JP2816088B2 - 不凝縮ガス排出装置 - Google Patents

不凝縮ガス排出装置

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JP2816088B2
JP2816088B2 JP30062893A JP30062893A JP2816088B2 JP 2816088 B2 JP2816088 B2 JP 2816088B2 JP 30062893 A JP30062893 A JP 30062893A JP 30062893 A JP30062893 A JP 30062893A JP 2816088 B2 JP2816088 B2 JP 2816088B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は吸収冷凍機等の機器内に
滞留する不凝縮ガスを排出する不凝縮ガス排出装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば特開昭63−233274号公報
には、吸収器、発生器、凝縮器及び蒸発器等を配管接属
した吸収冷凍機に不凝縮ガスを一時的に貯えておくタン
クを配管接続し、このタンク内圧力の検出器を設けると
共に、タンク内の不凝縮ガスを排出するための配管に排
気用ポンプを接続し、タンク内の圧力が設定圧力異常に
なると検出器からの信号により排気用ポンプを作動して
タンク内の不凝縮ガスを上記配管を通して機外へ排出す
るようにし、かつ、排気用ポンプが起動した回数(抽気
回数)を記録するカウンターを備えた吸収冷凍機の自動
抽気装置が開示されている。
【0003】そして、、カウンターに記録された起動回
数によって不凝縮ガスの排出回数の経年変化、排出量の
定量的な把握が可能になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に吸収冷凍機にお
いて、冷凍能力が大きいものほど不凝縮ガスの発生量が
多いため、タンクの1個の容量があるいはタンクの数が
増加して不凝縮ガスの貯留量は大幅に増加する。そし
て、例えば100冷凍トンの吸収式冷凍機のタンクの容
量が約20リットルであり、1000冷凍トンのタンク
の容量は約100リットルであり大幅に増加する。そし
て、上記特開昭63−233274号公報に開示されて
いる自動抽気装置などにおいて、排気用ポンプが起動す
るときの設定圧力を冷凍能力が異なる吸収冷凍機おいて
も等しい。このため、冷凍能力が異なる吸収冷凍機毎に
排気用ポンプによる排出時間が異なり、冷凍能力が大き
くタンクから不凝縮ガスの排出が開始されるまでにタン
クに大量の不凝縮ガスが溜る吸収冷凍機では、排気用ポ
ンプによる排出時間が長く継続して排気用ポンプの過熱
等が発生して故障する虞れがあるという問題が発生す
る。
【0005】また、吸収冷凍機の漏れが大きくなり、不
凝縮ガスの発生量が大幅に増加した場合にも、排気用ポ
ンプの運転時間が長くなり、このように運転時間が長い
排出運転を繰り返すことによって排気用ポンプに故障が
発生して不凝縮ガスの排出が困難になる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、請求項1の発明によれば、基台2と、この
基台に設置された抽気ポンプ4と、この抽気ポンプに連
通した液トラップ7と、この液トラップに一端が接続さ
れ他端に配管接続具10aが設けられた抽気配管10
と、この抽気配管の途中に設けられた第1の圧力検出器
13、この第1の圧力検出器の下流に設けられた開閉弁
11、12と、この開閉弁の下流に設けられた第2の圧
力検出器14と、第1の圧力検出器及び第2の圧力検出
器から信号を入力して第1の圧力検出器13の検出圧力
が所定の排出開始圧力になったとき抽気ポンプ4に運転
開始信号を出力し、その後第2の圧力検出器14の検出
圧力が所定の開閉弁開圧力になったとき開閉弁11、1
2に開信号を出力し、その後第1の圧力検出器13ある
いは第2の圧力検出器14の検出圧力が所定の排出終了
圧力になったとき開閉弁11、12に閉信号を出力する
制御器16とを備えた不凝縮ガス排出装置を提供するも
のである。
【0007】また、請求項2の発明によれば、基台2
と、この基台に設置された抽気ポンプ4と、この抽気ポ
ンプの横に位置して基台に設置された抽気ポンプ駆動用
のモータ5と、抽気ポンプの上方に設けられ真空ポンプ
に連通した液トラップ7と、この液トラップに一端が接
続され他端に配管接続具10aが設けられた抽気配管1
0と、この抽気配管の途中に設けられた第1の圧力検出
器13と、この第1の圧力検出器の下流に設けられた開
閉弁11、12と、この開閉弁の下流に設けられた第2
の圧力検出器14と、モータ5の上方に設けられて第1
の圧力検出器及び第2の圧力検出器から信号を入力し、
検出圧力に基づいて抽気ポンプの運転開始信号、開閉弁
の開閉信号を出力する制御器16を収納した制御ボック
ス15とを備えている不凝縮ガス排出装置を提供するも
のである。
【0008】請求項3の発明によれば、基台2と、この
基台の角に立設された複数のフレーム3aと、これらフ
レームの上端に設けられた上面板3bと、基台に設置さ
れた抽気ポンプ4と、この抽気ポンプの横に位置して基
台に設置された抽気ポンプ駆動用のモータ5と、抽気ポ
ンプの上方に設けられ抽気ポンプに連通した液トラップ
7と、この液トラップに一端が接続され他端に配管接続
具10aが設けられた抽気配管10と、この抽気配管の
途中に設けられた第1の圧力検出器13と、この第1の
圧力検出器13の下流に設けられた開閉弁11、12
と、この開閉弁の下流に設けられた第2の圧力検出器1
4と、モータの上方に設けられて第1の圧力検出器及び
第2の圧力検出器から信号を入力し、検出圧力に基づい
て抽気ポンプの運転開始信号、開閉弁の開閉信号を出力
する制御器16を収納した制御ボックス15とを備えて
いる不凝縮ガス排出装置を提供するものであるさらに、
請求項4の発明によれば、基台2と、この基台に設置さ
れた抽気ポンプ4と、この抽気ポンプの横に位置して基
台に設置された抽気ポンプ駆動用のモータ5と、抽気ポ
ンプの上方に設けられ抽気ポンプに連通した液トラップ
7と、この液トラップに一端が接続され他端に配管接続
具10aが設けられた抽気配管10と、この抽気配管の
途中に設けられた第1の圧力検出器13と、この第1の
圧力検出器13の下流に設けられた開閉弁11、12
と、この開閉弁の下流に設けられた第2の圧力検出器1
4と、モータの上方に設けられて第1の圧力検出器及び
第2の圧力検出器から信号を入力し、検出圧力に基づい
て真空ポンプの運転開始信号、開閉弁の開閉信号を出力
する制御器16を収納した制御ボックス15と、基台に
接続され制御ボックス15を支持する取付板17とを備
え、取付板17に開閉弁11、12を取り付け制御ボッ
クス15の後方空間に配設した不凝縮ガス排出装置を提
供するものである。
【0009】
【作用】請求項1の不凝縮ガス排出装置1によれば、吸
収冷凍機の不凝縮ガスの漏れの増大によって、予め設け
られていた抽気装置の運転時間が大幅に増加したとき、
抽気装置の抽気能力では吸収冷凍機の運転効率が低下し
たとき、あるいは抽気装置が故障したときなどには、不
凝縮ガス排出装置1を配管接続具10aを使用して吸収
冷凍機の抽気装置に配管接続することによって抽気装置
と不凝縮ガス排出装置1とによって不凝縮ガスを排出す
ることができ、排出能力を容易に増加することができ
る。しかも、不凝縮ガス排出装置1には予め開閉弁1
1、12、第1圧力検出器13、第2圧力検出器14が
設けられ、さらに、不凝縮ガス排出装置1には開閉弁1
1、12の開閉、モータ5の運転を第1圧力検出器1
3、第2圧力検出器14からの信号に基づいて制御する
制御器16が設けられているので、吸収冷凍機に不凝縮
ガス排出装置1の抽気配管10を配管接続することによ
って他の制御機器の接続あるいは吸収冷凍機の制御装置
と不凝縮ガス排出装置1との接続等を行うことなく、容
易に接続作業を行うことが可能である。
【0010】また、請求項2の不凝縮ガス排出装置1に
おいては、予め基台2に抽気ポンプ4及び抽気ポンプ4
の駆動用のモータ5が設置され、抽気ポンプ4の上方に
抽気ポンプと配管8、9にて接続された液トラップ7が
設けられ、液トラップ7に一端が接続された抽気配管1
0の途中に電磁弁などの開閉弁11、12、第1の圧力
検出器13が接続され、開閉弁11、12の下流に第2
の圧力検出器14が配管接続され、さらに、モータ5の
運転及び開閉弁11、12の開閉を制御する制御器16
を収納した制御ボックス15はモータ5の上方で液トラ
ップ7の側方の空間に設けられており、基台2上方の空
間を有効に使用することが可能になる。
【0011】また、請求項3の不凝縮ガス排出装置1に
おいては、不凝縮ガス排出装置1の故障時にはフレーム
3a間の開口すなわち不凝縮ガス排出装置1の四側面の
開口1aを利用して不凝縮ガス排出装置1の抽気ポンプ
4、モータ5、開閉弁11、12、圧力検出器13、1
4あるいは制御盤16などの点検、修理あるいは交換を
側面開口1aから行うことが可能になる。
【0012】さらに、請求項4の不凝縮ガス排出装置1
によれば、第1、第2の圧力検出器13、14から信号
を入力し、検出圧力に基づいて抽気ポンプ4の運転開始
信号、開閉弁11、12の開閉信号を出力する制御器1
6を収納した制御ボックス15を取付板17の上部取付
部19に取り付け、取付部19の背面に支持板20を介
して開閉弁11、12を取り付け、取付板17を制御ボ
ックス15の取付と開閉弁11、12の取付とに兼用す
ることが可能になる。また、取付板17の背面に開閉弁
11、12を取り付け、モータ5の上方空間のうち制御
ボックス15の後方空間を開閉弁11、12の配置に有
効に利用することができ、不凝縮ガス排出装置1のコン
パクト化を図ることが可能になる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図1及び図2は本発明による不凝縮ガス
排出装置1の概略構成正面図及び側面図であり、2は金
属板の周縁を下方に折曲した基台、2aは基台1の下面
に取り付けられたキャスター、2bは基台の下面四隅に
設けられた固定ボルトである。これらの固定ボルト2b
は回動することによって上下に移動し、キャスター2a
によって不凝縮ガス排出装置1を移動した後固定ボルト
2bを下げ、床面に当接させることによって不凝縮ガス
排出装置1を固定する。3aは基台2の四角に接続され
上方へ延びるフレーム、3bはフレーム3aの上端に接
続され不凝縮ガス排出装置1の上面を覆う上面板であ
る。4は基台1の上面に設置された抽気ポンプ、4aは
抽気ポンプ4のオイル排出用のコック、4bは不凝縮ガ
スの排気口、5は抽気ポンプ4駆動用のモータ、5aは
モータ5の電源ボックス、6はモータ5と抽気ポンプ4
とを結びモータ5の動力を抽気ポンプ4に伝えるベル
ト、7は抽気ポンプ4の上方に設けられ抽気ポンプと配
管8、9にて接続された液トラップである。また、10
は液トラップ7に一端が接続された抽気配管、11、1
2は抽気配管10の途中に接続された電磁弁などの開閉
弁、13は上流側開閉弁11の上流側の抽気配管に接続
された第1の圧力検出器である。14は下流側開閉弁1
2の下流の液トラップ7に配管接続された第2の圧力検
出器である。さらに、10aは抽気配管10の他端に取
付けられ、例えばフレアナットなどを介して他の配管に
接続される接続具である。
【0014】15はモータ5の上方に設けられた制御ボ
ックスであり、この制御ボックス15にモータ5の運
転、開閉弁11の開閉を制御する制御器16が収納され
ている。制御器16は例えばマイコンにより構成され、
第1、第2の圧力検出器13、14から圧力信号を入力
して動作し、開閉弁11、12に開閉信号を出力し、か
つモータ5に運転信号を出力する。17は制御ボックス
15の取付板であり、この取付板17は支持脚18と取
付部19とから構成されている。支持脚18の下端は基
台1に例えば溶接接続され、支持脚18のほぼ中央には
モータ5の通気口5bに対向して開口18aが形成され
ている。取付部19は支持脚18の上端から折曲して水
平に延びさらに折曲して垂直に延びており断面L字状に
形成されている。そして、制御ボックス15が取付部1
9に例えばビスによって取り付けられている。また、2
0は支持脚18の適所に例えばビスによって取り付けら
れた断面L字状の支持板であり、この支持板20に開閉
弁11、12が取り付けられている。
【0015】21は制御ボックス15に設けられた操作
盤であり、この操作盤には図3に示したように制御電源
スイッチ22、例えば7セグメントの発光素子あるいは
液晶を利用したデジタル表示装置23、開閉弁11、1
2の自動制御用キー24、開閉弁11、12の手動制御
用キー25、開閉弁11、12の手動開キー26、表示
装置23の表示(入力)切替えキー27、設定値変更キ
ー28、設定値上昇キー30、設定値低下キー31、制
御器16への電源供給確認用の表示灯32及び抽気ポン
プ14の温度異常のときに点灯するポンプ異常表示灯3
3が設けられている。また、自動制御用キー24、手動
制御用キー25及び手動開キー26にはそれぞれ発光素
子24a、25a及び26aが設けられている。発光素
子24aは自動制御用キー24が押され、開閉弁11、
12の開閉が自動制御される自動モード時に点灯する。
また、発行素子25aは手動制御用キー25が押され開
閉弁11、12の開閉が手動にて行われる手動モード時
に点灯する。ここで、手動制御用キー25が押され手動
モードに切り換わった時には制御器16は直ちに抽気ポ
ンプ4のモータ5に運転信号を出力する。さらに、発光
素子26aは上記自動モード時に開閉弁11、12が開
いているときあるいは上記手動モード時に手動開キー2
6が押されて開閉弁11、12が開いているときに点灯
する。
【0016】また、表示切替えキー27を押す毎に表示
装置23には第1の圧力検出器13が検出した抽気配管
10内の圧力、第2の圧力検出器14が検出した抽気ポ
ンプ4の運転開始時の到達圧力、排出運転の回数、排出
運転の積算時間、排出運転開始時、即ち抽気ポンプ4の
運転開始時(排出運転開始時)の第1の圧力検出器13
の検出圧力、即ち不凝縮ガス排出装置1が配管接続され
た例えば吸収冷凍機の被抽気室の圧力である第1の設定
圧力、抽気ポンプ4が運転開始して開閉弁11、12が
開く時の第2の圧力検出器14の検出圧力である第2の
設定圧力及び開閉弁11、12が開いて不凝縮ガスの排
出が開始されて開閉弁11、12が閉じる時の第1、第
2の圧力検出器13、14の検出圧力である第3の設定
圧力(排出終了圧力)が順次切り換わって表示される。
さらに、上記各設定圧力等を変更する場合には、表示
切替えキー27を操作して表示装置23に変更する設定
値を表示する。その後、設定値変更キー28を押すと表
示装置23の最上位の桁の数値が点滅表示し、このと
き、設定値上昇キー30、設定値低下キー31を押すと
点滅中の数値が変化する。設定する数値が表示された
後、設定値変更キー28を押すと点滅中の桁が下位の桁
に変化して上記と同様に設定値上昇キー30、設定値低
下キー31の操作及び設定値変更キー28の操作を繰り
返すことによって下位の桁の数値が変更したい値に変更
さる。その後、表示切替えキー27を押すと設定が終了
する。
【0017】例えば冷凍能力が小さい吸収冷凍機に接続
される不凝縮ガス排出装置1の場合には、被抽気室の容
積が小さく、被抽気室の圧力が設定圧力まで上昇した時
の被抽気室内の不凝縮ガスの量は冷凍能力が大きい吸収
冷凍機に設けられた容積が大きい貯室より少ないため、
不凝縮ガスの排出運転を行ったとき、排出時間は短く済
むので、上記の設定圧力は表示切替えキー27、設定値
変更キー28、設定値上昇キー30及び設定値低下キー
31を上記のように操作して高く、例えば80mmHg
に設定される。
【0018】また、冷凍能力が大きい吸収冷凍機に接続
される不凝縮ガス排出装置1の場合には、被抽気室の容
積が大きく、被抽気室の圧力が所定圧力まで上昇した時
の被抽気室内の不凝縮ガスの量は上記の冷凍能力が小さ
い吸収冷凍機に設けられた容積が小さい貯室より多いた
め、上記冷凍能力が小さい吸収冷凍機の被抽気室と同じ
圧力まで上昇してから排出運転を始めた場合には排出時
間が長くなる。このため、上記の設定圧力は表示切替え
キー27、設定値変更キー28、設定値上昇キー30及
び設定値低下キー31を上記のように操作して冷凍能力
が小さい吸収式冷凍機より低い例えば60mmHgに設
定される。
【0019】そして、上記制御器16に設けられた例え
ば記憶素子(図示せず)には、第1、第2の圧力検出器
13、14が検出した圧力に基づく開閉弁11、12の
開閉制御、表示装置23の動作のためのプログラム等が
予め記憶されている。以下、この種吸収冷凍機に予め設
けられている不凝縮ガスの抽気装置について図4に基づ
いて説明する。
【0020】35は吸収冷凍機の器胴、36は器胴35
の下部に形成された吸収液溜め、37は吸収液ポンプ、
38及び39は吸収冷凍機内を循環する吸収液の流通用
の管、40は予め吸収冷凍機に配管接続された不凝縮ガ
スの抽気装置であり、40aは容器、41は容器40a
の上部に形成された不凝縮ガスの抽気室、42は容器4
0aの下部に形成された気液分離室、43は容器40a
の中間部に形成された不凝縮ガスの貯室、44は一端が
抽気室41に開口して接続され他端が気液分離室42の
吸収液中に開口した筒状の流下管、45は一端が器胴3
5の気相部に接続され他端が抽気室41に接続された抽
気管、46は一端が吸収液流通用の管39に接続され他
端が流下管44の気相部に開口した吸収液送り管、47
は一端が気液分離室42の底部に接続され他端が吸収液
溜め36の上部に開口し器胴35に接続された吸収液戻
し管である。
【0021】また、48は貯室43の圧力を検出する圧
力検出器、49は貯室43に連通した不凝縮ガスの排出
管であり、この排出管49の下流に抽気ポンプ(図示せ
ず)が接続されている。さらに、排出管49の途中には
開閉弁51、52及び圧力検出器53が設けられてい
る。吸収冷凍機の運転時、管46の先端から噴射される
吸収液のエゼクタ作用によって器胴35内の冷媒蒸気
(例えば水蒸気)および不凝縮ガスが抽気管45経由で
抽気室41に吸引される。吸引された冷媒蒸気は噴出さ
れた吸収液に吸収され、冷媒蒸気を吸収した吸収液は流
下管44を流下して気液分離室42及び戻し管47経由
で器胴35へ戻る。また、不凝縮ガスは気泡状になって
吸収液と共に流下管44を流下して気液分離室42に流
入して浮上して貯室43に集まる。貯室43に集まった
不凝縮ガスの量は時間の経過に伴い増加して貯室43内
の圧力が次第に上昇する。
【0022】そして、圧力検出器48の検出圧力が予め
設定された圧力になると、吸収冷凍機の制御装置(図示
せず)が動作して抽気ポンプが運転を開始する。このと
き排出管途中の開閉弁51、52は共に閉じている。抽
気ポンプが運転を開始して時間が経過して開閉弁51、
52下流の圧力が低下して圧力検出器53の検出圧力が
所定の圧力まで低下すると、制御装置は開閉弁51、5
2に信号を出力して開閉弁は開き、抽気ポンプを介して
不凝縮ガスが排出される。不凝縮ガスの排出によって貯
室43内の圧力が低下して所定の圧力になると制御装置
は開閉弁51、52に信号を出力し、各開閉弁は閉じ
る。その後、抽気ポンプは遅延して運転を停止する。
【0023】以後同様に、貯室43内に不凝縮ガスが溜
まり圧力が上昇したときには、同様に抽気ポンプが運転
して不凝縮ガスが排出される。以下、上記のように構成
された不凝縮ガス排出装置1の使用方法について、説明
する。上記のように、吸収冷凍機の運転時、例えば吸収
冷凍機の配管接続部からの漏れの量が増加した場合等に
は、予め設けられている不凝縮ガスの抽気装置の運転時
間は次第に増加する。そして、運転時間が所定時間に達
した場合、あるいは予め吸収冷凍機に接続されている抽
気装置の運転のみでは、機器内の不凝縮ガス量が増加し
て運転効率すなわちCOPがさらに低下した場合には、
例えば運転管理者が不凝縮ガス排出装置1を抽気装置4
0に配管接続する。
【0024】また、吸収冷凍機に予め設けたれている抽
気装置が故障して機器内の不凝縮ガス量が増加して運転
効率が低下した場合には、例えば運転管理者が不凝縮ガ
ス排出装置1を抽気装置40に配管接続する。このと
き、図1に示したように抽気管10の接続具10aに連
絡管54の一端を例えばフレアナット(図示せず)にて
接続し、連絡管54の他端を図4に示したようにサービ
スバルブ55を介して例えば排出管49の途中に配管接
続する。
【0025】以下、不凝縮ガス排出装置1の動作につい
て、自動制御用キー24が押され、開閉弁11、12の
開閉が自動制御される自動モードの際の不凝縮ガスの抽
気時及び排出時の動作を説明する。機器内での不凝縮ガ
スの発生に伴って抽気管10内の圧力が次第に上昇す
る。このとき、制御器16は開閉弁11、12に閉信号
をを出力して各開閉弁11、12は閉じている。また、
第1の圧力検出器13が検出した圧力は所定時間毎に制
御器16に記憶される。
【0026】制御器16にて不凝縮ガスの排出のための
プログラムに基づいて第1の圧力検出器13の検出圧力
が第1の設定圧力である例えば80mmHgとが比較さ
れる。そして、第1の圧力検出器13の検出圧力が第1
の設定圧力よりも高くなると、制御器16は動作してモ
ータ5に運転信号を出力する。また、制御器16のタイ
マー(図示せず)は運転信号出力後の時間のカウントを
開始する。
【0027】モータ5が運転を開始すると、開閉弁12
の下流の抽気管10あるいは液トラップ7内等のガスが
排出され、前記抽気管10内の圧力、即ち、第2の圧力
検出器14の検出圧力が次第に低下する。また、抽気ポ
ンプ4の油の温度が次第に上昇する。さらに、第2の圧
力検出器14の検出圧力が第2の設定圧力である例えば
10mmHgより低いか否かが判断される。
【0028】時間が経過して第2の圧力検出器14の検
出圧力が第2の設定圧力よりも低くなると、タイマーに
信号を出力し、タイマーはカウントを開始する。そし
て、例えば第1の所定時間である例えば10分が経過す
ると、制御器16は動作して開閉弁11、12に開信号
を出力する。上記開信号によって開閉弁11、12が開
くと貯室43の不凝縮ガスが抽気ポンプ4に引かれて排
出される。また、各開閉弁11、12が開いてからの経
過時間をタイマーはカウントする。
【0029】以後、第1の圧力検出器13あるいは第2
の圧力検出器14が検出する圧力、即ち、抽気管10乃
至貯室43の圧力が第3の設定圧力である例えば20m
mHgより低いか否かを判断する。開閉弁11、12が
開いて不凝縮ガスが排出され、第1の圧力検出器13あ
るいは第2の圧力検出器14が検出する圧力が次第に低
下して第3の設定圧力より低くなると、制御器16は動
作して各開閉弁11、12に閉信号を出力し、開閉弁1
1、12は閉じる。また、制御器16が閉信号を出力す
ると同時に、タイマーは各開閉弁が閉じた後の時間をカ
ウントする。そして、所定時間、例えば10分経過して
タイマーがカウントアップすると、制御器16は抽気ポ
ンプ4に停止信号を出力し、抽気ポンプ4は停止する。
抽気ポンプ4の停止と同時にタイマーは抽気ポンプ4
の停止後の時間をカウントする。そして、第3の所定時
間、例えば30分経過したか否かが判断され、所定時間
経過した場合には、タイマーはカウントアップしてカウ
ントはリセットされる。
【0030】また、抽気ポンプ4の停止後、再び第1の
圧力検出器13の検出圧力と第1の設定圧力とが比較さ
れる。そして、不凝縮ガスの抽気運転によって貯室43
内の圧力が上昇して第1の設定圧力より高くなると、上
記と同様に不凝縮ガスの排出運転が開始される。上記実
施例によれば、不凝縮ガス排出装置1においては、予め
基台2に抽気ポンプ3が設置され、抽気ポンプ4の上方
に抽気ポンプと配管8、9にて接続された液トラップ7
が設けられ、液トラップ7に一端が接続された抽気配管
10の途中に電磁弁などの開閉弁11、12、第1の圧
力検出器13が接続され、液トラップ7に第2の圧力検
出器14が配管接続されている。さらに、不凝縮ガス排
出装置1には設けられた制御ボックス15に抽気ポンプ
4を駆動するモータ5の運転、開閉弁11の開閉を制御
する制御器16が収納されているので、吸収冷凍機の不
凝縮ガスの漏れの増大によって、予め設けられていた抽
気装置40の運転時間が大幅に増加したとき、抽気装置
40の抽気能力では吸収冷凍機の運転効率が低下したと
き、あるいは抽気装置40が故障したときなどには、不
凝縮ガス排出装置1を吸収冷凍機の抽気装置40に配管
接続することによって抽気装置40と不凝縮ガス排出装
置1とによって不凝縮ガスを排出することができ、排出
能力を容易に増加することができる。しかも、不凝縮ガ
ス排出装置1の抽気配管10には予め開閉弁11、1
2、第1の圧力検出器13、第2の圧力検出器14が設
けられ、さらに、不凝縮ガス排出装置1には開閉弁1
1、12の開閉、モータ5の運転を第1の圧力検出器1
3、第2の圧力検出器14からの信号に基づいて制御す
る制御器16が設けられているので、吸収冷凍機に不凝
縮ガス排出装置1の抽気配管10を配管接続することに
よって他の制御機器の接続あるいは吸収冷凍機の制御装
置と不凝縮ガス排出装置1との接続等を行うことなく、
容易に接続作業を行うことができ、極めて容易に排出能
力を向上することができる。
【0031】また、不凝縮ガス排出装置1においては、
予め基台2に抽気ポンプ4及び抽気ポンプ4の駆動用の
モータ5が設置され、抽気ポンプ4の上方に抽気ポンプ
と配管8、9にて接続された液トラップ7が設けられ、
液トラップ7に一端が接続された抽気配管10の途中に
電磁弁などの開閉弁11、12、第1の圧力検出器13
が接続され、液トラップ7に第2の圧力検出器14が配
管接続され、さらに、モータ5の運転及び開閉弁11、
12の開閉を制御する制御器16を収納した制御ボック
ス15はモータ5の上方で液トラップ7の側方の空間に
設けられており、基台2上方の空間を有効に使用するこ
とができ、この結果、不凝縮ガス排出装置1のコンパク
ト化を図ることができる。
【0032】また、基台2、基台2の角に立設された複
数のフレーム3a及びこれらフレーム3aの上端に設け
られた上面板3bによって囲まれた空間内に抽気ポンプ
4と、モータ5と、抽気ポンプの上方の液トラップ7
と、この液トラップに一端が接続され他端に配管接続部
が設けられた抽気配管10と、この抽気配管の途中ある
いは液トラップ7に設けられた第1、第2の圧力検出器
13、14と、開閉弁11、12と、モータ4の上方に
設けられて第1、第2の圧力検出器13、14から信号
を入力し、検出圧力に基づいて抽気ポンプ4の運転開始
信号、開閉弁11、12の開閉信号を出力する制御器1
6を収納した制御ボックス15とを配設しているので、
不凝縮ガス排出装置1の故障時にはフレーム3a間の開
口すなわち不凝縮ガス排出装置1の四側面の開口1aを
利用して不凝縮ガス排出装置1の抽気ポンプ4、モータ
5、開閉弁11、12、第1第2の圧力検出器13、1
4あるいは制御盤16などの点検、修理あるいは交換を
側面開口1aから行うことができ、不凝縮ガス排出装置
1の保守点検作業の簡略化を図ることができる。
【0033】さらに、第1、第2の圧力検出器13、1
4から信号を入力し、検出圧力に基づいて抽気ポンプ4
の運転開始信号、開閉弁11、12の開閉信号を出力す
る制御盤16を収納した制御ボックス15る制御器16
を収納した制御ボックス21を取付板17の上部取付部
19に取り付け、取付部19の背面に支持板20を介し
て開閉弁11、12を取り付けたため、取付板17を制
御ボックス15の取付と開閉弁11、12の取付とに兼
用することができ、この結果、制御ボックス15と開閉
弁11、12の取付構造を簡略化することができる。ま
た、取付板17の背面に開閉弁11、12を取り付けた
ので、モータ5の上方空間のうち制御ボックス15の後
方空間を開閉弁11、12の配置に有効に利用すること
ができ、不凝縮ガス排出装置1のコンパクト化を図るこ
とができる。
【0034】また、モータ5に対向して取付板17の開
口18aが形成され、モータ5の点検あるいは交換を開
口1aを介して行うことができ、モータ5の保守点検作
業の簡略化を図ることができる。なお、本願発明は上記
実施例に限定されるものはなく、不凝縮ガス排出装置1
の構成は、本願発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更
可能である。
【0035】
【発明の効果】本発明は以上のように構成された不凝縮
ガス排出装置であり、請求項1の発明によれば、基台に
抽気ポンプが設置され、この抽気ポンプの上方に抽気ポ
ンプと配管接続された液トラップが設けられ、この液ト
ラップに一端が接続された抽気配管の途中に開閉弁が接
続され、開閉弁の上流に第1の圧力検出器が接続され、
開閉弁の下流に第2の圧力検出器が接続され、さらに、
不凝縮ガス排出装置には抽気ポンプの運転、開閉弁の開
閉を制御する制御器が設けられているので、吸収冷凍機
等の不凝縮ガスの漏れの増大によって、予め設けられて
いた抽気装置の運転時間が大幅に増加したとき、抽気装
置の抽気能力では吸収冷凍機の運転効率が低下したと
き、あるいは抽気装置が故障したときなどには、不凝縮
ガス排出装置を抽気装置に配管接続することによって抽
気装置と不凝縮ガス排出装置とによって不凝縮ガスを排
出することができ、排出能力を容易に増加することがで
きる。しかも、不凝縮ガス排出装置の抽気配管には予め
配管接続部、開閉弁、第1の圧力検出器、第2の圧力検
出器が設けられ、さらに、不凝縮ガス排出装置には開閉
弁の開閉、モータの運転を第1の圧力検出器、第2の圧
力検出器からの信号に基づいて制御する制御器が設けら
れているので、吸収冷凍機に不凝縮ガス排出装置の抽気
配管を配管接続することによって他の制御機器の接続あ
るいは吸収式冷凍機等の制御装置と不凝縮ガス排出装置
との接続等を行うことなく、容易に接続作業を行うこと
ができ、極めて容易に排出能力を向上することができ
る。
【0036】また、請求項2の発明によれば、予め基台
に抽気ポンプ及び抽気ポンプの駆動用のモータが設置さ
れ、抽気ポンプの上方に抽気ポンプと配管接続された液
トラップが設けられ、この液トラップに一端が接続され
た抽気配管の途中に電磁弁などの開閉弁が接続され、開
閉弁の上流に第1の圧力検出器が接続され、開閉弁の下
流に第2の圧力検出器が接続され、さらに、モータの運
転及び開閉弁の開閉を制御する制御器を収納した制御ボ
ックスはモータの上方で液トラップの側方の空間に設け
られており、基台上方の空間を有効に使用することがで
き、この結果、不凝縮ガス排出装置のコンパクト化を図
ることができる。
【0037】また、請求項3の発明によれば、基台の角
に立設された複数のフレーム及びこれらフレームの上端
に設けられた上面板によって囲まれた空間内に抽気ポン
プと、抽気ポンプ駆動用のモータと、抽気ポンプの上方
の液トラップと、この液トラップに一端が接続され他端
に配管接続部が設けられた抽気配管と、この抽気配管の
途中に設けられた第1、第2の圧力検出器と、開閉弁
と、モータの上方に設けられて第1、第2の圧力検出器
から信号を入力し、検出圧力に基づいて抽気ポンプの運
転開始信号、開閉弁の開閉信号を出力する制御器を収納
した制御ボックスとを配設しているので、不凝縮ガス排
出装置の故障時にはフレーム間の開口すなわち不凝縮ガ
ス排出装置1の四側面の開口を利用して不凝縮ガス排出
装置の抽気ポンプ、モータ、開閉弁、圧力検出器あるい
は制御器などの点検、修理あるいは交換を行うことがで
き、不凝縮ガス排出装置の保守点検作業の簡略化を図る
ことができる。
【0038】さらに、請求項4の発明によれば、第1、
第2の圧力検出器から信号を入力し、検出圧力に基づい
て抽気ポンプの運転開始信号、開閉弁の開閉信号を出力
する制御器を収納した制御ボックスを取付板に取り付
け、さらに取付部に開閉弁を取り付けたため、取付板を
制御ボックスの取付と開閉弁の取付とに兼用することが
でき、この結果、制御ボックスと開閉弁の取付構造を簡
略化することができる。また、取付板の後方空間に開閉
弁を設けたので、モータの上方空間のうち制御ボックス
の後方空間を開閉弁の配置に有効に利用することがで
き、不凝縮ガス排出装置のコンパクト化を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】不凝縮ガス排出装置の概略正面図である。
【図2】不凝縮ガス排出装置の概略側面図である。
【図3】操作盤の正面図である。
【図4】抽気装置の配管構成図である。
【符号の説明】
1 不凝縮ガス排出装置 2 基台 3a フレーム 3b 上面板 4 抽気ポンプ 5 モータ 7 液トラップ 10 抽気配管 10a 接続具 11 開閉弁 12 開閉弁 13 第1の圧力検出器 14 第2の圧力検出器 15 制御ボックス 16 制御器 17 取付板
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F25B 43/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台と、この基台に設置された抽気ポン
    プと、この抽気ポンプに連通した液トラップと、この液
    トラップに一端が接続され他端に配管接続部が設けられ
    た抽気配管と、この抽気配管の途中に設けられた第1の
    圧力検出器と、この第1の圧力検出器の下流に設けられ
    た開閉弁と、この開閉弁の下流に設けられた第2の圧力
    検出器と、第1の圧力検出器及び第2の圧力検出器から
    信号を入力して第1の圧力検出器の検出圧力が所定の排
    出開始圧力になったとき抽気ポンプに運転開始信号を出
    力し、その後第2の圧力検出器の検出圧力が所定の開閉
    弁開圧力になったとき開閉弁に開信号を出力し、その後
    第1の圧力検出器あるいは第2の圧力検出器の検出圧力
    が所定の排出終了圧力になったとき開閉弁に閉信号を出
    力する制御器とを備えていることを特徴とする不凝縮ガ
    ス排出装置。
  2. 【請求項2】 基台と、この基台に設置された抽気ポン
    プと、この抽気ポンプの横に位置して基台に設置された
    抽気ポンプ駆動用のモータと、抽気ポンプの上方に設け
    られ真空ポンプに連通した液トラップと、この液トラッ
    プに一端が接続され他端に配管接続部が設けられた抽気
    配管と、この抽気配管の途中に設けられた第1の圧力検
    出器と、この第1の圧力検出器の下流に設けられた開閉
    弁と、この開閉弁の下流に設けられた第2の圧力検出器
    と、モータの上方に設けられて第1の圧力検出器及び第
    2の圧力検出器から信号を入力し、検出圧力に基づいて
    抽気ポンプの運転開始信号、開閉弁の開閉信号を出力す
    る制御器を収納した制御ボックスとを備えていることを
    特徴とする不凝縮ガス排出装置。
  3. 【請求項3】 基台と、この基台の角に立設された複数
    のフレームと、これらフレームの上端に設けられた上面
    板と、基台に設置された抽気ポンプと、この抽気ポンプ
    の横に位置して基台に設置された抽気ポンプ駆動用のモ
    ータと、抽気ポンプの上方に設けられ抽気ポンプに連通
    した液トラップと、この液トラップに一端が接続され他
    端に配管接続部が設けられた抽気配管と、この抽気配管
    の途中に設けられた第1の圧力検出器と、この圧力検出
    器の下流に設けられた開閉弁と、この開閉弁の下流に設
    けられた第2の圧力検出器と、モータの上方に設けられ
    て第1の圧力検出器及び第2の圧力検出器から信号を入
    力し、検出圧力に基づいて抽気ポンプの運転開始信号、
    開閉弁の開閉信号を出力する制御器を収納した制御ボッ
    クスとを備えていることを特徴とする不凝縮ガス排出装
    置。
  4. 【請求項4】 基台と、この基台に設置された抽気ポン
    プと、この抽気ポンプの横に位置して基台に設置された
    抽気ポンプ駆動用のモータと、抽気ポンプの上方に設け
    られ抽気ポンプに連通した液トラップと、この液トラッ
    プに一端が接続され他端に配管接続部が設けられた抽気
    配管と、この抽気配管の途中に設けられた第1の圧力検
    出器と、この圧力検出器の下流に設けられた開閉弁と、
    この開閉弁の下流に設けられた第2の圧力検出器と、モ
    ータの上方に設けられて第1の圧力検出器及び第2の圧
    力検出器から信号を入力し、検出圧力に基づいて真空ポ
    ンプの運転開始信号、開閉弁の開閉信号を出力する制御
    器を収納した制御ボックスと、基台に接続され制御ボッ
    クスを支持する取付板とを備え、取付板に開閉弁を取り
    付け制御ボックスの後方空間に配設したことを特徴とす
    る不凝縮ガス排出装置。
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