JP2811467B2 - タイル付き有孔板とその製造方法 - Google Patents

タイル付き有孔板とその製造方法

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    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
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    • B28B23/00Arrangements specially adapted for the production of shaped articles with elements wholly or partly embedded in the moulding material; Production of reinforced objects
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Description

【発明の詳細な説明】 イ.発明の目的 (1)産業上の利用分野 この発明は、建築物の壁面、床面、天井面等の躯体
面、あるいは道路の舗装面に貼られるタイル材に関し、
更に詳しくは、板状体にタイルを付着させてなるいわゆ
るタイル付き有孔板の構造、その施工方法及び製造方法
に関する。
ここに、本発明におけるタイルとは、粘土、陶磁器素
材、セメント、合成樹脂材等の素材を問わず、一定形状
に形成された壁面体の総称をいい、その代表としてタイ
ルを指す。
(2)従来の技術 建築物の躯体特には壁体へのタイルの貼付けに付き、
従来の技術においてはタイルの裏面と躯体面との接着強
度による接着が主体であった。しかし、この従来方法に
よると、躯体の老朽化による剥離は避けることができ
ず、このタイルの剥離による落下の危険は建物の高層化
に伴いより大きなものとなっている。
更にまた、このタイルの貼付け作業は熟練を要するも
のであり、その施工効率の悪化は避けられないものであ
る。このため、単調な配列模様が一般的であり、複雑な
配列模様をなすには手間と熟練度を要し、施工費用の高
騰要因となっている。
(3)発明が解決しようとする課題 本発明は上記実情に鑑みなされたものであって、タイ
ルと壁面との接着力に頼る従来のタイル貼り構造の考え
を一変し、タイルの剥離に対して大きい抵抗力を発揮で
き、タイル貼り施工を熟練を要せずに容易にでき、更に
は、多様な配列模様が安価に実施できる新規な形態のタ
イル貼り構造、更には、その製造方法を提供しようとす
るものである。
本発明はこのため、網目又は貫通孔を有する有孔板に
まだ固まらない状態でタイルを付着させて形成したいわ
ゆるタイル付き有孔板を採る基本的技術思想によってこ
の目的を達成したものである。
ロ.発明の構成 (1)問題点を解決するための手段 本発明は具体的には以下の構成を採る。
本発明のタイル付き有孔板の主たる構成は、平板状を
なすとともに多数の貫通孔を開設した有孔板と、前記有
孔板に該有孔板の露出部としての目地代を存し、かつ、
前記有孔板の貫通孔内に充填されまだ固まらない状態で
該有孔板に付着させて所定形状の型枠内で固結成形させ
てなる少なくとも該有孔板の一側面より膨出する固結体
よりなるタイルと、からなることを特徴とする。
上記構成において、タイルは単数・複数を問わず、タ
イル周りに目地代が形成される。
また、タイルの上面に化粧板が固設されてなる。
また、タイルの付着部位に有孔板の表面より突出する
付着材を突設してなる。
また、有孔板は網状体であり、及び、網状体は交点部
で一体形成され、かつタイルの付着部位で該交点部の近
傍で切れ目が入れられてなる。
また、有孔板は一定厚さの平板体に複数の貫通孔が形
成されてなり、及び、有孔板は、金属板、合成樹脂板、
織布、不織布のいずれかのうちの1つより選択される。
本発明はまた、躯体の角部に使用されるタイル付き有
孔板に係り、所定角度の交差角をもって交わる2つの平
板状体よりなる多数の貫通孔を開設した有孔板と、この
有孔板に該有孔板の露出部としての目地代を存し、か
つ、前記有孔板の貫通孔内に充填されまだ固まらない状
態で該有孔板に付着させて所定形状の型枠内で固結成形
させてなる少なくとも該有孔板の一側面より膨出する固
結体よりなるタイルと、からなることを特徴とする。
上記角度は、外方向への直角、あるいは内方向への直
角、更には他の鋭角、鈍角を除外するものではない。
更に本発明はタイルの布設方法に係り、平板体に多数
の貫通孔を開設した有孔板と、該有孔板に目地代を存
し、かつ、該有孔板の貫通孔内に充填されまだ固まらな
い状態で該有孔板に付着させて固結させてなるとともに
少なくとも該有孔板の一側に突出する固結体よりなるタ
イルとからなるタイル付き有孔板を、躯体部の表面に当
接するとともに、前記目地代を介して躯体部に固着材を
打ち込んで固着させてなることを特徴とする。
更に他の本発明のタイルの布設方法は、平板体に多数
の貫通孔を開設した有孔板と、該有孔板に目地代を存
し、かつ、該有孔板の貫通孔内に充填されまだ固まらな
い状態で該有孔板に付着させて固結させてなるとともに
少なくとも該有孔板の一側に突出する固結体よりなるタ
イルとからなるタイル付き有孔板を、躯体部の表面に当
接するとともに、前記タイルの躯体部の当接面に接着剤
を介して固着させてなることを特徴とする。
本発明のタイル付き有孔板の製造方法は、次の各方法
によってなされる。
上方に向けて開口する凹部と該凹部の上面に面一をな
し一定幅の広がりをなす目地部とを有する型枠におい
て、該型枠の凹部内に固結材を充填し、該固結材がまだ
固まらない状態で前記目地部上に平板体に多数の貫通孔
を開設した有孔板を載置し、前記固結材と前記有孔板と
を付着させ、固結材の固結を待って前記型枠を脱型する
ことを特徴とする。
また、上方に向けて開口する凹部と該凹部の上面に面
一をなし一定幅の広がりをなす目地部とを有する型枠の
前記目地部上に平板体に多数の貫通孔を開設した有孔板
を載置し、前記目地部の上に前記有孔板を挟んで該目地
部上に延設され前記凹部に連通するタイル充填空間を有
する他の型枠を設置し、しかる後、固結材を充填し、前
記固結材と前記有孔板とを付着させ、固結材の固結を待
って前記型枠を脱型することを特徴とする。
上記各方法において、型枠に化粧板を配してなる。
また、平板状の台板に平板体に多数の貫通孔を開設し
た有孔板を載置し、該有孔板上にタイル充填空間を有す
る型枠を設置し、しかる後、前記タイル充填空間内に固
結材を充填し、前記固結材のまだ固まらない状態で該固
結材と前記有孔板とを付着させ、固結材の固結を待って
前記型枠を脱型することを特徴とする。
また、平板状の台板にタイル充填空間を有する型枠を
設置し、前記型枠上に平板体に多数の貫通孔を開設した
有孔板を載置し、更に、前記型枠上に前記有孔板を挟ん
で該型枠上に延設されタイル充填空間を有する他の型枠
を設置し、前記タイル充填空間内に固結材を充填し、前
記固結材と前記有孔板とを付着させ、固結材の固結を待
って前記型枠を脱型することを特徴とする。
この方法において、型枠に化粧板を配してなる。
上記各方法において、タイル充填空間に支圧板を設置
し、この支圧板を介して固結材を押圧する。
なお、上記の各方法において、型枠の凹部並びにタイ
ル充填空間の形状は同形をなすことも、また各異形をな
すことも、更にはそれらの混在形をなすことも、自由で
ある。
(2)作用 本発明のタイル付き有孔板によれば、タイルは有孔板
の網目あるいは貫通孔に強固に付着し、かつ、タイルは
有孔板によって補強され、全体として強度のある構造と
なる。
タイルの形状を模様形状となし、この模様が1枚の有
孔板に連続して展開される。
このタイル付き有孔板の躯体面への貼付け施工は、目
地代を介して固着材を打ち込むか、タイル部分に接着材
を塗布して貼り付けるか、等の適宜手段が採られる。躯
体面への貼付けが完了すれば、目地代に充填材が適宜充
填されるが、この目地充填材は省略しても差し支えな
い。
また、このタイル付き有孔板をコンクリート用型枠と
して使用する場合は、板に当該タイル付き有孔板を貼り
付けて、この板側にコンクリートを充填し、埋め殺して
使用する。
本発明のタイル付き有孔板の製造方法によれば、所定
形状のタイルが展開されたタイル付き有孔板が各々得ら
れる。また、型枠の凹部並びにタイル充填空間の形状に
より、自在の模様が得られる。
(3)実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
(第1実施例) 第1図〜第3図はその一実施例(第1実施例)のタイ
ル付き有孔板を示し、有孔板としての網状体への適用例
を示す。
第1図及び第2図はその一実施態様であって、Aはそ
のタイル付き有孔板、1はタイル、2は網状の有孔板で
ある。
この実施形態のタイル付き有孔板Aは、1枚の網状体
2に複数の矩形をなすタイル1が所定の間隔を保って植
設又は埋設された状態をなし、コンクリートの中に鉄筋
が配筋された状態をなす。
更に詳しくは、第1図を参照して、有孔板2は横筋21
と縦筋22との配筋材によって編まれた実質的に矩形状を
なす網目を有する網状板を形成し、この網状板2に矩形
をなすタイル1が複数個並列に埋設されてなる。
横筋21と縦筋22はタイル1内に埋め込まれており、そ
のタイル1内の横筋21と縦筋22とが目地3として露出す
る。31は目地表部、32は目地裏部である。
目地3の横筋21及び縦筋22の数は1本又は2本以上あ
ればよいが、好ましくは横筋及び縦筋ともに2本以上あ
ることが望ましい。このことは後述の施工方法で示され
るように、隣接するタイル付き有孔板Aと接合すると
き、この各配筋21、22を利用して接合するのに役立つ。
第2図に示すように、タイル1内に各配筋21、22が埋
設され、タイル1はタイル表側部分11とタイル裏側部分
12に分断されるが、タイル1は網目を通して一体化され
ているのでタイル1の表側及び裏側部分11、12が剥落す
ることはない。このように、網状板2はタイル1の中央
部及び腹部に埋設されているので、網状板2とタイル1
は強固に結合されているので網状板2からタイルが容易
に剥落することがない。
このタイル付き有孔板Aは、その利用方法及び施工方
法として、板あるいはコンクリート等の固形躯体に釘あ
るいはアンカーボルト等で張り付けて使用する躯体貼付
け用と、コンクリート型枠用とに利用される場合とがあ
る。本タイル付き有孔板Aは第2図に示すように目地裏
部32の空間部分があるので、躯体にこのタイル付き有孔
板Aを貼り付ける場合、釘が打ち易いようにインサート
を入れると施工が行い易い。このインサートを使用しな
い場合はコンクリート型枠用として利用すると目地3に
打設コンクリートが廻り躯体との剥落がなく、躯体との
接着がより強固となる。
第3図は第1実施例の他の実施態様のタイル付き有孔
板を示す。この態様のタイル付き有孔板A1は、タイル1
の裏面に網状板2を付着させてなる。本態様において、
横筋21及び縦筋22を太くしたり、断面に凹凸を付して付
着性を良好にすることにより、一層その効果が増す。
本態様のタイル付き有孔板A1の利用用途として、一般
には躯体張付け用に使用されるが、コンクリート型枠用
にも利用される。
本実施例の横筋21及び縦筋22の断面形状は円形に限ら
ず、矩形、三角及び異形鉄筋のように異形断面等任意の
形状を有する。また網状板2は、公知の金網を示した
が、打抜き金網も含まれることは勿論である。
(第2実施例) 第4図及び第5図は本タイル付き有孔板の他の実施例
(第2実施例)を示す。この実施例においては、任意形
状の貫通孔を設けた有孔板を示す。
第4図はその一実施形態を示す。
第4図(a)は有孔板2Aを示し、該有孔板2Aには円形
の貫通孔4が複数個設けられている。該貫通孔4はモル
タル等のタイル材1が未だ固まらない状態で該孔4を通
過できれば任意の形状でよい。更に、有孔板2Aにはタイ
ル材1との付着をよくするため鉤形の付着材5が有孔板
2Aの板面より突出させて設けられる。
第4図(b)は有孔板2Aにタイル1が付着された状態
を示し、図における左側部分は有孔板2Aがタイル1の中
央部に位置して付設されており、右側部分はタイル1の
底面に有孔板2Aが位置して付設されている。
有孔板2Aには公知の打抜き板を利用することができ
る。あるいは、有孔板2Aの材質が合成樹脂の場合には、
金型により第4図(a)の有孔板2が一体的に成型で
き、更には付着材5を有する有孔板2Aを一体成型をもっ
て製作される。
このように、本発明の有孔板2は、タイルの形状、材
質、使用目的によって、貫通孔4の形状、構成及び材質
等を種々に変化させることができる。
なお、有孔板2の構成について言えば、有孔板2が網
の場合、横筋、縦筋が第2図、第3図のように重なった
状態と、第4図(a)のように同一平面の状態とがあ
る。
材質については、鉄、非鉄金属、合成樹脂、綿、ビニ
ール等の建築材料が利用できる。例えば、上記建築材料
を利用した織布及び不織布に任意形状の貫通孔4を設け
タイル1を前述の方法にて付設する。
タイル1の厚みが薄い場合、または第3図のようにタ
イル1の底面に有孔板2がある場合、有孔板2とタイル
1との付着強度が重要な要素となる。
(付着材5A,5B,5C,5D,5E) 第5図は有孔板2の付着強度を増すための付着材5の
諸態様を示す。
第5図(a)はその一態様の付着材5Aの分解構成を示
し、第5図(b)は有孔板2への組付け状態を示す。こ
の付着材5Aは突条頭部51と杆部52と該杆部52の下部のね
じ部52aに螺合されるリテーナ53及びナット54とからな
る。
突条頭部51は円板状をなし、タイル1との付着性を良
好にするために設けられ、付着性とタイルの用途によっ
て任意の形状にすることができる。リテーナ53は突条頭
部51の位置を確保するために設けられ、有孔板2の材質
によっては設けない場合もある。
取付け方法として、第5図(b)に示すように、有孔
板2に予め孔25を開け、この孔25杆部52のねじ部52aを
貫入しナット54をねじ部52aに螺合し締め付ける。ナッ
ト54を使用しないときは、公知のように、ねじ部52aに
相当する杆部52の部位に孔を開けピンを有孔板2の裏面
に在接させてさし込む手段が採られる。あるいは、第5
図(c)に準じてねじ部52aを折り曲げて固定させる。
第5図(c)は他の態様の付着材5Bを示す。この態様
においては、突条頭部51Aは杆部52と同一径をなし、鉤
状に折り曲げられ、更にまた、該杆部52の下部55を有孔
板2の裏面に折り込んで固定される。
第5図(d)は更に他の態様の付着材5Cを示す。基板
としての有孔板2を打ち抜き、打抜き孔を貫通孔4とし
て利用し、打出し片を付着材5Cとして利用する。
第5図(e)は有孔板2が線材によって形成された網
状体を採るとき、線材を巻き付けて付着材5Dとする態様
を示す。
このようにして、付着材は有孔板2が線材であれば線
材に、格子枠であれば枠材に、板であれば板に付設す
る。
有孔板2が網の場合、網の構成要素の横筋21及び縦筋
22は、タイル付き有孔板の使用目的によって、目地3の
部分を密に、タイルの部分を粗にされる。これは、製造
方法で後述するが、タイル部分の網目を密にすると、未
硬化状態のタイル材の圧入が困難となり、タイル表側11
とタイル裏側12の接合が脆弱となり、この網の部分で分
離するきらいがある。
他方、目地部3においては網目が細い方が強度があ
り、該タイル付き有孔板Aの現場での接続が容易であ
り、更に、該タイル付き有孔板Aをコンクリート型枠と
して利用する場合、密な網目をもって打設コンクリート
の逸出を阻止する。
(有孔板2B) 次に、第6図に更に別態様の有孔板を示す。すなわ
ち、この態様の有孔板2Bにおいては、任意の形状のタイ
ル1に対応できるものであって、網状体2の網目を自由
な形で成形し、安価で、更に網状体2とタイル1との付
着強度を増すための付着材5を兼ね備えるものである。
第6図(a)は網状体を採る有孔板2の平面構成を示
し、横筋21及び縦筋22は目地部3及びタイル部1に関係
なく一定の間隔で織られ、交点部で一体成形されてい
る。そこで、タイル部1に対応する部位(本態様では縦
・横各5本)において、横筋21と縦枠22の交点部の近傍
を横方向、縦方向及び対角方向に1か所又は2か所以上
にわたって切れ目23を入れ、切断する。この交点部の切
れ目23の切込み間隔は、タイル1の形状及び有孔板2の
使用目的に応じて決定される。
第6図(b)は(a)図のタイル1部分の横筋21及び
縦筋22の詳細構成を示し、切れ目23が横方向及び縦方向
に1交点おきに各交点に付き3か所切り込まれる。
しかる後、第6図(c)に示すように、切れ目23を3
か所切り込んだ後、切り離される。切り離された横筋及
び縦筋は引き起され、付着材5Eを形成する。
第6図(d)に示す有孔板2Bは(a)図の有孔板2を
(c)図に示す要領で加工したものである。また、第6
図(e)は(d)図の有孔板2Bにタイル1を付設した断
面構成を示し、図における左部分は有孔板2Bがタイル1
の底面に付着されて態様を示し、右部分は有孔板2Bがタ
イル1の内部にある。
上記の方法をもって、タイル1が任意の形状のタイル
付き有孔板A4が形成される。
枠の切り込み方法は1本のタガネに切込み箇所の箇所
数をセットして、タイル1枚分または枚数分を1台とし
て網に当接し、該タガネに圧力または衝撃力を与えて網
を前述の要領で切断する。
(タイル付き有孔板A6,A7,A8) 第7図にタイル付き有孔板の諸態様を示す。第7図
(a)は躯体が角部の場合に適用されるタイル付き有孔
板A6を示し、同図(b)はタイルを千鳥配置に設置した
タイル付き有孔板A7を示す。いずれも従来のタイル張り
形態に属する。
もっと詳しくは、第7図(a)に示すタイル付き有孔
板A6は、躯体が折れ曲がった部分すなわち角部に使用さ
れる。折れ曲げ角度は外方向への直角を通常とするが、
内方向への直角、あるいは他の鋭角、鈍角を除外するも
のではない。該タイル付き有孔板A6に隣接して平板状の
タイル付き有孔板が並設され、折れ曲をもった壁面の仕
上げに利用できる。
第7図(b)に示すタイル付き有孔板A7は、網状の有
孔板2にタイル材1を千鳥に付設されたものであり、こ
れにより模様のあるタイル付き有孔板が作成できる。こ
のタイル付き有孔板A7の組立を横方向に貼り合わせる場
合は、同図(b)の破線で示すように、タイル1間を目
地3に沿って、折り曲がりながら網2を切断する。この
貼り合わせ方法によれば、タイル1を切断することな
く、美麗に仕上がる。
第7図(c)は従来にない新規な配列模様を採るタイ
ル貼り形態の一例を示す。このタイル付き有孔板A8は、
タイル1は円形と矩形を組み合わせた形状をなし、タイ
ル1間の目地3は幅広をなす。この幅広部の目地3に化
粧材を含んだモルタル等の充填材を充填する。複数のタ
イル1は整列してあるいは千鳥状に、種々の形態をもっ
て配列される。
このタイル模様は型枠によって作成され、従来のタイ
ルのように貼り付け手間を考慮する必要がなく、新規な
模様のタイル板を提供できる。
施工方法 叙上の第1図〜第7図に示した各態様のタイル付き有
孔板A(A1〜A8を含む)は次の態様をもって施工され
る。
板及びコンクリートからなる固形態様の躯体に対して
は、従来のように下地モルタル及び接着材を躯体上に塗
布し、その上に当該タイル付き有孔板Aを貼り合わせ
る。
直接、釘、ボルト及びアンカー等で目地3より躯体に
打ち付ける。
前記を併用する。
また、板及びプラスチック等の建築材料に当該タイ
ル付き有孔板Aを接着して使用する。
その後、目地3に従来のようにモルタル等の充填材が
充填されるが、充填材を省略して配筋材2を露出させて
もよい。
タイル付き有孔板Aをコンクリート用型枠として使用
する場合は、板に当該タイル付き有孔板Aを貼り付け
て、この板側にコンクリートを充填し、 埋め殺して使用する。
(タイル付き有孔板の製作) 次に、タイル付き有孔板の製造方法について述べる。
製造方法1 第8図(a)〜(d)はその一製作態様の製作過程を
示し、以下その製作手順に従って説明する。
第8図(a)は表側型枠61の部分を示し、(b)図は
その断面構成を示す。図において、この表側型枠61は凹
部62と目地部63との連続体よりなる。凹部62はタイル厚
t分の深さを有する。62aは該凹部62の底面部である。
凹部62の底面部62aがタイル1の表面となる。従って、
凹部62の形状・配列を種々変えることによって、タイル
付き有孔板Aのタイル模様が表側型枠61の形状に対応し
て製造される。
第8図(b)に示すように表側型枠61の凹部62内に原
料としての未硬化状態のタイル充填材Cが充填され、目
地部63はそのまま表面に露出する。
次いで、(c)図に示すように有孔板2を表側型枠61
上に載置し、有孔板2の各配筋21,22はタイル充填材C
と付着する。タイル充填材Cが硬化後、表側型枠61を脱
型する。これにより、第3図で示したタイル付き有孔板
A1が製作される。この場合、固結して形成されたタイル
1の表面は光沢性が付与される。この態様は第10図
(a)(b)でも同じ効果をもたらす。
次に、第1図、第2図に示すタイル付き有孔板Aを製
造する場合には、第8図(d)に示すように、更に裏側
型枠64を使用する。この裏側型枠64には脱型の際の抜き
勾配65が付与されている。
すなわち、裏側型枠64を(c)図の状態の有孔板2の
上に載置し、その後タイル充填材Cを裏側型枠64の天端
まで充填し、コテ等の均し具をもって均した後、該充填
材Cの硬化を待つ。
充填材Cの硬化後、裏側型枠64及び表側型枠61を各々
脱型し、第1図・第2図のタイル付き有孔板Aを得る。
なお、配筋の太さによっては表側型枠を第10図(a)の
ように凹形状にすると有孔板2の浮き上がりがない。上
記の第8図に示す製造方法によれば、光沢のあるタイル
表面を得ることができる。
製造方法2 第9図に別態様の製造方法を示す。この態様において
は、光沢のあるタイル表面を必要とした場合に適用さ
れ、第8図に示す製造方法の逆の態様を採る。
第9図(a)に示すように、水平な一枚の台板66の上
面に網状体よりなる有孔板2を載置し、次いでその上に
裏側型枠64を設置し、しかる後、該型枠64の充填空間内
にタイル充填材Cを充填し、コテ等を用いて均等に均
す。この上面がタイル1の上面となる。
充填材Cが硬化後、裏側型枠64を脱型すると第3図に
示すタイル付き有孔板A1が製作される。
第9図(b)に示す態様においては、台板66の上に裏
側型枠64を設置し、該裏側型枠64の充填空間内にタイル
充填材Cを充填し、しかる後、有孔板2を配設し、更に
表側型枠61を有孔板2上に設置する。表側型枠61は底板
を有しない上下に開口する形状を採る。表側型枠61の充
填空間内にタイル充填材Cを充填し、コテを用いて均
す。第9図(a)と同様、このコテ面がタイルの上面と
なる。
有孔板2の各配筋21,22の間隔によってはタイル充填
材Cは裏側型枠64、有孔板2及び表側型枠61の敷設後、
タイル充填材Cを充填することもできる。
製造方法3 第10図(a)〜(f)は更に別な態様の製造方法を示
す。この態様においては、前述の第8図及び第9図の製
造工程において表側、裏側型枠61,64内に充填されたタ
イル充填材Cに圧力を与える工程を付加することによ
り、密度が高く、かつ強度の大きいタイル1を得るもの
である。
第10図(a)に示されるように、台板66の上に表側型
枠61を所定間隔を保って設置し、タイル充填空間を形成
する。このとき、表側型枠61と台板66とは分離して敷設
してもよく、あるいは一体でもよい。表側型枠61の上面
には、必要によって各配筋21,22に対応する溝、すなわ
ち配筋用受溝67が形成される。該受溝67の数は1条又は
複数条設ける。この配筋用受溝67は第8図及び第9図の
ものにも適用できる。
次いで、第10図(b)に示すように、該表側型枠61に
網状体よりなる有孔板2を敷設する。
更に、(c)図に示すように、表側型枠61の上部に裏
側型枠64を設置し、裏側型枠64の充填空間にタイル充填
材Cを充填する。この場合、裏側型枠64の厚みは第8図
及び第9図より全タイル材と支圧板の分だけ厚みが増
す。
しかる後、第10図(d)に示すように、裏側型枠64の
充填空間の形状に対応する形状の支圧板7を裏側型枠64
の上面に設置する。
該支圧板7の両端にはパッキング71が固設され、裏側
型枠64の脱型に必要な抜き勾配65に対応する。
第10図(e)に示すように支圧板7に圧力を与え、タ
イル充填材Cは有孔板2の網目を貫通して台板66に達す
る。
必要によって支圧板7及び裏側型枠64及び表側型枠61
に振動を与えるとタイル1の仕上り強度が一層増大す
る。
第10図(f)に示すように、裏側型枠64及び表側型枠
61を脱型し、第2図に示すタイル裏側部分12を有するタ
イル付き有孔板Aを得る。なお、第3図に示すタイル裏
側部分12のないタイル付き有孔板A1の製造は、タイル表
側部分11の材料分だけ用意し、支圧板7にて支圧して形
成される。
第9図のタイル付き有孔板の製造に付き、第9図の工
程に第10図の製造方法を加味すると、同様の強度のある
タイル付き有孔板を製造できる。
叙上の第8図〜第10図に示す各製造方法1,2,3によっ
て製作されたタイル付き有孔板は、タイル材料として、
粘土のように焼結性材料を使用するとき、型枠より脱型
した後、窯にて焼結するが、有孔板2の材料の耐熱温度
の限界温度で焼結する必要がある。
また、タイル材料がモルタルのように焼結する必要が
ない材料を使用する場合は、タイル1の表面はタイル材
料の地肌かまたは塗料等を塗布して仕上げとする。
製造方法4 高温で焼結されて製作されたタイルにおいて色彩が必
要な場合には以下の製造方法をもって製作される。すな
わち、前述の第1図より第10図までによって製造された
タイル付き有孔板のタイル表面に高温によって焼結され
たタイルあるいは他の化粧板14を付着することにより新
規なタイル付き有孔板を得ることができる。
第11図はその製造方法の一態様を示すものであって、
既製の化粧板14が使用される。
第11図(a)は、その一態様の製造方法を示し、化粧
板14の裏面に凹凸を付し、未だ固まらない状態のタイル
充填材Cに接着させて形成する。
第11図(b)は更に別な態様の製造方法を示す。
第10図(a)の段階つまり有孔板2を敷設する前に、
化粧板14を表側型枠61内に、タイル14の上面を下にして
敷設し、次いで有孔板2を敷設する。化粧板14と表側型
枠61の形状は実質的に一致していることは云うまでもな
い。
その後は第10図の工程の順序に従って行う。第10図
(c)に相当する工程を第11図(b)に示す。タイル充
填材Cが化粧板14に直接圧着されるので付着強度は増大
する。タイル充填材Cが硬化後、第10図(f)のように
型枠を脱型すると第11図(a)の製品ができる。
この様な製造方法は第8図から第9図にも適用され
る。
ハ.効果 本発明のタイル付き有孔板によれば、タイルは有孔板
の網目あるいは貫通孔に強固に付着し、かつ、タイルは
有孔板によって補強され、全体として強度のある構造と
なる。このため、タイルの厚みを薄くできる。
また、タイルは有孔板から容易に剥離することなく、
安全なタイル構造を得ることができる。
また、タイルの形状を模様形状となし、この模様が1
枚の有孔板に連続して展開されるので、従来にないタイ
ル模様が実現される。このため、視覚においても美麗な
壁面・舗装面のタイル模様が実現される。
本タイル付き有孔板の躯体面への貼付け施工は、目地
代を介して釘・ボルト等の固着材の打込みにより、ある
いは単にタイル裏面への接着材の塗布をもってなされる
ので、施工が容易であり、未熟練者でも簡単に実施する
ことができる。
本発明のタイル付き有孔板の製造方法によれば、所定
形状のタイルが展開されたタイル付き有孔板が各々得ら
れる。これは工場内で製作できるので、大量生産が可能
であり、製造費用の低減をなし得る。また、型枠の凹部
並びにタイル充填空間の形状により、自在の模様が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のタイル付き有孔板の斜視図。 第2図は第1図のII−II線断面図。 第3図は有孔板がタイル底板に付設された場合の断面
図。 第4図(a)は有孔板の斜視図で、第4図(b)は第4
図(a)にタイルを付設した場合の断面図で左半分と右
半分はタイルに付設された有孔板がタイルの中央付近と
底板に各々位置している状態断面図。 第5図(a)は付着材の斜視図で、第5図(b)は同図
(a)の付着材を有孔板に固着させた場合の断面図、第
5図(c)は別の付着材の固着断面図、第5図(d)は
有孔板を打抜き付着材とした場合の有孔板の斜視図で、
第5図(e)は横枠に付着材を付設した場合の有孔板の
斜視図を示す。 第6図(a)は有孔板の平面図で、第6図(b)は同図
(a)の枠の詳細平面図、第6図(c)は同図(b)の
枠の一部を切断し、それを切り開いた状態の平面図で、
第6図(d)は同図(c)を行った有孔板の平面図で、
第6図(e)は同図(d)にタイルを付設した場合のタ
イル付き有孔板の断面図で左半分と右半分は該有孔板の
位置がタイルの底板と中央付近にある場合の状態図であ
る。 第7図(a)はL型タイルを使用した場合のタイル付き
有孔板の斜視図で、同(b)はタイルを千鳥状に配列し
た場合のタイル付き有孔板の平面図、第7図(c)は別
のタイル形状を有するタイル付き有孔板の平面図。 第8図は(a)は下型枠の斜視図で、同図(b)は第8
図(a)のIIX−IIX線断面図で、第8図(c)及び
(d)図はタイル付き有孔板の製造工程断面図。 第9図(a)及び第9図(b)は、タイル付き有孔板の
別の工程の断面図。 第10図(a)から(f)は、タイル付き有孔板の別の製
造工程の各工程断面図。 第11図(a)はタイル付き有孔板のタイル1に化粧板14
を付設した場合の断面図で、第11図(b)は第11図
(a)の製品を作る場合の工程の一断面図を示す。 A,A1,A2,A3,A4,A5,A6,A7,A8……タイル付き有孔板、1
……タイル、11……タイル表側部分、12……タイル裏側
部分、14……タイル化粧板、2,2A,2B……有孔板、21…
…横筋、22……縦筋、23……切れ目、3……目地、31…
…目地表、32……目地裏、4……貫通孔、5,5A,5B,5C,5
D,5E……付着材、61……表側型枠、62……凹部、63……
目地部、64……裏側型枠、66……台板、7……支圧板

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平板状をなすとともに多数の貫通孔を開設
    した有孔板と、 前記有孔板に該有孔板の露出部としての目地代を存し、
    かつ、前記有孔板の貫通孔内に充填されまだ固まらない
    状態で該有孔板に付着させて所定形状の型枠内で固結成
    形させてなる少なくとも該有孔板の一側面より膨出する
    固結体よりなるタイルと、 からなるタイル付き有孔板。
  2. 【請求項2】請求項1において、タイルは所定の平面形
    状をなし、該タイルの上面に化粧板が固設されてなるタ
    イル付き有孔板。
  3. 【請求項3】請求項1において、タイルの付着部位に有
    孔板の表面より突出する付着材を突設してなるタイル付
    き有孔板。
  4. 【請求項4】請求項1において、有孔板は網状体である
    タイル付き有孔板。
  5. 【請求項5】請求項4において、網状体は交点部で一体
    形成され、かつタイルの付着部位で該交点部の近傍で切
    れ目が入れられてなるタイル付き有孔板。
  6. 【請求項6】所定角度の交差角をもって交わる2つの平
    板状体よりなり多数の貫通孔を開設した有孔板と、 前記有孔板に該有孔板の露出部としての目地代を存し、
    かつ、前記有孔板の貫通孔内に充填されまだ固まらない
    状態で該有孔板に付着させて所定形状の型枠内で固結成
    形させてなる少なくとも該有孔板の一側面より膨出する
    固結体よりなるタイルと、 からなる躯体の角部に使用されるタイル付き有孔板。
  7. 【請求項7】請求項6において、タイルは所定の平面形
    状をなし、該タイルの上面に化粧板が固設されてなる躯
    体の角部に使用されるタイル付き有孔板。
  8. 【請求項8】平板体に多数の貫通孔を開設した有孔板
    と、該有孔板に目地代を存し、かつ、該有孔板の貫通孔
    内に充填されまだ固まらない状態で該有孔板に付着させ
    て固結させてなるとともに少なくとも該有孔板の一側に
    突出する固結体よりなるタイルとからなるタイル付き有
    孔板を、躯体部の表面に当接するとともに、前記目地代
    を介して躯体部に固着材を打ち込んで固着させてなるタ
    イルの布設方法。
  9. 【請求項9】平板体に多数の貫通孔を開設した有孔板
    と、該有孔板に目地代を存し、かつ、該有孔板の貫通孔
    内に充填されまだ固まらない状態で該有孔板に付着させ
    て固結させてなるとともに少なくとも該有孔板の一側に
    突出する固結体よりなるタイルとからなるタイル付き有
    孔板を、躯体部の表面に当接するとともに、前記タイル
    の躯体部の当接面に接着剤を介して固着させてなるタイ
    ルの布設方法。
  10. 【請求項10】上方に向けて開口する凹部と該凹部の上
    面に面一をなし一定幅の広がりをなす目地部とを有する
    型枠において、 該型枠の凹部内に固結材を充填し、該固結材がまだ固ま
    らない状態で前記目地部上に平板体に多数の貫通孔を開
    設した有孔板を載置し、前記固結材と前記有孔板とを付
    着させ、 固結材の固結を待って前記型枠を脱型する、 ことを特徴とするタイル付き有孔板の製造方法。
  11. 【請求項11】上方に向けて開口する凹部と該凹部の上
    面に面一をなし一定幅の広がりをなす目地部とを有する
    型枠の前記目地部上に平板体に多数の貫通孔を開設した
    有孔板を載置し、前記目地部の上に前記有孔板を挟んで
    該目地部上に延設され前記凹部に連通するタイル充填空
    間を有する他の型枠を設置し、 しかる後、固結材を充填し、前記固結材と前記有孔板と
    を付着させ、 固結材の固結を待って前記型枠を脱型する、 ことを特徴とするタイル付き有孔板の製造方法。
  12. 【請求項12】請求項10又は11において、型枠に化粧板
    を配してなることを特徴とするタイル付き有孔板の製造
    方法。
  13. 【請求項13】平板状の台板に平板体に多数の貫通孔を
    開設した有孔板を載置し、該有孔板上にタイル充填空間
    を有する型枠を設置し、 しかる後、前記タイル充填空間内に固結材を充填し、前
    記固結材のまだ固まらない状態で該固結材と前記有孔板
    とを付着させ、 固結材の固結を待って前記型枠を脱型する、 ことを特徴とするタイル付き有孔板の製造方法。
  14. 【請求項14】平板状の台板にタイル充填空間を有する
    型枠を設置し、前記型枠上に平板体に多数の貫通孔を開
    設した有孔板を載置し、更に、前記型枠上に前記有孔板
    を挟んで該型枠上に延設されタイル充填空間を有する他
    の型枠を設置し、 前記タイル充填空間内に固結材を充填し、前記固結材と
    前記有孔板とを付着させ、 固結材の固結を待って前記型枠を脱型する、 ことを特徴とするタイル付き有孔板の製造方法。
  15. 【請求項15】請求項14において、型枠に化粧板を配し
    てなることを特徴とするタイル付き有孔板の製造方法。
  16. 【請求項16】請求項11ないし15のいずれかの1項にお
    いて、タイル充填空間に支圧板を設置し、この支圧板を
    介して固結材を押圧することを特徴とするタイル付き有
    孔板の製造方法。
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