JP2830121B2 - 音響機器 - Google Patents

音響機器

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JP2830121B2
JP2830121B2 JP19507689A JP19507689A JP2830121B2 JP 2830121 B2 JP2830121 B2 JP 2830121B2 JP 19507689 A JP19507689 A JP 19507689A JP 19507689 A JP19507689 A JP 19507689A JP 2830121 B2 JP2830121 B2 JP 2830121B2
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厚一 樋口
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周一 八木
浩 中森
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はカセットテープレコーダ等の音響機器に関す
るものである。
従来の技術 近年のカセットテープレコーダにおけるキャビネット
構造は、小型,薄型化を指向する関係でほとんどカセッ
トテープを駆動するメカニズムの基板に直接ビス止めす
る構成となっている。第4図は従来のカセットテープレ
コーダの構成を示しており、第4図において、1はカセ
ットテープ2を駆動するメカニズム基板であり、フライ
ホイール10等のパーツが構成されている。3はメカニズ
ム基板1の上面側に有り、カセットテープ2を収納する
カセット蓋体としての上面側キャビネット、4はメカニ
ズム基板1の下面側キャビネットであり、ビス5により
中間キャビネット6と側面キャビネット7と共にメカニ
ズム基板1に直接固定されている。8は磁気ヘッド9を
有するヘッドブロック、11は電気部品12を実装している
プリント基板である。13は上面側キャビネット3に設け
られた透明パネルである。14は角形充電電池である。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような従来のカセットテープレ
コーダのキャビネット構成では、メカニズム駆動時の振
動がビス5を介して直接キャビネットに伝わってしま
い、キャビネット中央部が共振し機雑の原因となってい
た。
そこで、本発明はこれら従来の問題点に鑑み、機雑の
発生を最小限に抑えるカセットテープレコーダに代表さ
れる音響機器を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記の目的を達成するため、本発明の音響機器は、キ
ャビネット表面に、当該キャビネットの振動伝達係数よ
りも小さい材質よりなる振動吸収層を設け、前記振動吸
収層の表面に粘性体を中間層とした制振機能を有する積
層板を設け、前記積層板の表面に外観を構成する銘板を
糊付けしたことを特徴とするものである。
また、本発明の音響機器は、キャビネット内壁面と機
器内部の振動源との間に振動伝達係数の小さい粘性体を
設けたことを特徴とするものである。
作用 本発明の音響機器は、表面にキャビネットより振動伝
達係数の小さい材質よりなる振動吸収層を設けることに
より、機器内部から伝達される振動を吸収して外部に伝
達する振動を減少させ、機器の機雑を抑える利点を有す
る。また、前記振動吸収層の表面に粘性体を中間層とし
た制振機能を有する積層板を構成することにより、更に
前記積層板にて振動を吸収し機雑をより抑える利点を有
する。更に、前記積層板の表面に銘板を設けることによ
り、積層板を覆う外観とすることができ、更にはより機
雑を抑える利点をも有する。
また、本発明の音響機器は、キャビネットの内壁面部
に機器内部の振動源との間に振動伝達係数の小さい粘性
体を設けることにより、キャビネットと振動源との間の
直接振動を抑える利点を有する。
実施例 以下本発明の実施例について図面に基づき詳細に説明
する。
第1図は本発明の音響機器(ここではカセットテープ
レコーダ)の一実施例を示した部分断面図、第2図,第
3図は第1図の全体構成を示した斜視図である。第1図
において、21はカセットテープ22を駆動するためにフラ
イホイール21a等を有するメカニズム基板であり、23は
カセットテープ22を収納するカセット蓋、24はメカニズ
ム基板21の下面側を収納するキャビネットであり、ビス
25により中間キャビネット26と側面キャビネット27とと
もにメカニズム基板21に固定されている。28は磁気ヘッ
ド29等を構成したヘッドブロックである。30は電気部品
31等を実装したプリント基板であり、ビス32によりメカ
ニズム基板21に固定されている。33はキャビネット24の
表面に構成された振動伝達係数の小さい材質よりなる振
動吸収層(ここでは両面テープ)であり、その表面には
粘性体34aを中間層に設けた制振機能を有する積層板34
があり、またその表面には糊層35aを有する銘板35が構
成されている。24aは振動吸収層33,積層板34,銘板35の
端面を覆うためのキャビネット24の土手部であり、銘板
35の端面が上記土手部24aに接合される。36はプリント
基板30とキャビネット24との間に設けられた粘性体であ
る。37は角形充電電池、38はカセット蓋23に設けられた
透明パネルである。第2図において、39はメカニズム操
作釦、40はスライドツマミである。
以上のような構成により、従来の一般的な音響機器の
構成において内部の振動源(ここではメカニズム)から
直接キャビネットに伝達される振動が機能となりキャビ
ネットの表面から発生していたものを、粘性体の積み重
ね、キャビネットの強度アップにより減少させることが
できる。
発明の効果 本発明は、キャビネット表面、あるいは内壁面に粘性
体を積み重ねることにより、またキャビネットの強度を
上げることにより機器内部の振動源から伝達される振動
を抑えて機雑を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す音響機器の部分断面
図、第2図は第1図の全体構成を示した正面斜視図、第
3図は同背面斜視図、第4図は従来の音響機器を示す断
面図である。 21……メカニズム基板、24……キャビネット、24a……
土手部、33……振動吸収層(両面テープ)、34……積層
板、35……銘板、36……粘性体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 八木 周一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 中森 浩 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 33/02 502 G11B 33/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャビネット表面に、当該キャビネットの
    振動伝達係数よりも小さい材質よりなる振動吸収層を設
    け、前記振動吸収層の表面に粘性体を中間層とした制振
    機能を有する積層板を設け、前記積層板の表面に外観を
    構成する銘板を糊付けしたことを特徴とする音響機器。
  2. 【請求項2】振動吸収層,積層板をキャビネット表面側
    の凹部に構成し、前記銘板の端面を前記キャビネットの
    凹部の土手部に接して前記振動吸収層,積層板を覆った
    ことを特徴とする請求項1記載の音響機器。
  3. 【請求項3】キャビネット内壁面と機器内部の振動源と
    の間に振動伝達係数の小さい粘性体を設けたことを特徴
    とする音響機器。
JP19507689A 1989-07-26 1989-07-26 音響機器 Expired - Fee Related JP2830121B2 (ja)

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JP2015070729A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 日本電産コパル株式会社 情報端末処理装置及び振動発生装置

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