JP2821202B2 - 溶接ビードの仕上げ方法 - Google Patents

溶接ビードの仕上げ方法

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JP2821202B2 JP1273243A JP27324389A JP2821202B2 JP 2821202 B2 JP2821202 B2 JP 2821202B2 JP 1273243 A JP1273243 A JP 1273243A JP 27324389 A JP27324389 A JP 27324389A JP 2821202 B2 JP2821202 B2 JP 2821202B2
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は溶接ビードの仕上げ方法に関する。
(従来の技術) 従来、溶接ビードの仕上げは溶接ビードを目視等で測
定し、ハンドグラインダーを手に持って研削していた。
したがって、作業能率も悪く大量処理には適さないばか
りか、作業者によっては仕上げにバラツキがあり不均一
となる欠点があった。
このため、溶接ビードの仕上げを機械化自動化するこ
とが望まれ、特開昭60−141466号公報のものが提案され
ている。これは溶接ビード部に研削具が当接するように
被研削材を案内し搬送する手段と、前記被研削材の非研
削表面に押圧され常に当接されている接触子と、前記接
触子の倣いと一体的に移動可能でかつ被研削材の研削後
の研削面に対向して一定距離を置いて設けられた研削残
余高さを検知する検知手段と、前記検知手段の信号によ
り被研削面に対して追従可能に研削具を追従させる追従
手段とを有する溶接ビードの研削装置である。
(発明が解決しようとする課題) 上記した従来の溶接ビードの研削装置では、接触子で
ある倣いボールベアリングの下端が常に母材に圧接され
ているために母材が損傷しやすく、また、倣いボールベ
アリングが摩耗するため仕上げ精度向上に工夫を要する
等の課題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、母材に損傷を与えることなく且つ接触
子の摩耗のない溶接ビードの仕上げ方法を提案すること
を目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明の溶接ビードの仕上
げ方法は、第1の方法として、溶接ビード方向にフロー
ティング自在なグラインダーを有するツールヘッドを設
け、該ツールヘッドのグラインダーを溶接ビードに当接
させながら往復移動させる溶接ビードの仕上げ方法で、
前記ツールヘッドの移動に連動して移動自在な光学式変
位センサをツールヘッドの近傍に設け、ツールヘッドの
グラインダーを溶接ビードに当接させることなく移動さ
せ、光学式変位センサの走査により溶接ビードの高さH
を求め、この高さHと予め予備実験により求めた移動速
度V=f(H)の関係により、ツールヘッドの最適移動
速度を決定し、この最適移動速度でツールヘッドを1往
復させることを特徴とするものである。
第2の方法は、溶接ビード方向にフローティング自在
なグラインダーを有するツールヘッドを設け、該ツール
ヘッドのグラインダーを溶接ビードに当接させながら往
復移動させ予め分割した仕上げ区間毎に研削する溶接ビ
ードの仕上げ方法で、前記ツールヘッドの移動に連動し
て移動自在な第1の超音波変位センサと、前記溶接ビー
ドに対して傾斜した状態で超音波を発信可能な発振機と
この発振機の近傍に設けられた受信機を備えた第2の超
音波変位センサとをツールヘッドの近傍で対応する位置
にそれぞれ設け、ツールヘッドのグラインダーを溶接ビ
ードに当接させることなく移動させて第1の超音変位セ
ンサにより溶接ビードの高さHを求め、この高さHと予
め予備実験により求めた移動速度V=f(H)の関係に
より、ツールヘッドの最適移動速度を決定し、この最適
移動速度でツールヘッドを往復移動させ、ツールヘッド
のグラインダーを溶接ビードに当接させながら溶接ビー
ドの反射波を第2の超音波変位センサで検出し、この反
射波を検出しなくなったときに次の仕上げ区間を研削す
ることを特徴とするものである。
(作用) 上述の各方法による溶接ビードの仕上げ方法では、第
1の場合、フローティング自在なグラインダーを有する
ツールヘッドの光学式変位センサにより母材面の高さHm
inを検出し、次に光学式変位センサを溶接ビードの断面
方向に走査させて溶接ビードの頂点までの高さHmaxを検
出する。これにより、Hmax−Hminを求め、V−f(H)
を求めて最適移動速度を決定する。この最適移動速度V
によって1回だけ往復移動させるので削り過ぎや削り残
しはなくなる。
また、グラインダーの負荷状態を検出して、グライン
ダーの移動速度を制御するのではなく、溶接ビードの高
さをHを算出して、これに基づいてグラインダーの移動
速度が制御されるので、溶接ビードの仕上げがグライン
ダーの劣化を少なくした状態で行われる。また、グライ
ンダーの移動制御を移動速度に基づいて行うので、負荷
変動が少なく、制御が簡単となる。
第2のものは、長さLの溶接ビードを仕上げるもの
で、予め仕上げ区間を分割し、第1の超音波変位センサ
によって溶接ビードの高さを検出し、この高さHと予め
予備実験により求めた移動速度V=f(H)の関係によ
り、ツールヘッドの最適移動速度を決定し、この最適移
動速度でツールヘッドを往復移動させ、研削を行い、第
2の超音波変位センサによって反射波レベルを検出さ
せ、反射波レベルが零になった時点で次の領域を仕上げ
るので、削り残しや削り過ぎのない仕上げができる。
(実施例1) 以下、本発明の実施例を2つに分けて説明する。第1
の実施例は、フローティンググラインダーに光学式変位
センサを設けた溶接ビードの仕上げ方法で、第1図ない
し第4図に示したものである。
第1図(a)、(b)、(c)はフローティンググラ
インダーと溶接ビードの位置関係を示すもので、(a)
は側面図、(b)は正面図である。図中1はフローティ
ンググラインダーで、図示していないロボットまたは自
動機械に取り付けられており、母材2の溶接ビード3上
に配置できるように設けられている。このフローティン
ググラインダー1のツールヘッド4にはスピンドル5が
回転自在に突出しており、このスピンドル5の先端には
円板状のグラインダー6が着脱可能に取り付けてある。
このグラインダー6の外周上には光学式変位センサ7が
配され、該光学式変位センサ7はフローティンググライ
ンダー1に取り付けてあってツールヘッド4の近傍に設
けてあり、この光学式変位センサ7の光軸の中心はスピ
ンドル5と平行に設けてある。したがって、いま母材2
上の溶接ビード3の長手方向の中心上に前記スピンドル
5を移動させたとすると、光学式変位センサ7の光軸は
溶接ビード3の中心に合わされるようになっている。こ
の光学式変位センサ7の測定値は別に設けたA/D変換回
路、シーケンサ回路等からなる判断装置に送られ、フロ
ーティンググラインダー1の送り装置に送達されて、移
動速度が制御される構成になっている。
上記のように構成された装置による溶接ビードの仕上
げ方法について以下に説明する。先ず、光学式変位セン
サ7を溶接ビード3のない母材2上に垂直に設定し、第
2図に示すように母材2の上面までの高さHminを検出す
る。次に、光学式変位センサ7を溶接ビード3の断面方
向に走査させ、溶接ビード3の頂点までの高さHmaxを検
出する。これらの検出値は前記判断装置に送ってH=Hm
ax−Hminとして、溶接ビード3の高さHを求めてその値
を別に設けたロボット等のコントローラへ送る。この実
測結果求められた溶接ビード高さHと、予め予備実験に
より求められているV=f(H)の関係により、最適移
動速度Vが決定され、この最適移動速度Vによってグラ
インダー6は第1図(c)に示す傾斜角θに傾けられて
研削を行うものである。
第3図は本発明の溶接ビードの仕上げ方法の第1の実
施例に基づくフローチャートで全自動で行われるもので
ある。スタートによって光学式変位センサ7は母材との
高さHminを測定検出し判断装置へその信号を出力する。
次にツールヘッド4が溶接ビード3の上に移動させられ
ることにより、光学式変位センサ7は溶接ビードとの高
さHmaxを測定検出し判断装置へその信号を出力する。判
断装置は2つの信号の差を求めてロボット等のコントロ
ーラへ送り、V=f(H)の関係によって移動速度Vを
決定し、グラインダー6を研削角度のθに傾けて移動速
度Vにより1往復の研削加工を行うようになっている。
第4図は溶接ビード高さに対する最適移動速度の関係
を示した図である。これは試験片としてビード材質Cu+
Si(0.2%)でビード長さ50mmのものを用いた。研削条
件としてはグラインダーの押し付け力F=2.0kg、研削
角度Q=10゜の場合である。図中の白丸印は各溶接ビー
ド高さ0.6、0.9、1.2mmの場合の適性研削を示し、白点
丸印及び黒丸印は不適正研削である。これにより最適削
り量は溶接ビード高さに対して2次曲線で表される。こ
の関係をロボット等のコントローラに記憶させておくこ
とにより、光電式変位センサによって溶接ビード高さH
を検出することによって最適削り量に対する移動速度V
を求めることができる。
(実施例2) 第2の実施例は、フローティンググラインダーに第1
および第2の超音波変位センサを設けた溶接ビードの仕
上げ方法で、第5図ないし第8図によって説明する。第
5図(a)、(b)はフローティンググラインダーのツ
ールヘッドと2つの超音波変位センサとの位置および溶
接ビードの位置関係を示すもので、(a)は側面図、
(b)は正面図である。図中4はフローティンググライ
ンダーのツールヘッドで、図示していないロボットまた
は自動機械に取り付けられており、母材2の溶接ビード
3A上に配置できるように設けられている。このツールヘ
ッド4にはスピンドル5が回転自在に突出しており、こ
のスピンドル5の先端には円板状のグラインダー6が着
脱可能に取り付けてある。このグラインダー6の外周上
でツールヘッド4の近傍で対応する左右側には第1の超
音波変位センサ9と第2の超音波変位センサ10とが設け
てある。
第1の超音波変位センサ9はツールヘッド4のグライ
ンダー6の外周上で、未研削側の母材2に垂直な位置に
設けられており、第2の超音波変位センサ10は第1のも
のと対称的な位置で溶接ビード3Aの削り残しを検出し易
い位置に取り付けてある。そして、前記第1の超音波変
位センサ9は母材2の上面までの高さHminと溶接ビード
3Aの頂点までの高さHmaxを検出するもので、これらの検
出値は別に設けた判断装置に送られH=Hmax−Hminの演
算が行われ溶接ビード高さHが求められる。この実測結
果求められた溶接ビード高さHと、予め予備実験により
求められているV=f(H)の関係(第4図参照)によ
り最適移動速度Vが決定される。また、前記第2の超音
波変位センサ10はグラインダー6による溶接ビード3Aの
削り残しを反射波レベルの有無によって検出するセンサ
で、第6図(a)に示す如く、超音波を溶接ビード3Aに
傾斜した状態に発信可能な発信機及びこの発信機の近傍
に設けられた受信機を備えている。このセンサは、第6
図(a)、(b)に示したように、(a)のように削り
残しがある場合には超音波の反射波レベルが検出され、
(b)のように削り残しが無い場合には反射波レベルの
検出は無くなるので、この(b)の状態になるまで研削
加工を行わせるセンサである。
上記構成になる第2実施例の溶接ビードの仕上げ方法
は、第7図に示すような長さLの溶接ビード3Aを仕上げ
る場合に最適である。この長さLの溶接ビード3Aの場合
にも仕上げ区間を分割し、予めロボットまたは自動機械
のティーチングを領域1、2、3、4、5、・・・のよ
うに分割設定しておく。この分割設定にしたがってスタ
ートすると第1の超音波変位センサ9が母材2までの高
さHminを検出し、次に領域1の溶接ビード3Aの頂点まで
の高さHmaxを検出する。これらの検出値によって領域1
の溶接ビードの高さHmax−Hminを求め、この実測したH
をロボット等のコントローラへ送り、前出した第4図の
溶接ビード高さに対する最適移動速度の関係に従ってV
=f(H)により最適移動速度Vを求めて研削加工する
(第8図)。
この領域1の研削加工は第2の超音波変位センサ10に
よって反射波レベルの検出を行い、反射波レベルの検出
が零でない場合は溶接ビード3Aの頂点までの高さHmaxの
検出を行って、前記の動作を繰り返す。反射波レベルの
検出が零であればグラインダー6はそのままの状態で領
域2への研削加工に入る。このように以下領域2、3、
4、5、・・・と研削加工を繰り返すことにより、溶接
ビード3AのL方向に溶接盛り量のバラツキがあっても削
り残し削り過ぎのない溶接ビードの仕上げが行われる。
本発明は、上記の各実施例に限定されることなく、付
加変更をなし得るものであって、例えば第1の超音波変
位センサの代わりに光学式変位センサを用い、第2のセ
ンサとして超音波変位センサを組み合わせることも可能
である。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明の溶接ビードの仕
上げ方法は、第1の構成として、ツールヘッドの移動に
連動して移動自在な光学式変位センサをツールヘッドの
近傍に設け、ツールヘッドのグラインダーを溶接ビード
に当接させることなく移動させ、光学式変位センサの操
作により溶接ビードの高さHを求め、この高さHと予め
予備実験により求めた移動速度V=f(H)の関係によ
り、ツールヘッドの最適移動速度を決定し、この最適移
動速度でツールヘッドを1往復させることを特徴とする
ものであり、第2の構成として、溶接ビード方向にフロ
ーティング自在なグラインダーを有するツールヘッドを
設け、該ツールヘッドのグラインダーを溶接ビードに当
接させながら往復移動させ予め分割した仕上げ区間毎に
研削する溶接ビードの仕上げ方法で、前記ツールヘッド
の移動に連動して移動自在な第1の超音波変位センサ
と、前記溶接ビードに対して傾斜した状態で超音波を発
信可能な発信機とこの発振機の近傍に設けられた受信機
を備えた第2の超音波変位センサとツールヘッドの近傍
で対応する位置にそれぞれ設け、ツールヘッドのグライ
ンダーを溶接ビードに当接させることなく移動させて第
1の超音波変位センサにより溶接ビードの高さHを求
め、この高さHと予め予備実験により求めた移動速度V
=f(H)の関係により、ツールヘッドの最適移動速度
を決定し、この最適移動速度でツールヘッドを往復移動
させ、ツールヘッドのグラインダーを溶接ビードに当接
させながら溶接ビードの反射波を第2の長音波変位セン
サで検出し、この反射波を検出しなくなったときに次の
仕上げ区間を研削することを特徴とするものであり、母
材に損傷を与えることなく且つ接触子の摩擦のない溶接
ビードの仕上げができ、しかも、削り残しや削り過ぎを
完全に防止できる利点がある。また、グラインダの負荷
状態を検出して、グラインダーの移動速度を制御するの
ではなく、溶接ビードの高さをHを算出して、グライン
ダーの移動速度が制御されるので、溶接ビードの仕上げ
がグラインダーの劣化を少なくした状態で行える。ま
た、グラインダーの制御を移動速度に基づいて行うの
で、負荷変動が少なく、制御が簡単となる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の第1の実施例で、第1図
(a)はフローティンググラインダーの要部側面図、
(b)は同正面図、(c)は同研削加工中の正面図、第
2図は光学式変位センサの走査状態を示す側面図、第3
図は第1図のフローティンググラインダーのフローチャ
ート図、第4図はビード高さHと1往復する分の移動速
度Vとの関係を示す関係図。 第5図(a)は2つの超音波変位センサを用いたフロー
ティンググラインダーの側面図、第5図(b)は同正面
図、第6図(a)は削に残しがある場合の超音波変位セ
ンサへの反射図、第6図(b)は削り残しが無い場合の
反射図、第7図は溶接ビードの区分域を示す上面図、第
8図は第5図のフローティンググラインダーのフローチ
ャート図である。 1……フローティンググラインダー 2……母材 3,3A……溶接ビード 4……ツールヘッド 6……グラインダー 7……光学式変位センサ 9……第1の超音波変位センサ 10……第2の超音波変位センサ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶接ビード方向にフローティング自在なグ
    ラインダーを有するツールヘッドを設け、該ツールヘッ
    ドのグラインダーを溶接ビードに当接させながら往復移
    動させる溶接ビードの仕上げ方法で、前記ツールヘッド
    の移動に連動して移動自在な光学式変位センサをツール
    ヘッドの近傍に設け、ツールヘッドのグラインダーを溶
    接ビードに当接させることなく移動させ、光学式変位セ
    ンサの走査により溶接ビードの高さHを求め、この高さ
    Hと予め予備実験により求めた移動速度V=f(H)の
    関係により、ツールヘッドの最適移動速度を決定し、こ
    の最適移動速度でツールヘッドを1往復させることを特
    徴とした溶接ビードの仕上げ方法。
  2. 【請求項2】溶接ビード方向にフローティング自在なグ
    ラインダーを有するツールヘッドを設け、該ツールヘッ
    ドのグラインダーを溶接ビードに当接させながら往復移
    動させ予め分割した仕上げ区間毎に研削する溶接ビード
    の仕上げ方法で、前記ツールヘッドの移動に連動して移
    動自在な第1の超音波変位センサと、前記溶接ビードに
    対して傾斜した状態で超音波を発信可能な発振機とこの
    発振機の近傍に設けられた受信機を備えた第2の超音波
    変位センサとをツールヘッドの近傍で対応する位置にそ
    れぞれ設け、ツールヘッドのグラインダーを溶接ビード
    に当接させることなく移動させて第1の超音変位センサ
    により溶接ビードの高さHを求め、この高さHと予め予
    備実験により求めた移動速度V=f(H)の関係によ
    り、ツールヘッドの最適移動速度を決定し、この最適移
    動速度でツールヘッドを往復移動させ、ツールヘッドの
    グラインダーを溶接ビードに当接させながら溶接ビード
    の反射波を第2の超音波変位センサで検出し、この反射
    波を検出しなくなったときに次の仕上げ区間を研削する
    ことを特徴とした溶接ビードの仕上げ方法。
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