JP2818497B2 - γ−ラクトン類の製法 - Google Patents

γ−ラクトン類の製法

Info

Publication number
JP2818497B2
JP2818497B2 JP5768191A JP5768191A JP2818497B2 JP 2818497 B2 JP2818497 B2 JP 2818497B2 JP 5768191 A JP5768191 A JP 5768191A JP 5768191 A JP5768191 A JP 5768191A JP 2818497 B2 JP2818497 B2 JP 2818497B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lactone
formula
reaction
acid
lactones
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5768191A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04275283A (ja
Inventor
恵一 高木
正康 天池
雅通 伊藤
泰裕 割田
浩 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
T Hasegawa Co Ltd
Original Assignee
T Hasegawa Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by T Hasegawa Co Ltd filed Critical T Hasegawa Co Ltd
Priority to JP5768191A priority Critical patent/JP2818497B2/ja
Publication of JPH04275283A publication Critical patent/JPH04275283A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2818497B2 publication Critical patent/JP2818497B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Furan Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フルーツ様、ピーチ
様、バター様、ミルク様などの香気を有し、従来から食
品用ならびに香粧品用の調合香料素材として利用されて
いるγ−ペンチル−γ−ラクトン、γ−ヘキシル−γ−
ラクトン、γ−ヘプチル−γ−ラクトン、γ−オクチル
−γ−ラクトンなどを包含する下記式(1)
【0002】
【化4】
【0003】式中、R1、R2、R3、R4およびR5は前
記の意味を有する、で表されるγ−ラクトン類の新規な
製法に関する。
【0004】
【従来の技術】従来、上記式(1)で表されるγ−ラク
トン類の製造法にはいくつかの方法が知られており、例
えばアクリル酸エステルと第1級アルコールとをジ第3
級ブチルパーオキシドとリン酸塩および/または硫酸塩
との存在下で加熱反応させてγ−アルキル−γ−ラクト
ンを製造する方法(特開昭51−95058号公報)、
またアクリル酸エステルと1級アルコールとを有機過酸
化物と鉱酸および/または有機酸の存在下に反応させて
γ−アルキル−γ−ラクトンを合成する方法(特開昭5
5−133371号公報)などが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記提
案においては、収率の点で必ずしも満足できるものでは
なく、また反応に使用するジ第3級ブチルパーオキシド
は高温においても比較的安定で反応開始に時間がかか
り、反応終了までに長時間を必要とするなどの欠点を有
しており、更に改善された工業的に有利な製造方法の確
立が強く望まれている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上述の課
題を解決しうる工業的に有利な新規製造法を確立するた
め鋭意研究を行ってきた。その結果、或る種のアルコー
ル類と特定の2−アルケン酸エステル類とを1,1,−
ビス−t−ブチルパーオキシシクロヘキサン(以下、
「パーオキシ化合物」と称する)の存在下で反応させる
ことにより、前記式(1)で表されるγ−ラクトン類を
予想外の好収率、好純度且つ短い反応時間で合成できる
ことが見い出された。
【0007】かくして、本発明によれば下記式(2)で
表されるアルコール類と下記式(3)で表される2−ア
ルケン酸エステル類をパーオキシ化合物の存在下に加熱
反応させることを特徴とする下記式(1)で表されるγ
−ラクトン類の製法が提供される。本発明の式(1)の
化合物の製造法を反応式で示すと以下のように表すこと
ができる。
【0008】
【化5】
【0009】式中、R、R、R、R 、R およ
びR は前記の意味を有する、上記反応式Aに従って式
(1)の化合物の製造法を詳細に説明する。
【0010】上記式(2)および式(3)の化合物から
本発明の上記式(1)の化合物を合成するには、パーオ
キシ化合物の存在下に加熱反応させることにより行うこ
とができる。
【0011】本発明で使用する式(2)の化合物は、第
1級および第2級のアルコールを包含するアルコール類
であり、これらは市販品として安価且つ容易に入手する
ことができる。第1級アルコールの具体的な化合物とし
ては、例えばメタノール、エタノール、プロパノール
タノール、イソブタノール、ペンタノール、イソペン
タノール、2−メチルブタノール、ヘキサノール、2−
メチルペンタノール、ヘプタノール、オクタノール、2
−エチルヘキサノール、ノナノール、3,5,5−トリ
メチルヘキサノール、デカノール、ウンデカノール、ド
デカノール、トリデカノール、テトラデカノール、ペン
タデカノール、ヘキサデカノールなど;また第2級アル
コールの具体例としては、例えばイソプロパノール、ブ
タン−2−オール、ペンタン−2−オール、ペンタン−
3−オール、ヘキサン−2−オール、ヘプタン−2−オ
ール、オクタン−2−オール、ノナン−2−オール、デ
カン−2−オール、ドデカン−2−オール、シクロペン
タノール、シクロヘキサノールなどを挙げることができ
る。
【0012】これらアルコール類の使用量は、式(3)
の化合物に対して過剰に用いるのがよく、例えば式
(3)の化合物1モルに対して1モル以上、より好まし
くは5モル〜20モル程度を例示することができる。
【0013】本発明で用いる式(3)の2−アルケン酸
エステル類も市販品として容易に入手することができ、
1〜C8鎖状アルコールと2−アルケン酸のエステルと
して表すことができる。該鎖状アルコールとしては、例
えばメタノール、エタノール、プロパノール、イソプロ
パノール、ブタノール、イソブタノール、ペンタノー
ル、イソペンタノール、ヘキサノール、ヘプタノール、
オクタノールなどを挙げることができ、また2−アルケ
ン酸の具体例としては、例えばアクリル酸、メタアクリ
ル酸、クロトン酸、セネシオン酸、チグリン酸、アンゲ
リカ酸、2−ペンテン酸、2−メチル−2−ペンテン
酸、4−メチル−2−ペンテン酸、2−ヘキセン酸、2
−ヘプテン酸、2−オクテン酸、2−ノネン酸、2−デ
セン酸、2−ドデセン酸、2−テトラデセン酸、2−ヘ
キサデセン酸、2−オクタデセン酸などを例示すること
ができる。
【0014】本発明で使用するパーオキシ化合物の使用
量は厳密に制限されるものではないが、一般には、式
(3)の化合物1モルに対して、例えば約1モル%〜約
50モル%程度、好ましくは約5モル%〜約30%モル
程度を示すことができる。該パーオキシ化合物の使用量
が1モル%より少ないと、式(1)の化合物の反応収率
が低下し、また50モル%以上使用しても収率の向上は
望めず、逆に副生成物が増加するので好ましくない。
【0015】上記反応の反応温度は、パーオキシ化合物
が分解する温度以上であるのが好ましく、このような温
度としては、例えば約50℃以上、好ましくは約100
℃〜約180℃を挙げることができる。パーオキシ化合
物の分解温度以下の反応温度では、反応の進行が遅く、
収率が極めて悪くなり、また分解温度を必要以上にこえ
た反応温度でも収率が低下するので好ましくない。この
ような温度条件下で行う反応の形態は、反応に使用する
式(2)のアルコール類の種類により異なり、例えば、
パーオキシ化合物の分解温度以上の沸点を有するアルコ
ール類の場合は大気圧条件下で反応を行うことができ
る。また、パーオキシ化合物の分解温度以下の沸点を有
するアルコール類を用いる場合には、オートクレーブな
どの密閉加圧条件下で反応を行うのが好ましい。
【0016】また、この反応の反応時間は反応温度によ
っても異なり、適宜に選択することができ、例えば約2
時間〜約20時間程度の範囲を好ましく示すことができ
る。更に、上記反応は有機溶媒中でも行うことができ
る。該溶媒としては、例えばデカリン、デカン、ドデカ
ンなどの飽和炭化水素などを示すことができ、その使用
量は、例えば式(2)の化合物に対して約1〜約20重
量倍程度で行うことができる。
【0017】反応終了後は、有機溶媒による抽出処理、
蒸留、カラムクロマトグラフなどの手段を用いて分離、
精製することにより、式(1)の化合物を好純度、好収
率に製造することができる。このようにして得ることの
できる式(1)の化合物の具体例として、例えばγ−ブ
チロラクトン、γ−メチル−γ−ラクトン、γ−エチル
−γ−ラクトン、γ−プロピル−γ−ラクトン、γ−イ
ソプロピル−γ−ラクトン、γ−ブチル−γ−ラクト
ン、γ−イソブチル−γ−ラクトン、γ−ペンチル−γ
−ラクトン、γ−イソペンチル−γ−ラクトン、γ−ヘ
キシル−γ−ラクトン、γ−ヘプチル−γ−ラクトン、
γ−オクチル−γ−ラクトン、γ−ノニル−γ−ラクト
ン、γ−デシル−γ−ラクトン、γ−ドデシル−γ−ラ
クトン、γ−テトラデシル−γ−ラクトン、γ−(2−
メチルプロピル)−γ−ラクトン、γ−(1−メチルブ
チル)−γ−ラクトン、γ−(1−エチルペンチル)−
γ−ラクトン、γ−(2,4,4−トリメチルペンチ
ル)−γ−ラクトンなどのモノ置換γ−ラクトン類;α
−メチル−γ−ペンチル−γ−ラクトン 、α−メチル
−γ−ヘプチル−γ−ラクトン、β−メチル−γ−プロ
ピル−γ−ラクトン、β−メチル−γ−ブチル−γ−ラ
クトン、β−メチル−γ−ペンチル−γ−ラクトン、β
−メチル−γ−ヘプチル−γ−ラクトン、β−エチル−
γ−ペンチル−γ−ラクトン、β−プロピル−γ−ペン
チル−γ−ラクトンなどのジ置換γ−ラクトン類;α,
β−ジメチル−γ−ペンチル−γ−ラクトン、α,β−
ジメチル−γ−ヘキシル−γ−ラクトン、α,β−ジメ
チル−γ−ヘプチル−γ−ラクトン、β,β−ジメチル
−γ−ペンチル−γ−ラクトン、β,β−ジメチル−γ
−ヘプチル−γ−ラクトン、α−メチル−β−エチル−
γ−ペンチル−γ−ラクトン、α−メチル−β−エチル
−γ−ヘプチル−γ−ラクトンなどのトリ置換γ−ラク
トン類;α,β,γ−トリメチル−γ−ブチル−γ−ラ
クトン、α,β,γ−トリメチル−γ−ヘキシル−γ−
ラクトン、β,β,γ−トリメチル−γ−プロピル−γ
−ラクトンなどのテトラ置換γ−ラクトン類;1−オキ
サスピロ(4.4)ノナン−2−オン、1−オキサスピ
ロ(5.4)デカン−2−オンなどのスピロ−γ−ラク
トン類などを好ましく例示することができる。
【0018】次に実施例を挙げて本発明をさらに具体的
に説明する。
【0019】
【実施例1】β−メチル−γ−プロピル−γ−ラクトン
の合成 1リットルのオートクレーブにブタノール444g
(6.0モル)、クロトン酸メチル60g(0.6モ
ル)および1,1−ビス−t−ブチルパーオキシシクロ
ヘキサン11.1g(0.03モル)を仕込み、オート
クレーブ内を窒素置換した後、撹拌しながらゆるやかに
加熱する。オートクレーブ内の温度が140℃〜150
℃(内圧力3Kg/cm2)に上昇した後、更に同温度
で1時間反応させる。反応終了後、冷却、釜出しした反
応生成物から未反応のブタノールを減圧下に回収し、残
渣51.9gを得た。得られた残渣を蒸留し、純度10
0%のβ−メチル−γ−プロピル−γ−ラクトン26.
5g(収率31.2%)を得た。
【0020】
【実施例2】γ−ヘキシル−γ−ラクトンの合成 1リットルの4径フラスコにヘプタノール626g
(5.4モル)を仕込み、フラスコ内温度が145℃に
なるまで加熱する。次にアクリル酸メチル51.6g
(0.6モル)、ヘプタノール69.6g(0.6モ
ル)および1,1−ビス−t−ブチルパーオキシシクロ
ヘキサン11.1g(0.03モル)の溶液をリフラッ
クス状態(145℃〜150℃)のフラスコ中に6時間
で滴下する。滴下終了後、還流(150℃)させなが
ら、更に1時間反応させる。反応終了後、冷却した反応
生成物から未反応のヘプタノールを減圧下に回収し、残
渣124gを得た。得られた残渣を蒸留し、純度99.
4%のγ−ヘキシル−γ−ラクトン87.8g(収率8
6.1%)を得た。
【0021】
【実施例3〜16】実施例1および実施例2の合成方法
に準じて、式(2)のアルコール類および式(3)の2
−アルケン酸エステル類を適宜に組み合わせて、各種の
式(1)のγ−ラクトン類を製造した。その結果(収
率)を表1に示す。
【0022】
【表1】 No γ−ラクトン類[式(1)化合物] 収率(%) 3 γ−エチル−γ−ラクトン 60.5 4 γ−イソプロピル−γ−ラクトン 62.8 5 γ−ブチル−γ−ラクトン 71.3 6 γ−ペンチル−γ−ラクトン 78.4 7 γ−ヘプチル−γ−ラクトン 82.5 8 γ−オクチル−γ−ラクトン 83.4 9 γ−ノニル−γ−ラクトン 85.7 10 γ−デシル−γ−ラクトン 86.2 11 γ−ドデシル−γ−ラクトン 85.8 12 γ−(2,4,4−トリメチルペンチル)− γ−ラクトン 84.1 13 β−メチル−γ−ペンチル−γ−ラクトン 77.9 14 α,β−ジメチル−γ−ペンチル−γ−ラクトン 63.2 15 α,β,γ−トリメチル−γ−ブチル−γ−ラクトン 65.6 16 1−オキサスピロ(5.4)デカン−2−オン 62.3
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、短い反応時間且つ好収
率、好純度でもって式(1)のγ−ラクトン類を合成で
きる新規製法の提供が可能になる。即ち、式(2)のア
ルコール類と式(3)の2−アルケン酸エステル類をパ
ーオキシ化合物の存在下にわずか一工程で反応させる工
業的に有利な製法を提供するものである。
【0024】更に、本発明により提供できる式(1)の
γ−ラクトン類は、フルーツ様、ピーチ様、バター様、
ミルク様などの香気を有し、食品用および香粧品用調合
香料の素材として有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 割田 泰裕 神奈川県川崎市中原区苅宿335 長谷川 香料株式会社川崎研究所内 (72)発明者 田村 浩 神奈川県川崎市中原区苅宿335 長谷川 香料株式会社川崎研究所内 (56)参考文献 特開 昭51−95058(JP,A) 特開 昭51−23256(JP,A) 特開 昭55−133371(JP,A) 特開 平4−54177(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07D 307/32

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記式(2) 【化1】 式中、R1は水素原子およびC1〜C15のアルキル基を示
    し、R2は水素原子、メチル基およびエチル基を示し、
    またR1とR2は一緒になってブチレン基およびペンチレ
    ン基を示す、で表されるアルコール類と下記式(3) 【化2】 式中、R3は水素原子およびC1〜C15のアルキル基を示
    し、R4およびR5は同一もしくは異なっていてもよく、
    それぞれ水素原子およびメチル基を示し、R6はC1〜C
    8のアルキル基を示す、で表される2−アルケン酸エス
    テル類を1,1−ビス−t−ブチルパーオキシシクロヘ
    キサンの存在下に加熱反応させることを特徴とする下記
    式(1) 【化3】 式中、R1、R2、R3、R4およびR5は前記の意味を有
    する、で表されるγ−ラクトン類の製法。
JP5768191A 1991-03-01 1991-03-01 γ−ラクトン類の製法 Expired - Fee Related JP2818497B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5768191A JP2818497B2 (ja) 1991-03-01 1991-03-01 γ−ラクトン類の製法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5768191A JP2818497B2 (ja) 1991-03-01 1991-03-01 γ−ラクトン類の製法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04275283A JPH04275283A (ja) 1992-09-30
JP2818497B2 true JP2818497B2 (ja) 1998-10-30

Family

ID=13062676

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5768191A Expired - Fee Related JP2818497B2 (ja) 1991-03-01 1991-03-01 γ−ラクトン類の製法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2818497B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04275283A (ja) 1992-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Narayanan et al. The cerium mediated conversion of esters to allylsilanes
DE69104312T2 (de) Verfahren zur Herstellung von Hydroxyamiden.
DE2726064C2 (de) Verfahren zur Herstellung von 2-Phenyl-äthanol-Derivaten
EP3265451B1 (de) Verfahren zur herstellung von tetrahydropyranylestern
DE60123579T2 (de) Synthese von 3,6-dialkyl-5,6-dihydro-4-hydroxy-pyran-2-one
EP0638575A2 (de) Verfahren zur Herstellung von Diorganodialkoxysilanen
JP2882546B2 (ja) γ−ラクトン類の製造方法
JP2818497B2 (ja) γ−ラクトン類の製法
DE2439140A1 (de) Verfahren zur herstellung von ungesaettigten carbonylverbindungen
EP0612721B1 (en) Aliphatic omega-hydroxy-3-ketonitriles and process for the preparation of aliphatic omega-hydroxycarboxylic acids
DE2461307C3 (de) 2-Hydroxymethy!-3-hydroxypyridin-6-epoxyäthan-Derivate, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung zur Herstellung von 2-Hydroxymethyl-3hydroxy-6-( 1 -hydrOxy-2-tert.butylaminoäthyDpyridin
EP0893427B1 (de) Verfahren zur Herstellung von Cyclobutan-1,2-dicarbonsäureestern
Kagoshima et al. Copper (II) triflate-mediated addition reaction of α-oxygenated alkylstannanes to imines for the synthesis of vicinal-amino alcohol derivatives
DE69216446T2 (de) Verfahren zur Herstellung von 15-Pentadecanolid oder von an diesem Makrolid reichen Gemischen
DE19859590A1 (de) Acetale, deren Herstellung sowie deren Verwendung
US4169958A (en) 3-alkoxy-4-homoisotwistanes
DE3235399C2 (ja)
DE2457555C3 (de) Verfahren zur Herstellung von 1,2disubstituierten trans-Olefinen
DE69008130T2 (de) Glutarsäurederivate und ihre Herstellung.
EP1236707A1 (de) Verfahren zur Herstellung makrocyclischer Ketone
EP0124725A1 (de) Verfahren zur Herstellung von Lactonen
DE3000490C2 (de) Verfahren zur Herstellung von Erdalkali-Alkoxyalanaten
JPH08231525A (ja) γ−アルキル−γ−ラクトンの製造方法
DE3729225A1 (de) 9-hydroxydodec-10-enyl-1-t-butylether und seine verwendung als zwischenprodukt zur synthese von 8,10-dodecadienol
JP2545289B2 (ja) γーイオノン類の製造法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees