JP2832000B2 - 蓄電池充電装置 - Google Patents

蓄電池充電装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は蓄電池の充電を行うに関するものである。 [発明の背景] 従来、鉛蓄電池の充電方式としては、第8図のような
特性を持つ定電圧定電流方式が一般に広く知られてい
る。この充電方式は、比較的効率よく充電でき10〜20時
間程度で満充電となる特徴を持っているが、規定の時間
以上充電器に蓄電池を接続すると、過充電になりやすく
電池容量の減少や寿命を縮めるなどの欠点があり、その
対策として第6図のような特性の2段定電圧充電が考え
られている。この方法では第7図のように蓄電池が充電
されてくると充電電流が減少し、その電流がある一定電
流以下(第7図Io1)になると、充電電圧を過充電にな
らない低電圧(トリクル電圧第7図Vo2)に下げる。ま
た充電されていない蓄電池を接続すると、ある一定電流
以上(第7図Io2)となると本来の充電電圧(サイクル
電圧第7図Vo1)となり、過充電になり蓄電池を傷める
ことを防止している。 [発明が解決しようとしている問題点] しかしながらこの様な充電器では、第7図のように無
負荷時には低電圧となっているため、ある程度充電され
ている蓄電池を接続した時はあまり充電電流が流れず、
低電圧となりつづけ、満充電されないため容量不足とな
りやすい。 また放電後長時間放置された蓄電池は内部抵抗が非常
に大きくなる。このような蓄電池は、上記充電器で充電
しようとしても、電流が少ないため低電圧状態となり、
充電されないなどの欠点があった。 [課題を解決するための手段] 上記の課題を解決するために、本発明は、接続端子に
蓄電池が接続されているか否かに拘らず、上記接続端子
の最大出力電圧が第1の電圧値となる、定電圧定電流充
電を行う蓄電池充電装置において、上記接続端子に流れ
る電流を検出する検出手段と、上記蓄電池への充電開始
時は充電電圧を上記第1の電圧値に設定し、上記検出手
段により検出された電流値が第2の電流値まで低下する
と充電電圧を上記第1の電圧値よりも低い第2の電圧値
に設定し、その後上記検出手段により検出される電流値
が上記第2の電流値よりも小さい第3の電流値以下にな
ると充電電圧を上記第1の電圧値に設定する設定手段
と、を有するものである。 [作用] 本発明によれば、充電開始時は定電圧定電流のサイク
ル充電で充電され、満充電されると充電電圧が低くな
り、トリクル充電で充電され、その御蓄電池が取り外さ
れると再びサイクル充電状態となるものである。 [実施例] 以下本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。第1図は本発明の一実施例を示す回路図であり、V
INは入力電圧で、出力電圧Voが蓄電池に接続される。ま
たツェナーダイオードZD1は抵抗R12を介して入力電圧V
INに接続され、比較用の基準値の電源となる。出力電圧
検出抵抗R2,R3により分割された出力電圧は、OP1の+端
子の電圧と比較され、トランジスタTR1のベース電流を
制御することで出力電圧Voが安定化される。また出力電
流が増加し出力電流検出抵抗の電圧低下がトランジスタ
TR2のVBEをこえるとトランジスタTR2が動作し、トラン
ジスタTR1のベース電流を減少させることにより、出力
電流の定電流制御を行っている。 この回路で蓄電池を接続し充電を行うと、第3図のよ
うに初期は充電電流が設定電流Io3の定電流充電とな
り、充電電圧は徐々に上昇していく。そして充電電圧が
Vo1まで上ると定電圧充電状態となり充電電流が減少し
ていく。この充電電流ISが設定電流値IS2より大きいと
きは、比較器CMP1の出力が低電位動作であるため、フリ
ップフロップFFがセットされ、フリップフロップFFは高
レベルを出力する。更に、充電電流がIS2間で減少する
と、比較器CMP1が動作してその出力が高電位となり、ま
た、フリップフロップFFは既にセットされており、比較
器CMP2の出力も高電位となっているので、ANDゲートA2
の出力は高電位となり、これによりスイッチSW1をオン
にする。それにより基準電圧を抵抗R4とR5により分割さ
れたことにより差動増幅器OP1の+端子の電圧が下が
り、出力電圧がVo2まで低下させた後サイクル充電から
トリクル充電電圧へ切り替わる。 またこの状態から蓄電池を外すことにより電流値がIs
1以下となり、比較器CMP2が動作しフリツプフロツプF.F
がリセツトされ、SW1はオフとなり基準電圧は抵抗R4とR
5により分割されずそのまま差動増幅器OP1の+端子に加
わるため出力電圧はVo1となりサイクル充電状態とな
る。 この例では、電流検出点2点の内1点の電流の小さい
点(第2図Is1)は蓄電池のもれ電流以下に設定し、ま
たもう1点の多少電流が多い点(第2図Is2)は蓄電池
がほぼ満充電された時の値に設定されている。 そして蓄電池を接続する時にはサイクル状態にしてお
き、そこから充電電流がふえ蓄電池がほぼ満充電となり
充電電流が減少してIs2となった時トリクル状態とし、
また蓄電池を切りはなすと充電電流はIs1以下となりサ
イクル状態となるシーケンスを設けることにより、蓄電
池を過不足なく充電することを可能にしている。 また他の実施例として第4図のようにトランジスタTR
2による定電流をやめて電流検出抵抗R9を定電流検出抵
抗として兼用し、差動増幅器OP2を付加し、電流値設定
抵抗としてR10,R11を使用することにより、定電流精度
や温度安定度が非常に改良され、また電流検出抵抗が1
本ですむため部品コストや電力損失も低減できる。 さらに他の実施例として第5図のように差動増幅器OP
3を付加し基準電圧や電圧検出点のGND側を差動増幅器OP
3のバツフアーを通し出力電圧側GNDに接続することによ
り、出力電流検出抵抗による電圧低下をなくすことが出
来、出力電圧負荷特性が改良される。 この様に、電流検出点を2点設けそれによりサイクル
−トリクル切替シーケンスを作りだしたことにより過充
電や不足充電にならないように、蓄電池が保護される。
またこの充電方式では、蓄電池に負荷が並列に接続され
るフロート充電として使用すると負荷がオフで蓄電池が
満充電の時トリクル状態となり蓄電池が保護され、負荷
がオンとなり蓄電池も多少放電するとすぐサイクルモー
ドに切り替わり効率良く、蓄電池を充電できるため特に
フロート充電器として効果がある。 [効果] 以上説明したように本発明によれば、充電開始時は定
電圧定電流のサイクル充電状態とし、満充電になると、
出力電流の値に応じて充電電圧を変更して、トリクル充
電状態とサイクル充電状態とを切り換えるので、過充電
や不足充電を防止し、効率よく蓄電池を充電でき、蓄電
池の寿命を延ばすことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の第1の実施例の回路図、 第2図は本発明の第1の実施例の負荷特性を示す図、 第3図は本発明の第1の実施例の充電特性を示す図、 第4図は本発明の第2の実施例の回路図、 第5図は本発明の第3の実施例の回路図、 第6図は従来の1例の回路図、 第7図は第6図の回路の負荷特性を示す図、 第8図は従来の1例の負荷特性を示す図である。 図中、TR1は制御トランジスタ、OP1〜OP2は誤差増幅
器、TR2は電流検出トランジスタ、R1は電流検出抵抗、R
2,R3は出力電圧検出抵抗、R6,R7,R8はIs1,Is2設定抵
抗、R4,R5は基準電圧分割抵抗、R9はIs検出抵抗、CMP1,
CMP2はIs1,Is2検出コンパレータ、F.FはIs2記憶用フリ
ツプフロツプ、SW1は基準電圧分割用スイツチである。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.接続端子に蓄電池が接続されているか否かに拘ら
    ず、上記接続端子の最大出力電圧が第1の電圧値とな
    る、定電圧定電流充電を行う蓄電池充電装置において、 上記接続端子に流れる電流を検出する検出手段と、 上記蓄電池への充電開始時は充電電圧を上記第1の電圧
    値に設定し、上記検出手段により検出された電流値が第
    2の電流値まで低下すると充電電圧を上記第1の電圧値
    よりも低い第2の電圧値に設定し、その後上記検出手段
    により検出される電流値が上記第2の電流値よりも小さ
    い第3の電流値以下になると充電電圧を上記第1の電圧
    値に設定する設定手段と、 を有することを特徴とする蓄電池充電装置。
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