JP2817628B2 - 内燃機関用フィルタ再生装置 - Google Patents

内燃機関用フィルタ再生装置

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JP2817628B2
JP2817628B2 JP6198290A JP19829094A JP2817628B2 JP 2817628 B2 JP2817628 B2 JP 2817628B2 JP 6198290 A JP6198290 A JP 6198290A JP 19829094 A JP19829094 A JP 19829094A JP 2817628 B2 JP2817628 B2 JP 2817628B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディーゼルエンジン(内
燃機関)が排出する排気ガス中に含まれるパティキュレ
ート(粒子状物質)を捕集するフィルタの捕集性能を永
続するためにフィルタに捕集されたパティキュレートを
加熱燃焼させて除去しフィルタの捕集性能を再生する内
燃機関用フィルタ再生装置に関するものであり、さらに
詳細に言えば再生実行時の排気ガスおよび燃焼を促進す
る気体の通流を制御するバルブの構成ならびに制御方法
に関する。
【0002】
【従来例】ディーゼルエンジンは、ガソリンエンジンに
比べて高い燃焼効率であり耐久性に優れる特長がある一
方で、大気汚染物質を多く排出する欠点を有している。
ディーゼルエンジンが排出する排気ガスの中には窒素酸
化物とともに呼吸器系疾患などの元凶とされるパティキ
ュレートが含まれており、排気ガス規制の強化が進めら
れている。この規制強化に対して燃料噴射時期遅延によ
る燃焼改善や軽油の低硫黄化などの取り組みがなされて
いるが、窒素酸化物の低減とパティキュレートの低減と
は技術上トレードオフの関係にあり、現状ではエンジン
周りで窒素酸化物の低減を図り、パティキュレートは排
気系で処理することが有望な解決対策と考えられてい
る。パティキュレートは、主にSOF(Soluble Organic
Fraction)、すす、硫黄化合物の3種類からなり、この
パティキュレートを排気系で処理する方法として、SO
Fを減少させる酸化触媒方式やフィルタを用いてパティ
キュレートを捕集する方式が進められている。酸化触媒
方式は、すすの低減ができないためフィルタ方式が好ま
しい。
【0003】ところが、フィルタ方式は、パティキュレ
ートを捕集し続けるとフィルタは目詰まりを生じて排気
ガスの流れが悪くなってエンジン出力の低下あるいはエ
ンジンの停止に至る。これに対して現在世界中で、フィ
ルタの捕集能力を再生させるための技術開発が進められ
ているが、耐久性能の確保が実用上の大きな課題になっ
ている。フィルタの捕集性能を再生する方法としては、
フィルタ内でパティキュレートを燃焼除去する方式やフ
ィルタに高圧空気を供給しフィルタ外にパティキュレー
トを吹き飛ばしてフィルタ外部でパティキュレートを燃
焼除去する方式が提案され開発が進められている。フィ
ルタ外部で処理する方式は、パティキュレートの除去を
完全に行うことに課題があり、再生方式の主流はフィル
タ内で燃焼除去させる方式である。
【0004】パティキュレートは600℃程度から燃焼
することが知られている。パティキュレートをこの高温
度域に昇温するためのエネルギを発生する手段として、
バーナ方式、電気ヒーター方式あるいはマイクロ波方式
などが考えられている。
【0005】マイクロ波加熱方式によるフィルタ再生装
置としては、たとえば特開昭61−11416号公報が
ある。同公報に開示されている装置を図5に示す。同図
において、1はエンジン、2は排気管、3はフィルタ、
4はマイクロ波加熱空間、5は加熱手段であるマイクロ
波発生手段(マグネトロン)、6はマイクロ波加熱空間
4を限定させるマイクロ波漏洩防止手段、7はマグネト
ロンが発生するマイクロ波をマイクロ波加熱空間に伝送
するマイクロ波供給路、8,9はマイクロ波供給路に設
けられマイクロ波の加熱空間への入射波および加熱空間
からの反射波を検出する検出手段、10は制御装置であ
りマイクロ波の入射波、反射波およびエンジン運転時間
の信号に基づいてマグネトロン5の動作を制御する装置
である。11はマグネトロン5の駆動電源、12はマフ
ラーである。
【0006】上記した構成において、エンジンの排気ガ
ス中に含まれるパティキュレートはフィルタ3を通流す
る時にフィルタ3に捕集される。フィルタ3に捕集され
たパティキュレート量は時間経過とともに増大するがこ
の過程で制御装置10の出力信号によりマグネトロン5
を一定の周期で動作させる。マグネトロンが発生するマ
イクロ波は加熱空間4に入射されフィルタ3の排気ガス
流入側からフィルタ3内部を伝送して下流側の加熱空間
壁まで達し、そこで反射して再びフィルタ3を経てマグ
ネトロンに戻ってくる。このマイクロ波伝送において加
熱空間4への入射波と加熱空間からの反射波との信号を
検出しこれら信号に基づいて加熱空間4全体のマイクロ
波特性の変化を電圧定在波比として測定する。
【0007】フィルタ3に捕集されたパティキュレート
の量があまりに多くなるとエンジンに対しての負荷が増
し最悪の場合エンジン停止に至るので適当な時期にパテ
ィキュレートを除去する必要がある。この適当な時期す
なわち適当なパティキュレート量の捕集時に相当する電
圧定在波比の下限値を制御装置10に記憶させている。
【0008】検出した信号から得られる電圧定在波比が
記憶させた電圧定在波比の下限値以下になるとマグネト
ロンの出力を増大させる。このマイクロ波はフィルタ3
の排気ガス流入側より供給されるのでフィルタに捕集さ
れたパティキュレートのフィルタの排気ガス流入側に堆
積しているパティキュレートが強く誘電加熱される。適
当な加熱時間を経て加熱されたパティキュレートは燃焼
可能温度帯に昇温する。この温度帯に達すると排気ガス
中に含まれる酸素でもってパティキュレートは燃焼状態
に移行する。この燃焼領域はフィルタの排気ガス通流方
向に移動し最終的にはフィルタに堆積したパティキュレ
ートが燃焼除去させるというものである。
【0009】燃焼除去完了の判定はパティキュレート燃
焼期間中の電圧定在波比が所定の上限値以上になったこ
とに基づいて判定しマグネトロンの動作を停止させてい
る。なお、電圧定在波比はフィルタ温度によって補正す
ることが開示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の装置は、パティキュレートを誘電加熱し燃焼させる時
に次のような課題を有している。
【0011】パティキュレートが強く誘電加熱される領
域は、フィルタの排気ガス流入側であるが、排気ガス流
入側のフィルタ端面およびその近傍に堆積したパティキ
ュレートは燃焼状態に移行可能な温度帯まで昇温するこ
とが困難である。この理由は、フィルタ端面近傍の空気
は加熱されにくいのでその空気温度はフィルタ内部の温
度に対して非常に低いことに起因し、フィルタ端面近傍
に堆積したパティキュレートは燃焼状態に移行可能な温
度帯まで昇温しないためである。
【0012】この課題は、フィルタの排気ガス流入側に
堆積したパティキュレートの燃焼除去が困難であること
を示唆し、これによりフィルタの排気ガス上流側にはパ
ティキュレートの堆積が積算されるので目詰まりを生じ
ることになり排気ガスの通流が阻害されてエンジン動作
異常を来たす恐れがある。
【0013】本発明は上記課題を解決するもので、フィ
ルタに捕集されたパティキュレートを排気ガス通流方向
とは反対の方向よりパティキュレートの加熱および燃焼
を実行する装置において、捕集時およびフィルタ捕集性
能の再生時の装置性能を保証することに対して排気ガス
およびパティキュレートの燃焼を促進させる気体の通流
を制御するバルブの改良した構成および制御方法を提供
することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の手段は、パティキュレートを捕集したフィル
タを排気ガス通流方向とは反対方向より再生する装置に
おいて、前記フィルタを収納した加熱空間と、前記加熱
空間と大気との間に配管した排気経路と前記加熱空間を
バイパスするとともに前記フィルタの再生時にフィルタ
に通流させた気体の排出路である分岐経路と、前記分岐
経路が前記排気経路と合流する前記排気経路の壁面に設
けた通流穴を前記分岐経路側に配設したバルブヘッドに
開閉する第一のバルブと、前記第一のバルブと前記加
熱空間との間の前記排気経路を開閉する第二のバルブと
を備えた構成としている。
【0015】また上記の第一のバルブおよび第二のバル
ブの駆動電源は直流電源とし、その駆動電力の伝達また
は遮断をする電力開閉手段は交流電源より供給される電
力によって動作する構成としている。
【0016】上記の直流電源はバッテリーとし、交流電
源はオルタネータまたは商用電源とした構成としてい
る。
【0017】さらに、内燃機関の始動信号に連動し、制
御手段が発する指令と独立に第二のバルブが排気ガスを
通流させる状態に駆動制御する構成としている。
【0018】さらにまた、第一のバルブと第二のバルブ
の駆動部を連動構成とし、前記第1のバルブ及び第2の
バルブと駆動手段とを連結する連結手段と、駆動手段側
に設けられた駆動状態判別手段とを備えた構成としてい
る。
【0019】
【作用】上記構成において、分岐経路に設けた第一のバ
ルブはフィルタがパティキュレートを捕集する期間にお
いては、排気ガスを遮断した状態に制御し、フィルタを
流れる排気ガスを遮断してフィルタを再生する期間にお
いては、パティキュレートの燃焼を促進させる気体のフ
ィルタ通流後の気体を通流させる状態に制御する。又、
第二のバルブは捕集期間においては、排気ガスを通流さ
せる状態に制御し、フィルタ再生期間においては、気体
の通流を遮断する状態に制御する。
【0020】上記した排気ガスおよび気体の通流を制御
するバルブにおいて、第一のバルブを第二のバルブと大
気との間に配設した排気経路の壁面に設けた通流穴を開
閉するバルブヘッドを分岐経路側に配設した構成により
排気ガス通流時には、第一のバルブにフィルタ上流側の
排気ガス圧が供給され第一のバルブをより強く排気管の
管壁に密着させることができる。これにより、排気ガス
の通流遮断を効果的に実行できる。
【0021】各バルブを駆動手段の駆動電力源は、車両
に搭載している直流電源であるバッテリーで構成し、そ
の駆動電力の伝達または遮断をする電力開閉手段の駆動
電源は、車両に搭載の交流電源であるオルタネータまた
は商用電源を使用する構成としている。
【0022】電力開閉手段の駆動電源としてオルタネー
タを使用する場合は、内燃機関の非動作時には各バルブ
を駆動できなくしている。これは、再生処理を車両搭載
電源のみを用いて実行する場合に対応させている。この
場合、加熱手段の駆動電力をオルタネータより供給でき
るのでバッテリー上がりを防止できる。
【0023】また、電力開閉手段の駆動電源として商用
電源を使用する場合は、内燃機関の動作時には各バルブ
の駆動を不能としている。これは、内燃機関の非動作時
に再生処理を実行する場合に対応させている。この場
合、加熱手段の駆動電源を商用電源から供給することと
し、商用電源の印加時にのみ各バルブを駆動制御可能と
している。これにより、内燃機関動作時の各バルブの状
態を不変のものとし、誤動作を防止して内燃機関の動作
の安全性を保証している。
【0024】さらには、内燃機関の始動信号に連動して
本装置の制御手段の指令と独立に、少なくとも第二のバ
ルブを排気ガスを通流させる状態に駆動制御する構成に
より、内燃機関を停止させて再生処理を実行中に誤使用
あるいは緊急使用対応で内燃機関を始動させた時の排気
ガスの通流経路を確保している。これにより、内燃機関
の動作に対して排気ガスの通流路を形成することを保証
している。
【0025】また、第一のバルブと第二のバルブの近接
配設構成により、各バルブの駆動部を連動構成とし、駆
動手段とワイヤにて連結した構成および駆動手段側への
駆動状態判別手段の具備により、各バルブの駆動状態判
別を一元化できるとともに容易に状態判定をすることが
できる。
【0026】
【実施例】以下本発明の実施例を添付図面を参照して説
明する。
【0027】図1、図2は、本発明の第1の実施例を示
す内燃機関用フィルタ再生装置の構成図であり、図1は
フィルタにパティキュレートを捕集する時の各バルブの
状態を示し、図2はフィルタを再生処理する時の各バル
ブの状態を示す。
【0028】図1、図2において、13は内燃機関(デ
ィーゼルエンジン)14の排気ガスを排出する排気管、
15は排気管13の途中に設けられた加熱空間、16は
加熱空間内に収納され排気ガスが通過する間に排気ガス
中に含まれるパティキュレートを捕集するハニカム構造
からなるフィルタ、17はパティキュレートを誘電加熱
するために加熱空間に給電するマイクロ波を発生するマ
イクロ波発生手段(加熱手段)、18,19はそれぞれ
マイクロ波発生手段17の発生するマイクロ波を加熱空
間15に伝送する直線状および環状の矩形導波管、20
(21)は加熱空間にマイクロ波を給電する給電孔であ
る。
【0029】22は排気ガス切換バルブであり、通常は
内燃機関14より排出された排気ガスをフィルタ16に
通流させるが、フィルタ16を再生する時にはバルブ位
置を切り換えて排気ガスを排気分岐管23に通流させ
る。24はマフラーである。25は加熱空間15内に供
給する酸素を含む気体を発生させる気体供給手段(図中
A/Pと記す)、26,27はそれぞれ酸素を含む気体
のフィルタ16への通流を制御する第一のバルブと第二
のバルブである。
【0030】28は排気管13から分岐させて設けた分
岐経路であり、再生時にフィルタに通流させた気体の排
出路である。この分岐経路28は加熱空間15と大気2
9との間に配設した排気経路30に合流させている。こ
の合流部の排気経路壁面に配設した通流穴31を開閉す
るように第一のバルブ26を配設している。この第一の
バルブ26のバルブヘッド26aは分岐経路28側に配
設している。また、第二のバルブ27は加熱空間15と
大気29との間の排気経路30において第一のバルブ2
6の配設位置より加熱空間15側に配設している。
【0031】これら二つのバルブを制御してフィルタ再
生時に加熱されたパティキュレートの燃焼を促進させる
気体をフィルタ16に通流させる。32はフィルタ16
の排気ガス非通流空間に設けマイクロ波発生手段17の
動作によって配設空間近傍に存在するマイクロ波量を検
出するマイクロ波検出手段であり、同軸線路構造からな
り同軸線路の中心導体を所定の長さだけ加熱空間15内
に突出させている。この検出手段32が検出する信号は
同軸線路33を介して電子制御ユニット(ECU)であ
る制御手段34に入力させている。35は交流発電機で
あるオルタネータであり、内燃機関14の動作非動作に
対応した出力信号を制御手段34に入力させている。3
6は、温度検出手段であり、加熱空間15と分岐経路2
8との間の排気管に設けており、内燃機関の動作時には
排気ガスの温度を検出し、再生時にはフィルタ16を通
流した気体の温度を検出する。この検出信号は、制御手
段34に入力させている。
【0032】なお、マイクロ波検出手段32は一つのみ
図示しているが、複数個設けてもよい。複数個設ける場
合配設位置はフィルタの排気ガス通流方向に平行に配設
する。
【0033】加熱空間15はパンチング穴構成あるいは
ハニカム構成などからなるマイクロ波遮蔽手段37、3
8でもってマイクロ波を実質的に閉じ込める空間が限定
されている。39はフィルタ16の外周と加熱空間15
を形成する管壁40との間に設けた断熱材でありフィル
タの支持をも兼ねている。この断熱材39が配設された
空間は、排気ガスの通流を遮断させ排気ガスをフィルタ
16に通流時にこのフィルタの周囲から排気ガスが大気
に排出されることを抑制している。
【0034】マイクロ波検出手段32は、この断熱材3
9が設けられた空間のマイクロ波量を検出する。41は
マイクロ波発生手段17の駆動電源、42は駆動電源4
1の駆動電力供給線、43は気体供給手段25が発生す
る気体を搬送するパイプである。44は報知手段であ
り、フィルタ16が捕集したパティキュレートの量を制
御手段34が判定しその結果が出力される。
【0035】第一のバルブ26は、排気経路壁面に配設
した通流穴31を開放あるいは遮蔽するように制御され
る。また、第二のバルブ27は、排気管30の管内を遮
蔽あるいは開放するように制御される。この各バルブの
制御は、通常時は制御手段34からの指令に基づいて実
行される。この制御手段34の指令により、各バルブの
駆動手段である駆動用モータ45(図中Mvと記す)が
動作する。各バルブの駆動部は連動構成とし駆動用モー
タ45の駆動部とはワイヤー46によって連結してい
る。制御指令によるバルブ駆動用モータ45の動作に連
動して各バルブは開放あるいは遮断状態に制御される。
【0036】第一のバルブ26と第二のバルブ27を近
接配設した構成により、バルブ駆動用モータ45と各バ
ルブとを連結するワイヤー46を一本化させている。こ
のワイヤーの一本化による第一のバルブ26と第二のバ
ルブ27の駆動動作の連動により、バルブ動作状態の正
常異常を容易に判定することができる。この判定は、駆
動用モータ45に付設した駆動状態判別手段であるリミ
ットスイッチ45aの信号によって制御手段34が判定
する。
【0037】制御手段34は予め規定した捕集量判定マ
ップを有し、フィルタの捕集性能を再生することを許可
する捕集量の下限値と上限値とを予め記憶している。内
燃機関の動作中に周期的にマイクロ波発生手段17を動
作させてマイクロ波検出手段32が検出するマイクロ波
量とその検出時点での内燃機関の動作時間の積算値とを
上記捕集量判定マップに照合させて現在の捕集量を判定
する。この判定結果は報知手段44に出力され、報知手
段上に表示される。
【0038】環状の矩形導波管19は排気ガス排出管4
7の管壁面に略対面して設けた給電孔20(21)を終
端に配する構成からなる。この二つの給電孔から180
°の位相差をもってマイクロ波を加熱空間15内に放射
している。
【0039】内燃機関14が排出する排気ガスは通常、
排気管13内を流れてフィルタ16に流入する。フィル
タ16はウォールフロータイプのハニカム構造体で構成
され、排気ガスに含まれるパティキュレートを捕集する
機能を有する。このフィルタに捕集されたパティキュレ
ートの量が増大すると、フィルタの圧損が増大し内燃機
関であるエンジンの負荷が増加するとともに最悪の場合
にはエンジン停止に至る。
【0040】したがって適当な時期にフィルタに捕集さ
れたパティキュレートを除去する必要がある。この適当
な時期は報知手段44に表示された現在捕集量がフィル
タ再生を許可する範囲として識別表示させた捕集量範囲
にある時に外部からの再生実行指令を制御手段34が受
け取ったことに基づいて判定する。この判定により、フ
ィルタに捕集されたパティキュレートを加熱燃焼除去さ
せる。このパティキュレートを除去させる工程をフィル
タ再生と称する。
【0041】フィルタ再生を実行するに当たって、排気
ガス切換バルブ22を制御する。内燃機関が動作してい
る時は、排気ガスは排気分岐管23に配流する。その
後、第一のバルブ26を開状態に第二のバルブ27を閉
状態に制御する。
【0042】図3は、本発明の第2の実施例を示す内燃
機関用フィルタ再生装置の構成図である。同図の図1と
の構成上の相違点は、排気分岐管23を備えていないこ
とである。このような構成の再生装置は、内燃機関が非
動作の時にのみフィルタ再生を実行する。図1と同一ま
たは同一機能の部位は同一番号で示す。図3において、
48は加熱手段17を駆動させる駆動電源41へ駆動電
力を商用電源から供給する電源ケーブルである。この装
置においては、内燃機関を停止させた後にフィルタ再生
を実行することから、内燃機関が停止してからの停止時
間を計数することによってこの計数値を基に再生時の各
要素部の制御を効果的に実行させることができる。な
お、この停止時間の計数は、再生実行指令を制御手段3
4が受け取る前に内燃機関が動作状態になると停止時間
をリセットする。一方、停止時間を計数中に再生実行指
令を制御手段が受け取るとその時点での停止時間の計数
値を持ってフィルタ再生を実行するプロセスに移行す
る。
【0043】図4は、内燃機関用フィルタ再生装置の電
気配線図である。同図は、商用電源を利用してフィルタ
再生を実行する装置の電気配線図を示している。図中、
図1乃至図3と同一または同一機能の部位は同一番号で
示す。図において、100は商用電源、MFはマイクロ
波発生手段17を冷却するファンのファンモータ、A/
Pは気体供給手段25、Mvはバルブ駆動用モータ4
5、ALTは車両に搭載された交流発電機であるオルタ
ネータ35、101は車両に搭載されたバッテリー、E
CUは制御手段34である。
【0044】マイクロ波発生手段17を駆動させる電気
回路は、昇圧トランス102、高圧コンデンサ103、
高圧ダイオード104とから構成している。高圧コンデ
ンサ103は、二つの容量値を有する構成としている。
【0045】内燃機関の動作中は、フィルタに捕集され
たパティキュレートの量を判定するためにマイクロ波発
生手段を周期的に動作させる。この時のマイクロ波発生
手段17を駆動する電力は、バッテリー101およびオ
ルタネータ35を供給源とする。この電力供給経路にお
いて、直流電圧を交流電圧に変換するDC/ACインバ
ータ電源105を配設している。また、このインバータ
電源105の電力入力側および出力側にはそれぞれ電力
開閉手段RY5およびRY4を配設している。これらの
電力開閉手段のコイル駆動電力はバッテリーおよびオル
タネータを電力源とし、開閉制御は制御手段34が発す
る指令によって実行する。
【0046】フィルタ再生時のマイクロ波発生手段17
を駆動する電力は、商用電源100を供給源とする。こ
の場合、商用電源供給に伴って接点が閉状態になる電力
開閉手段RY7により、マイクロ波発生手段17を駆動
する電気回路内に配設した高圧コンデンサ103の容量
値を増大させる。これによりマイクロ波発生手段17は
その動作時にパティキュレートを短時間に誘電加熱する
のに十分なマイクロ波パワーを出力させる。フィルタ再
生時のマイクロ波発生手段17を駆動させる電力伝送経
路に配設した電力開閉手段RY1,RY2のコイル駆動
電力は商用電源100を供給源とし、開閉制御は制御手
段34が発する指令によって実行する。
【0047】気体供給手段25の駆動電力は電力開閉手
段RY3を介して行われる。この電力開閉手段RY3の
コイル駆動電力は商用電源100を供給源とし、開閉制
御は制御手段34が発する指令によって実行する。
【0048】バルブ駆動用モータ45の駆動電力は、バ
ッテリー101を供給源とする。通常使用の場合の電力
供給経路には、電力開閉手段RY6を配設している。こ
の電力開閉手段RY6のコイル駆動電力は商用電源10
0を供給源とし、開閉制御は制御手段34が発する指令
によって実行する。バルブ駆動用モータ45の制御内容
は、モータの回転方向を正回転あるいは逆回転に駆動す
ることである。この制御に付随して、バルブ駆動用モー
タ45に入力する駆動電圧を切り替える電力開閉手段R
Y8およびRY9を配設している。この電力開閉手段R
Y8,RY9のコイル駆動電力は電力開閉手段RY6を
介してバッテリー101より供給され、開閉制御は制御
手段34が発する指令によって実行する。
【0049】また、バルブ駆動用モータ45は、誤使用
時あるいは緊急時への対応として上記電力供給とは異な
る電力供給経路を構成している。この電力供給経路は、
内燃機関を始動させる時にバッテリー101と接続され
るスタータ端子ST、整流ダイオード106を介した構
成としている。また、スタータ端子STと車両シャーシ
との間には電力開閉手段RY10のコイルを配設してい
る。この電力開閉手段RY10の開閉接点側の一つはバ
ルブの状態を捕集状態にセットするようにバルブ駆動用
モータ45を動作させる電力開閉手段RY9のコイル端
子に接続し、接点のもう一つは車両シャーシに接続して
いる。この構成により、内燃機関の始動に連動して制御
手段34の制御指令と独立にバルブ駆動用モータを動作
させバルブの状態を捕集状態すなわち内燃機関の排出す
る排気ガスをフィルタを通流させて大気に排出する状態
にセットする。この制御により、内燃機関の動作に対し
て、排気ガスの通流経路を形成することを保証してい
る。
【0050】なお、内燃機関動作中にフィルタ再生を実
行する装置構成の電気配線の一実施例としては、図4の
商用電源100と接続する電源ケーブル48をインバー
タ電源105の出力端子に接続した構成からなる。
【0051】以上に示した構成の本装置のフィルタ再生
プロセスにおける制御内容を以下に説明する。再生開始
に先立って、現在のフィルタ温度を計測する。この計測
は、バルブ26,27をそれぞれ開状態および閉状態に
制御した後、気体供給手段25を動作させて得られるフ
ィルタ16を通流した気体温度を温度検出手段36にて
検出する。フィルタ温度の決定に使用する温度検出値
は、気体供給手段の動作開始後所定の時間経過時に検出
した温度信号とする。この温度信号と停止時間計数値
(この計数値は内燃機関動作時に再生を実行する場合に
は不要)に基づいて、現在のフィルタ温度を決定する。
【0052】フィルタ再生処理は、加熱手段であるマイ
クロ波発生手段17の動作と気体供給手段25の動作を
制御して行う。この制御内容は、内燃機関の動作中に得
られた捕集量情報と再生実行直前に上記手法にて求めた
フィルタ温度情報とに基づいて制御手段34が決定す
る。この決定は、制御手段34が有した既定の再生制御
内容決定マップに基づいて選択させる。
【0053】以上に示した再生制御おいて、フィルタ再
生実行前に現在のフィルタ温度を判定しその情報を加味
して再生制御内容を決定していることにより、マイクロ
波によるパティキュレートの誘電加熱において、加熱し
すぎおよび加熱不足を防止できる。
【0054】また、予め決めたフィルタ再生を許可する
捕集量範囲以外の捕集量状態での再生実行に対しては、
通常とは異なる再生制御内容を制御手段に記憶させてお
きその制御内容を選択することにし、規定した捕集量範
囲外でのフィルタ再生実行を可能にすることにより、利
便性を高めることができる。
【0055】なお、図1に示した本発明一実施例の装置
構成において、排気分岐管23にフィルタおよびフィル
タ再生装置を搭載させることができる。この場合、上記
した本発明の装置を一式搭載させればよい。このような
構成では、一方のフィルタにのみ排気ガスを通流させて
パティキュレートを捕集し、その捕集量が許容可能な捕
集量の下限値を越えると排気ガス切換バルブ22を制御
して他方のフィルタに排気ガスを配流した後、制御手段
34内で自動的に再生実行指令を発信して一方のフィル
タを再生処理させることができる。
【0056】また、この時の再生実行指令の発信は制御
手段の外部から実施させてもよい。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明の内燃機関用
フィルタ再生装置によれば、以下の効果が得られる。
【0058】(1)第一のバルブを排気経路側に配設し
たことにより、第二のバルブと近接配置を可能にし、バ
ルブ駆動系の一体化を可能にできる。
【0059】さらには、この連動駆動構成により各バル
ブの駆動制御状態の正常異常を容易に判定できる。
【0060】さらにまた、第一のバルブの排気経路の壁
面の通流穴を開閉するバルブヘッドを分岐経路側に設け
たことにより、捕集時にフィルタ上流側の排気ガス圧を
利用してバルブヘッドを通流穴側に押圧させることによ
り第一のバルブによる排気ガス遮断性能を保証できる。
【0061】(2)各バルブを駆動する電力伝送線に直
列接続した電力開閉手段の駆動電源を交流電源としたこ
とにより、以下の効果がある。
【0062】(a)フィルタ再生を内燃機関動作時に実
行する装置構成の場合内燃機関停止時には車両搭載の交
流発電機が動作しないことからバルブ駆動を不能にし再
生実行を不能にすることができる。これにより、再生実
行時は内燃機関動作時のみに限定できるのでバッテリー
上がりを防止できる。
【0063】(b)内燃機関非動作時にフィルタ再生を
実行する装置構成の場合商用電源を駆動源としてのみ各
バルブ駆動を可能にしている。これにより、内燃機関動
作時にはバルブ駆動を不能にしているので内燃機関の安
定な動作を保証できる。
【0064】(3)内燃機関の始動信号に連動して装置
内蔵の制御手段の指令とは独立に少なくとも第二のバル
ブを排気ガスを通流させる状態に駆動制御させる構成に
より、内燃機関の動作に対して排気ガスの通流経路の形
成を保証できる。
【0065】(4)第一のバルブと第二のバルブと駆動
部を連動構成とし、バルブの駆動手段側に駆動状態判別
手段を配設した構成により、各バルブの駆動制御状態の
良否判別を一元化できるので装置の信頼性を高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1の実施例の内燃機関用フィルタ再生
装置の捕集時の各バルブの動作状態を示す構成図
【図2】同内燃機関用フィルタ再生装置のフィルタ再生
時の各バルブの動作状態を示す構成図
【図3】本発明の第2の実施例の内燃機関用フィルタ再
生装置において捕集時における各バルブの動作状態を示
す構成図
【図4】内燃機関用フィルタ再生装置の電気配線図
【図5】従来の内燃機関用フィルタ再生装置の構成図
【符号の説明】
15 加熱空間 16 フィルタ 26 第一のバルブ 26a バルブヘッド 27 第二のバルブ 28 分岐経路 29 大気 30 排気経路 31 通流穴 35 オルタネータ(交流電源) 45 バルブ駆動用モータ(駆動手段) 45aリミットスイッチ(駆動状態判別手段) 46 ワイヤー(連結手段) 100 商用電源(交流電源) 101 バッテリー(直流電源) RY6 電力開閉手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F01N 7/08 ZAB F01N 7/08 ZABB (72)発明者 松本 孝広 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 藤原 宣彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−255518(JP,A) 特開 平2−181015(JP,A) 特開 昭61−11416(JP,A) 特開 昭61−223215(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F01N 3/02 301 - 341 B01D 46/42 B01J 19/12 F01N 7/08

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パティキュレートを捕集したフィルタを排
    気ガス通流方向とは反対方向より再生する装置におい
    て、前記フィルタを収納した加熱空間と、前記加熱空間
    と大気との間に配管した排気経路と、前記加熱空間をバ
    イパスするとともに前記フィルタの再生時にフィルタに
    通流させた気体の排出路である分岐経路と、前記分岐経
    路が前記排気経路と合流する前記排気経路の壁面に設け
    た通流穴を前記分岐経路側に配設したバルブヘッドにて
    開閉する第一のバルブと、前記第一のバルブと前記加熱
    空間との間の前記排気経路を開閉する第二のバルブとを
    備えた内燃機関用フィルタ再生装置。
  2. 【請求項2】第一のバルブおよび第二のバルブの駆動手
    段の駆動電力源は直流電源とし、その駆動電力の伝達ま
    たは遮断をする電力開閉手段は交流電源より供給される
    電力によって動作することを特徴とする請求項1記載の
    内燃機関用フィルタ再生装置。
  3. 【請求項3】直流電源はバッテリーとし、交流電源はオ
    ルタネータまたは商用電源とした構成からなる請求項
    記載の内燃機関用フィルタ再生装置。
  4. 【請求項4】内燃機関の始動信号に連動し、制御手段が
    発する指令と独立に、第二のバルブが排気ガスを通流さ
    せる状態に駆動制御することを特徴とする請求項1記載
    の内燃機関用フィルタ再生装置。
  5. 【請求項5】第一のバルブと第二のバルブの駆動部を連
    動構成とし、前記第1のバルブ及び第2のバルブと駆動
    手段とを連結する連結手段と、駆動手段側に設けられた
    駆動状態判別手段とを備えたことを特徴とする請求項2
    記載の内燃機関用フィルタ再生装置。
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JPH04255518A (ja) * 1991-02-04 1992-09-10 Toyota Motor Corp 内燃機関の排気微粒子捕集装置

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