JP2826212B2 - 戸当たり装置 - Google Patents

戸当たり装置

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JP2826212B2
JP2826212B2 JP18505291A JP18505291A JP2826212B2 JP 2826212 B2 JP2826212 B2 JP 2826212B2 JP 18505291 A JP18505291 A JP 18505291A JP 18505291 A JP18505291 A JP 18505291A JP 2826212 B2 JP2826212 B2 JP 2826212B2
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JP
Japan
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door
opening
rail
folded
lower rail
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JP18505291A
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JPH0533556A (ja
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岩市 奥平
聡 中杉
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二つ折り扉と開き扉と
を備えたものにおける開き扉の戸当たり装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来から収納箱や収納室の開口部に上レ
ールと下レールとを設けて折り畳み・展延自在な二つ折
り扉を走行自在に取付けるものが知られている。この二
つ折り扉を走行自在に取付けたものは、二つ折り扉を展
延した状態で収納箱や収納室の開口部を閉じ、折り畳ん
だ状態で開口部を開放するものであるが、折り畳んで開
口部を開放する際、折り畳んだ状態で上レールと下レー
ルとに沿って開口部の側端部側に移動することで開口部
全体を広く開放するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、二つ折り扉
は折り畳み・展延して開閉するため、開閉操作が面倒で
あり、このため、日常的に使用する収納物を出し入れす
るには側端部を回転軸として支持した開き扉の方が開閉
操作が簡単であることは良く知られている。そこで、本
発明者は本発明に到る過程で上記の収納箱や収納室の開
口部に二つ折り扉と、開き扉とを並べて配置し、通常は
開き扉を開閉して開き扉の背方に収納した日常的に使用
する物の出し入れを行い、開口部全体を開放する場合に
は、開き扉を開くと共に、二つ折り扉を折り畳んで二つ
折り扉を上レールと下レールとに沿って端部に移動させ
て開口部を全体として開放するようにすることを考え
た。
【0004】しかしながら、開き扉の場合、戸当たりが
必要なため、開き扉を閉じた場合に開き扉の枢支側と反
対側の端部が位置する付近の上レール乃至下レールに戸
当たりを設ける必要があり、このため、二つ折り扉は折
り畳んだ際に開き扉側に移動しようとしても上レール乃
至下レールの途中に設けられる上記戸当たりに邪魔され
てそれ以上の走行ができず、結局、開き扉に重ねて折り
畳んだ二つ折り扉を端部に位置させることができず、開
き扉と反対側の端部側にしか折り畳んだ二つ折り扉を移
動できないという問題があり、二つ折り扉の移動に制限
があるという問題があった。
【0005】本発明は上記の従来例の問題点に鑑みて発
明したものであって、その目的とするところは、二つ折
り扉と開き扉とを並べて配置したものにおいて、開き扉
を閉じた際に開き扉を受ける戸当たりを設けるにもかか
わらず、二つ折り扉を折り畳んだ際に開き扉側に移動し
て開き扉に重ねて位置させることが可能となる戸当たり
装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の戸当たり装置
は、上レール1と下レール2とに折り畳み・展延自在な
二つ折り扉3を走行自在に取付けると共に二つ折り扉3
の隣に開き扉4を配置してこの開き扉4の二つ折り扉3
と反対側の側端部の上下端部をそれぞれ上レール1と下
レール2との端部付近に回転自在に支持し、上レール1
乃至下レール2の少なくとも一方の開き扉4の回転軸5
近傍に戸当たり金具6を設けて成ることを特徴とするも
のであって、このような構成を採用することで、上記し
た従来例の問題点を解決して本発明の目的を達成したも
のである。
【0007】
【作用】しかして、上レール1と下レール2とに折り畳
み・展延自在な二つ折り扉3を走行自在に取付けると共
に二つ折り扉3の隣に開き扉4を配置してこの開き扉4
の二つ折り扉3と反対側の側端部の上下端部をそれぞれ
上レール1と下レール2との端部付近に回転自在に支持
することで、日常的に使用するものは収納箱7や収納室
内の開き扉4に対応する部分に収納することで、開き扉
4を開閉して日常的に使用するものの出し入れができ、
また、収納箱7や収納室の開口部8を全部開放したい場
合には、開き扉4及び二つ折り扉3を開くものである。
この場合、上レール1乃至下レール2の少なくとも一方
の開き扉4の回転軸5近傍に戸当たり金具6を設けるこ
とで、開き扉4を開き、次いで二つ折り扉3を折り畳ん
だ状態で移動して戸当たり金具6に邪魔されることなく
開き扉4側に近づけて重ねるようにして配置できて、収
納箱7や収納室の開口部8を全開できるものである。そ
して、戸当たり金具6を設けることで開き扉4を閉じる
際の戸当たりができるものである。
【0008】
【実施例】本発明を以下添付図面に示す実施例に基づい
て詳述する。図1に示すような収納箱7や収納室の開口
部8の上縁部及び下縁部にはそれぞれ上レール1と下レ
ール2とが設けてある。この上レール1と下レール2と
に折り畳み・展延自在な二つ折り扉3を走行自在に取付
けてある。二つ折り扉3は二枚の扉体9をヒンジ部10
により回動自在に連結して構成してあり、二枚の扉体9
のヒンジ部10とは反対側の側端部の上端部と下端部に
それぞれ上下の走行体11を上レール1と下レール2と
に走行自在にはめ込んである。
【0009】二つ折り扉3の隣には開き扉4を配置して
あり、この開き扉4の二つ折り扉3と反対側の側端部の
上下端部がそれぞれ上レール1と下レール2との端部付
近に回転自在に支持してある。すなわち、上レール1と
下レール2とにはそれぞれ図4に示すような上軸受け1
2と下軸受け13とがはめ込まれてねじ具14により上
レール1の側端部と下レール2の側端部に固着してあ
り、開き扉4の一側端部の上下端部から突設した回転軸
5がそれぞれ上記上軸受け12、下軸受け13に回転自
在に軸支してあることで、開き扉4が上レール1と下レ
ール2との端部付近に回転自在に支持されるのである。
この二つ折り扉3は収納箱7や収納室の開口部8に一組
あるいは二組以上設けてもよいものである。
【0010】上レール1乃至下レール2の少なくとも一
方の開き扉4の回転軸5近傍には戸当たり金具6が着脱
自在に取付けてある。戸当たり金具6は横片15の一端
部から縦片16を突設し、横片15の下面側に座17を
配置、横片15から挿入したねじ具18を座17に螺合
し、縦片16の前面にゴム等の衝撃吸収部材19を設け
て構成してあり、ねじ具18を締めつけることで、座1
7と横片15とで上レール1又は下レール2の開口部の
縁のリップ片20を挟持して固着するようになってい
る。したがって、ねじ具18を緩めると戸当たり金具6
を上レール又は下レール2に沿って移動して戸当たり金
具6の位置調整をすることが可能となっている。しかし
ながら、原則的に戸当たり金具6は上レール1乃至下レ
ール2の少なくとも一方の開き扉4の回転軸5近傍に設
けるものである。
【0011】また、二つ折り扉3の開き扉4と隣合う方
の扉体9の側端部の背面側に沿って図5に示すようにマ
グネットキャッチのような磁石22が側方に向けて突設
してあり、開き扉4の二つ折り扉3側の側端部の背面側
に沿って図6に示すように鉄片23が設けてある。これ
ら磁石22、鉄片23はそれぞれ扉体9、開き扉4にね
じ24により取付けてある。また、扉体9の側端部及び
開き扉4の側端部にはそれぞれシールパッキン材25が
設けてある。
【0012】しかして、二つ折り扉3を展延して閉じる
とともに開き扉4を閉じて収納箱7や収納室の開口部8
を全閉するものである。そして、使用頻度の高い収納物
は収納箱7や収納室内の開き扉4に対応する部分に収納
しておき、日常的には図1に示すように二つ折り扉3を
閉じた状態で開き扉4を開いて収納物の出し入れを行う
ものであり、また、開き扉4を閉じる場合には戸当たり
金具6の縦片16の衝撃吸収部材19に当たって開き扉
4が逆折れするのが防止されるものである。そして、こ
の場合、開き扉4の鉄片23が二つ折り扉3の扉体9に
設けた磁石22に当たって吸着されて開き扉4の閉成状
態が保持される。この場合、鉄片23が磁石22に当た
ることでこの部分も戸当たりの役目をすることになる。
【0013】一方、収納箱7や収納室の開口部8を全閉
する場合には、開き扉4を開き、二つ折り扉3を折り畳
み、折り畳んだ二つ折り扉3を図7のように開き扉4と
反対側の端部に移動したり、あるいは、折り畳んだ二つ
折り扉3を図8のように開き扉4側に移動することで収
納箱7や収納室の開口部8を全閉することができるもの
である。このように二つ折り扉3を折り畳んだ状態でど
ちらの方に移動するかということは、収納物の状況や開
口部8の前方の状況等により選択するものである。とこ
ろで、折り畳んだ二つ折り扉3を図8のように開き扉4
側に移動することで収納箱7や収納室の開口部8を全閉
するに当たり、戸当たり金具6を上レール1乃至下レー
ル2に設けているといえども戸当たり金具6が上レール
1乃至下レール2の少なくとも一方の開き扉4の回転軸
5近傍に設けてあることで戸当たり金具6に邪魔される
ことなく、図8に示すように二つ折り扉4を折り畳んだ
状態で移動して開き扉4側に近づけて重ねるようにして
配置できて、収納箱7や収納室の開口部8を全開できる
ものである。
【0014】
【発明の効果】本発明にあっては、叙述のように、上レ
ールと下レールとに折り畳み・展延自在な二つ折り扉を
走行自在に取付けると共に二つ折り扉の隣に開き扉を配
置してこの開き扉の二つ折り扉と反対側の側端部の上下
端部をそれぞれ上レールと下レールとの端部付近に回転
自在に支持してあるので、日常的に使用するものは収納
箱や収納室内の開き扉に対応する部分に収納することに
より、開き扉を開閉して日常的に使用するものの出し入
れができ、また、収納箱や収納室の開口部を全部開放し
たい場合には、開き扉及び二つ折り扉を開くという多様
な使い勝手が得られるものであり、また、上レール乃至
下レールの少なくとも一方の開き扉の回転軸近傍に戸当
たり金具を設けてあるので、開き扉を閉じた際に戸当た
りができて開き扉が逆折れするような恐れがなく、ま
た、このように戸当たり金具を設けたにもかかわらず、
収納箱や収納室の開口部を全開したい場合には開き扉を
開き、次いで二つ折り扉を折り畳んだ状態で移動して戸
当たり金具に邪魔されることなく開き扉側に近づけて重
ねるようにして配置できて、収納箱や収納室の開口部を
全開できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の斜視図である。
【図2】同上の一部破断した平面図である。
【図3】同上の戸当たり金具の取付け部分の拡大斜視図
である。
【図4】同上の上レール、下レール、上軸受け、下軸受
け、戸当たり金具を示す拡大分解斜視図である。
【図5】同上の磁石の取付け部分の拡大斜視図である。
【図6】同上の鉄片の取付け部分の拡大斜視図である。
【図7】同上の全開状態の一例を示す概略平面図であ
る。
【図8】同上の全開状態の他例を示す概略平面図であ
る。
【符号の説明】
1 上レール 2 下レール 3 二つ折り扉 4 開き扉 5 回転軸 6 戸当たり金具

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上レールと下レールとに折り畳み・展延
    自在な二つ折り扉を走行自在に取付けると共に二つ折り
    扉の隣に開き扉を配置してこの開き扉の二つ折り扉と反
    対側の側端部の上下端部をそれぞれ上レールと下レール
    との端部付近に回転自在に支持し、上レール乃至下レー
    ルの少なくとも一方の開き扉の回転軸近傍に戸当たり金
    具を設けて成ることを特徴とする戸当たり装置。
JP18505291A 1991-07-25 1991-07-25 戸当たり装置 Expired - Lifetime JP2826212B2 (ja)

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JP18505291A JP2826212B2 (ja) 1991-07-25 1991-07-25 戸当たり装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0533556A JPH0533556A (ja) 1993-02-09
JP2826212B2 true JP2826212B2 (ja) 1998-11-18

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ID=16163961

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101147336B1 (ko) * 2009-12-24 2012-05-22 주식회사 퍼시스 댐퍼를 갖는 도어 스토퍼
JP5802795B1 (ja) * 2014-04-23 2015-11-04 弓場 裕秀 仏壇本体と前扉の連結構造
JP7015529B2 (ja) * 2018-01-29 2022-02-03 ジョー・プリンス竹下株式会社 戸当り

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JPH0533556A (ja) 1993-02-09

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