JP2826565B2 - シンチレーシヨンカメラ - Google Patents

シンチレーシヨンカメラ

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JP2826565B2 JP63176931A JP17693188A JP2826565B2 JP 2826565 B2 JP2826565 B2 JP 2826565B2 JP 63176931 A JP63176931 A JP 63176931A JP 17693188 A JP17693188 A JP 17693188A JP 2826565 B2 JP2826565 B2 JP 2826565B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、核医学画像診断に使用されるシンチレーシ
ヨンカメラに関し、特に複数の検出器で構成するSPECT
(Single Photon Emission CT)の感度向上と汎用性向
上に関する。
〔従来の技術〕
核医学画像診断装置として使用されているシンチレー
シヨンカメラは人体の代謝,血流等に関連する臓器の機
能診断に適するが、人体に投与された放射性医薬品より
放射するガンマ線情報の検出感度が低いことは一般的に
知られていることである。
上記の検出感度の向上のための一つの手段として検出
器の数を複数にすることが知られている。この内容につ
いては特開昭61−207978号,特開昭62−75282号公報に
開示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
核医学画像診断装置として広く使用されているシンチ
レーシヨンカメラにおいて、その感度を向上させるため
に、標準的な単検出器による構成のものから複数検出器
で構成する2検出器型シンチレーシヨンカメラ又は多検
出器型シンチレーシヨンカメラに改良されている。しか
し、従来技術では複数検出器をもつシンチレーシヨンカ
メラでもより一層の感度向上と臨床応用面から見た汎用
性の拡大について解決すべき課題がある。
本発明の目的は、複数検出器をもつシンチレーシヨン
カメラでの感度の向上及び汎用性の拡大にある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的は、SPECTの検出器の回転中心軸と平行に
一次元で収束するコリメータを設け、前記コリメータの
収束距離を対向するコリメータの面までの距離に等しく
することによって達成される。
〔作用〕
第1図及び第2図によりSPECTのコリメータを収束型
コリメータにした場合の感度向上の状況を説明する。第
1図は収束型コリメータの幾何学的条件を、第2図は収
束型コリメータの収束距離と感度との関係を示す。
第1図において、回転中心軸OR1からコリメータ19の
表面までの距離をZ、コリメータ19から検出器15の中で
図示するガンマ線の発光位置4までの距離をL、前記発
光位置4からコリメータ19の収束位置2までの距離(す
なわち収束距離)をFとした場合、前記収束型コリメー
タ19の感度の従来の平行コリメータの感度に対する倍率
をmで表わすと(1)式で表わされる。
m=(F+L)/(F−Z) …(1) 第2図はL=25mm,Z=250mmとしたときの収束距離F
と感度の倍率mとの関係を示したものである。(1)式
から明らかなように収束距離F=2Z+L=525mm、すな
わち収束位置2が対向するコリメータの表面にあるとき
に感度の倍率mは2倍になる。第2図から判るようにこ
の収束距離Fが525mmより小さくなると感度は急激に高
くなる。しかし、収束距離Fを小さくすると、第1図の
収束位置2を頂点とする逆三角形の中に納まる回転中心
軸1上の視野3も縮小され、実用的な視野を確保できな
い。この検討結果から、収束距離Fは対向するコリメー
タの表面までの距離である時が、感度向上と視野の観点
から適値である。このことは対向型検出器で構成したSP
ECTの場合、収束位置2が対向する検出器のコリメータ
表面の近くにあることが望ましいことを示している。こ
の場合、従来の平行コリメータの場合に対して約2倍の
感度が得られる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第3図〜第5図により説明す
る。
第4図は検出器数が4個の場合の従来の検出器の構成
と配列を示す。図において、図示してない被検体からガ
ンマ線が検出器に入射すると、その位置で発光するシン
チレータ16と、このシンチレータ16の微弱な光を検出す
る多数の光電子増倍管17と、上記シチレータ16及び光電
子増倍管17を光学的に結合するライトガイド18とからな
る検出器15aと15c,15bと15dがそれぞれ対向して配列さ
れている。各検出器15a〜15dには前面にコリメータ19a
〜19dが取付けられる構造になつており、このコリメー
タは特性の異なる別のコリメータと交換することができ
る。
コリメータ19a〜19dが従来の平行コリメータである場
合のコリメータの断面図を第5図に示す。第5図につい
て、回転中心軸OR1を中心にしてコリメータ19a〜19dの
視野を直径とする円41がこの場合のSPECTの有効視野と
なり広い視野を確保できるのが特徴となる。この場合、
大形の臓器あるいは全身の断層像の撮影に適している。
第3図は本発明の一実施例を示したもので、回転中心
軸OR1に平行な一次元収束型のコリメータ50a〜50dが検
出器15a〜15dに装着され、その収束位置は対向するコリ
メータの表面の位置51a〜51dになるようにつくられてい
る。この場合のSPECTの有効視野はコリメータの収束位
置51a〜51dと各コリメータ50a〜50dの両端を結ぶ線で形
成される正八角形の内接円となり、平行コリメータの場
合より小さくなる。しかし、先に述べたごとく検出感度
は約2倍に向上するので、頭部などの小臓器あるいは小
児の撮影に適している。
この場合、コリメータの収束距離を対向する検出器の
コリメータの表面までの距離より大きくすると、第2図
より明らかなように感度は上がるが、その効果は非常に
小さく、逆に収束距離を大きくすると焦点ぼけが大きく
なるので、これを小さくするためのコリメータの製造が
困難となり得策ではない。
以上、第3図と第5図で説明したように2種類のコリ
メータすなわち従来の平行コリメータおよび一次元収束
型コリメータを使い分けることにより新しい特徴が生ま
れる。すなわち従来の平行コリメータでは比較的大きな
被写体、例えば大人の体躯部の断層像撮影に適切であ
り、収束型コリメータでは頭部または新生児の体躯部撮
影に適しており感度を2倍高く撮影できる。
また、収束型コリメータの収束距離については各コリ
メータについて別々の値を設定した場合には検出信号の
計算処理が複雑になるので、等しい値に設定しておくこ
とが適切である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、複数の検出器で構成するシンチレー
ションカメラにおいて、そのコリメータを一次元収束型
とし、収束距離を対向する検出器間の距離と等しくする
ことにより、実用的な視野の範囲でSPECTの感度を約2
倍に向上させることができるので、検出感度の高い撮影
が可能になると共に、従来の平行コリメータと共用する
ことにより診断部位に適した撮影が可能となる効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は収束型コリメータの幾何学的条件を、第2図は
収束型コリメータによる感度向上の状況を示す図、第3
図は本発明の一実施例の検出器の構成を示す図、第4図
は検出器が4個ある場合の従来の検出器の構成と配列を
示す図、第5図は従来の平行コリメータを持つ場合のコ
リメータの断面を示す図である。 1……回転中心軸、2……収束位置、3……視野、4…
…発光位置、15,15a,15b,15c,15d……検出器、16……シ
ンチレータ、17……光電子増倍管、18……ライトガイ
ド、19,19a,19b,19c,19d……コリメータ、41,42……視
野円、50a,50b,50c,50d……収束型コリメータ、51a,51
b,51c,51d……収束位置。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転中心軸のまわりに、板状シンチレータ
    に複数の光電子倍増管を光学的に結合してなる検出器を
    複数個対向して配置し、各々の検出器にコリメータを取
    り付け、被検体のまわりに回転して断層像を得るシンチ
    レーションカメラにおいて、該コリメータの収束距離を
    対向する検出器のコリメータの表面までの距離に等しく
    したことを特徴とするシンチレーションカメラ。
  2. 【請求項2】上記複数の検出器に取り付けるコリメータ
    それぞれの収束距離を等しくしたことを特徴とする請求
    項第1項記載のシンチレーションカメラ。
JP63176931A 1988-07-18 1988-07-18 シンチレーシヨンカメラ Expired - Fee Related JP2826565B2 (ja)

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JPH0227289A JPH0227289A (ja) 1990-01-30
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JPS5233259Y2 (ja) * 1972-08-21 1977-07-29
JPS62240891A (ja) * 1986-04-14 1987-10-21 Kagaku Gijutsucho Hoshasen Igaku Sogo Kenkyusho シングルフオトンect

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