JP2824888B2 - チップの端子部への金属ペースト塗布装置 - Google Patents

チップの端子部への金属ペースト塗布装置

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JP2824888B2 JP4350823A JP35082392A JP2824888B2 JP 2824888 B2 JP2824888 B2 JP 2824888B2 JP 4350823 A JP4350823 A JP 4350823A JP 35082392 A JP35082392 A JP 35082392A JP 2824888 B2 JP2824888 B2 JP 2824888B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はモノリシックコンデン
サチップとして知られる集積回路デバイス等のチップの
端子部をメタライズ(以下「金属被覆」という)して電
気接続部を形成する技術ならびにその大規模自動形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータのハードウエア技術
の進歩は、各デバイスの小型化に向けられており、それ
は止まる所を知らない。特に電子部品の分野ではファラ
デーが大型コンデンサ(Lyden jar)として発見したも
のが、例えば米国特許第3231082号、 第3587524号に記載
されているように微小なコンピュータコンデンサなどの
種々の大きさの円筒形デバイスに、さらに米国特許第46
64943号、 第4489923号に記載のものなどのようにより小
型のものへと推移してきている。後者は今日、米粒より
微小に作られ「チップ」と呼ばれている。
【0003】これらコンデンサチップは、電気エネルギ
の貯蔵機器として電子工業分野において種々の方面で使
われている。例えば共振回路のエレメントとして、ある
いはカップリングやバイパスにおいて直流を遮断するた
め、また、電圧抑制のためのフィルタあるいは遅延線コ
ンポーネントとしてなど広く使われている。こうしてコ
ンデンサは何百万という数の電子機器に種々に使われて
おり、その利用例は年を追って倍増している。一層の増
加が見込まれるなか、価格競争も激化しており、チップ
の製造業者にとって品質改善、製造コストの削減は競争
力維持のため至上命令となっている。
【0004】機器本体の小型化およびコンデンサチップ
全体の大きさ縮小の傾向の延長線上に付属品もまた、多
くの場合、電気リード線のような外部に伸びるべきもの
が伸びないで縮小した形にされている。1端約0.010〜
0.020インチのオーダーくらいまでチップは今日非常に
小さくなっているので、伸びるリード線に代えて今日で
はデバイスの両端が直接に電極として機能するようにさ
れている。
【0005】本発明はこうしたチップ特に小型のコンデ
ンサチップの取扱方法および製造工程に関する。本発明
によればチップの端子部に電極たり得る金属ペーストを
自動的に、かつ、正確に、供給し、そして高効率でその
ペーストを乾燥させることができる。こうした大量のチ
ップを加工するシステムは今日では市販もされている
が、そうしたものは労働集約的で、チップの装着、取外
にマシン一機につき少なくとも一人の作業員を必要とし
ている。
【0006】こうしたセラミックのコンデンサチップは
多重層のセラミックと金属との合成物である。間に挿入
された金属板、すなわち導電体は、薄いセラミック誘電
層によって絶縁され、その導電層は両端を、液体ペース
トのようなものでチップの端子部に取り付けられた金属
端末に接続されている。取付け後、ペーストは乾燥され
1500°F内外の高温炉にて電気リード線を後で取り
付けできるように堅目のハンダ付できる表面になるまで
加熱される。あるいはこのチップをハンダが塗布された
パッド上に寝かせて制御した熱でそのハンダを再度流れ
るように加熱するか、あるいはパッドにチップを糊で止
めてからハンダ塗布機を走らせて、リード線なしに回路
板パッドにハンダ付けして端子板に直接取り付けたりし
ている。
【発明が解決しょうとする課題】
【0007】上述の従来技術では高速自動運転が困難で
あるため単価当たりの加工費が高くなるという問題点が
あった。逆に言えばマスプロダクションが困難で製品供
給能力が低かった。さらにまた、チップに正確な端子形
成することが困難でもあった。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明のチップの端子部への金属ペースト塗布装置が採
用する手段は、周壁にチップが挿入される小窓が穿設さ
れているチップを収容する回転ドラムと、この小窓中の
チップを小窓の内側から外側に押し出す押出手段と、小
窓の外側に該小窓と大きさがほぼ一致する小孔が穿設さ
れたマスクと、このマスクが挿入される穴が穿設されて
いるテープと、このテープをプーリと相俟って駆動する
スプロケットと、このスプロケットにより駆動されるテ
ープの進路上に配設されたペースト塗布ローラを有する
ペースト塗布機と、上記回転ドラムの回転と上記押出手
段の押往復運動と上記スプロケットの回転と上記ペース
ト塗布ローラの回転とを連携制御するコントローラと、
を有することを特徴とする。
【0009】
【実施例】以下、本発明の1実施例を示す図面を参照し
て詳細に説明する。
【0010】
【実施例】図1は本発明の1構成要素であるエンドレス
にチップを運搬する媒体、すなわち平行に対向する縁
3、5により輪郭付けられたテープ1を示し、テープ1
はその少なくとも縁3、5のいずれか一つ、好ましくは
両方の縁3、5に隣接する箇所に等間隔にテープ1の長
手方向に穿設されスプロケット9(図16参照)の歯を
受け止めてテープ1を駆動させる一連のパイロット孔7
を有する。好ましくはテープ1は、ステンレススチール
のような強靱な金属製で柔軟なもので作られ、例えば
0.005インチ厚、2インチ幅とされる。テープ1は
終端のないエンドレスに作られ、複数の加工装置に取り
付けられている多数のプーリーやスプロケットに当接し
て駆動され循環させられる。
【0011】図1〜図12に示したように、後述のマス
クを保持し運搬するための穴11がテープ1の長手方向
に直交する方向に等間隔に並べて、好ましくは両縁3、
5の中間位置に穿設される。穴11は図1に示したよう
に近接する一連の丸穴でも、あるいは図2以下に示した
ような細長い穴でもよい。穴11が丸穴以外の形状のと
きは、一対の等間隔に間を空けられた細長い穴の側縁1
3(図2)と一対の短端部15を有するものとされる。
【0012】もう一つの構成要素であるマスク17は各
穴11に嵌め込まれてテープ1に取り付けられる。ここ
でマスクとは、本発明の技術分野においては加工工程に
ある1段階でチップを保持するゴムその他の弾性材で作
られる部材を指す。このマスク17の目的はチップ19
がその片側を金属被覆される加工工程にあって一時的に
チップを保持することで、平べったい箱形に弾力性のあ
る材質で構成され、その両面に直交する方向に小孔が貫
通穿設されたチップのホルダーである。本発明の加工に
適した形のチップ19は図13および図14に示すよう
に、セラミックその他の誘電体中に複数の金属板21を
間隔を空けて設けた断面形状正方形または長方形の本体
のものが一般である。本体の壁は一番端の金属板21に
隣接して構成され、さらに一対の対向する電気接続面2
3が形成されている。
【0013】図5に示すようにマスク17には上面25
と下面27とがあり、マスク17がテープ1に取り付け
られると上面25と下面27とはテープ1と面を平行に
させるように(図9参照)なっている。マスク17の最
もシンプルな形成方法は、図1に示すように、複数のマ
スク17をテープ1の長手方向と同方向または直交方向
に配列して穴11に保持させて形成するものである。各
マスク17には1個または2個以上の小孔29が形成さ
れて、テープ1の金属をチップから離して保持できるよ
うにされており、その小孔29の大きさは少なくとも1
方向においてチップより僅かに小さくされ、ある工程か
ら次の工程へと進む間しっかりと外れないようにチップ
をその中に保持できるようにされている。
【0014】本発明で工夫されているもう一つの点は、
図4〜図12に示すように、複数のチップをその中に挿
入させて加工するため間隔を空けて配列することができ
る好ましくは同一形状の不連続パターンに形成された複
数の小孔29があるマスク17の取り外し自在なタイプ
である。この取り外し自在なマスク17には、一対の細
溝31が側壁の上面25と下面27との中間部に水平に
対向させて形成され、これら細溝31内にテープ1内に
形成された穴11の側縁13を嵌合させることができる
ようにされている。取り外し自在なマスク17の長さは
テープ1の幅より短く、さらに好ましくはテープ1の両
側に対向して並ぶパイロット孔7間の距離より短くされ
ている。
【0015】細長い穴11中にマスク17を組付けるに
は穴11のどこか1箇所、好ましくは2箇所に、さらに
好ましくは短端部15箇所に、切込み33(図2)を穿
設しておくのがよい。こうしておいてマスク17を穴1
1に組付けるには、穴11を押し広げてマスク17をそ
の中に挿入し、細溝31内に側縁13が嵌まっているこ
とを確かめればよい。
【0016】テープ1を押し広げることによるストレス
を均等化するため、切込み33は図2に示すように交互
に穿設しておくのが好ましい。パイロット孔7、穴11
および切込み33はテープ1にダイパンチすることによ
り簡単に形成することができる。
【0017】マスク17はその中に形成される小孔29
を、図10に示すように、小孔29の開口部にギザギザ
に突出するように弾性体で形成してもよい。こうすれば
本体形状が非対称なチップでも容易に受納することがで
きる。あるいは図示しないが小孔29は様々な大きさで
形成することもよい。そうすれば様々な大きさのチップ
を受納することができる。
【0018】もう一つの構成要素である回転ドラム41
は、図17、図18および図15に示すように、ばらば
らのチップを収納する容器で、周縁に円筒環43が一体
に皿状に構成され、開口側の底部にガード55が間隔を
空けて設けられている。円筒環43の壁面には多数の小
窓51が貫通穿設され、これら小窓51の大きさは上記
マスクの小孔の大きさとほぼ同じにされて小窓51中に
チップを挿入保持できるようにされている。この回転ド
ラム41にはプレート45aとスピンドル45bが組付
けられ、機枠49に支持固定されている。円筒環43は
スピンドル45b周りに回転させられるもので、マスク
17の小孔29とほぼ同形状の小窓51が少なくとも1
個好ましくは多数個穿設されている。
【0019】図15に示すように小窓51はチップ19
と断面形状同形ほぼ同サイズ、好ましくは円筒環43の
内面に座ぐり53が設けられて形成されており、回転ド
ラム41内に投入されたチップ19が座ぐり53に導か
れて小窓51へ落込むようにされている。図15に示す
ように、ガード55が皿状の回転ドラム41の開口側底
部周辺に僅かな間隙を空けて配設され、回転ドラム41
内に収容されたバラバラのチップ19が回転ドラム41
から落下することを阻止している。したがってチップ1
9は小窓51に連続的にさらされる状態になり円筒環4
3の底壁に在庫のチップを置くことになる。震動または
吸引運動を円筒環43の外方から与えてチップ19を座
ぐり53経由で小窓51中に挿入するように促す。チッ
プ19の形状は幅や奥行より長さの方を長くしているの
で、常にチップを長さ方向から小窓51内に挿入させる
ことができる。
【0020】もう一つの構成要素であるスプロケット
は、遊びプーリと相俟って上記テープのパイロット孔を
介してテープを進行駆動するもので、その回転を後述の
コントローラの制御下に各構成要素間を連結している。
図16、図17において、スプロケット9にはテープ1
のパイロット孔7に噛み合う歯が形成され、テープ1を
縦方向に駆動する。ステップモータ47はコントローラ
(図示でず)に接続されておりスプロケット9の回転を
コンピュータ制御し、チップ19が挿入されている小窓
51を常にマスク17の小孔29に一致させる。チップ
19はその軸をテープ1面に直交するように整列されて
いるため、マスク17の小孔29に端部23が対面した
とき小窓51から小孔29へ直線上に転移させることが
できる。
【0021】押出装置61はチップを小窓51から小孔
29へ直線上に転移させるためのもので、図17に示す
ように、マスク17の小孔29と同一パターンに配列さ
れたピン63、63..が回転ドラム41の小窓51内へ
順次突き出すように配置されている。回転ドラム41が
その中にチップを収容した状態で回転すると、一部のチ
ップが小窓51内に入る。テープ1と回転ドラム41は
各々上記コントローラで制御されて規定位置まで回転す
る。するとピン63が突き出て小窓51内に保持された
チップを押し出し、テープ1の小孔29内へチップを転
移させるのである。このピン63の往復運動もコントロ
ーラにより制御される。
【0022】チップの小孔29内への転移動作中はコン
トローラがテープ1の進行を制止し、これと同時に同じ
コントローラで制御された小孔29の両側をテープ1の
反対側から押さえ付ける一対のフォーク状突起67の形
成されたエアシリンダー駆動のアバットメント65が、
該フォーク状突起67を前方へ突き出す。スプロケット
9を駆動するステップモータ47のような制御機構を利
用することによって、チップを1箇所から別箇所へと転
移するため一時的に回転ドラム41およびテープ1を制
止し、そして次の段階でそれら回転ドラム41およびテ
ープ1を再移動させることができる。一方、一旦押し出
されたピン63およびアバットメント65もまた、上記
回転ドラム41とテープ1との移動を自由にするため押
し出し位置から引っ込められ、さらに次の段階で再度同
じ往復運動をすることができるようにされる。
【0023】図17、図21および図22において、チ
ップ19がマスク17中に挿入されると整列用ホイール
68がその平らな面をマスク17から突出させているチ
ップ19の電気接続面23上を回転して電気接続面23
を同一平面上に揃える。するとスプロケット9が回転し
て、図18に示すようにチップ19をペースト塗布機6
9へと移動させる。
【0024】図19および図20において、容器73上
に対向して設けられた一対のペースト塗布ローラ71
a,71bが端子ペースト75の充填された容器73内
を一対のギヤ83により駆動されて回転し、それらペー
スト塗布ローラの表面上をテープ1は水平に進行するよ
うに送り出される。ここに端子ペースト75は、銀、プ
ラチナ、パラジウム、金、あるいはそれらの合金のよう
な金属を含有するもので、ガラスなどの可溶性セラミッ
クを混入させてチップ19のセラミックマトリックス中
に金属を溶解するようにしてもよい。
【0025】ペースト塗布ローラ71aには上面に平坦
部77が形成され、その平坦部77内にマスク17に配
列保持されたチップ19に触れないだけの幅と深さをも
つ凹部79が形成されている。ペースト塗布ローラ71
bには平坦部81が同様に形成されるが凹部は形成され
ていない。ペースト塗布ローラ71a,71bが回転駆
動され平坦部77がその凹部79を最上位置にしたとき
ペースト塗布ローラ71bの平坦部81が同様に最上位
置にくるようにされている。
【0026】ペースト塗布ローラ71a,71bのテー
プ1を隔てて反対側には押出棒85(図16)が配設さ
れている。動作中、ペースト塗布ローラ71a,71b
は端子ペースト75中に部分的に浸けられた状態で図2
0の矢印方向に対向回転する。そしてペースト塗布ロー
ラ71a,71bの外側にそれらペースト塗布ローラ7
1a,71b各々に対向するように当接して設けられた
スクレーパ87a,87bが、ペースト塗布ローラ71
a,71b上に着き過ぎたペーストを掻き取るようにし
ている。
【0027】多数のチップを取り付けた各マスク17が
平坦部77に合う位置に来たとき押出棒85がペースト
塗布ローラ71a,71bに向かって押し出されマスク
17には触れずにテープ1に当接して各チップの露出し
ている電気接続面23がペースト塗布ローラ71aの凹
部79中に浸けられて金属の端子ペーストを幾分か塗布
されるようにする。次の段階ではこの押出棒85は引っ
込む。ステップモータ47がスプロケット9を駆動して
ペースト塗布ローラ71bの平坦部81に新しくやって
きたマスク17を位置付ける。すると再び押出棒85が
押し出されてテープ1に当接し、マスク17に保持され
たチップ19の電気接続面23は平坦部81に接する。
【0028】平坦部81は「浮き」の役割を為すもの
で、表面張力現象を利用して金属の端子ペーストが着け
過ぎられたとき電気接続面23から引っ込むものであ
る。スクレーパ87aはペースト塗布ローラ71aから
平坦部77からも含めて着け過ぎたペーストを掻き取る
が、このスクレーパ87aは凹部79内にまでは進入し
ないから常に一定の深さまでペーストが凹部79内に維
持され、それに触れるチップ19の電気接続面23にペ
ーストを着けることができる。
【0029】ペースト塗布機69から出たテープ1は、
加熱されているオーブン89内を進み(図16)、そこ
で後の高温加熱による金属コーティング工程に入る準備
として予備乾燥される。さらにテープ1はオーブン89
内を進んで遊びプーリ91を通過した後戻って次の変換
用ホイール68でマスク17に保持されたチップ19の
他端をマスク17の他面側に突き出され、第2のペース
ト塗布機93でこの他方の電気接続面23を同様にペー
スト塗布される。そしてさらに進んで再びオーブン89
内に入り今のペースト塗布を乾燥させ、次の遊びプーリ
を通過して再びオーブン89の外に出される。
【0030】オーブン89外に出たテープ1は、取り外
し装置97上を通過するとき排出ピン99により打ち落
とされてホッパ101中に蓄積される。一方、空になっ
たマスク17はさらにスプロケット9により駆動されて
最初の工程段階に戻り、再度前述の工程を繰り返す。
【0031】
【発明の効果】上述した構成であるから本発明によれば
マスクの小孔ひとつを種々の形状、大きさのチップに合
わせて形成するだけで、高速の自動運転でそれらチップ
の端子部に金属被覆し端子形成することができる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で使われるエンドレスなテープの平面図
で、本発明により加工されるコンデンサチップ等のチッ
プを保持するマスクを取り付けるための一連の穴が穿設
されている。
【図2】本発明のエンドレスなテープの別実施例の平面
図で、異なる形状の穴が穿設されているものを示す。
【図3】上記穴上にマスクを取り付けて保持したテープ
の部分を示す斜視図である。
【図4】図3の4−4線におけるテープおよびマスクの
断面図である。
【図5】本発明により加工されるチップが取り付けられ
るマスクに貫通形成される小孔の1形状を示す斜視図で
ある。
【図6】本発明により加工されるチップが取り付けられ
るマスクに貫通形成される小孔の他の形状を示す斜視図
である。
【図7】本発明により加工されるチップが取り付けられ
るマスクに貫通形成される小孔の他の形状を示す斜視図
である。
【図8】細長い穴中にマスクを取り付け保持したテープ
の平面図である。
【図9】細長い穴中にマスクを取り付け保持したテープ
の側面図である。
【図10】本発明のテープに形成される穴中に取り付け
られるマスクの取付方法を示す平面図である。
【図11】本発明のテープに形成される穴中に取り付け
られるマスクの取付方法を示す側面図である。
【図12】細長いチップを保持するため細長い小孔が形
成されているマスクの斜視図である。
【図13】本発明により加工されるコンデンサチップの
典型的な1例の断面図である。
【図14】図13のコンデンサチップの斜視図である。
【図15】チップをテープへ取付けるため小窓に挿入さ
せる導入方法を示す回転ドラムの部分図である。
【図16】金属被覆工程および乾燥工程にかけられてい
るエンドレスなテープの説明図である。
【図17】コンデンサチップが回転ドラムの小窓からマ
スクの小孔へと転移させられるときの工程の説明図であ
る。
【図18】図17の部分断面図である。
【図19】コンデンサチップを運搬するエンドレステー
プが進行するペースト塗布機の平面図である。
【図20】図19のペースト塗布機の側面図で、明確さ
のため図19の一部を取り除いて中を見せたものであ
る。
【図21】図17の矢印20方向から描いたチップを均
すための整列用ホイールおよびスプロケットの正面図で
ある。
【図22】図21の部分拡大図である。
【符号の説明】
1 テープ 9 スプロケット 11 穴 16 プーリ 17 マスク 19 チップ 23 電気接続面 29 小孔 39 押出装置 41 回転ドラム 47 ステップローラ 51 小窓 65 アバットメント 68 転換用ホイール 69 ペースト塗布機 71 ペースト塗布ローラ

Claims (26)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a)平行に対向する縁を有するテープであ
    って、少なくとも一方の縁に隣接してテープを駆動する
    ためのパイロット孔をテープの長手方向に複数穿設させ
    たエンドレスなものと、 b)該テープの上記両縁間に穿設された複数の穴と、 c)チップを中に挿入させるのにちょうどよい寸法およ
    び形状の小孔を貫通形成されたマスクであって、上記テ
    ープの穴内に嵌合されたときテープの両面から外側にそ
    の両面を突出させる弾性体のものと、 d)マスクに穿設されたチップ保持用の小孔と一致する
    小窓が穿設された円筒環壁を有する空洞ホイールであっ
    て、回転させられると中に入れられたチップを上記小窓
    内に導入しチップを小窓内に保持するものと、 e)チップが導入された小窓をマスクの小孔位置に一致
    させるように正確に空洞ホイールを回転させる手段と、 f)チップを小窓から小孔へと転移させる手段と、 g)チップの電気接続面を端子ペースト内に通す手段
    と、 h)この端子ペーストを乾燥させチップをマスクから排
    出して、マスクを再び新たなチップを保持できるように
    し、かつ再びテープを上述の全工程に使用できるように
    する手段と、 を有することを特徴とするチップの端子部への金属ペー
    スト塗布装置。
  2. 【請求項2】 穴がテープの長手方向に直交する方向に
    等間隔にテープ両縁間の中央部に複数穿設されているこ
    とを特徴とする請求項1のチップの端子部への金属ペー
    スト塗布装置。
  3. 【請求項3】 テープが約0.005インチ厚、約2イ
    ンチ幅のステンレススチール製であることを特徴とする
    請求項1のチップの端子部への金属ペースト塗布装置。
  4. 【請求項4】 穴が複数の丸穴であることを特徴とする
    請求項1のチップの端子部への金属ペースト塗布装置。
  5. 【請求項5】 穴の端部が1対の短端部に形成された細
    長いものである請求項1のチップの端子部への金属ペー
    スト塗布装置。
  6. 【請求項6】 穴が一連にテープの長手方向に反復形成
    されている請求項5のチップの端子部への金属ペースト
    塗布装置。
  7. 【請求項7】 マスクの両面がテープの両面に平行に各
    々突出するようにされている請求項1のチップの端子部
    への金属ペースト塗布装置。
  8. 【請求項8】 マスクの両面がテープの両面に平行に各
    々突出するようにマスクがテープの穴中に保持されてい
    る請求項1のチップの端子部への金属ペースト塗布装
    置。
  9. 【請求項9】 マスクの小孔がテープの穴より小さいも
    のである請求項1のチップの端子部への金属ペースト塗
    布装置。
  10. 【請求項10】 マスクの両面が各々テープの両面の外
    側に平行に位置するようにテープに嵌合保持されるよう
    に穿設された穴を有するテープを有することを特徴とす
    る請求項5のチップの端子部への金属ペースト塗布装
    置。
  11. 【請求項11】 穴がマスクを嵌合保持することが容易
    にできるように切込みを穿設されている請求項10のチ
    ップの端子部への金属ペースト塗布装置
  12. 【請求項12】 回転ドラムの小窓に挿入されたチッ
    プの突出度合を外側から均す整列用ホイールを有する請
    求項11のチップの端子部への金属ペースト塗布装置。
  13. 【請求項13】 穴および切り込みが交互に隣同士に
    くるように配列されたテープを有する請求項11のチッ
    プの端子部への金属ペースト塗布装置。
  14. 【請求項14】 マスクの小孔が非対称な形状のチップ
    を受け止め保持することができるように1個の細長い開
    口部に形成された請求項1のチップの端子部への金属ペ
    ースト塗布装置。
  15. 【請求項15】 開口部内に突出する一連の弾力性のあ
    る歯が形成された小孔となっている請求項14のチップ
    の端子部への金属ペースト塗布装置。
  16. 【請求項16】 マスクの小孔が非対称な形状のチップ
    を受け止め保持することができる複数の細長い開口部を
    有する請求項1のチップの端子部への金属ペースト塗布
    装置。
  17. 【請求項17】 一連の弾力性ある歯が開口部内に突出
    している請求項16のチップの端子部への金属ペースト
    塗布装置。
  18. 【請求項18】 複数のチップを保持するマスクの手段
    が円筒環が取り付けられる面と該面が取り付けられるス
    ピンドルとを有し、かつ、該円筒環をコントロールされ
    た仕方、速度および位置に回転させる手段を有する請求
    項1のチップの端子部への金属ペースト塗布装置。
  19. 【請求項19】 円筒環の内側からチップを小窓中に挿
    入させる補助となる座ぐりが小窓の内側縁に形成されて
    いる請求項1のチップの端子部への金属ペースト塗布装
    置。
  20. 【請求項20】 マスクにチップを取り付ける手段が、
    ばらばらのチップを収容して回転することで周壁内側を
    それらチップにさらした状態にすることを特徴とする請
    求項1のチップの端子部への金属ペースト塗布装置。
  21. 【請求項21】 円筒環の周壁に作用して小窓の外側か
    ら円筒環内に収容されたチップを小窓中に挿入させるこ
    とを促進する吸引手段が配置されている請求項20のチ
    ップの端子部への金属ペースト塗布装置。
  22. 【請求項22】 円筒環の周壁に作用して小窓の外側か
    ら円筒環内に収容されたチップを小窓中に挿入させるこ
    とを促進する震動手段が配置されている請求項20のチ
    ップの端子部への金属ペースト塗布装置。
  23. 【請求項23】 マスクの小孔と一致する位置に小窓を
    こさせるようにテープのパイロット孔を介してテープを
    駆動するスプロケットを有する請求項1のチップの端子
    部への金属ペースト塗布装置。
  24. 【請求項24】 円筒環の内側から押し出す往復運動の
    ピンを有する円筒環の小窓中に挿入されているチップを
    マスクの小孔中に転移させる押出手段を有する請求項1
    のチップの端子部への金属ペースト塗布装置。
  25. 【請求項25】 押出手段のピンの往復運動に対応して
    往復運動しマスクまたはテープを反対側から支持しチッ
    プの小窓から小孔への転移を補助するアバットメントを
    有する請求項24のチップの端子部への金属ペースト塗
    布チップの端子部への金属ペースト塗布装置。
  26. 【請求項26】a)ホッパ上にこれと平行に配設された
    1対のペースト塗布ローラと、 b)これらペースト塗布ローラに各々形成された平坦箇
    所と、一方のペースト塗布ローラに形成されたマスクの
    小孔に保持されるチップに触れないだけの幅と深さのあ
    る凹部と、これら1対のペースト塗布ローラに接続され
    これらペースト塗布ローラの上記平坦箇所を最上部の水
    平位置に回転駆動する1対のギヤと、 c)テープがペースト塗布ローラ上を進行するときテー
    プの裏側に配置された塗布機であって、テープに向けて
    押し付けて上記平坦箇所にテープを接触させ、小孔中に
    保持されたチップの端子を上記凹部中に溜められたペー
    ストに着けさせ、その後もう一度今度は1対のもう一方
    のペースト塗布ローラの上記平坦箇所に接触させて着け
    過ぎたペーストを表面張力現象により除去するものと、 d)これら1対のペースト塗布ローラに接触するように
    配設されたスクレーパであって、これらペースト塗布ロ
    ーラから着け過ぎのペーストを掻き取り、ペースト塗布
    ローラの回転に伴いその掻き取ったペーストをホッパ内
    に戻すものと、 を有するチップの突出端をペースト内に通過させる手段
    が設けられていることを特徴とする請求項1のチップの
    端子部への金属ペースト塗布装置。
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