JP2823501B2 - 脱水兼用洗濯機 - Google Patents

脱水兼用洗濯機

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JP2823501B2
JP2823501B2 JP6002507A JP250794A JP2823501B2 JP 2823501 B2 JP2823501 B2 JP 2823501B2 JP 6002507 A JP6002507 A JP 6002507A JP 250794 A JP250794 A JP 250794A JP 2823501 B2 JP2823501 B2 JP 2823501B2
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tank
basket
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tub
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  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は槽が節水タイプの脱水兼
用洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、脱水兼用洗濯機においては、
槽が節水タイプのものが供されている。このものの場
合、槽は脱水用開口部を上部にのみ有するもので、この
槽の内部にのみ貯水してその外方には貯水せずに洗濯を
行ない、そして、槽を回転させることにより揚水して上
記脱水用開口部から脱水するようになっている。
【0003】しかして、このものにおいては、脱水率を
上げるために、槽を、下部から上部へ漸次径大となるテ
ーパ状に形成し、揚水性を良くしている。又、槽の底部
には排水口が形成され、排水時には該排水口から排水す
るようになっている。又、槽の周側部には通水路が形成
されて、この通水路に槽の内底部に設けた撹拌体が洗濯
時に裏羽根によって吐水することにより、槽内の水を循
環させ、通水路の先端部に設けられた糸屑フィルタを通
して糸屑の捕獲をするようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のものの場合、下
記の欠点を有していた。 A.脱水時に、槽を回転させることによる遠心力で洗濯
物が槽の内周面部に押し付けられることによって、該槽
の内周面部を昇る水の通路が塞がれ、脱水が効率良く行
なわれなかった。 B.槽が一般にプラスチックにより製造されており、そ
の機械的強度の低さから、脱水の回転数を上げることが
充分にできず、よって充分な脱水性能を得ることができ
なかった。
【0005】C.排水時に、洗濯物によって槽内の水の
流出が妨げられ、効率良く排水できなかった。 D.洗濯時にも、撹拌体の裏羽根によって循環される水
の流通が洗濯物によって妨げられ、よって、糸屑の捕獲
が効率良くできなかった。 E.洗濯時に、槽の脱水用開口部から流出する水が少な
くなく、槽内の水量に不足を生じて、洗濯物の傷みが生
じやすかった。 F.脱水時に、槽の上拡がりに傾斜した内周面部を洗濯
物が昇り、回転のアンバランス負荷となりやすいため、
槽の異常な振動を招来しやすかった。
【0006】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその第1の目的は、脱水が効率良く、し
かも充分にでき、併せて、洗濯物の傷みを少なくでき
脱水兼用洗濯機を提供するにある。本発明の第2の目的
は、脱水が効率良く、しかも充分にできる上、バランス
良くもできる脱水兼用洗濯機を提供するにある。本発明
の第の目的は、排水が効率良くできる脱水兼用洗濯機
を提供するにある。本発明の第の目的は、糸屑の捕獲
が効率良くできる脱水兼用洗濯機を提供するにある。本
発明の第の目的は、洗濯が水量を減らさずにできる脱
水兼用洗濯機を提供するにある。本発明の第の目的
は、洗濯が効果的にできる脱水兼用洗濯機を提供するに
ある。
【0007】本発明の第7の目的は、脱水が効率良く、
しかも充分にできるものの製造性,組立性を良くし、併
せて、容積の確保、糸屑付着の問題の解決ができる脱水
兼用洗濯機を提供するにある。本発明の第8の目的は、
脱水が効率良く、しかも充分にできるものの強度の確保
ができる脱水兼用洗濯機を提供するにある。本発明の第
9の目的は、脱水が効率良く、しかも充分にできるもの
の洗濯物の傷みを少なくすることのできる脱水兼用洗濯
機を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の脱水兼用洗濯機においては、第1に、脱水
用開口部を上部にのみ有する槽に、ほゞ円筒状で周壁に
多数の通水孔を有する金属製の内バスケットを、槽の内
周面に近接させて固定すると共に、該内バスケットの下
端縁部を槽内方より覆う底カバーを設けたことを特徴と
する。本発明の脱水兼用洗濯機においては、第2に、脱
水用開口部を上部にのみ有する槽に、ほゞ円筒状で径を
下端部から上端部まで同一又は下端部側より上端部側を
小さく定め周壁に多数の通水孔を有する金属製の内バス
ケットを、槽の内周面に近接させて固定したことを特徴
とする。
【0009】上記内バスケットは上端部と下端部とを槽
に対して固定すると良い。又、槽を取付けた槽取付盤と
内バスケットとが連結関係にあると良い。更に、内バス
ケットの上端部は槽にバランスリングと共に固着すると
良い。
【0010】一方、底カバーは、内バスケットと槽との
間の空隙部を槽の排水口に連通させるように設けると良
い。又、底カバーは、内バスケットと槽との間の空隙部
、内バスケットと槽の周側部に設けた糸屑捕獲用の通
水路に吐水する撹拌体の裏側吸水部に連通させるように
設けるのも良い。更に、底カバーは内バスケットとは別
体で具えると良い。
【0011】更に、内バスケットの通水孔は下部で多く
形成すると良い。又、内バスケットの通水孔は内方から
外方に絞り出して形成すると良い。そして、内バスケッ
トはその内方より外方へ膨出して槽の内周面との間に空
隙部を形成する膨出部を有すると良い。上記内バスケッ
トの膨出部は上下に短いものと長いものとを周囲方向に
交互に形成すると良い。
【0012】他方、内バスケットは、下端部を槽に形成
した溝部に嵌め込んで固定するようにすると良い。又、
内バスケットの下端部には折返し部を形成し、この折返
し部を槽の溝部に嵌め込んで固定するようにすると良
い。更に、槽の溝部を形成した部分には、内バスケット
の下端部より外方に位置して該内バスケットと槽との間
の空隙部を下方に連通させる凹部を形成すると良い。内
バスケットの下端部上方の部分には、槽の凹部及び内バ
スケットと槽との間の空隙部を内バスケット内方側に連
通させる連通孔を形成すると良い。そして、内バスケッ
トの下端部上方の部分には、内方へ突出して底カバー上
縁と当接する段部を形成すると良い。
【0013】
【作用】上記手段によれば、内バスケットによって、そ
の外方の槽内周面との間に脱水の上昇通路が確保され、
洗濯物に阻害されずに円滑に脱水することができる。
又、内バスケットが金属製で機械的強度に優れているこ
とにより、内バスケットの強度が大きく得られ、更にそ
れを槽に固定したことで内バスケット及び槽の強度が一
段と増し、この強度を増した内バスケット及び槽にて脱
水回転の折りの遠心力を受けることにより、高回転に耐
え得るようになる。そして、内バスケットの下端縁部を
槽内方より覆う底カバーを設けたことにより、洗濯物が
その内バスケットの下端縁部に接することがなくなり、
洗濯物が内バスケットの下端縁部と槽の内周面との間に
食い込むこともなくなる。 一方、内バスケットが径を下
端部から上端部まで同一又は下端部側より上端部側を小
さく定めたものでは、脱水時の洗濯物の上昇を効果的に
抑制することができる。
【0014】特に、内バスケットの上端部と下端部とを
槽に対して固定したものでは、高回転に対する内バスケ
ットの耐力を増すことができる。又、槽を取付けた槽取
付盤と内バスケットとが連結関係にあるものでは、高回
転に対する内バスケットの耐力を更に増すことができ
る。更に、内バスケットの上端部を槽にバランスリング
と共に固着したものでは、高回転に対する内バスケット
の上部の耐力を増すことができるばかりでなく、槽に対
する内バスケット上端部の固着がバランスリング取付用
の部品を共用してまでできるようになる。
【0015】一方、底カバーが、内バスケットと槽との
間の空隙部を槽の排水口に連通させるようになっている
ものでは、それによって、内バスケットの外方並びに底
カバーの下方に排水通路を確保でき、洗濯物に阻害され
ずに円滑に排水できるようになる。又、底カバーが、
バスケットと槽との間の空隙部を、槽の周側部に設けた
糸屑捕獲用の通水路に吐水する撹拌体の裏側吸水部に連
通させるようになっているものでは、それによって、内
バスケットの外方並びに底カバーの下方に循環水路を確
保でき、洗濯物に阻害されずに円滑に水を循環させ、効
率良く糸屑の捕獲ができるようになる。この場合、底カ
バーを内バスケットとは別体で具えたものでは、内バス
ケットを、単体で金属板を丸めて継合するだけのことで
製造できるようになる。
【0016】更に、内バスケットの通水孔を下部で多く
形成したものでは、洗濯時の水が内バスケット内から槽
の脱水用開口部部分に至ることを少なくできる。又、内
バスケットの通水孔を内方から外方に絞り出して形成し
たものでは、洗濯物がその通水孔に引掛かって傷付くこ
とのないようにできる。
【0017】そして、内バスケットがその内方より外方
へ膨出して槽の内周面との間に空隙部を形成する膨出部
を有するものでは、それによって、脱水の上昇通路をよ
り確かに形成確保することができる。この場合、内バス
ケットの膨出部は上下に短いものと長いものとを周囲方
向に交互に形成したものでは、洗濯時の水流や布回りを
複雑にできる。
【0018】他方、内バスケットの下端部を槽に形成し
た溝部に嵌め込んで固定するようにしたものでは、ねじ
止め等して固定するものに比し、内バスケットにねじ止
め用フランジ部等を形成する必要がなく、且つ、そのね
じ止め部等による容積の実質的減少を避けることができ
る。しかも、この場合、槽の底深くでのねじ止め作業等
も必要なく、更に、内バスケットの下端部を露出させ
ず、該部への糸屑の付着を避けることができる。又、内
バスケットの下端部に折返し部を形成し、この折返し部
を槽の溝部に嵌め込んで固定するようにしたものでは、
その嵌め込み時に内バスケットの下端部がエッジ等で引
掛かるのを避けることができ、しかも、内バスケットの
下端部の強度を折返し部により増大させることができ
る。
【0019】更に、槽の溝部を形成した部分に、内バス
ケットの下端部より外方に位置して該内バスケットと槽
との間の空隙部を下方に連通させる凹部を形成したもの
では、内バスケットの下端部が槽の溝部に嵌め込まれて
塞がれたままとなるのを凹部により回避し、内バスケッ
トと槽との間の空隙部からの排水通路を確保することが
できる。加えて、内バスケットの下端部上方の部分に、
槽の凹部及び内バスケットと槽との間の空隙部を内バス
ケット内方側に連通させる連通孔を形成したものでは、
内バスケットと槽との間の空隙部からの排水通路を凹部
とその連通孔とで一層流しやすく確保することができ
る。
【0020】そして、内バスケットの下端部上方の部分
に、内方へ突出して底カバー上縁と当接する段部を形成
したものでは、内バスケットと底カバーとが接する部分
に洗濯物がくい込むことをその段部によって阻止するこ
とができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の第1実施例につき、図1ない
し図4を参照して説明する。まず図2には脱水兼用洗濯
機全体の構成を示しており、外箱1内に桶2を配設して
複数(一つのみ図示)の吊持機構3により弾性支持して
いる。桶2の外下方部にはモータ4を主体とする駆動機
構5を配設しており、この駆動機構5にあって脱水時に
回転される脱水軸6を桶2内の底部に突入させ、その上
端部に槽取付盤7を固着している。
【0022】しかして、桶2内には槽8を配設してお
り、この槽8はプラスチックにより製造したもので、下
部から上部へ漸次径大となるテーパ状を成し、その上端
部に詳細には図1に示す脱水用開口部である孔9を横一
列状に多数形成している。又、この槽8の底部中心部に
は排水口10を形成しており、この排水口10を前記槽
取付盤7の中心部に複数個形成した通水孔11に合わせ
て、該槽取付盤7上に槽8を載置し、その上で、それら
を複数個のねじ12により固着している。
【0023】なお、槽取付盤7の通水孔11は、図3に
示すように、シール金具13,シール14,及び導通カ
バー15を介して、桶2の水位検出用エアトラップ16
と隣接する第1の排水口17に連通させており、更に、
この第1の排水口17及びエアトラップ16は図2に示
す排水弁18を介して排水ホース19に連通させてい
る。又、桶2には導通カバー15外の部分(図2中左
側)で排水ホース19に直通で連通(省略)する第2の
排水口20を形成している。
【0024】そしてそれらに対し、槽8内には内バスケ
ット21を配設している。この内バスケット21は、金
属製で、詳細には図4にも示すように、ステンレス鋼板
等の金属板を丸めてその両端部をかしめ継合することに
より、下端部から上端部まで同径、又は下端部側より上
端部側が径小なほゞ円筒状に形成したものであり、その
周壁には内方より外方へ膨出する膨出部22,23を形
成すると共に、それ以外の部分で多数の通水孔24を形
成している。この場合、膨出部22,23は、そのうち
の上下に短いもの22を複数個ずつ、長いもの23を1
個ずつ、周囲方向に交互に列するように形成しており、
又、通水孔24は槽8の下部で多く、且つそれぞれ内方
から外方へ絞り出して形成している。
【0025】この構成で、更に、内バスケット21は図
1に示すように槽8の内周面に近接しており、該槽8の
内周面に膨出部22,23の先端面を当接させて、該槽
8の内周面との間に空隙部25を形成している。又、こ
の内バスケット21の上端部は槽8の前記孔9直上の部
分でバランスリング26と共にねじ27により固着する
ことによって槽8に固定し、下端部は前記槽8底部の槽
取付盤7を固着した外ボス28と同軸に形成した内ボス
29にねじ30により固着することによって同じく槽8
に固定し、同時に槽取付盤7とも連結関係にしている。
【0026】加えて、上記内バスケット21の下端部か
ら槽8の前記排水口10部分にかけては内バスケット2
1とは別体の例えばプラスチック製の底カバー31を配
設している。この底カバー31は槽8に複数個のねじ3
2により固着しているもので、内バスケット21の下端
縁部を槽8の内方から覆っている。又、この底カバー3
1と槽8の底面との間には空間部33を有しており、こ
の空間部33によって、内バスケット21と槽8との間
の空隙部25を槽8の排水口10に連通させている。
【0027】ここで又、前記脱水軸6からは洗濯時に回
転される洗濯軸34を槽8内の底部に突入させており、
その上端部に撹拌体35を固着している。この撹拌体3
5は上側の表面部に洗濯水流を生成する表羽根36を有
し、下側の裏面部に糸屑捕獲のための循環水流を生成す
る裏羽根37を有していて、その裏羽根37の中心側吸
水部38に上記底カバー31による空間部33を連通さ
せ、これによって、内バスケット21と槽8の排水口と
の間の空隙部25を撹拌体35の裏側吸水部38に連通
させている。
【0028】なお、槽8の周側部には、図2に示すよう
に、内バスケット21の内方より水路カバー39を装着
することによって槽8の内底部からバランスリング26
部分まで延びる通水路40を形成しており、この通水路
40に上記撹拌体35の裏羽根37が吐水するようにそ
の外周部を臨ませている。又、通水路40の上端部には
糸屑フィルタ41を装着している。
【0029】さて、上述のごとく構成したものの場合、
脱水用開口部である孔9が槽8の上部にのみ存すること
により、洗濯時にはその槽8の内部にのみ貯水して洗濯
を行ない、一方、脱水時には槽8を回転させることによ
り揚水して孔9から脱水するものであることは従来と同
様であるものの、その槽8の内部に、ほゞ円筒状の内バ
スケット21を槽8の内周面に近接させて配設したこと
により、該内バスケット21と槽8内周面との間に内バ
スケット21の通水孔24から出た脱水の上昇通路(空
隙部25)が確保され、よって、該脱水時、遠心力によ
って洗濯物が内バスケット21に押し付けられる状況に
あっても、その洗濯物に阻害されずに円滑に脱水するこ
とができ、脱水効率を向上させることができる。
【0030】又、内バスケット21が金属製で機械的強
度に優れていることにより、内バスケット21の強度が
大きく得られ、更にそれを槽8に固定したことで内バス
ケット21及び槽8の強度が一段と増し、この強度を増
した内バスケット21及び槽8にて脱水回転の折りの遠
心力を受けることにより、高回転に耐え得るようにな
る。よって、脱水時の槽8の回転数を充分に上げること
ができるようになり、もって充分な脱水性能を得ること
ができる。加えて、内バスケット21の下端縁部に対し
ては、それを槽8の内方より覆う底カバー31を設けて
おり、これによって、洗濯物がその内バスケット21の
下端縁部に接することが避けられる。特に、この場合、
内バスケット21は金属製であり、その下端縁部がシャ
ープなままの場合があり得る。このような場合に、その
内バスケット21の下端縁部に洗濯物が接するようであ
ると、洗濯物が傷むことが予想される。これに対して、
本構成のものでは、上述のように、内バスケット21の
下端縁部を槽8の内方より覆う底カバー31を設けてい
て、洗濯物がその内バスケット21の下端縁部に接する
ことが避けられるのであるから、洗濯物が内バスケット
21の下端縁部によって傷められることもなくなる。
又、底カバー31は洗濯物が内バスケット21の下端縁
部と槽8の内周面との間に食い込むことを防止するのに
も効果があるものであり、これらによって洗濯物の傷み
を少なくすることができる。 一方、内バスケット21
は、径を下端部から上端部まで同一又は下端部側より上
端部側を小さく定めており、これによって、上拡がりの
テーパ状を成していた従来のもののような洗濯物の上昇
を脱水時に発生させず、該脱水時の洗濯物の上昇を効果
的に抑制できるものであり、かくして、脱水時の槽8の
回転のアンバランス負荷も発生させずして、バランス良
く、従って振動少なく脱水を行なうことができる。 この
ほか、本構成のものでは、内バスケット21の変形しや
すい開口縁部である上端部と下端部とを槽8に対して固
定したことにより、高回転に対する内バスケット21の
耐力を増すことができ、従って、脱水の回転数を更に上
げることができて、一層充分な脱水性能を得ることがで
きる。
【0031】更に、槽取付盤7と内バスケット21とを
連結関係にしたことにより、高回転に対する内バスケッ
ト21の耐力を更に増すことができ、従って、脱水の回
転数を一段と上げることができて、より充分な脱水性能
を得ることができる。又、内バスケット21の上端部を
槽8にバランスリング26と共に固着したことにより、
高回転に対する内バスケット21の上部の耐力を増すこ
とができるばかりでなく、槽8に対する内バスケット2
1上端部の固着がバランスリング26取付用の部品であ
るねじ27を共用してまででき、部品使用の合理化を図
ることができる。
【0032】そして一方、底カバー31によって、内バ
スケット21と槽8との間の空隙部25を槽8の排水口
10に連通させるようにしたことにより、内バスケット
21の外方並びに底カバー31の下方に排水通路を確保
でき、よって、排水も洗濯物に阻害されずに円滑にでき
るようになって、排水効率を向上させることができる。
【0033】又、上記底カバー31により、内バスケッ
ト21と槽8の周側部に設けた糸屑捕獲用の通水路40
に吐水する撹拌体35の裏側吸水部38に、内バスケッ
ト21と槽8との間の空隙部25を連通させるようにし
たことによって、内バスケット21の外方並びに底カバ
ー31の下方に糸屑捕獲のための循環水路を確保でき、
よって、その水の循環も洗濯物に阻害されず円滑にでき
るようになって、糸屑の捕獲効率を向上させることがで
きる。この場合、底カバー31を内バスケット21とは
別体で具えたことにより、内バスケット21を、単体で
金属板を丸めて継合するだけのことで製造できるように
なり、製造性を良くすることができる。
【0034】更に、内バスケット21の通水孔24を下
部で多く形成したことにより、洗濯時の水が内バスケッ
ト21内から槽8の孔9部分へ至ることを少なくでき、
その孔9から流出する水を少なくできるから、水量を減
らさずに洗濯ができ、洗濯物の傷みを少なくできる。
又、内バスケット21の通水孔24を内方から外方に絞
り出して形成したことにより、洗濯物がその通水孔24
に引掛かって傷付くことのないようにでき、洗濯物の傷
みを更に少なくすることができる。
【0035】そして、内バスケット21がその内方より
外方へ膨出して槽8の内周面との間に空隙部25を形成
する膨出部22,23を有するものとしたことにより、
脱水の上昇通路をより確かに形成確保することができ、
脱水効率の向上をより確実に達成することができる。こ
の場合、内バスケット21の膨出部を上下に短いもの2
2と長いもの23とで周囲方向に交互に形成したことに
より、洗濯時の水流や布回りを複雑にでき、洗濯効果を
向上させることができる。
【0036】
【0037】なお、内バスケット21の上端部と下端部
は槽8に直接ではなく、バランスリング26や、槽8内
に設けた場合の槽取付盤7など、槽8に固着される部品
に固着することによって、槽8に間接的に固定するよう
にしても良い。又、これから明らかなように、内バスケ
ット21の下端部は槽8を介さず槽取付盤7に直接固着
して連結関係となるようにしても良い。更に、内バスケ
ット21の製造性を優先しないならば、底カバー31は
内バスケット21と一体に形成しても良い。
【0038】以上に対して、図5ないし図7は本発明の
第2実施例を示すもので、特に内バスケット21の下端
部と上端部とをともに直状に形成して、下端部を、槽8
の下部に形成した溝部42に嵌め込んで固定し、上端部
をバランスリング26に被着して固定したものを示して
いる。この場合、内バスケット21の下端部及び上端部
にはそれぞれ外方への折返し部43,44を形成してお
り、下端部はその折返し部43を上記槽8の溝部42に
嵌め込んで固定している。
【0039】そして又、槽8の溝部42を形成した部分
には、内バスケット21の下端部より外方に位置する凹
部45を、溝部42に沿う周方向に複数個それぞれ所定
の間隔を置いて形成しており、この各凹部45により、
内バスケット21と槽8との間の空隙部25を下方に連
通させている。更に、内バスケット21の下端部上方の
部分には、連通孔46を一列状に多数形成しており、こ
の各連通孔46によって、凹部45及び空隙部25を内
バスケット21内方側に連通させている。
【0040】加えて、内バスケット21の下端部上方の
部分には、内方へ突出する段部47を形成しており、こ
の段部47を底カバー48の上縁に当接、特には密接さ
せている。なお、この場合の底カバー48は前述の底カ
バー31と同様に機能するものの、その取付けには、槽
8に形成した係合穴49に爪部50を係合させ、槽8に
形成した取付穴51にねじ52止めする構成を採用して
いる。
【0041】このもののように、内バスケット21の下
端部を槽8に形成した溝部42に嵌め込んで固定したも
のでは、前述のねじ30止め等して固定したものに比
し、内バスケット21にねじ止め用フランジ部等を形成
する必要がなく、その形状を簡素化できて、製造性を良
くすることができる。又、この場合、底カバー48をね
じ30止め部を避けたような内方への「逃げ」のある形
状にする必要がなく、槽8の内面に充分近接するものに
できるから、それだけ、容積を大きく確保することがで
きる。
【0042】更に、作業的には、槽8の底深くでのねじ
止め作業など必要なく、内バスケット21の下端部を槽
8の溝部42に単に嵌め込むだけで良いので、組立性を
良くすることができる。加えて、内バスケット21の下
端部を溝部42に収めて露出させないので、該部への糸
屑の付着を避けることもできる。
【0043】特に、上記内バスケット21の下端部には
折返し部43を形成し、この折返し部43を槽8の溝部
42に嵌め込んで固定するようにしたことにより、その
嵌め込み時に内バスケット21の下端部がエッジ等で引
掛かるのを避けることができ、組立性を一層良くするこ
とができる。又、その折返し部43により内バスケット
21の下端部の強度を増大させることができるので、脱
水の回転数を上げるのに効果があり、より充分な脱水性
能を得ることができると共に、嵌め込み時の変形の防止
もできて、一層嵌め込みやすくでき、組立性を更に良く
することができる。
【0044】そして、槽8の溝部42を形成した部分
に、内バスケット21の下端部より外方に位置して該内
バスケット21と槽8との間の空隙部25を下方に連通
させる凹部45を形成したことにより、内バスケット2
1の下端部が溝部42に嵌め込まれて塞がれたままとな
るのを凹部45により回避でき、内バスケット21と槽
8との間の空隙部25からの排水通路をそれによって確
保できるから、洗濯物に阻害されずに円滑に排水できる
効果も損なわれず、前述同様に排水効率を向上させるこ
とができる。
【0045】この場合、更に、内バスケット21の下端
部上方の部分に、槽8の凹部45及び空隙部25を内バ
スケット21内方側に連通させる連通孔46を形成した
ことにより、内バスケット21と槽8との間の空隙部2
5からの排水通路を凹部45とその連通孔46とで一層
流しやすく確保することができ、排水効率を更に向上さ
せ得ると共に、その排水通路の糸屑の詰まり等も一層確
実に防止することができる。
【0046】そして、内バスケット21の下端部上方の
部分に、内方へ突出して底カバー48の上縁と当接する
段部47を形成したことにより、内バスケット21と底
カバー48とが接する部分に洗濯物がくい込むことをそ
の段部47によって阻止することができ、洗濯物の傷み
を少なくすることができる。このほか、本発明は上記し
且つ図面に示した実施例にのみ限定されるものではな
く、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得
る。
【0047】
【発明の効果】本発明の脱水兼用洗濯機は以上説明した
とおりのもので、次に述べる効果をする。第1に、脱
水用開口部を上部にのみ有する槽を具え、この槽の内部
に貯水して洗濯を行ない、槽を回転させることにより上
記脱水用開口部から脱水するようにしたものにおいて、
その槽に、ほゞ円筒状で周壁に多数の通水孔を有する金
属製の内バスケットを、槽の内周面に近接させて固定
ると共に、該内バスケットの下端縁部を槽内方より覆う
底カバーを設けたことにより、槽内に脱水の上昇通路を
確保できて、脱水効率を向上させる得ると共に、脱水時
の高回転に耐え得るようにできて、充分な脱水性能を得
ることができ、併せて、内バスケットの下端縁部に対す
る洗濯物の接触、並びに内バスケットの下端縁部と槽の
内周面との間に対する洗濯物の食い込みを防止できて、
洗濯物の傷みを少なくすることができる。第2に、上記
脱水用開口部を上部にのみ有する槽に、ほゞ円筒状で径
を下端部から上端部まで同一又は下端部側より上端部側
を小さく定め周壁に多数の通水孔を有する金属製の内バ
スケットを、槽の内周面に近接させて固定したことによ
り、槽内に脱水の上昇通路を確保できて、脱水効率を向
上させる得ると共に、脱水時の高回転に耐え得るように
できて、充分な脱水性能を得ることができ、併せて、脱
水時の洗濯物の上昇を効果的に抑制することができて、
槽の回転のアンバランス負荷を発生させず、振動の発生
少なく脱水を行なうことができる。
【0048】第に、上記内バスケットの上端部と下端
部とを槽に対して固定したことにより、高回転に対する
内バスケットの耐力を増すことができて、一層充分な脱
水性能を得ることができる。第に、槽を取付けた槽取
付盤と内バスケットとを連結関係にしたことにより、高
回転に対する内バスケットの耐力を更に増すことができ
て、より充分な脱水性能を得ることができる。
【0049】第に、内バスケットの上端部を槽にバラ
ンスリングと共に固着したことにより、高回転に対する
内バスケットの上部の耐力を増すことができるばかりで
なく、槽に対する内バスケット上端部の固着をバランス
リング取付用の部品を共用して行なうことまででき、部
品使用の合理化を図ることができる。第に、底カバー
によって、内バスケットと槽との間の空隙部を槽の排水
口に連通させるようにしたことにより、内バスケットの
外方並びに底カバーの下方に排水通路を確保できて、排
水も洗濯物に阻害されず円滑にでき、排水効率を向上さ
せることができる。
【0050】第に、底カバーによって、内バスケット
と槽との間の空隙部を、内バスケットと槽の周側部に設
けた糸屑捕獲用の通水路に吐水する撹拌体の裏側吸水部
に連通させるようにしたことにより、内バスケットの外
方並びに底カバーの下方に糸屑捕獲のための循環水路を
確保できて、その水の循環も洗濯物に阻害されず円滑に
でき、糸屑の捕獲効率を向上させることができる。第
に、上記底カバーを内バスケットとは別体で具えたこと
により、内バスケットを、単体で金属板を丸めて継合す
るだけのことで製造することができ、製造性を良くする
ことができる。
【0051】第に、内バスケットの通水孔を下部で多
く形成したことにより、洗濯時の水が内バスケット内か
ら槽の脱水用開口部部分へ至って流出することを少なく
できて、水量を減らさずに洗濯ができ、洗濯物の傷みを
少なくできる。第10に、内バスケットの通水孔を内方
から外方に絞り出して形成したことにより、洗濯物がそ
の通水孔に引掛かって傷付くことのないようにできて、
洗濯物の傷みを更に少なくすることができる。
【0052】第11に、内バスケットにその内方より外
方へ膨出して槽の内周面との間に空隙部を形成する膨出
部を設けたことにより、脱水の上昇通路をより確かに形
成確保することができて、脱水効率の向上をより確実に
達成することができる。第12に、内バスケットの上記
膨出部を上下に短いものと長いものとを周囲方向に交互
に形成したことにより、洗濯時の水流や布回りを複雑に
できて、洗濯効果を向上させることができる。
【0053】13に、内バスケットの下端部を槽に形
成した溝部に嵌め込んで固定するようにしたことによ
り、内バスケットの形状を簡素化できて、製造性を良く
できると共に、容積を大きく確保することもでき、更
に、内バスケットの組込みについての組立性を良くでき
ると共に、糸屑の内バスケット下端部への付着も防止す
ることができる。
【0054】第14に、内バスケットの下端部に折返し
部を形成し、この折返し部を槽の上記溝部に嵌め込んで
固定するようにしたことにより、その嵌め込み時に内バ
スケットの下端部がエッジ等で引掛かるのを避けること
ができ、組立性を一層良くできると共に、内バスケット
の下端部の強度を増大させることができ、脱水性能の向
上、並びに組立性の向上に一層寄与できる。
【0055】第15に、槽の上記溝部を形成した部分
に、内バスケットの下端部より外方に位置して該内バス
ケットと槽との間の空隙部を下方に連通させる凹部を形
成したことにより、内バスケットの下端部が溝部に嵌め
込まれて塞がれたままとなるのを凹部により回避でき
て、内バスケットと槽との間の空隙部からの排水通路を
確保でき、排水効率を向上させることができる。
【0056】第16に、内バスケットの下端部上方の部
分に、槽の上記凹部及び内バスケットと槽との間の空隙
部を内バスケット内方側に連通させる連通孔を形成した
ことにより、内バスケットと槽との間の空隙部からの排
水通路を凹部とその連通孔とで一層流しやすく確保する
ことができ、排水効率を更に向上させ得ると共に、その
排水通路の糸屑の詰まり等も一層確実に防止することが
できる。
【0057】第17に、内バスケットの下端部上方の部
分に、内方へ突出して底カバーの上縁と当接する段部を
形成したことにより、内バスケットと底カバーとが接す
る部分に洗濯物がくい込むことをその段部によって阻止
することができ、洗濯物の傷みを少なくすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す主要部分片半部の縦断
面図
【図2】全体の破断側面図
【図3】主要部分の残り半部の縦断面図
【図4】内バスケット単体の破断斜視図
【図5】本発明の第2実施例を示す図1部分相当図
【図6】図5部分拡大図
【図7】図6部分拡大図
【符号の説明】
7は槽取付盤、8は槽、9は孔(脱水用開口部)、10
は排水口、21は内バスケット、22は膨出部(上下に
短いもの)、23は膨出部(上下に長いもの)、24は
通水孔、25は空隙部、26はバランスリング、31は
底カバー、33は空間部、35は撹拌体、38は裏側吸
水部、40は通水路、42は溝部、43は折返し部、4
5は凹部、46は連通孔、47は段部、48は底カバー
を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D06F 23/04,37/00 - 37/42,39/12

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱水用開口部を上部にのみ有する槽を具
    え、この槽の内部に貯水して洗濯を行ない、槽を回転さ
    せることにより前記脱水用開口部から脱水するようにし
    たものにおいて、その槽に、ほゞ円筒状で周壁に多数の
    通水孔を有する金属製の内バスケットを、槽の内周面に
    近接させて固定すると共に、該内バスケットの下端縁部
    を槽内方より覆う底カバーを設けたことを特徴とする脱
    水兼用洗濯機。
  2. 【請求項2】 脱水用開口部を上部にのみ有する槽を具
    え、この槽の内部に貯水して洗濯を行ない、槽を回転さ
    せることにより前記脱水用開口部から脱水するようにし
    たものにおいて、その槽に、ほゞ円筒状で径を下端部か
    ら上端部まで同一又は下端部側より上端部側を小さく定
    め周壁に多数の通水孔を有する金属製の内バスケット
    を、槽の内周面に近接させて固定したことを特徴とする
    脱水兼用洗濯機。
  3. 【請求項3】 内バスケットの上端部と下端部とを槽に
    対して固定したことを特徴とする請求項1又は2記載の
    脱水兼用洗濯機。
  4. 【請求項4】 槽を取付けた槽取付盤と内バスケットと
    が連結関係にあることを特徴とする請求項記載の脱水
    兼用洗濯機。
  5. 【請求項5】 内バスケットの上端部を槽にバランスリ
    ングと共に固着したことを特徴とする請求項記載の脱
    水兼用洗濯機。
  6. 【請求項6】 底カバーが、内バスケットと槽との間の
    空隙部を槽の排水口に連通させるようになっていること
    を特徴とする請求項1記載の脱水兼用洗濯機。
  7. 【請求項7】 底カバーが、内バスケットと槽との間の
    空隙部を、内バスケットと槽の周側部に設けた糸屑捕獲
    用の通水路に吐水する撹拌体の裏側吸水部に連通させる
    ようになっていることを特徴とする請求項1記載の脱水
    兼用洗濯機。
  8. 【請求項8】 底カバーを内バスケットとは別体で具え
    たことを特徴とする請求項1又は6,7のいずれかに
    載の脱水兼用洗濯機。
  9. 【請求項9】 内バスケットの通水孔を下部で多く形成
    したことを特徴とする請求項1又は2記載の脱水兼用洗
    濯機。
  10. 【請求項10】 内バスケットの通水孔を内方から外方
    に絞り出して形成したことを特徴とする請求項1又は2
    記載の脱水兼用洗濯機。
  11. 【請求項11】 内バスケットがその内方より外方へ膨
    出して槽の内周面との間に空隙部を形成する膨出部を有
    することを特徴とする請求項1又は2記載の脱水兼用洗
    濯機。
  12. 【請求項12】 内バスケットの膨出部を上下に短いも
    のと長いものとを周囲方向に交互に形成したことを特徴
    とする請求項11記載の脱水兼用洗濯機。
  13. 【請求項13】 内バスケットの下端部を、槽に形成し
    た溝部に嵌め込んで定したことを特徴とする請求項1
    は2記載の脱水兼用洗濯機。
  14. 【請求項14】 内バスケットの下端部に折返し部を形
    成し、この折返し部を槽の溝部に嵌め込んで固定したこ
    とを特徴とする請求項13記載の脱水兼用洗濯機。
  15. 【請求項15】 槽の溝部を形成した部分に、内バスケ
    ットの下端部より外方に位置して該内バスケットと槽と
    の間の空隙部を下方に連通させる凹部を形成したことを
    特徴とする請求項13記載の脱水兼用洗濯機。
  16. 【請求項16】 内バスケットの下端部上方の部分に、
    槽の凹部及び内バスケットと槽との間の空隙部を内バス
    ケット内方側に連通させる連通孔を形成したことを特徴
    とする請求項15記載の脱水兼用洗濯機。
  17. 【請求項17】 内バスケットの下端部上方の部分に、
    内方へ突出して底カバー上縁と当接する段部を形成した
    ことを特徴とする請求項記載の脱水兼用洗濯機。
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