JP2817252B2 - 電解コンデンサ用給電ローラ - Google Patents

電解コンデンサ用給電ローラ

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JP2817252B2
JP2817252B2 JP23319789A JP23319789A JP2817252B2 JP 2817252 B2 JP2817252 B2 JP 2817252B2 JP 23319789 A JP23319789 A JP 23319789A JP 23319789 A JP23319789 A JP 23319789A JP 2817252 B2 JP2817252 B2 JP 2817252B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電解コンデンサ用電極箔を製造する場合に
使用される電解コンデンサ用給電ローラに関するもので
ある。
従来の技術 従来のこの種の給電ローラは、導電性ブラシを介して
給電するようにしているもので、すなわち、第3図に示
すように、導電性ブラシ1を給電部2に、配線固定部3
に設けたバネ4の力で押しつけることによって、回転ロ
ーラ部5に電流を流すようにしていた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、このような給電ローラにおいては、導
電性ブラシ1と給電部2が摩擦のために摩耗するという
欠点があった。また、導電性ブラシ1を給電部2に押し
つけるようにしているため、回転ローラ部5を回転させ
るのに大きなトルクが必要であった。さらに大電流を通
電するに当っては、発熱という問題が生じるものであっ
た。
本発明は、このような問題点を解決するもので、摩耗
の心配がなく、かつ回転ローラ部を回転させるトルクも
低トルクですみ、さらに発熱の問題もない電解コンデン
サ用低トルク回転給電ローラを提供することを目的とす
るものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明の電解コンデンサ
用給電ローラは、搬送移動しているアルミニウム箔に接
触させて給電する回転ローラ部と、この回転ローラ部に
ボルトで着脱可能に取付けられ、かつ電源から回転ロー
ラ部に給電するための給電部とを有し、前記給電部は電
源からの配線固定部と、回転ローラ部への固定のための
回転継ぎ手部とにより構成し、かつ前記配線固定部から
回転継ぎ手部への導電体として水銀を封入し、さらに前
記配線固定部には、複数個のパッキングとベアリングを
組み込むとともに、発熱検知センサーを設け、さらにま
た前記回転ローラ部と回転継ぎ手部には冷却水用貫通穴
を設けたものである。
作 用 上記した構成の本発明の給電ローラによれば、給電部
の配線固定部と回転継ぎ手部を接触させるのに、従来の
ような導電性ブラシではなく、水銀を用いているため、
摩耗の心配がないとともに、回転ローラ部を回転させる
トルクも小さくすることができる。
また給電部と回転ローラ部は、ボルトで着脱可能に取
付けられているため、給電部の交換も簡単に行える。
さらに大電流給電時の発熱対策としては、回転ローラ
部と回転継ぎ手部に冷却水用貫通穴を設けているため、
この貫通穴に冷却水を通すことによって、水冷すること
ができ、しかも配線固定部には、複数個のパッキングと
ベアリングを組み込むとともに、発熱検知センサーを設
けているため、水銀の漏れ防止がはかれるとともに、低
トルク回転も可能となり、かつ安全対策上もすぐれたも
のが得られるものである。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図および第2図にもと
づいて説明する。
第1図に示すように、本発明の一実施例における電解
コンデンサ用給電ローラは、搬送移動しているアルミニ
ウム箔に接触させて給電する回転ローラ部11と、電源か
ら回転ローラ部1に給電するための給電部12からなり、
前記給電部12は電源からの配線固定部13と、前記回転ロ
ーラ部11への固定のための回転継ぎ手部14とにより構成
し、そして前記回転ローラ部11と給電部12は、2本のボ
ルト15で着脱可能に取付けられている。
そして前記配線固定部13に通電された電流は、水銀16
を通して回転継ぎ手部14に流れた後、回転ローラ部11に
給電されるもので、この場合、水銀16は、前記配線固定
部13に組み込まれた複数個のパッキング17とベアリング
18で密封されており、これにより、水銀16の漏れ防止が
はかれるとともに、低トルク回転も可能となるものであ
る。
また、大電流給電時の発熱対策として回転ローラ部11
と、給電部12を構成する回転継ぎ手部14の中心に冷却水
用貫通穴19を設けているため、この冷却水用貫通穴19に
冷却水を通すことによって冷却をはかることができると
ともに、安全性を考慮して配線固定部13に発熱検知セン
サー20を設けているため、安全対策上もすぐれたものが
得られるものである。そして給電部12への送水は、ロー
タリージョイント21を用いて行っている。
上記した構成とすることにより、本発明の一実施例に
おける電解コンデンサ用給電ローラは、低トルクで回転
させることができるとともに、大電流給電が可能となる
ものである。
表1は、本発明の給電ローラと、従来例で示した給電
ローラにおける回トルクを比較したもので、この表1か
ら明らかなように、本発明の給電ローラは、従来例に比
べ、1/2という低いトルクで回転させることができるも
のである。
発明の効果 上記実施例の説明から明らかなように本発明の電解コ
ンデンサ用給電ローラによれば、給電部の配線固定部と
回転継ぎ手部を接触させるのに、従来のような導電性ブ
ラシではなく、水銀を用いているため、摩耗の心配がな
いとともに、回転ローラ部を回転させるトルクも小さく
することができる。また給電部と回転ローラ部は、ボル
トで着脱可能に取付けられているため、給電部の交換も
簡単に行える。さらに大電流給電時の発熱対策として
は、回転ローラ部と回転継ぎ手部に冷却水用貫通穴を設
けているため、この貫通穴に冷却水を通すことによっ
て、水冷することができ、しかも配線固定部には、複数
個のパッキングとベアリングを組み込むとともに、発熱
検知センサーを設けているため、水銀の漏れ防止がはか
れるとともに、低トルク回転も可能となり、かつ安全対
策上もすぐれたものが得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す電解コンデンサ用給電
ローラの縦断面図、第2図は同要部の部分側面図、第3
図は従来例を示す電解コンデンサ用給電ローラの斜視図
である。 11……回転ローラ部、12……給電部、13……配線固定
部、14……回転継ぎ手部、15……ボルト、16……水銀、
17……パッキング、18……ベアリング、19……冷却水用
貫通穴、20……発熱検知センサー。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送移動しているアルミニウム箔に接触さ
    せて給電する回転ローラ部と、この回転ローラ部にボル
    トで着脱可能に取付けられ、かつ電源から回転ローラ部
    に給電するための給電部とを有し、前記給電部は電源か
    らの配線固定部と、回転ローラ部への固定のための回転
    継ぎ手部とにより構成し、かつ前記配線固定部から回転
    継ぎ手部への導電体として水銀を封入し、さらに前記配
    線固定部には、複数個のパッキングとベアリングを組み
    込むとともに、発熱検知センサーを設け、さらにまた前
    記回転ローラ部と回転継ぎ手部には冷却水用貫通穴を設
    けたことを特徴とする電解コンデンサ用給電ローラ。
JP23319789A 1989-09-08 1989-09-08 電解コンデンサ用給電ローラ Expired - Fee Related JP2817252B2 (ja)

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