JP2832619B2 - ディジタルrf方式の超音波診断装置 - Google Patents

ディジタルrf方式の超音波診断装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はディジタルRF方式のフェズドアレイ方式の
極短距離ソーナー、特に例えば医療用超音波イメージャ
としての機能を有する超音波診断装置におけるエレメン
ト信号の受波及びビームフォーミングの手段に関する。
[従来の技術] 第6図は従来のディジタルRF方式の超音波診断装置の
ビームフォーマーの周辺の回路構成を示すブロック図で
ある。図において、(10)はA/D変換器である。このA/D
変換器(10)はΔ−Σトラッカー(11)及びディシメー
ションフィルタ(16)から構成されている。Δ−Σトラ
ッカー(11)は加算器(12)、フィルタ(13)、増幅器
(14)及びフィルタ(15)から構成されている。(20)
はディジタルビームフォーマーである。なお、この図に
おいては1チャネル分のA/D変換器(10)のみが図示さ
れており、他のチャネルの分は省略されている。
従来のディジタルRF方式の超音波診断装置は上記のよ
うに構成されており、各エレメントのRF信号E1(k)は
Δ−Σトラッカー(11)及びディシメーションフィルタ
(16)を経て2進ディジタル信号語列に変換されてディ
ジタルビームフォーマー(20)に入力し、そこで信号処
理が施されて後続する装置(図示せず)に送り出され
る。
[発明が解決しようとする課題] 上記のような従来のディジタルRF方式の超音波診断装
置では、各チャネルのデータの語のワードレートがナイ
キスト条件にかなっていればよいので、まず中心周波数
f0の信号に対しては4f0のサンプリングレートでもって
サンプリングにかければ足りていた。しかし、A/D変換
器の手法が何であれ、データの語の扱いはパラレルでな
ければならず、ディジタルビームフォーマー(20)は相
応の入力線数を必要とし、また、タイミングの正確さも
必須となり、装置が複雑とならざるをえなかった。
この発明は、かかる問題点を解決するためになされた
もので、構成をより簡素化したディジタルRF方式の超音
波診断装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係るディジタルRF方式の超音波診断装置
は、各チャネルの信号がそれぞれ入力する1次のΔ−Σ
トラッカー(又はパルス幅変調器)と、1次のΔ−Σト
ラッカー(又はパルス幅変調器)の出力をそれぞれ遅延
・加算するディジタルビームフォーマーと、該ビディジ
タルビームフォーマーの出力信号をディジタル信号に変
換する1個のディシメーションフィルタとを有する。
また、この発明に係るディジタルRF方式の超音波診断
装置は、一次のΔ−Σトラッカーの代わりに、2次以上
の高次のΔ−Σトラッカーを用い、ディジタルビームフ
ォーマーにおける加算前の位置に、各チャネル毎にリニ
ヤライザーを挿入する。
また、この発明に係るディジタルRF方式の超音波診断
装置の一例においては、ディシメーションフィルタとし
てアナログフィルタを用いる。
[作 用] この発明においては、各チャネル毎にディシメーショ
ンフィルタを設けずに、ディジタルビームフォーマーの
後に1個のディシメーションフィルタを設けるようにし
たので、構成が簡単になる。
また、この発明においては、各チャネル毎にリニヤラ
イザーを挿入したので、チップレートの低速化が可能に
なっている。
また、この発明においては、ディシメーションフィル
タの代りにアナログフィルタを用いているので、その出
力に合成された音線のエコーのアナログ信号が得られ
る。
[実施例] 第1図はこの発明の一実施例に係るディジタルRF方式
の超音波診断装置のビームフォーマーの周辺の回路構成
を示す図である。図におて、(11)〜(15)は第6図に
示した上記従来装置を全く同一のものである。(30)は
この実施例に係るディジタルビームフォーマーである。
(31)は共通のディシメーションフィルタである。
第2図はディジタルビームフォーマー(30)の遅延・
加算部分の構成を示すブロック図である。図において、
(40−1),(40−2),(40−3),…(40−64)は
それぞれ各チャネルのΔ−Σトラッカーのコンパレータ
出力が入力する可変長シフトレジスタであり、各チャネ
ルにつき1個の長大な(例えば10μsec分)、但し、ビ
ットレートがΔ−Σトラッカーのそれに十分見合うよう
な高速さ(例えば≦10ns)をもったもので構成する。
(41)はこの全可変長シフトレジスタの出力を加算する
加算器である。この実施例ではΔ−Σトラッカーとして
1次のものを用いており、各チャネル当り1ビットなの
で、チャネル数分の並列入力端子を有する加算器で構成
する。
上記のように構成されたディジタルRF方式の超音波診
断装置においては、システムクロックφとしては中心周
波数f0の100〜200倍の又はそれ以上のものを用いて、全
てのチャネルのΔ−Σトラッカーをそのシステムクロッ
クで同期運転する。そして、各クロック毎に出てくる各
チャネルのΔ−Σトラッカーのコンパレータ出力(2値
信号)を、従来のように個々にディシメーションフィル
タを通さずに、直接ディジタルビームフォーマー(30)
の可変長シフトレジスタ(40−1),(40−2),(40
−3),…(40−64)に同一のタイミングで入力する。
そして、可変長シフトレジスタ(40−1),(40−
2),(40−3),…(40−64)の長さ(段数)を変え
ることでビームフォーミングに必要な遅延分布を実現
し、その遅延分布出力は加算器(41)で加算され、その
結果のディジタル的な合成出力が全チャネル共通のディ
シメーションフィルタ(31)に出力し、このディシメー
ションフィルタ(31)からディジタルビームフォーマー
を形成する信号が出力される。
第3図はディジタルビームフォーマー(30)の遅延・
加算部分の他の構成例を示すブロック図であり、この実
施例では部分加算方式を採用している。図において、
(42)〜(45)はそれぞれ15チャネル分の並列入力端子
を有する加算器である。(46)は加算器(42)〜(45)
の出力を加算する加算器である。
この実施例では各チャネルの信号が可変長シフトレジ
スタ(40−1)〜(40−64)に送り出され、加算器(4
2)は可変長シフトレジスタ(40−1)〜(40−15)か
らの出力を加算して4ビットの信号を出力し、他の加算
器(43),(44),(45)も同様にして可変長シフトレ
ジスタの出力を加算して出力する。加算器(46)は加算
器(42)〜(45)の出力を加算して例えば6ビットのデ
ータ構成からなる出力信号をディシメーションフィルタ
(31)に送り出す。
第4図はディジタルビームフォーマー(30)の遅延・
加算部分の他の構成例を示すブロック図であり、この実
施例では可変遅延レジスタを加算器の間に分布して必要
なシフトレジスタの全長を減らしている。図において、
(47),(48),(49),(50)はそれぞれ加算器であ
る。(51−1)〜(51−7)(以下(51)という)は可
変長シフトレジスタであり、同様なものが更に57個ある
が図示を省略してある。(52)は加算器(47)からの3
ビットの信号線に対応して設けられた3個の可変長シフ
トレジスタであり、同様なものが更に7個あるが図示を
省略してある。(53),(54)はそれぞれ加算器(4
8),(49)からの5ビットの信号線に対応して設けら
れた5個の可変長シフトレジスタである。
この実施例では可変長シフトレジスタ(51)で遅延さ
れた各チャネルの信号は加算器(47)で加算され、その
出力は可変シフトレジスタ(52)に入力し、そこで遅延
された後加算器(48),(49)で加算され、その出力は
可変シフトレジスタ(53),(54)でそれぞれ遅延され
る。この遅延結果は加算器(50)で加算され、その結果
結果は6ビットの信号構成からなり、ディシメーション
フィルタ(31)に送り出される。
ところで、上記実施例ではA/D変換器のサブシステム
としてΔ−Σトラッカーを用いた例を示したが、S/Nを
向上させるためにステップサイズが可変のもの(適応型
デルタ変調(ADM)方式)を使用することが考えられ
る。しかし、そのときΔ−Σトラッカー系の出力の2値
信号はそのまま積分回路又はローパスフィルタにかけて
も元のアナログ信号に戻らないものになってしまってい
るので、それに対応した信号処理が必要になる。第6図
はそのような信号処理を考慮した回路図である。図にお
いて、(60)はリニヤライザーであり、これはシフトレ
ジスタ(61)及び状態変化表が格納されたPROM(62)か
ら構成されている。このシフトレジスタ(61)には各チ
ャネルの2次以上の高次のΔ−Σトラッカーからの2値
信号が入力し、この信号に「1」の連続又は「0」の連
続のパターンがきたら、PROM(62)により対応すべき加
算値(ステップサイズ)を与える。このようにすること
で、より遅いクロックレートで、またより広いダイナミ
ックレンジまでこの発明を適用することができる。
また、出力ビットストリームを積分回路又はローパス
フィルタを通しさえすれば元の信号になるという点で
は、Δ−Σトラッカーの他にパルス幅変調器があり、Δ
−Σトラッカーをパルス幅変調器に置き換えた構成によ
っても全く同様な動作が得られる。
また、第1図の実施例においてディシメーションフィ
ルタ(31)としてアナログフィルタを用いれば、その出
力に合成された音線のエコーのアナログ信号が得られ
る。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば各チャネル毎にディシ
メーションフィルタを設けずに、ディジタルビームフォ
ーマーの後に1個のディシメーションフィルタを設ける
ようにしたので、構成が簡単になる。また、Δ−Σトラ
ッカーを用いた場合にはΔ−Σオーバーサンプリング式
のA/D変換の特徴が全て生かされる。ディシメーション
フィルタとして1個のアナログフィルタを設けた場合に
はそれだけで合成された音線のエコーのアナログ信号が
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係るディジタルRF方式の
超音波診断装置のビームフォーマーの周辺の回路構成を
示す図、第2図〜第4図はそれぞれディジタルビームフ
ォーマーの遅延・加算部分の構成例を示すブロック図、
第5図はリニアライザの構成例を示すブロック図、第6
図は従来のディジタルRF方式の超音波診断装置のビーム
フォーマーの周辺の回路構成を示す図である。 図において、(11)はΔ−Σトラッカー、(30)はディ
ジタルビームフォーマー、(31)はディシメーションフ
ィルタである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61B 8/00 G01N 29/22

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各チャネルの信号がそれぞれ入力する1次
    のΔ−Σトラッカーと、該1次のΔ−Σトラッカーの出
    力をそれぞれ遅延・加算するディジタルビームフォーマ
    ーと、該ディジタルビームフォーマーの出力信号をディ
    ジタル信号に変換して出力する1個のディシメーション
    フィルタとを有することを特徴とするディジタルRF方式
    の超音波診断装置。
  2. 【請求項2】一次のΔ−Σトラッカーの代わりに、2次
    以上の高次のΔ−Σトラッカーを用い、ディジタルビー
    ムフォーマーの加算前の位置に、各チャネル毎にリニヤ
    ライザーを挿入したことを特徴とする請求項1記載のデ
    ィジタルRF方式の超音波診断装置。
  3. 【請求項3】一次のΔ−Σトラッカーの代わりに、パル
    ス幅変調器を用いたことを特徴とする請求項1記載のデ
    ィジタルRF方式の超音波診断装置。
  4. 【請求項4】ディシメーションフィルタとしてアナログ
    フィルタを用いたことを特徴とする請求項1又は2記載
    のディジタルRF方式の超音波診断装置。
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