JP2820042B2 - 内燃機関用フィルタ再生装置 - Google Patents

内燃機関用フィルタ再生装置

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JP2820042B2
JP2820042B2 JP6246007A JP24600794A JP2820042B2 JP 2820042 B2 JP2820042 B2 JP 2820042B2 JP 6246007 A JP6246007 A JP 6246007A JP 24600794 A JP24600794 A JP 24600794A JP 2820042 B2 JP2820042 B2 JP 2820042B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディーゼルエンジン
(内燃機関)が排出する排気ガス中に含まれるパティキ
ュレート(粒子状物質)を捕集するフィルタの捕集性能
を永続するために、フィルタに捕集されたパティキュレ
ートを加熱燃焼させて除去し、フィルタの捕集性能を再
生する内燃機関用フィルタ再生装置に関するものであ
り、さらに詳細に言えば、再生装置をフォークリフトに
実装する構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディーゼルエンジンは、ガソリンエンジ
ンに比べて高い燃焼効率であり耐久性に優れる特徴があ
る一方で、大気汚染物質を多く排出する欠点を有してい
る。ディーゼルエンジンが排出する排気ガスの中には窒
素酸化物とともに、呼吸器系疾患などの元凶とされるパ
ティキュレートが含まれており、排気ガス規制の強化が
進められている。パティキュレートは、主にSOF(Sol
uble Organic Fraction)、煤、硫黄化合物の3種類から
なり、このパティキュレートを排気系で処理する方法と
して、フィルタを用いてパティキュレートを捕集する方
式が、またフィルタの捕集性能を再生する方法として、
フィルタ内でパティキュレートを燃焼除去する方式が主
流となっている。
【0003】パティキュレートは、600℃程度から燃
焼することが知られており、パティキュレートを、この
高温度域に昇温するためのエネルギー発生手段として、
マイクロ波加熱方式などが考えられている。
【0004】パティキュレートが強く誘電加熱される領
域は、フィルタの排気ガス流入側であるが、フィルタ内
部の温度に対してフィルタ端面近傍の空気は加熱されに
くいので、排気ガス流入側のフィルタ端面およびその近
傍に堆積したパティキュレートは、燃焼状態に移行可能
な温度帯まで昇温することが困難である。このことは、
フィルタの排気ガス流入側に堆積したパティキュレート
の燃焼除去が困難であることを示唆し、これによりフィ
ルタの排気ガス上流側にはパティキュレートの堆積が積
算されるので、目詰まりを生じることになり、排気ガス
の通流が阻害されてエンジンの動作異常を来たす恐れが
ある。
【0005】このため、フィルタに捕集されたパティキ
ュレートを、マイクロ波加熱方式で排気ガス通流方向と
は逆方向より燃焼除去する再生装置が公知になってきて
いる。
【0006】上記再生装置としては、例えば特開平4−
353207号公報があり、図8は同じく開示されてい
る装置である。図8において、4は加熱空間、5はフィ
ルタ、31はマイクロ波発生手段、35は気体供給手段
である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記公知
例における再生装置は、捕集、再生における動作および
構成手段が主であり、当然のことながら再生装置をフォ
ークリフト等に実装する手段についての開示は皆無であ
った。
【0008】本発明は上記公知例、すなわちフィルタに
捕集されたパティキュレートを、排気ガス通流方向とは
逆方向より燃焼除去する再生装置に加え、この再生装置
をフォークリフトに実装する構成を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の内燃機関用フィルタ再生装置は、下記の構成
とした。
【0010】すなわち、内燃機関の排気管に接続された
加熱空間と、加熱空間に連結されパティキュレートを捕
集するフィルタと、フィルタに連結された矩形(環状)
導波管とを備えた再生管体部と、前記加熱空間に給電す
るマイクロ波発生手段とマイクロ波発生手段の駆動電源
とマイクロ波を伝送する矩形(直線状)導波管とを備え
再生電源部とからなり、前記再生管体部はフォークリ
フトのヘッドガードを形成する側柱に、前記再生電源部
は同じく天柱に、各々固定されるとともに、両再生部は
前記両矩形導波管を連結面に接続して、一連の再生装置
を形成する構成とした。
【0011】また、再生電源部は、複数段に構成される
とともに、最下段にマイクロ波発生手段と連結した矩形
(直線状)導波管を突出する構成とした。
【0012】また、両矩形導波管は、平面的に再生電源
部の略中央部で接続する構成とした。
【0013】また、一連の再生装置は、最上部を略ヘッ
ドガード高さ内に、平面的に車体投影面内に配設する構
成とした。
【0014】また、再生管体部は、再生電源部側面と側
柱取付部材で二面を覆われるとともに、開放される残り
の二面は、前後に分割される多孔板よりなる二枚の遮熱
カバーで覆われる構成とした。
【0015】また、二枚の遮熱カバーは、一方を再生電
源部側面に、他方を再生管体部をリフト側柱に固定する
管体取付部材に固定する構成とした。
【0016】また、二枚の遮熱カバーは、前後対称形に
形成されるとともに、多孔板の下方側開口率を大きく構
成した。
【0017】さらに、遮熱カバーの着脱に連動し、駆動
電源への電力供給路を開閉する開閉手段を備えた構成と
している。
【0018】
【作用】本発明は、上記した構成によって下記の作用を
有する。
【0019】すなわち、本発明の内燃機関用フィルタ再
生装置は、再生管体部と再生電源部とからなり、再生管
体部はフォークリフトのヘッドガードを形成するリフト
側柱に、再生電源部は同じくリフト天柱に、各々固定さ
れるとともに、両再生部は両矩形導波管を連結面に接続
して、一連の再生装置を構成することにより、この再生
装置は新しく生産されるフォークリフトには無論、既販
車にも即時に搭載することができる。
【0020】また、再生電源部は、複数段に構成するこ
とにより、再生電源部の小形スリム化が図れるととも
に、最下段に再生管体部と接続される矩形(直線状)導
波管を配設することにより、再生管体部の上方側に位置
する矩形(環状)導波管と高さ的にバランスのよい位置
で接続をすることができる。
【0021】また、両矩形導波管は、平面的に再生電源
部の略中央部で接続することにより、平面上、最も小形
な再生装置を得ることができる。
【0022】また、一連の再生装置は、最上部をフォー
クリフトの略ヘッドガード高さ内に、また平面的に車体
投影面内に配設、構成することにより、フォークリフト
外に突出する再生装置部分がないので、装置搭載前と変
わらない感覚でフォークリフトの運転操作を行うことが
できる。
【0023】また、再生管体部は、再生電源部側面と、
再生管体部をリフト側柱に固定する側柱取付部材で二面
を覆われるとともに、残りの二面を前後に分割される多
孔板よりなる二枚の遮熱カバーで覆われることにより、
再生管体部の高温部に直接触れることがなく、安全性の
高い、かつ見栄えのよいものとなる。
【0024】また、二枚の遮熱カバーは、一方を再生電
源部側面に、他方を再生管体部を側柱に固定する管体取
付部材に固定することにより、両再生部に直接取り付け
ることになり、既販のフォークリフトにこの遮熱カバー
を取り付けるための加工が一切必要なく、取付精度も両
再生部でおのずと保証することができる。
【0025】また、二枚の遮熱カバーは、前後対称形に
形成することにより、プレス抜き型の共用化が図れると
ともに、多孔板の下方側開口率を大きく構成することに
より、運転者の後方視野の妨げを防止することができ
る。
【0026】さらに、遮熱カバーの着脱に連動し、駆動
電源への電力供給路を開閉する開閉手段を備えることに
より、遮熱カバーの取り外し時には、電力供給路を遮断
することができるので、誤動作の防止を含めて安全性の
高いものとなる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面にもとづいて
説明する。
【0028】図1から図3において、まず再生管体部で
あるが、1は内燃機関(ディーゼルエンジン)で、2は
前記内燃機関1の排気ガスを排出する排気管、3はこの
排気管2に接続された排気入口管で、もう一方は加熱空
間4に連結されている。5は排気ガスが通過する間に排
気ガス中に含まれるパティキュレートを捕集するハニカ
ム構造からなるフィルタで、外周に排気ガスの大気排出
を抑制する断熱材6と管壁7、およびこの管壁7の外周
上下を支持する上流・下流壁8、9とからなり、前記加
熱空間4とは排気ガスの大気排出を抑制するガスケット
10を介してこの上流壁8で着脱自在に連結されてい
る。11は矩形(環状)導波管で、中央付近に二箇所の
給電孔12、13が形成され、同じくガスケット10を
介して前記下流壁9と着脱自在に連結されている。
【0029】14は前記矩形(環状)導波管11のもう
一方に接続され、出口を大気に開放する排気出口管で、
その途中に前記フィルタ5へのそれぞれ酸素を含む気体
の通流を制御する第一のバルブ15と通流穴16を開閉
する第二のバルブ17を配設している。18、19はパ
ンチング穴構成あるいはハニカム構成などからなるマイ
クロ波遮蔽手段で、マイクロ波を実質的に閉じ込める空
間を限定するものである。
【0030】20は前記排気入口管3から分岐させた分
岐経路管であり、フィルタ再生時にフィルタ5に通流さ
せた気体の排出口で、その出口を前記第二のバルブ17
で開閉する通流穴16を介して前記排気出口管14に合
流させている。また、この分岐経路管20は、前記排気
入口管3、加熱空間4間を連結する入口分岐管21と、
前記上流壁8、下流壁9間を連結するフィルタ分岐管2
2と、前記矩形(環状)導波管11連結面、第二のバル
ブ17間を連結する出口分岐管23とからなり、それぞ
れ前記二枚のガスケット10を介して連結され、一連の
分岐経路管20を形成している。
【0031】24は前記排気入口管3に配設された温度
検出手段、25は前記フィルタ5の排気ガス非通流空間
に配設されたマイクロ波検出手段、26、27はそれぞ
れ前記加熱空間4外周面と矩形(環状)導波管11外周
面に接続された管体取付部材で、複数の連結部材(例え
ば、溶接ボルト)28を有している。以上を総称して再
生管体部と呼ぶ。
【0032】次に再生電源部であるが、31はパティキ
ュレートを誘電加熱するために前記加熱空間4に給電す
るマイクロ波を発生するマイクロ波発生手段、32はマ
イクロ波発生手段31の発生するマイクロ波を加熱空間
4に伝送する矩形(直線状)導波管、33は前記マイク
ロ波発生手段31の駆動電源で、電線ケーブル34によ
り商用電源から駆動電力が供給される。
【0033】35は前記加熱空間4に供給する酸素を含
む気体を発生する気体供給手段(図中A/Pと記す)、
36はその気体を搬送するチューブで、前記排気出口管
14の第一のバルブ15の配設位置より加熱空間4側に
連結される。また、37は前記第一・第二のバルブ1
5、17の駆動手段である駆動用モータ(図中Mvと記
す)で、その駆動部は、連動構成とした両バルブ15、
17の駆動部とワイヤー38により連結される。
【0034】39は電子制御ユニット(図中ECUと記
す)である制御手段で、前記温度検出手段24により、
内燃機関1の動作時には排気ガス温度を、フィルタ5の
再生実行時にはフィルタ5を通流した気体温度を検出
し、また前記マイクロ波検出手段25により、マイクロ
波発生手段31の動作時には配設空間近傍に存在するマ
イクロ波量を検出し、それぞれ検出信号として、この制
御手段39に入力させている。
【0035】また制御手段39は、予め規定した捕集量
判定マップを有し、フィルタ5の捕集性能を再生するこ
とを許可する捕集量の下限値と上限値とを予め記憶して
いる。
【0036】内燃機関1の動作中に周期的に前記マイク
ロ波発生手段31を動作させて、前記マイクロ波検出手
段25が検出するマイクロ波量と、その検出時点での内
燃機関1の動作時間の積算値とを前記捕集量マップに照
合させて現在の捕集量を判定する。この現在捕集量がフ
ィルタ5の再生実行を許可する捕集量範囲にある時に、
制御手段39がマイクロ波発生手段31、気体供給手段
35、駆動用モータ37の動作制御を行うものである。
【0037】40はこれら電源部材を収容した電源ボッ
クスで、この電源ボックス40の側面に前記矩形(直線
状)導波管32を突出させている。また天面には前記管
体取付部材26、27と同様に複数の連結部材28を有
している。以上を総称して再生電源部と呼ぶ。
【0038】次に前記した再生管体部と再生電源部をフ
ォークリフトに実装する構成であるが、まず再生管体部
は、前記管体取付部材26、27に設けた複数の連結部
材28を、フォークリフトのヘッドガード51を形成す
るリフト側柱52に固定された側柱取付部材29に接続
する。また再生電源部は、前記電源ボックス40の天面
に設けた複数の連結部材28を、同じくリフト天柱53
に固定された天柱取付部材41に接続するとともに、両
再生部を前記両矩形導波管11、32の連結面11a、
32aにて接続して、一連の再生装置を構成するもので
ある。
【0039】こうして前記マイクロ波発生手段31で発
生したマイクロ波は、両矩形導波管32、11および二
箇所の給電孔12、13を経て前記加熱空間4に給電さ
れる。
【0040】さらに排気ガスの流れの説明であるが、フ
ィルタ5にパティキュレートを捕集する期間、すなわち
内燃機関1の動作時には、第一のバルブ15は通流状態
に、第二のバルブ17は遮断状態に制御され、排気ガス
をフィルタ5に通流させる。
【0041】また、フィルタ5を再生実行する期間、す
なわち内燃機関1の非動作時には、第一のバルブ15は
遮断状態に、第二のバルブ17は通流状態に制御され、
マイクロ波発生手段31によりパティキュレートの温度
上昇後、気体供給手段35を動作させ、パティキュレー
トの燃焼を促進させる気体をフィルタ5に通流させると
ともに、パティキュレートを燃焼除去し、その排気ガス
は分岐経路管20、通流穴16を経て大気に排出される
ものである。
【0042】なお、54はフォークリフトの総外形投影
面を示し、55はフォークリフト後方に位置するウエイ
トを示すものである。
【0043】また、図2に示すように電源ボックス40
内は、架台42により複数段に仕切られ、最下段に前記
マイクロ波発生手段31、矩形(直線状)導波管32、
駆動電源33が配設され、中段に気体供給手段35、駆
動用モータ37が、最上部に制御手段39が配設されて
いる。
【0044】また、図3に示すように前記両矩形導波管
11、32は、平面的に(再生)電源ボックス40の略
中央部で接続されている。
【0045】また、図2に示すように一連の再生装置
は、最上部すなわち排気出口管14と電源ボックス40
をフォークリフトの略ヘッドガード51高さ内に、合わ
せて図3に示すように平面的にもフォークリフトの車体
投影面54内に位置するように配設されている。
【0046】上記構成において、内燃機関1の排気管2
に接続され、加熱空間4、フィルタ5、矩形(環状)導
波管11とを備えた再生管体部と、マイクロ波発生手段
31、駆動電源33、矩形(直線状)導波管32とを備
えた再生電源部とからなり、前記再生管体部はフォーク
リフトのヘッドガード51を形成するリフト側柱52
に、前記再生電源部は同じくリフト天柱53に、各々固
定されるとともに、両再生部は前記両矩形導波管11、
32の連結面11a、32aにて接続して、一連の再生
装置を構成することにより、この再生装置は新しく生産
されるフォークリフトには無論、既販車にも即時に搭載
することができる。
【0047】また、(再生)電源ボックス40は、複数
段に構成することにより、再生電源部の小形スリム化が
図れるとともに、最下段に再生管体部と接続される矩形
(直線状)導波管32を配設することにより、再生管体
部の上方側に位置する矩形(環状)導波管11と高さ的
にバランスのよい位置で接続をすることができる。
【0048】また、両矩形導波管11、32は、平面的
に(再生)電源ボックス40の略中央部で接続すること
により、平面上、最も小形な再生装置を得ることができ
る。
【0049】また、一連の再生装置は、最上部をフォー
クリフトの略ヘッドガード51高さ内に、平面的に車体
投影面54内に配設、構成することにより、フォークリ
フト外に突出する再生装置部分がないので、運転者は装
置搭載前と変わらない感覚でフォークリフトの運転操作
を行うことができる。
【0050】次に本発明の他の実施例を図4から図7を
用いて説明する。図4から図6において、上記実施例と
相違する点は、高温となる再生管体部の周囲に遮熱カバ
ー43、44を設けたことにあり、前記再生管体部は、
既に側柱取付部材29と電源ボックス40側面により二
面を覆われているが、残りの二面を前後に分割される多
孔板よりなる二枚の遮熱カバー43、44で覆う構成と
している。前記遮熱カバー43、44は、多孔面45、
取付面46、挿入片47、締付面48、押圧面49によ
り、形成されている。
【0051】また、取付構成であるが、まず挿入片47
を前記電源ボックス40側面に設けた角穴等に挿入後、
取付面46を前記管体取付部材26、27に設けた連結
部材28に挿入、接続するとともに、締付面48同志を
連結することにより簡単に装着できる。
【0052】また、二枚の遮熱カバー43、44は、対
称形に形成されており、多孔面45の開口率は装着時に
おける下方側が大きくなるように構成されている。
【0053】上記遮熱カバー43、44構成において、
再生管体部は、再生管体部をリフト側柱52に固定する
側柱取付部材29と電源ボックス40側面で二面を覆わ
れるとともに、残りの二面を前後に分割される多孔板よ
りなる二枚の遮熱カバー43、44で覆われることによ
り、再生管体部の高温部に直接触れることがなく、安全
性の高い、かつ見栄えのよいものとなる。
【0054】また、前記遮熱カバー43、44は、一方
を電源ボックス40側面に、他方を再生管体部を側柱取
付部材29に固定する管体取付部材26、27に固定す
ることにより、両再生部に直接取り付けることになり、
既販のフォークリフトにこの遮熱カバー43、44を取
り付けるための加工が一切必要なく、取付精度も両再生
部でおのずと保証することができる。
【0055】また、二枚の遮熱カバー43、44は、前
後対称形に形成することにより、プレス抜き型の共用化
が図れるとともに、多孔面45の下方側開口率を大きく
構成することにより、運転者の後部視野の妨げを防止す
ることができる。
【0056】図7において、前記実施例と相違する点
は、遮熱カバー43、(44)の着脱に連動し、駆動電
源23への電力供給路を開閉する開閉手段50(リミッ
トスイッチ)を備えたことにあり、この開閉は、電源ボ
ックス40側面に設けた開閉手段50を前記遮熱カバー
43、(44)の押圧面49により行われる。これによ
り、遮熱カバー43、(44)の取り外し時、例えばフ
ィルタ5ユニットの交換時等には、電力供給路を遮断す
ることにより、マイクロ波発生手段31の電力路も遮断
されるので、誤作動の防止も含めて安全性の高いものと
なる。
【0057】
【発明の効果】以上本発明の内燃機関用フィルタ再生装
置によれば、次の効果が得られる。
【0058】(1)内燃機関の排気管に接続され、加熱
空間、フィルタ、矩形(環状)導波管とを備えた再生管
体部と、マイクロ波発生手段、駆動電源、矩形(直線
状)導波管とを備えた再生電源部とからなり、前記再生
管体部はフォークリフトのヘッドガードを形成するリフ
ト側柱に、前記再生電源部は同じくリフト天柱に、各々
固定されるとともに、両再生部は前記両矩形導波管の連
結面にて接続して、一連の再生装置を構成することによ
り、この再生装置は新しく生産されるフォークリフトに
は無論、既販車にも即時に搭載することができる。
【0059】(2)再生電源部は、複数段に構成するこ
とにより、再生電源部の小形スリム化が図れるととも
に、最下段に再生管体部と接続される矩形(直線状)導
波管を配設することにより、再生管体部の上方側に位置
する矩形(環状)導波管と高さ的にバランスのよい位置
で接続をすることができる。
【0060】(3)両矩形導波管は、平面的に再生電源
部の略中央部で接続することにより、平面上、最も小形
な再生装置を得ることができる。
【0061】(4)一連の再生装置は、最上部をフォー
クリフトの略ヘッドガード高さ内に、また平面的に車体
投影面内に配設、構成することにより、フォークリフト
外に突出する再生装置部分がないので、運転者は装置搭
載前と変わらない感覚でフォークリフトの運転操作を行
うことができる。
【0062】(5)再生管体部は、再生電源部側面と、
再生管体部をリフト側柱に固定する側柱取付部材で二面
を覆われるとともに、残りの二面を前後に分割される多
孔板よりなる二枚の遮熱カバーで覆われることにより、
再生管体部の高温部に直接触れることがなく、安全性の
高い、かつ見栄えのよいものとなる。
【0063】(6)二枚の遮熱カバーは、一方を再生電
源部側面に、他方を再生管体部を側柱に固定する管体取
付部材に固定することにより、両再生部に直接取り付け
ることになり、既販のフォークリフトにこの遮熱カバー
を取り付けるための加工が一切必要なく、取付精度も両
再生部でおのずと保証することができる。
【0064】(7)二枚の遮熱カバーは、前後対称形に
形成することにより、プレス抜き型の共用化が図れると
ともに、多孔板の下方側開口率を大きく構成することに
より、運転者の後方視野の妨げを防止することができ
る。
【0065】(8)遮熱カバーの着脱に連動し、駆動電
源への電力供給路を開閉する開閉手段を備えることによ
り、遮熱カバーの取り外し時には、電力供給路を遮断す
ることができるので、誤動作の防止を含めて安全性の高
いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における内燃機関用フィルタ
再生装置のフィルタ再生時の動作状態を示す構成図
【図2】同内燃機関用フィルタ再生装置のフォークリフ
ト取付構成図
【図3】図2のA−A断面図
【図4】本発明の他の実施例における内燃機関用フィル
タ再生装置のフォークリフト取付構成図
【図5】図4のB−B断面図
【図6】遮熱カバーの斜視図
【図7】本発明の他の実施例を示す部分断面図
【図8】従来例における内燃機関用フィルタ再生装置
【符号の説明】 1 内燃機関 2 排気管 4 加熱空間 5 フィルタ 11 矩形(環状)導波管 11a 連結面 26 管体取付部材 27 管体取付部材 29 側柱取付部材 31 マイクロ波発生手段 32 矩形(直線状)導波管 32a 連結面 33 駆動電源 40 電源ボックス 43 遮熱カバー 44 遮熱カバー 45 多孔面 50 開閉手段 51 ヘッドガード 52 側柱 53 天柱 54 車体投影面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 孝広 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 藤原 宣彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−141222(JP,A) 実開 平3−19753(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F01N 3/02 301 - 341 B01D 46/42

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の排気管に接続された加熱空間
    と、前記加熱空間に連結されパティキュレートを捕集す
    るフィルタと、前記フィルタに連結された矩形(環状)
    導波管とを備えた再生管体部と、前記加熱空間に給電す
    るマイクロ波発生手段と、マイクロ波発生手段の駆動電
    と、マイクロ波を伝送する矩形(直線状)導波管とを
    備えた再生電源部とからなり、前記再生管体部はフォー
    クリフトのヘッドガードを形成するリフト側柱に、前記
    再生電源部は同じくリフト天柱に、各々固定されるとと
    もに、両再生部は前記両矩形導波管を連結面に接続し
    て、一連の再生装置を構成してなる内燃機関用フィルタ
    再生装置。
  2. 【請求項2】再生電源部は、複数段に構成されるととも
    に、最下段にマイクロ波発生手段と連結した矩形(直線
    状)導波管を突出してなる請求項1記載の内燃機関用フ
    ィルタ再生装置。
  3. 【請求項3】両矩形導波管は、平面的に再生電源部の略
    中央部で接続してなる請求項1または請求項2記載の内
    燃機関用フィルタ再生装置。
  4. 【請求項4】一連の再生装置は、最上部を略ヘッドガー
    ド高さ内に、平面的に車体投影面内に配設してなる請求
    項1ないし請求項3のいずれか1項記載の内燃機関用フ
    ィルタ再生装置。
  5. 【請求項5】再生管体部は、再生電源部側面と側柱取付
    部材で二面を覆われるとともに、開放される残りの二面
    は前後に分割される多孔板よりなる二枚の遮熱カバーで
    覆われてなる請求項1記載の内燃機関用フィルタ再生装
    置。
  6. 【請求項6】二枚の遮熱カバーは、一方を再生電源部側
    面に、他方を再生管体部をリフト側柱に固定する管体取
    付部材に固定してなる請求項5記載の内燃機関用フィル
    タ再生装置。
  7. 【請求項7】二枚の遮熱カバーは、前後対称形に形成さ
    れるとともに、多孔板の下方側開口率を大に構成してな
    る請求項5または請求項6記載の内燃機関用フィルタ再
    生装置。
  8. 【請求項8】遮熱カバーの着脱に連動し、駆動電源への
    電力供給路を開閉する開閉手段を備えてなる請求項5な
    いし請求項7のいずれか1項記載の内燃機関用フィルタ
    再生装置。
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