JP2810859B2 - フィルムインターロック付き事前巻取形カメラ - Google Patents
フィルムインターロック付き事前巻取形カメラInfo
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- G—PHYSICS
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- G03B17/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B17/36—Counting number of exposures
-
- G—PHYSICS
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- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B17/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B17/42—Interlocking between shutter operation and advance of film or change of plate or cut-film
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、フィルムが使
用に先立ち包装から完全に巻解かれるカメラに関する。
特に、本発明は、フィルムが事前に巻取られる、比較的
安価な手動操作カメラに関する。さらに詳細には、本発
明は、使用者が、フィルムが完全に巻解かれる前に未使
用のフィルムを包装内に再び巻戻すのを防止するフィル
ムインターロック機構を有するカメラに関する。
用に先立ち包装から完全に巻解かれるカメラに関する。
特に、本発明は、フィルムが事前に巻取られる、比較的
安価な手動操作カメラに関する。さらに詳細には、本発
明は、使用者が、フィルムが完全に巻解かれる前に未使
用のフィルムを包装内に再び巻戻すのを防止するフィル
ムインターロック機構を有するカメラに関する。
【０００２】
【従来の技術】近年において、異なる形式の安価な手動
操作フィルム送り機構が多数提供されている。これは、
使捨てカメラに対する需要の拡大と技術の発展とによる
ものである。
操作フィルム送り機構が多数提供されている。これは、
使捨てカメラに対する需要の拡大と技術の発展とによる
ものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにカメラを安価に、従って使捨てに提供する特徴その
ものが、反面ある種の欠点を発生する。このような欠点
の１つは、使捨てカメラは限られた貯蔵寿命しか持たな
いフィルムが装填されていることである。貯蔵寿命は、
おおよそ１．５年である。若しカメラがこの経過時間内
に使用されない場合は、このフィルムで撮影される映像
は基準以下の品質となる。
うにカメラを安価に、従って使捨てに提供する特徴その
ものが、反面ある種の欠点を発生する。このような欠点
の１つは、使捨てカメラは限られた貯蔵寿命しか持たな
いフィルムが装填されていることである。貯蔵寿命は、
おおよそ１．５年である。若しカメラがこの経過時間内
に使用されない場合は、このフィルムで撮影される映像
は基準以下の品質となる。
【０００４】使捨てカメラの別の欠点は、一般にこの使
捨て性そのものにある。一回のみの使用で廃棄すること
は、ある種の顧客には便利であるが、環境退化および再
生不能な天然資源の浪費を必然的に伴うものである。
捨て性そのものにある。一回のみの使用で廃棄すること
は、ある種の顧客には便利であるが、環境退化および再
生不能な天然資源の浪費を必然的に伴うものである。
【０００５】また、ある種の事前巻取カメラのさらに別
の欠点は、ある種の手動操作の耐久性カメラでも同様で
あるが、幾つかの写真を撮影した後で、フィルムアクセ
スドアが誤って開口されると、露出されたフィルムが露
光されて台無しにされることである。この種の事故を防
止するため、現在では多くのカメラが、フィルムを装填
すると、未感光のフィルムが遮光ケーシングから反対側
の受取スプール室内へ巻解かれる。そして、それぞれが
撮像された後で、露光フレームが遮光ケーシング内へ巻
戻される。この方法によると、フィルムアクセスドアが
誤って開口されても、未使用の、すなわち未感光のフィ
ルムのみが台無しにされ、撮像された感光フィルムは、
この時既に遮光ケーシング内に巻戻されているので、こ
のケーシング内で安全に保護される。しかしながら、こ
の方法の１つの不利な副作用は、この方法が手動操作さ
れる場合に、カメラ操作者が、自分が使用しているカメ
ラが、どの形式のカメラであるか、すなわち通常の撮影
・巻解きカメラであるか、あるいは撮影の後で巻戻しす
る事前巻取カメラであるかを、しばしば承知していない
ことである。もし、顧客が、自分は後者を使用している
と思いながら、前者を使用している場合は、フィルムの
装填に際して最初の写真を撮影すると、顧客は、フィル
ムを前送りして、すなわちフィルムケーシング内へ巻戻
して、完全に回収または使用不能にするであろう。従っ
て、この種の事故の発生を防止することができるカメラ
技術特性の提供が強く要望されている。
の欠点は、ある種の手動操作の耐久性カメラでも同様で
あるが、幾つかの写真を撮影した後で、フィルムアクセ
スドアが誤って開口されると、露出されたフィルムが露
光されて台無しにされることである。この種の事故を防
止するため、現在では多くのカメラが、フィルムを装填
すると、未感光のフィルムが遮光ケーシングから反対側
の受取スプール室内へ巻解かれる。そして、それぞれが
撮像された後で、露光フレームが遮光ケーシング内へ巻
戻される。この方法によると、フィルムアクセスドアが
誤って開口されても、未使用の、すなわち未感光のフィ
ルムのみが台無しにされ、撮像された感光フィルムは、
この時既に遮光ケーシング内に巻戻されているので、こ
のケーシング内で安全に保護される。しかしながら、こ
の方法の１つの不利な副作用は、この方法が手動操作さ
れる場合に、カメラ操作者が、自分が使用しているカメ
ラが、どの形式のカメラであるか、すなわち通常の撮影
・巻解きカメラであるか、あるいは撮影の後で巻戻しす
る事前巻取カメラであるかを、しばしば承知していない
ことである。もし、顧客が、自分は後者を使用している
と思いながら、前者を使用している場合は、フィルムの
装填に際して最初の写真を撮影すると、顧客は、フィル
ムを前送りして、すなわちフィルムケーシング内へ巻戻
して、完全に回収または使用不能にするであろう。従っ
て、この種の事故の発生を防止することができるカメラ
技術特性の提供が強く要望されている。
【０００６】
【発明の開示】従って、本発明は、手動操作の事前巻取
カメラに固有な、前述した困難かつ要望的な問題を克服
する改良されたカメラ機構を提供することにある。これ
らの問題は、再使用できる低価格の事前巻取カメラを提
供することにより、簡単、簡便かつ効果的に解決され
る。さらに詳細には、手動操作の事前巻取カメラにおい
て、完全に巻解かれていないフィルムの巻戻しを防止し
得る機構が提供される。
カメラに固有な、前述した困難かつ要望的な問題を克服
する改良されたカメラ機構を提供することにある。これ
らの問題は、再使用できる低価格の事前巻取カメラを提
供することにより、簡単、簡便かつ効果的に解決され
る。さらに詳細には、手動操作の事前巻取カメラにおい
て、完全に巻解かれていないフィルムの巻戻しを防止し
得る機構が提供される。
【０００７】本発明の一態様によれば、フィルムカート
リッジを収容するフィルムカートリッジ室と、フィルム
カートリッジからフィルムを受取るフィルム受取室とを
有する写真カメラが提供される。フィルムは、撮像され
る前に、全てフィルムカートリッジからフィルム受取室
内へ実質的に巻解かれる。カメラは、フィルムカートリ
ッジに操作的に結合されたフィルム送り装置を有し、こ
れによりフィルムを、これが撮像された後にフィルムカ
ートリッジ内へ巻取る。カメラは、またフィルム送り装
置に開放可能に係合されるフィルムセンシング装置を有
し、これにより前記フィルム送り装置が、フィルムがフ
ィルムカートリッジから実質的に巻解かれる前に、この
フィルムをカートリッジ内へ巻取るのを防止する。
リッジを収容するフィルムカートリッジ室と、フィルム
カートリッジからフィルムを受取るフィルム受取室とを
有する写真カメラが提供される。フィルムは、撮像され
る前に、全てフィルムカートリッジからフィルム受取室
内へ実質的に巻解かれる。カメラは、フィルムカートリ
ッジに操作的に結合されたフィルム送り装置を有し、こ
れによりフィルムを、これが撮像された後にフィルムカ
ートリッジ内へ巻取る。カメラは、またフィルム送り装
置に開放可能に係合されるフィルムセンシング装置を有
し、これにより前記フィルム送り装置が、フィルムがフ
ィルムカートリッジから実質的に巻解かれる前に、この
フィルムをカートリッジ内へ巻取るのを防止する。
【０００８】本発明によって提供される主要な利点は、
当業者には理解されるところであるが、事前巻取カメラ
に不慣れな使用者が、フィルムのロール全体が使用され
る前に、このフィルムを誤ってフィルムカートリッジ内
へ巻戻すことを防止することにある。従って、本発明の
１つの目的は、フィルムがフィルムカートリッジからフ
ィルム受取室内へ実質的に巻解かれるまでは、フィルム
送りホイールを自動的にブロックすることにある。
当業者には理解されるところであるが、事前巻取カメラ
に不慣れな使用者が、フィルムのロール全体が使用され
る前に、このフィルムを誤ってフィルムカートリッジ内
へ巻戻すことを防止することにある。従って、本発明の
１つの目的は、フィルムがフィルムカートリッジからフ
ィルム受取室内へ実質的に巻解かれるまでは、フィルム
送りホイールを自動的にブロックすることにある。
【０００９】本発明の別の目的は、メータホイールが、
フィルムの巻戻し中は、シャッタコック機構から開放さ
れるカメラを提供することにある。
フィルムの巻戻し中は、シャッタコック機構から開放さ
れるカメラを提供することにある。
【００１０】本発明のさらに別の目的は、構造が簡単で
製造が安価な手動操作カメラを提供することにある。
製造が安価な手動操作カメラを提供することにある。
【００１１】本発明のさらに別の目的は、コンパクトで
軽量なカメラを提供することにある。
軽量なカメラを提供することにある。
【００１２】本発明のさらにまた別の目的は、フィルム
を容易に再装填することができる極めて安価なカメラを
提供することにある。
を容易に再装填することができる極めて安価なカメラを
提供することにある。
【００１３】本発明の方法および装置は、特定の実施例
に関する以下の詳細な説明およびこの実施例を例示する
添付図面を参照することにより、さらに理解されるであ
ろう。
に関する以下の詳細な説明およびこの実施例を例示する
添付図面を参照することにより、さらに理解されるであ
ろう。
【００１４】
【実施例】次に、本発明に係る特定の実施例につき添付
図面を参照しながら以下に説明する。なお、図に例示す
る以下の好適な実施例は、本発明を説明するためのもの
で、本願の特許請求の範囲に包含される発明を限定する
ものではない。
図面を参照しながら以下に説明する。なお、図に例示す
る以下の好適な実施例は、本発明を説明するためのもの
で、本願の特許請求の範囲に包含される発明を限定する
ものではない。
【００１５】図１および図２に示すように、カメラ１は
前面２とケーシング３とを有する。後カバー４がカメラ
１にヒンジ結合されている。カメラの内部が、特に図２
に開示されており、フィルムカートリッジを収容するフ
ィルムカートリッジ室６と、フィルムカートリッジから
巻解かれるフィルム９を収容するフィルム受取室８とが
示されている。
前面２とケーシング３とを有する。後カバー４がカメラ
１にヒンジ結合されている。カメラの内部が、特に図２
に開示されており、フィルムカートリッジを収容するフ
ィルムカートリッジ室６と、フィルムカートリッジから
巻解かれるフィルム９を収容するフィルム受取室８とが
示されている。
【００１６】図２に示す実施例において、フィルム受取
室８は、フィルムカートリッジ室６内のフィルムカート
リッジ（図示せず）から、フィルムを巻解くためのスプ
ール１０を好適に有する。代案として、フィルム受取室
８には、固定的な巻解きスプールを欠如することができ
る。巻解きスプールを欠如する場合は、フィルム９は、
外部から一時的に適用される種々の機構によって巻解か
れる。
室８は、フィルムカートリッジ室６内のフィルムカート
リッジ（図示せず）から、フィルムを巻解くためのスプ
ール１０を好適に有する。代案として、フィルム受取室
８には、固定的な巻解きスプールを欠如することができ
る。巻解きスプールを欠如する場合は、フィルム９は、
外部から一時的に適用される種々の機構によって巻解か
れる。
【００１７】フィルム受取室８にフィルム受取スプール
１０が配置される場合は、このフィルム受取スプール
は、好適にはフィルムの穿孔に係合して、フィルムを巻
解き易くするための歯部１２を有する。フィルム受取ス
プール１０には、通常はカメラの頂部左側に配置される
手動の再巻取ディスク１４が、操作的に取付けられてい
る。
１０が配置される場合は、このフィルム受取スプール
は、好適にはフィルムの穿孔に係合して、フィルムを巻
解き易くするための歯部１２を有する。フィルム受取ス
プール１０には、通常はカメラの頂部左側に配置される
手動の再巻取ディスク１４が、操作的に取付けられてい
る。
【００１８】メータホイール１５が、フィルムカートリ
ッジ室６とフィルム受取室８の間のフィルム９経路上に
配置されている。メータホイール１５は、フィルムが両
室の間を巻取られる際に、このフィルムの穿孔に係合す
る歯部１６を有する。フィルムが、フィルム受取室８か
らフィルムカートリッジへ巻取られる際に、メータホイ
ールを回転すると、シャッタコック機構およびフィルム
カウンタが係合されることは、当業者には公知である。
ッジ室６とフィルム受取室８の間のフィルム９経路上に
配置されている。メータホイール１５は、フィルムが両
室の間を巻取られる際に、このフィルムの穿孔に係合す
る歯部１６を有する。フィルムが、フィルム受取室８か
らフィルムカートリッジへ巻取られる際に、メータホイ
ールを回転すると、シャッタコック機構およびフィルム
カウンタが係合されることは、当業者には公知である。
【００１９】図６に、さらに詳細に示すように、メータ
ホイール１５は、内歯１３を有する。クラッチ１７がメ
ータホイール１５の内部に配置されている。クラッチ１
７は、メータホイール１５が反時計周りへ回転される際
には、内歯１３に係合するが、時計周りへ回転される際
には、メータホイール１５を自由に回転させるよう構成
されている。このような機構を設けることにより、メー
タホイール１５は、フィルムの事前巻取中は、シャッタ
コック機構との係合を解放されている。
ホイール１５は、内歯１３を有する。クラッチ１７がメ
ータホイール１５の内部に配置されている。クラッチ１
７は、メータホイール１５が反時計周りへ回転される際
には、内歯１３に係合するが、時計周りへ回転される際
には、メータホイール１５を自由に回転させるよう構成
されている。このような機構を設けることにより、メー
タホイール１５は、フィルムの事前巻取中は、シャッタ
コック機構との係合を解放されている。
【００２０】フィルムカートリッジ室６の上部部分に
は、フィルムカートリッジの内部スプールに係合して、
これを駆動する駆動軸１８が配置されている。駆動軸１
８は、フィルムカートリッジ室６からカメラケーシング
４内へ突出している。駆動軸１８の頂部は、駆動軸ディ
スクの外周を包囲する歯部２０を有するディスクに形成
されている。
は、フィルムカートリッジの内部スプールに係合して、
これを駆動する駆動軸１８が配置されている。駆動軸１
８は、フィルムカートリッジ室６からカメラケーシング
４内へ突出している。駆動軸１８の頂部は、駆動軸ディ
スクの外周を包囲する歯部２０を有するディスクに形成
されている。
【００２１】駆動軸ディスクは、送りホイール２２に対
してその内部に配置され、これを操作するよう結合され
ている。図５に、詳細に示すように、送りホイール２２
は、カメラの前面２および後面４から突出して使用者か
らアクセス可能である。送りホイール２２は、操作を容
易にするため、その外面にギザギザが形成されている。
カメラの前面と後面からアクセス可能であるので、使用
者は前面と後面上に指先を同時に載置することにより、
駆動軸１８周りには何等モーメント力を負荷することな
く送りホイールを回転することができる。使用者が、フ
ィルムが実質的に巻解かれた後に送りホイール２２を回
転すると、駆動軸１８が回転して、フィルムがフィルム
カートリッジ内に巻戻される。
してその内部に配置され、これを操作するよう結合され
ている。図５に、詳細に示すように、送りホイール２２
は、カメラの前面２および後面４から突出して使用者か
らアクセス可能である。送りホイール２２は、操作を容
易にするため、その外面にギザギザが形成されている。
カメラの前面と後面からアクセス可能であるので、使用
者は前面と後面上に指先を同時に載置することにより、
駆動軸１８周りには何等モーメント力を負荷することな
く送りホイールを回転することができる。使用者が、フ
ィルムが実質的に巻解かれた後に送りホイール２２を回
転すると、駆動軸１８が回転して、フィルムがフィルム
カートリッジ内に巻戻される。
【００２２】図３および図４に示すように、駆動軸１８
と送りホイール２２とは、一方向クラッチに形成されて
いる。爪部２４が、送りホイール２２の内部に可撓的に
配置されて、駆動軸ディスクの歯部２０と係合されてい
る。図１に示すように、弾性部材２５が、カメラのケー
シング３の頂部内側に固定されている。弾性部材２５
は、駆動軸１８に接触して、この駆動軸が、送りホイー
ル２２が時計周りに回転される際に、時計周りに回転さ
れるのを摩擦的に阻止している。すなわち、送りホイー
ル２２が時計周りに回転される際には、爪部２４で発生
する力が、駆動軸上の弾性部材２５の摩擦係合に打ち負
かされて、駆動軸の回転が阻止されている。
と送りホイール２２とは、一方向クラッチに形成されて
いる。爪部２４が、送りホイール２２の内部に可撓的に
配置されて、駆動軸ディスクの歯部２０と係合されてい
る。図１に示すように、弾性部材２５が、カメラのケー
シング３の頂部内側に固定されている。弾性部材２５
は、駆動軸１８に接触して、この駆動軸が、送りホイー
ル２２が時計周りに回転される際に、時計周りに回転さ
れるのを摩擦的に阻止している。すなわち、送りホイー
ル２２が時計周りに回転される際には、爪部２４で発生
する力が、駆動軸上の弾性部材２５の摩擦係合に打ち負
かされて、駆動軸の回転が阻止されている。
【００２３】しかしながら、送りホイール２２が反時計
周り方向へ回転すると、送りホイール２２の爪部２４
が、駆動軸１８の歯部２０に係合して、駆動軸を回転す
ることにより、フィルムはフィルムカートリッジ内に巻
戻される。
周り方向へ回転すると、送りホイール２２の爪部２４
が、駆動軸１８の歯部２０に係合して、駆動軸を回転す
ることにより、フィルムはフィルムカートリッジ内に巻
戻される。
【００２４】図７に、さらに詳細に示すように、送りホ
イール２２は、その同心レベル上に歯部２８を有する。
この送りホイール２２上の歯部２８は、ロック機構に係
合して、不慣れな使用者が、フィルムが再巻取ディスク
１４を介してフィルム受取スプール１０上に十分な長さ
で巻解かれる前に、フィルムロールがフィルムカートリ
ッジ内に再巻取り、巻戻されるのを防止するよう構成さ
れている。
イール２２は、その同心レベル上に歯部２８を有する。
この送りホイール２２上の歯部２８は、ロック機構に係
合して、不慣れな使用者が、フィルムが再巻取ディスク
１４を介してフィルム受取スプール１０上に十分な長さ
で巻解かれる前に、フィルムロールがフィルムカートリ
ッジ内に再巻取り、巻戻されるのを防止するよう構成さ
れている。
【００２５】図３およびひ図４は、ロック機構を構成す
る各要素の相互関係を示す。図３に示すように、細長棒
状のフィルムセンサ３０がカメラのケーシング３内に配
置されている。フィルムセンサ３０は、その長手軸線に
沿ってカメラ駆体内を横方向に滑動させることができ
る。フィルムセンサ３０は、スプリング３２によりフィ
ルム受取室８の方向へ付勢されている。図示の実施例で
は、スプリング３２は、細長棒状のフィルムセンサ３０
に対して、この細長棒状フィルムセンサに固定された舌
片３４を介して取付けられている。フィルムセンサ３０
は、勿論フィルム受取室８に対して、その他種々の機械
的リンク機構で付勢することができる。
る各要素の相互関係を示す。図３に示すように、細長棒
状のフィルムセンサ３０がカメラのケーシング３内に配
置されている。フィルムセンサ３０は、その長手軸線に
沿ってカメラ駆体内を横方向に滑動させることができ
る。フィルムセンサ３０は、スプリング３２によりフィ
ルム受取室８の方向へ付勢されている。図示の実施例で
は、スプリング３２は、細長棒状のフィルムセンサ３０
に対して、この細長棒状フィルムセンサに固定された舌
片３４を介して取付けられている。フィルムセンサ３０
は、勿論フィルム受取室８に対して、その他種々の機械
的リンク機構で付勢することができる。
【００２６】腕部３６が、フィルム受取室８に最近接す
るフィルムセンサの端部に取付けられている。フィルム
センサ３０の腕部３６は、図４に示すように、フィルム
受取室８内へ延在し、そして巻解かれるフィルムのロー
ル上に載置されるよう構成されている。
るフィルムセンサの端部に取付けられている。フィルム
センサ３０の腕部３６は、図４に示すように、フィルム
受取室８内へ延在し、そして巻解かれるフィルムのロー
ル上に載置されるよう構成されている。
【００２７】突出部３８が、カメラの後カバー４上に取
付けられている。細長棒状のフィルムセンサ３０の長手
方向には、好適にはスリットが設けられている。突出部
３８は、フィルム９が送りホイール２２を介してフィル
ムカートリッジ内に巻戻される際に、フィルムセンサ３
０上のスロット４０に係合するよう構成されている。
付けられている。細長棒状のフィルムセンサ３０の長手
方向には、好適にはスリットが設けられている。突出部
３８は、フィルム９が送りホイール２２を介してフィル
ムカートリッジ内に巻戻される際に、フィルムセンサ３
０上のスロット４０に係合するよう構成されている。
【００２８】可撓部材４２が、送りホイール２２に対し
実質的に垂直に配置されている。可撓部材４２は、ピン
４４に旋回自在に装着されている。可撓部材４２の中央
部分からは、歯部４６が延在している。歯部４６は、可
撓部材４２が旋回すると、送りホイール２２の歯部２８
に係合するよう構成されている。可撓部材４２の他端部
は、細長棒状のフィルムセンサ３０の横断経路内に延在
している。図４に示すように、フィルムカートリッジ室
内にフィルム９のロールが存在していて、フィルムセン
サ３０がフィルムカートリッジ室６側へ押圧されている
際には、このフィルムセンサ３０は、可撓部材４２の他
端部を押圧して、その歯部４６をロックホイール２２の
歯部２８から開放するよう旋回する。
実質的に垂直に配置されている。可撓部材４２は、ピン
４４に旋回自在に装着されている。可撓部材４２の中央
部分からは、歯部４６が延在している。歯部４６は、可
撓部材４２が旋回すると、送りホイール２２の歯部２８
に係合するよう構成されている。可撓部材４２の他端部
は、細長棒状のフィルムセンサ３０の横断経路内に延在
している。図４に示すように、フィルムカートリッジ室
内にフィルム９のロールが存在していて、フィルムセン
サ３０がフィルムカートリッジ室６側へ押圧されている
際には、このフィルムセンサ３０は、可撓部材４２の他
端部を押圧して、その歯部４６をロックホイール２２の
歯部２８から開放するよう旋回する。
【００２９】本発明のカメラは、以下のように操作され
る。操作者は、フィルムカートリッジをフィルムカート
リッジ室６内に挿着すると共に、そのフィルムリーダを
フィルム受取スプール１０の歯部１２上に装着する。そ
の後、後カバー４が、図４に示すように閉じられる。こ
の時は、フィルムセンサ３０は、フィルム受取室８側へ
付勢された位置にある。この状態が図３に示されてい
る。フィルムセンサ３０がこの位置にある際は、フィル
ムセンサ３０のスロット４０は、突出部３８に係合して
いない。なお、この時点では、フィルム受取スプール１
０上には、最低量のフィルム９しか巻かれていないの
で、可撓部材４２の歯部４６は、送りホイール２２の歯
部２８に係合している。可撓部材４２が送りホイール２
２の歯部２８に係合していることは、使用者が、送りホ
イール２２を回転して、延在している最低量のフィルム
を、フィルムカートリッジ室内へ再び巻戻すのを阻止す
る。この時、フィルムの引き出しは不可能である。
る。操作者は、フィルムカートリッジをフィルムカート
リッジ室６内に挿着すると共に、そのフィルムリーダを
フィルム受取スプール１０の歯部１２上に装着する。そ
の後、後カバー４が、図４に示すように閉じられる。こ
の時は、フィルムセンサ３０は、フィルム受取室８側へ
付勢された位置にある。この状態が図３に示されてい
る。フィルムセンサ３０がこの位置にある際は、フィル
ムセンサ３０のスロット４０は、突出部３８に係合して
いない。なお、この時点では、フィルム受取スプール１
０上には、最低量のフィルム９しか巻かれていないの
で、可撓部材４２の歯部４６は、送りホイール２２の歯
部２８に係合している。可撓部材４２が送りホイール２
２の歯部２８に係合していることは、使用者が、送りホ
イール２２を回転して、延在している最低量のフィルム
を、フィルムカートリッジ室内へ再び巻戻すのを阻止す
る。この時、フィルムの引き出しは不可能である。
【００３０】使用者は、カメラの後カバー４を閉じた
後、再巻取ディスク１４を回転して、全てのフィルム９
をフィルムカートリッジからフィルム受取スプール１０
上へ巻解く。フィルムがフィルムカートリッジからフィ
ルム受取スプール１０上へ巻取られている時は、フィル
ム内の穿孔は、メータホイール１５の歯部１６に係合さ
れているが、メータホイールは内部クラッチ機構を介し
てカウンタから開放されている。メータホイールは、フ
ィルムがフィルムカートリッジに巻戻されている時にの
みカウンタに係合している。これにより、撮影された画
像数がカメラにカウントされる。
後、再巻取ディスク１４を回転して、全てのフィルム９
をフィルムカートリッジからフィルム受取スプール１０
上へ巻解く。フィルムがフィルムカートリッジからフィ
ルム受取スプール１０上へ巻取られている時は、フィル
ム内の穿孔は、メータホイール１５の歯部１６に係合さ
れているが、メータホイールは内部クラッチ機構を介し
てカウンタから開放されている。メータホイールは、フ
ィルムがフィルムカートリッジに巻戻されている時にの
みカウンタに係合している。これにより、撮影された画
像数がカメラにカウントされる。
【００３１】図４に示すように、十分の量のフィルム９
が受取スプール１０上に巻回されると、フィルムセンサ
３０はその付勢位置からフィルムカートリッジ室６側へ
押出される。この動作により、フィルムセンサが可撓部
材４２上に押出され、可撓部材がビン４４の周りを旋回
し、可撓部材４２の歯部４６が送りホイール２２の歯部
２８から解放される。また、フィルムセンサ３０がフィ
ルムカートリッジ室６側へ移動すると、突出部３８は、
フィルムセンサ３０のスロット４０に係合して、これを
その位置に保持する。従って、使用者は、写真が撮影さ
れると、送りホイール２２を回転して、シャッタをコッ
クすると同時に、フィルムロールをフィルムカートリッ
ジ内へ巻取ることができる。
が受取スプール１０上に巻回されると、フィルムセンサ
３０はその付勢位置からフィルムカートリッジ室６側へ
押出される。この動作により、フィルムセンサが可撓部
材４２上に押出され、可撓部材がビン４４の周りを旋回
し、可撓部材４２の歯部４６が送りホイール２２の歯部
２８から解放される。また、フィルムセンサ３０がフィ
ルムカートリッジ室６側へ移動すると、突出部３８は、
フィルムセンサ３０のスロット４０に係合して、これを
その位置に保持する。従って、使用者は、写真が撮影さ
れると、送りホイール２２を回転して、シャッタをコッ
クすると同時に、フィルムロールをフィルムカートリッ
ジ内へ巻取ることができる。
【００３２】カメラの後カバー４が開かれると、突出部
３８がスロット４０から引抜かれ、スプリング３２がフ
ィルムセンサ３０を元の位置へ復帰する。
３８がスロット４０から引抜かれ、スプリング３２がフ
ィルムセンサ３０を元の位置へ復帰する。
【００３３】以上説明した特定の実施例においては、本
出願が属する写真技術分野の多くの適用に有用である
が、当業者にはその他多くの変更態様が想到可能であ
る。この種の変更態様も、全て添付の特許請求の範囲に
規定される本発明の精神の範囲内に包含される。
出願が属する写真技術分野の多くの適用に有用である
が、当業者にはその他多くの変更態様が想到可能であ
る。この種の変更態様も、全て添付の特許請求の範囲に
規定される本発明の精神の範囲内に包含される。
【００３４】
【発明の効果】前述した実施例から明らかなように、本
発明によれば、フィルムカートリッジを収容するフィル
ムカートリッジ室と、フィルムカートリッジからフィル
ムを受取るフィルム受取室とを有する写真カメラが提供
される。この場合、フィルムは、撮像される前に、全て
フィルムカートリッジからフィルム受取室内へ実質的に
巻解かれる。カメラは、フィルムカートリッジに操作的
に結合されたフィルム送り装置を有し、これによりフィ
ルムを、これが撮像された後にフィルムカートリッジ内
へ巻取ることができる。カメラは、またフィルム送り装
置に開放可能に係合されるフィルムセンシング装置を有
し、これにより前記フィルム送り装置が、フィルムがフ
ィルムカートリッジから実質的に巻解かれる前に、この
フィルムをカートリッジ内へ巻取るのを防止することが
できる。
発明によれば、フィルムカートリッジを収容するフィル
ムカートリッジ室と、フィルムカートリッジからフィル
ムを受取るフィルム受取室とを有する写真カメラが提供
される。この場合、フィルムは、撮像される前に、全て
フィルムカートリッジからフィルム受取室内へ実質的に
巻解かれる。カメラは、フィルムカートリッジに操作的
に結合されたフィルム送り装置を有し、これによりフィ
ルムを、これが撮像された後にフィルムカートリッジ内
へ巻取ることができる。カメラは、またフィルム送り装
置に開放可能に係合されるフィルムセンシング装置を有
し、これにより前記フィルム送り装置が、フィルムがフ
ィルムカートリッジから実質的に巻解かれる前に、この
フィルムをカートリッジ内へ巻取るのを防止することが
できる。
【００３５】また、本発明によれば、事前巻取カメラに
不慣れな使用者が、フィルムのロール全体が使用される
前に、このフィルムを誤ってフィルムカートリッジ内へ
巻戻すことを防止することができる。すなわち、本発明
によれば、フィルムがフィルムカートリッジからフィル
ム受取室内へ実質的に巻解かれるまでは、フィルム送り
ホイールを自動的にブロックすることができる。
不慣れな使用者が、フィルムのロール全体が使用される
前に、このフィルムを誤ってフィルムカートリッジ内へ
巻戻すことを防止することができる。すなわち、本発明
によれば、フィルムがフィルムカートリッジからフィル
ム受取室内へ実質的に巻解かれるまでは、フィルム送り
ホイールを自動的にブロックすることができる。
【００３６】さらに、本発明によれば、メータホイール
が、フィルムの巻戻し中は、シャッタコック機構から開
放することができる。そして、構造が簡単にして安価に
製造することができると共に、しかもフィルムを容易に
再装填することができるコンパクトで軽量な手動操作カ
メラが得られる。
が、フィルムの巻戻し中は、シャッタコック機構から開
放することができる。そして、構造が簡単にして安価に
製造することができると共に、しかもフィルムを容易に
再装填することができるコンパクトで軽量な手動操作カ
メラが得られる。
【図１】本発明に係るカメラのフィルム送り装置部分を
露出した一部切欠正面図である。
露出した一部切欠正面図である。
【図２】本発明に係るカメラの開き後カバーを示す背面
図である。
図である。
【図３】フィルムがフィルムカートリッジから受取室へ
巻解かれる前のカメラ各部分の状態を示す図１のＩ−Ｉ
線断面図である。
巻解かれる前のカメラ各部分の状態を示す図１のＩ−Ｉ
線断面図である。
【図４】フィルムが受取室へ実質的に巻取られた後のカ
メラ各部分の状態を示す図１のＩ−Ｉ線断面図である。
メラ各部分の状態を示す図１のＩ−Ｉ線断面図である。
【図５】図１に示すカメラの側面図である。
【図６】一方向クラッチを有するメータホイールを示す
拡大平面図である。
拡大平面図である。
【図７】フィルム送りホイールの拡大底面図である。
１ カメラ ２ 前面 ３ ケーシング ４ 後カバー ６ フィルム室 ８ フィルム受取室 ９ フィルム １０ スプール １２ 歯部 １３ 内歯 １４ 再巻取ディスク １５ メータホイール １６ 歯部 １７ クラッチ １８ 駆動軸 ２０ 歯部 ２２ 送りホイール ２４ 爪部 ２５ 弾性部材 ２８ 歯部 ３０ フィルムセンサ ３２ スプリング ３４ 舌片 ３６ 腕部 ３８ 突出部 ４０ スロット ４２ 可撓部材 ４４ ピン ４６ 歯部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イーライ ショアー アメリカ合衆国、ニュー ヨーク 10977、スプリング バレー、ロス ア ベニュー ４番 (56)参考文献 特開 平１−201637（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G03C 3/00 575 G03B 17/28 G03B 17/30
Claims (8)
- 【請求項１】 フイルムカートリッジのためのフイルム
カートリッジ室とフイルムカートリッジからフイルムを
受取るためのフイルム受取室とを有し、フイルムが撮像
される前にフイルムカートリッジからフイルム受取室内
へ実質的に巻解かれる写真カメラにおいて、 ａ）フイルムカートリッジに操作的に結合されたフイル
ム送り装置であって、フイルムを撮像された後にフイル
ムカートリッジ内に巻取るフイルム送り装置と、 ｂ）前記フイルム送り装置に開放可能に係合されるフイ
ルムセンシング装置であって、前記フイルム送り装置
が、フイルムカートリッジからフイルムが実質的に巻解
かれる前に、このフイルムを前記カートリッジ内に巻取
るのを防止するフイルムセンシング装置とを有し、そし
て、このフイルムセンシング装置は、第１位置と第２位
置との間を移動するように構成され、前記フイルムセン
シング装置が前記第１位置にある際にはこのフイルムセ
ンシング装置は前記フイルム送り装置に開放可能に係合
され、前記フイルムセンシング装置が前記第２位置にあ
る際にはこのフイルムセンシング装置は前記フイルム送
り装置から開放されることを特徴とする写真カメラ。 - 【請求項２】 前記フイルムセンシング装置を前記第１
位置へ付勢する付勢装置をさらに有することを特徴とす
る請求項１記載のカメラ。 - 【請求項３】 前記フイルムセンシング装置は、このフ
イルムセンシング装置が前記第一位置から開放された際
に、このフイルムセンシング装置を前記第２位置に保持
する係合装置をさらに有することを特徴とする請求項２
記載のカメラ。 - 【請求項４】 前記係合装置は、前記カメラから突出し
て前記フイルムセンシング装置内のスロットに係合され
る部分を有することを特徴とする請求項３記載のカメ
ラ。 - 【請求項５】 フイルムセンシング装置は、フイルムカ
ートリッジから巻解かれたフイルムによって、前記第１
位置から前記第２位置へ移動されることを特徴とする請
求項３記載のカメラ。 - 【請求項６】 前記フイルム送り装置は、前記フイルム
センシング装置が前記第１位置にある際に、このフイル
ムセンシング装置に開放可能に係合される歯付きホイー
ルを有することを特徴とする請求項５記載のカメラ。 - 【請求項７】 前記フイルム送り装置は、カメラの前部
および後部の双方からアクセス回転可能であることを特
徴とする請求項６記載のカメラ。 - 【請求項８】 前記フイルム送り装置は、フイルムをフ
イルムカートリッジ内へ巻戻すためのギザギザ付きホイ
ールを有することを特徴とする請求項７記載のカメラ。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US8/213359 | 1994-03-15 | ||
| US08/213,359 US5453808A (en) | 1994-03-15 | 1994-03-15 | Prewind camera with film interlock |
| US08/213359 | 1994-03-15 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0836244A JPH0836244A (ja) | 1996-02-06 |
| JP2810859B2 true JP2810859B2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=22794831
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7054706A Expired - Fee Related JP2810859B2 (ja) | 1994-03-15 | 1995-03-14 | フィルムインターロック付き事前巻取形カメラ |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5453808A (ja) |
| JP (1) | JP2810859B2 (ja) |
| DE (1) | DE19507552C2 (ja) |
| FR (1) | FR2717589B1 (ja) |
| GB (1) | GB2287545B (ja) |
| HK (1) | HK3697A (ja) |
Families Citing this family (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5694629A (en) * | 1995-05-01 | 1997-12-02 | Eastman Kodak Company | Film transport mechanism with torque limiting clutch |
| US5585877A (en) * | 1995-09-08 | 1996-12-17 | Sinpo Optical Co., Ltd. | Sprocket mechanism for cameras |
| US5862414A (en) * | 1996-09-13 | 1999-01-19 | Concord Camera Corp. | Film and battery loading method for a single use camera such as a single use APS camera and a camera loaded according to the same |
| US5689733A (en) * | 1996-09-13 | 1997-11-18 | Concord Camera Corp. | Film loading method for a single use APS camera |
| US6085037A (en) * | 1996-09-13 | 2000-07-04 | Concord Camera Corp. | APS camera structure for film preloading |
| US5832322A (en) * | 1996-09-13 | 1998-11-03 | Concord Camera Corp. | Photographic camera with a frame counter in the back |
| US6081666A (en) * | 1996-09-13 | 2000-06-27 | Concord Camera Corp. | Film and battery loading method for a single use camera such as a single use APS camera and a camera loaded according to the same |
| US5832311A (en) * | 1996-09-13 | 1998-11-03 | Concord Camera Corp. | Single use camera with battery located in film spool |
| US5778269A (en) * | 1997-06-13 | 1998-07-07 | Eastman Kodak Company | Camera and advance-rewind unit |
| US5842067A (en) * | 1997-07-21 | 1998-11-24 | Eastman Kodak Company | Film winder unit and camera |
| US6059464A (en) * | 1997-11-18 | 2000-05-09 | Seiko Precision Inc. | Camera |
| US6176625B1 (en) * | 1999-02-12 | 2001-01-23 | Nai Yin Todd Ho | Camera and a method of loading a camera |
| US6529687B1 (en) | 1999-03-30 | 2003-03-04 | Concord Camera Corp. | APS camera and method |
| US6331082B1 (en) | 1999-09-22 | 2001-12-18 | Concord Camera Corp. | Camera with combined film advance/rewind mechanism |
| US6278848B1 (en) | 1999-09-22 | 2001-08-21 | Concord Camera Corp. | Rewind interlock for APS camera |
| US6280103B1 (en) | 1999-09-22 | 2001-08-28 | Concord Camera Corp. | APS camera for ensuring the cassett indicator is in the parked position |
| CN2444252Y (zh) * | 2000-08-23 | 2001-08-22 | 浙江大学 | 一种照相机的手轮卷片装置 |
| GB2384380A (en) * | 2002-01-16 | 2003-07-23 | Hewlett Packard Co | Discounted printing via use of authorised image capture and storage device. |
| WO2007053880A1 (en) * | 2005-11-08 | 2007-05-18 | Aimbridge Pty Ltd | Load reactive member and devices using the member |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2674931A (en) * | 1951-02-13 | 1954-04-13 | Eastman Kodak Co | Film winding control for extrusion loading cameras |
| US4419001A (en) * | 1981-05-29 | 1983-12-06 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Motor driven film wind-up and rewind device for cameras |
| JPS57204526A (en) * | 1981-06-11 | 1982-12-15 | Canon Inc | Winding and rewinding switching device for film |
| JPS6078433A (ja) * | 1983-10-04 | 1985-05-04 | Fuji Photo Optical Co Ltd | 予備巻き式カメラのモ−ド切換え装置 |
| US4678303A (en) * | 1986-06-05 | 1987-07-07 | Eastman Kodak Company | Film-on-spool sensor for determining mode of operation of film transport mechanism in camera |
| JPH07104547B2 (ja) * | 1988-02-08 | 1995-11-13 | キヤノン株式会社 | モータ駆動カメラ |
-
1994
- 1994-03-15 US US08/213,359 patent/US5453808A/en not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-02-21 GB GB9503421A patent/GB2287545B/en not_active Expired - Fee Related
- 1995-03-03 DE DE19507552A patent/DE19507552C2/de not_active Expired - Fee Related
- 1995-03-14 JP JP7054706A patent/JP2810859B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1995-03-15 FR FR9503010A patent/FR2717589B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-01-09 HK HK3697A patent/HK3697A/xx not_active IP Right Cessation
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0836244A (ja) | 1996-02-06 |
| GB2287545B (en) | 1996-08-28 |
| GB9503421D0 (en) | 1995-04-12 |
| US5453808A (en) | 1995-09-26 |
| FR2717589B1 (fr) | 1997-08-29 |
| FR2717589A1 (fr) | 1995-09-22 |
| DE19507552A1 (de) | 1995-09-21 |
| HK3697A (en) | 1997-01-17 |
| GB2287545A (en) | 1995-09-20 |
| DE19507552C2 (de) | 2001-03-08 |
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