JP2824919B2 - 無段変速機の油圧制御装置 - Google Patents
無段変速機の油圧制御装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は無段変速機の油圧制御装置に係り、特にバ
ルブボディの装着面を十分に確保し得て、バルブボディ
の小型化等を果たし得る無段変速機の油圧制御装置に関
する。
ルブボディの装着面を十分に確保し得て、バルブボディ
の小型化等を果たし得る無段変速機の油圧制御装置に関
する。
自動車等の車両においては、内燃機関の発生する駆動
力を走行状態に応じて所要に変換して取り出すために、
ギヤ式やトルクコンバータ式、ベルト式等の変速機を備
えている。このような変速機にあって、変速比を連続的
に変化させて内燃機関の駆動力を所要に変換して取り出
すベルト式の無段変速機がある。この無段変速機は、油
圧制御装置によって変速比を連続的に変化させている。
力を走行状態に応じて所要に変換して取り出すために、
ギヤ式やトルクコンバータ式、ベルト式等の変速機を備
えている。このような変速機にあって、変速比を連続的
に変化させて内燃機関の駆動力を所要に変換して取り出
すベルト式の無段変速機がある。この無段変速機は、油
圧制御装置によって変速比を連続的に変化させている。
このような無段変速機の油圧制御装置としては、特開
昭61−171948号公報や特開昭61−197849号公報に開示の
ものがある。特開昭61−171948号公報に開示の油圧制御
装置は、急加速時における応答性と緩加速時における滑
らかな変速とを両立し得るように制御を行うものであ
る。また、特開昭61−197849号公報に開示の油圧制御装
置は、変速特性全体に変化を及ぼすことなく急減速時の
シフトダウン速度を上げてベルトのスリップやショック
の発生を回避する制御を行うものである。
昭61−171948号公報や特開昭61−197849号公報に開示の
ものがある。特開昭61−171948号公報に開示の油圧制御
装置は、急加速時における応答性と緩加速時における滑
らかな変速とを両立し得るように制御を行うものであ
る。また、特開昭61−197849号公報に開示の油圧制御装
置は、変速特性全体に変化を及ぼすことなく急減速時の
シフトダウン速度を上げてベルトのスリップやショック
の発生を回避する制御を行うものである。
ところで、従来の無段変速機の油圧制御装置は、例え
ば、第10図に示す如く構成されている。図において、10
2は内燃機関、104は無段変速機、106は油圧制御装置で
ある。内燃機関102に連設された無段変速機104は、油圧
制御装置106を設けている。油圧制御装置106は、無段変
速機104の変速機ケース108の下部に設けられている。
ば、第10図に示す如く構成されている。図において、10
2は内燃機関、104は無段変速機、106は油圧制御装置で
ある。内燃機関102に連設された無段変速機104は、油圧
制御装置106を設けている。油圧制御装置106は、無段変
速機104の変速機ケース108の下部に設けられている。
油圧制御装置108は、変速機ケース108の下部に略水平
に設けたケース底部110の底面112に装着面114を設け、
この装着面114にバルブボディ116を装着している。バル
ブボディ116には、例えば、第11図に示す如く、バルブ
機構(図示せず)を内装するとともに油圧制御用通路11
8を設けている。これにより、油圧制御装置108は、無段
変速機104の変速比を連続的に変化させるべく、バルブ
ボディ116に内装したバルブ機構により油圧制御用通路1
18を切換えて油圧を給排制御する。
に設けたケース底部110の底面112に装着面114を設け、
この装着面114にバルブボディ116を装着している。バル
ブボディ116には、例えば、第11図に示す如く、バルブ
機構(図示せず)を内装するとともに油圧制御用通路11
8を設けている。これにより、油圧制御装置108は、無段
変速機104の変速比を連続的に変化させるべく、バルブ
ボディ116に内装したバルブ機構により油圧制御用通路1
18を切換えて油圧を給排制御する。
ところが、従来の油圧制御装置108のバルブボディ116
が装着される変速機ケース108のケース底部110の底面11
2は、油圧制御用のバルブボディ116を装着するための十
分な装着面114を確保することが困難な不都合がある。
このため、バルブボディ116を二段構造、あるいは三段
構造として油圧制御用通路118を確保しなければならな
い不都合を生じた。しかも、このように油圧制御用通路
118を確保すべくバルブボディ116を複数段構造とする結
果、バルブボディ116の大型化を招く不都合を生じると
ともにバルブボディ116の大型化により地上高に対して
不利となる不都合を生じ、また、油圧制御用通路118を
集中させ得ないことによりレイアウトが複雑になる不都
合があるとともに油圧制御用通路118の複雑化により製
作時の工程管理が困難となる不都合を生じ、油圧制御装
置108のコンパクト化が困難である不都合があった。
が装着される変速機ケース108のケース底部110の底面11
2は、油圧制御用のバルブボディ116を装着するための十
分な装着面114を確保することが困難な不都合がある。
このため、バルブボディ116を二段構造、あるいは三段
構造として油圧制御用通路118を確保しなければならな
い不都合を生じた。しかも、このように油圧制御用通路
118を確保すべくバルブボディ116を複数段構造とする結
果、バルブボディ116の大型化を招く不都合を生じると
ともにバルブボディ116の大型化により地上高に対して
不利となる不都合を生じ、また、油圧制御用通路118を
集中させ得ないことによりレイアウトが複雑になる不都
合があるとともに油圧制御用通路118の複雑化により製
作時の工程管理が困難となる不都合を生じ、油圧制御装
置108のコンパクト化が困難である不都合があった。
そこでこの発明の目的は、バルブボディの小型化を図
り得て地上高に対して有利となし得て、また、油圧制御
用通路を集中させ得てレイアウトを容易にし得て、これ
により製作時の工程管理を容易にし得て、コンパクト化
を果たし得る無段変速機の油圧制御装置を実現すること
にある。
り得て地上高に対して有利となし得て、また、油圧制御
用通路を集中させ得てレイアウトを容易にし得て、これ
により製作時の工程管理を容易にし得て、コンパクト化
を果たし得る無段変速機の油圧制御装置を実現すること
にある。
この目的を達成するためにこの発明は、無段変速機の
変速比を連続的に変化させるべくバルブボディに内装し
たバルブ機構により油圧制御用通路を切換えて油圧を給
排制御する無段変速機の油圧制御装置において、前記無
段変速機の変速機ケースの立設されたケース壁部の壁面
に前記バルブボディの装着される装着面を確保して設
け、この装着面に前記油圧制御用通路を窪ませて設ける
とともにこの装着面に当接されて前記油圧制御用通路を
区画するセパレートプレートを設け、このセパレートプ
レートに前記装着面の油圧制御用通路と前記バルブボデ
ィのバルブ機構とを連絡する孔部を形成して設け、前記
装着面に前記セパレートプレートを介して前記バルブボ
ディを装着して設けたことを特徴とする。
変速比を連続的に変化させるべくバルブボディに内装し
たバルブ機構により油圧制御用通路を切換えて油圧を給
排制御する無段変速機の油圧制御装置において、前記無
段変速機の変速機ケースの立設されたケース壁部の壁面
に前記バルブボディの装着される装着面を確保して設
け、この装着面に前記油圧制御用通路を窪ませて設ける
とともにこの装着面に当接されて前記油圧制御用通路を
区画するセパレートプレートを設け、このセパレートプ
レートに前記装着面の油圧制御用通路と前記バルブボデ
ィのバルブ機構とを連絡する孔部を形成して設け、前記
装着面に前記セパレートプレートを介して前記バルブボ
ディを装着して設けたことを特徴とする。
この発明の構成によれば、無段変速機の変速機ケース
の立設されたケース壁部の壁面にバルブボディの装着さ
れる装着面を確保して設け、この装着面に油圧制御用通
路を窪ませて設けるとともにこの装着面に当接されて油
圧制御用通路を区画するセパレートプレートを設け、こ
のセパレートプレートに装着面の油圧制御用通路とバル
ブボディのバルブ機構とを連絡する孔部を形成して設
け、前記装着面にセパレートプレートを介してバルブボ
ディを装着して設けたことにより、バルブボディを複数
段構造とすることなく立設されたケース壁部の壁面にバ
ルブボディの装着される装着面を十分な面積により確保
することができ、油圧制御用通路をケース壁部の装着面
にも振り分けて設けることができ、セパレートプレート
及びこのセパレートプレートの孔部によって油圧制御用
通路を適宜に区画・連絡させることができ、油圧制御用
通路を集中させることができる。
の立設されたケース壁部の壁面にバルブボディの装着さ
れる装着面を確保して設け、この装着面に油圧制御用通
路を窪ませて設けるとともにこの装着面に当接されて油
圧制御用通路を区画するセパレートプレートを設け、こ
のセパレートプレートに装着面の油圧制御用通路とバル
ブボディのバルブ機構とを連絡する孔部を形成して設
け、前記装着面にセパレートプレートを介してバルブボ
ディを装着して設けたことにより、バルブボディを複数
段構造とすることなく立設されたケース壁部の壁面にバ
ルブボディの装着される装着面を十分な面積により確保
することができ、油圧制御用通路をケース壁部の装着面
にも振り分けて設けることができ、セパレートプレート
及びこのセパレートプレートの孔部によって油圧制御用
通路を適宜に区画・連絡させることができ、油圧制御用
通路を集中させることができる。
次にこの発明の実施例を図に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第1〜9図は、この発明の実施例を示すものである。
第1図において、2は内燃機関、4は無段変速機であ
る。この無段変速機4は、変速機ケース6として、内燃
機関2側の第1ケース8の内燃機関2から離間する側の
第2ケース10と、さらにはこの第2ケース10に取付けら
れるサイドカバー12とを有している。
る。この無段変速機4は、変速機ケース6として、内燃
機関2側の第1ケース8の内燃機関2から離間する側の
第2ケース10と、さらにはこの第2ケース10に取付けら
れるサイドカバー12とを有している。
前記第1ケース8及び第2ケース10には、夫々第1ケ
ース壁部14及び第2ケース壁部16が立設されている。こ
れら立設された第1ケース壁部14及び第2ケース壁部16
には、夫々入力側シャフト18及び出力側シャフト20を軸
支している。入力側シャフト18は、駆動側プーリ22を備
えている。また、出力側シャフト20には、被駆動側プー
リ24を備えている。
ース壁部14及び第2ケース壁部16が立設されている。こ
れら立設された第1ケース壁部14及び第2ケース壁部16
には、夫々入力側シャフト18及び出力側シャフト20を軸
支している。入力側シャフト18は、駆動側プーリ22を備
えている。また、出力側シャフト20には、被駆動側プー
リ24を備えている。
前記駆動側プーリ22は、入力側シャフト18に固定され
た駆動側固定プーリ部片26と入力側シャフト18に軸方向
移動可能且つ回転不可能に装着された駆動側可動プーリ
部片28とからなる。また、前記被駆動側プーリ24は、出
力側シャフト20に固定された被駆動側固定プーリ部片30
と出力側シャフト20に軸方向移動可能且つ回転不可能に
装着された被駆動側可動プーリ部片32とからなる。これ
ら駆動側プーリ22と被駆動側プーリ24との間には、ベル
ト34を捲掛けている。
た駆動側固定プーリ部片26と入力側シャフト18に軸方向
移動可能且つ回転不可能に装着された駆動側可動プーリ
部片28とからなる。また、前記被駆動側プーリ24は、出
力側シャフト20に固定された被駆動側固定プーリ部片30
と出力側シャフト20に軸方向移動可能且つ回転不可能に
装着された被駆動側可動プーリ部片32とからなる。これ
ら駆動側プーリ22と被駆動側プーリ24との間には、ベル
ト34を捲掛けている。
前記駆動側可動プーリ部片28及び被駆動側可動プーリ
部片32には、夫々駆動側ハウジング36及び被駆動側ハウ
ジング38が装着され、駆動側油圧室40及び被駆動側油圧
室42を夫々形成している。また、被駆動側油圧室42に
は、被駆動側油圧室42を拡張する方向に被駆動側ハウジ
ング38を付勢するばね44を設けている。
部片32には、夫々駆動側ハウジング36及び被駆動側ハウ
ジング38が装着され、駆動側油圧室40及び被駆動側油圧
室42を夫々形成している。また、被駆動側油圧室42に
は、被駆動側油圧室42を拡張する方向に被駆動側ハウジ
ング38を付勢するばね44を設けている。
前記第1ケース8の第1ケース壁部14の内燃機関2か
ら離間する側の壁面46には、入力側シャフト18により駆
動されるオイルポンプ48が装着されている。このオイル
ポンプ48は、内燃機関2により駆動されてオイルを圧送
する。また、この無段変速機4は、前記出力側シャフト
20の出力端側に油圧クラッチ50を設けている。この油圧
クラッチ50は、クラッチ油圧室52に作用する油圧により
接離状態を制御され、無段変速機4の出力する駆動力を
出力側シャフト20に回転可能に外嵌された最終出力シャ
フト54に断続するものである。
ら離間する側の壁面46には、入力側シャフト18により駆
動されるオイルポンプ48が装着されている。このオイル
ポンプ48は、内燃機関2により駆動されてオイルを圧送
する。また、この無段変速機4は、前記出力側シャフト
20の出力端側に油圧クラッチ50を設けている。この油圧
クラッチ50は、クラッチ油圧室52に作用する油圧により
接離状態を制御され、無段変速機4の出力する駆動力を
出力側シャフト20に回転可能に外嵌された最終出力シャ
フト54に断続するものである。
前記オイルポンプ48の圧送するオイルは、油圧制御装
置56に供給される。この油圧制御装置56は、バルブボデ
ィ58と、このバルブボディ58に内装されたバルブ機構60
と、このバルブ機構60により切換制御される油圧制御用
通路62と、から構成される。
置56に供給される。この油圧制御装置56は、バルブボデ
ィ58と、このバルブボディ58に内装されたバルブ機構60
と、このバルブ機構60により切換制御される油圧制御用
通路62と、から構成される。
前記バルブ機構60は、第2図に示す如く、リリーフバ
ルブ60a、第1ラインコントロールバルブ60b、第2ライ
ンコントロールバルブ60c、レシオコントロールバルブ6
0d、クラッチコントロールバルブ60e、ソレノイドレギ
ュレータバルブ60f、クーリングコントロールバルブ60
g、ループレギュレータバルブ60h、さらには、レシンソ
レノイド60i、ラインソレノイド60j、クラッチソレノイ
ド60k等から構成される。
ルブ60a、第1ラインコントロールバルブ60b、第2ライ
ンコントロールバルブ60c、レシオコントロールバルブ6
0d、クラッチコントロールバルブ60e、ソレノイドレギ
ュレータバルブ60f、クーリングコントロールバルブ60
g、ループレギュレータバルブ60h、さらには、レシンソ
レノイド60i、ラインソレノイド60j、クラッチソレノイ
ド60k等から構成される。
また、前記油圧制御用通路62は、オイルポンプ48の圧
送するオイルの供給されるライン圧用通路62a、レシオ
圧用通路62b、クラッチ圧用通路62c、さらには、冷却用
通路62d、潤滑用通路62e等から構成される。
送するオイルの供給されるライン圧用通路62a、レシオ
圧用通路62b、クラッチ圧用通路62c、さらには、冷却用
通路62d、潤滑用通路62e等から構成される。
これにより、油圧制御装置56は、無段変速機4の変速
比を連続的に変化させるべく、オイルポンプ48の圧送す
るオイルを、バルブボディ58のバルブ機構60により油圧
制御用通路62を切換えて前記駆動側プーリ22の駆動側油
圧室40及び被駆動側プーリ24の被駆動側油圧室42に油圧
を給排制御することにより、ベルト34の回転半径を減増
させて内燃機関2の駆動力を所望に変換して取出す。ま
た、さらには、油圧クラッチ50のクラッチ油圧室52に油
圧を作用させて接離状態を制御し、無段変速機4の出力
側シャフト20が出力する駆動力を最終出力シャフト54に
断続するものである。
比を連続的に変化させるべく、オイルポンプ48の圧送す
るオイルを、バルブボディ58のバルブ機構60により油圧
制御用通路62を切換えて前記駆動側プーリ22の駆動側油
圧室40及び被駆動側プーリ24の被駆動側油圧室42に油圧
を給排制御することにより、ベルト34の回転半径を減増
させて内燃機関2の駆動力を所望に変換して取出す。ま
た、さらには、油圧クラッチ50のクラッチ油圧室52に油
圧を作用させて接離状態を制御し、無段変速機4の出力
側シャフト20が出力する駆動力を最終出力シャフト54に
断続するものである。
このような無段変速機4の油圧制御装置56において、
変速機ケース6を構成する第2ケース10の立設された第
2ケース壁部16の内燃機関2から離間する側の壁面64
に、第3図に示す如く、前記油圧制御装置56を構成する
バルブボディ58の装着される第2ケース壁部16側の装着
面66を確保して設けている。この油圧制御装置56は、前
記装着面66に油圧制御装置56を構成する前記ライン圧用
通路62a、レシオ圧用通路62b等の油圧制御用通路62を窪
ませて設けるとともに前記装着面66に当接されて油圧制
御用通路62を区画するセパレートプレート68を設け、こ
のセパレートプレート68を介して前記バルブボディ58を
装着面66に装着して設けている。
変速機ケース6を構成する第2ケース10の立設された第
2ケース壁部16の内燃機関2から離間する側の壁面64
に、第3図に示す如く、前記油圧制御装置56を構成する
バルブボディ58の装着される第2ケース壁部16側の装着
面66を確保して設けている。この油圧制御装置56は、前
記装着面66に油圧制御装置56を構成する前記ライン圧用
通路62a、レシオ圧用通路62b等の油圧制御用通路62を窪
ませて設けるとともに前記装着面66に当接されて油圧制
御用通路62を区画するセパレートプレート68を設け、こ
のセパレートプレート68を介して前記バルブボディ58を
装着面66に装着して設けている。
前記セパレートプレート68には、第4・5図に示す如
く、装着面66の油圧制御用通路62を区画し、また油圧制
御用通路62とバルブホディ58のバルブ機構60とを連絡す
る孔部70が形成されている。また、前記バルブボディ58
には、第6〜9図に示す如く、前記リリーフバルブ60
a、第1ラインコントロールバルブ60b等のバルブ機構60
を内装して設けている。なお、符号72は、第2ケース壁
部16に装着するためのバルブボディ58側に設けた装着面
である。バルブボディ58は、この装着面72をセパレート
プレート68の一側面に当接させ、このセパレートプレー
ト68の他側面を第2ケース壁部16側の装着面66に当接さ
せて装着される。
く、装着面66の油圧制御用通路62を区画し、また油圧制
御用通路62とバルブホディ58のバルブ機構60とを連絡す
る孔部70が形成されている。また、前記バルブボディ58
には、第6〜9図に示す如く、前記リリーフバルブ60
a、第1ラインコントロールバルブ60b等のバルブ機構60
を内装して設けている。なお、符号72は、第2ケース壁
部16に装着するためのバルブボディ58側に設けた装着面
である。バルブボディ58は、この装着面72をセパレート
プレート68の一側面に当接させ、このセパレートプレー
ト68の他側面を第2ケース壁部16側の装着面66に当接さ
せて装着される。
次に作用を説明する。
前記内燃機関2によりオイルポンプ48を駆動すると、
無段変速機4の変速比を連続的に変化させるべく、油圧
制御装置56のバルブボディ58に内装されたバルブ機構60
により油圧制御用通路62を切換える。
無段変速機4の変速比を連続的に変化させるべく、油圧
制御装置56のバルブボディ58に内装されたバルブ機構60
により油圧制御用通路62を切換える。
この油圧制御装置56は、変速機ケース6を構成する第
2ケース10の立設された第2ケース壁部16の壁面64にバ
ルブボディ58の装着される第2ケース壁部16側の装着面
66を確保して設け、この装着面66に油圧制御装置56を構
成する油圧制御用通路62を窪ませて設けるとともにこの
装着面66に当接されて油圧制御用通路62を区画するセパ
レートプレート68を設け、このセパレートプレート68に
装着面66の油圧制御用通路62とバルブボディ58のバルブ
機構60とを連絡する孔部70を形成して設け、前記装着面
66にセパレートプレート68を介してバルブボディ58を装
着して設けている。
2ケース10の立設された第2ケース壁部16の壁面64にバ
ルブボディ58の装着される第2ケース壁部16側の装着面
66を確保して設け、この装着面66に油圧制御装置56を構
成する油圧制御用通路62を窪ませて設けるとともにこの
装着面66に当接されて油圧制御用通路62を区画するセパ
レートプレート68を設け、このセパレートプレート68に
装着面66の油圧制御用通路62とバルブボディ58のバルブ
機構60とを連絡する孔部70を形成して設け、前記装着面
66にセパレートプレート68を介してバルブボディ58を装
着して設けている。
これにより、この油圧制御装置56は、バルブボディ58
を複数段構造とすることなく、立設された2ケース壁部
16の壁面64にバルブボディ58の装着される装着面66を十
分な面積により確保することができる。
を複数段構造とすることなく、立設された2ケース壁部
16の壁面64にバルブボディ58の装着される装着面66を十
分な面積により確保することができる。
このため、この油圧制御装置56は、バルブボディ58の
装着される装着面66を十分に確保し得ることにより、バ
ルブボディ58の小型化を図り得て、地上高に対して有利
とすることができる。
装着される装着面66を十分に確保し得ることにより、バ
ルブボディ58の小型化を図り得て、地上高に対して有利
とすることができる。
また、この油圧制御装置56は、油圧制御用通路62を第
2ケース壁部16の装着面66にも振り分けて設けることが
できることにより、バルブボディ58の小型化を図ること
ができ、セパレートプレート68及びこのセパレートプレ
ート68の孔部70によって油圧制御用通路62を適宜に区画
・連絡させることができることにより、制御用油圧通路
62の設計自由度を高めてレイアウトを容易にすることが
でき、油圧制御用通路62を集中させることができること
により、製作時の工程管理を容易にし得て、油圧制御装
置56のコンパクト化を果たすことができる。
2ケース壁部16の装着面66にも振り分けて設けることが
できることにより、バルブボディ58の小型化を図ること
ができ、セパレートプレート68及びこのセパレートプレ
ート68の孔部70によって油圧制御用通路62を適宜に区画
・連絡させることができることにより、制御用油圧通路
62の設計自由度を高めてレイアウトを容易にすることが
でき、油圧制御用通路62を集中させることができること
により、製作時の工程管理を容易にし得て、油圧制御装
置56のコンパクト化を果たすことができる。
このようにこの発明によれば、無段変速機の変速機ケ
ースの立設されたケース壁部の壁面にバルブボディの装
着される装着される装着面を確保して設け、この装着面
に油圧制御用通路を窪ませて設けるとともにこの装着面
に当接させて油圧制御用通路を区画するセパレートプレ
ートを設け、このセパレートプレートに装着面の油圧制
御用通路とバルブボディのバルブ機構とを連絡する孔部
を形成して設け、前記装着面にセパレートプレートを介
してバルブボディを装着して設けたことにより、バルブ
ボディを複数段構造とすることなく立設されたケース壁
部の壁面にバルブボディの装着される装着面を十分な面
積により確保することができ、油圧制御用通路をケース
壁部の装着面にも振り分けて設けることができ、セパレ
ートプレート及びこのセパレートの孔部によって油圧制
御用通路を適宜に区画・連絡させることができる。
ースの立設されたケース壁部の壁面にバルブボディの装
着される装着される装着面を確保して設け、この装着面
に油圧制御用通路を窪ませて設けるとともにこの装着面
に当接させて油圧制御用通路を区画するセパレートプレ
ートを設け、このセパレートプレートに装着面の油圧制
御用通路とバルブボディのバルブ機構とを連絡する孔部
を形成して設け、前記装着面にセパレートプレートを介
してバルブボディを装着して設けたことにより、バルブ
ボディを複数段構造とすることなく立設されたケース壁
部の壁面にバルブボディの装着される装着面を十分な面
積により確保することができ、油圧制御用通路をケース
壁部の装着面にも振り分けて設けることができ、セパレ
ートプレート及びこのセパレートの孔部によって油圧制
御用通路を適宜に区画・連絡させることができる。
このため、この油圧制御装置は、バルブボディの装着
される装着面を十分に確保し得ることにより、バルブボ
ディの小型化を図り得て、地上高に対して有利となし得
て、また、油圧制御用通路をケース壁部の装着面にも振
り分けて設けることができることにより、バルブボディ
の小型化を図ることができ、セパレートプレート及びこ
のセパレートプレートの孔部によって油圧制御用通路を
適宜に区画・連絡させることができることにより、制御
用油圧通路の設計自由度を高めてレイアウトを容易にす
ることができ、油圧制御用通路を集中させ得ることによ
り、制作時の工程管理を容易にし得て、油圧制御装置の
コンパクト化を果たすことができる。
される装着面を十分に確保し得ることにより、バルブボ
ディの小型化を図り得て、地上高に対して有利となし得
て、また、油圧制御用通路をケース壁部の装着面にも振
り分けて設けることができることにより、バルブボディ
の小型化を図ることができ、セパレートプレート及びこ
のセパレートプレートの孔部によって油圧制御用通路を
適宜に区画・連絡させることができることにより、制御
用油圧通路の設計自由度を高めてレイアウトを容易にす
ることができ、油圧制御用通路を集中させ得ることによ
り、制作時の工程管理を容易にし得て、油圧制御装置の
コンパクト化を果たすことができる。
第1〜9図はこの発明による無段変速機の油圧制御装置
の実施例を示し、第1図は無段変速機の概略構成図、第
2図はバルブ機構と油圧制御用回路の概略説明図、第3
図は変速機ケースのケース壁部の取付面の部分正面図、
第4図はセパレートプレートの正面図、第5図はセパレ
ートプレートの右側面図、第6図はバルブボディの左側
面図、第7図はバルブボディの正面図、第8図はバルブ
ボディの右側面図、第9図はバルブボディの背面図であ
る。 第10・11図は従来の無段変速機の油圧制御装置を示し、
第10図は無段変速機の概略構成図、第11図はバルブボデ
ィの概略構成図である。 図において、2は内燃機関、4は無段変速機、6は変速
機ケース、8は第1ケース8、10は第2ケース、12はサ
イドカバー、14は第1ケース壁部、16は第2ケース壁
部、18は入力側シャフト、20は出力側シャフト、22は駆
動側プーリ、24は被駆動側プーリ、34はベルト、48はオ
イルポンプ、50は油圧クラッチ、56は油圧制御装置、58
はバルブボディ、60はバルブ機構、62は油圧制御用通
路、64は壁面、66は第2ケース壁部16側に設けた装着
面、68はセパレートプレート、70は孔部、72はバルブボ
ディ58側に設けた装着面である。
の実施例を示し、第1図は無段変速機の概略構成図、第
2図はバルブ機構と油圧制御用回路の概略説明図、第3
図は変速機ケースのケース壁部の取付面の部分正面図、
第4図はセパレートプレートの正面図、第5図はセパレ
ートプレートの右側面図、第6図はバルブボディの左側
面図、第7図はバルブボディの正面図、第8図はバルブ
ボディの右側面図、第9図はバルブボディの背面図であ
る。 第10・11図は従来の無段変速機の油圧制御装置を示し、
第10図は無段変速機の概略構成図、第11図はバルブボデ
ィの概略構成図である。 図において、2は内燃機関、4は無段変速機、6は変速
機ケース、8は第1ケース8、10は第2ケース、12はサ
イドカバー、14は第1ケース壁部、16は第2ケース壁
部、18は入力側シャフト、20は出力側シャフト、22は駆
動側プーリ、24は被駆動側プーリ、34はベルト、48はオ
イルポンプ、50は油圧クラッチ、56は油圧制御装置、58
はバルブボディ、60はバルブ機構、62は油圧制御用通
路、64は壁面、66は第2ケース壁部16側に設けた装着
面、68はセパレートプレート、70は孔部、72はバルブボ
ディ58側に設けた装着面である。
Claims (1)
- 【請求項1】無段変速機の変速比を連続的に変化させる
べくバルブボディに内装したバルブ機構により油圧制御
用通路を切換えて油圧を給排制御する無段変速機の油圧
制御装置において、前記無段変速機の変速機ケースの立
設されたケース壁部の壁面に前記バルブボディの装着さ
れる装着面を確保して設け、この装着面に前記油圧制御
用通路を窪ませて設けるとともにこの装着面に当接され
て前記油圧制御用通路を区画するセパレートプレートを
設け、このセパレートプレートに前記装着面の油圧制御
用通路と前記バルブボディのバルブ機構とを連絡する孔
部を形成して設け、前記装着面に前記セパレートプレー
トを介して前記バルブボディを装着して設けたことを特
徴とする無段変速機の油圧制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25641089A JP2824919B2 (ja) | 1989-09-30 | 1989-09-30 | 無段変速機の油圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25641089A JP2824919B2 (ja) | 1989-09-30 | 1989-09-30 | 無段変速機の油圧制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03121370A JPH03121370A (ja) | 1991-05-23 |
JP2824919B2 true JP2824919B2 (ja) | 1998-11-18 |
Family
ID=17292293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25641089A Expired - Lifetime JP2824919B2 (ja) | 1989-09-30 | 1989-09-30 | 無段変速機の油圧制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2824919B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TW567285B (en) | 2001-05-15 | 2003-12-21 | Honda Motor Co Ltd | Hydraulic controller for transmission |
JP4643160B2 (ja) * | 2004-03-16 | 2011-03-02 | ヤンマー株式会社 | 作業車両のコントロールバルブ装置 |
US20080035102A1 (en) | 2004-03-16 | 2008-02-14 | Yanmar Co., Ltd. | Hydraulic Valve Equipment of Working Vehicle |
CN103527832A (zh) * | 2012-07-05 | 2014-01-22 | 北京汽车动力总成有限公司 | 无级变速器液压阀体总成、无级变速器及车辆 |
-
1989
- 1989-09-30 JP JP25641089A patent/JP2824919B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03121370A (ja) | 1991-05-23 |
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