JP2822114B2 - 投写型液晶ディスプレイ - Google Patents

投写型液晶ディスプレイ

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JP2822114B2
JP2822114B2 JP4210233A JP21023392A JP2822114B2 JP 2822114 B2 JP2822114 B2 JP 2822114B2 JP 4210233 A JP4210233 A JP 4210233A JP 21023392 A JP21023392 A JP 21023392A JP 2822114 B2 JP2822114 B2 JP 2822114B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶パネルを用いてス
クリーン上に画像を拡大投写する投写型液晶ディスプレ
イに関する。投写型液晶ディスプレイに適するカラーの
液晶表示装置には、ダイクロイックミラーで三原色に分
離したそれぞれの光を液晶パネルで変調し、投写レンズ
によりスクリーン上に投写する三板式や、1枚のカラー
LCDを用いる単板式が知られている。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の三板式の投写型液晶ディ
スプレイの全容を示す側面図であり、図示のように、色
分離/合成を行うダイクロイックミラーD1〜D4と全
反射ミラーM1、M2が、光源1からの入射光Lに対し
所定の位置に、かつ所定の角度で配設されている。
【0003】ダイクロイックミラーD1、D2および全
反射ミラーM1からの透過/反射光に対し垂直に、3枚
の液晶パネルLp1〜Lp3が配設されている。そして、そ
れぞれの液晶パネルLp1〜Lp3の前方に偏光子(ポララ
イザー)P1〜P3が、また後方に検光子(アナライザ
ー)A1〜A3が配設されている。さらに、それぞれの
偏光子P1〜P3の前に、集光レンズ31〜33が配設
されている。
【0004】この装置において、光源1からの入射光L
は、2枚のダイクロイックミラーD1、D2を反射/透
過して三原色R、G、Bに分光され、集光レンズ31〜
33および偏光子P1〜P3を透過して、それぞれ専用
の液晶パネルLp1〜Lp3に入射し、各色ごとに変調され
る。変調後の各画像は、検光子A1〜A3を透過して、
2枚のダイクロイックミラーD3、D4で合成され、投
写レンズ2によりスクリーン5上に投写される。
【0005】ところで、このような投写型液晶ディスプ
レイの設置方式の違いによって、図7に示すような床置
き式、図8に示すような天井設置式と、図9のようなス
クリーン中央設置式とに分けられる。
【0006】図9(a)に示すように、投写型液晶ディ
スプレイ9をスクリーン5の中央と同じ高さに設置する
場合は、同図(b)のように、投写レンズ2の光軸a2
と集光レンズ3の光軸a3が一致しており、しかもスク
リーン5の面に対し垂直になっている。そして、集光レ
ンズ3の光軸a3がスクリーン5の中央に位置するよう
に投写されるので、スクリーン5上の画像は、光軸a3
に対し点対称となり、表示品質は比較的良好である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】これに対し、図7
(a)に示すように、床6上に投写型液晶ディスプレイ
4を設置する場合は、その投写レンズ2の光軸a2が、
設置床6に近くなる。この投写型液晶ディスプレイの光
学系を、1枚の液晶パネルについて見ると、同図(b)
のようになる。すなわち、集光レンズ3を上向きに傾け
るため、投写レンズ2の光軸a2に対し、集光レンズ3
の光軸a3が傾斜しており、非光軸投写光学系を成して
いる。
【0008】そのため、投写レンズ2の光軸a2と最も
離れた位置から入射した光(以下「外側入射光」と略
す)L1は、集光レンズ3、偏光子P、液晶パネルLp、
検光子Aおよび投写レンズ2を透過し、透過光L1’と
なる。これに対し、外側入射光L1が検光子Aに対し傾斜
して入射するため、入射光L1の一部は、検光子Aで反
射されて反射光L2となり、さらに液晶パネルLpで反射
された光L3が、検光子Aおよび投写レンズ2を透過し
て、反射光L3’となる。
【0009】この反射光L3’は光強度は弱いが、透過
光L1’による画像からずれた位置に写るため、ゴース
トとなって見え、表示品質を著しく低下させる。検光子
Aを液晶パネルLpの面に密着させれば、このような反射
光L2、L3による問題は回避できるが、偏光板は光を
吸収する特性を持つため、密着させると検光子Aおよび
偏光子Pの温度が上昇し、特性が低下する。したがっ
て、通常は液晶パネルLpから数mm離して偏光子Pおよび
検光子Aを配設しており、その結果、検光子Aによる反
射光により、前記のようなゴーストの問題が生じてく
る。
【0010】このゴーストは、投写レンズ2の光軸a2
から離れるほど大きくなり、光軸a2上または光軸a2
に近い領域では、入射光L4の一部が、検光子Aで反射
され、再び液晶パネルLpの面で反射されても、この反射
光は、入射光L4の透過光成分L4’とほぼ同一光路を
通過するため、ゴーストは目立たない。
【0011】図8(a)に示すように天井8に設置する
タイプの投写型液晶ディスプレイ7の場合も、同図
(b)のように、集光レンズ3を下向きに傾けるため、
光源光の光軸a3が投写レンズ2の光軸a2に対し傾く
ことになり、反射光L2、L3によって、前記のような
ゴーストの問題が生じる。
【0012】これに対し、図9のようにスクリーン中央
位置に投写型液晶ディスプレイ9を設置する場合は、光
源の光軸a3が投写レンズ2の光軸a2と一致してお
り、外側入射光L1は、図7、8の光学系に比べて検光子
Aへの入射角δが大きいので、外側入射光L1の透過光成
分による画像L1’と反射光線L3’の画像とのズレ量
はわずかで、ゴーストは比較的目立ちにくい。
【0013】本発明の技術的課題は、従来の非光軸光学
系の投写型液晶ディスプレイにおけるこのような問題点
に着目し、投写レンズの光軸と離れた位置からの入射光
に起因するゴーストを抑制または発生不能とし、表示品
質を改善することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の基本構成
を示す側面図である。本発明は、光源と、スクリーン5
への投写レンズ2との間に、光源側から集光レンズ3、
偏光子P、液晶パネルLp、検光子Aの順に配設されてお
り、しかも投写レンズ2の光軸a2と集光レンズ3の光軸
a3が一致していない非光軸光学系の投写型液晶ディスプ
レイを対象とする。
【0015】
【0016】請求項2の発明は、図1及び図2に示すよ
うに、前記のような非光軸投写光学系の投写型液晶ディ
スプレイにおいて、投写レンズ2の光軸a2と最も離れ
た位置から入射する光L1の検光子表面と液晶パネル表
面の間での反射による投写画像のずれ量を、投写レンズ
2の光軸a2と最も離れた位置から入射する光L1によ
る投写画像側と、投写レンズ2の光軸a2に最も近い位
置から入射する光による投写画像側で分配する方向に、
液晶パネルLpの面に対して検光子Aが傾けて配設され
ている。
【0017】請求項1の発明は、図3に示すように、前
記のような非光軸投写光学系の投写型液晶ディスプレイ
において、少なくとも投写レンズ2の光軸a2と最も離
れた位置から入射する光L1について、検光子表面およ
び液晶パネル表面で反射されて検光子Aから出射した光
が投写レンズ2に入射しないように、液晶パネルLpの
面に対して検光子Aが傾けて配設されている。
【0018】請求項2又は1のように、非光軸投写光学
系の投写型液晶ディスプレイにおいて、液晶パネルLp
の面に対して検光子Aを傾けて配設し、外側入射光L1
の検光子Aへの入射角δを制御することにより、ゴース
トを抑制したり、検光子Aおよび液晶パネル面からの反
射光を投写レンズ2の外側に逸らしてゴーストを発生不
能とすることができる。
【0019】請求項2の発明によれば、例えば図2
(a)に示すように、集光レンズ3の主面に対して検光
子Aが平行となるように、すなわち液晶パネルLpと平
行の位置A″に対し角度θだけ、検光子Aを液晶パネル
Lpに対し傾けて配設される。そのため、外側入射光L
1の検光子Aへの入射角δが、検光子Aの面に対し垂直
に近づき、その結果ゴーストが抑制される。
【0020】また、図2(b)に示す如く、検光子A
が、図2(a)に示す集光レンズ3の主面と平行の位置
を通過するように、検光子Aを液晶パネルLp側にさらに
傾けて、傾斜角θを大きくすることで、外側入射光L1の
検光子Aへの入射角δが垂直に近づく。その結果、外側
入射光L1の反射光成分によるゴーストをさらに改善でき
る。
【0021】請求項1は、請求項2とは逆に、例えば外
側入射光L1の検光子Aへの入射角δが小さくなる方向
に、液晶パネルLpと平行の検光子A″に対し角度βだ
け、検光子Aを液晶パネルLpに対し傾けて配設する。
これにより、検光子Aおよび液晶パネルLpで反射され
た光L3は、投写レンズ2の外側に反射される。そのた
め、反射された光L3が投写レンズ2に入射することは
なく、ゴーストの問題も発生しない。
【0022】
【実施例】次に本発明による投写型液晶ディスプレイが
実際上どの様に具体化されるかを実指令で説明する。請
求項2の発明は、投写レンズ2の光軸a2と最も離れた
位置から入射する光L1の検光子表面と液晶パネル表面
の間での反射による投写画像のずれ量を、投写レンズ2
の光軸a2と最も離れた位置から入射する光L1による
投写画像側と、投写レンズ2の光軸a2に最も近い位置
から入射する光による投写画像側で分配する方向に、液
晶パネルLpの面に対して検光子Aが傾けて配設するこ
とを内容とするものであり、例えば外側入射光L1の検
光子Aへの入射角δが垂直に近づくように傾ける。逆に
前記入射角δが小さくなる方向に傾ける構成が請求項1
である。
【0023】次に、図2の構成において、ゴーストが抑
制される理由を詳述する。図2(a)の場合は、集光レ
ンズ3の主面に対して検光子Aが平行なため、外側入射
光L1の検光子Aへの入射角δが、図7(b)に示す従来
構成に比べて大きくなり、検光子Aの面に対し垂直に近
づく。
【0024】その結果、外側入射光L1の透過成分L1' の
画像と、検光子Aおよび液晶パネルLpで反射された光L3
の画像L3’とのずれ量が小さくなり、ゴーストが抑制さ
れる。なお、集光レンズ3と液晶パネルLpとの傾き角を
5°程度とした場合、液晶パネルLpと検光子Aとの傾き
角は、数度程度( 例えば5°前後)に設定する。
【0025】一方、図7(b)の場合は、投写レンズ2
の光軸a2上の入射光L4は、検光子Aに対し垂直に入
射するため、ゴーストは全く生じないが、図2(a)の
ように検光子Aを傾けると、光軸a2上の入射光L4の
検光子Aへの入射光は垂直でなくなるので、検光子Aと
液晶パネルLpの面で反射された光によるゴーストが発生
する。しかしながら、外側入射光L1の入射角δに比べる
と、光軸a2上の入射光L4の入射角は垂直に近いので、
ゴーストは目立たない。
【0026】これに対し、図2(b)は、同図(a)の
場合以上に検光子Aを傾けて、外側入射光L1の入射角δ
をさらに垂直に近づけた構成である。入射角δが垂直に
なるように傾けると、外側入射光L1によるゴーストは皆
無となるが、光軸a2上の入射光L4の反射成分L5、L6
によるゴーストが目立ってくる。
【0027】したがって、外側入射光L1によるゴースト
の程度と光軸a2上の入射光L4によるゴーストの程度を
総合的に勘案し、外側入射光L1の入射角δと光軸a2上
の入射光L4の入射角が最適となるように、検光子Aの傾
け角θを設定することで、スクリーン全面においてゴー
ストが最も目立たないようにする。
【0028】次に、図3は、検光子Aを、外側入射光L1
の入射角δが小さくなる方向に傾けるものであり、
(a)図は、外側入射光L1の反射光L3も、光軸a2上
の入射光L4の反射光成分L6も、投写レンズ2から逸れ
るように大きく傾けてあるのに対し、(b)図は、傾け
角βを小さくし、外側入射光L1の反射光L3のみが、投
写レンズ2から逸れるようになっている。
【0029】まず、(a)図のように傾け角βを大きく
すると、外側入射光L1は、L2、L3のように、検光子Aで
反射され、次いで液晶パネルLpによって、投写レンズ2
の外側に反射される。
【0030】また、光軸a2上の入射光L4も、検光子Aへ
の入射角が垂直とはならず、斜めから入射するため、L
5、L6のように、検光子Aおよび液晶パネルLpで、投写
レンズ2の外側に反射される。このとき、液晶パネルLp
のサイズによっては、L51のように、検光子Aによっ
て、液晶パネルLpの外側に反射されることもあり得る。
【0031】このように、外側入射光L1の反射光成分L3
も光軸a2上の入射光の反射光成分L6も、投写レンズ2
に入射しないため、ゴーストの問題も生じない。(b)
図の場合は、外側入射光L1の反射光成分L3がかろうじて
投写レンズ2から逸れるように、検光子Aの傾き角βを
小さくしてある。その結果、光軸a2上の入射光L4の検
光子Aへの入射角は垂直に近くなり、反射光成分L6の画
像L6' と透過光成分の画像L4’とのずれ量は極めて小さ
いので、ゴーストは目立たない。
【0032】図1〜図3は、床置き方式を例にした光学
系になっているが、図4に示すように、天井設置式に適
用した場合も、投写レンズ2の光軸a2に対し外側入射
光L1が180 度反転しただけであって、基本的に変わりな
い。なお、図4は図2(a)に対応して、検光子Aを集
光レンズ3の主面と平行となるように、液晶パネルLpに
対し傾けた例になっているが、図2(b)および図3
(a)(b)等のように、任意の方向に任意の角度傾けること
ができる。
【0033】以上の各実施例は、スクリーンの上下方向
のゴーストのみを対象としているが、左右方向のゴース
トに関しても、本発明の思想を適用し、検光子Aを液晶
パネル面に対し左右に傾けることで、スクリーンの左右
方向のゴーストを制御することもできる。
【0034】また、同じ思想により、図9のようにスク
リーンの中央の高さに投写型液晶ディスプレイを設置す
るタイプにおいても、液晶パネルLpに対し検光子Aを上
下方向または左右方向に傾けることで、スクリーンにお
ける上下方向または左右方向のゴーストを制御すること
もできる。
【0035】図5は図6のような三板式の投写型液晶デ
ィスプレイのそれぞれの液晶パネルLp1〜Lp3に本発明
の思想を実施した例を示す側面図である。すなわち、そ
れぞれのLp1〜Lp3の次の検光子A1〜A3が、本発明の思
想に従って、液晶パネル面に対し傾けて配置されてい
る。
【0036】例えば、青色用の液晶パネルLp1の次の検
光子A1の場合は、図2(a)の構成を実施したものであ
り、集光レンズ31の光軸がスクリーン5の中心にくるよ
うに傾けてあり、この集光レンズ3の主面と平行になる
ように、検光子A1が液晶パネルLp1に対して傾けてあ
る。
【0037】緑色用の液晶パネルLp2の次の検光子A2の
場合は、図2(b)の構成を実施したものであり、前記
の青色用の検光子A1よりもさらに傾け、検光子A2に対す
る入射角度が、投写レンズ2の光軸a2上の入射光と外
側入射光とで同等となるように設定することで、各部に
おけるゴーストを均一に制御できる。
【0038】赤色用の液晶パネルLp3の次の検光子A3の
場合は、図3(a)の構成を実施したものであり、検光
子A3および液晶パネルLp3で反射された光が投写レンズ
2に入射しないように、検光子A3が、前記検光子A1、A2
とは逆向きに傾けてある。したがって、ゴーストが発生
することはない。
【0039】以上のように、3枚の液晶パネルLp1〜L
p3の検光子A1〜A3を別々に、所定の向きに所定の角度傾
けることができる。また、この実施例では、すべての検
光子A1〜A3に本発明の思想を実施しているが、三原色の
うち、輝度が高くスクリーン5上で目立ちやすい緑色や
赤色の液晶パネルのみについて、検光子を傾け、輝度の
高い色のみ、ゴーストを抑制することもできる。
【0040】以上のように、本発明によれば、検光子表
面および液晶パネル表面で反射されて検光子から出射し
た光が投写レンズに入射しないように、あるいは投写レ
ンズの光軸と最も離れた位置から入射する光の検光子表
面と液晶パネル表面の間での反射による投写画像のずれ
量を、投写レンズの光軸と最も離れた位置から入射する
光による投写画像側と、投写レンズの光軸に最も近い位
置から入射する光による投写画像側で分配する方向に、
液晶パネルの面に対する検光子の取付け角度を調節する
だけで、透過光の画像と反射光による画像とのズレを抑
制でき、あるいは透過光の画像と反射光による画像との
ズレをなくすることができ、これによってゴーストが目
立たないようにでき、あるいはゴーストの発生を不能に
できて、表示品質を向上させることができる。
【0041】すなわち、請求項2のように、外側入射光
L1の検光子Aへの入射角δが垂直に近づく方向に、検光
子Aを傾けることにより、投写レンズの光軸a2と離れ
た位置から入射する光L1に起因するゴーストを抑制でき
る。
【0042】また、請求項2とは逆に、外側入射光L1の
検光子Aへの入射角δが小さくなる方向に、検光子Aを
傾けることにより、投写レンズ2の光軸a2と最も離れた
位置から入射した光L1の反射光を、投写レンズ2から逸
らし、ゴーストが発生不能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項2の発明を示す側面図である。
【図2】請求項2の発明を示す側面図である。
【図3】請求項1の発明を示す側面図である。
【図4】本発明を天井設置式の投写型液晶ディスプレイ
に実施した例を示す側面図である。
【図5】本発明を三板式の投写型液晶ディスプレイの角
液晶パネルに実施した例を示す側面図である。
【図6】従来の三板式の投写型液晶ディスプレイを示す
側面図である。
【図7】従来の床置き式投写型液晶ディスプレイを示す
側面図である。
【図8】従来の天井設置式投写型液晶ディスプレイを示
す側面図である。
【図9】スクリーン中央設置式の投写型液晶ディスプレ
イを示す側面図である。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02F 1/1335 G02F 1/13

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、スクリーン(5)への投写レン
    ズ(2)との間に、光源側から集光レンズ(3)、偏光
    子(P)、液晶パネル(Lp)、検光子(A)の順に配
    設されており、 投写レンズ(2)の光軸(a2)と集光レンズ(3)の
    光軸(a3)が一致していない非光軸投写光学系の投写
    型液晶ディスプレイにおいて、少なくとも投写レンズ(2)の光軸(a2)と最も離れ
    た位置から入射する光(L1)について、検光子表面お
    よび液晶パネル表面で反射されて検光子(A)から出射
    した光が投写レンズ(2)に入射しないように、 液晶パ
    ネル(Lp)の面に対して検光子(A)が傾けて配設さ
    れていることを特徴とする投写型液晶ディスプレイ。
  2. 【請求項2】 光源と、スクリーン(5)への投写レン
    ズ(2)との間に、光源側から集光レンズ(3)、偏光
    子(P)、液晶パネル(Lp)、検光子(A)の順に配
    設されており、 投写レンズ(2)の光軸(a2)と集光レンズ(3)の
    光軸(a3)が一致していない非光軸投写光学系の投写
    型液晶ディスプレイにおいて、 投写レンズ(2)の光軸(a2)と最も離れた位置から
    入射する光(L1)の検光子表面と液晶パネル表面の間
    での反射による投写画像のずれ量を、投写レンズ(2)
    の光軸(a2)と最も離れた位置から入射する光(L
    1)による投写画像側と、投写レンズ(2)の光軸(a
    2)に最も近い位置から入射する光による投写画像側で
    分配する方向に、液晶パネル(Lp)の面に対して検光
    子(A)が傾けて配設されていることを特徴とする 投写
    型液晶ディスプレイ。
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JPH0375617A (ja) * 1989-08-17 1991-03-29 Sanyo Electric Co Ltd 液晶プロジェクター
JPH03151787A (ja) * 1989-11-08 1991-06-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 液晶映像投射装置

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