて両者が同じ内容になるように、図5に示
すフローチャートに示す動作によってデータ復旧動作を
行う。
いはディスク装置4が再び接続されると、現用であるデ
ィスク制御装置5あるいは6はサブバス7を接続し、空
き時間を利用して現用ディスク装置6から予備となるデ
ィスク装置4に対して、ディスクコピー手段2eあるい
は5eを用いて両者が同じ内容になるように、図5に示
すフローチャートに示す動作によってデータ復旧動作を
行う。
【0050】以下、図5のフローチャートについて、デ
ィスク装置6を交換した場合の復旧動作を具体的に説明
する。まず、通信手段2aは中央処理装置1からのディ
スクコピー命令を受取り、ディスク装置制御手段2cを
介してディスクコピー手段2eに命令を送る(ステップ
ST5−1)。次いで、ディスクコピー手段2eがディ
スク装置制御手段2cに対し、ディスク装置4のデータ
読み出しを命令する(ステップST5−2)。
ィスク装置6を交換した場合の復旧動作を具体的に説明
する。まず、通信手段2aは中央処理装置1からのディ
スクコピー命令を受取り、ディスク装置制御手段2cを
介してディスクコピー手段2eに命令を送る(ステップ
ST5−1)。次いで、ディスクコピー手段2eがディ
スク装置制御手段2cに対し、ディスク装置4のデータ
読み出しを命令する(ステップST5−2)。
【0051】ディスク装置制御手段2cはディスク装置
4からデータを読み出し、このデー タを一時記憶手段2
bに保存する(ステップST5−3)。ディスクコピー
手段2eは一時記憶手段2bからデータを読み出して通
信手段2dに送るとともに通信手段2d、サブバス7、
通信手段5aという経路で書き込み命令を送る(ステッ
プST5−4)。
4からデータを読み出し、このデー タを一時記憶手段2
bに保存する(ステップST5−3)。ディスクコピー
手段2eは一時記憶手段2bからデータを読み出して通
信手段2dに送るとともに通信手段2d、サブバス7、
通信手段5aという経路で書き込み命令を送る(ステッ
プST5−4)。
【0052】通信手段2dは通信手段5dにデータを送
る(ステップST5−5)。通信手段5dはディスクコ
ピー手段5eにデータを送る(ステップST5−6)。
ディスクコピー手段5eは一時記憶手段5bにデータを
保存し、ディスク装置制御手段5cに書き込み命令を送
る(ステップST5−7)。
る(ステップST5−5)。通信手段5dはディスクコ
ピー手段5eにデータを送る(ステップST5−6)。
ディスクコピー手段5eは一時記憶手段5bにデータを
保存し、ディスク装置制御手段5cに書き込み命令を送
る(ステップST5−7)。
【0053】ディスク装置制御手段5cは一時記憶手段
5bからデータを読み出し(ステップST5−8)、こ
のデータをディスク装置6に書き込む(ステップST5
−9)。ディスクコピー手段2eはディスク装置4の内
容全てがコピーされたかどうか判断し、NOであれば上
記ステップST4−2に戻って上記の動作を繰返し、Y
ESであれば動作を終了する(ステップST5−1
0)。
5bからデータを読み出し(ステップST5−8)、こ
のデータをディスク装置6に書き込む(ステップST5
−9)。ディスクコピー手段2eはディスク装置4の内
容全てがコピーされたかどうか判断し、NOであれば上
記ステップST4−2に戻って上記の動作を繰返し、Y
ESであれば動作を終了する(ステップST5−1
0)。
【0054】図6は二重化ディスク装置8をシステムバ
ス3を介して複数(図示例は2台)の中央処理装置1
a,1bに接続した構成である。なお、二重化ディスク
装置8は前記図1と全く同一構成であるので、同一部分
には同一符号を付して重複説明を省略する。
ス3を介して複数(図示例は2台)の中央処理装置1
a,1bに接続した構成である。なお、二重化ディスク
装置8は前記図1と全く同一構成であるので、同一部分
には同一符号を付して重複説明を省略する。
【0055】図7は動作を説明するフローチャートであ
り、いま、中央処理装置1aが二重化ディスク装置8に
ディスク装置4からのデータ読み出し要求を行う(ステ
ップST7−1)。二重化ディスク装置8はディスク装
置4からのデータ読み出し処理を開始する(ステップS
T7−2)。この処理中に中央処理装置1bが二重化デ
ィスク装置8にディスク装置6へのデータ書き込み要求
を行うと、二重化ディスク装置8は処理中であることを
中央処理装置1bに通知して要求を拒否する(ステップ
ST7−3)。
り、いま、中央処理装置1aが二重化ディスク装置8に
ディスク装置4からのデータ読み出し要求を行う(ステ
ップST7−1)。二重化ディスク装置8はディスク装
置4からのデータ読み出し処理を開始する(ステップS
T7−2)。この処理中に中央処理装置1bが二重化デ
ィスク装置8にディスク装置6へのデータ書き込み要求
を行うと、二重化ディスク装置8は処理中であることを
中央処理装置1bに通知して要求を拒否する(ステップ
ST7−3)。
【0056】二重化ディスク装置8のディスク装置4か
らのデータ読み出し処理終了(ステップST7−4)
後、中央処理装置1bから二重化ディスク装置8にディ
スク装置6へのデータ書き込み要求を行う(ステップS
T7−5)。二重化ディスク装置8はディスク装置6へ
のデータ書き込み処理を開始する(ステップST7−
6)。この処理中に中央処理装置1aからディスク装置
6からのデータ読み出し要求を行うと、二重化ディスク
装置8は処理中であることを中央処理装置1aに通知
し、要求を拒否する(ステップST7−7)。
らのデータ読み出し処理終了(ステップST7−4)
後、中央処理装置1bから二重化ディスク装置8にディ
スク装置6へのデータ書き込み要求を行う(ステップS
T7−5)。二重化ディスク装置8はディスク装置6へ
のデータ書き込み処理を開始する(ステップST7−
6)。この処理中に中央処理装置1aからディスク装置
6からのデータ読み出し要求を行うと、二重化ディスク
装置8は処理中であることを中央処理装置1aに通知
し、要求を拒否する(ステップST7−7)。
【0057】二重化ディスク装置8によるディスク装置
6へのデータ書き込み処理終了(ステップST7−8)
後、中央処理装置1aが二重化ディスク装置8にディス
ク装置6からのデータ読み出し要求を行う(ステップS
T7−9)と、二重化ディスク装置8はディスク装置6
からのデータ読み出し処理を開始し(ステップST7−
10)、ディスク装置6からのデータ読み出し処理を終
了する(ステップST7−11)。
6へのデータ書き込み処理終了(ステップST7−8)
後、中央処理装置1aが二重化ディスク装置8にディス
ク装置6からのデータ読み出し要求を行う(ステップS
T7−9)と、二重化ディスク装置8はディスク装置6
からのデータ読み出し処理を開始し(ステップST7−
10)、ディスク装置6からのデータ読み出し処理を終
了する(ステップST7−11)。
【0058】しかる後、中央処理装置1bが二重化ディ
スク装置8にディスク装置4からのデータ読み出し要求
を行う(ステップST7−12)と、二重化ディスク装
置8はディスク装置4からのデータ読み出し処理を開始
し(ステップST7−13)、ステップST7−14で
ディスク装置4からのデータ読み出し処理を終了する。
スク装置8にディスク装置4からのデータ読み出し要求
を行う(ステップST7−12)と、二重化ディスク装
置8はディスク装置4からのデータ読み出し処理を開始
し(ステップST7−13)、ステップST7−14で
ディスク装置4からのデータ読み出し処理を終了する。
【0059】ディスク装置4,6に格納されているデー
タは、いずれの中央処理装置1a,1bでも利用可能
(読み出し/書き込み可能)である。従って、複数の中
央処理装置が1つのディスク装置のデータを共用できる
から、データの集中管理が可能である。また、中央処理
装置がそれぞれデータを持つという無駄も省ける。な
お、ディスク装置4,6に対するデータの書き込み,読
み出し処理は前記図1で説明した動作と同じであるから
重複説明を省略する。
タは、いずれの中央処理装置1a,1bでも利用可能
(読み出し/書き込み可能)である。従って、複数の中
央処理装置が1つのディスク装置のデータを共用できる
から、データの集中管理が可能である。また、中央処理
装置がそれぞれデータを持つという無駄も省ける。な
お、ディスク装置4,6に対するデータの書き込み,読
み出し処理は前記図1で説明した動作と同じであるから
重複説明を省略する。
【0060】図8はディスク装置4,6をシステムバス
3を介して中央処理装置1に接続したブロック図であ
り、前記図1と同一部分には同一符号を付して重複説明
を省略する。図8において、11は中央処理装置1が備
えたOSの一部をなす二重化ドライバにして、この二重
化ドライバ11には二重書き処理12とデータ復旧処理
13を実行するソフトウェアが設けられている。14は
中央処理装置1に設けられた処理領域管理手段としての
ディスク管理テーブルであり、上記二重書き処理12ま
たはデータ復旧処理13を実行したとき、ディスク装置
4または6の全体を論理ブロック単位に管理し、この各
論理ブロック毎の処理領域を記憶する。
3を介して中央処理装置1に接続したブロック図であ
り、前記図1と同一部分には同一符号を付して重複説明
を省略する。図8において、11は中央処理装置1が備
えたOSの一部をなす二重化ドライバにして、この二重
化ドライバ11には二重書き処理12とデータ復旧処理
13を実行するソフトウェアが設けられている。14は
中央処理装置1に設けられた処理領域管理手段としての
ディスク管理テーブルであり、上記二重書き処理12ま
たはデータ復旧処理13を実行したとき、ディスク装置
4または6の全体を論理ブロック単位に管理し、この各
論理ブロック毎の処理領域を記憶する。
【0061】図9はこの発明に適用するディスク管理テ
ーブル14の記憶状態を示すもので、例えば各トラック
毎の複数セクタをまとめて論理ブロック単位とする。図
10はデータ復旧処理13のイメージ図であり、ディス
ク管理テーブル14の使用方法によってパターン1,パ
ターン2のいずれかの処理ができる。
ーブル14の記憶状態を示すもので、例えば各トラック
毎の複数セクタをまとめて論理ブロック単位とする。図
10はデータ復旧処理13のイメージ図であり、ディス
ク管理テーブル14の使用方法によってパターン1,パ
ターン2のいずれかの処理ができる。
【0062】以下、動作について説明する。まず、パタ
ーン1の動作を図11,図12のフローチャートについ
て説明する。図11はディスク装置6が壊れて新しいデ
ィスク装置と交換した場合であり、動作開始後、まずデ
ィスク管理テーブル14の内容を参照し、これから復旧
処理すべき論理ブロックは既にコピー済みかを判断し
(ステップST11−1,ST11−2)、YESであ
ればコピー処理するデータを次の数セクタとして登録す
る(ステップST11−3)。
ーン1の動作を図11,図12のフローチャートについ
て説明する。図11はディスク装置6が壊れて新しいデ
ィスク装置と交換した場合であり、動作開始後、まずデ
ィスク管理テーブル14の内容を参照し、これから復旧
処理すべき論理ブロックは既にコピー済みかを判断し
(ステップST11−1,ST11−2)、YESであ
ればコピー処理するデータを次の数セクタとして登録す
る(ステップST11−3)。
【0063】また、上記判断がNOであれば、ディスク
装置4から数セクタのデータを読み出し、中央処理装置
1のCPU1−1を介してメモリ(キャッシュでも可
能)15に書き込む(ステップST11−4)。次い
で、メモリ15に書き込んだデータをCPU1−1を介
して読み出し、ディスク制御装置5を介してディスク装
置6に書き込み、書き込んだデータのディスク管理テー
ブル14を更新する(ステップST11−5,ST11
−6)。次いで、データ復旧終了かを判断し、NOであ
ればステップST11−1に戻って上記の動作を繰り返
し、YESであれば データ復旧動作を終了する(ステッ
プST11−7)。
装置4から数セクタのデータを読み出し、中央処理装置
1のCPU1−1を介してメモリ(キャッシュでも可
能)15に書き込む(ステップST11−4)。次い
で、メモリ15に書き込んだデータをCPU1−1を介
して読み出し、ディスク制御装置5を介してディスク装
置6に書き込み、書き込んだデータのディスク管理テー
ブル14を更新する(ステップST11−5,ST11
−6)。次いで、データ復旧終了かを判断し、NOであ
ればステップST11−1に戻って上記の動作を繰り返
し、YESであれば データ復旧動作を終了する(ステッ
プST11−7)。
【0064】図12はパターン1によりディスク装置4
のデータをディスク装置6へコピーしている時にOSか
ら割り込みが起こり、OSからディスク装置4への書き
込みが起こった場合の処理を示す。動作開始後、まず、
OSからディスク装置4に書き込み命令があることを二
重化ドライバ11に知らせ、書き込みデータのメモリ1
5上の先頭番地、データ長を二重化ドライバ11に知ら
せる(ステップST12−1)。
のデータをディスク装置6へコピーしている時にOSか
ら割り込みが起こり、OSからディスク装置4への書き
込みが起こった場合の処理を示す。動作開始後、まず、
OSからディスク装置4に書き込み命令があることを二
重化ドライバ11に知らせ、書き込みデータのメモリ1
5上の先頭番地、データ長を二重化ドライバ11に知ら
せる(ステップST12−1)。
【0065】二重化ドライバ11は二重書き処理により
メモリ15からデータを読み出し、このデータをディス
ク装置4に書き込む(ステップST12−2)。二重書
き処理は書き込んだデータについて、ディスク管理テー
ブル14を更新し、しかる後、全てのデータを書き込ん
だかを判断し、NOであればステップST12−2に戻
って上記の動作を繰返し、YESであれば動作を終了す
る(ステップST12−3,ST12−4)。
メモリ15からデータを読み出し、このデータをディス
ク装置4に書き込む(ステップST12−2)。二重書
き処理は書き込んだデータについて、ディスク管理テー
ブル14を更新し、しかる後、全てのデータを書き込ん
だかを判断し、NOであればステップST12−2に戻
って上記の動作を繰返し、YESであれば動作を終了す
る(ステップST12−3,ST12−4)。
【0066】図13は前記パターン2の動作を説明する
フローチャートであり、ディスク装置6が壊れて新しい
ディスク装置と交換した場合である。動作開始後、ディ
スク装置4から次の数セクタのデータを読み出し、メモ
リ15に書き込む(ステップST13−1)。このメモ
リ15に書き込んだデータを該メモリから読み出してデ
ィスク装置6に書き込む(ステップST13−2)。こ
の書き込み処理に対応してディスク管理テーブル14の
内容を更新した後、データ復旧処理終了かを判断し(ス
テップST13−3,ST13−4)、NOであればス
テップST13−1に戻って上記の動作を繰返し、YE
Sであれば動作を終了する。
フローチャートであり、ディスク装置6が壊れて新しい
ディスク装置と交換した場合である。動作開始後、ディ
スク装置4から次の数セクタのデータを読み出し、メモ
リ15に書き込む(ステップST13−1)。このメモ
リ15に書き込んだデータを該メモリから読み出してデ
ィスク装置6に書き込む(ステップST13−2)。こ
の書き込み処理に対応してディスク管理テーブル14の
内容を更新した後、データ復旧処理終了かを判断し(ス
テップST13−3,ST13−4)、NOであればス
テップST13−1に戻って上記の動作を繰返し、YE
Sであれば動作を終了する。
【0067】図14はパターン2によりディスク装置4
のデータをディスク装置6へコピーしている時にOSか
ら割り込みが起こり、OSからディスク装置4への書き
込みが起こった場合の処理を示す。動作開始後、OSか
らディスク装置4に書き込み命令があることを二重化ド
ライバ11に知らせ、書き込みデータのメモリ15上 の
先頭番地、データ長を二重化ドライバ11に知らせる
(ステップST14−1)。
のデータをディスク装置6へコピーしている時にOSか
ら割り込みが起こり、OSからディスク装置4への書き
込みが起こった場合の処理を示す。動作開始後、OSか
らディスク装置4に書き込み命令があることを二重化ド
ライバ11に知らせ、書き込みデータのメモリ15上 の
先頭番地、データ長を二重化ドライバ11に知らせる
(ステップST14−1)。
【0068】次いで、ディスク管理テーブル14の内容
を参照して、これから読むデータが既にコピー済みかを
判断し、NOであれば書き込みをするデータを次の数セ
クタとして登録する(ステップST14−2〜ST14
−4)。また、上記の判断がYESであれば、二重化ド
ライバ11は二重書き処理により、メモリ15からデー
タを読み出し、このデータをディスク装置4に書き込む
(ステップST14−5)。
を参照して、これから読むデータが既にコピー済みかを
判断し、NOであれば書き込みをするデータを次の数セ
クタとして登録する(ステップST14−2〜ST14
−4)。また、上記の判断がYESであれば、二重化ド
ライバ11は二重書き処理により、メモリ15からデー
タを読み出し、このデータをディスク装置4に書き込む
(ステップST14−5)。
【0069】しかる後、二重書き処理12は書き込み処
理に対応してディスク管理テーブル14の内容を更新
し、全てのデータ書き込みが終了したかを判断し、NO
であればステップST14−2に戻って上記の動作を繰
返し、YESであれば動作を終了する(ステップST1
4−6,ST14−7)。
理に対応してディスク管理テーブル14の内容を更新
し、全てのデータ書き込みが終了したかを判断し、NO
であればステップST14−2に戻って上記の動作を繰
返し、YESであれば動作を終了する(ステップST1
4−6,ST14−7)。
【0070】実施例2.図15はこの発明の実施例2を示すブロック図であり、
前記図8に示すディスク管理テーブル14の代わりにレ
ジスタ16を用いたもので、他の構成は実施例1と同一
であるから同一部分に同一符号を付して重複説明を省略
する。
前記図8に示すディスク管理テーブル14の代わりにレ
ジスタ16を用いたもので、他の構成は実施例1と同一
であるから同一部分に同一符号を付して重複説明を省略
する。
【0071】図16はレジスタ16の記憶状態を示す図
であり、例えば領域Aにはコピー中であるか否かを示す
フラグを、領域B〜Dにはディスク装置のどこまでコピ
ーが終了したかを示すシリンダ番号やトラック番号およ
びセクタ番号または論理ブロック番号をそれぞれ記憶し
ている。
であり、例えば領域Aにはコピー中であるか否かを示す
フラグを、領域B〜Dにはディスク装置のどこまでコピ
ーが終了したかを示すシリンダ番号やトラック番号およ
びセクタ番号または論理ブロック番号をそれぞれ記憶し
ている。
【0072】本実施例では前記図10に示すパターン1
の処理動作はできない。そこで、図17,18に示すフ
ローチャートについてパターン2の処理動作を説明す
る。図17はディスク装置6が壊れて新しいディスク装
置と交換した場合である。動作開始後、ディスク装置4
から次の数セクタのデータを読み出し、中央処理装置1
のCPU1−1を介してメモリ15に書き込む(ステッ
プST17−1)。このメモリ15に書き込んだデータ
を該メモリから読み出してディスク装置6に書き込む
(ステップST17−2)。書き込み処理に対応してレ
ジスタ16の内容を更新した後、データ復旧処理終了か
を判断し(ステップST17−3,ST17−4)、N
OであればステップST17−1に戻って上記動作を繰
返し、YESであれば動作を終了する。
の処理動作はできない。そこで、図17,18に示すフ
ローチャートについてパターン2の処理動作を説明す
る。図17はディスク装置6が壊れて新しいディスク装
置と交換した場合である。動作開始後、ディスク装置4
から次の数セクタのデータを読み出し、中央処理装置1
のCPU1−1を介してメモリ15に書き込む(ステッ
プST17−1)。このメモリ15に書き込んだデータ
を該メモリから読み出してディスク装置6に書き込む
(ステップST17−2)。書き込み処理に対応してレ
ジスタ16の内容を更新した後、データ復旧処理終了か
を判断し(ステップST17−3,ST17−4)、N
OであればステップST17−1に戻って上記動作を繰
返し、YESであれば動作を終了する。
【0073】図18はパターン2によりディスク装置4
のデータをディスク装置6へコピーしている時にOSか
ら割込みが起こり、OSからディスク装置4への書き込
みが起こった場合の処理を示す。動作開始後、OSから
ディスク装置4に書き込み命令があることを二重化ドラ
イバ11に知らせ、書き込みデータのメモリ15上の先
頭番地、データ長を二重化ドライバ11に知らせる(ス
テップST18−1)。
のデータをディスク装置6へコピーしている時にOSか
ら割込みが起こり、OSからディスク装置4への書き込
みが起こった場合の処理を示す。動作開始後、OSから
ディスク装置4に書き込み命令があることを二重化ドラ
イバ11に知らせ、書き込みデータのメモリ15上の先
頭番地、データ長を二重化ドライバ11に知らせる(ス
テップST18−1)。
【0074】次いで、レジスタ16の内容を見て、これ
から読むデータが既にコピー済かを判断し、NOであれ
ば書き込みをするデータを次の数セクタとして登録する
(ステップST18−2〜ST18−4)。また、上記
の判断がYESであれば、二重化ドライバ11は二重書
き処理により、メモリ15からデータを読み出し、この
データをディスク装置4に書き込む(ステップST18
−5)。この二重書き処理は、レジスタ16の内容を参
照し、アクセスするセクタナンバがレジスタ16に保持
された値よりも大きければ二重書きを行い、小さければ
正常ディスク装置のみ書き込みをする。なお、セクタナ
ンバはディスク装置の最後尾が最大値である。
から読むデータが既にコピー済かを判断し、NOであれ
ば書き込みをするデータを次の数セクタとして登録する
(ステップST18−2〜ST18−4)。また、上記
の判断がYESであれば、二重化ドライバ11は二重書
き処理により、メモリ15からデータを読み出し、この
データをディスク装置4に書き込む(ステップST18
−5)。この二重書き処理は、レジスタ16の内容を参
照し、アクセスするセクタナンバがレジスタ16に保持
された値よりも大きければ二重書きを行い、小さければ
正常ディスク装置のみ書き込みをする。なお、セクタナ
ンバはディスク装置の最後尾が最大値である。
【0075】しかる後、全てのデータ書き込みが終了し
たかを判断し、NOであればステップST14−2に戻
って上記の動作を繰返し、YESであれば動作を終了す
る(ステップST18−6)。
たかを判断し、NOであればステップST14−2に戻
って上記の動作を繰返し、YESであれば動作を終了す
る(ステップST18−6)。
【0076】実施例3.図19はこの発明の実施例3を示すブロック図であり、
前記図8と同一部分には同一符号を付して重複説明を省
略する。図19において、17は二重化ドライバ11の
一部に設けたヘッド位置変更手段であって、ディスク装
置4,6のヘッドが対応するトラック位置が同一の場
合、一方のディスク装置のヘッド位置を変更させる処理
手順を備えている。18は二重化ドライバ11の一部に
設けたトラック情報レジスタであって、ディスク装置
4,6のヘッドが対応するトラック位置を記憶してい
る。
前記図8と同一部分には同一符号を付して重複説明を省
略する。図19において、17は二重化ドライバ11の
一部に設けたヘッド位置変更手段であって、ディスク装
置4,6のヘッドが対応するトラック位置が同一の場
合、一方のディスク装置のヘッド位置を変更させる処理
手順を備えている。18は二重化ドライバ11の一部に
設けたトラック情報レジスタであって、ディスク装置
4,6のヘッドが対応するトラック位置を記憶してい
る。
【0077】図20はディスク装置4,6のヘッド4
a,6aが対応するトラック位置を示した図であり、図
示例はディスク装置4,6とも1つのシリンダのトラッ
ク数Nが4で、同図(a),(b)に示すように、両装
置ともトラック0位置にヘッド4a,6aが位置してい
る。従って、この状態において、中央処理装置1から読
み出し命令(リードコマンド)が出力された場合、いず
れのディスク装置からデータを読み込んでもアクセス速
度が同一である。そのため、いずれか一方のディスク装
置のヘッド位置を変更する必要がある。
a,6aが対応するトラック位置を示した図であり、図
示例はディスク装置4,6とも1つのシリンダのトラッ
ク数Nが4で、同図(a),(b)に示すように、両装
置ともトラック0位置にヘッド4a,6aが位置してい
る。従って、この状態において、中央処理装置1から読
み出し命令(リードコマンド)が出力された場合、いず
れのディスク装置からデータを読み込んでもアクセス速
度が同一である。そのため、いずれか一方のディスク装
置のヘッド位置を変更する必要がある。
【0078】図21はこの発明によるヘッド位置変更動
作を説明するフローチャートであり、この動作はディス
ク装置4,6に対してデータ書き込み処理を行い、両デ
ィスク装置4,6のヘッドが対応するトラック位置がと
もに同じ場合に一方のディスク装置のヘッド位置を変更
するものである。
作を説明するフローチャートであり、この動作はディス
ク装置4,6に対してデータ書き込み処理を行い、両デ
ィスク装置4,6のヘッドが対応するトラック位置がと
もに同じ場合に一方のディスク装置のヘッド位置を変更
するものである。
【0079】まず、ヘッド位置変更手段17はディスク
装置4,6がともに正常動作しているか判断し(ステッ
プST21−1)、NOであれば動作を終了し、YES
であればディスク装置4,6にデータの書き込み処理を
行ったかを判断する(ステップST21−2)。
装置4,6がともに正常動作しているか判断し(ステッ
プST21−1)、NOであれば動作を終了し、YES
であればディスク装置4,6にデータの書き込み処理を
行ったかを判断する(ステップST21−2)。
【0080】上記判断結果がNOであれば動作を終了
し、YESであればディスク装置4,6(HDD1,H
DD2)のヘッドが対応するトラック位置i,jをトラ
ック情報レジスタ18から読み出し(ステップST21
−3)、両トラック位置i,j が等しいかを判断する
(ステップST21−4)。
し、YESであればディスク装置4,6(HDD1,H
DD2)のヘッドが対応するトラック位置i,jをトラ
ック情報レジスタ18から読み出し(ステップST21
−3)、両トラック位置i,j が等しいかを判断する
(ステップST21−4)。
【0081】判断結果がNOであれば動作を終了し、Y
ESであれば、ヘッド位置変更手段17はディスク装置
のトラック0〜Nまであるとする時、K=i+(N+
1)/2に対し、K>Nの時j=K−(N+1)、K≦
Nの時j=Kとするjの値を算出する指令を中央処理装
置1に出し、ディスク装置6のヘッド6aの移動量を求
める。図示例においては、ディスク装置4のヘッド4a
のトラック位置はトラック0なのでi=0となる。ま
た、トラック数Nは4であるのでN=4となる。そこ
で、これ等の値を上記の式に当てはめると、K=2(K
は小数点以下切り捨てとする)となり、K≦Nなのでj
=2、つまりディスク装置6のヘッド6aをトラック2
が対応する位置に変更すればよいことになるので、この
jの値をレジスタ18に書き込む(ステップST21−
5)。
ESであれば、ヘッド位置変更手段17はディスク装置
のトラック0〜Nまであるとする時、K=i+(N+
1)/2に対し、K>Nの時j=K−(N+1)、K≦
Nの時j=Kとするjの値を算出する指令を中央処理装
置1に出し、ディスク装置6のヘッド6aの移動量を求
める。図示例においては、ディスク装置4のヘッド4a
のトラック位置はトラック0なのでi=0となる。ま
た、トラック数Nは4であるのでN=4となる。そこ
で、これ等の値を上記の式に当てはめると、K=2(K
は小数点以下切り捨てとする)となり、K≦Nなのでj
=2、つまりディスク装置6のヘッド6aをトラック2
が対応する位置に変更すればよいことになるので、この
jの値をレジスタ18に書き込む(ステップST21−
5)。
【0082】しかる後、ヘッド位置変更手段17はディ
スク装置6に対し、シークコマンドを出力し、図20
(c)に示すようにディスク装置6のヘッド6aをトラ
ック位置jに移動させる(ステップST21−6)。
スク装置6に対し、シークコマンドを出力し、図20
(c)に示すようにディスク装置6のヘッド6aをトラ
ック位置jに移動させる(ステップST21−6)。
【0083】このように、ディスク装置6のヘッド位置
をずらせておくことにより、例えば、次にトラック2ま
たはトラック3、またはトラック4へデータの読み出し
処理が起こった場合、ディスク装置6からデータを読み
出すことにより、ヘッド6aを移動しない時より読み出
し速度が速くなる。また、トラック0やトラック1へデ
ータの読み出し処理が起こった場合でも、ディスク装置
4からデータを読み出すことにより、ヘッドを移動しな
い時と同等の速度を維持できる。
をずらせておくことにより、例えば、次にトラック2ま
たはトラック3、またはトラック4へデータの読み出し
処理が起こった場合、ディスク装置6からデータを読み
出すことにより、ヘッド6aを移動しない時より読み出
し速度が速くなる。また、トラック0やトラック1へデ
ータの読み出し処理が起こった場合でも、ディスク装置
4からデータを読み出すことにより、ヘッドを移動しな
い時と同等の速度を維持できる。
【0084】実施例3ではデータ書き込み処理が終った
後にヘッド位置を変更しているが、本実施例は二重化ド
ライバ11がディスク装置4に書き込み命令を送り、そ
の命令動作の終了後にディスク装置6に書き込み命令を
送るという順番処理である点を利用し、先にデータの書
き込み処理を終えたディスク装置4のヘッド4aを、デ
ィスク装置6のヘッド6aと異なる位置に変更させる。
後にヘッド位置を変更しているが、本実施例は二重化ド
ライバ11がディスク装置4に書き込み命令を送り、そ
の命令動作の終了後にディスク装置6に書き込み命令を
送るという順番処理である点を利用し、先にデータの書
き込み処理を終えたディスク装置4のヘッド4aを、デ
ィスク装置6のヘッド6aと異なる位置に変更させる。
【0085】実施例4.図22(a)はこの発明の実施例4を示すフローチャー
トであり、まず、ディスク制御装置2,5はともに正常
動作しているかを判断し(ステップST21−1a)、
NOであれば動作を終了し、YESであればディスク装
置4のヘッドのトラック位置(i)をトラック情報レジ
スタ18から読み込む(ステップST21−2a)。
トであり、まず、ディスク制御装置2,5はともに正常
動作しているかを判断し(ステップST21−1a)、
NOであれば動作を終了し、YESであればディスク装
置4のヘッドのトラック位置(i)をトラック情報レジ
スタ18から読み込む(ステップST21−2a)。
【0086】ヘッド位置変更手段17はディスク装置の
トラック0〜Nまであるとする時、K=i+(N+1)
/2に対し、K>Nの時j=K−(N+1)、K≦Nの
時j=Kとするjの値を算出する指令を中央処理装置1
に出し、ディスク装置6のヘッド6aの移動量を求め
る。図示例においては、ディスク装置4のヘッド4aの
トラック位置はトラック0なのでi=0となる。また、
トラック数Nは4であるのでN=4となる。そこで、こ
れ等の値を上記の式に当てはめると、K=2(Kは小数
点以下切り捨てとする)となり、K≦Nなのでj=2、
つまりディスク装置6のヘッド6aをトラック位置2が
対応する位置に変更すればよいことになるので、このj
の値をレジスタ18に書き込む(ステップST21−3
a)。
トラック0〜Nまであるとする時、K=i+(N+1)
/2に対し、K>Nの時j=K−(N+1)、K≦Nの
時j=Kとするjの値を算出する指令を中央処理装置1
に出し、ディスク装置6のヘッド6aの移動量を求め
る。図示例においては、ディスク装置4のヘッド4aの
トラック位置はトラック0なのでi=0となる。また、
トラック数Nは4であるのでN=4となる。そこで、こ
れ等の値を上記の式に当てはめると、K=2(Kは小数
点以下切り捨てとする)となり、K≦Nなのでj=2、
つまりディスク装置6のヘッド6aをトラック位置2が
対応する位置に変更すればよいことになるので、このj
の値をレジスタ18に書き込む(ステップST21−3
a)。
【0087】しかる後、ヘッド位置変更手段17はディ
スク装置6に対し、シークコマンドを出力し、図20
(c)に示すようにディスク装置6のヘッド6aをトラ
ック位置jに移動させる(ステップST21−4a)。
スク装置6に対し、シークコマンドを出力し、図20
(c)に示すようにディスク装置6のヘッド6aをトラ
ック位置jに移動させる(ステップST21−4a)。
【0088】上記実施例3はヘッド位置の変更量を演算
により求めているが、この実施例4は、ディスク装置
4,6のヘッド4a,6aの位置を、互いに異なる位置
に予め決めておき、データの書き込みが終ると、その決
めた位置にヘッド4a,6aを移動させる。
により求めているが、この実施例4は、ディスク装置
4,6のヘッド4a,6aの位置を、互いに異なる位置
に予め決めておき、データの書き込みが終ると、その決
めた位置にヘッド4a,6aを移動させる。
【0089】図22(b)は本実施例の動作を説明する
フローチャートであり、まず、二重化ドライバ11はデ
ータ書き込み処理を行ったかを判断し(ステップST2
2− 1b)、NOであれば動作を終了し、YESであれ
ばディスク装置4に対しヘッド4aを予め決めた位置×
××に移動する命令を与える。この命令を受けたディス
ク装置4はヘッドを位置×××に移動する(ステップS
T22−2b)。
フローチャートであり、まず、二重化ドライバ11はデ
ータ書き込み処理を行ったかを判断し(ステップST2
2− 1b)、NOであれば動作を終了し、YESであれ
ばディスク装置4に対しヘッド4aを予め決めた位置×
××に移動する命令を与える。この命令を受けたディス
ク装置4はヘッドを位置×××に移動する(ステップS
T22−2b)。
【0090】次いで、ディスク装置6に対しヘッド6a
を予め決めた位置−−−に移動する命令を与える。この
命令を受けたディスク装置6はヘッドを位置−−−に移
動する(ステップST22−3b)。
を予め決めた位置−−−に移動する命令を与える。この
命令を受けたディスク装置6はヘッドを位置−−−に移
動する(ステップST22−3b)。
【0091】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、中央処理装置は、書き込み終了時、第1、及び第
2のディスク装置のヘッド位置が等しいとき、一方のヘ
ッド位置を変更するヘッド位置変更手段を有する構成と
したので、次の読み出し処理の高速化が図れる効果があ
る。
れば、中央処理装置は、書き込み終了時、第1、及び第
2のディスク装置のヘッド位置が等しいとき、一方のヘ
ッド位置を変更するヘッド位置変更手段を有する構成と
したので、次の読み出し処理の高速化が図れる効果があ
る。
【0092】請求項2記載の発明によれば、中央処理装
置は、先に書き込みしたディスク装置のヘッド位置を変
更するヘッド位置変更手段を有する構成としたので、次
の読み出し処理のさらに高速化が図れる効果がある。
置は、先に書き込みしたディスク装置のヘッド位置を変
更するヘッド位置変更手段を有する構成としたので、次
の読み出し処理のさらに高速化が図れる効果がある。
【0093】請求項3記載の発明によれば、中央処理装
置は、ヘッドの変更位置を、 K=i+(N+1)/2 K>Nの時、j=K−(N+1) K≦Nの時、j=K に変更するように構成したので、次の読み出し処理のさ
らに高速化が図れる効果がある。
置は、ヘッドの変更位置を、 K=i+(N+1)/2 K>Nの時、j=K−(N+1) K≦Nの時、j=K に変更するように構成したので、次の読み出し処理のさ
らに高速化が図れる効果がある。
【0094】請求項4記載の発明によれば、中央処理装
置は、書き込み終了時、各ヘッドのヘッド位置を予め決
めた設定位置に変更するヘッド位置変更手段を有する構
成としたので、次の読み出し処理の高速化が図れる効果
がある。
置は、書き込み終了時、各ヘッドのヘッド位置を予め決
めた設定位置に変更するヘッド位置変更手段を有する構
成としたので、次の読み出し処理の高速化が図れる効果
がある。
【図1】一般的な二重化システムの構成を示すブロック
図である。
図である。
【図2】図1による読み出し動作を説明するフローチャ
ートである。
ートである。
【図3】図1によるデータ書き込み動作を説明するフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図4】他のデータ読み出し動作を説明するフローチャ
ートである。
ートである。
【図5】ディスク装置交換後におけるデータのコピー動
作を説明するフローチャートである。
作を説明するフローチャートである。
【図6】他の一般的な二重化システムの構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図7】図6の動作を説明するフローチャートである。
【図8】更に、他の一般的な二重化システムの構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図9】この発明の実施例1によるディスク管理テーブ
ルの記憶状態図である。
ルの記憶状態図である。
【図10】データ復旧処理動作を説明するディスク装置
の記憶状態を示すイメージ図である。
の記憶状態を示すイメージ図である。
【図11】新しいディスク装置を接続した場合における
データ復旧処理時に二重書きしたデータは復旧処理しな
いときの動作を説明するフローチャートである。
データ復旧処理時に二重書きしたデータは復旧処理しな
いときの動作を説明するフローチャートである。
【図12】図11のデータ復旧処理時に割込みが起こっ
た場合の動作を説明するフローチャートである。
た場合の動作を説明するフローチャートである。
【図13】新しいディスク装置を接続した場合における
データ復旧処理時に全てのデータを復旧処理する動作を
説明するフローチャートである。
データ復旧処理時に全てのデータを復旧処理する動作を
説明するフローチャートである。
【図14】図13のデータ復旧処理時に割込みが起こっ
た場合の動作を説明するフローチャートである。
た場合の動作を説明するフローチャートである。
【図15】この発明の実施例2を示すブロック図であ
る。
る。
【図16】レジスタの記憶状態図である。
【図17】新しいディスク装置を接続した場合における
データ復旧処理時に全てのデータを復旧処理する動作を
説明するフローチャートである。
データ復旧処理時に全てのデータを復旧処理する動作を
説明するフローチャートである。
【図18】図17のデータ復旧処理時に割込みが起こっ
た場合の動作を説明するフローチャートである。
た場合の動作を説明するフローチャートである。
【図19】この発明の実施例3を示すブロック図であ
る。
る。
【図20】ディスク装置のヘッドが対応するトラック位
置を示した説明図である。
置を示した説明図である。
【図21】この発明の実施例3によるヘッド位置変更動
作を説明するフローチャートである。
作を説明するフローチャートである。
【図22】この発明の実施例4によるヘッド位置変更動
作を説明するフローチャートである。
作を説明するフローチャートである。
【図23】従来の二重化ディスク装置を示すブロック図
である。
である。
【図24】図23の装置によるデータ書き込み動作を説
明するフローチャートである。
明するフローチャートである。
【図25】図23の装置によるデータ読み出し動作を説
明するフローチャートである。
明するフローチャートである。
【図26】従来の他の二重化ディスク装置を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図27】図26の装置によるデータ書き込み動作を説
明するフローチャートである。
明するフローチャートである。
【図28】図26の装置によるデータ読み出し動作を説
明するフローチャートである。
明するフローチャートである。
【符号の説明】 1 中央処理装置 2 ディスク制御装置 2d 他のディスク制御装置との通信手段 2e ディスクコピー手段 4 ディスク装置 5 ディスク制御装置 5d 他のディスク制御装置との通信手段 5e ディスクコピー手段 6 ディスク装置 11 二重化ドライバ 12 二重書き処理 13 データ復旧処理 14 ディスク管理テーブル 16 レジスタ 17 ヘッド位置変更手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−20244(JP,A) 特開 平4−42462(JP,A) 特開 平4−241016(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 20/10 G06F 3/06
Claims (4)
- 【請求項1】 1台、又は複数台の中央処理装置にシス
テムバスを介して接続された第1、及び第2のディスク
制御装置と、この第1、及び第2のディスク制御装置に
対応してそれぞれ接続され、対応する該第1、及び第2
のディスク制御装置により同一のデータがそれぞれ格納
される第1、及び第2のディスク装置とを有する二重化
ディスク装置において、 第1、及び第2のディスク制御装置に対応するディスク
装置の書き込み・読み出しヘッドの上記ディスク装置に
おけるトラック位置がデータ書き込み終了時に等しいと
き、一方の書き込み・読み出しヘッドのトラック位置を
変更するヘッド位置変更手段を備えたことを特徴とする
二重化ディスク装置。 - 【請求項2】 1台、又は複数台の中央処理装置にシス
テムバスを介して接続された第1、及び第2のディスク
制御装置と、この第1、及び第2のディスク制御装置に
対応してそれぞれ接続され、対応する該第1、及び第2
のディスク制御装置により同一のデータがそれぞれ格納
される第1、及び第2のディスク装置とを有する二重化
ディスク装置において、 一方のディスク制御装置に対応するディスク装置にデー
タ書き込みした後、他方のディスク制御装置に対応する
ディスク装置にデータ書き込みする場合、 一方のディスク制御装置に対応するディスク装置の書き
込み・読み出しヘッドの上記ディスク装置におけるトラ
ック位置をデータ書き込み終了直後に変更するヘッド位
置変更手段を備えたことを特徴とする 二重化ディスク装
置。 - 【請求項3】 ヘッド位置変更手段は、ディスク装置の
トラックがトラック0〜N迄あるとき、一方のディスク
制御装置に対応するディスク装置の書き込み終了時、そ
の一方の書き込み・読み出しヘッドのトラック位置がi
であるとき、K=i+(N+1)/2を演算し、 K>Nの時、j=K−(N+1)、 K≦Nの時、j=K なるjを求め、一方の書き込み・読み出しヘッドのトラ
ック位置をjに変更する ことを特徴とする請求項1、又
は請求項2記載の 二重化ディスク装置。 - 【請求項4】 1台、又は複数台の中央処理装置にシス
テムバスを介して接続された第1、及び第2のディスク
制御装置と、この第1、及び第2のディスク制御装置に
対応してそれぞれ接続され、対応する該第1、及び第2
のディスク制御装置により同一のデータがそれぞれ格納
される第1、及び第2のディスク装置とを有する二重化
ディスク装置において、 第1、及び第2のディスク制御装置に対応するディスク
装置の書き込み・読み出しヘッドの上記ディスク装置に
おけるトラック位置をそれぞれデータ書き込み終了時に
予め設定した異なるトラック位置を変更するヘッド位置
変更手段を備えたことを特徴とする 二重化ディスク装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5337262A JP2834399B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 二重化ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5337262A JP2834399B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 二重化ディスク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07201132A JPH07201132A (ja) | 1995-08-04 |
JP2834399B2 true JP2834399B2 (ja) | 1998-12-09 |
Family
ID=18306971
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5337262A Expired - Fee Related JP2834399B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 二重化ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2834399B2 (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100460245B1 (ko) * | 1995-09-01 | 2005-04-06 | 이엠씨 코포레이션 | 온-라인,실시간의데이타이행을위한시스템및방법 |
JP3287203B2 (ja) | 1996-01-10 | 2002-06-04 | 株式会社日立製作所 | 外部記憶制御装置及び外部記憶制御装置間データ転送方法 |
JP3193880B2 (ja) * | 1996-12-11 | 2001-07-30 | 株式会社日立製作所 | データ移行方法 |
US7114049B2 (en) | 1997-01-08 | 2006-09-26 | Hitachi, Ltd. | Adaptive remote copy in a heterogeneous environment |
JP3410010B2 (ja) | 1997-12-24 | 2003-05-26 | 株式会社日立製作所 | サブシステムの移行方法および情報処理システム |
JP4689137B2 (ja) | 2001-08-08 | 2011-05-25 | 株式会社日立製作所 | リモートコピー制御方法、及びストレージシステム |
US7167962B2 (en) | 1999-08-19 | 2007-01-23 | Hitachi, Ltd. | Remote copy for a storage controller with reduced data size |
JP4434407B2 (ja) | 2000-01-28 | 2010-03-17 | 株式会社日立製作所 | サブシステム及びこれらの統合システム |
US7194590B2 (en) | 2001-02-28 | 2007-03-20 | Hitachi, Ltd. | Three data center adaptive remote copy |
US7143252B2 (en) | 2001-05-10 | 2006-11-28 | Hitachi, Ltd. | Storage apparatus system and method of data backup |
US7213114B2 (en) | 2001-05-10 | 2007-05-01 | Hitachi, Ltd. | Remote copy for a storage controller in a heterogeneous environment |
JP3781369B2 (ja) * | 2002-09-02 | 2006-05-31 | 株式会社日立製作所 | 記憶サブシステム |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP5337262A patent/JP2834399B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07201132A (ja) | 1995-08-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7418563B2 (en) | Method for controlling storage device controller, storage device controller, and program | |
US6108748A (en) | System and method for on-line, real time, data migration | |
JP3868708B2 (ja) | スナップショット管理方法及び計算機システム | |
JP3193880B2 (ja) | データ移行方法 | |
US6049890A (en) | Disk array system and its control method | |
EP1434125A2 (en) | Raid apparatus and logical device expansion method thereof | |
KR20070045891A (ko) | Raid 시스템, raid 컨트롤러 및 그 재구성/재복사처리 방법 | |
JP2834399B2 (ja) | 二重化ディスク装置 | |
JP2002259062A (ja) | 記憶装置システム及び記憶装置システムにおけるデータの複写方法 | |
JP2004264973A (ja) | ストレージシステムの制御方法、ストレージシステム、情報処理装置、管理コンピュータ、及びプログラム | |
JPH07191811A (ja) | 磁気ディスク装置の移行方式 | |
JPH07281840A (ja) | 2重化ディスク記録装置 | |
JPH07225715A (ja) | キャッシュ内のデータにアクセスする方法およびシステム | |
JPH07261945A (ja) | ディスクアレイ装置およびディスクアレイの区分け方法 | |
JPH1185576A (ja) | データ移行方法および情報処理システム | |
JP3882467B2 (ja) | 記憶装置システムのスナップショット管理方法 | |
JP2002278706A (ja) | ディスクアレイ装置 | |
JP3250859B2 (ja) | ディスクアレイ装置、コンピュータシステム及びデータ記憶装置 | |
KR100423812B1 (ko) | 디스크 캐쉬메모리 제어기 및 패리티 연산장치를 구비한알에이아이디 제어기 및 패리티 연산방법 | |
JP2005316697A (ja) | ディスクアレイシステムおよびデータバックアップ方法 | |
JPH07328072A (ja) | キャッシュ制御方法および情報処理装置 | |
JP2002312251A (ja) | データの複製方法及び情報処理システム | |
JPH06149487A (ja) | 外部記憶装置およびデータバックアップ方法 | |
JP2002222063A (ja) | ディスクアレイ装置およびそのデータ復元方法 | |
JPH0573485A (ja) | データ転送制御方式 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |