JP2825516B2 - 患者移載装置 - Google Patents
患者移載装置Info
- Publication number
- JP2825516B2 JP2825516B2 JP63323500A JP32350088A JP2825516B2 JP 2825516 B2 JP2825516 B2 JP 2825516B2 JP 63323500 A JP63323500 A JP 63323500A JP 32350088 A JP32350088 A JP 32350088A JP 2825516 B2 JP2825516 B2 JP 2825516B2
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- Japan
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- patient
- plate
- transfer
- transfer device
- bed
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Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は病院等において、ベッドまたは手術台に寝
た身体不自由患者を移載、搬送するための、２枚の無端
ベルトを左右両側に出すことのできる患者移載装置に関
するものである。
た身体不自由患者を移載、搬送するための、２枚の無端
ベルトを左右両側に出すことのできる患者移載装置に関
するものである。
［従来の技術］ 患者移載装置は動くことのできない患者をベッドまた
は手術台上から別のベッドまたは手術台へ搬送するため
に用いられる。従来の患者移載装置は、左右両側に出す
ものでは１枚の無端ベルトを用いて、挿入板を水平移動
させる載に患者に対して無端ベルトが相対速度零になる
ように駆動させるものである。
は手術台上から別のベッドまたは手術台へ搬送するため
に用いられる。従来の患者移載装置は、左右両側に出す
ものでは１枚の無端ベルトを用いて、挿入板を水平移動
させる載に患者に対して無端ベルトが相対速度零になる
ように駆動させるものである。
また、２枚のベルトを用いて患者およびベッドに対し
て相対速度零になるようにしたものは、下部のベルトを
挿入板に一周巻付けて挿入板を出す側の挿入板下部の架
車本体上に固定し、上部ベルトは上部挿入板に一周巻付
けた後ベルトの両端をそれぞれローラーで巻き取ること
で患者に対する速度を調節するものである。
て相対速度零になるようにしたものは、下部のベルトを
挿入板に一周巻付けて挿入板を出す側の挿入板下部の架
車本体上に固定し、上部ベルトは上部挿入板に一周巻付
けた後ベルトの両端をそれぞれローラーで巻き取ること
で患者に対する速度を調節するものである。
［発明が解決しようとする問題点］ 前記の無端ベルト１枚による患者移載装置は患者に対
してのみベルトが相対速度零となるが、ベッドに対して
無端ベルトの下部は挿入板が進む速度の２倍の速度で摩
擦接触し、シーツを巻き込んでしまうという欠点があ
る。
してのみベルトが相対速度零となるが、ベッドに対して
無端ベルトの下部は挿入板が進む速度の２倍の速度で摩
擦接触し、シーツを巻き込んでしまうという欠点があ
る。
２枚のベルトによる患者移載装置は下部のベルトを片
側で画定し、上部のベルトを巻き取り装置を用いて患者
に対する速度を調節しているため挿入板を片側にしか出
せないという欠点がある。本発明は上下２枚の無端ベル
トを用いて患者とベツドに対して摩擦接触を起こさずに
挿入板を挿入し、かつ左右両側へ挿入板を張り出すこと
を目的としている。
側で画定し、上部のベルトを巻き取り装置を用いて患者
に対する速度を調節しているため挿入板を片側にしか出
せないという欠点がある。本発明は上下２枚の無端ベル
トを用いて患者とベツドに対して摩擦接触を起こさずに
挿入板を挿入し、かつ左右両側へ挿入板を張り出すこと
を目的としている。
［問題点を解決するための手段］ 上記目的を達成するため、本発明は、患者を移送する
ための左右方向に向けて上下に重ねられた無端ベルト
（16,17）と、上下の無端ベルト（16,17）が夫々巻き掛
けられる左右方向に移動可能な左右の被巻き掛け体（2,
3,4,5又は6,7）と、上下の無端ベルト（16,17）の左右
の被巻き掛け体（2,3,4,5又は6,7）間に所定間隔を置い
て二つずつ配置された左右方向に移動可能なローラー
（8,9,10,11）と、各ローラー（8,9,10,11）毎に配置さ
れ各ローラー（8,9,10,11）と共に上下の無端ベルト（1
6,17）に対し係脱する係止装置（12,13,14,15）と、当
該患者移載装置の右側で患者を移送する時には上下の無
端ベルト（16,17）の右端が当該患者移載装置とベッド
等との間を往復動し、当該患者移載装置の左側で患者を
移送する時は上下の無端ベルト（16,17）の左端が当該
患者移載装置とベッド等との間を往復動するように、被
巻き掛け体（2,3,4,5又は6,7）、ローラー（8,9,10,1
1）及び係止装置（12,13,14,15）を動作させる駆動装置
とを具備した患者移載装置を採用している。
ための左右方向に向けて上下に重ねられた無端ベルト
（16,17）と、上下の無端ベルト（16,17）が夫々巻き掛
けられる左右方向に移動可能な左右の被巻き掛け体（2,
3,4,5又は6,7）と、上下の無端ベルト（16,17）の左右
の被巻き掛け体（2,3,4,5又は6,7）間に所定間隔を置い
て二つずつ配置された左右方向に移動可能なローラー
（8,9,10,11）と、各ローラー（8,9,10,11）毎に配置さ
れ各ローラー（8,9,10,11）と共に上下の無端ベルト（1
6,17）に対し係脱する係止装置（12,13,14,15）と、当
該患者移載装置の右側で患者を移送する時には上下の無
端ベルト（16,17）の右端が当該患者移載装置とベッド
等との間を往復動し、当該患者移載装置の左側で患者を
移送する時は上下の無端ベルト（16,17）の左端が当該
患者移載装置とベッド等との間を往復動するように、被
巻き掛け体（2,3,4,5又は6,7）、ローラー（8,9,10,1
1）及び係止装置（12,13,14,15）を動作させる駆動装置
とを具備した患者移載装置を採用している。
［実施例］ 第２図、第４図、第５図において下部無端ベルト（1
7）をローラー（７）側へ出すときには下部ローラー（1
1）と一体となった係止装置（15）で下部無端ベルト（1
7）を止め、反対側の下部挿入板（４）および下部先端
ローラー（６）、下部案内ローラー（10）および係止装
置（14）が下部挿入板（５）と同一方向・速度で搬送装
置内部を水平移動することによって下部無端ベルト（1
7）はベッドに対して摩擦なく患者とベッドの間に入り
込み（第４図（ａ）（ｂ）参照）、下部先端ローラー
（６）側へ下部無端ベルト（17）を出す時には下部案内
ローラー（10）と一体となった係止装置（14）で下部無
端ベルト（17）を止め、反対側の下部挿入板（５）およ
び下部先端ローラー（７）、下部案内ローラー（11）お
よび係止装置（15）が下部挿入板（４）と同一方向・速
度で搬送装置内部を水平移動することによって下部無端
ベルト（17）はベッドに対して摩擦なく患者とベッドの
間に入り込み（第５図（ｆ）（ｇ）参照）、上部無端移
載ベルト（16）を分離板（３）側へ突き出す場合には係
止装置（13）で上部無端移載ベルト（16）を止めた状態
で移載板（１）、分離板（３）を分離板（３）の外側へ
水平移動させ上部案内ローラー（８）を移載板（１）と
同一方向・速度で搬送装置内部を水平移動すると、上部
無端移載ベルト（16）が患者に対して摩擦なく移載板
（１）および分離板（３）を患者とベッドの間に入り込
ませ（第４図（ａ）（ｂ）参照）、移載板（１）上に患
者を乗せた後、上部案内ローラー（８）と一体となった
係止装置（12）で上部無端移載ベルト（16）を止め、係
止装置（13）を解除した（５）状態で移載板（１）分離
板（８）を搬送装置に引き込む（第４図（ｃ）参照）と
同時に上部案内ローラー（８）を移載板（１）と同一方
向・速度で水平移動させると（第４図（ｄ）参照）上部
無端移載ベル（16）が移載板（１）、分離板（２）、
（３）の上下から引っ張られることによって患者を搬送
装置上に移動させることができる（第４図（ｅ））。
7）をローラー（７）側へ出すときには下部ローラー（1
1）と一体となった係止装置（15）で下部無端ベルト（1
7）を止め、反対側の下部挿入板（４）および下部先端
ローラー（６）、下部案内ローラー（10）および係止装
置（14）が下部挿入板（５）と同一方向・速度で搬送装
置内部を水平移動することによって下部無端ベルト（1
7）はベッドに対して摩擦なく患者とベッドの間に入り
込み（第４図（ａ）（ｂ）参照）、下部先端ローラー
（６）側へ下部無端ベルト（17）を出す時には下部案内
ローラー（10）と一体となった係止装置（14）で下部無
端ベルト（17）を止め、反対側の下部挿入板（５）およ
び下部先端ローラー（７）、下部案内ローラー（11）お
よび係止装置（15）が下部挿入板（４）と同一方向・速
度で搬送装置内部を水平移動することによって下部無端
ベルト（17）はベッドに対して摩擦なく患者とベッドの
間に入り込み（第５図（ｆ）（ｇ）参照）、上部無端移
載ベルト（16）を分離板（３）側へ突き出す場合には係
止装置（13）で上部無端移載ベルト（16）を止めた状態
で移載板（１）、分離板（３）を分離板（３）の外側へ
水平移動させ上部案内ローラー（８）を移載板（１）と
同一方向・速度で搬送装置内部を水平移動すると、上部
無端移載ベルト（16）が患者に対して摩擦なく移載板
（１）および分離板（３）を患者とベッドの間に入り込
ませ（第４図（ａ）（ｂ）参照）、移載板（１）上に患
者を乗せた後、上部案内ローラー（８）と一体となった
係止装置（12）で上部無端移載ベルト（16）を止め、係
止装置（13）を解除した（５）状態で移載板（１）分離
板（８）を搬送装置に引き込む（第４図（ｃ）参照）と
同時に上部案内ローラー（８）を移載板（１）と同一方
向・速度で水平移動させると（第４図（ｄ）参照）上部
無端移載ベル（16）が移載板（１）、分離板（２）、
（３）の上下から引っ張られることによって患者を搬送
装置上に移動させることができる（第４図（ｅ））。
分離板（２）側へ突き出す場合には係止装置（12）で
上部無端移載ベルトを止めた状態で移載板（１）、分離
板（２）を分離板（２）の外側へ出し、上部案内ローラ
ー（９）を移載板（１）と同一方向・速度で搬送装置内
部を水平移動すると（第５図（ｆ）参照）、上部無端移
載ベルト（16）が患者に対して摩擦なく移載板（１）お
よび分離板（２）を患者とベツドの間に入り込ませ（第
５図（ｇ）参照）、移載板（１）上に患者を乗せた後、
上部案内ローラー（９）と一体となった係止装置（13）
で上部無端移載ベルト（16）を止め（第５図（ｈ）参
照）、係止装置（12）を解除した状態で移載板（１）、
分離板（２）を搬送装置に引き込むと同時に上部案内ロ
ーラー（９）を移載板（１）と同一方向・速度で水平移
動すると（第５図（ｉ）参照）上部無端移載ベルト〈1
6）が移載板（１）、分離板（２）、（３）の上下から
引っ張られることによって患者を搬送装置上に移動する
（第５図（ｊ）参照）。
上部無端移載ベルトを止めた状態で移載板（１）、分離
板（２）を分離板（２）の外側へ出し、上部案内ローラ
ー（９）を移載板（１）と同一方向・速度で搬送装置内
部を水平移動すると（第５図（ｆ）参照）、上部無端移
載ベルト（16）が患者に対して摩擦なく移載板（１）お
よび分離板（２）を患者とベツドの間に入り込ませ（第
５図（ｇ）参照）、移載板（１）上に患者を乗せた後、
上部案内ローラー（９）と一体となった係止装置（13）
で上部無端移載ベルト（16）を止め（第５図（ｈ）参
照）、係止装置（12）を解除した状態で移載板（１）、
分離板（２）を搬送装置に引き込むと同時に上部案内ロ
ーラー（９）を移載板（１）と同一方向・速度で水平移
動すると（第５図（ｉ）参照）上部無端移載ベルト〈1
6）が移載板（１）、分離板（２）、（３）の上下から
引っ張られることによって患者を搬送装置上に移動する
（第５図（ｊ）参照）。
以上の操作を行なうために第２図の部品を３組のフレ
ームを用いて構成する。
ームを用いて構成する。
第１図および第３図に示すように、移載板（１）下部
挿入板（４）、（５）および下部先端ローラ（６）
（７）は移載板用フレーム（18）、（19）によって固定
され、移載板駆動チェーン（28）の両側をチェーン端止
めナット（24）（25）で止め、案内スプロケット（2
6）、（27）を介してたすき掛け状に巻付け、中央の移
載板駆動スプロケット（29）を移載板駆動モーター（3
0）から正逆駆動させることによって移載板（１）およ
び下部分離板（４）、（５）を左右両側に張り出す。分
離板（３）、上部案内ローラー（８）、係止装置（1
2）、下部案内ローラー（10）、係止装置（14）は分離
板用フレーム（20）、（21）で固定され、分離板駆動チ
ェーン（31）の一部を下部案内ローラー（10）側で固定
し、案内スプロケット（32）、（33）を介して左右両側
水平に巻き掛け、分離板駆動スプロケット（34）を分離
板駆動モーター（35）から正逆駆動させることによって
往復運動させ、分離板（３）を第３図の右側へ張り出
す。分離板（２）、上部案内ローラー（９）、係止装置
（13）、下部案内ローラー（11）、係止装置（15）は分
離板用フレーム（22）、（23）で固定され、無端チェー
ン（36）を下部案内ローラー（11）側で固定して案内ス
プロケット（37）、（38）を介して左右両側に水平に巻
き掛け、分離板駆動スプロケツト〈30）、（31）を分離
板駆動モーター（40）から正逆駆動させることによって
往復運動させ、分離板（２）を第３図の左側へ張り出
す。
挿入板（４）、（５）および下部先端ローラ（６）
（７）は移載板用フレーム（18）、（19）によって固定
され、移載板駆動チェーン（28）の両側をチェーン端止
めナット（24）（25）で止め、案内スプロケット（2
6）、（27）を介してたすき掛け状に巻付け、中央の移
載板駆動スプロケット（29）を移載板駆動モーター（3
0）から正逆駆動させることによって移載板（１）およ
び下部分離板（４）、（５）を左右両側に張り出す。分
離板（３）、上部案内ローラー（８）、係止装置（1
2）、下部案内ローラー（10）、係止装置（14）は分離
板用フレーム（20）、（21）で固定され、分離板駆動チ
ェーン（31）の一部を下部案内ローラー（10）側で固定
し、案内スプロケット（32）、（33）を介して左右両側
水平に巻き掛け、分離板駆動スプロケット（34）を分離
板駆動モーター（35）から正逆駆動させることによって
往復運動させ、分離板（３）を第３図の右側へ張り出
す。分離板（２）、上部案内ローラー（９）、係止装置
（13）、下部案内ローラー（11）、係止装置（15）は分
離板用フレーム（22）、（23）で固定され、無端チェー
ン（36）を下部案内ローラー（11）側で固定して案内ス
プロケット（37）、（38）を介して左右両側に水平に巻
き掛け、分離板駆動スプロケツト〈30）、（31）を分離
板駆動モーター（40）から正逆駆動させることによって
往復運動させ、分離板（２）を第３図の左側へ張り出
す。
以上３組のフレームの運動と係止装置（12）、（1
3）、（14）、（15）のロツク及び解除の運動のみによ
って下部無端ベルトはベッドに対して摩擦なく移動し、
上部無端移載ベルトは患者に対して摩擦なく移動するこ
とができる。
3）、（14）、（15）のロツク及び解除の運動のみによ
って下部無端ベルトはベッドに対して摩擦なく移動し、
上部無端移載ベルトは患者に対して摩擦なく移動するこ
とができる。
この患者移載装置は病院等の施設で使用することによ
り身体不自由患者とベッドまたは手術台に対して摩擦接
触することなく身体不自由患者の積み込み・積み卸しを
行ない、かつ挿入板を左右両側へ出せるためベッドまた
は手術台の左右どちらかに患者移載装置が進入できるだ
けの場所があれば使用できる。例えば、第６図のように
病室のベッドから手術台へ患者を移動する際にベルトを
片側にしか出せないものでは、手術室内での麻酔器、Ｘ
線装置、その他の装置の位置が決まっていると麻酔器の
ある方へ頭を向けなければならなため、患者を搬送装置
に乗せる際にやむをえず患者の右側へ挿入板が出る方向
に乗せた場合には手術室へ行ってから再び乗せ換えなけ
ればならない。しかし、この患者移載装置は挿入板を両
側に出せるので、以上のような手間を省き、円滑を移動
させることができる。
り身体不自由患者とベッドまたは手術台に対して摩擦接
触することなく身体不自由患者の積み込み・積み卸しを
行ない、かつ挿入板を左右両側へ出せるためベッドまた
は手術台の左右どちらかに患者移載装置が進入できるだ
けの場所があれば使用できる。例えば、第６図のように
病室のベッドから手術台へ患者を移動する際にベルトを
片側にしか出せないものでは、手術室内での麻酔器、Ｘ
線装置、その他の装置の位置が決まっていると麻酔器の
ある方へ頭を向けなければならなため、患者を搬送装置
に乗せる際にやむをえず患者の右側へ挿入板が出る方向
に乗せた場合には手術室へ行ってから再び乗せ換えなけ
ればならない。しかし、この患者移載装置は挿入板を両
側に出せるので、以上のような手間を省き、円滑を移動
させることができる。
なお、前述した実施例において、３組のフレームを用
いると説明したが、移載板（１）、下部挿入板（４）、
（５）を１組のフレームで固定し、他の部品については
それぞれ独立させて駆動しても良い。
いると説明したが、移載板（１）、下部挿入板（４）、
（５）を１組のフレームで固定し、他の部品については
それぞれ独立させて駆動しても良い。
また、この装置は搬送装置上だけでなく手術室のよう
な清潔区域とその他の不潔区域との間で身体不自由患者
の受け渡しを行うための窓に取り付けて使用することも
できる。
な清潔区域とその他の不潔区域との間で身体不自由患者
の受け渡しを行うための窓に取り付けて使用することも
できる。
本発明によれば、上下の無端ベルトが左右のいずれか
に張り出す際患者及びベッド等に対し滑りを生じないの
で、シーツ等を巻き込んでしまうが如き不都合を生じな
いのはもちろんのこと、上下の無端ベルトは移載装置の
左右のいずれにも張り出すので、ベッド、手術台等の位
置や向き等に左右されることなく患者を円滑に移動させ
ることができる。
に張り出す際患者及びベッド等に対し滑りを生じないの
で、シーツ等を巻き込んでしまうが如き不都合を生じな
いのはもちろんのこと、上下の無端ベルトは移載装置の
左右のいずれにも張り出すので、ベッド、手術台等の位
置や向き等に左右されることなく患者を円滑に移動させ
ることができる。
第１図は本発明の移載装置を使用した移載ストレッチャ
ーの斜視図、第２図は本発明に係わる移載装置の主要部
詳細図、第３図は移載板、挿入板駆動装置詳細図、第４
図および第５図は本発明の作動原理説明図、第６図は手
術室内における患者移載装置の使用例を示した図であ
る。 １……移載板 ２……分離板 ３……分離板 ４……下部挿入板 ５……下部挿入板 ６……下部先端ローラー ７……下部先端ローラー ８……上部案内ローラー ９……下部案内ローラー 10……下部案内ローラー 11……下部案内ローラー 12,13,14,15……係止装置 16……上部移載ベルト 17……下部挿入ベルト 18、19……移載板用フレーム 20、21……分離板用フレーム 22、23……分離板用フレーム 24、25……チェーン端止めナット 26、27……案内スプロケット 28……移載板駆動チェーン 29……移載板駆動スプロケット 30……移載板駆動モーター 31……分離板駆動チェーン 32、33……案内スプロケット 34……分離板駆動スプロケット 35……分離板駆動モーター 36……分離板駆動チェーン 37、38……案内スプロケット 39……分離板駆動スプロケット 40……分離板駆動モーター 41……麻酔器 42……手術台 43……レントゲン装置 44……患者移載装置
ーの斜視図、第２図は本発明に係わる移載装置の主要部
詳細図、第３図は移載板、挿入板駆動装置詳細図、第４
図および第５図は本発明の作動原理説明図、第６図は手
術室内における患者移載装置の使用例を示した図であ
る。 １……移載板 ２……分離板 ３……分離板 ４……下部挿入板 ５……下部挿入板 ６……下部先端ローラー ７……下部先端ローラー ８……上部案内ローラー ９……下部案内ローラー 10……下部案内ローラー 11……下部案内ローラー 12,13,14,15……係止装置 16……上部移載ベルト 17……下部挿入ベルト 18、19……移載板用フレーム 20、21……分離板用フレーム 22、23……分離板用フレーム 24、25……チェーン端止めナット 26、27……案内スプロケット 28……移載板駆動チェーン 29……移載板駆動スプロケット 30……移載板駆動モーター 31……分離板駆動チェーン 32、33……案内スプロケット 34……分離板駆動スプロケット 35……分離板駆動モーター 36……分離板駆動チェーン 37、38……案内スプロケット 39……分離板駆動スプロケット 40……分離板駆動モーター 41……麻酔器 42……手術台 43……レントゲン装置 44……患者移載装置
Claims (1)
- 【請求項１】患者を移送するための左右方向に向けて上
下に重ねられた無端ベルトと、上下の無端ベルトが夫々
巻き掛けられる左右方向に移動可能な左右の被巻き掛け
体と、上下の無端ベルトの左右の被巻き掛け体間に所定
間隔を置いて二つずつ配置された左右方向に移動可能な
ローラーと、各ローラー毎に配置され各ローラーと共に
上下の無端ベルトに対し係脱する係止装置と、当該患者
移載装置の右側で患者を移送する時には上下の無端ベル
トの右端が当該患者移載装置とベッド等との間を往復動
し、当該患者移載装置の左側で患者を移送する時は上下
の無端ベルトの左端が当該患者移載装置とベッド等との
間を往復動するように、被巻き掛け体、ローラー及び係
止装置を動作させる駆動装置とを具備したことを特徴と
する患者移載装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63323500A JP2825516B2 (ja) | 1988-12-23 | 1988-12-23 | 患者移載装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63323500A JP2825516B2 (ja) | 1988-12-23 | 1988-12-23 | 患者移載装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02168951A JPH02168951A (ja) | 1990-06-29 |
| JP2825516B2 true JP2825516B2 (ja) | 1998-11-18 |
Family
ID=18155383
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63323500A Expired - Lifetime JP2825516B2 (ja) | 1988-12-23 | 1988-12-23 | 患者移載装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2825516B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103655064B (zh) * | 2013-11-20 | 2016-05-18 | 南通康盛医疗器械有限公司 | 一种担架车 |
| CN106420194B (zh) * | 2016-11-09 | 2018-10-09 | 燕山大学 | 一种卧床病人双向转运装置 |
| CN106943246B (zh) * | 2017-04-25 | 2018-06-05 | 温州大学 | 一种术后病人转移担架车 |
| CN113413272A (zh) * | 2021-06-18 | 2021-09-21 | 佳泰康医疗设备(广州)有限公司 | 一种医用转运床 |
-
1988
- 1988-12-23 JP JP63323500A patent/JP2825516B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02168951A (ja) | 1990-06-29 |
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