JP2656060B2 - 蓄電池の充電制御回路 - Google Patents
蓄電池の充電制御回路Info
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、Ni−Cd電池のような蓄電池の充電制御回路
に関する。
に関する。
[従来の技術] 従来から、蓄電池の充電制御方式には、電池電圧検知
方式、タイマー制御方式、電池温度検知方式等が知られ
ている。蓄電池は、充電すると、一般に、第4図に示す
ような充電時間−電圧特性を示し、また、第5図に示す
ような充電時間−温度特性を示す。
方式、タイマー制御方式、電池温度検知方式等が知られ
ている。蓄電池は、充電すると、一般に、第4図に示す
ような充電時間−電圧特性を示し、また、第5図に示す
ような充電時間−温度特性を示す。
電池電圧検知方式は、電池を充電した時に上昇してい
く電池電圧を検出し、ある設定電圧になると、充電を停
止するものである。ところが、電池個々の電圧のバラツ
キ、温度特性のバラツキにより、容量100%時の電池電
圧は大きくバラツクため、電池が過充電にならないよう
に充電するためには、制御電圧を100%充電時の電圧に
設定するのではなく、80%程度の充電時の電圧に設定し
なければならない。その結果、容量不足状態になること
が多い。
く電池電圧を検出し、ある設定電圧になると、充電を停
止するものである。ところが、電池個々の電圧のバラツ
キ、温度特性のバラツキにより、容量100%時の電池電
圧は大きくバラツクため、電池が過充電にならないよう
に充電するためには、制御電圧を100%充電時の電圧に
設定するのではなく、80%程度の充電時の電圧に設定し
なければならない。その結果、容量不足状態になること
が多い。
一方、タイマー制御方式は、電池の容量に関係なく、
一定時間電池に充電電流を流すものである。そのため、
容量が満杯の電池を、この制御方式の充電器にて繰り返
し充電すると、過充電を繰り返すため、電池が劣化する
虞れがある。
一定時間電池に充電電流を流すものである。そのため、
容量が満杯の電池を、この制御方式の充電器にて繰り返
し充電すると、過充電を繰り返すため、電池が劣化する
虞れがある。
電池温度検知方式は、第5図に示すように、電池が充
電容量100%を越えてさらに充電されると温度上昇する
特性を有することを利用して、この上昇した温度を検知
して充電を停止するものである。ところが、この場合、
大負荷で使用した直後の電池は放電で温度が上昇してい
るため、充電器に接続しても直ちに充電が開始されず温
度が下がって始めて充電が開始されるので充電時間が長
くかかる。
電容量100%を越えてさらに充電されると温度上昇する
特性を有することを利用して、この上昇した温度を検知
して充電を停止するものである。ところが、この場合、
大負荷で使用した直後の電池は放電で温度が上昇してい
るため、充電器に接続しても直ちに充電が開始されず温
度が下がって始めて充電が開始されるので充電時間が長
くかかる。
このように従来のいずれの充電制御方式も何らかの解
決課題を有している。
決課題を有している。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、上記問題点を解消するもので、電池などに
関係なく、電池の容量がなくなっている時には、直ちに
充電を開始し、過充電にならずに充電を完了制御するこ
とができ、充電容量を常に100%に確保し得る蓄電池の
充電制御回路を提供することを目的とする。
関係なく、電池の容量がなくなっている時には、直ちに
充電を開始し、過充電にならずに充電を完了制御するこ
とができ、充電容量を常に100%に確保し得る蓄電池の
充電制御回路を提供することを目的とする。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、上記問題点を解消するもので、充電可能な
蓄電池に交流電源から充電電流を供給する蓄電池の充電
制御回路において、前記蓄電池の電圧と設定値との大小
を判断する電池電圧検知回路と、前記蓄電池の温度と設
定温度との高低を判断する温度検知回路と、前記電池電
圧検知回路の出力信号により充電を開始し、前記温度検
知回路の出力信号により充電を終了して充電電流を末期
電流に切換える充電制御回路とを備えてなり、前記電池
電圧検知回路は、前記蓄電池の電圧が印加される第1の
入力端子と前記設定値が印加される第2の入力端子の両
印加電圧の大小を比較するものであって、前記第1の入
力端子には積分回路と前記交流電源のオフ時に前記積分
回路の電荷を放電させる放電回路とが接続されてなり、
かつ、前記第2の入力端子には前記交流電源から生成さ
れる定電圧が印加されるようになされているものであ
る。
蓄電池に交流電源から充電電流を供給する蓄電池の充電
制御回路において、前記蓄電池の電圧と設定値との大小
を判断する電池電圧検知回路と、前記蓄電池の温度と設
定温度との高低を判断する温度検知回路と、前記電池電
圧検知回路の出力信号により充電を開始し、前記温度検
知回路の出力信号により充電を終了して充電電流を末期
電流に切換える充電制御回路とを備えてなり、前記電池
電圧検知回路は、前記蓄電池の電圧が印加される第1の
入力端子と前記設定値が印加される第2の入力端子の両
印加電圧の大小を比較するものであって、前記第1の入
力端子には積分回路と前記交流電源のオフ時に前記積分
回路の電荷を放電させる放電回路とが接続されてなり、
かつ、前記第2の入力端子には前記交流電源から生成さ
れる定電圧が印加されるようになされているものであ
る。
[作用] この構成により、電池の温度に拘らず電池電圧つまり
電池の残容量に基いて充電が開始され、その後、充電完
了時には電池温度に基いて充電電流が末期電流に切換え
られる。上記において、電源投入時に、検出すべき電池
電圧は、放電状態から積分回路による積分時間だけ、設
定値(基準電圧)となる電圧の上昇よりも遅れるので、
設定値の方が検出すべき電池電圧よりも早く上昇するこ
ととなり、放電電池に対して、充電を開始しないといっ
たことがなくなる。
電池の残容量に基いて充電が開始され、その後、充電完
了時には電池温度に基いて充電電流が末期電流に切換え
られる。上記において、電源投入時に、検出すべき電池
電圧は、放電状態から積分回路による積分時間だけ、設
定値(基準電圧)となる電圧の上昇よりも遅れるので、
設定値の方が検出すべき電池電圧よりも早く上昇するこ
ととなり、放電電池に対して、充電を開始しないといっ
たことがなくなる。
[実施例] 本発明の一実施例構成を第1図に示す。
同図において、1は交流電源、2はノイズフィルタ回
路、3は整流回路、4はスイッチング回路、5はトラン
ス、6は整流回路、7は被充電用の電池、8は前記電池
7の電圧が設定値よりも高いか低いかを判別する電圧検
知回路、9は前記電池7の温度を検知するセンサ、10は
前記電池7の温度が設定温度よりも高いか低いかを判断
する温度検知回路、11は前記電圧検知回路8および温度
検知回路10の出力をそれぞれリセット、セット入力とし
たR−Sフリップフロップ、12は負荷電流を検出する抵
抗R12からの信号および前記フリップフロップ11の出力
を入力とした定電流回路、13は前記整流回路6の出力電
圧を入力とした定電圧回路、14は前記定電流回路12およ
び定電圧回路13の出力を入力とし、前記スイッチング回
路4に対し制御信号を出力するPWM制御回路、15は前記
電池7と並列にメインスイッチSW1を介して接続された
負荷としてのモータである。
路、3は整流回路、4はスイッチング回路、5はトラン
ス、6は整流回路、7は被充電用の電池、8は前記電池
7の電圧が設定値よりも高いか低いかを判別する電圧検
知回路、9は前記電池7の温度を検知するセンサ、10は
前記電池7の温度が設定温度よりも高いか低いかを判断
する温度検知回路、11は前記電圧検知回路8および温度
検知回路10の出力をそれぞれリセット、セット入力とし
たR−Sフリップフロップ、12は負荷電流を検出する抵
抗R12からの信号および前記フリップフロップ11の出力
を入力とした定電流回路、13は前記整流回路6の出力電
圧を入力とした定電圧回路、14は前記定電流回路12およ
び定電圧回路13の出力を入力とし、前記スイッチング回
路4に対し制御信号を出力するPWM制御回路、15は前記
電池7と並列にメインスイッチSW1を介して接続された
負荷としてのモータである。
そして、前記PWM制御回路14は定電流回路12からの出
力信号により整流回路6の出力電流が一定になるように
スイッチング回路4のON−OFFデューティを制御し、ま
た同様に定電圧回路13の出力信号によっても出力電圧が
一定になるようにスイッチング回路4のON−OFFデュー
ティを制御する。また、定電流回路12は交流駆動時の電
流と充電時の電流、そして、末期電流の三通りに切換わ
るようになっており、交流駆動時の電流や充電時の電流
といった定格電流と末期電流の切換えは電池7の充電容
量状態によって行なわれる。
力信号により整流回路6の出力電流が一定になるように
スイッチング回路4のON−OFFデューティを制御し、ま
た同様に定電圧回路13の出力信号によっても出力電圧が
一定になるようにスイッチング回路4のON−OFFデュー
ティを制御する。また、定電流回路12は交流駆動時の電
流と充電時の電流、そして、末期電流の三通りに切換わ
るようになっており、交流駆動時の電流や充電時の電流
といった定格電流と末期電流の切換えは電池7の充電容
量状態によって行なわれる。
上述のごとく、電圧検知回路8の出力信号はフリップ
フロップ11のリセット入力に、温度検知回路10の出力信
号は同フリップフロップ11のセット入力にそれぞれ入力
される。そして、電池容量がない場合には、電池電圧が
設定電圧以下となり、電圧検知回路8の出力はHighとな
り、リセット信号が入力され、フリップフロップ11の出
力はLowになるので出力電流は定格電流となるように制
御される。
フロップ11のリセット入力に、温度検知回路10の出力信
号は同フリップフロップ11のセット入力にそれぞれ入力
される。そして、電池容量がない場合には、電池電圧が
設定電圧以下となり、電圧検知回路8の出力はHighとな
り、リセット信号が入力され、フリップフロップ11の出
力はLowになるので出力電流は定格電流となるように制
御される。
電池7が定格電流により充電されると電池電圧が上昇
し、電圧検知回路8の出力はLowとなり、リセット信号
はなくなる。そして、さらに充電が行なわれ容量が100
%を越えると、電池温度が上昇して設定温度以上になる
と、温度検知回路10の出力はHighとなるので、セット信
号が入力され、フリップフロップ11の出力はHighとな
り、出力電流は末期電流になるように制御される。
し、電圧検知回路8の出力はLowとなり、リセット信号
はなくなる。そして、さらに充電が行なわれ容量が100
%を越えると、電池温度が上昇して設定温度以上になる
と、温度検知回路10の出力はHighとなるので、セット信
号が入力され、フリップフロップ11の出力はHighとな
り、出力電流は末期電流になるように制御される。
次に、電池容量がなくなってくると、電池電圧は低く
なり、電圧検知回路8の出力がHighとなり、リセット信
号が入力され、フリップフロップ11の出力はLowとな
り、このときに電池温度が高くなっていてセット信号が
Highになっていても、フリップフロップ11の出力はLow
となり、定格電流出力に制御される。
なり、電圧検知回路8の出力がHighとなり、リセット信
号が入力され、フリップフロップ11の出力はLowとな
り、このときに電池温度が高くなっていてセット信号が
Highになっていても、フリップフロップ11の出力はLow
となり、定格電流出力に制御される。
第2図はその具体回路構成を示す。同図において、前
述と同部材には同符号を付し、また、制御用の各回路の
電源としての一次側電源16および一次側電源17を示して
いる。
述と同部材には同符号を付し、また、制御用の各回路の
電源としての一次側電源16および一次側電源17を示して
いる。
本構成において、特に定電流回路12の構成ならびに動
作を説明すると、出力電流は抵抗R12により検出され、
その電圧はオペアンプOP1と抵抗R19,R20,R21、コンデン
サC6で構成した増幅回路に入力され、充電時には[1+
R19/(R20R21)]倍に、交流駆動時には(1+R19/R2
0)倍に増幅する。この出力によりホトカプラPC1に電流
が流れ、PWM制御回路14におけるPWM制御ICでスイッチン
グ回路4のパルスデューティが決定される。すなわち、
出力電流が増加すると、増幅回路への入力電圧が増加
し、その出力が増加するため、ホトカプラPC1への電流
が増加し、パルスデューティが減少し、その結果、出力
電流が減少して一定となるよう制御される。
作を説明すると、出力電流は抵抗R12により検出され、
その電圧はオペアンプOP1と抵抗R19,R20,R21、コンデン
サC6で構成した増幅回路に入力され、充電時には[1+
R19/(R20R21)]倍に、交流駆動時には(1+R19/R2
0)倍に増幅する。この出力によりホトカプラPC1に電流
が流れ、PWM制御回路14におけるPWM制御ICでスイッチン
グ回路4のパルスデューティが決定される。すなわち、
出力電流が増加すると、増幅回路への入力電圧が増加
し、その出力が増加するため、ホトカプラPC1への電流
が増加し、パルスデューティが減少し、その結果、出力
電流が減少して一定となるよう制御される。
また、交流駆動時には充電時に比較して大電流が流れ
るようになっており、電池容量がないときにも電動工具
などを使用できるようになっている。そして、その電流
の切換えは、切換スイッチSW2による上記増幅回路の抵
抗回路の切換えによる。すなわち、充電時には抵抗R20
とR21が並列に接続され増幅率が小さくなり、出力電流
が小さな電流に制御される。
るようになっており、電池容量がないときにも電動工具
などを使用できるようになっている。そして、その電流
の切換えは、切換スイッチSW2による上記増幅回路の抵
抗回路の切換えによる。すなわち、充電時には抵抗R20
とR21が並列に接続され増幅率が小さくなり、出力電流
が小さな電流に制御される。
充電と交流駆動の切換スイッチSW2はメインスイッチS
W1と連動しており、充電時つまりメインスイッチSW1がO
FFの時には、切換スイッチSW2はa側に倒れ、一方、交
流駆動時つまり、メインスイッチSW1がONの時には、切
換スイッチSW2はb側へ倒れる。
W1と連動しており、充電時つまりメインスイッチSW1がO
FFの時には、切換スイッチSW2はa側に倒れ、一方、交
流駆動時つまり、メインスイッチSW1がONの時には、切
換スイッチSW2はb側へ倒れる。
次に交流駆動時には、大きな定電流が出力されるた
め、電池7が充電されていて容量が多くある時には、無
負荷運転を行うと、モータ15に流れた残りの電流が全て
電池7に流れ、電池7が大電流で過充電されてしまう。
それを防ぐために定電圧回路13が設けられている。
め、電池7が充電されていて容量が多くある時には、無
負荷運転を行うと、モータ15に流れた残りの電流が全て
電池7に流れ、電池7が大電流で過充電されてしまう。
それを防ぐために定電圧回路13が設けられている。
定電圧回路13は複数個のダイオードD10〜D13で構成さ
れており、定電圧はVF(順方向電圧)×N(ダイオード
の個数)で決定される。出力がVF×Nより高くなると、
ダイオードを通じてホトカプラPC1に電流が流れ、PWM制
御回路14が動作し、パルスデューティが小さくなって出
力電圧が一定になるように制御される。すなわち、電池
容量が入っている時には、電池に電流が流れると電圧が
高くなり、定電圧回路13が動作して、電流を制限するよ
うに動作するので電池の過充電はなくなる。
れており、定電圧はVF(順方向電圧)×N(ダイオード
の個数)で決定される。出力がVF×Nより高くなると、
ダイオードを通じてホトカプラPC1に電流が流れ、PWM制
御回路14が動作し、パルスデューティが小さくなって出
力電圧が一定になるように制御される。すなわち、電池
容量が入っている時には、電池に電流が流れると電圧が
高くなり、定電圧回路13が動作して、電流を制限するよ
うに動作するので電池の過充電はなくなる。
かくして本回路を充電・交流両用の電動工具等におけ
る電源として用いた場合、交流駆動時に電池を過充電す
ることなく適正に使用することができる。
る電源として用いた場合、交流駆動時に電池を過充電す
ることなく適正に使用することができる。
ところで、前記定電圧回路13は交流駆動時のみ必要で
あって、充電時に動作すると、電池が充電されて電圧が
上昇してくると電流が制限されるため完全に充電されな
いか、あるいは温度が上昇しないので充電完了しない。
そこで、充電時における設定電圧は交流駆動時のそれよ
りも高くなるように設定してある。この切換えは、切換
スイッチSW2を交流駆動時にb側に倒すことにより、ダ
イオードD8,D9を短絡することにより行い、もって交流
駆動時の設定電圧が充電時のそれよりも低くなるように
する。
あって、充電時に動作すると、電池が充電されて電圧が
上昇してくると電流が制限されるため完全に充電されな
いか、あるいは温度が上昇しないので充電完了しない。
そこで、充電時における設定電圧は交流駆動時のそれよ
りも高くなるように設定してある。この切換えは、切換
スイッチSW2を交流駆動時にb側に倒すことにより、ダ
イオードD8,D9を短絡することにより行い、もって交流
駆動時の設定電圧が充電時のそれよりも低くなるように
する。
次に、起動電流による電池電圧の低下のための電圧検
知回路8の誤動作に対しては、抵抗R35とコンデンサC9
でなる積分回路により電池電圧がホールドできるように
している。この積分回路のCR時定数を大きくしておくこ
とにより、瞬時の電圧低下には応答せず、それ以外には
正確に動作する。
知回路8の誤動作に対しては、抵抗R35とコンデンサC9
でなる積分回路により電池電圧がホールドできるように
している。この積分回路のCR時定数を大きくしておくこ
とにより、瞬時の電圧低下には応答せず、それ以外には
正確に動作する。
このような積分回路を有しない場合で電池が100%以
上充電されており、充電が完了し出力電流が末期電流に
なっている場合に、モータ15を起動すると、その起動電
流により電池電圧が一時的に低下する。そのため電圧検
知回路8がこの低下した電圧を検知し、充電開始信号を
出力し充電を開始する。すると、電池温度が上昇して設
定温度になるまで充電し続ける。その結果、スイッチの
ONの度に充電を繰り返し過充電になる。
上充電されており、充電が完了し出力電流が末期電流に
なっている場合に、モータ15を起動すると、その起動電
流により電池電圧が一時的に低下する。そのため電圧検
知回路8がこの低下した電圧を検知し、充電開始信号を
出力し充電を開始する。すると、電池温度が上昇して設
定温度になるまで充電し続ける。その結果、スイッチの
ONの度に充電を繰り返し過充電になる。
この点、本実施例によれば、上述のごとく電池電圧ホ
ールドする回路を設けているため、瞬時の電池電圧降下
に対して制御用の回路が誤動作するのを防止することが
でき、本充電制御回路でなる電源回路を充電・交流両用
の工具に用いた場合にあっても何ら不都合を生じること
がない。
ールドする回路を設けているため、瞬時の電池電圧降下
に対して制御用の回路が誤動作するのを防止することが
でき、本充電制御回路でなる電源回路を充電・交流両用
の工具に用いた場合にあっても何ら不都合を生じること
がない。
また、電池7の電圧が電圧検知回路8に常に入力され
ているために、交流電源1が接続され、制御用の回路の
電源が立ち上がり動作し始める時には、必ず電圧検知IC
の2ピンの比較すべき基準電圧は3ピンの電圧より遅く
立ち上がり低いので、同IC内のコンパレータ出力(8ピ
ン)は常にLowになり、リセット信号が入力されないの
で充電が開始しないことが考えられる。
ているために、交流電源1が接続され、制御用の回路の
電源が立ち上がり動作し始める時には、必ず電圧検知IC
の2ピンの比較すべき基準電圧は3ピンの電圧より遅く
立ち上がり低いので、同IC内のコンパレータ出力(8ピ
ン)は常にLowになり、リセット信号が入力されないの
で充電が開始しないことが考えられる。
そこで、このようなことを無くするために電池電圧の
電圧検知回路8への入力は基準電圧より後に立ち上がる
よう構成する必要がある。ダイオードD14〜D17は、その
ための回路であり、交流電源1を切るとコンデンサC9の
電荷は同ダイオードにより放電され、3ピン電圧は4VF
になる。再度、交流電源1を投入した時、3ピン電圧は
4VFから抵抗R35とコンデンサC9の時定数で充電され、3
ピン電圧がゆっくり上昇し、基準電圧が先に立ち上がり
正常な動作が得られる。
電圧検知回路8への入力は基準電圧より後に立ち上がる
よう構成する必要がある。ダイオードD14〜D17は、その
ための回路であり、交流電源1を切るとコンデンサC9の
電荷は同ダイオードにより放電され、3ピン電圧は4VF
になる。再度、交流電源1を投入した時、3ピン電圧は
4VFから抵抗R35とコンデンサC9の時定数で充電され、3
ピン電圧がゆっくり上昇し、基準電圧が先に立ち上がり
正常な動作が得られる。
このように電源投入時、電圧検知回路8への電池電圧
入力を遅延させ、基準電圧の方を先に立ち上げることに
より、充電が開始しないといった問題を防止している。
入力を遅延させ、基準電圧の方を先に立ち上げることに
より、充電が開始しないといった問題を防止している。
また、定格電流を末期電流に切換えるのは、温度検知
回路10の出力によって行なっている。そのため、電池7
の温度が低いと、その温度が上昇するまで定格電流出力
となる。したがって、交流電源1の投入、遮断を行う
と、電池の過充電が繰り返される。そこで、これを防止
するため、交流電源1の投入時には電圧検知回路8が動
作して、電池7の容量を判断し、その信号でもって出力
電流を決定する必要がある。コンデンサC8はそのための
ものであり、交流電源1の投入時、コンデンサC8により
温度検知回路10の基準電圧は遅く立ち上がるので、温度
検知回路10の出力、つまりフリップフロップ11のセット
入力はHighになっている。この間に電圧検知回路8で電
池容量を判断し、出力電流を決定している。
回路10の出力によって行なっている。そのため、電池7
の温度が低いと、その温度が上昇するまで定格電流出力
となる。したがって、交流電源1の投入、遮断を行う
と、電池の過充電が繰り返される。そこで、これを防止
するため、交流電源1の投入時には電圧検知回路8が動
作して、電池7の容量を判断し、その信号でもって出力
電流を決定する必要がある。コンデンサC8はそのための
ものであり、交流電源1の投入時、コンデンサC8により
温度検知回路10の基準電圧は遅く立ち上がるので、温度
検知回路10の出力、つまりフリップフロップ11のセット
入力はHighになっている。この間に電圧検知回路8で電
池容量を判断し、出力電流を決定している。
かくして、本実施例の充電制御回路を充電・交流両用
電動工具等に用いた場合に、大電流の出力される交流駆
動の繰り返し、あるいは交流電源の投入、遮断の繰り返
し等によって電池7を過充電して劣化させることがな
く、常に100%まで充電することができる。
電動工具等に用いた場合に、大電流の出力される交流駆
動の繰り返し、あるいは交流電源の投入、遮断の繰り返
し等によって電池7を過充電して劣化させることがな
く、常に100%まで充電することができる。
しかも、第1の入力端子に積分回路を接続し、かつ、
第2の入力端子に交流電源から生成される定電圧を印加
するように構成したことにより、電源投入時において、
検出すべき電池電圧の上昇が、設定値となる電圧の上昇
よりも積分時間だけ遅れ、必ず、設定値(基準電圧)の
方が早く上昇することとなるので、放電電池に対し、充
電を開始しないといったことが防止できる。
第2の入力端子に交流電源から生成される定電圧を印加
するように構成したことにより、電源投入時において、
検出すべき電池電圧の上昇が、設定値となる電圧の上昇
よりも積分時間だけ遅れ、必ず、設定値(基準電圧)の
方が早く上昇することとなるので、放電電池に対し、充
電を開始しないといったことが防止できる。
第3図は具体回路構成の他の例を示す。同図において
は、定電圧回路13′が第2図のものと相違し、定電圧回
路13′を差動増幅回路とダイオードD9〜D11で構成した
場合である。そして、ダイオードD9〜D11とボリュームR
44により基準電圧を決定し、出力電圧との差を差動増幅
回路にて増幅し、ホトカプラPC1に電流を流すことによ
り、出力電圧を制御している。
は、定電圧回路13′が第2図のものと相違し、定電圧回
路13′を差動増幅回路とダイオードD9〜D11で構成した
場合である。そして、ダイオードD9〜D11とボリュームR
44により基準電圧を決定し、出力電圧との差を差動増幅
回路にて増幅し、ホトカプラPC1に電流を流すことによ
り、出力電圧を制御している。
この構成によれば、設定電圧をボリュームR44により
任意に設定でき、電池7の温度特性に合わせた制御を行
うことができる。
任意に設定でき、電池7の温度特性に合わせた制御を行
うことができる。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、電池の残容量状態に基
づき充電が即座に開始されるので、電池温度が高い場合
にも充電を開始でき、充電容量を常に100%に確保する
ことができ、充電時間の短縮化を図れ、さらには充電が
完了し、電池温度が上昇した時点で充電電流を末期電流
に切換えるようにしているので、電池を過充電すること
も防止することができる。
づき充電が即座に開始されるので、電池温度が高い場合
にも充電を開始でき、充電容量を常に100%に確保する
ことができ、充電時間の短縮化を図れ、さらには充電が
完了し、電池温度が上昇した時点で充電電流を末期電流
に切換えるようにしているので、電池を過充電すること
も防止することができる。
第1図は本発明の一実施例による蓄電池の充電制御回路
のブロック構成図、第2図はその具体回路構成図、第3
図は他の具体回路構成図、第4図は電池の充電特性図、
第5図は電池の温度上昇特性図である。 1……交流電源、4……スイッチング回路、7……電
池、9……センサ、8……電圧検出回路、10……温度検
知回路、11……R−Sフリップフロップ、12……定電流
回路、13……定電圧回路、14……PWM制御回路。
のブロック構成図、第2図はその具体回路構成図、第3
図は他の具体回路構成図、第4図は電池の充電特性図、
第5図は電池の温度上昇特性図である。 1……交流電源、4……スイッチング回路、7……電
池、9……センサ、8……電圧検出回路、10……温度検
知回路、11……R−Sフリップフロップ、12……定電流
回路、13……定電圧回路、14……PWM制御回路。
Claims (1)
- 【請求項1】充電可能な蓄電池に交流電源から充電電流
を供給する蓄電池の充電制御回路において、前記蓄電池
の電圧と設定値との大小を判断する電池電圧検知回路
と、前記蓄電池の温度と設定温度との高低を判断する温
度検知回路と、前記電池電圧検知回路の出力信号により
充電を開始し、前記温度検知回路の出力信号により充電
を終了して充電電流を末期電流に切換える充電制御回路
とを備えてなり、前記電池電圧検知回路は、前記蓄電池
の電圧が印加される第1の入力端子と前記設定値が印加
される第2の入力端子の両印加電圧の大小を比較するも
のであって、前記第1の入力端子には積分回路と前記交
流電源のオフ時に前記積分回路の電荷を放電させる放電
回路とが接続されてなり、かつ、前記第2の入力端子に
は前記交流電源から生成される定電圧が印加されるよう
になされているものであることを特徴とする蓄電池の充
電制御回路。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63069104A JP2656060B2 (ja) | 1988-03-22 | 1988-03-22 | 蓄電池の充電制御回路 |
KR1019890003607A KR920009671B1 (ko) | 1988-03-22 | 1989-03-22 | 축전지의 충전제어회로 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63069104A JP2656060B2 (ja) | 1988-03-22 | 1988-03-22 | 蓄電池の充電制御回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01243830A JPH01243830A (ja) | 1989-09-28 |
JP2656060B2 true JP2656060B2 (ja) | 1997-09-24 |
Family
ID=13392986
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63069104A Expired - Lifetime JP2656060B2 (ja) | 1988-03-22 | 1988-03-22 | 蓄電池の充電制御回路 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2656060B2 (ja) |
KR (1) | KR920009671B1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6131525B2 (ja) * | 2012-03-29 | 2017-05-24 | いすゞ自動車株式会社 | 熱電変換素子の制御装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5751035U (ja) * | 1981-08-06 | 1982-03-24 | ||
JPS6188447U (ja) * | 1984-11-12 | 1986-06-09 |
-
1988
- 1988-03-22 JP JP63069104A patent/JP2656060B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1989
- 1989-03-22 KR KR1019890003607A patent/KR920009671B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR890015477A (ko) | 1989-10-30 |
JPH01243830A (ja) | 1989-09-28 |
KR920009671B1 (ko) | 1992-10-22 |
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