JP2833003B2 - 曲線のドットパターンのデータ圧縮方法 - Google Patents

曲線のドットパターンのデータ圧縮方法

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【発明の詳細な説明】 〔目 次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術と発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 作用 実施例 発明の効果 〔概要〕 文字,図形パターンを構成している曲線のドットパタ
ーンを「B−スプライン関数」を用いて曲線近似を行う
際に生成される節点の座標値列(k1,k2,……,kn)でデ
ータを圧縮する方法に関し、 「B−スプライン関数」を用いた曲線近似によるパタ
ーンデータの圧縮する際のデータ量を削減することに目
的とし、 該文字,図形パターンを構成している曲線のドットパ
ターンを「Bスプライン関数」を用いて曲線近似を行う
際に生成される節点の座標値列(k1,k2,……,kn)の各
要素の相関関係にある要素群を符号化して、上記曲線の
ドットパターンのデータ圧縮を行うように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、文字,図形パターンを構成している曲線の
ドットパターンを「B−スプライン関数」を用いて曲線
近似を行う際に生成される節点の座標値列(k1,k2,…
…,kn)でデータを圧縮する方法に関する。
一般に、文字,図形データをフルドットで記憶する
と、大容量のメモリが必要になる。
又、該フルドットパターンを、そのフルドットの儘
で、拡大,縮小処理をすると、美しいパターンを生成す
ることができない。
そこで、従来から、文字,図形データを少ないメモリ
容量で蓄積でき、且つ、高品質の拡大,縮小パターンを
生成することができるデータ圧縮・復元方式として、該
文字,図形パターンを構成している曲線のドットパター
ンの輪郭を直線と,曲線で近似表現し、該輪郭領域の塗
り潰しにより、該文字,図形パターンを構成している曲
線のドットパターンを生成する方式が知られているが、
この場合、例えば、ドットパターンの輪郭を直線近似に
よりベクトル化し、次に、該近似した輪郭のベクトルの
方向の情報(方向ベクトル)により、水平,垂直ストロ
ーク,飾り,斜線/曲線ストロークの抽出を行い、更
に、該抽出した斜線/曲線ストロークの輪郭を「B−ス
プライン関数」を用いて曲線近似することが行われる。
該文字,図形データの斜線/曲線ストロークの輪郭を
「B−スプライン関数」によって曲線近似を行う場合、
該「B−スプライン関数」の基底関数を決定する為のパ
ラメータである「節点」の個数と、該「節点」の係数値
列,及び、座標値列(k1,k2,……,kn)でデータ圧縮さ
れる為、該節点数が増えるにれて、その圧縮データの総
量が増加する問題があり、節点数が増加しても、該圧縮
データの総量が増加しない、効果的な圧縮データ削減方
式が待たれていた。
〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕
第3図は従来の曲線近似によるパターンデータの圧縮
方式を説明する図である。
前述のように、文字,図形パターンを構成している曲
線のドットパターンをフルドットで記憶する代わりに、
該文字,図形パターンを構成している曲線のドットパタ
ーンの輪郭を直線と曲線で近似表現し、該近似表現した
輪郭の領域を塗り潰すことによりパターンを生成する方
式が提案されている。
この方式によれば、該文字,図形パターンを構成して
いる曲線のドットパターンの構成要素である各ドットを
記憶する代わりに、直線部分は両端点の座標値を,曲線
部分は後述の「B−スプライン関数」の係数と節点の座
標値だけを記憶すればよく、データ量が少なく、高圧縮
ができる。
又、この方式では、拡大/縮小パターン等の変形文
字,図形を生成する場合、該直線部分は、両端点の座標
値を線形変換し、曲線部分は、上記「B−スプライン関
数」の係数と節点の座標値の線形変換を行えばよく、容
易に、該変形文字,図形を生成できる。
然も、該文字,図形の原ドットパターンの輪郭の特徴
を直線と,曲線に分けて、忠実に表現している為、拡大
/縮小等の変形をしても、原ドットパターンの品質を劣
化させることがなく、高品質なドットパターンが得られ
る。
このような、文字,図形パターンを構成している曲線
のドットパターンの輪郭を直線と曲線に分け、該曲線部
分を「B−スプライン関数」を用いて近似表現するパタ
ーン圧縮方式として、本願出願人は、特開昭62−274472
号公報「パターンデータの圧縮方式」,特開昭63−7588
2号公報「曲線近似によるパターン圧縮方式」,特開昭6
3−257072号公報「パターンデータの圧縮方法」,特開
昭63−303473号公報「曲線近似によるパターンデータの
圧縮方式」,特願昭63−7558号「曲線近似によるパター
ンデータの圧縮方式」等で、その詳細を開示している
が、要約すると、以下のようになる。
先ず、曲線のドットパターンの輪郭を直線近似により
ベクトル化し、次に、該近似した輪郭のベクトルの方向
の情報により、水平/垂直ストローク,飾り,斜線/曲
線ストロークの抽出を行い、更に、該抽出した斜線/曲
線ストロークの輪郭を本図に示した逐次分割法による圧
縮データの算出部1で「B−スプライン関数」による曲
線近似の1つである逐次分割法で曲線近似を行うもので
ある。
ここで、該抽出した斜線/曲線ストロークに注目する
と、該斜線/曲線ストロークの各セグメント(線分)
は、下記の(1)式で示す「B−スプライン関数」で近
似されており、そのときの生成パターンの輪郭点の座標
値は{x,S(x)}で算出される。
ここで、nは節点数 Cjは係数 Nj,4は3次B−スプラインの基底関数 である。
該(1)式で、3次B−スプラインの基底関数Nj,4
(x)は、該「B−スプライン関数」のパラメータであ
る節点の座標値列(k1,k2,……,kn)より算出される。
従って、該斜線/曲線ストロークを「B−スプライン
関数」で曲線近似した場合、その圧縮データは、節点数
n,係数値列(C-2,C-1,C0,C1,C2,C3,……,Cn-1,),及
び、節点の座標値列(k1,k2,……,kn)で構成される。
従って、該斜線/曲線ストロークの圧縮データは、1
セグメント当たりの節点数の最大値を‘20'とした場
合、mを上記1個の係数,及び、節点を表現するビット
数とすると、該節点数を表現するのに5ビット,上記係
数がm×(n+2)ビット,節点がm×nビット必要と
なる。
従って、該斜線/曲線ストロークの圧縮データの総量
は、 {5+m×(n+2)+m×n}ビット であり、斜線/曲線ストロークの各セグメントの節点数
nが増加するにつれて、該圧縮データの総量が増大する
という問題があった。
本発明は上記従来の欠点に鑑み、文字,図形パターン
を構成している曲線のドットパターンを「B−スプライ
ン関数」を用いて曲線近似を行う際に生成される節点の
座標値列(k1,k2,……,kn)でデータを圧縮する際の、
該曲線近似によるパターンデータの圧縮データ量を削減
することができるパターンデータ圧縮方法を提供するこ
とを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理ブロック図である。
上記の問題点は下記の如くに構成された曲線近似によ
る曲線のドットパターンのデータの圧縮方法によって解
決される。
文字,図形パターンを構成している曲線のドットパタ
ーンを「B−スプライン関数」を用いて曲線近似を行う
際に生成される節点の座標値列(k1,k2,……,kn)で上
記曲線のドットパターンのデータを圧縮する方法におい
て、 該節点の座標値列(k1,k2,……,kn)の各要素の相関
関係にある要素群を符号化して上記曲線のドットパター
ンのデータ圧縮を行うように構成する。
〔作用〕
即ち、本発明によれば、文字,図形パターンを構成し
ている曲線のドットパターンを「B−スプライン関数」
を用いて曲線近似を行う際に生成される節点数の増加に
よる圧縮データの増大に対して、該節点の座標値列
(k1,k2,……,kn)が、逐次分割法で求められている場
合、該節点の座標値列(k1,k2,……,kn)の各要素には
相関関係があることに着目し、該相関関係にある各要素
群をコード化(符号化)して、該圧縮データの総量を削
減するものである。
即ち、節点の座標値列(k1,k2,……,kn)が逐次分割
法で求められている場合、近似区間の両端点の座標を
T1,T2として、k1=T1,k2=T2を初期値として算出され
た、該近似関数の誤差評価(例えば、前述の特開昭62−
274472号公報「パターンデータの圧縮方式」で開示して
いる残差2乗和による誤差評価)を行い、若し、不適切
であれば、 k1=T1,k2=(T1+T2)/2,k3=T2 というように、近似区間の両端点の座標の中点に節点k2
を追加し、又、新たに、該近似関数の誤差評価を行う。
そして、再び、不適切であれば、2つの区間(k1〜k2
とk2〜k3)で、誤差の大きい区間に、その区間の中点が
新たな節点として追加される。
例えば、その前区間(k1〜k2)の誤差が大きい場合に
は、上記と同様にして、 k1=T1,k2={T1+(T1+T2)/2}/2,k3= (T1+T2)/2,k4=T2 のように、その区間の中点が新たな節点として追加する
ことを繰り返して、該節点列を求める。
このようにして、節点の座標値列(k1,k2,……,kn
を求める方法が逐次分割法である。
このように、例えば、逐次分割法によって求めた節点
の座標値列(k1,k2,……,kn)の各要素の間には、上記
のように、特定の相関関係があるので、本発明において
は、この相関関係にある各要素列をコード化して圧縮デ
ータを削減するというものである。
即ち、従来の節点の座標値列(k1,k2,……,kn)を、
両端点の座標(T1,T2)とコード、即ち「T1,T2,コー
ド」で表すようにする。
上記の例においては、例えば、該コードは、下記の表
に従う。
ここで、変換の為の算術式における割算は、シフト演
算(右シフト)で実現でき、「T1+T2)/2」等部分的に
同じ演算を含んでいることから、例えば、スタックメモ
リを利用することで、該演算を少ない計算量で実現でき
るので、該コード表を作成する上で、該演算が問題とな
ることはない。
このように、節点の座標値列(k1,k2,……,kn)の各
要素の間の相関関係にある各要素群をコード化すること
で、節点の圧縮データ量は、該コードを表現するビット
数で済み、従来方式に比較して大幅にデータ量が削減で
きる効果がある。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面によって詳述する。
前述の第1図は本発明の原理ブロック図であり、第2
図は本発明の一実施例を示した図であって、(a)は節
点コード化部の構成例を示し、(b)は文字ドットパタ
ーンの圧縮に本発明を適用した場合の構成例を模式的に
示した図である。
以下、第1図を参照しながら第2図によって、本発明
の文字,図形パターンを構成している曲線のドットパタ
ーンのデータ圧縮方法を説明する。
本発明を実施しても、文字,図形等のパターンデータ
を「B−スプライン関数」による曲線近似を用いてデー
タを圧縮する手段、例えば、逐次分割法によるデータ圧
縮手段は、特に変わることはないので、詳細は省略し
て、ここでは、文字ドットパターンを圧縮する際に用い
る、本発明の節点のコード化処理を中心にして説明す
る。
先ず、(b)図において、文字ドットパターンの圧縮
方式を例にして、本発明の節点のコード化処理の位置付
けを説明する。
屈曲点抽出部10で、入力された文字ドットパターンの
輪郭を直線近似によりベクトル化して、該輪郭ベクトル
の端点である屈曲点を抽出する。(例えば、「特公昭59
−25702号公報」参照) 次に水平・垂直ストローク認識部11と、飾り抽出部12
では、上記抽出された輪郭ベクトルの方向,長さ,該輪
郭ベクトル間の距離等の情報を使用して、該文字ドット
パターンの中の水平/垂直ストロークと,飾りの認識を
行い、その「飾り」属性を、該輪郭ベクトル(又は、屈
曲点)に付加する。(例えば、特開昭62−063384号公報
「パターンの相似変換方式」参照) その後、縦/横,及び、該「飾り」の属性のない輪郭
ベクトルを対象として、斜線/曲線ストローク抽出部13
において、先ず、該輪郭ベクトルの4方向分類を行っ
て、その方向属性を輪郭ベクトルに付加し、連続した同
じ属性を持つ輪郭ベクトルを統合して、曲線ストローク
を構成する2つの「対」をなす輪郭線の候補を抽出す
る。
次に、該統合した輪郭ベクトルの4方向属性の上記対
応条件,長さ,輪郭ベクトル間の距離の情報を用いて対
応付けを行い、該曲線ストロークを構成する「対」をな
す輪郭線を抽出する。(例えば、特開昭62−140182号公
報「パターンの相似変換方式」,特開昭62−274482号公
報「斜め線及び曲線ストロークの抽出方式」参照) この抽出された曲線ストロークの輪郭線は、X方向
と,Y方向の一価関数の線分であり、漢字,片仮名を構成
する曲線に多くみられ、該一価関数の曲線に対しては、
前述の「B−スプライン関数」を用いて近似することが
できる。
平仮名と英数字を多く構成する多価関数の曲線に対し
ては、上記一価関数の線分を統合して、該多価関数を抽
出し、又、新たな曲線近似区間を再設定して、上記「B
−スプライン関数」による曲線近似を行う。
次の曲線近似区間設定部14〜振動判定部18は前述の逐
次分割法による圧縮データの算出部1に対応する。
該曲線近似区間設定部14では、上記斜線/曲線ストロ
ーク抽出部13で得られた一価関数の輪郭線を、そのまま
曲線近似区間として設定する処理と,該一価関数を統合
して、多価関数を抽出し、更に、曲線近似区間を再設定
する処理と,縦/横線と曲線ストロークを統合する処理
と,曲線部の「飾り」に対する曲線近似区間の設定処理
(曲線部抽出処理を含む)とを行う。
次の多項式の係数/節点算出部15,及び、残差2乗和
判定部17では、先ず、上記設定した曲線近似区間の平均
的な傾きを、輪郭ベクトルの傾きより算出し、該設定し
た曲線近似区間の平均的な傾きを用いて残差2乗和によ
る誤差評価を行う際に、その傾き(例えば、45度を境に
して)に応じて、その区間を、前述の「B−スプライン
関数」の(1)式で示す、{x,S(x)}で近似する
か、{S′(y),y}で近似するかを決定する。
これは、該傾きによって、該「B−スプライン関数」
で表現できる範囲が限定される場合が生じるからであ
り、前述の本願出願人が先願している特開昭63−257072
号公報「パターンデータの圧縮方法」で、誤差評価を行
う為の残差2乗和算出式中の観測誤差“σi2"、即ち、
曲線近似で得られた点列上の参照点の重み、即ち、どの
参照点を重要視するかを表す点に対する観測誤差(重
み)を表すのに、上記曲線近似区間の平均的な傾きを使
用していることによる。
該(1)式の係数,及び、節点算出は、前述のよう
に、誤差評価のもとに行う。該「B−スプライン関数」
の係数と節点が、上記誤差評価の基に1つ決まり、次
に、得られたスプライン曲線が振動しているか否かを振
動判定部18で判定して、「B−スプライン関数」の適切
な係数,及び節点を算出する。
尚、上記曲線近似区間設定部14,斜め線および曲線ス
トロークの輪郭復元部16,多項式の係数/節点算出部15,
残差2乗和判定部17,振動判定部18での詳細な処理につ
いては、例えば、前述の特開昭62−274492号公報「パタ
ーンデータの圧縮方式」,特開昭63−75882号公報「曲
線近似によるパターン圧縮方式」,特開昭63−257072号
公報「パターンデータの圧縮方法」,特開昭63−303473
号公報「曲線近似によるパターンデータ圧縮方式」に開
示されている。
前述のように、「B−スプライン関数」を用いた曲線
近似においては、算出された節点の座標値列(k1,k2,
k3,……,kn)の各要素の間には、例えば、逐次分割法に
基づいた相関関係があることに着目し、本発明において
は、この節点の座標値列の各要素の相関関係にある各要
素群を符号化して、該「B−スプライン関数」の係数値
列(C-2,C-1,C0,C1,C2,C3,……,Cn-1,)と、コード化し
た節点情報を圧縮データとして出力する。
このコード化方式を(a)図によって、更に、詳細に
説明する。
先ず、個数算出部21において、入力された節点の座標
値列情報の要素の個数を算出する。
該算出された個数を用いて、前述のコード表を構成し
ている節点座標値列テーブル22を検索し、該個数の要素
からなるコードの候補を抽出し、次のコード決定部24に
おいて、上記入力された節点の座標値列情報とを比較し
ながら、該座標値列情報と一致するコードを決定する。
具体的には、両端点の要素を除いたものと、上記候補
の中から両端点を除いたものとを比較し、中点の節点の
座標値があると、その、例えば、一番最初のものを選択
して一致しない候補を除去することを繰り返して、最後
に残った要素を含む候補を、該入力された節点の座標値
列情報と一致すると判定し、該候補に付加されているコ
ードを出力させることで、該「B−スプライン関数」を
用いて近似した曲線のコードを得ることができる。
上記の例は逐次分割法で「B−スプライン関数」のパ
ラメータである節点を求めた場合を例にしているが、こ
れに限定されるものではなく、節点の座標値列の各要素
の間に、特定の相関関係を持つものであれば、どのよう
な方法で該節点を求めてもよいことはいう迄もないこと
である。
尚、上記の処理において出力された斜線/曲線ストロ
ーク以外については、屈曲点,及び水平/垂直線(縦/
横),飾りの属性データを直線近似による圧縮データと
して出力する。
このようにして、節点のデータをコード化して、復元
側で基の節点の座標値列(k1,k2,……,kn)を求める場
合、両端点の座標(T1,T2)と、該コードから、前述の
コード表に従った算術演算を行う必要があるが、前述の
ように、該算術演算は、シフト演算による割算と、同じ
演算(例えば、T1+T2/2等)を含んでいるので、スタッ
クメモリを利用することで、高速の該コードを用いて節
点のデータを算出することができる利点もある。
このように、本発明は、文字,図形パターンを構成し
ている曲線のドットパターンを「B−スプライン関数」
の、例えば、逐次分割法を用いて曲線近似を行う際に生
成される節点数の増加による圧縮データの増大に対し
て、該節点の座標値列(k1,k2,……,kn)が、逐次分割
法で求められている場合、該節点の座標値列(k1,k2,…
…,kn)の各要素には相関関係があることに着目して、
該相関関係にある要素群をコード化(符号化)して出力
することで、該圧縮データの総量を削減するようにした
ところに特徴がある。
〔発明の効果〕
以上、詳細に説明したように、曲線のドットパターン
のデータ圧縮方法は、文字,図形パターンを構成してい
る曲線のドットパターンを「B−スプライン関数」を用
いて曲線近似を行う際に生成される節点の座標値列
(k1,k2,……,kn)で上記曲線のドットパターンのデー
タを圧縮する方法において、該文字,図形パターンを構
成している曲線のドットパターンを「B−スプライン関
数」を用いて曲線近似を行う際に生成される節点の座標
値列(k1,k2,……,kn)の各要素の相関関係にある要素
列を符号化して上記曲線のドットパターンのデータ圧縮
を行うようにしたものであるので、節点の座標値列
(k1,k2,……,kn)の各要素の間の相関関係にある各要
素列をコード化することで、節点の圧縮データ量は、該
コードを表現するビット数で済み、従来方式に比較して
大幅にデータ量が削減できる効果がある。
例えば、1個の節点を表現するビット数をm,節点の数
をnとすると、従来方式では、m×nビットを必要とし
ていたのに対して、本発明の場合には、該節点データの
コード化の為に必要なビット数kで済む為、例えば、m
=8(この場合、256×256ドットのパターンが表現でき
る),n=6,k=8の場合、従来方式では、m×n=48ビ
ットに対して、本発明の場合には、k=8ビットであ
り、従来のデータ量に比較して、1/6で済むことにな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理ブロック図, 第2図は本発明の一実施例を示した図, 第3図は従来の曲線近似によるパターンデータの圧縮方
式を説明する図, である。 図面において、 1は逐次分割法による圧縮データの算出部, 2は節点のコード化部, 21は個数算出部, 22は節点座標値列テーブル(コード表), 23はコード候補抽出部, 24はコード決定部, 10〜18は文字ドットパターンの圧縮を行う各ブロック, をそれぞれ示す。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06T 9/00 - 9/40 H04N 1/41 - 1/419 G06T 5/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字,図形パターンを構成している曲線の
    ドットパターンをBスプライン関数を用いて曲線近似を
    行う際に生成される節点の座標値列で、前記曲線のドッ
    トパターンのデータを圧縮する方法であって、 前記節点の座標値列の各要素の相関関係にある各要素群
    を符号化して、前記曲線のドットパターンのデータ圧縮
    を行うことを特徴とする曲線のドットパターンのデータ
    圧縮方法。
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