JP2813714B2 - 芯孔を有する円筒状物の梱包装置における芯出し機構並びに等間隔割出し装置 - Google Patents

芯孔を有する円筒状物の梱包装置における芯出し機構並びに等間隔割出し装置

Info

Publication number
JP2813714B2
JP2813714B2 JP18272290A JP18272290A JP2813714B2 JP 2813714 B2 JP2813714 B2 JP 2813714B2 JP 18272290 A JP18272290 A JP 18272290A JP 18272290 A JP18272290 A JP 18272290A JP 2813714 B2 JP2813714 B2 JP 2813714B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lifter
moving distance
detecting means
packing
packed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP18272290A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0472110A (ja
Inventor
匡 目黒
清一 香取
彦之助 小島
貴志 鈴木
学 石田
英則 川口
Original Assignee
ストラパック株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ストラパック株式会社 filed Critical ストラパック株式会社
Priority to JP18272290A priority Critical patent/JP2813714B2/ja
Publication of JPH0472110A publication Critical patent/JPH0472110A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2813714B2 publication Critical patent/JP2813714B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、一定位置に支持された芯孔を有する円筒状
の被梱包物に対して前記芯孔内に挿脱自在のスライドア
ーチを備える梱包機において、前記スライドアーチが進
退移動する一定位置に被梱包物の芯孔を自動的に位置決
めする芯出し機構、並びに芯孔を有する円筒状の被梱包
物に対して芯孔と外周にわたり、等間隔毎に任意本数の
バンド掛け梱包をする梱包装置における被梱包物外周の
等間隔割出し装置に関する。
【従来の技術】
従来の芯孔を有する円筒状物の梱包装置における芯出
し機構においては、本件出願人の特公昭62−29289号公
報に示すように、円筒状の被梱包物の芯孔をスライドア
ーチの一定位置に自動的に位置決めできる大変有効な装
置を開発している。すなわち、円筒状の被梱包物をリフ
ター上に搬入する際に、梱包機の機枠上方に上下方向に
回動可能に設けた直径検出レバーの下端を、前記被梱包
物が上昇させる。すると直径検出レバーと連動するよう
に設けた揺動杆は支持板に全体の長さの2対1の点を軸
支して取り付けているので、該揺動杆の長尺側の一端が
直径検出レバーの下端の上昇距離と同じだけ回動し、揺
動杆の短尺側の他端が前記長尺側の一端の半分の距離を
回動し、揺動杆は該揺動杆に設けた逆転防止機構によ
り、このままの位置を保つように構成されている。次い
でリフターが昇降駆動機構により上昇すると、リフター
中央に設けた補正杆に備えた位置検出手段もリフターと
共に上昇し、前記位置検出手段が揺動杆の短尺側の他端
に接触すると、この信号で前記昇降駆動機構が停止して
リフターの上昇も停止し、被梱包物の芯孔がスライドア
ーチの一定の進退位置に固定されるというものである。
しかも、補正杆は、被梱包物の梱包可能最長径の芯孔の
位置を基準に原位置に設定し、被梱包物が短径の場合
に、検出された直径よりも被梱包物の外周が被梱包物長
手方向外周を適宜間隔を介して支持するリフター上から
下がることになるため、この下がった分だけ上昇距離を
追加、補正するように構成されている。 また、状来の芯孔を有する円筒状物の梱包装置におけ
る等間隔割出し装置においては、本件出願人の特孔昭62
−29290号公報に示すように、上記芯出し機構と同様に
構成する梱包装置において、リフター上にモータにより
回転自在に互いに平行に適宜間隔を介して設けた二のリ
フターローラを備え、前記直径検出レバーの回動に連動
する揺動杆を設け、さらに揺動杆に逆転防止機構を設け
ると共に、前記二のリフターローラを回転駆動するモー
タの回転を制御する回転調製手段の軸を前記揺動杆に連
動するよう構成されている。
【発明が解決しようとする課題】
従来の芯孔を有する円筒状物の梱包機における芯出し
機構にあっては、円筒状の被梱包物をリフター上に回転
して搬入する際に、直径検出レバーの下端を回転移動す
る被梱包物の外周面上に添って上方へ押し上げるために
は、被梱包物が搬入する前の直径検出レバーの下端が被
梱包物の中心位置より上方に位置している必要がある。
したがって、直径検出可能な最大および最小の被梱包物
の大きさが狭い反息に限定されるという問題点があっ
た。すなわち、被梱包物が搬入する前の直径検出レバー
の下端位置までの高さが直径検出可能な被梱包物の最小
径であり、最大径はその中心位置が直径検出レバーの下
端位置より下方になければならないので前記最小径の2
倍以下に限定されるという問題があった。 さらに、直径検出レバーの下端が回転移動する被梱包
物の外周面上に添って上方へ移動するためには構造上、
被梱包物の搬出速度が速すぎると、直径検出レバーに曲
げ荷重が加わったり、あるいは直径検出レバーの上昇速
度の慣性により直径検出レバーの下端が円筒状佛の頂点
に達する時に停止せず、はね上がりが生じて被梱包物の
直径を正確に検出できない。そのために、搬入速度を遅
くしなければならないという問題点があった。 また、従来の機構は被梱包物の径の大小に応じて被梱
包物の外周が被梱包物長手方向外周を適宜間隔を抗して
支持するリフターから下がった分の補正を比較的簡単な
機能で自動的に行えるという効果的な装置であったが、
それでも全体的には揺動杆に設けた逆転防止機構や、補
正杆を設けるなどの構成上の複数さはやむを得ない問題
点であった。 また、従来の等間隔割出し装置にあっては、上記の芯
出し機構と同様に、直径検出可能な被梱包物の最大径と
最小径が狭い範囲に限定されると共に、被梱包物の搬入
速度が速ずぎると、直径検出レバーにはね上がりが生じ
て被梱包物の直径を正確に検出できないため、揺動杆に
連動する回転調整手段の軸には正確に伝達されず、等間
隔割出しにはわずかながら正確さを欠くという問題点が
あった。 本発明は、叙上の従来の問題点を解消するために開発
されたもので、梱包可能な被梱包物の最大径および最小
径が狭い範囲に限定されることなく、また被梱包物の搬
入速度が速くても正確に被梱包物の頂点を検出して被梱
包物の芯抗をスライドアーチ間に自動的に位置せしめ、
また被梱包物の大きさに対応して正確に被梱包物の外周
に等間隔位置に梱包可能なしかも簡単な構造の梱包装置
における芯出し機構、並びに等間隔割出し装置を提供す
ることを目的としている。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の芯孔WCを有する
円筒状物の梱包装置における芯出し機構においては、機
枠1と、該機枠1内に昇降自在に設けた梱包機本体10
と、該梱包機本体10内のバンドウェイ14に連通し、且つ
一定位置に進退自在に設けたスライドアーチ20,21と、
該スライドアーチ20,21の下方で昇降駆動機構により昇
降自在に設けたリフター30と、該リフター30で芯孔を有
する円筒状の被梱包物Wの長手方向外周を適宜間隔を介
して支持するように設けた梱包装置において、前記機枠
1に、前記リフター30上に載置され上昇した被梱包物W
の頂点を検知して信号を発生する頂点検知手段60を設
け、さらにリフター30の下限位置から頂点検知手段60に
より被梱包物Wの頂点を検知するまで上昇したリフター
30の移動距離MLを検出する移動距離検出手段51を設け、
該移動距離検出手段51で検出した移動距離MLに対応して
予かじめ設定された設定距離SLリフター30をさらに上昇
又は下降せしめる制御装置を設けたことを特徴とするも
のである。 また、前記リフター30を一定速度Vで昇降可能に設
け、該リフター30の上昇に伴って一定のパルスを発生す
るパルス発生手段52を設け、リフター30下限位置から頂
点検知手段60で検知するまでの間に前記パルス発生手段
52により発生した移動パルス数MPをカウントするように
構成した移動距離検出手段51を設け、該移動距離検出手
段51でカウントした移動パルス数MPに対応して予かじめ
設定された設定パルス数SP(=設定距離)だけさらにリ
フター30を上昇又は下降せしめる制御装置を設けること
もできる。 また、前記設定距離SLは前記移動距離検出手段51によ
り検出される。 また、本発明の芯孔WCを有する円筒状物の梱包装置に
おける等間隔割出し装置においては、上記の芯出し機構
と同様の梱包装置において、リフター30上に適宜間隔を
介して回転自在の二のリフターローラ36,36を設け、前
記機枠1に、前記二のリフターローラ36,36上に載置さ
れ上昇した被梱包物Wの頂点検知して信号を発生する頂
点検知手段60を設け、さらにリフター30の下限位置から
頂点検知手段60により被梱包物Wの頂点を検知するまで
上昇したリフター30の移動距離MLを検出する移動距離検
出手段51を設け、該移動距離検出手段51で検出した移動
距離MLに対応して予かじめ設定された設定回転数SNにお
いて設定回転数前記リフターローラ36を同方向へ回転・
停止せしめる制御装置を設けたものである。 また、前記リフター30を一定速度で昇降可能に設け、
該リフターの上昇に伴って一定のパルスを発生するパル
ス発生手段を設け、リフター下限位置から頂点検出手段
60で検知するまでの間に前記パルス発生手段により発生
した移動パルス数MPをカウントするように構成した移動
距離検出手段51を設け、該移動検出手段51でカウントし
た移動パルス数MPに対応する設定回転数SNだけ前記リフ
ターローラ36を回転さしめる制御装置を設けることもで
きる。 また、前記リフターローラ36の設定回転数SNにおける
設定回数の回転前に本体を上昇し、停止後に本体を仮構
し、本体下降の間にバンドの一次引締めを行うように構
成する。
【作用】
上記のように構成された梱包装置における芯出し装置
の下限位置にあるリフター30上に円筒状物の被梱包物W
が搬入され、次いでリフター30が昇降駆動機能により一
定速度Vで上昇すると、移動距離検出手段51はリフター
30の下限位置から移動距離をカウントし始める。例えば
リフター30の上昇に伴って一定パルスを発生するパルス
発生手段52により発生した移動パルス数MPをカウントす
る。そして被梱包物Wの頂点が機枠1に設けられた頂点
検知手段60に達すると、頂点検知手段60で検知した信号
により、移動距離検知手段51はリフター30の下限位置か
ら頂点検知手段60に到達するまでの移動距離MLたる移動
パルス数MPを検出する。すると制御機構は前記移動距離
MLすなわち移動パルス数MPに対応して予かじめ設定され
た設定距離SLたる設定パルス数SPだけ前記昇降駆動機構
を駆動してリフター30を上昇又は下降せしめて停止し、
被梱包物Wの芯孔WCがスライドアーチ20,21の一定の進
退位置に固定される。 また、前述のように構成された梱包装置における等間
隔割出し装置は、上記の芯出し機構と同様にリフター30
のリフターローラ36,36上に載置された被梱包物Wの大
きさによって、リフター30の下限位置から被梱包物Wの
頂点が頂点検知手段60で検知するまでの移動距離MLは異
なるが、この移動距離MLを移動距離検出手段51で検出す
ると、制御装置は、1本目のバンド掛けを行った後、前
記移動距離MLに対応する設定回転(外周の回転)数SNだ
けを前記リフターローラ36を回転せしめてバンド掛けを
行い、さらにリフターローラ36が設定回数分だけ同一回
転数回転して被梱包物Wを回転せしめ、設定した本数の
バンド掛けを行う。すなわち芯孔WCを有する円筒状の被
梱包物Wに対して芯孔WCと外周にわたり等間隔毎にバン
ド掛け梱包する際に、例えば、三本掛けの場合は被梱包
物Wにおける各バンド間の角度は120度毎の等間隔とな
るのであるが、被梱包物Wの大きさによって外周の長さ
が異なるので、被梱包物Wの外周に摺接するリフターロ
ーラ36を回転して被梱包物Wを等角度に回転するため
に、被梱包物Wを大きさに対応して予かじめ設定した設
定回転数SNだけリフターローラ36を回転するのである。
【実施例】
実施例について図面を参照して説明すると、第1図は
本発明にかかる芯出し機構を有する梱包装置の全体を示
すもので、1は機枠で、梱包機本体10を昇降駆動機構に
より昇降自在に支持すると共に、同図垂直方向で、本体
10の左右に位置する固定アーチ2,3及び、機枠1の両側
に水平に懸吊され、一定位置に進退移動し、この一定位
置にリフターで支持された被梱包物の芯孔WC内に進退す
る二のスライドアーチ20,21を有し、且つ材機枠1の側
部には、空気駆動装置4が設けられ、又、該機枠1の下
方には、前記スライドアーチ20,21と平行に位置し、モ
ータを備える回転駆動機構により回転自在のリフターロ
ーラ36,36を有するリフター30が昇降自在に設けられて
いる。5はバンドプールで所望量のバンドがバンドリー
ル6により引き出されプーリされており、バックプール
7を介して、本体10内へバンを供給する。尚Wは被梱包
物を示す。 梱包機本体10は、前記機枠1を構成する矩形状の外枠
内を転動自在なガイドローラを有する他の枠体に支持せ
しめ、該他の枠体の上部に、機枠1上に設けたエアシリ
ンダ8のロッド先端の取付け、梱包機本体10を機枠1内
に昇降自在に設けたものである。又、梱包機本体10内に
は既知のバンド供給、引締機構12及び溶着、切断の各機
構13を収納し、該本体10の下面には、前記バンド供給、
引締機構12と、機枠1の左右の枠体に開口面を対向して
固着したバンド案内アーチ2,3を連結し、梱包用バンド
を通過せしめるバンドウェイ14が内臓され、又、本体10
の下面には光電管(図示せず)が取付けられている。 前記左右のバンド案内アーチ2,3は、彎曲形成され、
該アーチ2,3の上端面が、前記本体10内に直線状に配設
したバンドウェイ14の開口面に接合され、下端面には、
前述二本のスライドアーチ20,21が進入接合したとき、
該スライドアーチの両後端部上辺開口面に連通するよう
に当接される。 又、二本のスライドアーチ20,21は、図示せざるガイ
ド杆の下面にラックを刻設し、該ラックを有しないガイ
ド杆の後端部に、ローラーを取付け、ケース25内に収納
されている。前記ラックに噛合する歯車は該歯車のスプ
ロケットにチェーンを介してモータと連結されている。
かようにしてガイド杆上のスライドアーチ20,21は、上
下左右方向のぶれを生せずに直線的に進退移動する。 リフター30は、第2図及び第3図に示すように、基台
31に設置した昇降駆動機構のモータ32の回転をネジ棒33
を介して、それぞれ中央で交叉するリング34,34の端部
へ伝達し、リフター30下部及び、基台31の溝内を、前記
リフター30の各端部に設けたローラ35が回転しながら移
動しこのリフター30を水平状態で昇降せしめる。又、リ
フター30は、その上面長手方向に適宜間隙を介してリフ
ターローラ36,36が設けられ、リフターローラ36,36は、
第1図および第4図に示すように各々一端に設けたスプ
ロケット37,37に、前記リフター30に垂下支持した枠体3
8内に載置されたモータ39とチェーン40を介して連結さ
れている。 尚、第2図及び第3図において、41は搬出盤で搬出ラ
インOL側に傾斜した板体を、基台31上に固定したもの
で、リフター30が最下降時に、リフターローラ36の表面
より突出する高さに設置されている。同図において42
は、ストッパーで、リフター30に軸支されたクランクの
一端を発条43を介して、リフターローラ36表面より突出
するよう付勢し、一旦、リフターローラ36上へ載置され
た被梱包物が、搬入ラインIL側へ転出しないようにして
ある。又、44はストッパーピンで、リフター30の上昇に
伴い、エアシリンダーでリフターローラ36の表面より突
出し下降時には、前記シリンダーで下げられる。 次に、本発明にかかる芯出し機構について説明する。
芯出し機構は、リフター30のリフターローラ36,36上に
搬入された被梱包物Wの頂点がリフター30の下限位置か
ら任意に指定した位置まで上昇した移動距離MLを検出し
て被梱包物Wの大きさを検出し、次いでこの検出された
移動距離MLを基準に、リフター30を上昇又は下降せし
め、一定位置に進退するスライドーアーチ20,21の前記
一定の進退位置に被梱包物Wの芯孔WCを位置せしめるた
めのものである。 第1図および第5図、第6図において、PH1は、1対
の投光側および受光側で成る光電管で、リフター30上に
載置され上昇した被梱包物Wの外周垂直方向の最高位置
すなわち、頂点を検知して信号を発生する頂点検知手段
60を成し、投光側および受光側の光電管はリフター30上
のリフターローラ36,36で形成する平面に平行で且つ該
平面より上方に位置しており、しかも第5図に示すよう
に機枠1を構成する外枠の垂直部に取付けられ、矩形状
を成す外枠の対角線上に対向して設けている。さらに、
本実施例では第1図および第6図に示すように、光電管
PH1と同様に構成する光電管PH2を光電管PH1によ上方に
設けている。なお、高さ方向に任意間隔を介して複数の
光電管PH1,PH2…PHn(nは任意の整数)を上記の光電管
PH1,PH2と同様に設けることができる。 第1図および第2図において、51は移動距離検出手段
で、例えばエンコーダやパルス発生器などのパルス発生
手段52と、このパルス発生手段52から発生したパルスを
カウントする図示せざるカウンタから成り、リフター30
の下限位置から前記頂点検知手段60により被梱包物Wの
頂点を検知するまで上昇したリフター30の移動距離MLを
検出する。この移動距離検出手段51について具体的な実
施例として第2図に基づいて説明すると、リフター30の
枠体38の側面にパルス発生手段52たるエンコーダのコー
ド板53として垂直方向に等間隔の櫛歯状を成す櫛歯状コ
ード板53aを設け、該櫛歯状コード板53aの切欠きを検知
して信号を発生するセンサ54を機枠1の支柱に固定す
る。そしてリフター30の上昇あるいは下降に伴ってコー
ド板53aが移動すると、センサ54はコード板53aの1つの
切欠きが通過する毎に信号を発生し、この1つの信号を
1パルスとしてカウントする図示せざるカウンタが備え
られている。 なお、上記の垂直方向の櫛歯状コード板53aに替えて
やはり等間隔に切欠を設けた円盤状のコード板53bをリ
フター30の枠体38の側面又は機枠1に回転可能に取り付
け、該円盤状コード板53bの切欠きを検知するセンサ54
を設けると共に、リフター30の上昇又は下降に伴って前
記円盤状コード板53bを回転せしめるラックピニオンあ
るいは摺動板などの係合部材を機枠1又は枠体38の側面
に設けることができる。 そこで、以上の移動距離検出手段51は、リフター30が
下限位置から上昇して前述の頂点検知手段60がリフター
30に載置した被梱包物Wの頂点を検知するまでの移動距
離MLをカウントして検知する。すなわち前記エンコーダ
のパルス発生手段52の場合は、リフター30が移動距離ML
を上昇する間に発生する移動パルス数MPを検出する。し
たがって、この移動距離MLたる移動パルス数MPは被梱包
物Wの直径に応じた検出量となる。 さらに、本発明の装置においては前記移動距離検出手
段51で検出した移動距離ML、すなわち被梱包物Wの直径
に対応する設定距離SLだけ、リフター30をさらに上昇又
は下降せしめて、被梱包物Wの芯孔がスライドアーチ2
0,21の一定の進退位置に固定する制御装置を設けてい
る。例えば、第6図において下限位置にあるリフター30
上の二のリフターローラ36,36に載置している被梱包物W
1の場合、その頂点と上方の頂点検出手段60である光電
管PH1までの移動距離はML1であり、この移動距離ML1に
対応する設定距離はSL1である。すなわち制御装置は、
リフター30が下限位置から光電管PH1が被梱包物W1の頂
点を検知するまでの移動距離ML1だけ上昇しても、被梱
包物W1の芯孔WCがスライドアーチ20,21の一定進退位置
に到達するまでリフター30がさらに設定距離SL1だけ上
昇する必要があるので、移動距離検出手段51により検出
した移動距離ML1に対応する設定距離SL1をシーケンサな
どによりあらかじめ設定しておき、該設定距離SL1だけ
リフター30をさらに上昇せしめて停止するようにリフタ
ー昇降駆動機構を制御するものである。 第2図に示すような垂直方向で5mmの等間隔でなる櫛
歯状コード板53aを用いたパルスを発生手段52たるエン
コーダの場合、1パルスは10mmの移動距離となる。した
がって移動パルス数MPは移動距離ML間を10mm移動する毎
に発生するパルスの総数となり、この移動パルス数MPに
対応する設定距離SLたる設定パルスSPも1パルス毎に10
mm移動するように設定されたパルスの総数である。この
設定距離SLは、上記設定パルスとして移動距離検出手段
51によりシーケンサでカウントされ、リセットされた
後、移動距離検出手段51で再び移動パルス数をカウント
し、上記設定パルス数でリフター駆動機構を停止するこ
とにより制御される。なお、被梱包物Wの大きさを10mm
毎に制御する必要はなく、あるパルス数と次のパルス間
に相当する被梱包物はすべて包含される。 また、二個の光電管PH1,PH2を設けている場合につい
て説明すると、第6図に示すようにリフター30上のリフ
ターローラ36,36に載置したときの被梱包物Wの頂点が
被梱包物W2のように光電管PH1の高さより上方に位置し
ているときは、被梱包物が光電管PH1を遮光しているの
でこの上方に設けている光電管PH2が機能するように設
けている。リフター30がその下限位置から被梱包物W2の
頂点を光電管PH2により検知するまでの移動距離ML2だけ
を上昇すると、被梱包物W2の芯孔はスライドアーチ20,2
1の一定進退位置を通過してその上方に位置する場合が
ある。そこで、この移動距離ML2に対応する設定距離SL2
だけリフター30を下降して停止すると、被梱包物W2の芯
孔は前記スライドアーチ20,21の一定進退位置で固定さ
れる。したがって複数の光電管PHを例えばn個設けてい
る場合は、被梱包物Wが遮光している光電管PHの直上に
ある遮光されていない光電管PHが頂点検知手段60として
機能するので、複数の光電管PHのそれぞれの間隔を小さ
く設けるならば前記被梱包物W2の場合のように設定距離
SL2だけ下降する距離、すなわち逆もどりする距離を小
さくすることができ、作動時間を短縮できるという利点
がある。 さらに、最上位置の光電管PHnを被梱包物Wの梱包可
能最大寸法に限定して用いるならば、リフター30に載置
した被梱包物Wの頂点を上方の梱包機本体に衝突させる
という危険性を防止でき、安全性に寄与することにな
る。この場合の梱包可能最大寸法はスライドアーチ20,2
1の一定進退位置から光電管PHnまでの距離が最大被梱包
物Wの半径となる。すなわちリフターローラ36,36上に
載置された被梱包物Wはその頂点が光電管PHnまで上昇
すると、このとき被梱包物Wの芯孔WCがスライドアーチ
20,21の一定進退位置に位置するので、設定距離SLはゼ
ロとなるからである。 なお、被梱包物Wは被梱包物の長手方向外周を適宜間
隔を介してリフターローラ36,36で支持されているの
で、被梱包物Wの大きさによって被梱包物Wの最下点の
位置、すなわちリフターローラ36,36からの落ち込み量
が異なってくるが、移動距離MLに対応する設定距離SLは
前記落ち込み量を修正して設定しているものである。 また、移動距離検出手段51の他の実施例として、前述
の移動距離検出手段と同様の部分は省略して説明する。
移動距離検出手段51はパルス発生手段52となるパルス発
生器と、該パルス発生器から発生したパルスをカウント
するカウンタを内蔵するシーケンサSQなどの機器を用い
ることができる。この場合リフター30は一定速度Vで昇
降し、リフター30が下限位置から上昇開始したことを検
知して信号を発生するリミットスイッチLSを機枠1に設
け、リミットスイッチLSから発生した信号により、前記
シーケンサSQは内蔵するパルス発生器から単位時間1秒
間に一定のパルスPを発生する、と同時に内蔵するカウ
ンタにより前記パルスPを加算する。そこで、第6図に
示すようにリフター30のリフターローラ36,36上に被梱
包物Wを載置し、リフター30の上昇を開始すると、シー
ケンサSQのパルス発生器が頂点検知手段60たる光電管PH
で被梱包物Wの頂点を検知するまでに発生する移動パル
ス数MPはP×ML/V(P:パルス、ML:移動距離、V:速度)
となり、被梱包物Wの直径に応じたパルス数となる。そ
こで、あらかじめ前記移動パルス数MPに対応する設定パ
ルス数SPを設定してあるので、リフター30はさらに一定
速度Vで設定パルス数SPだけ移動、すなわちV×SP/Pの
移動距離SLだけ上昇又は下降することになる。 次に本発明にかかる被梱包物W外周の等間隔割出し装
置について前述の芯出し機構と同様の部分は省略して説
明すると、本装置はリフター30のリフターローラ36,36
上に搬入された被梱包物Wの頂点がリフター30の下限位
置から任意に指定した位置まで上昇した移動距離を検出
して被梱包物Wを大きさを検出し、この移動距離を基準
に、軸方向を平行に適宜間隔を介して回転自在に設けた
二のリフターローラ36,36を前記移動距離に対応する回
転数だけ回転せしめて被梱包物Wの外周を等分割する位
置毎に前記回転を停止し、各停止毎に被梱包物Wにバン
ド掛け梱包をする、いわゆるバンドの三本掛け、四本掛
け梱包を行うためのものである。 移動距離検出手段51および頂点検知手段60は前述の芯
出し機構と同様に構成することができる。そして移動距
離検出手段51で検出した移動距離MLに対応する設定回転
数SNだけリフターローラ36を回転せしめる制御装置を設
けている。例えば移動距離MLを10mm毎に段階的なn個の
領域を設けておき、それぞれML1,ML2…MLnとし、制御装
置において前記移動距離ML1,ML2…MLnに対応するn個の
複数の設定タイムST1,ST2…STnが設定される。n個の設
定タイムST1,ST2…STnは前記リフターローラ36をチェー
ン40を介して回転せしめるモータ39をそれぞれ設定時間
だけ回転せしめて停止し、該設定時間終了後、バンド掛
けを行わせる信号を発生し、さらに被梱包物Wに対して
芯孔と外周にわたり等間隔毎にバンド掛けする本数に応
じて前記と同様にリフターローラ36を設定タイム分だけ
回転せしめて停止したバンド掛けを繰り返すように構成
されている。なお移動距離MLnに対応する設定タイマSTn
は前記バンド掛けする本数に応じて切替えられるように
設けられている。なぜなら、たとえば三本掛けと四本掛
けの場合は被梱包物Wにおける各バンド間の角度はそれ
ぞれ、120度、90度と異なるので、同じ被梱包物Wを大
きさ、すなわち移動距離MLが同一であっても三本掛けと
四本掛けの場合とではリフターローラ36の回転数が異な
ってくるからである。 なお、前記n個の設定タイマST1,ST2…STnはシーケン
サSQに記憶させておくことができる。 第6図における被梱包物W1の場合について説明する
と、直径300mmの被梱包物W1を三本掛けにしたい場合、
被梱包物W1の頂点が光電管PH1まで到達するまでの移動
距離MLが210mmであるとすると、直径300mmの被梱包物W1
の外周は300πmmであり、これを三本掛けするのである
から外周を3等分割した位置、すなわち外周を100πmm
間隔毎にバンド掛けされる。したがってリフターローラ
36の直径が100mmであるとすると、リフターローラ36の
外周は100πmmであるので、移動距離ML210mmに対応する
リフターローラ36の設定回転数SNは100π/100π=1回
転となる。 そして、モータ39を設定時間回転させる設定タイマは
移動距離ML210mmを対応してリフターローラ36を1回転
させるようにあらかじめ設定されているので、リフター
ローラ36は被梱包物W1を正確に120度回転させて停止す
る。 また、直径450mmの被梱包物W1を3本掛けしたい場
合、移動距離MLが70mmであるとすると、直径450mmの被
梱包物W1の外周は450πmmであり、三本掛けであるから
外周を150πmm間隔でバンド掛けすることになる。リフ
ターローラ36の外周は100πmmであるので、移動距離ML1
が70mmである場合に対応するリフターローラ36の設定回
転数SNは150π/100π=1.5回転となる。したがって上記
と同様にリフターローラ36を1.5回転させる設定時間、
タイマSTがあらかじめ移動距離ML1の70mmに対応して設
定されているのである。 次に、上記の実施例の動作状態を、第2図に示すよう
な機械的なエンコーダのコード板として垂直方向に5mm
の等間隔の櫛歯状コード板53aを用いたパルス発生手段5
2で第6図に示す被梱包物W1を梱包する場合について説
明し、他は省略する。 今、梱包機本体10が最上昇位置にあり、本体10内のバ
ントウェイ14は、機枠1に固定した彎曲状の左右の固定
アーチ2,3と各端面が接合している。又、左右のスライ
ドアーチ20,21は、最大限に開いており、ケース25に完
全に収納され、リフター30のリフターローラ36,36は、
第6図で示すリフター下限位置にある。 このとき機枠1に固定したセンサ54は、枠体38の側面
に設けたコード板53aの櫛歯の最上点の切欠きを検知し
ている。この状態で第6図に示すようにリフターローラ
36,36に被梱包物W1が搬入され載置されて起動ボタンをO
Nにすると、リフター30は昇降駆動機構であるモータ32
の回転によりネジ棒33を介してリンク34の端部のローラ
35を移動せしめることにより水平状態で上昇する。と同
時にコード板53aが上昇するのでセンサ54はコード板53a
の次の切欠を検知する毎に1パルス発生し、すなわちリ
フター30が10mm上昇する毎に1パルスを発生し、図示せ
ざるカウンタがパルス数を加算し始める。被梱包物W1の
頂点が頂点検知手段60たる光電管PH1を遮光するまでリ
フター30が上昇すると、光電管PH1は検知信号を発生
し、この検知信号により前記カウンタは加算を停止して
移動パルス数MP1を検出し、(このとき移動距離ML1はMP
1×10mmである)、制御装置は前記モータ32をさらに回
転駆動してリフター30を前記移動パルス数MP1に対応す
る設定パルス数SP1だけさらに上昇せしめ、すなわちSP1
×10mmである設定距離だけさらに上昇せしめて停止し、
被梱包物W1の芯孔WCはスライドアーチ20,21の一定の進
退位置に固定される。 すなわち、前記制御装置は設定パルス数SP1のパルス
数を前出移動距離検出手段51で再び移動パルス数として
カウントし、シーケンサからのカウント終了信号を移動
終了信号として発生し、リフターの昇降駆動機構を停止
する。そして前記移動終了信号により、スライドアーチ
のモータが回転を始め左右スライドアーチ20,21が、梱
包機本体10中央の下方で、バンド通過が可能となるよう
に被梱包物の芯孔WC内へ前進し、該アータ20,21のガイ
ド杆に設けた突起がケース25内のリミットスイッチLS2
を押入すると、前記モータは停止し、両アーチ20,21は
連結状態となる。 前記リミットスイッチLS2の信号は、バンド供給機構1
2のフィードローラによりバンドを送り出し、のバンド
は、前記連結されたスライドアーチ20,21内を通過し、
本体10内のバンド先端の把持機構に達すると、該部に設
けたリミットスイッチLS3をバンド先端が押入する。
又、前記バンド供給機構はタイマーT1によりその送り出
し時間が制御されており、前記フィードモータは回転を
停止する。 前記バンド先端の把持機構に設けたリミットスイッチ
LS3のバンドによる押入により、前記バンド接着切断機
構13のカム軸が回転を始めてバンド先端を把持固定す
る。該バンド先端の把持により、前記リミットスイッチ
LS3がOFFとなり該OFFの信号で、本体10がシリンダー8
により下降し、又、バンド供給機構12の逆転が開始する
(一次引締)。本体10は、本体下面に設けた光電管ある
いはリミットスイッチが被梱包物Wを検知した位置で停
止する。又前記逆転はタイマーT2により一定時間経過後
に終了するが、その前に、前記光電管の信号で二次引締
め機構がバンドの二次引締めを開始する。従ってバンド
は、前記一次引締により各アーチ及びバンドウエイより
飛び出し、次いで被梱包物を巻回され且つ緊縛されるこ
ととなる。前記光電管のONで開始したバンドの二次引締
が、タイマーT3により終了すると、再びカム軸がコント
ロールモータにより回転し、バンド供給端側が把持固定
され、バンドの緊縛状態を保持し、カム軸の回転停止と
同時にタイマーT4がONとなり、一定時間経過後再びカム
軸が回転して、バンド重合部間の接着、切断工程が完了
し、一回の梱包が終わる。 次いで、前記カム軸の回転は、他のリミットスイッチ
LS4をONとするため、本体10はシリンダ8により上昇
し、本体10内のバンドウエイ14が、固定アーチ2,3上縁
と連結する位置に達するとリミットスイッチLS5がONと
なり、本体10の上昇は停止する。 停止と同時に等間隔割出し装置の制御装置内の設定タ
イマSTがONとなり、リフターローラ36,36を駆動するモ
ータ39が設定時間、すなわち移動距離MLに対応してあら
かじめ設定された時間内回転する。したがって、リフタ
ーローラ36,36はモータ39を介して設定回転数SNだけ回
転し、停止する。そして、前出の本体の下降から一回の
梱包工程迄の動作を行う。 以後被梱包物Wをその外周の3分の1あるいは4分の
1毎回転し、本体の上昇、停止バンド給送、本体の下
降、停止引締め、ハンド重合分の接着、切断の一梱包工
程を反復して一回以上の所定回数上記動作がくりかえさ
れ、被梱包物に対し、第7図に示すようにバンドが三本
分又は四本任意本数掛けられた最後に本体が上昇する
と、本体の最上昇位置を検出するリミットスイッチLS5
の信号で両スライドアーチ20,21がモータにより開かれ
る。 スライドアーチ20,21が完全にケース25,25内へ収納さ
れると、該スライドアーチ20,21のガイドによりリミッ
トスイッチLS6がONとなり、この信号で、スライドアー
チのモータが停止し、且つ、リフター30のモータ32に接
続するタイマーT6がONで、モータ32が回転し、リフター
ローラ36が最下降位置(第3図二点鎖線)に到達する。 従って被梱包物は、搬出盤41により搬出ラインOL上に
転出される。 リフター30の最下降位置への到達で、該部に設けたリ
ミットスイッチLS7がONとなり、リフター30の下降停止
が解除される。従って、前記リフター30のモータ32に接
続するタイマーT6のタイムアップにより、再びリフター
は上昇し、第3図実線で示す位置へ復帰する。
【発明の効果】
本発明は、以上詳述したように、機枠と、該機枠内に
昇降自在に設けた梱包機本体と、該梱包機本体内のバン
ドウェイに連通し、且つ一定位置に進退自在に設けたス
ライドアーチと、該スライドアーチの下方で昇降自在に
設けたリフターと、該リフターで芯孔を有する円筒状の
被梱包物の長手方向外周を適宜間隔を介して支持するよ
うに設けた梱包装置において、前記機枠に、前記リフタ
ー上に載置され上昇した被梱包物の頂点を検知して信号
を発生する頂点検知手段を設け、さらにリフターの下限
から頂点検知手段により被梱包物の頂点を検知するまで
上昇したリフターの移動距離を検出する移動距離検出手
段を設け、該移動距離検出手段で検出した移動距離に対
応して予かじめ設定された設定距離リフターをさらに上
昇又は下降せしめる制御装置を設けたので、被梱包物の
最大および最小の直径が限定されることなく、どのよう
な径の被梱包物でも正確に被梱包物の頂点を検出して被
梱包物の芯孔をスライドアーチ間に自動的に位置せしめ
て梱包可能とし、また被梱包物の搬入速度に左右されず
しかも簡単な構造の梱包装置における芯出し機構を提供
することができた。 また、前記機枠に、前記二のリフターローラ上に載置
され上昇した被梱包物の頂点を検知して信号を発生する
頂点検知手段を設け、さらにリフターの下限位置から頂
点検知手段により被梱包物の頂点を検知するまで上昇し
たリフターの移動距離を検出する移動距離検出手段を設
け、該移動距離検出手段で検出した移動距離に対応して
予かじめ設定された設定回転数において設定回数前記リ
フターローラを同方向へ回転・停止せしめる制御装置を
設けたので、被梱包物の最大および最小の直径が限定さ
れることなく、どのような径の被梱包物でも正確に被梱
包物を頂点を検出し、被梱包物の大きさに対応して正確
に被梱包物の外周に等間隔位置に梱包可能なしかも簡単
な構造の梱包装置における等間隔割出し装置を提供する
ことができた。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本発明の一実施例を示すもので、第1
図は全体を示す正面図、第2図はリフター及び搬出盤を
示す概略図、第3図はリフターの作動を示す断面図、第
4図はレバーの取付状態を示す部分拡大図、第5図は芯
出し機構の一例を示す側面図、第4図はリフターローラ
の要部を示す部分図、第5図は頂点検出手段の取付け状
態を示す平面図、第6図は作動状態を示す概略図、第7
図は本発明装置による被梱包物の緊縛状態図の示すもの
である。 1……機枠、2,3……固定アーチ、4……空気駆動装
置、5,6,……バンドプール、7……バックプール、8…
…エアシリンダ、10……梱包機本体、12……バンド供給
・引締機構、13……バンド溶着切断機構、14……バンド
ウエイ、20,21……スライドアーチ、25……ケース、30
……リフター、31……基台、32……モータ、33……ネジ
棒、34……リンフ、35……ローラ、36……リフターロー
ラ、37……スプロケット、38……枠体、39……モータ、
40……チェーン、41……搬出盤、42……ストッパー、43
……発条、44……ストッパーピン、51……移動距離検出
手段、52……パルス発生手段、53……コード板、54……
センサ、60……頂点検知手段,PH……光電管 ML……移動距離、SL……設定距離 MP……移動パルス数、SP……設定パルス数 ST……設定タイマ、SN……設定回転数
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川口 英則 神奈川県座間市相模が丘6―10―17 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65B 13/00 - 13/34 B65B 27/00 - 27/12

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機枠と、該機枠内に昇降自在に設けた梱包
    機本体と、該梱包機本体内のバンドウェイに連通し、且
    つ一定位置に進退自在に設けたスライドアーチと、該ス
    ライドアーチの下方で昇降自在に設けたリフターと、該
    リフターで芯孔を有する円筒状の被梱包物の長手方向外
    周を適宜間隔を介して支持するように設けた梱包装置に
    おいて、 前記機枠に、前記リフター上に載置され上昇した被梱包
    物の頂点を検知して信号を発生する頂点検知手段を設
    け、さらにリフターの下限位置から頂点検知手段により
    被梱包物の頂点を検知するまで上昇したリフターの移動
    距離を検出する移動距離検出手段を設け、該移動距離検
    出手段で検出した移動距離に対応して予かじめ設定され
    た設定距離リフターをさらに上昇又は下降せしめる制御
    装置を設けたことを特徴とする芯孔を有する円筒状物の
    梱包装置における芯出し機構。
  2. 【請求項2】前記リフターを一定速度で昇降可能に設
    け、該リフターの上昇に伴って一定のパルスを発生する
    パルス発生手段を設け、リフター下限位置から頂点検知
    手段で検知するまでの間に前記パルス発生手段により発
    生した移動パルス数をカウントするように構成した移動
    距離検出手段を設け、該移動距離検出手段でカウントし
    た移動パルス数に対応して予かじめ設定された設定パル
    ス数(=設定距離)さらにリフターを上昇又は下降せし
    める制御装置を設けた請求項1記載の芯孔を有する円筒
    状物の梱包装置における芯出し機構。
  3. 【請求項3】前記設定距離は前記移動距離検出手段によ
    り検出される請求項1または2記載の芯孔を有する円筒
    状物の梱包装置における芯出し機構。
  4. 【請求項4】機枠と、該機枠内に昇降自在に設けた梱包
    機本体と、該梱包機本体内のバンドウェイに連通し、且
    つ一定位置に進退自在に設けたスライドアーチと、該ス
    ライドアーチの下方で昇降自在に設けたリフターと、該
    リフター上に芯孔を有する円筒状の被梱包物の長手方向
    外周を支持するように適宜間隔を介して設けた回転自在
    の二のリフターローラを備える梱包装置において、 前記機枠に、前記二のリフターローラ上に載置され上昇
    した被梱包物の頂点を検知して信号を発生する頂点検知
    手段を設け、さらにリフターの下限位置から頂点検知手
    段により被梱包物の頂点を検知するまで上昇したリフタ
    ーの移動距離を検出する移動距離検出手段を設け、該移
    動距離検出手段で検出した移動距離に対応して予かじめ
    設定された設定回転数において設定回数前記リフターロ
    ーラを同方向へ回転・停止せしめる制御装置を設けたこ
    とを特徴とする芯孔を有する円筒状物の梱包装置におけ
    る等間隔割出し装置。
  5. 【請求項5】前記リフターを一定速度で昇降可能に設
    け、該リフターの上昇に伴って一定のパルスを発生する
    パルス発生手段を設け、リフター下限位置から頂点検知
    手段で検知するまでの間に前記パルス発生手段により発
    生した移動パルス数をカウントするように構成した移動
    距離検出手段を設け、該移動距離検出手段でカウントし
    た移動パルス数に対応する設定回転数において設定回数
    前記リフターローラを回転・停止せしめる制御装置を設
    けた請求項3記載の芯孔を有する円筒状物の梱包装置に
    おける等間隔割出し装置。
  6. 【請求項6】前記リフターローラの設定回転数における
    設定回数の回転前に本体を上昇し、回転停止後に本体を
    下降し、本体下降の間にバンドの一次引締めを行う請求
    項4または5記載の芯孔を有する円筒状物の梱包装置に
    おける等間隔割出し装置。
JP18272290A 1990-07-12 1990-07-12 芯孔を有する円筒状物の梱包装置における芯出し機構並びに等間隔割出し装置 Expired - Fee Related JP2813714B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18272290A JP2813714B2 (ja) 1990-07-12 1990-07-12 芯孔を有する円筒状物の梱包装置における芯出し機構並びに等間隔割出し装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18272290A JP2813714B2 (ja) 1990-07-12 1990-07-12 芯孔を有する円筒状物の梱包装置における芯出し機構並びに等間隔割出し装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0472110A JPH0472110A (ja) 1992-03-06
JP2813714B2 true JP2813714B2 (ja) 1998-10-22

Family

ID=16123302

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18272290A Expired - Fee Related JP2813714B2 (ja) 1990-07-12 1990-07-12 芯孔を有する円筒状物の梱包装置における芯出し機構並びに等間隔割出し装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2813714B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102014105126A1 (de) * 2014-04-10 2015-10-15 Krones Aktiengesellschaft Bandantriebseinrichtung einer Umreifungsmaschine

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0735274B1 (en) * 1995-03-31 2000-12-27 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha A liquid pump

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102014105126A1 (de) * 2014-04-10 2015-10-15 Krones Aktiengesellschaft Bandantriebseinrichtung einer Umreifungsmaschine

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0472110A (ja) 1992-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7114308B2 (en) Method and apparatus for wrapping a load
CA1243595A (en) Package sensing/film control system for film wrapping machine
US4938008A (en) Pallet wrapping apparatus
US3938303A (en) Coin packaging apparatus
US3658194A (en) Gravity type pan unstacker
JP2813714B2 (ja) 芯孔を有する円筒状物の梱包装置における芯出し機構並びに等間隔割出し装置
JP2552429B2 (ja) 除包機
JP2008132991A (ja) 農産物の箱詰装置
US3971189A (en) Apparatus for counting and packaging can ends
EP0826600B1 (en) Method and apparatus for placing cornerboards and wrapping a load
US4356906A (en) Collating unit for bagged products and the like
JPH07315547A (ja) 包装機の被包装物供給装置
JPH06100149A (ja) スプ−ル自動反転装置
JPS6154650B2 (ja)
JPS6229290B2 (ja)
JP5571471B2 (ja) タイヤ積込装置及びタイヤ積込方法
JPH07144756A (ja) 搬送装置
JPH0723136B2 (ja) 十字掛け自動梱包機における荷物旋回装置
JPH07329921A (ja) テープ巻装置
SU1177133A1 (ru) Устройство дл поштучной выдачи деталей
JPH0215764Y2 (ja)
JP2716648B2 (ja) 粉体包装装置及びその制御方法
JPS62122917A (ja) 包装機における搬送コンベアの速度制御方法及びその装置
US3738505A (en) Machine for loading strips into boxes
JPS58203814A (ja) 芯孔を有する円筒状物の梱包装置における芯出し機構

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees