JP2817190B2 - 発呼加入者認識情報伝送回路 - Google Patents

発呼加入者認識情報伝送回路

Info

Publication number
JP2817190B2
JP2817190B2 JP10891589A JP10891589A JP2817190B2 JP 2817190 B2 JP2817190 B2 JP 2817190B2 JP 10891589 A JP10891589 A JP 10891589A JP 10891589 A JP10891589 A JP 10891589A JP 2817190 B2 JP2817190 B2 JP 2817190B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
subscriber
calling subscriber
identification information
control signal
ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10891589A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02288493A (ja
Inventor
和夫 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP10891589A priority Critical patent/JP2817190B2/ja
Publication of JPH02288493A publication Critical patent/JPH02288493A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2817190B2 publication Critical patent/JP2817190B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Interface Circuits In Exchanges (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 共同加入者電話サービスにおいて,ディファレンシャ
ル オートマテイック ナンバーアイデンティフィケー
ション法で発呼加入者を認識する際に使用される発呼加
入者認識情報伝送回路に関し、該共同加入者電話サービ
スが加入者系PCM伝送装置を介して提供されても交換機
で発呼加入者を認識できる様にすることを目的とし、 該共同加入者電話サービスが加入者系PCM伝送装置を介
して提供される際に、該加入者系PCM伝送装置の加入者
側に,加入回線のチップ側とリング側を流れる電流値を
検出する電流値検出手段と,入力した該電流値の差を求
めて発呼加入者がチップ側かリング側を認識し,対応す
る周波数を持つ発呼加入者認識情報を発生する認識情報
発生手段とを設け、該加入者系PCM伝送装置の交換機側
に、入力した発呼加入者認識情報がチップ側を示すかリ
ング側を示すかを検出し,対応する制御信号を発生する
制御信号発生手段と,該電流値検出手段で検出された電
流値と同じ値の電流を該交換機に送出する様に該制御信
号によって内部スイッチの接続状態が切り替えられるイ
ンタフェース手段とを設ける様に構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は共同加入者電話サービスにおいて,ディファ
レンシャル オートマテイック ナンバーアイデンティ
フィケーション法で発呼加入者を認識する際に使用され
る発呼加入者認識情報伝送回路に関するものである。
共同加入者電話サービスは加入回線の経済化,あるい
は低廉な電話サービスを提供する為,1つの加入回線を2
人またはそれ以上の加入者が共用する方式である。
第3図に示す様に1つの加入回線を,例えば2人の加
入者が共用する場合は加入回線のチップ側にチップ側電
話機を,リング側にリング側電話機をそれぞれ接続する
と共に,交換機は課金のために通話度数を加入者別に自
動登算しなければならないので,発呼加入者を識別する
識別部分を設けなければならない。
ここで、発呼加入者を識別する方法の1つに後述する
様にディファレンシャル オートマテイック ナンバー
アイデンティフィケーション法(Differential Automat
ic Number Identificationの略で,以下差分ANI法と省
略する)があるが,この方法を用いる共同加入者電話サ
ービスが加入者系PCM伝送装置を介して提供されても,
交換機で発呼加入者が認識できる様にすることが必要で
ある。
〔従来の技術〕
第4図は従来例のブロック図を示すが,差分ANI法の
説明図でもある。尚、チップ側電話機,リング側電話機
は発呼加入者識別に必要な部分以外は省略してある。
先ず、チップ側電話機がオフ・フックの状態になると
接点rl11,rl12がオンして点線の状態になり,交換機内
にある直流電源13(例えば−48V)の+側からの電流が
チップ側電流検出器11,接点rl11,抵抗R11,rl12,リング
側電流検出器12を通って−側に流れる。また,A点からの
電流が抵抗R12,R11,接点rl12,リング側電流検出器12を
通って−側に流れる。これにより,IT<IRとなる。ここ
で,ITはチップ側電流検出器11を流れる電流,IRはリング
側電流検出器12を流れる電流である。
次に、リング側電話機がオフ・フックの状態になると
接点rl21,rl22がオンして点線の状態になり,直流電圧1
3の+側からの電流はチップ側電流検出器11,rl12,抵抗R
21,rl22,リング側電流検出器12を通って−側に流れる。
これにより,IT=IRとなる。
ここで,IR−IT>αとなる様なしきい値αを定める
と,チップ側電話機が発呼した時はチップ側電流検出器
11,リング側電流検出器12の電流値の差はαよりも大き
な値となり,リング側電話機が発呼した時はαよりも小
さくなる。
これにより、交換機でどちらが発呼したか識別でき
る。この方法が上記の差分ANI法である。
〔発明が解決しようとする課題〕
近年、デイジタル通信網の構築が進められているが,
この通信網を用いて電話,データやこれらを組み合わせ
た種々の高度で多様なサービスを経済的に効率良く提供
する為には加入回線をデイジタル化して端末−端末のデ
イジタル接続が必要となる。
この為、共同加入者電話サービスの場合には加入者側
から前記発呼加入者認識情報を加入者系PCM伝送装置を
介して差分ANI法を用いる交換機に伝送しなければなら
ない。しかし,この伝送装置の給電は交換機側と別に行
っている為に入出力トランスを使用し,直流信号である
発呼加入者認識情報は伝送できない。
そこで、共同加入者電話サービスが加入者系PCM伝送
装置を介して提供された場合,交換機で発呼加入者を認
識できないと云う問題がある。
本発明は該共同加入者電話サービスが加入者系PCM伝
送装置を介して提供されても交換機で発呼加入者を認識
できる様にすることを目的とする。
〔課題を解決する為の手段〕
第1図は本発明の原理ブロック図を示す。
図中、2は加入回線のチップ側とリング側を流れる電
流値を検出する電流値検出手段で,3は入力した該電流値
の差を求めて発呼加入者がチップ側かリング側かを認識
し,対応する周波数を持つ発呼加入者認識情報を発生す
る認識情報発生手段である。
また、4は入力した発呼加入者認識情報がチップ側を
示すかリング側を示すかを検出し,対応する制御信号を
発生する制御信号発生手段では,5は該電流値検出手段で
検出された電流値と同じ値の電流を該交換機に送出する
様に該制御信号によって内部スイッチの接続状態が切り
替えられるインタフェース手段である。
〔作用〕
本発明は電流値検出手段2でチップ側とリング側を流
れる電流値を検出し,認識情報発生手段3で前記の様に
電流値の差としきい値との大小を求めて発呼加入者がチ
ップ側かリング側かを認識し,対応する周波数を持つ発
呼加入者認識情報を発生しPCM伝送路を介して交換機側
に送出する。
ここで,上記の対応する周波数は加入者系PCM伝送装
置の伝送帯域内のあらかじめ指定された周波数で,発呼
加入者がチップ側かリング側かにより周波数が異なる。
交換機側では制御信号発生手段4で入力した発呼加入
者認識情報を用いて発呼加入者がチップ側かリング側か
を検出し,対応する制御信号をインタフェース手段に送
出して内部スイッチを所定の接続状態にする。これによ
り,交換機の発呼加入者認識部は発呼加入者がチップ側
かリング側かを認識できる。
即ち,該共同加入者電話サービスが加入者系PCM伝送
装置を介して提供されても交換機で発呼加入者を認識で
きる。
〔実施例〕
第2図は本発明の実施例のブロック図を示す。
ここで、チップ側電流検出器21,リング側電流検出器2
2は電流値検出手段2の構成部分、マイクロコンピュー
タ31,発振器32,増幅器33,合成器34,符号・復号器35,ト
ランスT1は認識情報発生手段3の構成部分である。
また、帯域通過形フイルタ41,43,検出器42,44,マイク
ロコンピュータ45,増幅器46は制御信号発生手段4の構
成部分、トランスT2,接点rl41,rl42はインタフェース手
段5の構成部分を示す。
尚、チップ側電話機,リング側電話機は発呼加入者識
別に必要な部分以外は省略し,全図を通じて同一記号は
同一対象物を示す。また、図中のVは電源電圧を示す。
以下,交換機は従来例と同様に差分ANI法を用い1つ
の加入者線を2つの加入者が共用するとして,図の動作
を説明する。
先ず、前記の様にチップ側電話機がオフ・フックとす
るとリング側電流検出器22の法がチップ側電流検出器21
よりも余分に電流が流れる。また,リング側電話機がオ
フ・フックするとリング側電流検出器22とチップ側電流
検出器21に同じ電流が流れるが,この2つの電流値はマ
イクロコンピュータ(以下,MPUと省略する)31に加えら
れる。
MPU31は2つの電流値からいずれの電話機がオフ・フ
ックの状態になったかを判定し,チップ側電話機であれ
ば第1の制御信号を,リング側電話機であれば第2の制
御信号を発振器32に送出する。
そこで、発振器は,例えば第1の制御信号の時は2.5K
Hzで発振し,第2の制御信号の時は2.8KHzで発振し,発
振出力を発呼加入者認識情報として合成器34を介して符
号・復号器35の符号器部分に送出し,符号化部分は2.5K
Hzまたは2.8KHzの情報を符号化してPCM伝送路に送出す
る。
交換機側では符号・復号器47の復号器部分で復号化し
た後,発呼加入者認識情報を2.5kHzの帯域通過形フイル
タ41と検出器42または2.8KHz帯域通過形フイルタ43と検
出器44で検出し,検出結果をMPU45に送出する。
MPU45は検出器42の出力が入力した時はチップ側加入
者発呼,検出器44の出力が入力した時はリング側加入者
発呼と判定し,第3の制御信号,第4の制御信号を送出
する。
ここで,インタフェース手段の中の接点rl41,rl42
第3の制御信号の時は点線の様に共にオンになり,第4
の制御信号の時は接点rl41のみがオンする様になってい
るので,発呼加入者認識部内の電流検出器11,12で従来
と同様にチップ側加入者発呼,リング側加入者発呼を認
識できる。
その後、発呼加入者はダイヤリングをして相手側を呼
出した後,通話を開始する。
尚、MPU31,45はオフ・フック情報→ダイヤル信号→音
声信号の順に送出される様にタイミングを取って加入者
側から交換機側に送出する。またチップ側加入者発呼の
時は2.5KHz,リング側加入者発呼の時は2.8KHzを使用す
るが,これは帯域通過型フイルタ41,43の遅延が少な
く,しかも既に使用している周波数帯域を避ける為であ
る。
これにより,該共同加入者電話サービスが加入者系PC
M伝送装置を介して提供されても交換機で発呼加入者を
認識できる。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明した様に本発明によれば共同加入者電
話サービスが加入者系PCM伝送装置を介して提供されて
も交換機で発呼加入者を認識できると云う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理ブロック図、 第2図は本発明の実施例のブロック図、 第3図は共同加入電話システム説明図、 第4図は従来例のブロック図を示す。 図において、 2は電流値検出手段、 3は認識情報発生手段、 4は制御信号発生手段、 5はインタフェース手段を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】共同加入者電話サービスであって,交換機
    がディファレンシャル オートマテイック ナンバーア
    イデンティフィケーション法を用いて発呼加入者が加入
    回線のチップ側かリング側かを判別する際,該共同加入
    者電話サービスが加入者系PCM伝送装置を介して提供さ
    れる時、 該加入者系PCM伝送装置の加入者側に, 加入回線のチップ側とリング側を流れる電流値を検出す
    る電流値検出手段(2)と,入力した該電流値の差を求
    めて発呼加入者がチップ側かリング側かを認識し,対応
    する周波数を持つ発呼加入者認識情報を発生する認識情
    報発生手段(3)とを設け、 該加入者系PCM伝送装置の交換機側に、 入力した発呼加入者認識情報がチップ側を示すかリング
    側を示すかを検出し,対応する制御信号を発生する制御
    信号発生手段(4)と,該電流値検出手段で検出された
    電流値と同じ値の電流を該交換機に送出する様に該制御
    信号によって内部スイッチの接続状態が切り替えられる
    インタフェース手段(5)とを設けたことを特徴とする
    発呼加入者認識情報伝送回路。
JP10891589A 1989-04-27 1989-04-27 発呼加入者認識情報伝送回路 Expired - Fee Related JP2817190B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10891589A JP2817190B2 (ja) 1989-04-27 1989-04-27 発呼加入者認識情報伝送回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10891589A JP2817190B2 (ja) 1989-04-27 1989-04-27 発呼加入者認識情報伝送回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02288493A JPH02288493A (ja) 1990-11-28
JP2817190B2 true JP2817190B2 (ja) 1998-10-27

Family

ID=14496872

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10891589A Expired - Fee Related JP2817190B2 (ja) 1989-04-27 1989-04-27 発呼加入者認識情報伝送回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2817190B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02288493A (ja) 1990-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH01233856A (ja) フアクシミリ装置
JPH05160886A (ja) ディジタル端末装置
JP2817190B2 (ja) 発呼加入者認識情報伝送回路
JP3091065B2 (ja) ノーリンギングによりデータ伝送を行う通信装置
JP2531927B2 (ja) デ―タ通信装置
RU2127026C1 (ru) Способ распознавания установления речевых телефонных каналов в средствах связи (варианты) и устройство для его осуществления (варианты)
JP3305891B2 (ja) ボタン電話装置
JP2731247B2 (ja) 網制御装置
JP3032632B2 (ja) 電話共用式遠方監視制御システムの交換網接続方法
JP2984431B2 (ja) 網制御装置
JP3249802B2 (ja) ノーリンギング通信装置
JP2905333B2 (ja) 通信制御装置
JP3349487B2 (ja) ノーリンギング通信装置
JP2536930B2 (ja) 通信端末装置の通信前通信可能条件協議セット方式
JPH1127410A (ja) 時刻自動調整装置
JPS63131647A (ja) 制御情報の検出方式
JPH05260212A (ja) データ端末装置
JPS5844849A (ja) 回線復旧検出方式
JPH0284857A (ja) 着呼通知方式
JPS60105344A (ja) 複合交換方式
JPS58173995A (ja) デイジタル電話機用加入者回路
JPS59160365A (ja) 自動応答検出装置
JPH04113757A (ja) 悪意呼検出方式
JPS62241493A (ja) ル−プ検出回路
JPS6170893A (ja) 信号変換装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees