JP2832931B2 - アナログ型感知器を有する火災警報装置 - Google Patents
アナログ型感知器を有する火災警報装置Info
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- JP2832931B2 JP2832931B2 JP62129175A JP12917587A JP2832931B2 JP 2832931 B2 JP2832931 B2 JP 2832931B2 JP 62129175 A JP62129175 A JP 62129175A JP 12917587 A JP12917587 A JP 12917587A JP 2832931 B2 JP2832931 B2 JP 2832931B2
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- Japan
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- sensor
- analog
- alarm device
- smoke
- fire alarm
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Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は、アナログ型感知器を有する火災警報装置に
関するものである。 〔背景技術〕 火災感知器の検知機能が正常であるかどうかをチェッ
クする方法として、従来は、火災判断を火災無しか、有
りかの1.0の判断で行うもの、及びアナログ型の感知器
にあっては、下記の方法があった。 1.0判断感知器 ア、実際に点検器具を用いて、加熱したり、煙を流入さ
せたりする方法。この方法は点検作業が手間である。 イ、判断基準を電気的に設定している感知器（光電式、
イオン式の煙感知器、半導体式の熱感知器等）はその設
定基準を変更すること等で、発報と同じ条件をつくる方
法。この方法は、内部回路しか機能チェックできていな
い。（熱流や煙流が感知器内部へ入ってきているかが不
明） アナログ型の感知器 ウ、常時アナログ値を測定し、出力があるものは、正常
と判断する方法。この方法も、内部回路しか機能チェッ
クできていない。（熱流や煙流が感知器内部へ入ってき
ているかが不明） 〔発明の目的〕 本発明は、前記の問題点に着目してなされたものであ
り、アナログ型感知器へ煙または、熱が流入するかどう
かも機能チェックできる火災警報装置を得ることを目的
とする。 〔発明の開示〕 本発明は、少なくともアナログ型の煙、熱等の感知器
を接続した火災警報装置であって、アナログ出力の値が
感知器の機能として正常なレベルであるかどうかを常時
または定期的にチェックすることにより検知部の機能を
チェックするとともに、ある一定期間内にアナログ出力
の変化があったかどうかをチェックすることにより、
煙、熱等の流入をチェックするよう構成したものであ
る。 以下、本発明の実施例の第１図乃至第７図に従い説明
する。 第２図はアナログ式の煙感知器の回路図を示すもので
あって、感知器ヘッド６と感知器ベース７で構成され、
光学部８、増幅回路９、アナログ出力回路10や、A/D変
換器17、信号処理回路19、伝送信号送受信回路18等で構
成してある。第３図は火災受信機の回路図を示すもので
あって電圧切替回路23、伝送信号変復調回路25、情報処
理部20で構成される。第２図、第３図内の他の回路は多
重伝送系がダウンしたときのバックアップのための回路
である。 第５図はシステム図を示し、火災受信機４に多重伝送
線１を介して、一般の1.0判別の感知器２、２と、アナ
ログ型の感知器５が混在して接続してある。第４図、第
６図、第７図は伝送方法を示すものであって、第４図は
検知レベルをデジタル信号に変換して送出することを示
し、第６図は電圧VHで回線発報を、電圧VLでアナログ情
報をデジタル化して送出していることを示している。第
７図はデジタル化情報の詳細を示すものであって、それ
ぞれ、スタートパルスST、アドレスパルスAD、制御信号
CD、返送信号RTを有している。 そして、第１図に示すように、火災受信機４の情報処
理部20内にはソフトプログラムが内蔵してあり、まず第
１にアナログ出力の値が感知器の機能として正常なレベ
ルであるかどうかを常時または定期的にチェックするこ
とにより検知部の機能をチェックする。これは、アナロ
グ出力として取りうる範囲の出力であるかどうかをみる
のである。このチェックにより、光電式なら光学系以下
の回路が、イオン式ならイオン室以後の回路が正常であ
ることが判別できる。 そして更にある一定期間内にアナログ出力の変化があ
ったかどうかをチェックすることにより、煙、熱等が感
知器内に流入したかどうかをチェックするのである。も
しほとんど変化がない場合は煙や熱の流入や対流がない
と判断でき、流入口が詰まっている可能性があると推定
できる。この場合はその感知器に限り、現場で点検器具
により、現場試験を行うようにすればよい。 〔発明の効果〕 以上のように、本発明によれば、少なくともアナログ
型の煙、熱等の感知器を接続した火災警報装置であっ
て、アナログ出力の値が感知器の機能として正常なレベ
ルであるかどうかを常時または定期的にチェックするこ
とにより検知部の機能をチェックするとともに、ある一
定期間内にアナログ出力の変化があったかどうかをチェ
ックすることにより、煙、熱等の流入をチェックするよ
う構成したので、別途に、煙、熱等の流入、対流検出用
の発光素子や受光素子等を用いなくとも、煙や熱等の感
知器内への流入、対流性についても試験が行えるので、
現場試験を軽減できる。
関するものである。 〔背景技術〕 火災感知器の検知機能が正常であるかどうかをチェッ
クする方法として、従来は、火災判断を火災無しか、有
りかの1.0の判断で行うもの、及びアナログ型の感知器
にあっては、下記の方法があった。 1.0判断感知器 ア、実際に点検器具を用いて、加熱したり、煙を流入さ
せたりする方法。この方法は点検作業が手間である。 イ、判断基準を電気的に設定している感知器（光電式、
イオン式の煙感知器、半導体式の熱感知器等）はその設
定基準を変更すること等で、発報と同じ条件をつくる方
法。この方法は、内部回路しか機能チェックできていな
い。（熱流や煙流が感知器内部へ入ってきているかが不
明） アナログ型の感知器 ウ、常時アナログ値を測定し、出力があるものは、正常
と判断する方法。この方法も、内部回路しか機能チェッ
クできていない。（熱流や煙流が感知器内部へ入ってき
ているかが不明） 〔発明の目的〕 本発明は、前記の問題点に着目してなされたものであ
り、アナログ型感知器へ煙または、熱が流入するかどう
かも機能チェックできる火災警報装置を得ることを目的
とする。 〔発明の開示〕 本発明は、少なくともアナログ型の煙、熱等の感知器
を接続した火災警報装置であって、アナログ出力の値が
感知器の機能として正常なレベルであるかどうかを常時
または定期的にチェックすることにより検知部の機能を
チェックするとともに、ある一定期間内にアナログ出力
の変化があったかどうかをチェックすることにより、
煙、熱等の流入をチェックするよう構成したものであ
る。 以下、本発明の実施例の第１図乃至第７図に従い説明
する。 第２図はアナログ式の煙感知器の回路図を示すもので
あって、感知器ヘッド６と感知器ベース７で構成され、
光学部８、増幅回路９、アナログ出力回路10や、A/D変
換器17、信号処理回路19、伝送信号送受信回路18等で構
成してある。第３図は火災受信機の回路図を示すもので
あって電圧切替回路23、伝送信号変復調回路25、情報処
理部20で構成される。第２図、第３図内の他の回路は多
重伝送系がダウンしたときのバックアップのための回路
である。 第５図はシステム図を示し、火災受信機４に多重伝送
線１を介して、一般の1.0判別の感知器２、２と、アナ
ログ型の感知器５が混在して接続してある。第４図、第
６図、第７図は伝送方法を示すものであって、第４図は
検知レベルをデジタル信号に変換して送出することを示
し、第６図は電圧VHで回線発報を、電圧VLでアナログ情
報をデジタル化して送出していることを示している。第
７図はデジタル化情報の詳細を示すものであって、それ
ぞれ、スタートパルスST、アドレスパルスAD、制御信号
CD、返送信号RTを有している。 そして、第１図に示すように、火災受信機４の情報処
理部20内にはソフトプログラムが内蔵してあり、まず第
１にアナログ出力の値が感知器の機能として正常なレベ
ルであるかどうかを常時または定期的にチェックするこ
とにより検知部の機能をチェックする。これは、アナロ
グ出力として取りうる範囲の出力であるかどうかをみる
のである。このチェックにより、光電式なら光学系以下
の回路が、イオン式ならイオン室以後の回路が正常であ
ることが判別できる。 そして更にある一定期間内にアナログ出力の変化があ
ったかどうかをチェックすることにより、煙、熱等が感
知器内に流入したかどうかをチェックするのである。も
しほとんど変化がない場合は煙や熱の流入や対流がない
と判断でき、流入口が詰まっている可能性があると推定
できる。この場合はその感知器に限り、現場で点検器具
により、現場試験を行うようにすればよい。 〔発明の効果〕 以上のように、本発明によれば、少なくともアナログ
型の煙、熱等の感知器を接続した火災警報装置であっ
て、アナログ出力の値が感知器の機能として正常なレベ
ルであるかどうかを常時または定期的にチェックするこ
とにより検知部の機能をチェックするとともに、ある一
定期間内にアナログ出力の変化があったかどうかをチェ
ックすることにより、煙、熱等の流入をチェックするよ
う構成したので、別途に、煙、熱等の流入、対流検出用
の発光素子や受光素子等を用いなくとも、煙や熱等の感
知器内への流入、対流性についても試験が行えるので、
現場試験を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
第１図乃至第７図は本発明の実施例を示し、第１図はフ
ローチャート、第２図は感知器の回路ブロック図、第３
図は受信機の回路ブロック図、第４図は感知器の多重伝
送動作検出回路の動作説明用フローチャート、第５図は
本発明の基本となる火災警報装置の全体構成図、第６図
は回線電圧と伝送信号の関係を示す波形図、第７図は伝
送信号のフォーマット説明図である。 １……回線、３……情報伝送部、４……火災受信機、
５、Ａ……感知器、20……多重伝送動作検出回路。
ローチャート、第２図は感知器の回路ブロック図、第３
図は受信機の回路ブロック図、第４図は感知器の多重伝
送動作検出回路の動作説明用フローチャート、第５図は
本発明の基本となる火災警報装置の全体構成図、第６図
は回線電圧と伝送信号の関係を示す波形図、第７図は伝
送信号のフォーマット説明図である。 １……回線、３……情報伝送部、４……火災受信機、
５、Ａ……感知器、20……多重伝送動作検出回路。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 １．少なくともアナログ型の煙、熱等の感知器を接続し
た火災警報装置であって、アナログ出力の値が感知器の
機能として正常なレベルであるかどうかを常時または定
期的にチェックすることにより検知部の機能をチェック
することにより検知部の機能をチェックするとともに、
ある一定期間内に前記アナログ出力の変化があったかど
うかをチェックすることにより、煙、熱等の流入をチェ
ックすることを特徴とするアナログ型感知器を有する火
災警報装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62129175A JP2832931B2 (ja) | 1987-05-26 | 1987-05-26 | アナログ型感知器を有する火災警報装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62129175A JP2832931B2 (ja) | 1987-05-26 | 1987-05-26 | アナログ型感知器を有する火災警報装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63292397A JPS63292397A (ja) | 1988-11-29 |
| JP2832931B2 true JP2832931B2 (ja) | 1998-12-09 |
Family
ID=15002999
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62129175A Expired - Lifetime JP2832931B2 (ja) | 1987-05-26 | 1987-05-26 | アナログ型感知器を有する火災警報装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2832931B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007179463A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Matsushita Electric Works Ltd | 火報システム |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5214400A (en) * | 1975-07-24 | 1977-02-03 | Oki Electric Ind Co Ltd | Photoelectric type smoke sensor with self-diagnosing circuit capable of monitoring dust cleaner mesh choking |
-
1987
- 1987-05-26 JP JP62129175A patent/JP2832931B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63292397A (ja) | 1988-11-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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