JP2826419B2 - 半導体製造装置 - Google Patents
半導体製造装置Info
- Publication number
- JP2826419B2 JP2826419B2 JP17514092A JP17514092A JP2826419B2 JP 2826419 B2 JP2826419 B2 JP 2826419B2 JP 17514092 A JP17514092 A JP 17514092A JP 17514092 A JP17514092 A JP 17514092A JP 2826419 B2 JP2826419 B2 JP 2826419B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wafer
- boat
- semiconductor manufacturing
- furnace
- wafers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体製造装置に関
し、特に縦型減圧式気相成長装置あるいは縦型拡散装置
に関する。
し、特に縦型減圧式気相成長装置あるいは縦型拡散装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の縦型半導体製造装置で
は、気相成長あるいは拡散処理を行うために処理室に半
導体基板(以後ウェハと称す)を出し入れする際、石英
製のボートに移載されたウェハのボート内での設置状態
(ボート内でウェハの割れはないか、または溝やリング
からのウェハの脱落は無いか等)を検出するための手段
は設けられていなかった。
は、気相成長あるいは拡散処理を行うために処理室に半
導体基板(以後ウェハと称す)を出し入れする際、石英
製のボートに移載されたウェハのボート内での設置状態
(ボート内でウェハの割れはないか、または溝やリング
からのウェハの脱落は無いか等)を検出するための手段
は設けられていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の半導体製造
装置では、ボート上のウェハ設置状況を確認する手段を
備えていなかったために、特にボートからキャリアへの
ウェハ立替時に、ボート溝からのウェハ脱落やボート内
でのウェハ割れがあるにもかかわらず、ウェハチャック
を破損させたり、ボート本体を破損させ、ボートに移載
されていたウェハ全部を割ってしまう等の問題点があっ
た。
装置では、ボート上のウェハ設置状況を確認する手段を
備えていなかったために、特にボートからキャリアへの
ウェハ立替時に、ボート溝からのウェハ脱落やボート内
でのウェハ割れがあるにもかかわらず、ウェハチャック
を破損させたり、ボート本体を破損させ、ボートに移載
されていたウェハ全部を割ってしまう等の問題点があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本発明の半導体製造装
置は、縦型の処理室にウエハを搭載する石英ボードを出
し入れする入炉手段と、前記入炉手段とは別動作で前記
石英ボードに隣接した位置で上下して前記石英ボードに
搭載されるウエハの状態をモニタするセンサーとを有す
る。
置は、縦型の処理室にウエハを搭載する石英ボードを出
し入れする入炉手段と、前記入炉手段とは別動作で前記
石英ボードに隣接した位置で上下して前記石英ボードに
搭載されるウエハの状態をモニタするセンサーとを有す
る。
【0005】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の参考例を示す構成図である。ウェハ
1は、保温塔2上に置かれた石英ボート3にキャリアか
ら立替えられる。これらは全てハッチ4上に置かれ、ハ
ッチ4はモータ5により駆動されるボールねじ6,ベア
リング7を介して上下に動き、装置上部のヒータ8で加
熱された処理室9に導入される。また、処理室9の出入
口近傍には、ウェハセンサ10を付設する。
る。図1は本発明の参考例を示す構成図である。ウェハ
1は、保温塔2上に置かれた石英ボート3にキャリアか
ら立替えられる。これらは全てハッチ4上に置かれ、ハ
ッチ4はモータ5により駆動されるボールねじ6,ベア
リング7を介して上下に動き、装置上部のヒータ8で加
熱された処理室9に導入される。また、処理室9の出入
口近傍には、ウェハセンサ10を付設する。
【0006】ここで、モータ5によりウェハ1を処理室
9内に入出炉する際に、ウェハセンサ10にてボート3
内のウェハ1の設置状態をモニタる。このウェハセンサ
10からの出力信号を図2に示す。ウェハ1が正しくボ
ート3に乗っている時は図2(a)の様な規則正しい出
力となる。しかし、ウェハ1の割れや脱落等があった時
には、ウェハセンサ10からの出力信号は図2(b)の
様な不規則なものとなってしまう。この信号によりウェ
ハ1の異常を検出し、装置異常をアラームを出して作業
者に知らせ、修正処置を要求する。
9内に入出炉する際に、ウェハセンサ10にてボート3
内のウェハ1の設置状態をモニタる。このウェハセンサ
10からの出力信号を図2に示す。ウェハ1が正しくボ
ート3に乗っている時は図2(a)の様な規則正しい出
力となる。しかし、ウェハ1の割れや脱落等があった時
には、ウェハセンサ10からの出力信号は図2(b)の
様な不規則なものとなってしまう。この信号によりウェ
ハ1の異常を検出し、装置異常をアラームを出して作業
者に知らせ、修正処置を要求する。
【0007】図3の構成図に本発明の実施例を示す。本
実施例では、モータ12で駆動されるボールねじ11に
支持され、上下運動を行なうウェハセンサ10によっ
て、ボート3内のウェハ状態のモニタを行なう。本例で
は、入炉とは別動作でのモニタが可能であるために、自
然酸化膜付着に対して効果がある。
実施例では、モータ12で駆動されるボールねじ11に
支持され、上下運動を行なうウェハセンサ10によっ
て、ボート3内のウェハ状態のモニタを行なう。本例で
は、入炉とは別動作でのモニタが可能であるために、自
然酸化膜付着に対して効果がある。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ボート内
のウェハ設置状態をモニタするセンサを取り付けること
により、ボート内のウェハの異常が無いことを確認した
後にウェハチャックをボート内に挿入するので、ウェハ
異常に起因するウェハチャック破損、ボート破損を防止
することができる。
のウェハ設置状態をモニタするセンサを取り付けること
により、ボート内のウェハの異常が無いことを確認した
後にウェハチャックをボート内に挿入するので、ウェハ
異常に起因するウェハチャック破損、ボート破損を防止
することができる。
【図1】本発明の参考例の構成図である。
【図2】参考例におけるセンサ出力を示す図で、同図
(a)は正常時、同図(b)は異常時のそれぞれ出力図
である。
(a)は正常時、同図(b)は異常時のそれぞれ出力図
である。
【図3】本発明の実施例の構成図である。
1 ウェハ 2 保温塔 3 ボート 4 ハッチ 5 モータ 6 ボールねじ 7 ベアリング 8 ヒータ 9 処理室 10 ウェハセンサ 11 ボールねじ 12 モータ
Claims (1)
- 【請求項1】 縦型の処理室にウエハを搭載する石英ボ
ードを出し入れする入炉手段と、前記入炉手段とは別動
作で前記石英ボードに隣接した位置で上下して前記石英
ボードに搭載されるウエハの状態をモニタするセンサー
とを有することを特徴とする半導体製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17514092A JP2826419B2 (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | 半導体製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17514092A JP2826419B2 (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | 半導体製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0620981A JPH0620981A (ja) | 1994-01-28 |
JP2826419B2 true JP2826419B2 (ja) | 1998-11-18 |
Family
ID=15990990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17514092A Expired - Lifetime JP2826419B2 (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | 半導体製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2826419B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4912333B2 (ja) * | 2008-02-15 | 2012-04-11 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 半導体装置の製造方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01289242A (ja) * | 1988-05-17 | 1989-11-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 立て反応装置 |
-
1992
- 1992-07-02 JP JP17514092A patent/JP2826419B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0620981A (ja) | 1994-01-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7905700B2 (en) | Vertical-type heat processing apparatus and method of controlling transfer mechanism in vertical-type heat processing apparatus | |
US20070238062A1 (en) | Vertical-type heat processing apparatus and method of controlling transfer mechanism in vertical-type heat processing apparatus | |
JP2010056300A (ja) | 基板処理装置 | |
EP0825637A3 (en) | Epitaxial barrel reactor with a cooling system and method of operating it | |
JP2826419B2 (ja) | 半導体製造装置 | |
JPH11329941A (ja) | 熱処理装置 | |
US20040120797A1 (en) | Method and system for eliminating wafer protrusion | |
JPH0629224A (ja) | 半導体製造装置 | |
KR0148384B1 (ko) | 종형열처리장치 | |
KR20050045339A (ko) | 웨이퍼 이송장치 | |
US5868803A (en) | Method for mounting a wafer loading device to a process machine | |
JP2006186360A (ja) | ディスク状対象物を処理するシステムにおけるリカバリ用の装置、およびその方法 | |
JP5031960B2 (ja) | 基板処理装置および半導体装置の製造方法 | |
JP2001015573A (ja) | 基板処理装置 | |
KR100543441B1 (ko) | 반도체 웨이퍼 이송 장치의 포지션 설정 방법 및 그 장치 | |
JP2005116565A (ja) | 基板処理装置 | |
JP4433428B2 (ja) | 縦型炉および治具 | |
EP1096548A2 (en) | Semiconductor wafer processing apparatus comprising a wafer presence detector and method | |
JP2005276850A (ja) | 基板処理装置 | |
KR19990013454U (ko) | 웨이퍼 척킹장치 | |
KR200184915Y1 (ko) | 센서를 이용한 웨이퍼 파손 방지 장치 | |
JPH01316928A (ja) | 半導体製造装置における熱処理炉用キヤツプの構造 | |
KR20050112205A (ko) | 반도체 소자 제조를 위한 웨이퍼 보트 | |
KR20050037812A (ko) | 공정실 내부의 웨이퍼 유무 감지장치 및 감지방법 | |
JP2011119504A (ja) | 基板処理装置 |