JP2815914B2 - 相分離及び蒸留によるhfの分離方法 - Google Patents
相分離及び蒸留によるhfの分離方法Info
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- JP2815914B2 JP2815914B2 JP1200157A JP20015789A JP2815914B2 JP 2815914 B2 JP2815914 B2 JP 2815914B2 JP 1200157 A JP1200157 A JP 1200157A JP 20015789 A JP20015789 A JP 20015789A JP 2815914 B2 JP2815914 B2 JP 2815914B2
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C17/00—Preparation of halogenated hydrocarbons
- C07C17/38—Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01B—NON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
- C01B7/00—Halogens; Halogen acids
- C01B7/19—Fluorine; Hydrogen fluoride
- C01B7/191—Hydrogen fluoride
- C01B7/195—Separation; Purification
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C01B—NON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
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- C01B7/195—Separation; Purification
- C01B7/196—Separation; Purification by distillation
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、相分離により、弗化水素、2,2−ジクロロ
−1,1,1−トリフルオロエタン(FC−123)、及び/又は
2−クロロ−1,1,1,2−テトラフルオロエタン(FC−12
4)を含む混合物を分離する方法に関する。
−1,1,1−トリフルオロエタン(FC−123)、及び/又は
2−クロロ−1,1,1,2−テトラフルオロエタン(FC−12
4)を含む混合物を分離する方法に関する。
HFの有効な理由は、経済性及びプロセスの操作性の両
面から重要である。フルオロカーボンのプロセス流から
HFを分離回収する技術は、次の特許文献に開示されてい
る。
面から重要である。フルオロカーボンのプロセス流から
HFを分離回収する技術は、次の特許文献に開示されてい
る。
米国特許第2,478,362号は、HFから有機相を分離し、
次いで反応器供給系にリサイクルさせる連続分離ゾーン
の使用を開示している。
次いで反応器供給系にリサイクルさせる連続分離ゾーン
の使用を開示している。
米国特許第3,406,099号は、CF3COCF3、HF、CCl2FCClF
2の一種またはそれ以上を含む混合物からこれら物質を
分離するための有用な共沸系を開示している。
2の一種またはそれ以上を含む混合物からこれら物質を
分離するための有用な共沸系を開示している。
米国特許第3,873,629号は、HFとClCHF2のガス混合物
のH2SO4による向流接触により、HFとClCHF2の混合物を
分離する連続プロセスを開示している。
のH2SO4による向流接触により、HFとClCHF2の混合物を
分離する連続プロセスを開示している。
米国特許第3,947,558号は、最初にHClを分離し、次い
で冷却してHFに富む層とHFを含まない有機相を形成す
る、1−3個の炭素原子数の塩素化された炭化水素を弗
素化により発生した反応生成物からHFを分離する方法を
開示している。この有機相は、炭素数2〜8の液状グリ
コールと混合され、その後、HFが濃縮されたグリコール
層がハロカーボン層から分離される。HFは蒸留によりグ
リコールから分離される。
で冷却してHFに富む層とHFを含まない有機相を形成す
る、1−3個の炭素原子数の塩素化された炭化水素を弗
素化により発生した反応生成物からHFを分離する方法を
開示している。この有機相は、炭素数2〜8の液状グリ
コールと混合され、その後、HFが濃縮されたグリコール
層がハロカーボン層から分離される。HFは蒸留によりグ
リコールから分離される。
米国特許第3,976,447号は、CaCl2、BaCl2またはSrCl2
の乾燥粒子で処理し、次いでHFを脱着することによりガ
ス混合物からHFを分離することを開示している。
の乾燥粒子で処理し、次いでHFを脱着することによりガ
ス混合物からHFを分離することを開示している。
米国特許第4,209,470号は、補助溶媒を加え、分離ゾ
ーンにおける液体無機相のHF組成を強化することによ
り、1−クロロ−1,1−ジフルオロエタンとの液状混合
物からHFを分離する方法を開示している。次に、HFは蒸
留により無機相から分離される。
ーンにおける液体無機相のHF組成を強化することによ
り、1−クロロ−1,1−ジフルオロエタンとの液状混合
物からHFを分離する方法を開示している。次に、HFは蒸
留により無機相から分離される。
欧州特許第98,341号は、分離ゾーンへの原料流がペン
タフルオロブタンを含んでいる場合であっても、補助溶
媒を必要としないHFと1−クロロ−1,1−ジフルオロエ
タンの分離プロセスを開示している。なお、その開示で
は、ペンタフルオロブタンはHFと1−クロロ−1,1−ジ
フルオロエタンの相互溶解度に寄与し、それ故相分離プ
ロセスを妨げると述べている。汚染を避け、良好な温度
制御を行うことにより、補助溶媒の使用なしに分離が行
われる。
タフルオロブタンを含んでいる場合であっても、補助溶
媒を必要としないHFと1−クロロ−1,1−ジフルオロエ
タンの分離プロセスを開示している。なお、その開示で
は、ペンタフルオロブタンはHFと1−クロロ−1,1−ジ
フルオロエタンの相互溶解度に寄与し、それ故相分離プ
ロセスを妨げると述べている。汚染を避け、良好な温度
制御を行うことにより、補助溶媒の使用なしに分離が行
われる。
冷媒および発泡剤として有用な、またはこれらに有用
な他のフルオロカーボンの製造における中間体として有
用な別のフルオロカーボンを製造する必要性が、FC−12
3とFC−124の製造プロセスにおける興味に拍車をかけて
いる。これらの物質は、発泡剤、冷媒、および非常に有
用なフルオロカーボン冷媒である1,1,1,2−テトラフル
オロエタン(FC−134a)の製造における中間体として有
用である。
な他のフルオロカーボンの製造における中間体として有
用な別のフルオロカーボンを製造する必要性が、FC−12
3とFC−124の製造プロセスにおける興味に拍車をかけて
いる。これらの物質は、発泡剤、冷媒、および非常に有
用なフルオロカーボン冷媒である1,1,1,2−テトラフル
オロエタン(FC−134a)の製造における中間体として有
用である。
米国特許出願第070,826号に記載されているFC−123と
FC−124を製造するための一つの方法は、ハロゲン化ア
ルケンを過剰のHFで気相ハイドロフルオリネーションす
ることを含んでいる。このプロセスは、HF、FC−123、F
C−124、テトラクロロエチレン、HCl、および1,2,2−ト
リクロロ−1,1−ジフルオロエタン(FC−122)およびペ
ンタフルオロエタン(FC−125)のような少量の(5モ
ル%未満)他のハロゲン化生成物を生成する。HClおよ
びFC−125の除去は、単蒸留を行ない、HF、FC−123、FC
−124、テトラクロロエチレン、および少量の(例えば
5モル%未満)他のハロゲン化生成物からなる混合物を
残すことにより、容易に行なうことができる。本出願人
が先に提案した反応混合物を分離する一つの方法は、制
御されたHF/FC−123比の条件の下で、FC−123およびFC
−124とのHF共沸物の形成を用いている。
FC−124を製造するための一つの方法は、ハロゲン化ア
ルケンを過剰のHFで気相ハイドロフルオリネーションす
ることを含んでいる。このプロセスは、HF、FC−123、F
C−124、テトラクロロエチレン、HCl、および1,2,2−ト
リクロロ−1,1−ジフルオロエタン(FC−122)およびペ
ンタフルオロエタン(FC−125)のような少量の(5モ
ル%未満)他のハロゲン化生成物を生成する。HClおよ
びFC−125の除去は、単蒸留を行ない、HF、FC−123、FC
−124、テトラクロロエチレン、および少量の(例えば
5モル%未満)他のハロゲン化生成物からなる混合物を
残すことにより、容易に行なうことができる。本出願人
が先に提案した反応混合物を分離する一つの方法は、制
御されたHF/FC−123比の条件の下で、FC−123およびFC
−124とのHF共沸物の形成を用いている。
本発明は、相分離および蒸留を用いて、FC−123およ
びFC−124からのHFの分離の他の方法を提供する。
びFC−124からのHFの分離の他の方法を提供する。
本発明は、分離ゾーンにおいて約0.10MPa〜約3.55MPa
の圧力で、約−80℃〜約40℃の温度で凝縮させることに
より、弗化水素、2,2−ジクロロ−1,1,1−トリフルオロ
エタン、及び/又は2−クロロ−1,1,1,2−テトラフル
オロエタンを含む混合物を分離する方法であって、前記
凝縮により15モル%未満のHFを含む有機層が分離ゾーン
の底部層として形成され、93モル%以上のHFを含む酸相
が分離ゾーンの頂部層として形成される分離方法を提供
する。
の圧力で、約−80℃〜約40℃の温度で凝縮させることに
より、弗化水素、2,2−ジクロロ−1,1,1−トリフルオロ
エタン、及び/又は2−クロロ−1,1,1,2−テトラフル
オロエタンを含む混合物を分離する方法であって、前記
凝縮により15モル%未満のHFを含む有機層が分離ゾーン
の底部層として形成され、93モル%以上のHFを含む酸相
が分離ゾーンの頂部層として形成される分離方法を提供
する。
実質的に85モル%以上のFC−123、FC−124、存在する
かも知れない他の有機化合物の少なくとも一種、及び15
モル%未満のHFから構成される有機相が、分離ゾーンの
底部から取り出され、残留するHFを除去するために蒸留
に供される。HFを含む蒸留物は、蒸留塔の頂部から回収
され、必要ならば、追加のHFを回収するために分離ゾー
ンにリサイクルされる。実質的に95モル%以上のHF、お
よび7モル%未満のFC−123、FC−124、存在するかも知
れない他の有機化合物の少なくとも一種から構成される
酸相が、分離ゾーンの頂部から取り出され、残留するFC
−123、FC−124、存在するかも知れない他の有機化合物
を除去するために蒸留に供される。HFを含む蒸留物は、
蒸留塔の頂部から回収され、必要ならば、上述の理由か
ら分離ゾーンにリサイクルされる。存在するかも知れな
い他の有機化合物は、テトラクロロエチレンおよび少量
の(例えば5モル%未満)他のハロゲン化生成物を含ん
でいる。
かも知れない他の有機化合物の少なくとも一種、及び15
モル%未満のHFから構成される有機相が、分離ゾーンの
底部から取り出され、残留するHFを除去するために蒸留
に供される。HFを含む蒸留物は、蒸留塔の頂部から回収
され、必要ならば、追加のHFを回収するために分離ゾー
ンにリサイクルされる。実質的に95モル%以上のHF、お
よび7モル%未満のFC−123、FC−124、存在するかも知
れない他の有機化合物の少なくとも一種から構成される
酸相が、分離ゾーンの頂部から取り出され、残留するFC
−123、FC−124、存在するかも知れない他の有機化合物
を除去するために蒸留に供される。HFを含む蒸留物は、
蒸留塔の頂部から回収され、必要ならば、上述の理由か
ら分離ゾーンにリサイクルされる。存在するかも知れな
い他の有機化合物は、テトラクロロエチレンおよび少量
の(例えば5モル%未満)他のハロゲン化生成物を含ん
でいる。
本発明は、相分離と蒸留とを用いて、有機成分からの
HFの実質的に完全な分離を提供する。また本発明は、H
F、FC−123、およびFC−124が、それら個々の成分より
も揮発性である共沸物を形成するという発見に基づいて
いる。更に本発明は、有機相からのほぼ完全なHFの蒸留
ストリッピング及び酸相からのほぼ完全な有機成分の蒸
留ストリッピングにおけるこれらの共沸物の形成、それ
によって実質的に純粋なHFおよび有機成分の分離回収が
可能となることに依存している。
HFの実質的に完全な分離を提供する。また本発明は、H
F、FC−123、およびFC−124が、それら個々の成分より
も揮発性である共沸物を形成するという発見に基づいて
いる。更に本発明は、有機相からのほぼ完全なHFの蒸留
ストリッピング及び酸相からのほぼ完全な有機成分の蒸
留ストリッピングにおけるこれらの共沸物の形成、それ
によって実質的に純粋なHFおよび有機成分の分離回収が
可能となることに依存している。
本発明はまた(酸及び有機相の蒸留ストリッピングに
おいて回収された)共沸組成物中のHFの比率が原料混合
物の凝縮により形成された二相系の有機液相に存在する
よりも大きいという発見を利用している。同様に、共沸
組成物中の有機成分の比率が二相系の酸液相に存在する
よりも大きい。このような、共沸組成物を原料混合物凝
縮工程にリサイクルすると、全体の分離度が促進され、
結局、HFと有機成分相互の完全な分離が行われる。本発
明により処理される原料混合物は、広範な源から得るこ
とが出来るが、テトラクロロエチレンとHFとの反応によ
るFC−123およびFC−124の製造からの流出混合物を処理
することが有利である。なお、その反応からの生成物
は、取り出されるかまたは必要に応じてリサイクルされ
る。この反応からの流出混合物は、HF、FC−123、FC−1
24、テトラクロロエチレン、HCl、および1,2,2−トリク
ロロ−1,1−ジフルオロエタン(FC−122)およびペンタ
フルオロエタン(FC−125)のような少量のハロゲン化
生成物から基本的に構成される。HClおよびFC−125のよ
うな低沸成分は、通常除去され、弗化水素(HF)、FC−
123、FC−124、テトラクロロエチレン、および少量(5
モル%未満)の他のハロゲン化生成物から基本的に構成
される混合物を残し、これは本発明により有利に処理さ
れ得る。
おいて回収された)共沸組成物中のHFの比率が原料混合
物の凝縮により形成された二相系の有機液相に存在する
よりも大きいという発見を利用している。同様に、共沸
組成物中の有機成分の比率が二相系の酸液相に存在する
よりも大きい。このような、共沸組成物を原料混合物凝
縮工程にリサイクルすると、全体の分離度が促進され、
結局、HFと有機成分相互の完全な分離が行われる。本発
明により処理される原料混合物は、広範な源から得るこ
とが出来るが、テトラクロロエチレンとHFとの反応によ
るFC−123およびFC−124の製造からの流出混合物を処理
することが有利である。なお、その反応からの生成物
は、取り出されるかまたは必要に応じてリサイクルされ
る。この反応からの流出混合物は、HF、FC−123、FC−1
24、テトラクロロエチレン、HCl、および1,2,2−トリク
ロロ−1,1−ジフルオロエタン(FC−122)およびペンタ
フルオロエタン(FC−125)のような少量のハロゲン化
生成物から基本的に構成される。HClおよびFC−125のよ
うな低沸成分は、通常除去され、弗化水素(HF)、FC−
123、FC−124、テトラクロロエチレン、および少量(5
モル%未満)の他のハロゲン化生成物から基本的に構成
される混合物を残し、これは本発明により有利に処理さ
れ得る。
本発明者らは、二相が種々の温度および圧力の下で形
成されることを見出した。大気圧および−40℃では、HF
とFC−123は、基本的に98.3モル%(88.5重量%)のHF
と1.7モル%(11.5重量%)のFC−123とから構成される
酸相、および基本的に98.6モル%(99.8重量%)のFC−
123と1.4モル%(0.2重量%)のHFとから構成される有
機相の二相を形成する。同じ温度および圧力において、
HFとFC−124は、基本的に84.9モル%(45.2重量%)のH
Fと15.1モル%(54.8重量%)のFC−124とから構成され
る酸相、および基本的に97.6モル%(99.6重量%)のFC
−124と2.4モル%(0.4重量%)のHFとから構成される
有機相の二相を形成する。
成されることを見出した。大気圧および−40℃では、HF
とFC−123は、基本的に98.3モル%(88.5重量%)のHF
と1.7モル%(11.5重量%)のFC−123とから構成される
酸相、および基本的に98.6モル%(99.8重量%)のFC−
123と1.4モル%(0.2重量%)のHFとから構成される有
機相の二相を形成する。同じ温度および圧力において、
HFとFC−124は、基本的に84.9モル%(45.2重量%)のH
Fと15.1モル%(54.8重量%)のFC−124とから構成され
る酸相、および基本的に97.6モル%(99.6重量%)のFC
−124と2.4モル%(0.4重量%)のHFとから構成される
有機相の二相を形成する。
この情報を利用して、本発明者らは、HF、FC−123、F
C−124、および任意の他の有機化合物を含む混合物を、
分離ゾーンにおいて約−80℃〜約40℃、好ましくは約−
40℃〜約0℃の温度、約0.10MPa〜約3.55MPa、好ましく
は約0.10MPa〜約1.83MPaの圧力に供すると、15モル%未
満のHFを含む有機相と94モル%以上のHFを含む酸相が形
成される。
C−124、および任意の他の有機化合物を含む混合物を、
分離ゾーンにおいて約−80℃〜約40℃、好ましくは約−
40℃〜約0℃の温度、約0.10MPa〜約3.55MPa、好ましく
は約0.10MPa〜約1.83MPaの圧力に供すると、15モル%未
満のHFを含む有機相と94モル%以上のHFを含む酸相が形
成される。
有機相は分離ゾーンの底部において形成され、基本的
に15モル%未満のHF、85モル%以上のFC−123、FC−12
4、存在するかも知れない他の有機化合物の少なくとも
一種から構成される。酸相は、分離ゾーンの頂部におい
て形成され、基本的に95モル%以上のHF、および7モル
%未満のFC−123、FC−124、存在するかも知れない他の
有機化合物の少なくとも一種から構成される。そのよう
な範囲内の有機および酸相の種々の成分の正確な量は、
原料混合物中のこれらの成分の量、および操作温度およ
び圧力の下での相の相互溶解度に依存する。
に15モル%未満のHF、85モル%以上のFC−123、FC−12
4、存在するかも知れない他の有機化合物の少なくとも
一種から構成される。酸相は、分離ゾーンの頂部におい
て形成され、基本的に95モル%以上のHF、および7モル
%未満のFC−123、FC−124、存在するかも知れない他の
有機化合物の少なくとも一種から構成される。そのよう
な範囲内の有機および酸相の種々の成分の正確な量は、
原料混合物中のこれらの成分の量、および操作温度およ
び圧力の下での相の相互溶解度に依存する。
以下、本発明の好ましい態様について、第1図および
第2図を参照して説明する。第1図および第2図におい
て、基本的にHF、FC−123、FC−124、および少量の他の
ハロゲン化生成物からなる混合物1を、約−80℃〜約40
℃の温度、約0.10MPa〜約3.55MPaの圧力の下で、クーラ
ー2に通す。冷却された混合物3は、約−80℃〜約40℃
の温度、約0.10MPa〜約3.55MPaの圧力に維持された分離
ゾーン4に送られ、そこで15モル%未満のHFを含む有機
相5と、94モル%以上のHFを含む酸相とが形成される。
酸相6は、分離ゾーン4の頂部から除去され、熱交換器
7および圧力調整器8を通り、それによって生じた酸相
9は多板蒸留塔10に送られる。蒸留塔10の頂部の温度
は、好ましくは約−4℃〜約133℃、より好ましくは約
−4℃〜約97℃であり、圧力は、好ましくは約0.10MPa
〜約3.55MPa、より好ましくは約0.10MPa〜約1.83MPaで
ある。なお、正確な温度は、圧力に依存する。基本的に
純粋なHF11は、蒸留塔10の底部から除去される。リボイ
ラー12は、混合物11の一部を再蒸発させることにより、
蒸留塔に熱の入力をもたらす。HF、FC−123、FC−124、
および少量の他のハロゲン化生成物の混合物は、蒸留塔
10の頂部13から除去され、凝縮器14に送られる。得られ
た混合物15は、クーラー2を通して分離ゾーン4にリサ
イクルされる。
第2図を参照して説明する。第1図および第2図におい
て、基本的にHF、FC−123、FC−124、および少量の他の
ハロゲン化生成物からなる混合物1を、約−80℃〜約40
℃の温度、約0.10MPa〜約3.55MPaの圧力の下で、クーラ
ー2に通す。冷却された混合物3は、約−80℃〜約40℃
の温度、約0.10MPa〜約3.55MPaの圧力に維持された分離
ゾーン4に送られ、そこで15モル%未満のHFを含む有機
相5と、94モル%以上のHFを含む酸相とが形成される。
酸相6は、分離ゾーン4の頂部から除去され、熱交換器
7および圧力調整器8を通り、それによって生じた酸相
9は多板蒸留塔10に送られる。蒸留塔10の頂部の温度
は、好ましくは約−4℃〜約133℃、より好ましくは約
−4℃〜約97℃であり、圧力は、好ましくは約0.10MPa
〜約3.55MPa、より好ましくは約0.10MPa〜約1.83MPaで
ある。なお、正確な温度は、圧力に依存する。基本的に
純粋なHF11は、蒸留塔10の底部から除去される。リボイ
ラー12は、混合物11の一部を再蒸発させることにより、
蒸留塔に熱の入力をもたらす。HF、FC−123、FC−124、
および少量の他のハロゲン化生成物の混合物は、蒸留塔
10の頂部13から除去され、凝縮器14に送られる。得られ
た混合物15は、クーラー2を通して分離ゾーン4にリサ
イクルされる。
本発明の他の態様においては、有機相5は、約−15℃
〜約120℃の頂部の温度および約0.10MPa〜約3.55MPa、
好ましくは約0.69MPa〜約1.83MPaの圧力の第2の多板蒸
留塔16に送ることが出来る。FC−123、FC−124、および
存在するかもしれない他の有機化合物の混合物17は、蒸
留塔16の底部から除去されるかまたは、第2図に示すリ
ボイラー18を通して蒸留塔16にイサイクルされる。第2
図に示すFC−123、FC−124、およびHFの混合物19は、蒸
留塔16の頂部から除去され、凝縮器20において冷却さ
れ、冷却された混合物21は、分離ゾーン4にリイサイク
ルされるためにクーラー2に送られる。凝縮器20はま
た、蒸留塔16のための還流液を提供する。
〜約120℃の頂部の温度および約0.10MPa〜約3.55MPa、
好ましくは約0.69MPa〜約1.83MPaの圧力の第2の多板蒸
留塔16に送ることが出来る。FC−123、FC−124、および
存在するかもしれない他の有機化合物の混合物17は、蒸
留塔16の底部から除去されるかまたは、第2図に示すリ
ボイラー18を通して蒸留塔16にイサイクルされる。第2
図に示すFC−123、FC−124、およびHFの混合物19は、蒸
留塔16の頂部から除去され、凝縮器20において冷却さ
れ、冷却された混合物21は、分離ゾーン4にリイサイク
ルされるためにクーラー2に送られる。凝縮器20はま
た、蒸留塔16のための還流液を提供する。
[実施例] 以下の実施例において、化合物の数値はモルであり、
温度はセ氏である。すべてのデータは、測定され、計算
された熱力学特性を用いて計算により得られた。蒸留塔
の頂部における数は、表1−8については第1図に関
し、表9−14については第2図に関する。
温度はセ氏である。すべてのデータは、測定され、計算
された熱力学特性を用いて計算により得られた。蒸留塔
の頂部における数は、表1−8については第1図に関
し、表9−14については第2図に関する。
実施例1 分離ゾーンの温度が−40℃であり、一つの多板蒸留塔
に有する精製系が、表1に示すように操作されている。
酸相におけるHFのモル%は97.4であり、有機相における
HFのモル%は1.5である。
に有する精製系が、表1に示すように操作されている。
酸相におけるHFのモル%は97.4であり、有機相における
HFのモル%は1.5である。
実施例2 分離ゾーンの温度を変化させたことによる効果を表
2、3、4および5に示す。
2、3、4および5に示す。
実施例3 種々の圧力および温度で蒸留塔を操作した場合の効果
を表6−8に示す。
を表6−8に示す。
実施例4 精製系が二つの多板蒸留塔を有する場合(第2図)、
表9−14に示す条件で操作される。
表9−14に示す条件で操作される。
第1図は、本発明の一態様を示すフローダイヤグラム、
第2図は、本発明の第2の態様を示すフローダイヤグラ
ムである。 2……クーラー、4……分離ゾーン、7……熱交換器、
10,16……蒸留塔。
第2図は、本発明の第2の態様を示すフローダイヤグラ
ムである。 2……クーラー、4……分離ゾーン、7……熱交換器、
10,16……蒸留塔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ベリユア・ノット・マリカージュナ・ラ オ アメリカ合衆国、デラウエア州 19809, ウイルミントン、ジョージタウン・アベ ニュー 1 (72)発明者 リチャード・テイー・ロックウエル アメリカ合衆国、テキサス州 78413, コーパス・クリステイ、カスケイド・ド ライブ 5105 (72)発明者 マイケル・アンドルー・シスク アメリカ合衆国、デラウエア州 19707, ホッケシン、デニスン・レーン 101 (72)発明者 エドウイン・ジェームス・ワーワス アメリカ合衆国、デラウエア州 19803, ウイルミントン、エヌ・ペンプリー・ド ライブ 209 (72)発明者 ロイ・ウインタリングハム アメリカ合衆国、デラウエア州 19707, ホッケシン、クローバー・ドライブ 206 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C01B 7/19 C07C 19/08 C07C 17/38
Claims (6)
- 【請求項1】分離ゾーンにおいて約0.10MPa〜約3.55MPa
の圧力で、約−80℃〜約40℃の温度で凝縮させることに
より、弗化水素、2,2−ジクロロ−1,1,1−トリフルオロ
エタン、及び/又は2−クロロ−1,1,1,2−テトラフル
オロエタンを含む混合物を分離する方法であって、前記
凝縮により15モル%未満のHFを含む有機層が分離ゾーン
の底部層として形成され、93モル%以上のHFを含む酸相
が分離ゾーンの頂部層として形成される分離方法。 - 【請求項2】前記温度は約−40℃〜約0℃であり、前記
圧力は、約0.10MPa〜約1.83MPである請求項1に記載の
方法。 - 【請求項3】(a)分離ゾーンの頂部から酸相を除去す
る工程、 (b)工程(a)からの酸相を、約−4℃〜133℃の温
度および約0.10MPa〜約3.55MPaの圧力で、蒸留塔に供給
し、酸相からHF成分を分離する工程、及び (c)工程(b)のHF成分を蒸留塔の底部から回収する
工程 を更に具備する請求項1に記載の方法。 - 【請求項4】(d)蒸留塔の頂部からHFを含む蒸留物を
回収する工程、及び (e)工程(d)の蒸留物を分離ゾーンにリサイクルさ
せる工程 を更に具備する請求項3に記載の方法。 - 【請求項5】(a)分離ゾーンの底部から有機相を除去
する工程、 (b)工程(a)からの有機相を、約−15℃〜約120℃
の温度および約0.10MPa〜約3.55MPaの圧力で、蒸留塔に
供給し、有機相からHF成分を分離する工程、及び (c)工程(b)の有機相を蒸留塔の底部から回収する
工程 を更に具備する請求項1に記載の方法。 - 【請求項6】(d)蒸留塔の頂部からHFを含む蒸留物を
回収する工程、及び (e)工程(d)の蒸留物を分離ゾーンにリサイクルさ
せる工程 を更に具備する請求項5に記載の方法。
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