JP2814774B2 - 電子機器の実装構造 - Google Patents

電子機器の実装構造

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JP2814774B2
JP2814774B2 JP3145136A JP14513691A JP2814774B2 JP 2814774 B2 JP2814774 B2 JP 2814774B2 JP 3145136 A JP3145136 A JP 3145136A JP 14513691 A JP14513691 A JP 14513691A JP 2814774 B2 JP2814774 B2 JP 2814774B2
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JP
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cable connector
cable
lsi package
hole
pins
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光男 ▲高▼本
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器の実装構造に
関するものであり、特にケーブルコネクタの無挿抜力構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電子機器の実装構造は図6に示す
ように、プリント板51に多極コネクタ52を実装し、
LSI56を実装したLSIパッケージ55のピン57
を多極コネクタ52のソケットコンタクト53に挿入し
てLSIパッケージ55を多極コネクタ52に実装す
る。プリント板51の裏面にはソケットコンタクト53
のピン54が配列され、ピン54にケーブル60の先端
に設けられたケーブルコネクタ58が装着され、ピン5
4とケーブルコネクタ58のソケットコンタクト59が
接触する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電子機器の高速化要求
は近年、益々高まっており、この高速化を実現するため
に、上述した従来の電子機器の実装構造では次の欠点が
あった。
【0004】コネクタはインピーダンスの不連続を起す
ものであり、高速化のためには極力使用しないほうがよ
いが、従来の電子機器の実装構造では多極コネクタとケ
ーブルコネクタの2個のコネクタを使用しており、高速
伝送に適さないという欠点があった。
【0005】また、他の欠点としては信号伝送スピード
がプリント板内の信号パターンに比較しケーブルの方が
速いため、高速伝送の実現のために、LSIパッケージ
間の信号伝送にはプリント板51内の信号パターンを使
用せずケーブル(例えば同軸ケーブル)を使用して行な
う方が良い。このためプリント板51内には信号パター
ンがほとんどなくプリント板51は多極コネクタ52を
固定させる構造物でしかないということである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電子機器の実装
構造は、複数個のLSIを実装し、裏面に複数本のピン
を設けたLSIパッケージと、中央部の外周に凹部を有
し、先端にソケットコンタクトを有したケーブルコネク
タと、表面から前記LSIパッケージのピンを挿入し、
裏面から前記ケーブルコネクタを挿入する貫通穴と、側
面に開口し表面と平行に設けられ一部が前記貫通穴と重
なる挿入抜去穴を有したベースと、ベースの側面より前
記挿入抜去穴に挿入され前記ケーブルコネクタの前記凹
部を通過して前記ケーブルコネクタを前記貫通穴内で移
動させるための突起を有したスライドカムとを含み、前
記突起を前記ベースの表面に向けて前記挿入抜去穴に挿
入することにより前記LSIパッケージのピンと前記ケ
ーブルコネクタのソケットコンタクトを接続させ、前記
突起を前記ベースの裏面に向けて前記挿入抜去穴に挿入
することにより前記LSIパッケージのピンと前記ケー
ブルコネクタのソケットコンタクトの接続が解放される
ことを特徴とする。
【0007】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0008】図1は本発明の一実施例の電子機器の実装
構造の側面図である。
【0009】LSIパッケージ1には複数個のLSI2
が実装され、LSIパッケージ1の裏面には複数本のピ
ン3が設けられている。ハウジング10はベース11と
スライドカム12より成り、ベース11には複数個の貫
通穴13がLSIパッケージ1のピン3に対応する位置
に配置されている。貫通穴13にはケーブル21の先端
に取り付けられたケーブルコネクタ20が挿入される。
ケーブルコネクタ20の中央部の外周には周方向の溝か
らなる凹部22を有し、且つ先端部にはケーブル21と
接続されたソケットコンタクト23が内蔵されている。
【0010】スライドカム12は図5に示すように先端
に突起16を有しており、この突起16の位置により図
5(a),(b)の2種類がある。
【0011】図4はベース11の上下側面のスライドカ
ムと挿入抜去穴14,15を示している。図4(a)は
挿入抜去穴14,15を示し、図4(b)は後記するケ
ーブル挿入時のスライドカム実装状態を示し、図4
(c)は後記するケーブル抜去時のスライドカム実装状
態を示す図である。
【0012】挿入抜去穴14,15は貫通穴13に平行
な部分141,151とこれに垂直な部分142,15
2からなり、部分141,151が配列された貫通穴1
3に重なるように設けられ、部分142,152内をス
ライドカム12の本体部分が通り部分141,151内
を突起16が通る。
【0013】次に、本実施例のケーブル挿入、抜去の無
挿抜力構造の動作について説明する。
【0014】図2はケーブル挿入動作を示す図である。
ハウジング10の穴13にLSIパッケージ1のピン3
が挿入され、LSIパッケージ1はベース11に固定さ
れる(固定構造は図示していない)。また、ハウジング
10の反対面側からは穴13にケーブルコネクタ20が
挿入され、挿入方向に可動されるように保持される(保
持構造は図示していない)。
【0015】このような実装状態を示した図が図2
(a)である。この時にはまだ、LSIパッケージ1の
ピン3とケーブルコネクタ20のソケットコンタクト2
3は接触していない。突起16をLSIパッケージ1の
側へ向けてスライドカム12を挿入抜去穴14,15に
挿入すると図2(b)のようになり、スライドカム12
の突起16は穴13を通過する時にケーブルコネクタ2
0の凹部22を通過し、突起16が凹部22の段差部分
に当接して突起16の高さH分だけケーブルコネクタ2
0を持ち上げピン3とソケットコンタクト23が接続さ
れる。すべてのピン3とソケットコンタクト23が接続
され、ケーブル挿入が完了するとスライドカム12は抜
き取られる。
【0016】図3はケーブル抜去動作を示す図である。
図3(a)はケーブル挿入完了後の図であり、ケーブル
抜去時にはスライドカム12の突起16を下向きにして
挿入抜去穴14,15に挿入する。スライドカム12を
挿入抜去穴14,15に挿入すると図3(b)のように
なり、スライドカム12の突起16がケーブルコネクタ
22の凹部22を通過する時に突起16の高さH分だけ
ケーブルコネクタ20を押し下げ、ピン3とソケットコ
ンタクト23の接続が開放される。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明はスライドカ
ムを移動させてケーブルコネクタを上、下動させ、ケー
ブルコネクタのソケットコンタクトがLSIパッケージ
のピンに挿入、抜去されるようにしたことにより、少な
い力でLSIパッケージの脱着が可能でしかも従来技術
で述べた多極コネクタ、プリント基板なしでLSIパッ
ケージのピンとケーブルコネクタのソケットコンタクト
の接続が出来、電子機器を高速化できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の側図面である。
【図2】図1に示す実施例のケーブル挿入での動作を説
明する図である。
【図3】図1に示す実施例のケーブル抜去での動作を説
明する図である。
【図4】ベース11の側面の挿入抜去穴14,15を示
す図である
【図5】スライドカム12の斜視図である。
【図6】従来の電子機器の実装構造の平面図である。
【符号の説明】 1 LSIパッケージ 2 LSI 3 ピン 10 ハウジング 11 ベース 12 スライドカム 13 穴 14,15 挿入抜去穴 16 突起 20 ケーブルコネクタ 21 ケーブル 22 凹部 23 ソケットコンタクト 51 プリント板 52 多極コネクタ 53 ソケットコンタクト 54 ピン 55 LSIパッケージ 56 LSI 57 ピン 58 ケーブルコネクタ 59 ソケットコンタクト 60 ケーブル

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個のLSIを実装し、裏面に複数本
    のピンを設けたLSIパッケージと、中央部の外周に凹
    部を有し、先端にソケットコンタクトを有したケーブル
    コネクタと、表面から前記LSIパッケージのピンを挿
    入し、裏面から前記ケーブルコネクタを挿入する貫通穴
    と、側面に開口し表面と平行に設けられ一部が前記貫通
    穴と重なる挿入抜去穴を有したベースと、ベースの側面
    より前記挿入抜去穴に挿入され前記ケーブルコネクタの
    前記凹部を通過して前記ケーブルコネクタを前記貫通穴
    内で移動させるための突起を有したスライドカムとを含
    み、前記突起を前記ベースの表面に向けて前記挿入抜去
    穴に挿入することにより前記LSIパッケージのピンと
    前記ケーブルコネクタのソケットコンタクトを接続さ
    せ、前記突起を前記ベースの裏面に向けて前記挿入抜去
    穴に挿入することにより前記LSIパッケージのピンと
    前記ケーブルコネクタのソケットコンタクトの接続が解
    放されることを特徴とする電子機器の実装構造。
JP3145136A 1991-06-18 1991-06-18 電子機器の実装構造 Expired - Lifetime JP2814774B2 (ja)

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JPH04370676A JPH04370676A (ja) 1992-12-24
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Effective date: 19980714