JP2815241B2 - 布の端部(フリンジ)から糸を解き出す装置 - Google Patents

布の端部(フリンジ)から糸を解き出す装置

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JP2815241B2
JP2815241B2 JP3031589A JP3158991A JP2815241B2 JP 2815241 B2 JP2815241 B2 JP 2815241B2 JP 3031589 A JP3031589 A JP 3031589A JP 3158991 A JP3158991 A JP 3158991A JP 2815241 B2 JP2815241 B2 JP 2815241B2
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アステン・グループ・インコーポレーテッド
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F1/00Wet end of machines for making continuous webs of paper
    • D21F1/0027Screen-cloths
    • D21F1/0054Seams thereof
    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D3/00Woven fabrics characterised by their shape
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  • Textile Engineering (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
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  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)
  • Ropes Or Cables (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は織物ベルトに織成シーム
を作り出すために用いられる装置に関する。特に、本発
明は製紙工業に用いられる型の工業織物に織成シームを
自動的に形成する装置に関する。本発明による装置は、
特に、抄紙機械のフォードリニエ(Fourdrini
er:長網抄紙)又は形成の段階に用いられる製紙用織
物の自動シーム織成に有効である。
【0002】
【従来の技術及びその課題】この技術は平織り布を継合
わせ、これを環状の即ちエンドレスの織物にするため
に、しばしば有効とされている。最近は、平織の布をエ
ンドレスにする継目を自動装置を用い織成する利点が認
識されて来ている。この自動継目織成を経済的に行おう
とする試みが2件開示されており、米国特許4,41
0,015号と4,581,794号とである。米国特
許4,581,794号は本発明と共にAsten G
roup、Inc.に譲渡されたものである。この様な
試みにも拘らず、大部分の継目は未だに半自動化された
手縫い作業によって行われている。
【0003】自動、半自動を問わず従来技術にとって重
要なことは、継目織成の間、糸を適当な順序で選択し、
分離し、給糸し、及び織り交ぜることが出来ることであ
る。この場合明らかなごとく、継目の部分の織成パター
ン即ち模様がその他の布の部分の織り柄と調和している
方が良い。例えば単純な1層縫いのごとく極く単純な織
物の場合は、問題はそう難しくないが、複雑な織り模様
を持つ多層織物の場合は、編成シーケンスに従って適切
な糸を解き出すと言う難問が絡んでくる。
【0004】当業界では、ヤーンの選択、ヤーンの分
離、及び交ぜ織りのための給糸問題に関する解決策が求
められている。本発明はこれらの3つの課題に対する解
決策を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及びその作用】本発明は、
繰り返し模様が形成された布の端部(フリンジ)から、
縦糸(tiedyarns ;タイドヤーン)を選択的に解き出す
装置を提供する。このフリンジは、所定本数の緯糸(ty
ing yans;タイイングヤーン)で形成されるストリップ
(フリンジストリップ)と、このフリンジストリップに
よって位置が保持された複数のタイドヤーンとを具備し
ており、前記フリンジにおける繰り返し模様は、複数本
のタイイングヤーン(tying yans)とタイドヤーンから
形成されている。
【0006】本装置は、繰り返し模様の織成パターンと
は逆である、フリンジストリップのタイイングヤーンの
開口パターン(shedding pattern)を形成する開口形成
手段(shed forming means)を用いる。この開口形成手
段を動かすことによって、フリンジストリップのタイイ
ングヤーンを制御し、タイドヤーンをストリップから解
き出すことが出来る。タイイングヤーンの制御は、複数
の個々の制御手段を介して行われる。個々のタイドヤー
ンがフリンジストリップから解き出されると、これが分
離されて給糸され、シーム区域で織り交ぜられる。この
織成方法は手織り法でも、前記特許4,410,015
号又は4,581,796号に記載されたいずれか1つ
の自動織成法であっても良い。
【0007】
【実施例】上述したごとく、本発明は米国特許4,58
1,794号に記載されている装置に使用するのに適し
ている。従って、ここでの説明はフリンジストリップ
ヤーンを解き出す点のみに限定する。実際の織り交ぜ
に関する説明は上記特許4,581,794号に詳しく
説明されているので、それを参照願いたい。
【0008】図1にはジヤカード機械2 と、継ぎ合わさ
れた布8 とが示されている。複数の通糸(harness cord
s )4 がジャカード機械2 から延び出している。通糸4
の中央グループがジヤカード機械2 から縫い合わされる
布8 に向かって下向きに延びている。解き出されたヤー
ン16がシームの一部分として織り交ぜられるとき、この
通糸4 がベースの布8 のヤーン10の開口を制御する。通
糸4 の中央グループに加えて、2組のサイドコード6 が
ある。サイドコード6 の各セットがそれぞれ左右の位置
に置かれている。サイドコード6 がジャカード機械2 か
ら各フリンジ制御装置30に向かって延び、タイドヤーン
16の解き出しの間、タイイングヤーン14によるストリッ
プ(リボン)の開口を制御する。タイイングヤーン14と
タイドヤーン16とは、これらが互いに織り交ぜられた状
態で、1つのフリンジ区域12を形成している。左右のフ
リンジ制御手段20,30 は互いに実質的に対称の鏡像構造
であるので、フリンジ制御装置に就いての説明はその一
方のみに限定する。これら左右の手段の間の差異に就い
ては後に説明する。
【0009】次に図2により、図1の左手に示されてい
る好ましいフリンジ制御装置20に就いて詳しく説明す
る。各フリンジ制御装置20が向き合う装着板32,3
4からなり、これらが互いに離れて、平行な垂直面の中
にある。装着板32と34との間隔はスペーサーシャフ
ト36によって保たれている。各シャフト36が螺子の
無い中央部分と螺子付きの端の部分38及び40を持
つ。ナット42がこれらの螺子の部分38,40で各シ
ャフトに取り付けられる。このナットが上記中央部分に
向かって螺子込まれ、この螺子の部分が各板32,34
の孔50に通され、これに第2のナット44が取り付け
られる。このように配置することによって、装着板の間
隔の調節が可能である。図の実施例では2本のスペーサ
ーのみが示されているが、当該技術者には明らかなごと
く、これらスペーサーの数を増やすことが出来、その最
終的数はフリンジ制御装置20に要求される構造強度に
よって決まる。
【0010】装着板32,34 がそれぞれの上下の部分に開
けられた1連の孔を持つ。装着板34に就いて説明する
と、上側の1連の孔52が真鍮スリーブ56をしっかりと受
け止めることの出来る寸法を持つ。この真鍮スリーブ56
の中にバネ部品54がある。各バネ部品54がリング58によ
って各スリーブ56及び孔52の中に保持される。反対側の
板32が、孔52にほぼ相当する複数の孔60を持つ。板32の
第2の1連の孔62の各孔が対応する孔60とほぼ垂直方向
に上下に1線上に並び、実質的に同じ大きさを持ってい
る。これらの孔60,62 が、板32から板34に向かって広が
る凹部状の若干のテーパ、すなわちチャンファを持つ。
テーパーの付いた端部66を持つ半円形のスリーブ64が対
をなす孔60と62との間に跨がり垂直に取り付けられる。
スリーブ64が、バネ54とメール即ちアイレット72との間
に伸びる制御コード70の1つの誘導路及び旋回路を提供
する。制御コード74がアイレットト72の左側から孔76を
通って、ジャカード機械2 の左側のサイドコード6 の対
応する通糸に向かって延びている。当該技術者には明ら
かなごとく、孔76はコード74を通すことの出来る寸法を
持つ。更に、各孔76がコード74の磨損を減らすアイレッ
トを持つようにする。
【0011】図3は図2の各部品の組立て図である。
1,2及び3から明らかなごとく、このフリンジ制御機
構は寸法を変えることが出来るので、開口数の変化に対
応するように変えることが出来る。図1及び2に示すご
とく、板34が延出する腕部材31を持っている。この
延出する腕部材31が水平装着部材33に取り付けら
れ、この部材がフリンジ制御装置20をフリンジストリ
ップに隣接して置くように装着し位置付けられている。
この実施例においては、装着部材33が自動縫合装置の
基板に直接接続されている。現在一般的に使用されてい
る各種の縫合デバイスの場合は、又はシームの動作と
の競合を避けるために、別の装着技術が使われているこ
とを当該技術者は知っているであろう。
【0012】本発明の利点の1つは、ジャカード機械2
のためのカーディング配列(carding arra
ngement)が通糸4及び6を制御するための同じ
繰り返しパターンを持っている点である。左右の通糸
の繰り返しは互いに同じだが、通糸4のそれとは違って
いる。別の言い方をすれば、通糸4と6とが同じカード
配列で制御されているか否かと関係なく、左右の通糸6
のカードは同じ繰り返しパターンを持っている。この
を可能にするために、タイイングヤーン14が左右に
置かれたフリンジ制御装置の中に導かれるときの配列
逆にされる。この点に就いて以下に詳しく説明する。
【0013】図4の分図(a)は右側の装置30を、
(b)は左側の装置20を示す。が8つの開口繰り返
しで織られているとすると、タイイングヤーン14のリ
ボンが、好ましくは、2繰り返し即ち16本のヤーン
からなるようにする。従って、タイイングヤーン14が
14−1から14−16で現される。左側のヤーンは右
側のヤーンに対して逆順に並べられている。図4(a)
に示すごとく、第1のタイイングヤーン14−1が、板
32の右下隅の1番の位置を占めるメール72によって
制御される。ヤーン14−1は制御装置30を通過した
後、端部のリボン制御ブラケット80に通される。この
端部のリボン制御ブラケット80の孔の配列対応する
板32の孔配列と同じである。各ヤーン14がブラケッ
ト80に通された後、これらのヤーンが公知のジャカー
ド技術によって適度の張力を保つように負荷が掛けられ
る。
【0014】図4の分図(a)及び(b)に示すごと
く、これらの2つの図を比較することによって、これら
のヤーンの設計配列が逆順になっていることが判る。即
ち、図4(b)では右下隅に符号16が示され、前の符
号1と反対で、これがヤーン14−16を受ける。ヤー
ン14−16がリボン制御ブラケット80に通され、
が掛けられる。
【0015】図4(a)と(b)とを比較すると明らか
なごとく、ヤーン14−1から14−16リボン14
及び板32の中でそれぞれ同じ関係位置に配置されてい
通糸6のレーシング(lacing)が関係するの
はこの点である。ジャカード機械2の両側から来る各
6が、繰り返し織成パターンに従って、リボン14の
各タイイングヤーンとレース即ち組み合わされる。この
8開口の例においては、ジャカード機械2の両側の位置
1から8が各板32の各位置1から8に接続される。位
置9から16の第2の繰り返しが同様に各位置9から1
6に接続される。
【0016】図4(c)には、上述した制御の下でジャ
カード機械を運転した結果が示されている。図に示すご
とく、リボンは鏡像の形で制御即ち開口される。この鏡
開口の結果として、対応するタイドヤーンがリボン1
4のタイイングヤーンから次々に解き出され、織り交ぜ
可能の状態となる。図1に示すごとく、この実施例はパ
ルス状の空気ソース即ち圧力源90及びヤーンキャッチ
ャー92を含み、タイドヤーン16の解放及び捕捉を助
ける。ヤーンがタイイングリボン14から解放されると
き、好ましくは、制御された噴射空気が圧力源90から
出され、ヤーンをヤーンキャッチャー92に差し向け
る。キャッチャ92がヤーンを瞬間的に安定化し、織り
交ぜの一部としてヤーン16をピックアップしシーム形
成を完成するための固定位置の決定を助ける
【0017】図5及び6を用い、圧力源90の好ましい
位置及びヤーンキャッチャー即ち糸捕捉機92の好まし
い構造に就いて詳しく説明する。
【0018】図5に示すごとく、圧力源90は、好まし
くは、分離の行われる点でフリンジの内側に置かれる。
好ましくは、圧力源90が空気を外向きに差し向け、空
気がフリンジヤーン及びシーム区域から追い出される
ようにする。この実施例においては、ヤーンキャッチャ
ー92が案内装着具124に取り付けられる。この案内
124がフリンジ12の自由端部の保持及び位置付けを
助ける。フリンジ12の主たる制御はリボン14を介し
て行われるが、案内124の効果が見出だされている。
案内124はシーム区域に隣接して置かれるので、ヤー
ンキャッチャー92の理想的装着が行われる。タイドヤ
ーン16は解き出されると横開口部106の中に落ち、
スロット108の中に吹き込まれる。この動作は図6
よって理解することが出来る。
【0019】図6に示すごとく、ヤーンキャッチャー9
2が長さほぼ2インチの管状体100を持つ。管状体1
00の1端がニップル102によって閉ざされ、他の一
方の端は開いている。管状体100の開口106の
長さがほぼ0.375インチで、約0.75インチの長
さのスロット108に繋がっている。開口106の側
部に案内110及び114が取り付けられている。図5
に示すごとく、案内110,114がフリンジ区域12
のタイドヤーン16を挟んで延びている。
【0020】図6に戻り、補助案内116が設けられ
る。この案内116が開口106及びスロット10
8に平行に伸び、管状体100から約0.125インチ
離れて設けられている。案内116の長さは約1.87
5インチで、タイドヤーン16がフリンジ区域12から
解き放されるとき、これを支持する働きをする。当該技
術者に好まれているごとく、この解き出されたヤーンの
長さは、ヤーンの自由端部の一部が管状体100の先に
伸びるような長さとする。このヤーンが管状体100を
ロールオーバーしても、案内116によって、ヤーンが
側部の開口又はスロットの中で摩耗することが無い。ヤ
ーンキャッチャー92は又装着腕即ちステム118を持
ち、これによりキャッチャー92が案内装着具124に
取り付けられている。この実施例においては、溶接部1
12によって案内110が管状体100に取り付けられ
る。案内114、116及び装着腕118は溶接部12
0によって管状体100に取り付けられた一本の棒から
作られている図7参照)。
【0021】タイドヤーン16がタイイングヤーン14
から解き出されると、これが自然に側部の開口106
の前に向かって落ち、圧力源90からのジェット空気に
よって前に押しやられる。ヤーン16が案内を介して
部開口106の中に前進する。この時、配管122か
らの空気の流れが管状体100の中に通される。この空
気が管状体100の中を通るとき、これによって解き
れたヤーン16が端部1O4に向かって押しやられ
る。端部104は開いているので、空気はヤーン16に
逆流を与えること無くチューブの中を流れ続ける。この
時ヤーン16は既に、8のシームに織り交ぜるための
織機によって取り上げることが出来る位置に、正確に位
置付けられている
【0022】図8及び図9は米国特許4,581,79
4号に開示されている織り交ぜ装置における本発明を示
したものである。本発明によるこの分離手段は上述した
物で、織り交ぜ装置に就いては上記特許に詳しい記載が
ある。以下、分離されたヤーンの織り交ぜに就いて簡単
説明する。図8に示すごとく、選ばれたフリンジヤー
ン16が、先ず、運搬腕130によって支配される。1
対の運搬腕130がシームの両側に置かれている。各運
搬腕が、8に対して平行な水平軸の回りで回動するよ
うに支持されている。各運搬腕130の自由端部132
が分離された選ばれたフリンジヤーン16を把持する手
段を含む。この自由端部132は、これが選ばれたフリ
ンジヤーン16を掴み、次に、このヤーンを図9(a)
に示す位置に移動させることが出来るような位置に置か
れている。
【0023】図9(a)に示すごとく、選ばれたフリン
ジヤーン16が徐々に前進下降し、ヤーンの自由端部が
の開口面の中に移動する。この時、ヤーンはインター
レーシング腕(interlacig arm)140
支配下に来る。1対のインターレーシング腕140が
あり、これらが織物のシームの両側に置かれている。イ
ンターレーシング腕140は、シーム区域で、又、ベー
スののヤーン10の開口によって形成された開口の中
を回転するように配置されている。選ばれたフリンジヤ
ーン16が運搬腕の自由端部132からインターレーシ
ング腕の自由端部142に移される。インターレーシン
グ腕の自由端部142が、自由端部132から移された
糸をヤーン受取りノッチ143の中に把持する手段を含
んでいる。各々のインターレーシング腕140が全体的
にL形をしており、端部141で支持され、垂直軸の回
りで回動する。この様にして、インターレーシング腕1
40は、水平面の中で、のシームの1側から、開口を
通り、シームの反対側に向かって移動する。この様にし
て、ヤーン16が開口に通され、繰り返しパターンで織
り交ぜられる(図9の(a)と(b)とを比較)。再び
図8及び9に戻ると、織り交ぜられたヤーンが次にイン
ターレーシング腕140から取出し腕144に運ばれ
る。この場合も、1対の取出し腕があり、これらがシー
ムの両側に置かれている。各取出し腕が、取出し腕14
4の下側端部146に特定の垂直動作をさせる手段を持
っている。本装置の1つの形態においては、この特定の
垂直動作をさせる手段が圧空により制御される1対のピ
ストンを持ち、これらがピストンハウジング150,1
56の中に置かれている。選ばれたヤーン16がのシ
ーム面を越えて運ばれると、図9(b)に示すごとく、
これが取出し腕144の支配下に入る。取出し腕がヤー
ン受取りノッチ148の中にインターレーシング腕14
0から離されたヤーンを把持する手段を持つ。このヤー
ンを制御し、取出し腕144の後退によって、ヤーンが
シーム面に向かって引っ張られる(図9(b)参照)。
【0024】当該技術者にとっては明らかなごとく、上
述した装置は半自動又は自動シーム形成技術に利用する
ことが出来る。本発明は、特に、米国特許4,581,
794号に記載されている自動シーム装置に適用するの
に適している。この装置は、フリンジからヤーンを選択
的に解き出す上述した装置を組み込むために既に改造さ
れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による装置の斜視図、
【図2】図2は、本発明によるヤーン開口手段の分解
図、
【図3】図3は、図2の手段を組み立てて示す斜視図、
【図4】図4図は分図(a)(b)及び(c)から成
り、 (a)は、図1の右側のフリンジ制御装置のヤーンスレ
ッディングの配列図、 (b)は、図1の左側のフリンジ制御装置のヤーンスレ
ッディングの配列図、 (c)は、フリンジヤーンの開口及びタイドヤーンの解
き出しの関係を示す斜視図、
【図5】図5は、本発明の1つの実施例による、織り交
ぜに先立ちヤーンを捕捉するヤーンキャッチャーを示す
斜視図、
【図6】図6は、図5のヤーンキャッチャーの断面図、
【図7】図7は、図6を矢印9の方向から見た側面図、
【図8】図8は、自動シーミング装置における本発明の
装置を示す斜視図、
【図9】図9は分図(a)及び(b)からなり、 (a)は、図8の装置で、ヤーンがセパレーターから自
動織機に解き出された後のヤーンの織り交ぜを示す斜視
図、 (b)は、解き出されたヤーンの織り交ぜを示す斜視
図、である。
【符号の説明】
2…ジャカード機械、4…通糸、8…、12…フリン
ジ区域、14…タイイングフリンジヤーン、16…タイ
ドフリンジヤーン、20,30…フリンジ制御装置、3
2,34…装着板、70…制御コード、72…アイレッ
ト、80…端部リボン制御ブラケット、92…ヤーンキ
ャッチャー、100…管状体、130…運搬腕、140
…インターレーシング腕、150、156…ピストンハ
ウジング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−299561(JP,A)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定本数の緯糸(14)で形成されるス
    トリップと、このストリップによって位置が保持された
    複数の縦糸(16)とを具備し、繰り返し模様を形成し
    た布(8)の端部(12)から前記縦糸(16)を解き
    出す装置において、 前記布(8)の繰り返し模様の織成パターンとは逆の開
    口パターンを定める開口形成装置(2)と、 前記緯糸(14)の夫々と係合し、第1制御コード(7
    4)と繋がる前記開口形成装置(2)の動作によって制
    御されるヤーン操作装置(72)と、 各々対向する孔(52,60;76,62)を備えた一
    対の板(32,34)を具備し、前記緯糸(14)が前
    記繰り返し模様の織成のパターンとは逆の手順で移動す
    るように、各ヤーン操作装置(72)を前記板(32,
    34)の間で移動可能に支持する支持構造と、 前記一対の板の一方の板(34)の上方に形成された孔
    (52)に夫々設けられる付勢部材(54)と、 前記各ヤーン操作装置(72)に取り付けられ、前記一
    対の板の他方の板(32)の下方に形成された孔(6
    2)を通過して、その上方に形成された孔(60)を介
    して前記一方の板(34)に向かって戻り、そして前記
    付勢部材(54)と係合する第2制御コード(70)
    と、を有しており、 前記第1制御コード(74)は、前記一方の板(34)
    の下方に形成された孔(76)を通過して前記各ヤーン
    操作装置(72)とそれぞれ係合しており、前記緯糸
    (14)は、前記開口形成装置(2)の動作を通じて、
    前記制御コード(70,74)およびヤーン操作装置
    (72)によって制御され、前記縦糸(16)は、前記
    繰り返し模様の織成のパターンとは逆の手順で解き出さ
    れることを特徴とする、布の端部から糸を解き出す装
    置。
  2. 【請求項2】 前記開口形成装置(2)は、ジャカード
    ヘッドである、請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記ヤーン操作装置(72)は、糸が通
    る孔が形成されたアイレットである、請求項1に記載の
    装置。
  4. 【請求項4】 前記装置は、さらに、織り合わせに先だ
    って、解き出された縦糸(16)を捕捉し安定させるヤ
    ーン捕捉装置(92)を有しており、このヤーン捕捉装
    置(92)は、少なくとも1つの解放端部(104)を
    有する管状体(100)と、横開口部(106)と、こ
    の横開口部(106)と前記開放端部(104)との間
    に延出するスロット(108)を有する、請求項1に記
    載の装置。
  5. 【請求項5】 前記ヤーン捕捉装置(92)は、前記横
    開口部(106)に隣接してこれに繋がって設けられる
    糸案内手段を有する、請求項4に記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記糸案内手段が、少なくとも2本のワ
    イヤー状の部材(110,114)からなり、これらが
    前記横開口部(106)の長手方向に沿ってその両側に
    互いにほぼ正反対の形で対向して設けられている、請求
    項5に記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記ヤーン捕捉装置(92)は、前記管
    状体(100)の上を通過するヤーンの摩損を防ぐ手段
    (116)を有する、請求項4乃至6のいずれか1項に
    記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記ヤーンの摩損を防ぐ手段(116)
    が、ワイヤー状の部材であり、これが前記管状体(10
    0)の一端に取り付けられ、前記ワイヤー状の部材のそ
    の他の部分が前記管状体から離れており、前記横開口部
    (106)と前記開放端部(104)との間に延びる前
    記スロット(108)に対してほぼ平行になる如き形状
    を成している、請求項7に記載の装置。
JP3031589A 1990-01-31 1991-01-31 布の端部(フリンジ)から糸を解き出す装置 Expired - Lifetime JP2815241B2 (ja)

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