JP2831312B2 - 冷蔵庫用ユニットクーラ - Google Patents
冷蔵庫用ユニットクーラInfo
- Publication number
- JP2831312B2 JP2831312B2 JP7294793A JP29479395A JP2831312B2 JP 2831312 B2 JP2831312 B2 JP 2831312B2 JP 7294793 A JP7294793 A JP 7294793A JP 29479395 A JP29479395 A JP 29479395A JP 2831312 B2 JP2831312 B2 JP 2831312B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drain pan
- refrigerator
- cooler
- unit cooler
- drain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2321/00—Details or arrangements for defrosting; Preventing frosting; Removing condensed or defrost water, not provided for in other groups of this subclass
- F25D2321/14—Collecting condense or defrost water; Removing condense or defrost water
- F25D2321/146—Collecting condense or defrost water; Removing condense or defrost water characterised by the pipes or pipe connections
Landscapes
- Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫用ユニット
クーラ、特にドレンパンの点検・掃除のために、冷却器
とドレンパンの間に開口を設けるようドレンパンを下側
に移動させることができるようにした冷蔵庫用ユニット
クーラに関するものである。
クーラ、特にドレンパンの点検・掃除のために、冷却器
とドレンパンの間に開口を設けるようドレンパンを下側
に移動させることができるようにした冷蔵庫用ユニット
クーラに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、冷蔵庫用ユニットクーラは、庫内
温度を＋１５℃から−４０℃以下に冷却させるもので、
冷凍食品、野菜類、精肉鮮魚等の冷凍・冷蔵保冷用とし
て幅広く使われている。冷蔵庫用ユニットクーラのドレ
ンパンは、通常冷却運転中の結露水と、除霜時の除霜水
を受けて排水させると共に、低温用のタイプについては
ドレンパンに電気ヒータが組み込まれ、除霜水等が凍結
しないようにしてある。これらは、年間２４時間運転で
使用されるため、貯蔵品出入り時の埃や、ごみ、貯蔵品
に付着している埃やごみ等が舞い上がり、冷却器に付着
し、除霜水と共にドレンパンに流下し、ドレンパンに溜
まったり、除霜水と共に配水管へ流れたりするので埃や
ごみ等が付着しやすい。このため、ドレンパン内の点検
・掃除が必要である。そして、従来の冷蔵庫用ユニット
クーラは、ドレンパンをねじで冷却器に取り付けたも
の、或いは蝶番で開閉できるようにしたものがある。
温度を＋１５℃から−４０℃以下に冷却させるもので、
冷凍食品、野菜類、精肉鮮魚等の冷凍・冷蔵保冷用とし
て幅広く使われている。冷蔵庫用ユニットクーラのドレ
ンパンは、通常冷却運転中の結露水と、除霜時の除霜水
を受けて排水させると共に、低温用のタイプについては
ドレンパンに電気ヒータが組み込まれ、除霜水等が凍結
しないようにしてある。これらは、年間２４時間運転で
使用されるため、貯蔵品出入り時の埃や、ごみ、貯蔵品
に付着している埃やごみ等が舞い上がり、冷却器に付着
し、除霜水と共にドレンパンに流下し、ドレンパンに溜
まったり、除霜水と共に配水管へ流れたりするので埃や
ごみ等が付着しやすい。このため、ドレンパン内の点検
・掃除が必要である。そして、従来の冷蔵庫用ユニット
クーラは、ドレンパンをねじで冷却器に取り付けたも
の、或いは蝶番で開閉できるようにしたものがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の冷蔵庫用ユ
ニットクーラにおいて、ドレンパンをねじで固定してあ
るものは、ドレンパン内の点検・掃除の度に本体のカバ
ーを外した後、ドレンパンの取付ねじを外し、さらにド
レン口を外す必要がある。次に、ドレンパンが開閉式の
ものは、その都度ドレン口を一旦外す必要があるという
問題点があった。本発明は、上記従来の冷蔵庫用ユニッ
トクーラの有する問題点を解決し、冷却器とドレンパン
の間に開口を設けるようドレンパンを下側に移動させる
ことができるようにしてドレンパンの点検・掃除を簡易
に行うようにすることができる冷蔵庫用ユニットクーラ
を提供することを目的とする。
ニットクーラにおいて、ドレンパンをねじで固定してあ
るものは、ドレンパン内の点検・掃除の度に本体のカバ
ーを外した後、ドレンパンの取付ねじを外し、さらにド
レン口を外す必要がある。次に、ドレンパンが開閉式の
ものは、その都度ドレン口を一旦外す必要があるという
問題点があった。本発明は、上記従来の冷蔵庫用ユニッ
トクーラの有する問題点を解決し、冷却器とドレンパン
の間に開口を設けるようドレンパンを下側に移動させる
ことができるようにしてドレンパンの点検・掃除を簡易
に行うようにすることができる冷蔵庫用ユニットクーラ
を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の冷蔵庫用ユニットクーラは、冷蔵庫本体内
に取り付けたユニットクーラの本体ケーシング下部にド
レンパンを吊垂支持して構成される冷蔵庫用ユニットク
ーラにおいて、ドレンパンをユニットクーラの本体ケー
シング下部に２箇所以上のアジャストねじを介して取り
付け、上下移動できるよう構成したことを特徴とする。
め、本発明の冷蔵庫用ユニットクーラは、冷蔵庫本体内
に取り付けたユニットクーラの本体ケーシング下部にド
レンパンを吊垂支持して構成される冷蔵庫用ユニットク
ーラにおいて、ドレンパンをユニットクーラの本体ケー
シング下部に２箇所以上のアジャストねじを介して取り
付け、上下移動できるよう構成したことを特徴とする。
【０００５】上記の構成からなる本発明の冷蔵庫用ユニ
ットクーラは、ドレンパンを冷却器に２箇所以上のアジ
ャストねじを介して取り付け、ドレンパンの下側ナット
（袋ナット）をゆるめることにより、ドレンパンが下側
に移動するようになり、アジャストねじは１箇所当たり
２本のねじで構成してあり、冷却器側のアジャストねじ
は六角ボルトまたは寸切りボルトが用いられ、ドレンパ
ン側のアジャストねじは片側は雄ねじで、他方は雌ねじ
となっていて、冷却器側のアジャストねじとドレンパン
側のアジャストねじが途中で接続されており、ドレンパ
ン側のナットをゆるめるとアジャストねじは下側に下が
り、アジャストねじのボルトの頭が冷却器の鍔まで下が
るように形成されるので、この開口部からドレンパンの
点検・掃除を簡易に行うことができる。
ットクーラは、ドレンパンを冷却器に２箇所以上のアジ
ャストねじを介して取り付け、ドレンパンの下側ナット
（袋ナット）をゆるめることにより、ドレンパンが下側
に移動するようになり、アジャストねじは１箇所当たり
２本のねじで構成してあり、冷却器側のアジャストねじ
は六角ボルトまたは寸切りボルトが用いられ、ドレンパ
ン側のアジャストねじは片側は雄ねじで、他方は雌ねじ
となっていて、冷却器側のアジャストねじとドレンパン
側のアジャストねじが途中で接続されており、ドレンパ
ン側のナットをゆるめるとアジャストねじは下側に下が
り、アジャストねじのボルトの頭が冷却器の鍔まで下が
るように形成されるので、この開口部からドレンパンの
点検・掃除を簡易に行うことができる。
【０００６】この場合において、内面にヒータを配設し
たドレンパンのドレン口は、排水管に取り付けたソケッ
ト、パッキン、及びソケットに螺合してドレンパンに取
り付けるナットで構成し、ナットをゆるめることにより
ドレンパンを下側に移動できるようにすることができ
る。
たドレンパンのドレン口は、排水管に取り付けたソケッ
ト、パッキン、及びソケットに螺合してドレンパンに取
り付けるナットで構成し、ナットをゆるめることにより
ドレンパンを下側に移動できるようにすることができ
る。
【０００７】上記の構成からなる本発明の冷蔵庫用ユニ
ットクーラは、ナット（袋ナット）とドレンパンの締め
付け面にゴムパッキンが用いられ水漏れを防止すること
ができると共に、ナットをゆるめることによりドレンパ
ンを下側に容易に移動できる。
ットクーラは、ナット（袋ナット）とドレンパンの締め
付け面にゴムパッキンが用いられ水漏れを防止すること
ができると共に、ナットをゆるめることによりドレンパ
ンを下側に容易に移動できる。
【０００８】また、ドレンパンヒータの接続線は、ドレ
ンパンの上下移動に際し、伸縮できるよう配線すること
ができる。
ンパンの上下移動に際し、伸縮できるよう配線すること
ができる。
【０００９】上記の構成からなる本発明の冷蔵庫用ユニ
ットクーラは、ドレンパンヒータの接続線が伸縮できる
のでドレンパンの上下移動が容易に行える。
ットクーラは、ドレンパンヒータの接続線が伸縮できる
のでドレンパンの上下移動が容易に行える。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の冷蔵庫用ユニット
クーラの実施の形態を図面に基づいて説明する。
クーラの実施の形態を図面に基づいて説明する。
【００１１】図において１は所要の大きさを有する冷蔵
庫の本体で、この本体内所定位置にはユニットクーラ２
を吊下金具３を介して吊垂支持する。このユニットクー
ラ２は、カバー６を取り付けたケーシング５の下部にド
レンパン７をアジャストボルト１８を介して吊垂支持す
ると共に、このケーシング５に冷却器４と、送風機８、
電動機９、デフロストヒータ１０を取り付けて構成し、
ドレンパン７の内面にはドレンパンヒータ１１を取り付
け、前記冷却器４、冷凍機間の冷媒回路は冷凍機（図示
せず）からの冷媒をケーシング５外に配設した冷媒入口
管１２より入り、電磁弁１３を通過し膨張弁１４を介し
て冷却器４に送られるようになっている。
庫の本体で、この本体内所定位置にはユニットクーラ２
を吊下金具３を介して吊垂支持する。このユニットクー
ラ２は、カバー６を取り付けたケーシング５の下部にド
レンパン７をアジャストボルト１８を介して吊垂支持す
ると共に、このケーシング５に冷却器４と、送風機８、
電動機９、デフロストヒータ１０を取り付けて構成し、
ドレンパン７の内面にはドレンパンヒータ１１を取り付
け、前記冷却器４、冷凍機間の冷媒回路は冷凍機（図示
せず）からの冷媒をケーシング５外に配設した冷媒入口
管１２より入り、電磁弁１３を通過し膨張弁１４を介し
て冷却器４に送られるようになっている。
【００１２】一方、空気は送風機８によってケーシング
５内に吸い込まれ、冷却器４を通過する。この時冷却器
４の冷却管１６、フィン１７の各表面を通過中、冷却さ
れ、空気中の埃等は管表面及びフィン表面の結露水に付
着する。冷却器４内を通過することにより空気と熱交換
を終えた冷媒は、冷媒出口管１５により冷凍機に戻る。
冷却器４の冷却管１６、フィン１７の各表面に付着した
結露水は水滴となって付着物と共に、下方のドレンパン
７内に滴下する。
５内に吸い込まれ、冷却器４を通過する。この時冷却器
４の冷却管１６、フィン１７の各表面を通過中、冷却さ
れ、空気中の埃等は管表面及びフィン表面の結露水に付
着する。冷却器４内を通過することにより空気と熱交換
を終えた冷媒は、冷媒出口管１５により冷凍機に戻る。
冷却器４の冷却管１６、フィン１７の各表面に付着した
結露水は水滴となって付着物と共に、下方のドレンパン
７内に滴下する。
【００１３】除霜運転においては、冷凍機、送風機８が
停止し、デフロストヒータ１０、ドレンパンヒータ１１
に通電加熱され、冷却管１６及びフィン１７の表面に付
着している霜を溶融さす。溶かされて水となったもの、
或いは霜の塊がドレンパン７に落下し、霜の塊はドレン
パンヒータ１１によって溶かされ、水となりドレンパン
７に接続した配水管２０により排水される。この場合、
霜に付着した埃等は水と一緒に排水されるが、残った水
は自然蒸発して埃等は残り、運転が繰り返し行われるた
めドレンパン７内に堆積される。このためドレンパン７
内に堆積した埃等を除去するため、点検・掃除を行う。
停止し、デフロストヒータ１０、ドレンパンヒータ１１
に通電加熱され、冷却管１６及びフィン１７の表面に付
着している霜を溶融さす。溶かされて水となったもの、
或いは霜の塊がドレンパン７に落下し、霜の塊はドレン
パンヒータ１１によって溶かされ、水となりドレンパン
７に接続した配水管２０により排水される。この場合、
霜に付着した埃等は水と一緒に排水されるが、残った水
は自然蒸発して埃等は残り、運転が繰り返し行われるた
めドレンパン７内に堆積される。このためドレンパン７
内に堆積した埃等を除去するため、点検・掃除を行う。
【００１４】アジャスト部１８は図２に示すように雄形
のアジャストねじ２１、と雌形のアジャストねじ２２と
にて構成され、この両ねじ２１、２２をもって冷却器の
一部を狭持するようにして取り付け、かつアジャストね
じ２１とアジャストねじ２２とは止めねじ２３で接続さ
れると共に、この雌形のアジャストねじ２２の下端には
雄ねじ２２Ｂを突設し、この雄ねじ２２Ｂをドレンパン
７を貫通しパッキン２４を介してナット（袋ナット）１
９で締結する。従って上述の如く構成されるアジャスト
部を取り外す場合、まずナット１９をゆるめると雄形の
アジャストねじ２１と雌形のアジャストねじ２２がとも
に下がり、アジャストねじ２１のボルト頭２１Ｔが冷却
器４の鍔４Ｔにあたり、この位置で下がりが止まる。
のアジャストねじ２１、と雌形のアジャストねじ２２と
にて構成され、この両ねじ２１、２２をもって冷却器の
一部を狭持するようにして取り付け、かつアジャストね
じ２１とアジャストねじ２２とは止めねじ２３で接続さ
れると共に、この雌形のアジャストねじ２２の下端には
雄ねじ２２Ｂを突設し、この雄ねじ２２Ｂをドレンパン
７を貫通しパッキン２４を介してナット（袋ナット）１
９で締結する。従って上述の如く構成されるアジャスト
部を取り外す場合、まずナット１９をゆるめると雄形の
アジャストねじ２１と雌形のアジャストねじ２２がとも
に下がり、アジャストねじ２１のボルト頭２１Ｔが冷却
器４の鍔４Ｔにあたり、この位置で下がりが止まる。
【００１５】また、図１のイで示すドレン口は図３に詳
示するように、排水管２０の上端部を太径に、外周面に
は雄ねじを刻設したソケット２６を一体に設け、このソ
ケット２６を、ドレンパン７を貫通しパッキン２５をこ
のドレンパンとソケット頭部との間に介在してドレンパ
ン下面にてソケットにナット２７を螺合して構成してい
る。従って排水管２０はソケット２６にねじ込み接続さ
れているため、ナット２７をゆるめると、ドレンパン７
が下がるようになっている。
示するように、排水管２０の上端部を太径に、外周面に
は雄ねじを刻設したソケット２６を一体に設け、このソ
ケット２６を、ドレンパン７を貫通しパッキン２５をこ
のドレンパンとソケット頭部との間に介在してドレンパ
ン下面にてソケットにナット２７を螺合して構成してい
る。従って排水管２０はソケット２６にねじ込み接続さ
れているため、ナット２７をゆるめると、ドレンパン７
が下がるようになっている。
【００１６】このようにしてアジャスト１８のアジャス
トねじ２１、２２をゆるめることにより、ドレンパン７
を下げることができる。この場合、ドレンパン下部は通
常空間であり、ドレンパンを下げるための特別な空間を
必要としない。ドレンパン７を下げることにより冷却器
４とドレンパン７との間に開口部が形成され、この開口
部よりドレンパン７の内部の点検・掃除が可能となる。
トねじ２１、２２をゆるめることにより、ドレンパン７
を下げることができる。この場合、ドレンパン下部は通
常空間であり、ドレンパンを下げるための特別な空間を
必要としない。ドレンパン７を下げることにより冷却器
４とドレンパン７との間に開口部が形成され、この開口
部よりドレンパン７の内部の点検・掃除が可能となる。
【００１７】上記の構成からなる本発明の冷蔵庫用ユニ
ットクーラは、まず冷凍機から高温高圧の冷媒が送ら
れ、膨張弁通過時、低温低圧となり冷却器に送り込まれ
る。一方冷蔵庫内の空気は、ユニットクーラの送風機に
よって冷却器を通過する。この時冷却器では冷却管、フ
ィンを介して冷媒と空気の熱交換が行われ、空気は冷却
され、冷蔵庫内に吐出されて貯蔵品を冷却する。一方、
冷媒は温度が上昇し、冷凍機に戻る。
ットクーラは、まず冷凍機から高温高圧の冷媒が送ら
れ、膨張弁通過時、低温低圧となり冷却器に送り込まれ
る。一方冷蔵庫内の空気は、ユニットクーラの送風機に
よって冷却器を通過する。この時冷却器では冷却管、フ
ィンを介して冷媒と空気の熱交換が行われ、空気は冷却
され、冷蔵庫内に吐出されて貯蔵品を冷却する。一方、
冷媒は温度が上昇し、冷凍機に戻る。
【００１８】冷却運転中、冷却管表面とフィン表面には
冷媒と空気の温度差により結露が生じ、空気中のごみ、
埃等がこれに付着し、結露水が水滴となってドレンパン
上に滴下するが、これら付着物の大部分を水滴と一緒に
ドレンパン上に滴下する。次に、除霜運転に入ると、冷
凍機、送風機とも停止し、除霜ヒータ（冷却器及びドレ
ンパン部）に通電される。霜が水になったもの、或いは
霜の塊が、ごみ等に付着物と共にドレンパン上に落下す
る。
冷媒と空気の温度差により結露が生じ、空気中のごみ、
埃等がこれに付着し、結露水が水滴となってドレンパン
上に滴下するが、これら付着物の大部分を水滴と一緒に
ドレンパン上に滴下する。次に、除霜運転に入ると、冷
凍機、送風機とも停止し、除霜ヒータ（冷却器及びドレ
ンパン部）に通電される。霜が水になったもの、或いは
霜の塊が、ごみ等に付着物と共にドレンパン上に落下す
る。
【００１９】これら、冷却運転、除霜運転を繰り返すう
ち、ドレンパンには付着物の一部が堆積され、水あふれ
が生じたり、霜が流れないなどの問題が生じる。このた
め、ドレンパンの点検・掃除が必要となり、次のように
して行う。
ち、ドレンパンには付着物の一部が堆積され、水あふれ
が生じたり、霜が流れないなどの問題が生じる。このた
め、ドレンパンの点検・掃除が必要となり、次のように
して行う。
【００２０】まず、ドレンパンの下側にあるドレン口の
ナットをゆるめる。次にドレンパンと冷却器を止めてい
るアジャストボルトのナット（袋ナットからドレンパン
の下側にある）をゆるめるとアジャストねじと共にドレ
ンパンが下がり、アジャストボルトの上部先端が冷却器
の鍔にあたり、この位置で下がりが止まり、アジャスト
ねじの下がり分が冷却器とドレンパンの開口となり、こ
こからドレンパンの点検と掃除が行えるようになる。
ナットをゆるめる。次にドレンパンと冷却器を止めてい
るアジャストボルトのナット（袋ナットからドレンパン
の下側にある）をゆるめるとアジャストねじと共にドレ
ンパンが下がり、アジャストボルトの上部先端が冷却器
の鍔にあたり、この位置で下がりが止まり、アジャスト
ねじの下がり分が冷却器とドレンパンの開口となり、こ
こからドレンパンの点検と掃除が行えるようになる。
【００２１】ドレンパン７に接続する配水管２０のドレ
ン口接続部分は（図１のイ部分）図３に、アジャストは
図２に詳示する。図２はアジャスト部の構成を示し、図
３はドレン口の詳細を示す図である。
ン口接続部分は（図１のイ部分）図３に、アジャストは
図２に詳示する。図２はアジャスト部の構成を示し、図
３はドレン口の詳細を示す図である。
【００２２】
【発明の効果】本発明の冷蔵庫用ユニットクーラによれ
ば、アジャストねじ部のナットとドレン口部のナットを
ゆるめることにより、ドレンパンが下がり、冷却器下部
とドレンパンとの間に開口ができ、ここから点検・掃除
が容易にできるものとなる。又、点検・掃除が容易なた
め、その回数も増え、水があふれるなどの故障の原因を
減少し、かつユニットクーラの耐久性を高めることがで
きる。
ば、アジャストねじ部のナットとドレン口部のナットを
ゆるめることにより、ドレンパンが下がり、冷却器下部
とドレンパンとの間に開口ができ、ここから点検・掃除
が容易にできるものとなる。又、点検・掃除が容易なた
め、その回数も増え、水があふれるなどの故障の原因を
減少し、かつユニットクーラの耐久性を高めることがで
きる。
【００２３】また、本発明の請求項２記載の冷蔵庫用ユ
ニットクーラによれば、ナット（袋ナット）とドレンパ
ンの締め付け面にゴムパッキンが用いられ水漏れを防止
することができると共に、ナットをゆるめることにより
ドレンパンを下側に容易に移動できる。
ニットクーラによれば、ナット（袋ナット）とドレンパ
ンの締め付け面にゴムパッキンが用いられ水漏れを防止
することができると共に、ナットをゆるめることにより
ドレンパンを下側に容易に移動できる。
【００２４】また、本発明の請求項３記載の冷蔵庫用ユ
ニットクーラによれば、ドレンパンヒータの接続線が伸
縮できるのでドレンパンの上下移動が容易に行える。
ニットクーラによれば、ドレンパンヒータの接続線が伸
縮できるのでドレンパンの上下移動が容易に行える。
【図１】本発明の冷蔵庫用ユニットクーラの第１実施例
を示す縦断面図である。
を示す縦断面図である。
【図２】本発明の冷蔵庫用ユニットクーラのアジャスト
ねじ部を示す説明図である。
ねじ部を示す説明図である。
【図３】本発明の冷蔵庫用ユニットクーラのドレン口部
の詳細を示す説明図である。
の詳細を示す説明図である。
１ 冷蔵庫 ２ ユニットクーラ ３ 吊下金具 ４ 冷却器 ５ ケーシング ６ カバー ７ ドレンパン ８ 送風機 ９ 電動機 １０ デフロストヒータ １１ ドレンパンヒータ １２ 冷却水入口管 １３ 電磁弁 １４ 膨張弁 １５ 冷媒出口管 １６ 冷却管 １７ フィン １９ ナット ２０ 排水管 ２１ アジャストねじ ２２ アジャストねじ ２３ 止めねじ ２５ パッキン ２６ ソケット ２７ ナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) F25D 21/14 F24F 1/00 361 F24F 1/02 371
Claims (3)
- 【請求項１】 冷蔵庫本体内に取り付けたユニットクー
ラの本体ケーシング下部にドレンパンを吊垂支持して構
成される冷蔵庫用ユニットクーラにおいて、ドレンパン
をユニットクーラの本体ケーシング下部に２箇所以上の
アジャストねじを介して取り付け、上下移動できるよう
構成したことを特徴とする冷蔵庫用ユニットクーラ。 - 【請求項２】 内面にヒータを配設したドレンパンのド
レン口は、排水管に取り付けたソケット、パッキン、及
びソケットに螺合してドレンパンに取り付けるナットで
構成し、ナットをゆるめることによりドレンパンを下側
に移動できるようにしたことを特徴とする請求項１記載
の冷蔵庫用ユニットクーラ。 - 【請求項３】 ドレンパンヒータの接続線は、ドレンパ
ンの上下移動に際し、伸縮できるよう配線したことを特
徴とする請求項１または２記載の冷蔵庫用ユニットクー
ラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7294793A JP2831312B2 (ja) | 1995-10-17 | 1995-10-17 | 冷蔵庫用ユニットクーラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7294793A JP2831312B2 (ja) | 1995-10-17 | 1995-10-17 | 冷蔵庫用ユニットクーラ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09113105A JPH09113105A (ja) | 1997-05-02 |
| JP2831312B2 true JP2831312B2 (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=17812353
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7294793A Expired - Fee Related JP2831312B2 (ja) | 1995-10-17 | 1995-10-17 | 冷蔵庫用ユニットクーラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2831312B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4555142B2 (ja) * | 2005-04-26 | 2010-09-29 | ホシザキ電機株式会社 | 冷却貯蔵庫 |
| CN111561775B (zh) * | 2020-05-19 | 2021-06-08 | 南通鸿亨热控科技有限公司 | 一种防溢水智能控制工业电气柜空调 |
-
1995
- 1995-10-17 JP JP7294793A patent/JP2831312B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09113105A (ja) | 1997-05-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN107532837A (zh) | 具有用以维持清洁冷凝器的反向冷凝器风扇电动机的制冰机 | |
| CN110145911A (zh) | 一种具有清洁和除冰功能的智能冰箱 | |
| CN107869877A (zh) | 管道式风扇组件及使用该管道式风扇组件的冷却单元 | |
| CN208635416U (zh) | 一种新型制冷设备接水盘 | |
| JP2831312B2 (ja) | 冷蔵庫用ユニットクーラ | |
| US4941902A (en) | Ice maker and water purifier | |
| JPH0332902Y2 (ja) | ||
| US6925819B2 (en) | System for trapping airborne water in cooling and freezing devices | |
| CN206362051U (zh) | 一种冷冻柜 | |
| JPH11132582A (ja) | 空気冷媒式冷凍装置 | |
| CN214333163U (zh) | 一种带热氟融霜制冷压缩冷凝机组 | |
| TWM548782U (zh) | 集水裝置 | |
| JPH1123139A (ja) | 車両用冷凍装置 | |
| JPH10267506A (ja) | 冷却装置 | |
| JP2003287298A (ja) | 空気サイクル式冷却装置 | |
| JP3942455B2 (ja) | 冷却庫 | |
| JP4074953B2 (ja) | 冷却装置 | |
| JPH0615244Y2 (ja) | 過冷却水の連続製造器 | |
| CN2357291Y (zh) | 冷藏展示柜高压液管融冰装置 | |
| JP2002054870A (ja) | 貯蔵庫の排水構造 | |
| JP2024014329A (ja) | 空気冷却器におけるデフロスト運転方法 | |
| TW201827775A (zh) | 集水裝置 | |
| JPS621670Y2 (ja) | ||
| CN209263415U (zh) | 一种蒸发器用翅片式换热器 | |
| JP2527015Y2 (ja) | ユニットク−ラ− |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070925 Year of fee payment: 9 |
|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070925 Year of fee payment: 9 |
|
| R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |