JP2829883B2 - 増幅型イメージセンサによる画像再生装置 - Google Patents

増幅型イメージセンサによる画像再生装置

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JP2829883B2 JP2226753A JP22675390A JP2829883B2 JP 2829883 B2 JP2829883 B2 JP 2829883B2 JP 2226753 A JP2226753 A JP 2226753A JP 22675390 A JP22675390 A JP 22675390A JP 2829883 B2 JP2829883 B2 JP 2829883B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、固定パターンノイズを除去できるように
した増幅型イメージセンサによる画像再生装置に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、静電誘導トランジスタ(Static Induction Tra
nsistor:SITと略称されている)や電荷変調素子(Charg
e Modulation Device:CMDと略称されている。)などの
増幅型光電変換素子を画素として用いたイメージセンサ
により画像を再生する装置においては、イメージセンサ
固有の固定パターンノイズ(以下FPNと略称する)をキ
ャンセルするために、フレームメモリ等の記憶手段を設
け、該記憶手段に各画素毎にFPNを蓄積し、イメージセ
ンサの各画素から得られた画像情報から、その画素に対
応するFPNを減算して画像信号を得るようにしたFPN抑圧
回路が必要となる。
第2図は、かかる増幅型イメージセンサによる画像再
生装置において用いるFPN抑圧回路のブロック構成図で
ある。イメージセンサ2から出力される画素データは、
プロセス回路3を経てFPN抑圧回路入力端子4より入力
され、A/D変換器5によりデジタルデータに変換され
る。このデジタルデータは、イメージセンサ2の前面に
メカニカルシャッター1を設けて光を遮断したとき、各
画素のもつFPNとなる。
このデジタルデータをフレームメモリ6に順次記憶
し、1フレーム期間の蓄積終了後、シャッターを開放す
れば、開放後にA/D変換器5へ送られる画素データは、A
/D変換されて減算器7によりフレームメモリ6内に蓄積
されているFPNと減算処理され、FPNがキャンセルされた
データとしてD/A変換器8に入力され、D/A変換されて画
像出力データとしてFPN抑圧回路出力端子9に出力され
るようになっている。
第3図は、上記動作を実現するための各制御信号のタ
イミングチャートであり、VDはイメージセンサ2に同期
した垂直同期信号、ENはフレームメモリ6への書き込み
を制御するFPN書き込み期間に相当するFPN取り込み信
号、WCKはフレームメモリ6のリードを行うクロック信
号RCKと前記FPN取り込み信号ENとの論理積により生成さ
れる、フレームメモリ6のライトを行うクロック信号で
ある。なおクロック信号WCKとRCKにおいて斜線部分はク
ロック発生期間を示している。
この構成例は、FPN蓄積期間を1フレーム期間に設定
したものであるが、複数フレームに亘ってFPNを蓄積す
る場合には、単にFPN取り込み信号ENが垂直同期信号VD
の2の倍数期間持続する信号となるだけである。第4図
は、FPNを複数フレームに亘って積分する構成例を示し
たブロック構成図である。この構成例の場合は、第2図
に示した構成の他に、フレームメモリ6内のデータを積
分するための加算器61、及び複数フレームに亘って積分
した時に平均値を出力させるための除算器62を付加した
ものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、このようにFPN抑圧回路を備えた画像再生
装置においては、フレームメモリ等の記憶手段へのFPN
蓄積期間中は、FPN抑圧回路の出力は、FPN減算が不充分
なままのデータが出力されることとなり、したがってFP
N蓄積期間中は、画像信号の劣化をまねくこととなる。
FPN蓄積期間が1フレーム期間相応であれば、一瞬の
劣化で画像は復帰するが、複数フレームに亘ってFPNを
積分する場合には、この蓄積期間における画像信号の劣
化は更に顕著になる。
本発明は、従来のFPN抑圧回路を備えた画像再生装置
におけるFPN蓄積期間中のに出力される画像信号の劣化
という問題点を解消するためになされたもので、FPN蓄
積期間中に出力される画像信号の劣化を見かけ上ないよ
うにした増幅型イメージセンサによる画像再生装置を提
供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
上記問題点を解決するため、本発明は、増幅型光電変
換素子を画素として用いたイメージセンサと、該イメー
ジセンサのFPNを記憶する手段を有する該イメージセン
サのFPN抑圧回路とを備えた増幅型イメージセンサによ
る画像再生装置において、前記FPN抑圧回路に、前記FPN
を記憶する手段の他に該FPNを記憶する直前のFPNのキャ
ンセルされたフィールド又はフレーム画像信号を記憶す
るための第2の記憶手段を備えるものである。
このようにFPN抑圧回路にFPNを記憶するための手段の
他に第2の記憶手段を設け、該第2の記憶手段に、FPN
を記憶する直前のフィールド又はフレーム画像信号を記
憶させておき、該画像信号をFPN記憶手段へのFPN蓄積期
間中に、FPN抑圧回路より出力させることにより、FPN蓄
積期間中に出力される画像信号に生ずる劣化を見かけ上
なくすことが可能となる。
〔実施例〕
次に実施例について説明する。第1図は、本発明に係
る増幅型イメージセンサによる画像再生装置の一実施例
を示すブロック構成図で、第2図に示した従来例の画像
再生装置と同一又は同等の部材には同一符号を付して示
している。図において、1はメカニカルシャッターでイ
メージセンサ2の前面に配置されている。イメージセン
サ2はSITやCMDなどの増幅型光電変換素子を画素として
用いて構成されており、該イメージセンサ2から出力さ
れる画素データは、プロセス回路3を経てFPN抑圧回路
の入力端子4より入力され、A/D変換器5によりデジタ
ルデータに変換されるようになっている。
6はメカニカルシャッター1で遮光したときにイメー
ジセンサ2から出力されA/D変換されたFPNデータを記憶
するFPN蓄積用の第1のフレームメモリで、第3図のタ
イミングチャートで示したと同様なFPN取り込み信号EN,
第1のフレームメモリのリードクロックRCK及びライト
クロックWCKにより駆動制御されるようになっている。
7はシャッター1の開放後のA/D変換された画像データ
と前記第1のフレームメモリのFPNデータとを減算してF
PNをキャンセルするための減算器である。8はFPN抑圧
回路でFPNがキャンセルされたデジタルデータをアナロ
グ信号に変換するD/A変換器であり、該D/A変換器8から
のアナログ出力信号はFPN抑圧回路の出力端子9より出
力されるようになっている。
10は前記減算器7によりFPNがキャンセルされたデジ
タルデータを1フレーム分記憶できる第2のフレームメ
モリであり、11はこの第2のフレームメモリ10のライト
を制御するための論理回路で、FPN取り込み信号ENの反
転信号と第1のフレームメモリ6のリードクロックRCK
とを入力とするアンド回路で構成されている。12,13は
前記論理回路11の出力である第2のフレームメモリ10の
ライトクロック、及び第1のフレームメモリ6のリード
クロックRCKを利用した第2のフレームメモリ10のリー
ドクロックを、それぞれ示している。
次にこのように構成された増幅型イメージセンサによ
る画像再生装置の動作について説明する。まずメカニカ
ルシャッター1を閉じ光を遮断した状態で、イメージセ
ンサ2より出力される画素信号は、FPN信号としてプロ
セス回路3を経てFPN抑圧回路の入力端子4へ入力され
る。FPN取り込み信号ENは、第3図のタイミングチャー
トに示したと同様に、垂直同期信号VDに同期して入力さ
れ、入力端子4より入力されたFPN信号はA/D変換され第
1のフレームメモリ6へ取り込まれる。このとき、減算
器7からはFPN信号入力以前にフレームメモリ6に記憶
されていたFPNデータと入力された現FPN信号との減算結
果の信号が出力され、劣化した画像信号が出力される。
そこで本発明においては、FPN取り込み信号ENを用い
て、第2のフレームメモリ10へ供給するライトクロック
12を、FPN取り込み信号ENが“H"レベルの期間は停止
し、FPN信号の第1のフレームメモリ6への取り込み開
始直前の減算器7でFPNのキャンセルされた画像信号
が、第2のフレームメモリ10に残るようにする。それに
よりFPN抑圧回路の出力端子9からは、FPN取り込み開始
直前の画像信号が、第1のフレームメモリ6へのFPN信
号の取り込みが終了するまで出力される。
このように、FPN抑圧回路にFPN蓄積用の第1のフレー
ムメモリの他に、第2のフレームメモリを設け、該第2
のフレームメモリのクロック制御のための簡単な回路の
追加によって、FPN取り込み期間中に出力される画像に
生ずる劣化を見かけ上なくすことが可能となる。
上記実施例では、1フレーム期間のFPN信号を第1の
記憶手段に取り込むように構成したものを示したが、第
4図に示したようにFPN信号を複数フレームに亘って積
分を行うように構成したものに対しても、本発明は同様
な構成で適用することができる。また上記実施例では、
第2の記憶手段としてフレームメモリを用いたものを示
したが、第2の記憶手段としてフィールドメモリを用い
た場合には、次段にフレーム化するため補間回路を設け
ることにより、同様な作用効果を奏せしめることができ
る。
〔発明の効果〕
以上実施例に基づいて説明したように、本発明によれ
ば、FPN抑圧回路にFPN信号を記憶する手段の他に設けら
れた第2の記憶手段に、FPN信号を記憶する直前のFPNの
キャンセルされた画像信号を記憶させておき、該画像信
号をFPN記憶手段へのFPN蓄積期間中に出力させることに
より、FPN取り込み期間中に発生する画像信号の劣化を
見かけ上なくすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る増幅型イメージセンサによる画
像再生装置の一実施例を示すブロック構成図、第2図
は、従来の増幅型イメージセンサによる画像再生装置の
構成例を示すブロック構成図、第3図は、第2図に示し
た画像再生装置の動作を説明するためのタイミングチャ
ート、第4図は、従来の画像再生装置の他の構成例を示
すブロック構成図である。 図において、1はメカニカルシャッター、2はイメージ
センサ、3はプロセス回路、4はFPN抑圧回路入力端
子、5はA/D変換器、6は第1のフレームメモリ、7は
減算器、8はD/A変換器、9はFPN抑圧回路出力端子、10
は第2のフレームメモリ、11は論理回路、12は第2フレ
ームメモリライトクロック、13は第2フレームメモリリ
ードクロックを示す。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】増幅型光電変換素子を画素として用いたイ
    メージセンサと、該イメージセンサの固定パターンノイ
    ズを記憶する手段を有する該イメージセンサの固定パタ
    ーンノイズ抑圧回路とを備えた増幅型イメージセンサに
    よる画像再生装置において、前記固定パターンノイズ抑
    圧回路に、前記固定パターンノイズを記憶する手段の他
    に該固定パターンノイズを記憶する直前の固定パターン
    ノイズのキャンセルされたフィールド又はフレーム画像
    信号を記憶するための第2の記憶手段を備えたことを特
    徴とする増幅型イメージセンサによる画像再生装置。
  2. 【請求項2】前記第2の記憶手段は、前記固定パターン
    ノイズ記憶手段への固定パターンノイズの取り込み期間
    内はデータの書き込みが禁止され、該第2の記憶手段に
    記憶されている直前のフィールド又はフレーム画像信号
    を出力するように構成されていることを特徴とする請求
    項1記載の増幅型イメージセンサによる画像再生装置。
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