JP2813102B2 - 竪型移動層及びその操業法 - Google Patents

竪型移動層及びその操業法

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JP2813102B2
JP2813102B2 JP5005234A JP523493A JP2813102B2 JP 2813102 B2 JP2813102 B2 JP 2813102B2 JP 5005234 A JP5005234 A JP 5005234A JP 523493 A JP523493 A JP 523493A JP 2813102 B2 JP2813102 B2 JP 2813102B2
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康幸 泉水
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大量に排ガスを排出す
る産業分野例えば焼結炉、ボイラー等から排出される大
量のガスを浄化処理するのに最適な竪型移動層及びその
操業法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば焼結炉、ボイラー等から発生する
排ガスは高い濃度の塵や不純物を含有するため、未処理
の排ガスを直接移動層に導入すると、ガスが通過する際
に目詰りを起こす。従って、移動層にガスを導入する前
に電気集塵機等により塵を取り除いていた。あるいは、
補助ルーバーを設置することにより目詰りを起こしにく
くする工夫が知られている(例えば、実開昭53−14
3173号公報参照)。また、移動層を2つの層に分
け、第1層に粗い粒子を、第2層に細かい粒子を装入す
る構造とすることにより目詰りしにくい移動層が知られ
ている(例えば、特開昭53−136769号公報参
照)。これらの装置は、移動層にガスを導入する前に、
除塵装置で塵を取り除くことができるので移動層の塵に
よる目詰りを防止し安定的に移動層を運転するのに有効
な手段である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の装置で
は集塵装置の設置が必要であり、多大な設備費用と整備
保守費用を要し経済的な装置ではない。また、補助ルー
バーを設置する構造はある程度、目詰り防止に有効であ
るが、処理できる塵の含有濃度に限界があった。また、
移動層を2つの層に分け、第1層に粗い粒子を第2層に
細かい粒子を装入する構造の移動層は目詰り防止に有効
な手段であるが、構造が複雑で固体粒状物質の搬送経路
も複雑となり設備費用が高く経済的ではなかった。
【0004】本発明は、このような従来の問題点を解消
するものであって、高い濃度の塵を含む工業用ガスを目
詰りなく浄化処理できる竪型移動層及びその操業法を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の要旨とするところは次の通りである。すなわ
ち、 1.上部に固体粒状物質の装入口を設け、かつ下部に該
固体粒状物質の排出装置をそなえ、垂直方向の外周に並
行して設けたルーバーと金網の間に前記固体粒状物質の
充填層を形成し、この充填層と直交する方向に一方から
ガス流導入口、他方にガス排出口を有する工業用ガス処
理用移動層において、固体粒状物質の移動層への装入口
を、その幅が移動層の幅の1/3以下となるように構成
すると共に、中央よりもガス排出口側に偏心させ設置
してなることを特徴とする竪型移動層である。本発明に
おいては、該移動層上部の貯留槽から移動層へ前記固体
粒状物質を装入する装入口の幅が移動層の幅の1/3以
下であることが好ましい。 2.上部に固体粒状物質の装入口を設け、かつ下部に該
固体粒状物質の排出装置をそなえ、垂直方向の外周に並
行して設けたルーバーと金網の間に前記固体粒状物質の
充填層を形成し、この充填層と直交する方向に一方から
ガス流導入口、他方にガス排出口を有する工業用ガス処
理用移動層において、装入口直下に固体粒状物質の粒度
分級装置を設置してなることを特徴とする竪型移動層で
ある。また、 3.上記1記載の工業用ガス処理用移動層において、
動層上部貯留槽から、移動層の幅の1/3以下の幅に構
成した装入口を経て移動層に固体粒状物質を装入せし
め、この際に、固体粒状物質の装入面への落下点が固体
粒状物質の充填層と直交する方向にみて中央よりも排ガ
ス側になるように偏心させて固体粒状物質を装入し、そ
の装入面上は固体粒状物質の落下点を中心とした凸面を
形成させ、該凸面上を固体粒状物質が転動落下する時に
粒度分級させて、ガスの導入口部に粗い粒子、落下点部
に細かい粒子を装入して固体粒状物質の充填層を形成
し、排ガスをガス導入部から前記充填層と直交する方向
に導入し、浄化処理した後にガス排出口から排出するこ
とを特徴とする竪型移動層の操業法であり、 4.上記2記載の竪型移動層において、固体粒状物質を
装入口から装入口直下の粒度分級装置に落下させると共
に分級装置上に転動させ、細かい粒子は篩目から直下の
装入面へ落下し、粗い粒子は分級装置上を転動落下させ
て、ガス導入部付近に粗い粒子を装入して固体粒状物質
の充填層を形成し、排ガスをガス導入部から前記充填層
と直交する方向に導入し、浄化処理した後にガス排出口
から排出することを特徴とする竪型移動層の操業法であ
る。
【0006】
【作用】図7及び図8を用いて、本発明の作用を説明す
る。図は本発明の移動層を用いて、固体粒状物質とし
て粒径3〜8mm焼結鉱を装入し、塵の濃度約400mg/
Nm3 もつ焼結排ガスを処理しつつ、ガス入り口部4か
ら出口部5までの移動層内の圧力損失を測定した実験結
果を示す図である。同図には従来の竪型移動層を用いて
測定した結果を合わせて示した。従来の移動層ではガス
入り口部ルーバー部4で急激な圧力低下が生ずるのに対
し、本発明の移動層ではガス入り口部ルーバー4での圧
力の降下割合を緩和することができる。この結果、従来
の移動層ではガス入り口部でのガス流による固体粒状物
質の流動化と、これによるガスの短絡的な流路の形成に
より移動層のガスの処理性能が不安定となり、高濃度の
塵を含むガスの処理は不可能であったが、本発明の移動
層ではガス入り口部でのガス流による固体粒状物質への
力が緩和され高濃度の塵を含むガスの処理が可能となっ
た。
【0007】図は移動層のガス入り口部4からガス排
出部5までの移動層の各部位の塵の捕集率の測定結果を
示す図である。従来の移動層では、塵が固体粒状物質の
さえぎり効果でガス中の塵を捕捉すると更に捕集効率が
上昇する性質があるので、ガス入り口部で塵が捕集され
ると捕集により更に多量の塵が捕集されるという循環が
生じ、この部分の空隙率の低下により空隙を通過するガ
ス流速が上昇し、ガスによる固体粒状物質を押し流す力
が増大する結果、固体粒状物質が流動化し、層内にガス
の流路が生成し短絡的にガスが流れるのでガス浄化能力
が低下あるいは不安定となった。
【0008】本発明の移動層では、ガス入り口部に粗い
固体粒状物質を充填しガス流れ方向に見て下流側に細か
い粒子を、移動層中央あるいはそのガス排出側に最も細
かい粒子を充填することにより、従来の移動層でのガス
入り口部4での過度に集中した除塵率を緩和することが
可能である。この結果ガス流方向の塵の捕集負荷を均
一化し安定したガス処理能力を得ることが可能となる。
本発明者らの実験結果によれば、最も細かい粒子が集合
する充填部を移動層中央のガス排出部側に偏心させるこ
とにより、ガス入り口部4での過度に集中した塵の捕集
を緩和でき、従って、移動層の安定したガス処理能力を
得られる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら具体的に説明する。図1は本発明装置の構造上の
特徴及び操業上の特徴を説明する竪型移動層の垂直方向
の断面図の例である。図1において、1は固体粒状物質
の貯留槽、2は固体粒状物質の装入口で切出用バルブ、
3は固体粒状物質の落下軌跡、4はガス移動層へ導入
する部位で具体的にはルーバーであり、5はガスを移
動層から排出する部位で具体的には金網を示す。6は
ガスの移動層缶体へ導入するガス流れ、7はガスの移動
層缶体から排出するガス流れ、8は固体粒状物質の排出
口で切出装置、9は移動層、11は固体粒状物質の装入
面、12は装入口の幅、13は固体粒状物質の移動層内
の充填状態、14は固体粒状物質の移動層内の移動方向
を示し、15は固体粒状物質の装入面のガス導入部側の
缶体の接触装置、16は固体粒状物質の凸面状の装入面
の頂点の位置、即ち、固体粒状物質の装入面への落下
点、18は移動層の幅を示す。
【0010】図1において、固体粒状物質の装入口2は
移動層9のガス排出側に偏心させて設置する。固体粒状
物質は装入口2から移動層へ装入する。本発明において
は装入口幅12は移動層の幅18の1/3以下と細
構成しているので、装入速度は移動層内の固体粒状物質
移動速度の3倍以上となる。従って、固体粒状物質の装
入速度は移動層内の移動速度より速くすることにより固
体粒状物質は上が凸の装入面11を形成させる。上が凸
の装入面の頂点16に装入落下させた固体粒状物質は凸
面上の斜面に沿って転動落下する。固体粒状物質の内、
粗い粒子は質量が大きいので細かい粒子に比べ転動落下
し易いので、凸面の裾15、即ちガス導入部4に粗い粒
子が集まって装入し、落下点部には細かい粒子が残るの
で、細かい粒子が集まって装入することができる。
【0011】図2は、移動層及び固体粒状物質の装入面
の垂直方向の断面図である。比較のために従来の移動層
及び装入面についても図示した。図2により装入口2を
移動層中央よりもガス排出側5へ偏心して設置する理由
を説明する。図2において、太線及び太い一点鎖線は、
本発明の移動層及び、固体粒状物質の装入面を示す。細
線及び細い一点鎖線は、従来の移動層及び、固体粒状物
質の装入面を示す。装入口を偏心させた本発明の移動層
は、装入口が中央にある従来移動層に比較して、凸面状
の装入面の頂点が同一高さであっても転動落下する距離
19が大きく十分な粒度分級の分布が得られる。
【0012】尚、本発明者らの実験によれば、装入口幅
が移動層幅の1/3以下であれば転動落下による粒度分
布は好ましいものが得られる。固体粒状物質はルーバー
4と金網5の間の移動層内をルーバーと金網に平行して
移動するので、固体粒状物質を装入した状態、即ちガス
導入部4に粗い粒子が、装入落下点部位に細かい粒子を
充填した移動層が装入面から排出口8の間に形成され
る。このような固体粒状物質の充填構造を持つ移動層を
形成させたので、移動層に導入されたガス6はルーバー
4部で最も粗い粒子からなる固体粒状物質充填層と接
触、作用し、ガスは移動層内をガス排出方向である金網
方向5に進むに従い徐々に細かい粒子からなる固体粒状
物質充填層と接触、作用し、固体粒状物質の装入落下点
の下方の位置で最も細かい粒子からなる固体粒状物質充
填層と接触、作用する。
【0013】図3は本発明の他の装置例であって、その
構造上及び操業上の特徴を説明するための竪型移動層の
垂直方向における断面図である。図3において、固体粒
状物質装入口2と装入面11の間に分級装置10を設置
し固体粒状物質を分級することにより、入り口ルーバー
4付近に粗い粒子が、そして移動層中央または後方に細
かい粒子装入される。分級装置10は図4の(a)図
及び(a)図をA方向からみた(b)図に示す通常の篩
網、図5の(a)図及び(a)図のA方向からみた
(b)図に示す末広がりの開口形状を有するグリズリ
ー、図6の(a)図及び(a)図のA方向からみた
(b)図に示す末広がりの開口形状を持つ棒材をチドリ
に配したものを用いる。分級装置10は移動層9に直接
固定するかあるいは支持部材を介して移動層缶体に固定
する。固体粒状物質が粘着性を有する場合あるいは篩分
け性が低い場合は周知の振動装置により分級装置を振動
させることにより篩性能を向上させてもよい。
【0014】尚、本発明について図1及び図3は1層か
らなる移動層を例にして説明したが、本発明装置はガス
排出部5の後方に更に移動層を設置する場合も適用可能
であり、このような場合は、後方の移動層には本発明の
移動層から排出されるガス中の塵を捕捉する能力がある
ので、移動層のガス排出部5の部位に最も細かい粒子を
充填させることが、後方の移動層を含めた全移動層の塵
の捕集率の分布上好ましい。
【0015】以下、更に具体的に実施例について説明す
る。固体粒状物質として3〜8mm焼結鉱を本発明装置に
装入し、塵の濃度約400mg/Nm3 である焼結排ガス
をガス流速0.6m/秒で処理した。表1の実施例1は
図1に示した本発明の移動層を使用した例である。また
実施例2は装入面の裾15の位置をルーバー4の上方に
移動層層厚の2倍の位置に下限値を、下限値の上方20
0mmに上限値を設定した例である。実施例3は図に示
した傘状のグリズリー型で、上部目開きが5mm、下部目
開きが10mmの台形の開口形状を持ち、2段のチドリ配
列し、かつ、振動装置を備えた分級装置10を配設し
た。ガス処理の評価特性としてガス入り口部とガス入り
口部から150mm後方の部位の圧力差の測定結果を表1
に示す。同表には比較のため、従来の移動層を用いて本
発明と同じ条件でガス処理を行った例を示した。
【0016】
【表1】
【0017】従来の移動層では、圧力差は約300mmAq
であるのに対し、本発明の実施例1では圧力差が約25
0mmAq、本発明の実施例2では、移動層では圧力差が約
200mmAqに、実施例3では150mmAqに低下した。ま
た、従来型移動層は時間とともに圧力の変動が観察され
たのに対し、本発明はいずれも安定した圧力推移であっ
た。即ち、本発明のいずれにおいても安定したガス処理
能力が得られた。
【0018】尚、本発明の実施例において焼結鉱装入口
の位置がガス排出口から移動層の層幅の1/4の位置に
偏心させて設置した例を説明したが、本発明はこれに限
らず装入口を偏心させることによりガス処理能力の向上
効果が得られる。同じく、分級装置としてグリズリー型
を使用した例を説明したが、図4の金網型、図6の棒材
の組み合わせ型の分級装置を用いた場合も同様の効果が
得られる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、高濃度の塵を含む工業
用ガスを処理する場合、固体粒状物質の流れ及びガスの
流れを安定的に保つことができるので、従来のガス中、
塵濃度の限界を2倍以上の高濃度の塵を含む工業用ガス
の処理が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明移動層の操業状況を示す説明図である。
【図2】移動層装入面の操業状況を模式的に示す説明図
である。
【図3】本発明移動層の他の操業状況を示す説明図であ
る。
【図4】分級装置の例を示し、(a)は断面図、(b)
は(a)のA方向からみた図である。
【図5】分級装置の他の例を示し、(a)は断面図、
(b)は(a)のA方向からみた図である。
【図6】分級装置の別の例を示し、(a)は断面図、
(b)は(a)のA方向からみた図である。
【図7】移動層のガス入り口部から出口部方向における
塵の固体粒状物質への捕集率の変化を示す図である。
【図8】移動層のガス入り口部から出口部方向における
圧力の変化を示す図である。
【符号の説明】
1 貯留槽 2 装入口バルブ 3 固体粒状物質落下軌跡 4 ガス導入部ルーバー 5 ガス排出部金網 6 ガス入り口流れ 7 ガス排出流れ 8 排出装置 9 移動層 10 分級装置 11 固体粒状物質装入面 12 装入口の幅 13 固体粒状物質 14 固体粒状物質移動方向 15 装入面と移動層上部缶体との接触位置 16 装入面の落下点 17 移動層上部の下方に開いた缶体部と移動層と平
行即ち垂直の缶体部との接合位置 18 移動層の層幅 19 転動落下距離
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−33519(JP,A) 特開 昭57−53219(JP,A) 特開 昭62−33518(JP,A) 特開 昭63−270560(JP,A) 特開 昭60−161715(JP,A) 実開 平2−150021(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B01D 46/34 B01J 8/12 331

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に固体粒状物質の装入口を設け、か
    つ下部に該固体粒状物質の排出装置をそなえ、垂直方向
    の外周に並行して設けたルーバーと金網の間に前記固体
    粒状物質の充填層を形成し、この充填層と直交する方向
    に一方からガス流導入口、他方にガス排出口を有する工
    業用ガス処理用移動層において、固体粒状物質の移動層
    への装入口を、その幅が移動層の幅の1/3以下となる
    ように構成すると共に、中央よりもガス排出口側に偏心
    させ設置してなることを特徴とする竪型移動層。
  2. 【請求項2】 上部に固体粒状物質の装入口を設け、か
    つ下部に該固体粒状物質の排出装置をそなえ、垂直方向
    の外周に並行して設けたルーバーと金網の間に前記固体
    粒状物質の充填層を形成し、この充填層と直交する方向
    に一方からガス流導入口、他方にガス排出口を有する工
    業用ガス処理用移動層において、装入口直下に固体粒状
    物質の粒度分級装置を設置してなることを特徴とする竪
    型移動層。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の工業用ガス処理用移動層
    において、移動層上部貯留槽から、移動層の幅の1/3
    以下の幅に構成した装入口を経て移動層に固体粒状物質
    を装入せしめ、この際に、固体粒状物質の装入面への落
    下点が固体粒状物質の充填層と直交する方向にみて中央
    よりも排ガス側になるように偏心させて固体粒状物質を
    装入し、その装入面上は固体粒状物質の落下点を中心と
    した凸面を形成させ、該凸面上を固体粒状物質が転動落
    下する時に粒度分級させて、ガスの導入口部に粗い粒
    子、落下点部に細かい粒子を装入して固体粒状物質の充
    填層を形成し、排ガスをガス導入部から前記充填層と直
    交する方向に導入し、浄化処理した後にガス排出口から
    排出することを特徴とする竪型移動層の操業法。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の竪型移動層において、
    体粒状物質を装入口から装入口直下の粒度分級装置に落
    下させると共に分級装置上に転動させ、細かい粒子は篩
    目から直下の装入面へ落下し、粗い粒子は分級装置上を
    転動落下させて、ガス導入部付近に粗い粒子を装入して
    固体粒状物質の充填層を形成し、排ガスをガス導入部か
    ら前記充填層と直交する方向に導入し、浄化処理した後
    にガス排出口から排出することを特徴とする竪型移動層
    の操業法。
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