JP2830663B2 - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JP2830663B2
JP2830663B2 JP4328282A JP32828292A JP2830663B2 JP 2830663 B2 JP2830663 B2 JP 2830663B2 JP 4328282 A JP4328282 A JP 4328282A JP 32828292 A JP32828292 A JP 32828292A JP 2830663 B2 JP2830663 B2 JP 2830663B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、屋外からの給気と室
内からの排気とを熱交換器に導いて熱交換させつつ換気
すると共に、室内の空気を循環させながら空気清浄等を
行う空気調和装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えばビルの天井裏空間等に
配置され、屋外から室内へ給気される外気と、室内から
屋外へ排気される空気との間で熱交換を行わせつつ換気
する熱交換換気機があった。この熱交換換気機に、空気
清浄機、脱臭機及び加湿機等をそれぞれダクトを介して
順次に連結した構成の空気調和装置が提供されている。
【0003】しかし、この空気調和装置においては、ダ
クトによって連結された各機器が互いに距離をおいて分
散配置されているので、空気調和装置全体が大型化する
という問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、単一のケーシン
グ内に、フィルタ、冷温水コイル及び加湿機等の機器を
組み込んだ、いわゆる一体ケーシング組み込み型の空気
調和装置が提供されている。しかし、この一体ケーシン
グ組込型の空気調和装置においては、上記フィルタや加
湿機等の機器のうちの何れかが不要な場合、当該ケーシ
ングは内容物に対して不要に大型のものとなり、スペー
ス効率が悪い。また、設置現場に応じて要求される複数
の機器の多様な組合せを実現することが困難であり、設
置条件に対する適応性に乏しいという問題もあった。
【0005】そこで、この発明の目的は、上述の技術的
課題を解決し、所望のユニットのみを組み合わせた多様
な組合せが可能であって設置条件に対する適応性に優
れ、しかもスペース効率の高い空気調和装置を実現する
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1に係る空気調和装置は、屋外からの給気と
室内からの排気との間で熱交換させる熱交換器を含んだ
基本ユニットと、電気集塵機ユニット、脱臭機ユニット
及び加湿機ユニットから選択される少なくとも一つのユ
ニットとを含み、各ユニットのケーシングどうしが直列
に連結された状態で複合ユニットを構成していることを
特徴とするものである。
【0007】また、請求項2に係る空気調和装置は、ケ
ーシングには、他のケーシングとの連結用の取付け部及
び被取付け部が設けられ、取付け部及び被取付け部は、
各ユニットの組合せ順序を規制するように相互に位置を
ずらしてあることを特徴とするものである。さらに、請
求項3に係る空気調和装置は、上記基本ユニットは、上
記熱交換器を含んだ熱交換ユニットと、送風機を含んだ
送風機ユニットとを含んで、換気ユニットを構成してお
り、電気集塵機ユニット、脱臭機ユニット及び加湿機ユ
ニットから選択される上記少なくとも一つのユニット
は、上記基本ユニットの、熱交換ユニットと送風機ユニ
ットとの間に介在して、介在ユニットを構成しており、
換気ユニットには、屋外からの給気と室内からの排気と
の間で熱交換させつつ換気する全熱交換換気モードと、
熱交換を回避した状態で換気する普通換気モードとを少
なくとも含む換気モードが設定されており、上記換気ユ
ニット及び介在ユニットの、各ユニットの機能のモード
を設定する単一のコントローラが備えられており、この
コントローラには、上記各ユニットの機能を択一的に選
択する、送りスイッチからなる機能選択スイッチと、選
択された機能のモードを設定する、送りスイッチからな
るモード設定スイッチとが備えられており、上記各ユニ
ットの機能のうち、換気機能を除く他の機能のモードに
は、機能の実行と停止が含まれており、換気機能のモー
ドには、上記の換気モードのみが含まれていることを特
徴とするものである。
【0008】また、請求項4に係る空気調和装置は、上
記基本ユニットには、上記熱交換器を含んだ熱交換ユニ
ットと、送風機を含んだ送風機ユニットとが含まれてお
り、電気集塵機ユニット、脱臭機ユニット及び加湿機ユ
ニットから選択される上記少なくとも一つのユニット
は、上記基本ユニットの、熱交換ユニットと送風機ユニ
ットとの間に介在して、介在ユニットを構成しており、
上記熱交換ユニット及び送風機ユニットの少なくとも一
方の制御基板と、上記介在ユニットの制御基板とは、隣
接するユニットの制御基板どうしの間に施された電源配
線および伝送配線を介して、接続されていることを特徴
とするものである。
【0009】請求項5に係る空気調和装置は、上記基本
ユニットには、上記熱交換器を含んだ熱交換ユニット
と、送風機を含んだ送風機ユニットとが含まれており、
電気集塵機ユニット、脱臭機ユニット及び加湿機ユニッ
トから選択される上記少なくとも一つのユニットは、上
記基本ユニットの、熱交換ユニットと送風機ユニットと
の間に介在して、介在ユニットを構成しており、上記熱
交換ユニット及び送風機ユニットの各制御基板に、外部
からの電源配線がそれぞれ接続されているとともに、両
ユニットの制御基板どうしが伝送配線を介して直接接続
されており、上記熱交換ユニット及び送風機ユニットの
制御基板の何れか一方と、上記介在ユニットの各制御基
板とは、隣接するユニットの制御基板どうしの間に配線
された電源配線及び伝送配線を介して接続されているこ
とを特徴とするものである。
【0010】
【作用】上記請求項1に係る空気調和装置の構成によれ
ば、基本ユニットに対して、電気集塵機ユニット、脱臭
機ユニット及び加湿機ユニットから選択される少なくと
も一つのユニットを直列に連結することにより、複合ユ
ニットを構成しているので、所望のユニットのみを自在
に組み合わせた空気調和装置を実現することができる。
しかも、従来のように各ユニット間をダクトで連結する
のではなく、各ユニットのケーシングどうしを連結する
ようにしたので、空気調和装置全体を小型化することが
できる。
【0011】請求項2に係る空気調和装置の構成によれ
ば、ケーシングどうしの連結のための取付け部及び被取
付け部の相互の位置をずらすことにより、各ユニットの
組み合わせ順序を規制することができる。請求項3に係
る空気調和装置の構成によれば、各機能のモードを、単
一のコントローラで設定することができる。また、送り
スイッチからなる機能選択スイッチによって、各機能を
択一的に選択し、選択した機能のモードを、送りスイッ
チからなるモード設定スイッチによって設定することが
できる。すなわち各機能のモードの設定のために、1つ
又は2つのスイッチを操作するだけで良い。さらに、換
気機能のモードには、換気モードのみが含まれており、
機能の実行や停止のモードが除かれているので、上記ス
イッチを誤って操作したとしても、換気機能が停止して
しまうことがない。したがって、誤操作に起因して室内
の一酸化炭素濃度が上昇したりすることがない。
【0012】請求項4に係る空気調和装置の構成によれ
ば、基本ユニット側の制御基板と、介在ユニットの制御
基板とを、隣接するユニットの制御基板どうしの間に配
した電源配線及び伝送配線を介して接続することができ
る。したがって、各ユニットごとに個別に外部から電源
配線や制御配線を接続する場合と比較して、設置現場で
の施工工数を大幅に削減できる。
【0013】請求項5に係る空気調和装置によれば、基
本ユニットの、熱交換ユニット及び送風機ユニットの制
御基板にそれぞれ外部からの電源配線を施すとともに、
両ユニットの制御基板どうしの間に伝送配線を施し、さ
らに、上記熱交換ユニット及び送風機ユニットの何れか
一方の制御基板と、介在ユニットの制御基板との接続の
ために、隣接するユニットの制御基板どうしの間に電源
配線及び伝送配線を施すことにより、各ユニットへの電
源および伝送信号の供給が可能となる。したがって、各
ユニットごとに個別に外部から電源配線や制御配線を接
続する場合と比較して、設置現場での施工工数を大幅に
削減できる。
【0014】
【実施例】以下実施例を示す添付図面によって詳細に説
明する。図2はこの発明の一実施例の空気調和装置の内
部構成を示す概略平面図であり、図3はその概略側面図
である。また、図4は、加湿機ユニットHUを除いた空
気調和装置の分解斜視図である。これらの図を参照し
て、この空気調和装置は、屋外からの給気と室内からの
排気との間で熱交換させる熱交換器1を含んだ熱交換ユ
ニットVU1と、送風ファン20,21を含んだ送風機
ユニットFUとからなる基本ユニットVUを有してお
り、熱交換ユニットVU1、電気集塵機としての電気集
塵機ユニットCU、脱臭機としての脱臭機ユニットD
U、加湿機としての加湿機ユニットHU及び送風機ユニ
ットFUがこの順で直列に連結された複合ユニットとし
て構成されている。図1に示すように、各ユニットVU
1,CU,DU,HU,FUの各ケーシングVc,C
c,Dc,Hc,Fcは、後述する上縁側取付け部材3
0、下縁側取付け部材40及び側縁側取付け部材50に
よって連結されている。
【0015】この複合ユニットとして構成された空気調
和装置の本体Aにおいては、外気を熱交換器1を介して
室内に導く給気側風路15と、室内の空気を除塵等した
状態で循環させる室内空気循環風路17とが、各ユニッ
トCU,DU,HUのケーシングCc,Dc,Hcを貫
通するように設けられており、また、室内の空気を熱交
換器1を介して屋外へ排出する排気側風路16と、室内
の空気を熱交換器1を介さずに屋外へ排出させるバイパ
ス風路22とが、熱交換ユニットVU1のケーシングV
c内に設けられている。上記の給気側風路15の、熱交
換器1の送風方向下流側部分は、送風方向に対して傾斜
した絞り用仕切板70によって絞られて風路幅が狭めら
れた状態で送風方向下流側に延びている。この給気側風
路15の風路幅が狭められた部分に、上記室内空気循環
風路17が併設されている。室内空気循環風路17の内
気の吸込み口10aは、熱交換ユニットVU1のケーシ
ングVcの端面の、上記絞り用仕切板70に対向する位
置に、給気の送風方向に直交する方向に向けて開口され
ている。この絞り用仕切板70は、室内空気循環風路1
7内において、吸込み口10aから導入された室内の空
気を案内する案内板として機能している。
【0016】給気側風路15は、熱交換ユニットVU1
のケーシングVcの端面に形成された外気の吸込み口7
aから、給気第1空間7、開口7b(図4参照)、主空
間4、開口4a(図3参照)、熱交換ユニットVU1の
ケーシングVc内に形成された給気第2空間9、給気第
3空間13、送風機ユニットFUのケーシングFc内に
形成された給気第4空間18及び給気口18aを介し
て、屋外の空気を室内に導入する風路である。給気第3
空間13は、電気集塵気ユニットCUのケーシングCc
内の空間13a、脱臭機ユニットDUのケーシングDc
内の空間13b及び加湿機ユニットHUのケーシングH
cの空間13cを順次に貫通する空間である。
【0017】排気側風路16は、熱交換ユニットVU1
のケーシングVcの側面に形成された内気の吸込み口6
aから、排気第1空間6、開口6c(図3参照)、主空
間4、開口4b(図3及び図4参照)、排気第2空間8
及び排気口8aを介して、室内の空気を屋外へ排出する
風路である。排気第1空間6及び排気第2空間8は、熱
交換ユニットVU1のケーシングVc内に形成されてい
る。
【0018】バイパス風路22は、内気の吸込み口6a
から、排気第1空間6、開口6d(図4参照)、バイパ
ス空間12、開口12a(図3及び図4参照)、主空間
4、開口4b、排気第2空間8及び排気口8aを介し
て、室内の空気を熱交換器1を介さないで屋外に排出す
る風路である。なお、図示していないが、排気第1空間
6内には、当該排気第1空間6と主空間4との間の開口
6c、及び排気第1空間6とバイパス空間12との間の
開口6dの何れか一方を選択的に閉塞することのできる
ダンパーが設けられている。このダンパーが何れの開口
6c,6dを閉塞するかを切り換えることにより、給気
と排気との間で熱交換させつつ換気する熱交換換気モー
ドと、給気と排気との間の熱交換を回避した状態で換気
する普通換気モードとに切り換えられる。
【0019】室内空気循環風路17は、熱交換ユニット
VU1のケーシングVcの側面に形成された内気の吸込
み口10aから、熱交換ユニットVU1のケーシングV
c内に形成された循環第1空間10、循環第2空間1
4、送風機ユニットFUのケーシングFc内に形成され
た循環第3空間19、及び循環気口19aを介して、室
内の空気を循環させる風路である。循環第2空間14
は、電気集塵気ユニットCUのケーシングCc内の空間
14a、脱臭機ユニットDUのケーシングDc内の空間
14b及び加湿機ユニットHUのケーシングHcの空間
14cを順次に貫通する空間である。
【0020】図3を参照して、熱交換器1は、第1の面
1a及び第2の面1bに別々に入力された二気流間で熱
交換を行わせ、第1の面1aからの気流を第3の面1c
から,第2の面1bからの気流を第4の面1dからそれ
ぞれ別々に出力する。第1の面1a及び第2の面1bに
は、それぞれフィルタが設けられている。電気集塵機ユ
ニットCUは、2つのエレメントC1,C2を有し、そ
れぞれを給気側風路15及び室内空気循環風路17に配
している。脱臭機ユニットDUは、2つのエレメントD
1,D2を有し、それぞれを給気側風路15及び室内空
気循環風路17に配している。加湿機ユニットHUは、
2つのエレメントH1,H2を有し、それぞれを給気側
風路15及び室内空気循環風路17に配している。
【0021】図5を参照して、熱交換ユニットVU1の
ケーシングVc内の循環第1空間10と給気側第2空間
9との間は、給気側風路15を絞るために給気の送風方
向に対して傾斜された絞り用仕切板70と、この絞り用
仕切板70に一体に形成され、給気の送風方向に平行な
平行仕切板88とによって仕切られており、この平行仕
切板88には、循環第1空間10と給気側第2空間9と
の間に粗塵フィルタ90を出入りさせるための開口80
が形成されている。この開口80は、開閉蓋80aによ
って開閉される。また、熱交換ユニットVU1のケーシ
ングVcの側壁には、主空間4から熱交換器1を出入り
させるための開口82と、粗塵フィルタ90を給気側第
2空間9に出入りさせるための開口81とが形成されて
おり、これらの開口82,81は、開閉蓋83によって
同時に開閉されるようにしてある。室内空気循環風路1
0に配置される上記の粗塵フィルタ90を、開口80及
び開口81を通して出入りさせることにより、図5にお
いての下方側から、交換等のメンテナンスが行えるよう
にしてある。上記の粗塵フィルタ90は、室内空気循環
風路17内の、電気集塵気ユニットCU、脱臭機ユニッ
トDU及び加湿機ユニットHUの送風方向上流側におい
て、一括して粗塵を補集する。この粗塵フィルタ90
は、熱交換ユニットVU1に配置されているので、熱交
換ユニットVU1の下流側に組み合わされるユニットの
種類にかかわらず、これらのユニットへの粗塵の影響を
防止することができる。
【0022】電気集塵気ユニットCUのケーシングCc
内の空間13aと空間14aとの間の仕切板84には、
開口72が形成されており、この開口72は、開閉蓋7
2aにより開閉自在である。また、空間13aは、開口
71により外部に開口しており、この開口71は、開閉
蓋71aにより開閉自在である。同様に、脱臭機ユニッ
トDU内の空間13bと空間14bとの間の仕切板85
に形成された開口74は、開閉蓋74aにより開閉自在
であり、また、空間13bを外部に開口させる開口73
は、開閉蓋73aにより開閉自在である。また、加湿機
ユニットHU内の空間13cと空間14cとの間の仕切
板86に形成された開口76は、開閉蓋76aにより開
閉自在であり、また、空間13cを外部に開口させる開
口75は、開閉蓋75aにより開閉自在である。各ユニ
ットCc,Dc,Hcの給気側風路15側のエレメント
C1,D1,H1を、開口71,73,75を通して出
入りさせ、これらを交換する等のメンテナンスを行うこ
とができる。また、各ユニットCc,Dc,Hcの室内
空気循環風路17側のエレメントC2,D2,H2を、
開口72,74,76を通して、室内空気循環風路17
と給気側風路15との間を出入りさせ、さらに各ケーシ
ングの側壁側の開口71,73,75を通して出入りさ
せて、図5においての下方側から、交換等のメンテナン
スを行うことができる。
【0023】送風機ユニットFUのケーシングFc内の
循環第3空間19と給気第4空間18との間の仕切板8
7には、室内空気循環風路19側の送風ファン21を給
気第4空間18側ヘ出入りさせる開口78が形成されて
おり、この開口78は、開閉蓋78aにより開閉自在で
ある。また、給気側第4空間18は、開口77により外
部に開口しており、この開口77は、開閉蓋77aによ
り開閉自在である。これにより、室内空気循環風路19
側の送風ファン21及び給気側風路15側の送風ファン
20を、図5においての下方側に取り出して、修理等の
メンテナンスが行えるようになっている。
【0024】以上のように、各ユニット内の被メンテナ
ンス部品に対して、一方向(図5においての下方側)か
らのメンテナンスが可能であるので、メンテナンス性に
優れると共に設置場所に対する適応性を高めることがで
きる。特に、上記のメンテナンスを行う方向を、ダクト
が連結されることのない側としたので、ダクトと干渉す
ることなく、メンテナンス作業を行うことができ、作業
し易い。また、各ユニットVU,CU,DU,HU,F
U毎にメンテナンス用の開口80〜82,71,78が
設けられているので、例えば、一部のユニットのみをダ
クトを介して連結する構造を採用することができる。し
たがって、メンテナンス性に制約されることなく、現場
の設置条件に応じて、一体設置と分離設置とを選択する
ことも可能であり、設置場所への適応性を一層高くする
ことができる。上記の各開閉蓋80a,83,71a〜
78aは、片開き扉のようなものであっても良い。な
お、図1及び図4においては、開閉蓋の図示を省略して
ある。
【0025】図1及び図4を参照して、各ユニットがど
のように連結されるかについて説明する。図1に示すよ
うに、各ユニットVU,CU,DU,HUのケーシング
Vc,Cc,Dc,Hcの一端側の所定位置には、それ
ぞれ上縁側取付け部としての上縁側取付け部材30、下
縁側取付け部としての下縁側取付け部材40及び側縁側
取付け部としての側縁側取付け部材50が固定されてお
り、各ユニットCU,DU,HU,FUのケーシングC
c,Dc,Hc,Fcの他端側の所定位置には、上縁側
取付け部材30に対応する被取付け部としての被取付け
孔31及び側縁側取付け部材50に対応する被取付け部
としての被取付け孔51が設けられている。上縁側取付
け部材30の貫通孔及び被取付け孔31を貫通させた取
付けねじ60に対してナットを螺合させることにより、
両ケーシングの上面どうしがねじ締結される。また、側
縁側取付け部材50の貫通孔を及び被取付け孔51を貫
通させた取付けねじ60にナットを螺合させることによ
り、両ケーシングの側面どうしがねじ締結される。下縁
側取付け部材40は、その先端のフック部をケーシング
の下縁部に引っ掛けることにより、他の取付け部材3
0,50と協働してケーシングどうしの取付けを行う。
【0026】図6ないし図8は、ケーシングどうしを連
結する工程を、熱交換ユニットVU1のケーシングVc
と電気集塵気ユニットCUのケーシングCcとの連結の
場合を例にとって順次に示している。まず、図6に示す
ように両ケーシングVc,Ccを天井面等に載置した状
態から、図7に示すように右側のケーシングCcを持ち
上げながら左側のケーシングVcに近接させる。この状
態では、右側のケーシングCcの高さは、左側のケーシ
ングVcの上縁側取付け部材30を侵入させることがで
き、且つ右側のケーシングCcの下縁部側取付け部材4
0を左側のケーシングVc内に侵入させることのできる
高さにある。そして、右側のケーシングCcを左側のケ
ーシングVcに近接させながら左側のケーシングCcを
天井面に当接するまで下ろすことにより、左側のケーシ
ングVcの上縁側取付け部材30の貫通孔が、右側のケ
ーシングCcの被取付け孔31に位置合わせされる。ま
た、右側のケーシングCcの下縁部側取付け部材40
は、左側のケーシングVcの下縁部に係合される。さら
に、左側のケーシングVcの側縁部側取付け部材50の
貫通孔が右側のケーシングCcの被取付け孔51に位置
合わせされ、ねじ締結される。
【0027】図9を参照して、上記の上縁側取付け部材
30及び被取付け孔31は、各ユニットの組合せ順序を
規制して、各ユニットの自在な組合せの中から好ましく
ない組合せを排除することができるように相互に位置を
ずらしてある。一対の上縁側取付け部材30どうしの距
離がピッチbまたはcに設定され、一対の被取付け孔3
0どうしの距離としては、ピッチbのみに適合するもの
と、ピッチb及びピッチcの何れにも適合可能なものと
の2種類が設けられている。前者の場合には、一対の被
取付け孔30を何れも円孔により構成しており、後者の
場合には、一対の被取付け孔30のうちの一方を(b−
c)よりも長い長孔に構成している。
【0028】図9においては、各ユニットの組合せ順序
の適合関係が実線矢印で示され、不適合な関係は破線矢
印で示されている。図9に示すように、加湿機ユニット
HUの上縁側取付け部材30どうしの距離がピッチcで
あるのに対して、電気集塵気ユニットCU及び脱臭機ユ
ニットDUの一対の被取付け孔31どうしの距離がピッ
チbのみに設定されており、これにより、加湿機ユニッ
トHUが電気集塵気ユニットCUや脱臭機ユニットDU
の送風方向の上流側に配置されることが防止されてい
る。これは、仮に加湿機ユニットHUが上流側に配置さ
れた場合、加湿されて湿り気のある空気が上記電気集塵
気ユニットCUや脱臭機ユニットDU内を流れることに
なって、電気絶縁性が失われる等の故障の発生が懸念さ
れることから、これを防止するためである。一方、加湿
機ユニットHU及び送風機ユニットFUは、他の何れの
ユニットの送風方向下流側に配置され得るように、一方
の被取付け孔31を長孔としている。また、脱臭機ユニ
ットDUが電気集塵気ユニットCUの上流側に配置され
ることがないように規制されている。
【0029】この実施例によれば、基本ユニットVUに
対して所望のユニットのみを自在に組み合わせた空気調
和装置を実現することができ、設置条件に対する適応性
を高くすることができる。しかも、従来のように各ユニ
ット間をダクトで連結するのではなく、各ユニットのケ
ーシングどうしを取付け部材30,40,50によって
連結するようにしたので、空気調和装置全体を小型化す
ることができる。
【0030】また、上縁側取付け部材30及び被取付け
孔31の相互の位置をずらしてあるので、各ユニットの
組合せ順序を規制することができ、各ユニットの自在な
組合せの中から機能上好ましくない組合せを排除するこ
とができる。さらに、空気調和装置本体A内に、給気側
風路15及び排気側風路16から独立した状態で室内空
気循環風路17を設けたので、給気量と排気量とのバラ
ンスを所定に保持することが容易であり、また、給気側
風路15を冷暖房を行う空気調和機にダクトを介して直
結することも可能となる。
【0031】しかも、給気側風路15の通路幅が狭めら
れた部分に、室内空気循環風路17を併設したので、空
気調和装置全体を小型化することができる。また、室内
空気循環風路17の吸込み口10aが、給気側風路15
を絞るための絞り用仕切板70に対向されているので、
当該吸込み口10aから室内空気循環風路17内へ給気
の送風方向に直交する方向に沿って導入された室内の空
気は、絞り用仕切板70によって給気の送風方向に平行
な方向に案内される。したがって、給気側風路15を絞
るための絞り用仕切板70に、室内空気循環風路17内
での流れの方向変換を円滑に行わせる機能を兼用させる
ことができ、構造の簡素化を図ることができる。
【0032】図10は、この発明の他の実施例の空気調
和装置のコントローラCLを示している。同図を参照し
て、このコントローラCLには、運転/停止スイッチP
と、運転表示ランプQと、表示部Rと、各ユニット(基
本ユニットVUからなる換気ユニット、基本ユニットV
Uの熱交換ユニットVU1と送風機ユニットFUとの間
に介在する介在ユニットとしての、集塵機ユニットC
U、脱臭機ユニットDU及び加湿機ユニットHU)の機
能を選択する、送りスイッチからなる選択スイッチS1
と、選択された各機能のモードを設定する、送りスイッ
チからなるモード設定スイッチS2とを備えている。
【0033】運転/停止スイッチPは、押す毎に空気調
和装置全体の電源をオンオフし、このオンオフに応じ
て、上記運転表示ランプQが点灯または消灯されるよう
になっている。表示部Rには、換気R1a、集塵R1
b、加湿R1cおよび脱臭R1dの各機能を表示する機
能表示部R1と、設定すべきモードR2a〜R2iを表
示するモード表示部R2とが含まれている。機能表示部
R1では、機能選択スイッチS1によって選択された機
能の表示部分の横に、三角形記号Tが表示され、これに
より、選択された機能R1a,R1b,R1c,R1d
を確認できるようになっている。
【0034】モード表示部R2では、換気R1aの機能
に対応して、自動R2a、全熱交R2bおよび普通R2
cの換気モードが表示されている。そして、機能選択ス
イッチS12によって換気R1aの機能が選択された状
態で、モード設定スイッチS2を押すことにより、自動
R2a、全熱交R2bおよび普通R2cの換気モードの
下方に、下線記号Uが順次に択一的に表示され、所望の
換気モードを設定することができる。
【0035】また、モード表示部R2では、集塵R1b
機能に対応して、集塵機能を実行する入R2cおよび集
塵機能を停止する切R2dのモードが表示されている。
そして、機能選択スイッチS1によって集塵R1b機能
を選択した状態で、モード設定スイッチS2を押すこと
により、上記入R2c又は切R2dの表示の下端に沿う
位置に、下線記号Tが交互に表示され、これにより、集
塵機能を働かせるか否かのモードに設定することができ
る。さらに、モード表示部R2では、加湿R1cおよび
脱臭R1dの各機能に対応して、同様に、入R2f,R
2hおよび切R2g,R2iのモードが設定されてい
る。
【0036】この実施例によれば、各機能R1a〜R1
dのモードR2a〜R2iを、単一のコントローラCL
で設定することができるので、操作性が良い。また、送
りスイッチからなる機能選択スイッチS1によって、各
機能R1a〜R1dを択一的に選択し、選択した機能R
1a〜R1dのモードR2a〜R2iを、送りスイッチ
からなるモード設定スイッチS2によって設定するの
で、少ないスイッチ操作で設定を行うことができる結
果、一層操作性が良い。さらに、換気機能R1aのモー
ドR2a〜R2cから、機能の実行や停止のモードが除
かれているので、上記スイッチS1,S2を誤って操作
したとしても、換気機能R1aが停止してしまうことが
ない。したがって、誤操作に起因して室内の一酸化炭素
濃度が上昇したりすることがない。
【0037】図11はこの発明のさらに他の実施例の空
気調和装置の各ユニットの電気的接続状態を示してい
る。この実施例の特徴は、下記の1)〜2)である。 1)熱交換ユニットVU1及び送風機ユニットFUの各
制御基板PBに、電源配線Iが接続されているととも
に、両ユニットVU1,FUの制御基板PBが互いに伝
送配線Jで直接接続されている。 2)基本ユニットVU側の送風機ユニットFUと、電気
集塵機ユニットCU、脱臭機ユニットDU及び加湿機ユ
ニットHUとは、隣接するユニットの制御基板PBどう
しの間を接続した電源配線K及び伝送配線Lを介して、
接続されている。
【0038】なお、図11において、FMは、送風ファ
ンを駆動するためのモータを示し、DMは、換気モード
変更の際に風路を切り換えるダンパーを駆動するモータ
を示し、SVは、加湿機ユニットHUの給水タンクへの
給水路を開閉する電磁弁を示している。この実施例によ
れば、外部から電源を供給される送風機ユニットFU
と、介在ユニットとしての電気集塵機ユニットCU、脱
臭機ユニットDU及び加湿機ユニットHUとを、隣接す
るユニットの制御基板PBどうしの間を接続した電源配
線K及び伝送配線Lを介して、接続するので、各ユニッ
トごとに個別に外部から電源配線や制御配線を接続する
場合と比較して、設置現場での施工工数を大幅に削減で
きる。
【0039】図11の実施例においては、基本ユニット
VUの、熱交換ユニットVU1及び送風機ユニットFU
の制御基板PBのそれぞれに、外部からの電源配線Iを
接続したが、外部からの電源配線Iは、何れか一方の制
御基板PBにのみ接続するようにしても良い。この場
合、熱交換ユニットVU1及び送風機ユニットFUの制
御基板PBどうしも、隣接するユニットの制御基板PB
どうしを接続する電源配線Kを介して接続する。
【0040】図11の実施例においては、基本ユニット
VUの、熱交換ユニットVU1及び送風機ユニットFU
の制御基板PBどうしを、伝送配線Jを介して直接接続
したが、隣接するユニットの制御基板PBどうしを接続
する伝送配線Kを介して、接続するようにしても良い。
なお、上記実施例において、各ユニットVU1、CU、
DU、HU、FUの連結面のそれぞれに、ダクト接続口
を有する側板を取り付け可能とした場合には、、下記の
作用効果を奏する。すなわち、設置条件によって、例え
ば梁等の出っ張り等のために、全てのユニットを直結す
ることができないような場合にも、一部のユニット間
を、容易にダクトで連結して対処することができる。し
たがって、設置条件に対する適応性を一層高めることが
できる。
【0041】また、上記実施例において、送風機ユニッ
トFUを設けずに、送風ファン20,21を基本ユニッ
トVUの給気第2空間9及び循環第1空間10にそれぞ
れ配置することができる。また、各取付け部材30,4
0,50を、ケーシングに一体に形成することができる
等、この発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更を施
すことが可能である。
【0042】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、基本ユニ
ットに対して所望のユニットのみを自在に組み合わせた
空気調和装置を実現することができ、設置条件に対する
適応性を高くすることができる。しかも、従来のように
各ユニット間をダクトで連結するのではなく、各ユニッ
トのケーシングどうしを連結するようにしたので、空気
調和装置全体を小型化することができる。
【0043】請求項2に係る発明によれば、ケーシング
連結用の取付け部及び被取付け部の相互の位置をずらす
ことにより、各ユニットの組合せ順序を規制することが
できるので、各ユニットの自在な組合せの中から機能上
好ましくない組合せを排除することができる。請求項3
に係る発明によれば、各機能のモードを、単一のコント
ローラで設定することができ、しかも、各機能のモード
を少ないスイッチ操作で設定することができ、操作性が
良い。また、換気機能のモードから、運転や停止のモー
ドが除かれているので、上記スイッチを誤って操作した
としても、換気機能が停止してしまうことがない結果、
誤操作に起因して室内の一酸化炭素濃度が上昇したりす
ることがない。
【0044】請求項4に係る発明によれば、基本ユニッ
ト側の制御基板と、介在ユニットの制御基板とを、隣接
するユニットの制御基板どうしの間に配した電源配線及
び伝送配線を介して接続するので、各ユニットごとに個
別に外部から電源配線や制御配線を接続する場合と比較
して、設置現場での施工工数を大幅に削減できる。請求
項5に係る発明によれば、基本ユニットの、熱交換ユニ
ット及び送風機ユニットの制御基板にそれぞれ外部から
の電源配線を施すとともに、両ユニットの制御基板どう
しの間に伝送配線を施し、さらに、上記熱交換ユニット
及び送風機ユニットの何れか一方の制御基板と、介在ユ
ニットの制御基板との接続のために、隣接するユニット
の制御基板どうしの間に電源配線及び伝送配線を施すこ
とにより、各ユニットへの電源および伝送信号の供給が
可能となる。したがって、各ユニットごとに個別に外部
から電源配線や制御配線を接続する場合と比較して、設
置現場での施工工数を大幅に削減できる結果、施工コス
トを削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例としての空気調和装置の各
ユニットの分解斜視図である。
【図2】空気調和装置の内部構成を示す概略平面図であ
る。
【図3】空気調和装置の内部構成を示す概略側面図であ
る。
【図4】空気調和装置の分解斜視図である。
【図5】空気調和装置の各ユニットのエレメント等の取
外しを模式的に示した概略平面図である。
【図6】ケーシングどうしの連結前の工程を示す概略断
面図である。
【図7】ケーシングどうしの連結寸前の工程を示す概略
断面図である。
【図8】ケーシングどうしの連結状態を示す概略断面図
である。
【図9】各ユニットの組合せの適合関係を示す概略図で
ある。
【図10】この発明の他の実施例としての空気調和装置
の、コントローラを示す平面図である。
【図11】この発明のさらに他の実施例としての空気調
和装置の、各ユニットの電気的接続を示す概略構成図で
ある。
【符号の説明】
VU 基本ユニット VU1 熱交換ユニット FU 送風機ユニット CU 電気集塵気ユニット DU 脱臭機ユニット HU 加湿機ユニット 1 熱交換器 30 上縁側取付け部材(取付け部) 31 被取付け孔(被取付け部) 50 側縁側取付け部材(取付け部) 51 被取付け孔(被取付け部) CL コントローラ S1 機能選択スイッチ S2 モード設定スイッチ PB 制御基板 I,K 電源配線 J,L 伝送配線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 毅 大阪府摂津市西一津屋1番1号 ダイキ ン工業株式会社淀川製作所内 (72)発明者 田中 稔 大阪府摂津市西一津屋1番1号 ダイキ ン工業株式会社淀川製作所内 (72)発明者 楠井 良 大阪府摂津市西一津屋1番1号 ダイキ ン工業株式会社淀川製作所内 (56)参考文献 特開 平4−57134(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 3/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】屋外からの給気と室内からの排気との間で
    熱交換させる熱交換器(1) を含んだ基本ユニット(V
    U)と、電気集塵機ユニット(CU)、脱臭機ユニット
    (DU)及び加湿機ユニット(HU)から選択される少
    なくとも一つのユニットとを含み、各ユニット(VU,
    CU,DU,HU)のケーシング(Vc,Cc,Dc,
    Hc)どうしが直列に連結された状態で複合ユニットを
    構成していることを特徴とする空気調和装置。
  2. 【請求項2】各ケーシングには、他のケーシングとの連
    結用の取付け部(30)及び被取付け部(31)が設け
    られ、取付け部(30)及び被取付け部(31)は、各
    ユニット(VU,CU,DU,HU)の組合せ順序を規
    制するように相互に位置をずらしてあることを特徴とす
    る請求項1記載の空気調和装置。
  3. 【請求項3】上記基本ユニット(VU)は、上記熱交換
    器(1)を含んだ熱交換ユニット(VU1)と、送風機
    (20,21)を含んだ送風機ユニット(FU)とを含
    んで、換気ユニットを構成しており、 電気集塵機ユニット(CU)、脱臭機ユニット(DU)
    及び加湿機ユニット(HU)から選択される上記少なく
    とも一つのユニットは、上記基本ユニット(VU)の、
    熱交換ユニットと送風機ユニット(FU)との間に介在
    して、介在ユニットを構成しており、 換気ユニットには、屋外からの給気と室内からの排気と
    の間で熱交換させつつ換気する全熱交換換気モード(R
    2b)と、熱交換を回避した状態で換気する普通換気モ
    ード(R2c)とを少なくとも含む換気モードが設定さ
    れており、 上記換気ユニット及び介在ユニット(CU,DU,H
    U)の、各ユニットの機能(R1a〜R1d)のモード
    (R2a〜R2i)を設定する単一のコントローラ(C
    L)が備えられており、 このコントローラ(CL)には、上記各ユニットの機能
    (R1a〜R1d)を択一的に選択する、送りスイッチ
    からなる機能選択スイッチ(S1)と、選択された機能
    (R1a〜R1d)のモード(R2a〜R2i)を設定
    する、送りスイッチからなるモード設定スイッチ(S
    2)とが備えられており、 上記各ユニットの機能(R1a〜R1d)のうち、換気
    機能(R1a)を除く他の機能(R1b〜R1d)のモ
    ードには、機能の実行と停止が含まれており、換気機能
    (R1a)のモードには、上記の換気モードのみが含ま
    れていることを特徴とする請求項1記載の空気調和装
    置。
  4. 【請求項4】上記基本ユニット(VU)には、上記熱交
    換器(1)を含んだ熱交換ユニット(VU1)と、送風
    機(20,21)を含んだ送風機ユニット(FU)とが
    含まれており、 電気集塵機ユニット(CU)、脱臭機ユニット(DU)
    及び加湿機ユニット(HU)から選択される上記少なく
    とも一つのユニットは、上記基本ユニット(VU)の、
    熱交換ユニット(VU1)と送風機ユニット(FU)と
    の間に介在して、介在ユニットを構成しており、 上記熱交換ユニット(VU1)及び送風機ユニット(F
    U)の少なくとも一方の制御基板(PB)と、上記介在
    ユニット(CU,DU,HU)の制御基板(PB)と
    は、隣接するユニットの制御基板(PB)どうしの間に
    施された電源配線(K)および伝送配線(L)を介し
    て、接続されていることを特徴とする請求項い記載の空
    気調和装置。
  5. 【請求項5】上記基本ユニット(VU)には、上記熱交
    換器(1)を含んだ熱交換ユニット(VU1)と、送風
    機(20,21)を含んだ送風機ユニット(FU)とが
    含まれており、 電気集塵機ユニット(CU)、脱臭機ユニット(DU)
    及び加湿機ユニット(HU)から選択される上記少なく
    とも一つのユニットは、上記基本ユニット(VU)の、
    熱交換ユニット(VU1)と送風機ユニット(FU)と
    の間に介在して、介在ユニットを構成しており、 上記熱交換ユニット(VU1)及び送風機ユニット(F
    U)の各制御基板(PB)に、外部からの電源配線
    (I)がそれぞれ接続されるているとともに、両ユニッ
    ト(VU1,FU)の制御基板(PB)どうしが伝送配
    線(J)を介して直接接続されており、 上記熱交換ユニット(VU1)及び送風機ユニット(F
    U)の制御基板(PB)の何れか一方と、上記介在ユニ
    ット(CU,DU,HU)の各制御基板(PB)とは、
    隣接するユニットの制御基板(PB)どうしの間に配線
    された電源配線(K)及び伝送配線(L)を介して接続
    されていることを特徴とする請求項4記載の空気調和装
    置。
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