JP2826659B2 - ガイドワイヤ - Google Patents

ガイドワイヤ

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JP2826659B2
JP2826659B2 JP1045578A JP4557889A JP2826659B2 JP 2826659 B2 JP2826659 B2 JP 2826659B2 JP 1045578 A JP1045578 A JP 1045578A JP 4557889 A JP4557889 A JP 4557889A JP 2826659 B2 JP2826659 B2 JP 2826659B2
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JP
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tension member
flat
guide wire
spiral body
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厚 内海
良宣 菊川
英行 亥角
伸一 奥野
昌浩 三浦
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はガイドワイヤに関する。
〔従来の技術〕
一般に、体内にカテーテルを挿入する場合、まずガイ
ドワイヤを挿入するが、このガイドワイヤは、従来で
は、テンションメンバと、該テンションメンバの先端に
巻設されるスパイラル体と、からなり、そのスパイラル
体は、断面円形の線状体が巻設されてなるものであっ
た。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述の如き従来のものでは、スパイラル体が巻設され
た先端部は、同一の柔軟性を有するものとなり、体内に
挿入する際、挿入させにくいという欠点があった。つま
り、先端部全体がしなやかすぎると分岐管等に挿入する
際に曲がりすぎて挿入しにくく、また、硬すぎるとあま
り曲がらずこの場合も挿入しにくい。また、スパイラル
体を形成する線状体は断面円形であるので、伸線加工上
その外径寸法には限界があり、スパイラル体の外径寸法
が比較的大となる。
そこで、本発明では、先端部(つまり、スパイラル体
部)の柔軟性に変化を持たすことができて、なめらかな
曲がりの変化を示すことができ、さらには、外径寸法を
細径なものとすることができるガイドワイヤを提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を解決するために、本発明のガイドワイヤ
は、塑性変形加工にて断面円形部と断面扁平部とが連続
形成された金属線状体を、テンションメンバに螺旋状に
巻設したものであり、または、塑性変形加工にて断面扁
平部が形成された金属線状体を、テンションメンバに螺
旋状に巻設したものである。
〔作用〕
金属線状体が螺旋状に巻設されてスパイラル体が形成
され、このスパイラル体は、断面円形部と断面扁平部と
を有することになるが、この断面円形部と断面扁平部と
では、加工硬化により断面扁平部のほうが硬くなる。従
って、スパイラル体の柔軟性には、硬い部分としなやか
な部分とを有することになる。また、断面円形部と断面
扁平部とは連続形成されるので、その間には接続部を有
さず、このスパイラル体はなめらかな曲がりの変化を示
すことになる。
〔実施例〕
以下、実施例を示す図面に基づいて本発明を説明す
る。
第1図は本発明に係るガイドワイヤの要部を示し、こ
のガイドワイヤはテンションメンバ1と、該テンション
メンバ1に巻設されるスパイラル体2と、を備えてい
る。
しかして、テンションメンバ1は、ステンレス等の金
属からなり、先端部が図例の如く細径部1aとされてい
る。なお、この細径部1aの長さ寸法は、テンションメン
バ1の全長に比べて僅かな寸法である。具体的には、例
えば、全長が約150cmであれば、細径部1aの長さ寸法は
約25cm位である。
また、スパイラル体2は、ステンレス等の塑性変形加
工可能な金属線状体3を螺旋状に巻設してなるものであ
って、断面円形部4(第2図参照)と断面扁平部5(第
3図参照)とを有する。なお、スパイラル体2の基端は
テンションメンバ1にハンダ付等にて固着される。
ここで、スパイラル体2の製造方法を述べると、ま
ず、断面が円形とされた線状体を、圧延ロールにて圧延
度合を順次変化させ、順次断面を円形から扁平形まで変
化させる。具体的には、外径寸法Aが50μm位のものを
厚さ寸法Bが30μm位とするものでなる。
しかして、第1図に示す実施例においては、部位X近
傍において断面形状が円形から扁平に変化している。従
って、区間Cは断面円形部4からなり、区間Dは断面扁
平部5からなる。ここに加工硬化(特性)により扁平部
5のほうが円形部4より硬度である。従って、区間Dは
硬く、区間Cはしなやかとなっている。なお、区間Cは
約2〜3cmとされ、区間Dは約20cmとされる。
また、テンションメンバ1及びスパイラル体2の先端
にはハンダ等から成る金属チップ6が付設されている。
従って、このスパイラル体2には接続部がなく、強度
的にも優れたものとなり、局部的に折曲がりにくいもの
となる。
次に、第4図は他の実施例を示し、この場合、スパイ
ラル体2を形成する金属線状体3はその断面変化を極め
てゆるやかにしている。
従って、この場合、いわゆる釣竿のように先端に行く
に従ってしなやかとなっている。
次に、第5図はさらに別の実施例を示し、この場合、
スパイラル体2は、塑性変形加工にて断面扁平部5が形
成された金属線状体3からなる。つまり、断面円形部4
を有さないものであって、スパイラル体2の外径寸法を
可能な限り細径なものとすることができる。
なお、本発明は上述の実施例に限定されず、本発明の
要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由であり、例えば、
金属線状体3をテンションメンバ1全長に沿って巻設す
るようにするも自由であり、また、細径部1aの長さ寸
法、つまりは、スパイラル体2の長さ寸法は種々の寸法
に設定される。また、第1図とは逆に先端側の区間Cに
断面扁平部5を配設し、基部側の区画Dに断面円形部4
を設けるも好ましい。(このときは先端側の外径が小と
なる利点がある。) 〔発明の効果〕 本発明は、上述のとおり構成されているので、次に記
載する効果を奏する。
金属線状体3には接続部を有さないので、強度的に優
れたものとなると共に、局部的な折曲がれが発生せず、
なめらかに曲がる。また、断面円形部4と断面扁平部5
では、曲がりの度合が相違(つまり、円形部4ではしな
やかに曲がり、扁平部5ではあまりしなやかに曲がらな
い。)するので、柔軟性に変化を持たせることができ、
体内挿入の際に、うまく挿入してゆくことができる。さ
らに、外径寸法を従来では不可能であった細径なものと
することができ、特に、断面扁平部5のみからなる金属
線状体3にて形成されている場合、全体を極めて細径な
ものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す要部断面図、第2図と
第3図は金属線状体の拡大断面図、第4図と第5図は夫
々他の実施例を示す要部断面図である。 1……テンションメンバ、3……金属線状体、4……断
面円形部、5……断面扁平部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥野 伸一 兵庫県伊丹市池尻4丁目3番地 三菱電 線工業株式会社伊丹製作所内 (72)発明者 三浦 昌浩 兵庫県伊丹市池尻4丁目3番地 三菱電 線工業株式会社伊丹製作所内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61M 25/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塑性変形加工にて断面円形部と断面扁平部
    とが連続形成された金属線状体を、テンションメンバに
    螺旋状に巻設したことを特徴とするガイドワイヤ。
  2. 【請求項2】塑性変形加工にて断面扁平部が形成された
    金属線状体を、テンションメンバに螺旋状に巻設したこ
    とを特徴とするガイドワイヤ。
JP1045578A 1989-02-27 1989-02-27 ガイドワイヤ Expired - Lifetime JP2826659B2 (ja)

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US20060111649A1 (en) * 2004-11-19 2006-05-25 Scimed Life Systems, Inc. Catheter having improved torque response and curve retention

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