JP2831926B2 - 流速の測定方法及び装置 - Google Patents

流速の測定方法及び装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気やその他の流体の
流速を測定するための測定方法及び装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、風速を測定する簡便な方法とし
て、発熱させた抵抗線をセンサとして使用し、これに風
を当てたときの温度の下がり具合から風速を測定する方
法、気流中においた翼車の回転数から風速を求める方
法、気流中に生じる渦を計数して風速を求める方法など
が知られている。しかしながら、これらの方法では、測
定装置が比較的複雑、高価なものになるとか、精度の良
い測定を行うことができないなどの欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の技術的課題
は、トランジスタの温度特性を有効に利用し、簡単で安
価な装置により精度良く流速を測定できるようにした流
速測定方法及び装置を得ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の流速の測定方法は、流体の流路中に、互いに
同等の特性を有する基準用トランジスタ及び測定用トラ
ンジスタを相互に近接させて配設し、上記基準用トラン
ジスタにおけるコレクタ・エミッタ間に十分に低い値の
固定された電圧を印加すると共に、上記測定用トランジ
スタにおけるコレクタ・エミッタ間に可変電圧を印加
し、上記測定用トランジスタに流れるエミッタ電流を基
準用トランジスタに流れるエミッタ電流より大きくし、
上記両トランジスタのエミッタ電流を変化させないよう
に保持しつつ、上記測定用トランジスタのコレクタ電圧
を制御して、上記ベース・エミッタ間電圧が等しくなる
ように制御し、この時の上記制御コレクタ電圧を上記流
体の流速信号として取り出すことを特徴とするものであ
る。
【0005】また、本発明の流速の測定装置は、流体の
流路中に相互に近接して配設される互いに同等の特性を
有する基準用トランジスタ及び測定用トランジスタと、
上記基準用トランジスタに流れるエミッタ電流を常に同
一の大きさに制御する第1のエミッタ電流制御手段と、
上記第1のエミッタ電流制御手段により制御されるエミ
ッタ電流より大きく、且つ常に同一の大きさのエミッタ
電流が測定用トランジスタに流れるように制御し、上記
測定用トランジスタのコレクタ電圧が制御された場合
に、その制御に応じて上記両トランジスタのベース・エ
ミッタ間電圧を等しくするように制御する制御手段と、
上記コレクタ電圧を可変にすることができるコレクタ電
圧可変手段とを備え、上記測定用トランジスタのコレク
タ・エミッタ間電圧を上記流体の流速信号として取り出
すことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】上記流速測定方法及び装置においては、流体の
流路中に、互いに同等の特性を有する基準用トランジス
タ及び測定用トランジスタを相互に近接させて配設し、
上記測定用トランジスタに流れるエミッタ電流を基準用
トランジスタに流れるエミッタ電流より大きくし、そし
て、両トランジスタのエミッタ電流を変化させないよう
に保持しながら、上記測定用トランジスタのコレクタ電
圧を制御すると、この制御により、両トランジスタのベ
ース・エミッタ間電圧が等しくなれば、上記制御コレク
タ電圧と流体の流速との間に一定の関係を有することよ
り、このコレクタ電圧を流体の流速信号として取り出す
ことができ、簡単な方法により確実且つ精度良く流速を
測定できる。
【0007】
【実施例】一般に、トランジスタのベース・エミッタ間
電圧は、接合部温度が一定ならばエミッタ電流値の対数
関数で表され、且つ絶対温度に比較して小さい温度変化
範囲においては、上記電圧がエミッタ電流一定の条件下
で温度に対し負の直線的関係にある。本発明に係る流速
測定装置は、このような性質を有効に利用するものであ
り、図1にその第1実施例の回路図を示している。
【0008】同図の測定装置は、流速を測定しようとす
る流体の流路中に実質的に同等の条件で相互に近接して
配設される互いに同等の特性を有する基準用トランジス
タ1及び測定用トランジスタ2を備えると共に、第1の
エミッタ電流制御手段としての増幅器A11と、制御手段
としての増幅器A12及び増幅器A13と、第1ないし第3
の比較要素3〜5と、抵抗R1 及びR2 と、可変コレク
タ電圧器6とを有している。
【0009】基準用トランジスタ1のエミッタは、抵抗
1 を介して接地され、そのコレクタは、十分に低い一
定の電圧VC1を印加する固定コレクタ電圧源に接続さ
れ、また、そのベースは、増幅器A11、及び第1比較要
素3を介して基準電圧源Vr に接続されている。そし
て、この比較要素3の入力側には、上記基準電圧源Vr
のみならず、上記トランジスタ1のエミッタが接続され
ている。上記増幅器A11は、トランジスタ1に流れるエ
ミッタ電流I1 を一定値に制御する機能を有するもので
あり、この増幅器A11には、上記比較要素3における基
準電圧源Vr と上記トランジスタ1のエミッタ電圧I1
1 との加減演算の出力電圧が印加される。
【0010】一方、測定用トランジスタ2のエミッタ
は、上記抵抗R1 より小さい抵抗値を有する抵抗R2
介して接地され、そのコレクタは、コレクタ電圧源Vc2
を調整可能にする可変コレクタ電圧器6に接続され、ま
た、そのベースは増幅器A21及び第2比較要素4を介し
て基準電圧源Vr に接続されている。そして、この比較
要素4の入力側には、上記基準電圧源Vr のみならず、
上記トランジスタ2のエミッタが接続されている。上記
増幅器A21は、トランジスタ2に流れるエミッタ電流I
2 を上記電流I1より大きい一定電流値に制御する機能
を有するものであり、この増幅器A21には上記比較要素
4における基準電圧Vr と上記トランジスタ2のエミッ
タ電圧I2・R2 との加減演算の出力電圧が印加される。
【0011】また、測定用トランジスタ2のコレクタ
は、上記増幅器A13、及び第3比較要素5を介して上記
トランジスタ1及び2のベースにそれぞれ接続されてい
る。上記増幅器A13は、トランジスタ1及び2のベース
・エミッタ間電圧の双方が等しくなるように制御する機
能を有するものであり、この増幅器A13には、上記比較
要素5におけるトランジスタ1及び2のベース・エミッ
タ間電圧の加減演算の出力電圧が印加される。
【0012】次に、本実施例に係る流速の測定方法を図
1を参照して説明する。この測定方法は、前述したよう
に、一般に、トランジスタのベース・エミッタ間電圧
は、接合部温度が一定ならばエミッタ電流値の対数関数
で表され、且つ絶対温度に比較して小さい温度変化範囲
においては、上記電圧がエミッタ電流一定の条件下で温
度に対し負の直線的関係にある、という性質を利用する
ものである。
【0013】このような性質を利用して、流体の流路中
に、センサとして、互いに同等の特性を有する基準用ト
ランジスタ1及び測定用トランジスタ2を相互に近接さ
せて配設すると共に、このトランジスタ1、2における
ベース・エミッタ間に所要の電圧VBE1 、VBE2 (V
BE1 <VBE2 )をそれぞれ印加して、これらのトランジ
スタ1、2に一定のエミッタ電流I1 、I2 (I1 <I
2 )がそれぞれ流れるように制御する。このときに、両
トランジスタ1、2が同一温度であると、上記温度範囲
では、その温度の如何にかかわらず、上記電圧VBE1
BE2 との電位差(VBE2 −VBE1)は一定に保持され
る。
【0014】図1を参照しつつ、具体的に説明する。
尚、上記増幅器A11、増幅器A12及び増幅器A13の増幅
率を、それぞれ、K1,K2 及びK3 とし、これらの値
は、十分大きいものとする(K1,K2,K3 ≫1)。
【0015】まず、トランジスタ1及び2についての消
費電力をP1,P2 とすると、それぞれ下記関係がある。 P1 =VCE1・I12 =VCE2・I2 尚、上記VCE1 及びVCE2 は、それぞれトランジスタ1
及び2のエミッタ・コレクタ間電圧である。
【0016】また、トランジスタ1及び2並びに増幅器
11、A12及A13びには、それぞれ下記関係がある。 I1・R1 = (K1・Vr −VBE1)/(1+K1) VC1 =VCE1 + (K1・Vr −VBE1)/(1+K1) I2・R2 =( K2・Vr −VBE2)/(1+K2) Vc2 =VCE2 + (K2・Vr −VBE2)/(1+K2) 及び Vc2 =K3(−K1(Vr −I1・R1)+K2(Vr −I2・R2)) 上記の関係から、増幅率K1 及びK2 が十分大きけれ
ば、上記増幅器A11及びA12により、トランジスタ1及
び2のそれぞれに、一定値のエミッタ電流I1 ,I2
(I1 <I2 )を流すように制御できる。
【0017】更に、上記関係から、トランジスタ1及び
2の消費電力の差は、 P2 −P1 =VCE2・I2 −VCE1・I1 となる。ここで、両トランジスタ1及び2を同一の温度
にそれぞれ発熱させている場合には、この消費電力の差
は、零となる。
【0018】次に、上記増幅率の値をK1 =K2 =K3
=Kとして、上式を整理すれば、 P2 −P1 =K・I2(VBE2 −VBE1)−Vr・I2 − (VC1−Vr)・I1 =K・I2・C・Log(I2/I1)−Vr・I2 − (VC1- Vr)・I1 となる。尚、K1,K2,K3 ≫1の条件の下では、K=K
1 =K2 =K3 としても一般性は失われない。また、C
は、温度一定の下では、定数となる。上式は、消費電力
の差 (P2 - P1)とベース・エミッタ間の電圧差 (V
BE2 −VBE1)とが、直線関係にあることを意味してい
る。
【0019】このような関係を考慮すると共に、上述し
たように、ベース・エミッタ間の電圧が、所定条件下
で、温度に対し負の直線関係あることを考慮して、次の
ような制御を行う。即ち、上記可変コレクタ電圧器6に
より測定用トランジスタ2のコレクタ電圧VC2を制御し
て、このトランジスタ2のエミッタ・コレクタ間電圧V
CE2 を変化させる。そして、この電圧VCE2 を変化させ
ることにより、トランジスタ2の発熱温度を上昇させ、
トランジスタ1と2と間に上記範囲内で一定値△Tだけ
温度差を生ずるようにすることを目的に、上記増幅器A
13に、両トランジスタのベース・エミッタ間の電圧差
(VBE2 −VBE1)が零になるように制御させる。このよ
うに、電圧差 (VBE2 −VBE1)を零に制御することは、
両トランジスタ1、2が同一温度であったときの、この
トランジスタ1及び2間に生じていた電圧差 (VBE2
BE1)に相当した温度差△Tを、トランジスタ1と2と
間に生ぜしめる、ことを意味する。
【0020】一方、上記消費電力差は、物理学の法則に
よれば、下記のような関係がある。 P2 - P1 ∝ CP・ρSF・△T ∝ CP・ρSF・(△T/ (VBE2 −VBE1))・ (VBE2 −VBE1) ∝ CP・ρSF・(△T/ (VBE2 −VBE1))・C・Log (I2/I1) ここで、CP は流体の低圧比熱、ρは流体の密度、Sは
流体が横切る面積であり、これらはほぼ一定と見做すこ
とができる。Fは流体の流速である。また、上記温度範
囲においては、 (VBE2 −VBE1)/△T=∂VBE/∂T
が、一定値になることを考慮すれば、上式から、一定流
速の下では、 (P2 - P1)と(VBE2 −VBE1)とは、直
線関係にあり、これは、本装置の構成より得られる上記
関係と一致する。
【0021】そして、更に、上式から、エミッタ電流I
1 及びI2 を一定に保持する限り、消費電力の差 (P2
−P1)と流体の流速Fとは直線関係にあるといえる。し
たがって、エミッタ電流I1 及びI2 を一定とする条件
下で、コレクタ電圧Vc2を測定すれば、流体の流速Fを
決定することができるのである。
【0022】図3〜図6は、上記関係につき、本装置を
用いて求めた試験結果をグラフ表示したものであり、種
々のエミッタ電流I1 及びI2 等について、これらの値
を一定に保持しつつ、流体の流速Fとエミッタ・コレク
タ間電圧VCE2 や消費電力の差 (P2 - P1)との関係を
示したものである。尚、同図において、流体の流速が遅
い領域、即ち層流領域では、これらの関係が非線形にな
っており、この装置は、特に、所謂乱流領域において、
確実且つ精度の良い流速測定に適しているといえる。
【0023】図2は、本発明の第2実施例に係る流速の
測定装置の回路図であり、図1と同一要素には同一符号
が付されている。図2の第2実施例が、図1の第1実施
例と異なる点は、上記増幅器A11を第1のエミッタ電流
制御手段としての増幅器A21に、上記増幅器A12及びA
13を制御手段としての増幅器A22に、また上記比較要素
4及び5を第4比較要素7に代えて構成したことにあ
る。尚、以下の説明では、図1と異なる要素についての
み行い、同一要素についてはその説明を省略する。
【0024】図2に示す第2実施例では、トランジスタ
1及び2のベースが互いに接続され、増幅器A22の出力
側にはトランジスタ2のコレクタが、その入力側には比
較要素7を介してトランジスタ1及び2のエミッタが、
それぞれ接続されている。増幅器A22は、上記増幅器A
12及びA13の機能を合わせ持つものであり、これは、比
較要素7におけるトランジスタ1及び2のエミッタ電圧
の加減演算の結果に基づいて、トランジスタ2に流れる
エミッタ電流I2 をエミッタ電流I1 より大きい一定電
流値に制御すると共に、トランジスタ1及び2のベース
・エミッタ間電圧の双方が等しくなるように制御するも
のである。尚、増幅器A21は、トランジスタ1に流れる
エミッタ電流I1 を一定値に制御する機能を有し、前述
した第1実施例における増幅器A11と同様の機能を有す
るものである。
【0025】このような構成において、上述したのと同
様な諸関係が成立するが、ここでは、その結果について
のみ記述する。 P2 - P1 =VCE2・I2 - VCE1・I1 =K4・I2(VBE2 −VBE1)- I2 2・ R2 - VCE1・I1 =K4・I2・C・Log (I2/I1)- I2 2・ R2 - VCE1・I1 但し、K4 は、増幅器A22の増幅率である。増幅率K1
が十分大きければ、VCE1 は一定値 (VC1- Vr)に制御
できるので、上式から、 (P2 - P1)と (VBE2 −V
BE1)とは直線関係にあり、これらの関係は、上述した第
1実施例と全く同一である。
【0026】従って、本実施例に係る装置は、上述した
第1実施例に係る装置に比べて、より簡素化されもので
あり、このような簡素化された装置によっても、上述し
た方法を用いて流体の流速Fを測定することができる。
尚、本実施例に係る流速の測定方法は、上述した第1実
施例に係る測定方法と同一であるので、その説明につい
ては割愛する。
【0027】
【発明の効果】このように、本発明の流速の測定方法及
び装置によれば、簡単な方法及び装置により確実且つ精
度良く流体の流速を測定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る流速の測定装置の回
路図である。
【図2】本発明の第2実施例に係る流速の測定装置の回
路図である。
【図3】エミッタ電流比I1/I2 =1.45における流
体の流速Fとエミッタ・コレクタ間電圧VCE2 との関係
を示すグラフである。
【図4】同エミッタ電流比における流体の流速Fと消費
電力の差 (P2 - P1)との関係を示すグラフである。
【図5】エミッタ電流比I1/I2 =1.35における流
体の流速Fとエミッタ・コレクタ間電圧VCE2 との関係
を示すグラフである。
【図6】同エミッタ電流比における流体の流速Fと消費
電力の差 (P2 - P1)との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 基準用トランジスタ 2 測定用トランジスタ 3 第1比較要素 4 第2比較要素 5 第3比較要素 6 可変コレクタ電圧器 7 第4比較要素 A11、A12、A13 増幅器 A21、A22 増幅器 I1 、I2 エミッタ電流

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体の流路中に、互いに同等の特性を有す
    る基準用トランジスタ及び測定用トランジスタを相互に
    近接させて配設し、 上記基準用トランジスタにおけるコレクタ・エミッタ間
    に十分に低い値の固定された電圧を印加すると共に、上
    記測定用トランジスタにおけるコレクタ・エミッタ間に
    可変電圧を印加し、 上記測定用トランジスタに流れるエミッタ電流を基準用
    トランジスタに流れるエミッタ電流より大きくし、 上記両トランジスタのエミッタ電流を変化させないよう
    に保持しつつ、上記測定用トランジスタのコレクタ電圧
    を制御して、上記ベース・エミッタ間電圧が等しくなる
    ように制御し、この時の上記制御コレクタ電圧を上記流
    体の流速信号として取り出す、ことを特徴とする流速の
    測定方法。
  2. 【請求項2】流体の流路中に相互に近接して配設される
    互いに同等の特性を有する基準用トランジスタ及び測定
    用トランジスタ;上記基準用トランジスタに流れるエミ
    ッタ電流を常に同一の大きさに制御する第1のエミッタ
    電流制御手段;上記第1のエミッタ電流制御手段により
    制御されるエミッタ電流より大きく、且つ常に同一の大
    きさのエミッタ電流が測定用トランジスタに流れるよう
    に制御し、上記測定用トランジスタのコレクタ電圧が制
    御された場合に、その制御に応じて上記両トランジスタ
    のベース・エミッタ間電圧を等しくするように制御する
    制御手段;上記コレクタ電圧を可変にすることができる
    コレクタ電圧可変手段;を備え、上記測定用トランジス
    タのコレクタ・エミッタ間電圧を上記流体の流速信号と
    して取り出すことを特徴とする流速の測定装置。
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