JP2831544B2 - スケート用ブレーキ装置 - Google Patents

スケート用ブレーキ装置

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JP2831544B2 JP5266517A JP26651793A JP2831544B2 JP 2831544 B2 JP2831544 B2 JP 2831544B2 JP 5266517 A JP5266517 A JP 5266517A JP 26651793 A JP26651793 A JP 26651793A JP 2831544 B2 JP2831544 B2 JP 2831544B2
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    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C17/00Roller skates; Skate-boards
    • A63C17/14Roller skates; Skate-boards with brakes, e.g. toe stoppers, freewheel roller clutches
    • A63C17/1436Roller skates; Skate-boards with brakes, e.g. toe stoppers, freewheel roller clutches contacting the ground

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、特にスケートに用い
るためのブレーキ装置に関し、このスケートは、1又は
それ以上の車輪用の支持枠に取り付けられたシェルに接
続された操作部を持つような靴を有する。
【0002】
【従来の技術とその課題】従来のローラスケートは、互
いに平行な2対の車輪の支持部と結合した靴によって構
成されたものであろうと、1又はそれ以上の一列に配置
された車輪を有する支持枠と結合された靴によって構成
されたものであろうと、スケートの速度を調整するため
にその車輪にブレーキを掛けることに関して問題を有し
ていた。これに、パッド又はブロックを適合させて用い
ることが知られており、これは通常ゴムから作られ、靴
のつま先又はかかとの部分に取り付けられ、使用者が靴
又はブーツを前方又は後方に傾けるとき、パッド又はブ
ロックの自由端が地面と接触して制動が行われる。
【0003】しかしながら、このような解決法は最適な
ものではない。なぜなら、使用者が靴を、従って、それ
とつま先又はかかとにおいて結合された支持枠を回転さ
せなければならず、それによってバランスを失い、倒れ
てしまうことがあるからである。
【0004】米国特許第1,402,010号は、使用
者の脚のくるぶしの上の部分に取り付けられたバンドを
有するようなローラスケートを開示している。このバン
ドにはまたロッドが連結されている。このロッドは、脚
の後部を取り囲んでおり、次に湾曲して横方向から脚を
支え、さらにくるぶしのあたりで、その端部が挺のシス
テムと結合されている。この挺システムは、車輪を支持
する枠から突出する構造部分に接続されている。この挺
システムは枠の後部に突出し、そして、その下で対向す
る車輪の部分の湾曲をほぼ補完するような形状の板に接
続されている。
【0005】このような解決法によって欠点が解消した
訳ではない。つまり、スケーティングの間においてバン
ドと脚の間の相対的な移動が発生し、このためにバンド
と脚が連続的にこすれ合い、快適に使用することができ
ない。さらに、この板は、使用者が脚を所定の角度以上
後方に曲げたときに常に起動され、その条件を実際的か
つ容易に変えることができない。さらに、それぞれの使
用者は異なる脚の形状を持ち、ロッドの長さが同じであ
るので、異なる回転角度で制動作用が発生してしまう。
さらに、ロッドはくるぶしの部分に接触して、これを押
し、これによって不快感や偶発的な衝撃が発生し、結局
車輪のかなりの摩耗が観察される。
【0006】この欠点を部分的に解決するものとして、
米国特許第4,275,895号が知られている。この
特許は、2対の互いに平行な車輪を持つスケートのため
の後輪に作用するブレーキを開示している。このブレー
キは、靴の後方位置に結合されたフラップを有し、この
フラップの後部には板が取り付けられ、この板は靴を支
持する枠に対して回動する。この板は、その自由端に横
方向部材を有し、これにはその側端部に一対のC字状部
材が設けられている。このC字状部材は、フラップによ
って引起こされる後向きの回転の後に、C字状部材に向
合った後輪と接触し、それによってC字状部材が車輪の
回転する表面と接触するようになっている。
【0007】しかしながら、このような解決法も欠点を
持っていた。つまり、これは現実に構造的に複雑であ
り、従って、工業化が難しかった。さらに、一対のC字
状の部材が車輪と接触しないような位置にフラップを戻
すために、適当なバネの存在が必要であり、これがさら
に構造的複雑さを増大させていた。さらに、ブレーキの
構造的からくる形状により、フラップの後方への回転が
最小限である場合であっても、従って、意図しない動き
によってさえ、一対のC字状部材が車輪と接触してしま
い、それによって、望まれていない制動がなされ、バラ
ンスを失ったり、調和を欠くことになってしまう。最後
に、C字状部材の車輪の回転表面における接触により、
車輪が急速に摩耗し、それによって車輪が最適でない回
転をし、そのため頻繁な交換を余儀なくされる。
【0008】米国特許第4,300,781は、互いに
平行な複数対の車輪を有するようなスケートのためのブ
レーキ装置を開示している。このブレーキは、靴を支持
するための枠の後端部に横方向に沿って軸支された板か
ら構成され、ブロックが板の端部に設けられ、一対の後
輪の回転表面に面している。このブレーキは、一対の前
輪を支持する支持部に設けられたばねに逆らって板を回
転する適当なケーブルを用いることによって起動され、
それによって、ブロックを一対の後輪の回転表面と接触
させるように動かす。このケーブルは、使用者の脚に一
時的な接続手段によって取り付けられるバンドに取り付
けたリング又はハンドルによって起動することができ
る。
【0009】しかしながら、このような解決法はかなり
の欠点を持っている。まず第1に、ブレーキの起動によ
って運動中にバランスが失なわれることがある。なぜな
ら、使用者の動作は、突然の速度の減少を制御するのに
好適な体の姿勢の回復を含んでいないからである。ブレ
ーキの起動には、現実にはスケーターの手のみが関わっ
ている。さらに、スポーツがズボンをはいた状態で行わ
れるので、リングが引張られた時に、バンドがズボンに
沿って滑って、又はズボンを脚に沿って滑らせて、ブレ
ーキ動作を妨げることになりがちである。さらに、緩ん
だケーブルはスケーターにとって煩わしいだけでなく、
スケーティング中、特に腕と脚を組合わせた動作におい
てリズミカルに脚を外側に動かしたときなどに、偶発的
に引っ掛かることがあった。
【0010】この発明は、既知のタイプのものの上述し
た欠点の排除を意図するもので、構造的に非常に簡単で
工業化するのが容易であるようなスケート用ブレーキ装
置を提供するものである。上述した意図の範囲の中で重
要な目的は、使用者が実際に必要なときに作動し、従っ
て、偶発的には作動しないようなブレーキ装置を提供す
ることである。他の重要な目的は、使用者によって迅速
かつ簡単に作動し、作動を解除することができるような
ブレーキ装置を提供することである。他の重要な目的
は、ブレーキ作用の動作条件を使用者によって個々の必
要性に応じて設定できるような装置を提供することであ
る。他の重要な目的は、車輪の回転する表面を摩耗から
保護することができるブレーキ装置を提供することであ
る。他の重要な目的は、普通のスポーツ動作の間、使用
者を妨げることがないようなブレーキ装置を提供するこ
とである。他の目的は、使用において信頼性と安全性が
あり、製造コストが低く、従来のスケートにも用いるこ
とができるという上述した特徴を有する装置を得ること
である。
【0011】
【課題を解決するための手段とその作用】この意図とこ
れらの目的及び以下に明らかになる目的は、2又はそれ
以上の車輪を支持するための枠と結合されたシェルに取
り付けられた操作部を有する靴を有するようなスケート
のために特に用いられるブレーキ手段であって、ブレー
キが上記操作部に回転可能に取り付けられ、このブレー
キは上記操作部の後方への回転に応じて地面と接触し、
上記ブレーキが少なくとも1つの弾性変形可能部材に抗
して振動することを特徴とするスケート用ブレーキ装置
によって達成される。この発明のさらなる特徴と利点
は、以下の特定の実施例の詳細な説明により明らかにな
る。これは添付する図面において、単なる非限定的な例
として説明される。
【0012】
【実施例】上記図面を参照すると、符号1はブレーキ装
置を示し、これは符号2で示すスケートに特に好適であ
る。このスケート2は、使用者の脚の後側側面部分を取
り囲むような操作部4を持つ靴3を有しており、この操
作部4はシェル5に取り付けられている。例えば互いに
一線上に配置された符号7で示される1又はそれ以上の
車輪を支持するための枠6が、シェル5の下側部分に取
り付けられている。操作部4とシェル5に対して、従来
型の締結レバーを用いてもよい。
【0013】ブレーキ装置1は、シェル5と枠6の後部
に配置されたアーチ型の本体10を持つブレーキ9を有
している。地面と接触するのに好適なブロック11が、
上記アーチ型部材に設けられ、一対の横方向翼部材12
a,12bが上記アーチ型部材から突出している。これ
は弾性的に互いに引き離すことができる。翼部材12
a,12bはまた、その端部に円筒型の軸支部13を有
する。上記の一対の翼部材12a,12bの間の距離
は、ほぼ操作部4の幅に等しく、この翼部材は操作部及
びシェルの側方に配置され、そして、シェル5と操作部
4のための一対の軸支スタッド15のステムに対して軸
方向に形成された適合する第1の座部14の中に軸支部
13を挿入することによって回転可能に取り付けること
ができる。
【0014】それぞれのスタッドのヘッド16には、第
2の座部17が形成され、それによって互いに鋭角を形
成するような2つの径方向壁18a,18bが形成され
る。ブレーキ9の横方向の翼部材12a,12bの端部
は、この径方向の壁の間で揺動する。ブレーキ9は中立
の位置に維持され、それによって、好ましくはその端部
がシェル5及びブレーキ9の本体10に結合されたばね
19のような弾性変形可能な素子によって、横方向の翼
部材12a,12bの端部が、概ね2つの径方向の壁の
間に形成された角度の2等分線に沿う位置にくるように
なっている。本体10のシェル5に面する部分にタブ2
0を設けるのが効果的であり、これは、ブレーキ9が不
作動位置まで後退したときにシェル5のかかとの部分に
接触しやすいようになっている。この場合は、ブレーキ
9の上方へのストロークが限定され、それによって、ス
ケーティングの間においてスケートの操作を妨害するブ
レーキの不快な振動を防止している。
【0015】この発明の使用方法は以下の通りである。
つまり、通常のスケーティングの間においては、操作部
4は、ブレーキに影響を与えることなく、シェル5に対
して自由に傾斜させることができる。第2の座部17
は、実際には側壁18a,18bがブレーキ9の横の翼
部材12a,12bの端部と接触しないような角度を形
成するように、それぞれのスタッドの頭部に形成されて
おり、このため、ブレーキ9は中立位置に止まってい
る。操作部4の後方への回転が所定の角度を超えると、
側壁18bがブレーキの横方向翼部材の端部に当接して
それを動かし、そして横方向翼部材を回転させてパッド
11を地面と接触させる。操作部4が垂直の位置に戻る
か又は所定の回転角度を超えると、ばね19によって直
ちにブレーキ9が引き戻される。横方向の翼部材12
a,12bの端部と側壁18a,18bの間の接触を起
こさせるような操作部4の後方への回転の角度は、例え
ば横方向翼部材又は側壁の上にパッドのような適当な手
段を配置することによって設定することができる。
【0016】以上の説明により、操作部の後方への回転
が予め設定された角度になったときに使用者によって作
動させられるようなブレーキ装置が完成され、この発明
は、意図された目的を達成したことが分る。これは、ブ
レーキの横方向翼部材の形状と寸法の作用として、又は
その本体10に対して形成できる湾曲部の作用として、
又は第2の座部17の側壁の間に形成される角度の作用
として行われる。さらに、ブレーキ部材19の作動及び
その解除の双方ともが非常に簡単であり、それによっ
て、構造が簡単で、工業化が容易であり、また、既知の
スケートに簡単に適用できるような装置を得ることがで
きる。さらに、操作部の動きがブレーキの存在によって
制限されることがなく、制動が本当に必要とされるとき
以外に作動することがない。さらに、定常的に動くよう
な部材がないので、スケーティング及びブレーキングの
いずれの間においても、摩耗が少ない。
【0017】図3は、この発明の第2の態様のブレーキ
装置を示し、特に参照符号202で示されたスケートに
用いることができる。このスケート202は、使用者の
脚の後側側面部分を取り囲み、また、シェル5に取り付
けられた操作部204を持つ靴203を有する。支持枠
206が、シェル205の下側部分に取り付けられてい
る。この枠は、符号7で示された1又はそれ以上の、例
えば互いに一線上に配置された車輪を支持している。こ
のブレーキ装置には、操作部204の後部領域208
に、地面210に向けて長手方向に延びるように少なく
とも1つのタブ209が設けられている。タブ209の
端部211は、平坦であるのが効果的であり、この端部
は、ばねのような少なくとも1つ設けられた弾性的に変
形可能な素子214の付勢に抗して枠217に取り付け
られたブレーキ213の本体212に近い上側の領域の
中にまで延びている。このばねは、その端部において上
記本体212と上記枠206に結合されている。タブ2
09の端部211は、上記操作部204の後方への回転
の際に、ブレーキ213の対向する本体212に一時的
に接触する。
【0018】本体212は、軸支部225を介して枠2
06に取り付けられている。効果的なのは、上記タブ2
09又は上記ブレーキ213に、タブとブレーキの対向
面間の互いの距離を変えるための適当な手段が設けられ
ている場合である。図3に示されている特定の実施例に
おいては、上記手段は、ねじ部の形成されたステム21
6とこれに対応するねじ部が形成されたナット217と
がブレーキ213の本体212の中で互いに係合するよ
うなねじ215によって構成され、その頭部はタブ20
9の端部211に面している。ねじ215を締め付け又
は弛めることによって、タブの端部211と、ブレーキ
の本体212のこれに対向する端部の間の相互の距離を
変えることができる。
【0019】この発明の装置の実際の使用方法は以下の
通りである。つまり、操作部204に加えられる所定の
後方への回転によって、タブ209が動かされて、その
端部211がブレーキ213の本体212と接触し、そ
れによって、ブレーキ213が回転してパッド219を
地面210に接触させる。ばねが設けられていることに
よって、操作部204が再び前方に動くと直ちにブレー
キ213が引き戻され、一方、例えば、枠206の上に
配置されて、その下側の本体212と接触する隆起部2
20のようなストローク限定部材があることによって、
ブレーキ213の枠206に対する振動が制限される。
最後に、端部211と本体212を相互に接触させるよ
うな操作部の地面に対する回転の角度は、ねじ215に
よって変えることができ、この調整は、特にパッド21
9の摩耗を防ぐために有用である。
【0020】以上の説明により、操作部の後方への回転
が予め設定された角度になったときに使用者によって作
動させられるようなブレーキ装置が得られ、従って、こ
の発明は、意図された目的を達成したことが分る。これ
は、タブのねじの形状又は長さ又は要求されるねじ15
の調整量を与えることによって達成される。さらにブレ
ーキの機械的連動システムはコンパクトであり、そして
このシステムはまた、使用者によってスケートに装着で
きるような別体のアクセサリーとして提供することもで
きる。
【0021】タブとブレーキの対向する面の間の互いの
距離を変化させるのに好適な手段は望遠鏡状の(二重筒
の)部材から構成してもよい。これには、意図する通り
に引き伸ばしができるように、少なくとも1つの上述し
たタブが設けられている。替りに、ねじ部が形成された
ステムが、タブの中に埋め込まれた相補的なねじ部を有
するナットと結合させられて構成されるねじの採用を考
慮してもよい。さらに、タブ209を操作部204と一
体に形成することもでき、または、操作部4に永久的又
は一時的な接続手段を用いて取り付けるようにしてもよ
い。
【0022】図4から6は、さらに別の実施例のブレー
キ装置101を示し、これは後部下側の周辺縁部121
に少なくとも1つのロッド部材101が設けられた操作
部104を有している。本体112は、枠106に軸支
部125を介して結合されてパッド119を支持してい
る。上記ロッド部材の自由端122は地面11に向けら
れており、球形とするのが効果的である。ロッド部材1
09は、操作部104とブレーキ113の本体112の
間に配置され、ロッド部材とブレーキの対向する端部の
相互の距離を変える適当な手段を介在させてもよい。こ
の手段は、ねじ115から構成され、その頭部118は
例えばスナップ動作によってロッド部材の端部122に
接続され、そのステム116は本体112に埋め込まれ
た対応するねじ部を有するナット117と結合させられ
る。
【0023】替りの方法として、ロッド部材109の端
部122の、ねじの頭部118の位置に突出部123を
形成してもよく、これはスナップ動作により、あるいは
それによらずに、上記頭部に適合するように形成された
座部124の中に結合させられる。ばね114のような
弾性的に変形可能な部材が、シェル105又は枠106
とブレーキ113の本体112の間に配置され、枠に向
けて本体を回転させるためのストローク制限部材120
もまた配置されている。このような解決方法によって
も、この発明の意図と目的が達成される。勿論、ブレー
キ装置の個々の部材を構成する材料やその寸法は、特定
の必要性に応じて重要性を持つことになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のブレーキ装置を有するスケートの後
部の斜視図である。
【図2】アーチ型部材とシェルの間の接続部を破断して
詳細に示す図である。
【図3】この発明の別の態様のブレーキ装置を有するス
ケートの側面部分図である。
【図4】この発明の第3の態様のブレーキ装置を有する
スケートの側面部分図である。
【図5】図4と同じく、制動位置におけるブレーキ手段
を示す図である。
【図6】図4と5の装置のロッド部材の詳細な断面図で
ある。
【符号の説明】
3,203 靴 4,104,204 操作部 5,105,205 シェル 6,106,206 枠 7,107,207 車輪 9,109,213 ブレーキ 19,114,214 弾性変形可能部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マリオ・ゴネラ イタリア・トレヴィソ州・31015・コネ グリアノ・ヴィア・トレヴィサニ・ネ ル・モンド・27 (56)参考文献 特開 昭56−106670(JP,A) 実開 昭63−8073(JP,U) 欧州公開414521(EP,A1)

Claims (23)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2又はそれ以上の車輪(7,107,2
    07)を支持するための枠(6,106,206)と結
    合されたシェル(5,105,205)に取り付けられ
    た操作部(4,104,204)を有する靴(3,20
    3)を有するようなスケートのために特に用いられるブ
    レーキ装置であって、 上記枠または上記操作部のうち一方には、ブレーキ
    (9,109,213)が回転可能に取り付けられ、こ
    のブレーキは上記操作部の後方への回転に応じて地面と
    選択的に接触し、 上記ブレーキは、使用に際して、 少なくとも1つの弾性変形可能部材(19,114,2
    14)に抗して振動し、かつ、 上記操作部(4,104,204)の前方への回転に際
    して上記操作部(4,104,204)は、上記ブレー
    キ(9,109,213)と連結せずに前方に回動自在
    とされている ことを特徴とするスケート用ブレーキ装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のスケート用ブレーキ装
    置であって、上記ブレーキは上記シェルと上記枠の後部
    に配置されたアーチ型の本体(10)と、上記本体に設
    けられ、地面と接触するのに好適なブロック(11)
    と、上記本体から突出する一対の横方向翼部材(12
    a,12b)とを有することを特徴とするスケート用ブ
    レーキ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のスケート用ブレーキ装
    置であって、上記横方向翼部材は弾性的に互いに引き離
    すことができ、そしてそれらの端部において円筒状の軸
    支部(13)を有することを特徴とするスケート用ブレ
    ーキ装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のスケート用ブレーキ装
    置であって、上記一対の翼部材(12a,12b)の間
    の距離がほぼ上記操作部の幅に等しく、上記翼部材は上
    記操作部及びシェル(5)の横に配置されていることを
    特徴とするスケート用ブレーキ装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のスケート用ブレーキ装
    置であって、上記一対の翼部材(12a,12b)は、
    上記シェルと操作部のための一対の軸支スタッド(1
    5)のステムに対して軸方向に適合させて形成された第
    1の座部(14)の中に上記円筒状の軸支部(13)を
    挿入することによって上記操作部(4)に回転可能に取
    り付けられていることを特徴とするスケート用ブレーキ
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のスケート用ブレーキ装
    置であって、第2の座部(17)がそれぞれの上記スタ
    ッド(15)のヘッド(16)に形成され、それによっ
    て間に鋭角が形成された2つの径方向の壁(18a,1
    8b)が形成されていることを特徴とするスケート用ブ
    レーキ装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のスケート用ブレーキ装
    置であって、上記ブレーキが中立位置に維持され、そし
    てそこで、弾性変形可能部材(19)によって、上記横
    方向翼部材(12a,12b)の端部が2つの径方向壁
    の間に形成された角度のほぼ2等分線に沿って配置され
    ていることを特徴とするスケート用ブレーキ装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のスケート用ブレーキ装
    置であって、上記弾性変形可能部材が、その端部が上記
    シェル(5)と上記ブレーキに結合した少なくとも1つ
    のばね(19)から構成されていることを特徴とするス
    ケート用ブレーキ装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のスケート用ブレーキ装
    置であって、上記第2の座部(17)の側壁の間に形成
    された角度は、通常のスケーティングの間において、上
    記スタッド(15)の回転によって上記側壁が上記ブレ
    ーキの上記横方向翼部材の上記端部と接触しないように
    設定されていることを特徴とするスケート用ブレーキ装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のスケート用ブレーキ
    装置であって、上記操作部(4)が所定の角度以上後方
    に回転したときに、上記側壁の1つが上記ブレーキの上
    記横方向翼部材(12a,12b)の上記端部の1つと
    接触し、動かして回転させ、上記ブロック(11)を地
    面と接触させることを特徴とするスケート用ブレーキ装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし10のいずれかに記載
    のスケート用ブレーキ装置であって、少なくとも1つの
    タブ(20)が上記本体から上記シェルに向けて突出し
    て、ブレーキが作動していないときに上記シェルと接触
    するようになっていることを特徴とするスケート用ブレ
    ーキ装置。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載のスケート用ブレーキ
    装置であって、上記操作部(204)に少なくとも1つ
    のタブ(209)が設けられ、このタブは上記操作部の
    後方への回転によって上記ブレーキ(213)と一時的
    に接触し、上記ブレーキは少なくとも1つの弾性変形可
    能部材(214)に抗して振動することを特徴とするス
    ケート用ブレーキ装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載のスケート用ブレー
    キ装置であって、上記タブと上記ブレーキの対向する端
    部の間の互いの距離を変化させるのに好適な手段(21
    5)は、上記タブ及び/又は上記ブレーキに設けられて
    いることを特徴とするスケート用ブレーキ装置。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載のスケート用ブレー
    キ装置であって、上記タブ(209)の端部(211)
    が平坦であり、そして、上記ブレーキ(213)の本体
    (213)に隣接し、その上に重なる領域まで延び、上
    記ブレーキは、その端部が上記本体及び上記枠に取り付
    けられたばねのような上記少なくとも1つの弾性変形可
    能部材(214)に抗して上記枠(206)に接続され
    ていることを特徴とするスケート用ブレーキ装置。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載のスケート用ブレー
    キ装置であって、上記タブ(209)の端部(211)
    は、上記操作部(204)の事前に設定した後方への回
    転によって、上記ブレーキの対向する本体(212)に
    一時的に接触することを特徴とするスケート用ブレーキ
    装置。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載のスケート用ブレー
    キ装置であって、上記タブと上記ブレーキの対向する端
    部の間の互いの距離を変化させるのに好適な手段は上記
    タブ又はブレーキのいずれか一方に設けられ、上記手段
    はねじ(215)によって構成され、このねじは、ねじ
    部が形成されたステム(216)と、これと係合する対
    応するねじ部を有するナット(217)から構成され、
    このナットは、上記ブレーキの本体(212)と内側で
    結合され、ねじのヘッド(218)は上記タブ(20
    9)の上記端部(211)に面していることを特徴とす
    るスケート用ブレーキ装置。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載のスケート用ブレー
    キ装置であって、上記枠の上に配置された当接部のよう
    なストローク制限部材を有し、これは下側にある上記本
    体と接触し、上記ブレーキが上記枠に向かって振動する
    のを制限することを特徴とするスケート用ブレーキ装
    置。
  18. 【請求項18】 請求項1ないし17のいずれかに記載
    のスケート用ブレーキ装置であって、少なくとも1つの
    ロッド部材(109)が上記操作部(104)の後方下
    側領域に取り付けられ、上記ロッド部材は上記操作部
    (104)の後方への回転によって上記ブレーキ(11
    3)と一時的に接触し、上記ブレーキは上記少なくとも
    1つの弾性変形可能部材(114)に抗して振動し、上
    記ロッド部材と上記ブレーキの対向する端部の互いの距
    離を変えるための手段が設けられていることを特徴とす
    るスケート用ブレーキ装置。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載のスケート用ブレー
    キ装置であって、上記少なくとも1つのロッド部材(1
    09)は、上記操作部の周辺縁部の後側及び下側に結合
    され、上記ロッド部材の地面に向いた側の自由端(12
    2)は球形であり、ロッド部材は上記操作部と上記ブレ
    ーキの上記本体の間に配置され、この間には、上記ロッ
    ド部材と上記ブレーキの対向する端部の間の互いの距離
    を変化させるのに好適な手段を設けることができること
    を特徴とするスケート用ブレーキ装置。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載のスケート用ブレー
    キ装置であって、上記手段はねじ(113)によって構
    成され、そのヘッド(118)は上記ロッド部材の端部
    をスナップ動作によって取り付けることができ、そして
    そのステムの部分には、対応するねじ部が形成され、上
    記本体に埋め込まれたナットを有していることを特徴と
    するスケート用ブレーキ装置。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載のスケート用ブレー
    キ装置であって、上記ロッド部材(109)の上記端部
    はその頭部に、スナップ動作によってあるいはそれによ
    らずに、上記ヘッドに形成された適当な座部(124)
    の中に取り付けられる突起(123)を有することを特
    徴とするスケート用ブレーキ装置。
  22. 【請求項22】 請求項1ないし21のいずれかに記載
    のスケート用ブレーキ装置であって、上記ブレーキ(1
    13,213)は、上記枠(106,206)に軸支部
    (125,225)によって取り付けられた本体(11
    2,212)を有し、上記本体はパッド(119,21
    9)を支持していることを特徴とするスケート用ブレー
    キ装置。
  23. 【請求項23】 請求項1ないし21のいずれかに記載
    のスケート用ブレーキ装置であって、上記枠(106,
    206)の上に設けられ、上記本体(119,219)
    と係合してその回転を制限するストロークを制限する部
    材(120,220)を有することを特徴とするスケー
    ト用ブレーキ装置。
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