JP2820778B2 - ガラス板の接触焼入れのための装置 - Google Patents

ガラス板の接触焼入れのための装置

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JP2820778B2
JP2820778B2 JP2162975A JP16297590A JP2820778B2 JP 2820778 B2 JP2820778 B2 JP 2820778B2 JP 2162975 A JP2162975 A JP 2162975A JP 16297590 A JP16297590 A JP 16297590A JP 2820778 B2 JP2820778 B2 JP 2820778B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、縁部強さが強化されたガラス板を接触焼入
れするための装置に関するものであり、該シートは場合
によって接触反り付けも受ける。本発明は特に、熱的に
焼入れされた平坦な又は一定の曲率を呈した例えば自動
車用のガラスの製造に適用される。
〔従来の技術〕
通常、ガラスの焼入れは予め適当な温度に加熱された
ガラスシートの両面に低温空気をブローすることにより
行われる。しかしながら或る種の場合には、押圧プレー
ト又は押圧用型といったタイプの水などで冷却された押
圧プレートとガラス板とを直接表面接触させることによ
りいわゆる接触焼入れを行うことがより有利である可能
性がある。押圧及び冷却プレートとの直接接触により特
に、焼入れ中にその縁部に沿って及び/又は片側でしか
ガラス板が保持されていない場合に時として現れるガラ
スの変形又はたわみを防ぐことが可能となる。接触焼入
れ方法は同様に、非常に薄いガラスの反り付け及び焼入
れによるガラスの製造にとっても有利でありうる。実
際、薄いガラスは非常に急速に冷却し、従来の反り付け
急冷方法に従ってガラスシートをまず反り付けしてから
低温空気のブローによる焼入れ部署に移送させる場合、
移送中のガラスの冷却は、そのときその温度が良質の熱
焼入れのために不充分なものとなってしまう可能性があ
る。ガラスに対し与えたい形状に相応する形をもつ型で
構成された押圧プレートを用いることにより、ガラスの
反り付けと焼入れがいわば単一の作業で行われるため、
この移送を削除することができる。
特許出願明細書EP−A277074号から、ガラスの縁部と
中心の間の温度差を作り出すこと特にガラスの縁部に冷
却用ガスをブローすることにより、例えばFR−A1580305
から知られている通常の方法で接触焼入れされたガラス
にみられる縁部の脆性を軽減させることが知られてい
る。当該出願明細書では、接触焼入れ作業が続行してい
る間に空気噴流によりガラス板の周囲表面が冷却される
ような装置が記述されている。同様にEP−A277074号に
従うと、前述の空気噴流は、冷却及び押圧用プレートの
外側にガラス板縁に平行に配置された管手段により生成
される。該管手段には、空気噴流を放出するためのスリ
ットが設けられている。
周囲表面上への低温空気のこの吹き付けは、押圧及び
冷却用プレートとガラスと板とについて3つの構成を可
能とする。つまり、端部がプレートからはみ出すよう
に、ガラス板をプレートより大きくすることができる。
ガラス板をプレートと同じサイズにすることもでき、こ
の場合周囲表面はプレートぎりぎりのところで終結す
る。さらに又、空気により冷却すべきガラス板の周囲表
面が冷却及び押圧プレートの側面方向境界面との関係に
おいて引込んだ状態に配置され、それにより、前述のプ
レートの間にはガラスの周囲表面で構成された基底面を
もつ溝が形成されるように、ガラス板をプレートよりも
小さくすることも可能である。
同様に特許出願明細書DE−A1771790号から、第1のプ
レートが水冷式の強固な金属プレートで構成され、第2
のプレートは耐熱性の気密膜により閉鎖され加圧水が供
給されることができかつその膜がガラスと接触するよう
なケースで形成されている二つの押圧プレートを用いた
接触焼入れ装置も知られている。
この場合も同様に、押圧プレートはガラス板よりも大
きい。このときガラス板の周囲表面の冷却は、冷却され
た膜が面とりされた表面上に押しつけられうるように膜
に対して押しつけられる側でガラス板が面取りされてい
るということにより行われなくてはならない。しかしな
がら、ガラスの縁部のこのような面取りは、自動車のガ
ラスの場合実現不可能である。
〔発明が解決しようとする課題〕
さまざまな理由によりかかる技法は往々にしてより経
済的である。つまり、冷却及び押圧プレートの唯一のセ
ットは、サイズは異なるが曲率半径が同じであるガラス
板に適合しうるのである。一方、ガラス板よりも大きい
冷却及び押圧プレートでは、強化された縁部強さを得る
のがより容易である。これは、この場合、ガラス板より
小さいプレートでは空気吹き付けはさらに冷却プレート
で覆われていない周縁ゾーンのいわゆる焼入れにも役立
つのに対し、縁部に対する空気吹き付けの強さがかなり
弱くても良いからである。接触焼入れのためには、焼入
れすべきガラスよりも大きい押圧プレートを有する装置
を使用するのが有利である。しかしながら、既知の装置
では、ガラス板縁部近傍又は周囲表面全体の上を除き、
ガラスの満足のいく応力状態を達成することができな
い。
本発明の目的は、縁部の強さが強化されたガラス板の
表面全体を充分に焼入れできるように、EP−A277074号
に記載のタイプの装置を改良することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に基づく接触焼入れのための装置には二つの冷
却及び押圧プレートを有しており、これらのプレートの
間には、平行六面体のブロー手段が配置され、このブロ
ー手段は、ガラスの周囲表面へと導かれる冷却用空気噴
流のためのポートと、二つの前記ポートの間の排気用開
口部とを有しており、前記ポートはガラスの厚み以下で
1mm以上の直径を有し、前記開口部はポートの断面積の
3倍以上の断面積を有し、冷却及び押圧プレートの寸法
及びブロー手段の配置及び/又は幅は、前記ポートと前
記ポートに対向するガラス板の周囲表面との間の距離が
前記ポートの直径の2倍から6倍となるようにされてい
る。
本発明が提案する配置に基づくと、平行六面体のブロ
ー手段は二つの押圧及び冷却用プレートの間の空間を閉
鎖し、冷却用空気噴流の放出のために規定された寸法を
もつ流路及び同様にガラス板の周囲表面から逆流する加
熱された空気のための規定された寸法をもつ排気用流路
を提供している。かくしてこの配置は、ガラスの周囲表
面の空気冷却のための一定かつ制御された条件を提供す
る。このようにして、ブロー手段のポート及び排気用開
口部の断面積ならびに排気用開口部とガラス板の周囲表
面との間の距離の本発明に従った寸法決定のおかげで、
ガラス板の周縁領域特にその周囲表面領域において最適
な焼入れ状態を保証するような条件が満たされることに
なる。
ブロー手段のポート及び排気用開口部は、有利なこと
に交互に連続した状態で配置されている。この場合、排
気用開口部の断面積は好ましくはポート断面積のほぼ4
倍に等しい。
ポート及び排気用開口部が厳密に交互配置できない場
合には、排気用開口部の断面積の合計がポートの断面積
の合計の3倍以上好ましくは4倍に等しいものでなくて
はならない。
ブロー手段は、例えば場合によっては小さな間隔で離
間された周囲のポートを有する棒部材で組立てられる個
々の断面によって構成されている。しかしながら好まし
くは、ブロー手段はガラス板の周り全体にわたり閉鎖さ
れたフレームを構成し、かくして該ガラス板は一方では
冷却用プレートにより他方ではブロー手段を成るフレー
ムにより構成される収納部の中に完全に閉じ込められた
状態となり、唯一の外部との連絡は排気用開口部とな
る。
本発明の好ましいその他の実施態様は従属クレームの
対象となっており、さらに添付の図面を参考にした本発
明に基づく装置の一実施例に関する以下の記述から明確
になることだろう。
〔実施例〕
単純化を図るため、第1図に示されている実施例は、
平坦な焼入れガラス板の製造用の装置すなわち、二つの
冷却及び押圧プレートの接触面が平坦であるような装置
を示している。しかしながら当然のことではあるが、ガ
ラス板を成形用プレートを用いて同時に反り付け及び焼
入れできるように、湾曲した接触面をもつ成形用プレー
トの形で冷却及び押圧用プレートを実現することも可能
である。
該装置は、剛体構造の下部冷却及び押圧プレート1及
び柔軟な接触面を呈する上部冷却及び押圧プレート2を
有している。下部冷却及び押圧プレート1は、銅又はア
ルミニウムといった優れた熱伝導率の金属でできた金属
プレート11で構成されている。
金属プレート11には冷却用水が通る流路12が備わって
いる。冷却水は、補給用導管13からとり込まれ導管14を
通って排出される。金属プレートの押圧表面上には、好
ましくは、0.1×10-3から0.25×10-3m2・K・W-1の伝熱
抵抗つまり優れた熱伝導特性と同時に一定の弾性変形能
力を呈する材料でできた層15が備わっている。この層15
の役割は、全ての表面がガラスと最適な形で接触するよ
うにすることにある。この層は有利なことに1mmから2mm
の厚みを有し、例えば層状黒鉛をベースとしたものであ
りうる。かかる材料は例えばSIGRAFLEXという商標で市
販されている。弾性層15の上には、金属プレート11の周
囲面上に固定された周縁領域17をもつ薄い金網16が配置
されている。金網16は弾性層15のための機械的保護層を
形成し、金属プレート11上に当該弾性層15を固定してい
る。該金網16は、この場合非常に細かい網目の金網であ
り、その表面延在方向に対して垂直な方向において好ま
しくは0.25×10-3から5×10-3m2・K・W-1までの低い
伝熱抵抗を示していなくてはならず、又その厚みは好ま
しくは0.1mmから0.3mmの間である。金属16は例えば、高
い耐熱性をもつクロム−ニッケル合金又は鉄−クロム−
ニッケル合金の繊維で作られていてよい。金属プレート
11は適当な方法でサポート18上に固定される。
上部冷却及び押圧プレート2は、その下部で柔軟な膜
22により気密な形で閉鎖され水のような冷却用液体が満
たされている金属ケース21で構成されている。水はケー
ス21の中に導水管23を通して調節された流入速度でかつ
調節された圧力下で導入され、ケース21から導管24を通
して流出する。ここでは図示してない調節用装置は、例
えば約5バールの圧力であるケース21内の必要な内部圧
力が、プレスが閉じられた場合つまり柔軟な膜22がガラ
ス板30に対し押しつけられた場合にしか達成されないよ
うにしている。柔軟な膜22は低い伝熱抵抗を呈していな
くてはならず、その正確な値は、焼入れすべきガラス板
の厚みにより異なる。例えば3mmのガラス板厚について
は、柔軟な膜伝熱抵抗は1.6×10-3m2・K・W-1未満でな
くてはならない。さらに、柔軟な膜の構成材料は優れた
熱伝導率ならびに優れた伝熱抵抗を呈していなくてはな
らない。外側面が金網26で被覆されている厚み0.1mmか
ら0.2mmのポリテトラフルオロエチレン製フィルム25か
ら成る層構造は、満足のいくものであるということがわ
かっている。金網26はこの場合、下部押圧プレート1内
で弾性層15を被覆するのに役立つ厚み0.1mmから0.3mmの
同じ薄い金網である。フィルム25及び金網26の周縁領域
27は、側面方向に金属ケース21に固定されている。金属
ケース21はサポート28の上に載置されている。サポート
18及び28は、この状態では図示されていないプレスの一
部分を成している。
ブロー手段32はガラスの周りで、二つの冷却及び押圧
プレートの間の空間内に配置されている。ブロー手段32
はかくしてガラス板の周囲に連続したフレームを形成
し、剛性プレート1の上にその周囲全体に沿ってとりつ
けられている。このフレームは、ガラス板30の厚みに相
当する高さHをもつ例えば耐腐食性鋼といった適当な金
属でできたポート付き棒部材で形成されている。ブロー
手段32の幅Bは原則として極めて重要ではない。しかし
ながら、この幅はポート34が位置するブロー手段の内側
表面33とガラス板30の周囲表面35との間の距離Aがポー
ト34の直径の2倍から6倍に等しくなるように選択され
なくてはならない。ポート34は送込み導管37に短管36を
介して連結されており、この送込み導管は図示されてい
ない導管を介して、ガラス板の周囲表面の冷却に必要な
空気を供給する適当な出力の送風機に連結されている。
ポート34は例えば互いに10mmから25mm間隔どりされ、ガ
ラス板30の厚みより小さく1mm以上の直径を呈してい
る。
隣接する2つのポート34の間には、ブロー用空気のた
めの排気用開口部として用いられポートに対し平行に延
びるより断面積の大きい開口部40が常に設けられてい
る。排気用開口部の断面積はポート34の断面積の約4倍
に等しい。ブロー手段32の厚みはガラス板30の厚みであ
るため、排気用開口部は必要とあらば細長いスリットの
形状とすることができる。
第2図及び第3図に示されている実施態様の場合、上
部プレートのケース21の寸法は、冷却水が満たされたケ
ース21の中空内部の断面積がガラス板30の表面積よりも
大きく、それにより柔軟な膜22は周囲表面35を超えて延
在するように選択される。ガラス板30の周囲表面とフレ
ーム32の内部表面33の間の距離Aの範囲内では、柔軟な
膜22は支持されていない。従って、この実施態様におい
ては、距離Aは、本発明に従った範囲の下限近傍の値を
有していなくてはならない。そうでなければ、柔軟な膜
はより一層、冷却液の圧力の基で過剰な機械的負荷を受
ける危険性にさらされることになる。
柔軟な膜のこの種の機械的応力を避けるため、第4図
に示されているような実施態様を選択することができ
る。この場合、上記プレートを形成するケースの寸法
は、ケースの内径がガラス板30の表面の相応する寸法よ
りも小さくこのため側壁29がガラス板30により支持され
ることになるように選択されている。
加圧水の補給を受けている領域内では、柔軟な膜22は
その表面全体にわたりガラス板30により支持されてい
る。この実施態様においても同様に、冷却効果は、ガラ
ス板の周縁近傍領域において、接触冷却及び同時空冷に
よりもたらされ、この効果は、周囲表面35の領域内及び
周縁近傍領域内で充分な焼入れを生成するのに充分なも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、発明に基づく接触焼入れ装置の一実施例の一
部切りとった斜視図である。 第2図は、冷却及び押圧プレートが閉鎖位置にある状態
での、第1図に示された装置の垂直断面図である。 第3図は、第2図の一断片の拡大図である。 第4図は、装置のもう1つの実施例の同じく垂直断面図
である。 1,2……冷却及び押圧用プレート、 11……剛体金属プレート、 15……柔軟な弾性層、 16,26……薄い金網、 21……金属ケース、 22……柔軟な膜、 25……弾性変形可能なフィルム、 30……ガラス板、 32……ブロー手段、 34……ノズルポート、 35……周囲表面、 36……短管、 37……低温空気送込み導管、 40……排気用開口部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−260833(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C03B 27/044 C03B 23/023

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷却された二つの押圧プレート部材と、空
    気噴流によりガラス板の周囲表面を冷却するための装置
    とを有するガラス板の接触焼入れのための装置におい
    て、前記ガラス板(30)の前記周囲表面(35)を冷却す
    るための前記装置は、前記二つの押圧プレート(1,2)
    の間に配置され、一方で、ガラス板(30)の周囲表面
    (35)の方に向けられた冷却用の前記空気噴流のための
    ポート(34)が設けられ、他方で、二つの前記ポート
    (34)の間に配置された排気用開口部(40)が設けられ
    た平行六面体のブロー手段(32)によって構成されてお
    り、前記ポート(34)は前記ガラス板の厚み以下で1mm
    以上の直径を有し、前記排気用開口部(40)の断面積は
    前記ポート(34)の断面積の3倍以上であり、前記二つ
    の押圧プレート(1,2)の寸法と前記ブロー手段(32)
    の配置及び/又は幅(B)とは、前記ポート(34)と前
    記ポートに対向する前記ガラス板(30)の前記周囲表面
    (35)との間の距離(A)が前記ポート(34)の直径の
    2倍以上6倍以下となるようにされていることを特徴と
    するガラス板の接触焼入れのための装置。
  2. 【請求項2】前記排気用開口部(40)の断面積は前記ポ
    ート(34)の断面積の約4倍に等しいことを特徴とする
    請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】前記ポート(34)と前記ガラス板(30)の
    前記周囲表面(35)との間の距離(A)は前記ポート
    (34)の直径の3〜4倍に等しいことを特徴とする請求
    項1又は2に記載の装置。
  4. 【請求項4】前記ポート(34)は互いに10mm乃至25mmの
    間隔で離間されていることを特徴とする請求項1乃至3
    のいずれか1項に記載の装置。
  5. 【請求項5】前記ブロー手段(32)は前記ガラス板をと
    り囲む閉鎖されたフレーム形状であることを特徴とする
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の装置。
  6. 【請求項6】各前記ポート(34)は、送風機に連結され
    て下部プレート(1)をとり囲む冷却空気送込み導管
    (37)に管(36)を介して連結されていることを特徴と
    する請求項1乃至5のいずれか1項に記載の装置。
  7. 【請求項7】前記二つの押圧プレートの一方(1)の強
    固な金属プレート(11)であり、前記二つの押圧プレー
    トの他方(2)は、柔軟な膜(22)により閉鎖され加工
    水が供給されることのできる金属ケース(21)で構成さ
    れていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1
    項に記載の装置。
  8. 【請求項8】前記強固な金属プレート(11)は、伝熱抵
    抗が0.1×10-3から0.25×10-3m2・K・W-1までの間に含
    まれているような柔軟な弾性層(15)により構成された
    カバーが設けられていることを特徴とする請求項7に記
    載の装置。
  9. 【請求項9】前記二つの押圧プレートの他方(2)を形
    成する前記金属ケース(21)は、厚みが0.1〜0.4mmで伝
    熱抵抗が0.25×10-3と5×10-3m2・K・W-1の間に含ま
    れているようなポリテトラフルオロエチレン製の弾性変
    形可能なフィルム(25)によって閉鎖されていることを
    特徴とする請求項7又は8に記載の装置。
  10. 【請求項10】前記柔軟な弾性層(15)は、0.1mm乃至
    0.3mmの厚みと、表面延在方向に対し垂直な方向におい
    て0.25×10-3から5×10-3m2・K・W-1までに含まれる
    伝熱抵抗を有する薄い金網(16)により被覆されている
    ことを特徴とする請求項8に記載の装置。
  11. 【請求項11】前記フィルム(25)は、0.1mm乃至0.3mm
    の厚みと、表面延在方向に対し垂直な方向において0.25
    ×10-3から5×10-3m2・K・W-1までに含まれる伝熱抵
    抗を有する薄い金網(26)により被覆されていることを
    特徴とする請求項9に記載の装置。
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