JP2810777B2 - データ発生装置 - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は次世代ISDN(B−ISDN)におけるATM通信方
式に用いられるATM交換機等の動作試験を行うための試
験用セルのデータを出力するデータ発生装置に関する。
式に用いられるATM交換機等の動作試験を行うための試
験用セルのデータを出力するデータ発生装置に関する。
[従来の技術] 従来、ISDN(サービス総合デジタル網)のデータ回線
に伝送されるパケット通信において、一つの情報を伝送
する伝送フレームは、第3図(a)(b)に示すよう
に、先頭に伝送フレーム1の種類や送信先アドレスやデ
ータ長等を含む固定長のヘッダー2が配置され、このヘ
ッダー2に続いて情報領域3が続く。この情報領域3の
長さはこの伝送フレーム1で伝送する情報量(データ
長)によって任意に変更可能である。
に伝送されるパケット通信において、一つの情報を伝送
する伝送フレームは、第3図(a)(b)に示すよう
に、先頭に伝送フレーム1の種類や送信先アドレスやデ
ータ長等を含む固定長のヘッダー2が配置され、このヘ
ッダー2に続いて情報領域3が続く。この情報領域3の
長さはこの伝送フレーム1で伝送する情報量(データ
長)によって任意に変更可能である。
しかし、第3図に示すように、伝送すべき情報量(デ
ータ長)によって伝送フレーム長が変化すると、伝送フ
レーム1をソフト的に読取り、さらにソフト的に解析処
理する必要があり、処理速度を一定以上に上昇できない
等の問題がある。
ータ長)によって伝送フレーム長が変化すると、伝送フ
レーム1をソフト的に読取り、さらにソフト的に解析処
理する必要があり、処理速度を一定以上に上昇できない
等の問題がある。
このような不都合を解消するために、近年ATM通信方
式が提唱されている。このATM(Asynchronous Transfer
Mode:非同期転送モード)通信方式においては、情報を
伝送する伝送フレームは[セル]と呼ばれ、第4図に示
すように、5バイトからなるヘッダー5と48バイトから
なる情報領域5との合計53バイトで構成されている。そ
して、このセル4の53バイトの長さは既に国際規格で固
定されている。したがって、情報領域5に収納される情
報量(データ長)は48バイト以下に制限される。このよ
うにセル4の長さを固定することによって、このセル4
を送受信するISDN端末における送受信動作および解析処
理動作を論理回路を組合わせたハード回路で実現できる
ので、処理速度を大幅に上昇できる。このようなセル4
をISDM端末相互間で送受信するためには、第5図に示す
ようなATM交換機7が必要となる。このATM交換機7は通
常の電話交換機と同様に、複数のISDM端末機8が接続さ
れている。
式が提唱されている。このATM(Asynchronous Transfer
Mode:非同期転送モード)通信方式においては、情報を
伝送する伝送フレームは[セル]と呼ばれ、第4図に示
すように、5バイトからなるヘッダー5と48バイトから
なる情報領域5との合計53バイトで構成されている。そ
して、このセル4の53バイトの長さは既に国際規格で固
定されている。したがって、情報領域5に収納される情
報量(データ長)は48バイト以下に制限される。このよ
うにセル4の長さを固定することによって、このセル4
を送受信するISDN端末における送受信動作および解析処
理動作を論理回路を組合わせたハード回路で実現できる
ので、処理速度を大幅に上昇できる。このようなセル4
をISDM端末相互間で送受信するためには、第5図に示す
ようなATM交換機7が必要となる。このATM交換機7は通
常の電話交換機と同様に、複数のISDM端末機8が接続さ
れている。
このようなATM交換機7を新規に据付けて実際に稼働
する前に、このATM交換機7が正常に動作することを確
認する必要がある。このATM交換機7の動作を試験する
一般的手法としては、ISDM端末8が接続される一つの信
号端子に汎用の試験データ信号発生装置を接続し、ま
た、他の各信号端子にそれぞれ受信機を接続する。そし
て、試験データ発生装置は、ヘッダー5に送信先アドレ
スを組込むとともに、そのセル4をATM交換機7へ出力
する。そして、送信先アドレスが指定した信号端子に接
続された受信機に該当セル4が受信されることを確認す
る。
する前に、このATM交換機7が正常に動作することを確
認する必要がある。このATM交換機7の動作を試験する
一般的手法としては、ISDM端末8が接続される一つの信
号端子に汎用の試験データ信号発生装置を接続し、ま
た、他の各信号端子にそれぞれ受信機を接続する。そし
て、試験データ発生装置は、ヘッダー5に送信先アドレ
スを組込むとともに、そのセル4をATM交換機7へ出力
する。そして、送信先アドレスが指定した信号端子に接
続された受信機に該当セル4が受信されることを確認す
る。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述した汎用の試験データ発生装置に
おいて、内部メモリに一定のパターンデータが記憶され
ており、例えばクロック信号等によって、一定周期でそ
のパータンデータを繰返し送出する。そして、第4図の
セル4の情報領域6に上述したパータンデータを設定し
て送出していた。また、送信先アドレスは操作者がその
都度設定するか、またはカウンタ等を用いて順番に設定
していく等の手法を採用していた。
おいて、内部メモリに一定のパターンデータが記憶され
ており、例えばクロック信号等によって、一定周期でそ
のパータンデータを繰返し送出する。そして、第4図の
セル4の情報領域6に上述したパータンデータを設定し
て送出していた。また、送信先アドレスは操作者がその
都度設定するか、またはカウンタ等を用いて順番に設定
していく等の手法を採用していた。
操作者がその都度送信先アドレスを設定したり、又は
カウンタ等を用いて送信先アドレスを順番に設定してい
く手法は、ATM交換機7の実際の使用状況とは大きくか
け離れており、正確に使用状態をシミュレートしたこと
にはならない。
カウンタ等を用いて送信先アドレスを順番に設定してい
く手法は、ATM交換機7の実際の使用状況とは大きくか
け離れており、正確に使用状態をシミュレートしたこと
にはならない。
特に、ATM交換機7の切換スイッチ群は時分割アナロ
グスイッチで構成されているので、ランダムに切換動作
を行って、あらゆる接続状態を再現して異常の有無を確
認する必要がある。しかるに、前述した手法によれば、
たとえ長時間に亘って試験用のセル4を送出し続けたと
しても、切換スイッチ群において全ての接続組合わせが
生じない。
グスイッチで構成されているので、ランダムに切換動作
を行って、あらゆる接続状態を再現して異常の有無を確
認する必要がある。しかるに、前述した手法によれば、
たとえ長時間に亘って試験用のセル4を送出し続けたと
しても、切換スイッチ群において全ての接続組合わせが
生じない。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであ
り、ヘッダーのビットデータの一部を擬似ランダム信号
のビットデータに置換えることにより、ATM交換機へ入
力される試験用セルのヘッダーに含まれる送信先アドレ
スをランダムに変化でき、ATM交換機のあらゆる接続状
態を再現でき、より実際の使用状況をシミュレートした
状態で試験が実施できるデータ発生装置を提供すること
を目的とする。
り、ヘッダーのビットデータの一部を擬似ランダム信号
のビットデータに置換えることにより、ATM交換機へ入
力される試験用セルのヘッダーに含まれる送信先アドレ
スをランダムに変化でき、ATM交換機のあらゆる接続状
態を再現でき、より実際の使用状況をシミュレートした
状態で試験が実施できるデータ発生装置を提供すること
を目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解消するために本発明のデータ発生装置に
おいては、クロック信号を受けて、このクロック信号を
セルを構成する規定ビット数に分周する分周回路と、セ
ルの各ビット位置に設定すべき各データをクロック信号
に同期して出力するデータ出力回路と、クロック信号に
同期して連続する擬似ランダム信号を出力するPN発生回
路と、セル内における擬似ランダム信号のビットデータ
を挿入すべきビット位置を、分周回路から出力される分
周信号入力時刻からのクロック数でもって指定する挿入
ビット位置指定回路と、データ出力回路から出力される
各データのうち挿入ビット位置指定回路にて指定された
ビット位置のデータをPN発生回路から出力される擬似ラ
ンダム信号のビットデータに置換えるセレクタ回路とを
備えている。
おいては、クロック信号を受けて、このクロック信号を
セルを構成する規定ビット数に分周する分周回路と、セ
ルの各ビット位置に設定すべき各データをクロック信号
に同期して出力するデータ出力回路と、クロック信号に
同期して連続する擬似ランダム信号を出力するPN発生回
路と、セル内における擬似ランダム信号のビットデータ
を挿入すべきビット位置を、分周回路から出力される分
周信号入力時刻からのクロック数でもって指定する挿入
ビット位置指定回路と、データ出力回路から出力される
各データのうち挿入ビット位置指定回路にて指定された
ビット位置のデータをPN発生回路から出力される擬似ラ
ンダム信号のビットデータに置換えるセレクタ回路とを
備えている。
[作用] このように構成されたデータ発生装置であれば、デー
タ出力回路からクロック信号に同期してセルに組込むべ
き各データが順次出力される。一方、PN発生回路から前
記クロック信号に同期して擬似ランダム信号のデータが
順次出力される。また、擬似ランダム信号のビットデー
タを挿入すべきビット位置をセルのヘッダー内に指定す
れば、挿入ビット位置指定回路からはセルのヘッダーに
ランダムデータを挿入すべき挿入位置を指定する指定信
号が出力される。よって。セレクタ回路はデータ出力回
路から出力されるセルの各データのうち挿入ビット位置
指定回路が指定したビット位置のデータをPN発生回路か
ら出力された擬似ランダム信号のビットデーに置換え
る。よって、セレクタ回路から出力されるセルのヘッダ
ーの一部にはランダムデータが含まれる。
タ出力回路からクロック信号に同期してセルに組込むべ
き各データが順次出力される。一方、PN発生回路から前
記クロック信号に同期して擬似ランダム信号のデータが
順次出力される。また、擬似ランダム信号のビットデー
タを挿入すべきビット位置をセルのヘッダー内に指定す
れば、挿入ビット位置指定回路からはセルのヘッダーに
ランダムデータを挿入すべき挿入位置を指定する指定信
号が出力される。よって。セレクタ回路はデータ出力回
路から出力されるセルの各データのうち挿入ビット位置
指定回路が指定したビット位置のデータをPN発生回路か
ら出力された擬似ランダム信号のビットデーに置換え
る。よって、セレクタ回路から出力されるセルのヘッダ
ーの一部にはランダムデータが含まれる。
したがって、ヘッダーに含まれる送信先アドレスがラ
ンダムに変化するので、ATM交換機を実際の使用状況に
近い状態で試験できる。
ンダムに変化するので、ATM交換機を実際の使用状況に
近い状態で試験できる。
[実施例] 以下本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第1図は実施例のデータ発生装置の概略構成を示すブ
ロック図である。なお、このデータ発生装置から出力さ
れる試験用のセル4は当然第4図に示したセル4と同一
構成であり、5バイトのヘッダー5と48バイトの情報領
域6との合計53バイトのフレーム長L(=53)を有す
る。また、1バイトを8ビット構成とすると、セル4は
合計53×8=424ビットで構成されている。
ロック図である。なお、このデータ発生装置から出力さ
れる試験用のセル4は当然第4図に示したセル4と同一
構成であり、5バイトのヘッダー5と48バイトの情報領
域6との合計53バイトのフレーム長L(=53)を有す
る。また、1バイトを8ビット構成とすると、セル4は
合計53×8=424ビットで構成されている。
図中11はATM通信方式によって予め定められているセ
ル4の伝送速度によって決まる155.52MHzの周波数F
0(=1/T0)を有するクロック信号aを発生するクロッ
ク発生器である。このクロック発生器11から出力された
クロック信号aは分周回路12へ入力される。分周回路12
は入力信号の周波数を1/8に分周する分周器12aと、この
分周器12aの出力信号の周波数をさらに1/53に分周する
分周器12bとの2個の分周器12a,12bを直列接続したもの
である。したがって、分周回路12から出力される分周信
号cはクロック信号aをセル4の規定ビット数である1/
424に分周した周波数(周期)を有する。
ル4の伝送速度によって決まる155.52MHzの周波数F
0(=1/T0)を有するクロック信号aを発生するクロッ
ク発生器である。このクロック発生器11から出力された
クロック信号aは分周回路12へ入力される。分周回路12
は入力信号の周波数を1/8に分周する分周器12aと、この
分周器12aの出力信号の周波数をさらに1/53に分周する
分周器12bとの2個の分周器12a,12bを直列接続したもの
である。したがって、分周回路12から出力される分周信
号cはクロック信号aをセル4の規定ビット数である1/
424に分周した周波数(周期)を有する。
クロック発生器11から出力されたクロック信号aおよ
び分周回路12から出力された分周信号cはデータ出力回
路13内のカウンタ13aのクロック端子CKおよびリセット
端子Rに印加される。カウンタ13aは入力されたクロッ
ク信号aのクロック数を計数して、計数値をアドレス値
として次のデータメモリ13bのアドレス端子へ送出す
る。そして、リセット端子Rに分周信号cが入力される
と計数値を0にクリアして再度0から計数を再開する。
び分周回路12から出力された分周信号cはデータ出力回
路13内のカウンタ13aのクロック端子CKおよびリセット
端子Rに印加される。カウンタ13aは入力されたクロッ
ク信号aのクロック数を計数して、計数値をアドレス値
として次のデータメモリ13bのアドレス端子へ送出す
る。そして、リセット端子Rに分周信号cが入力される
と計数値を0にクリアして再度0から計数を再開する。
データメモリ13b内には、1〜424の各アドレスにそれ
ぞれD1〜D424の合計424個のビットデータが記憶されて
いる。この各ビットデータD1〜D424の値は予め適当な値
に設定されている。そして、カウンタ13aからアドレス
値が指定されると、該当アドレスに記憶されている一つ
のデータDを読み出してデータ信号fとしてセレクタ回
路14の一方の入力端子Aへ送出する。
ぞれD1〜D424の合計424個のビットデータが記憶されて
いる。この各ビットデータD1〜D424の値は予め適当な値
に設定されている。そして、カウンタ13aからアドレス
値が指定されると、該当アドレスに記憶されている一つ
のデータDを読み出してデータ信号fとしてセレクタ回
路14の一方の入力端子Aへ送出する。
すなわち、データ出力回路13は分周信号cが入力され
ると、クロック信号aに同期してATM通信方式のセル4
の424個の各ビットに設定すべき予め設定された424個の
ビットデータD1〜D424をデータ信号fとして出力する。
ると、クロック信号aに同期してATM通信方式のセル4
の424個の各ビットに設定すべき予め設定された424個の
ビットデータD1〜D424をデータ信号fとして出力する。
クロック発生器11から出力されたクロック信号aはPN
(Pseudo Noise)発生回路15のクロック端子CKへ印加さ
れる。PN発生回路15は、周知のように、クロック端子CK
へ入力されるクロック信号aに同期してそのデータ値PN
がほぼランダムに変化する擬似ランダム信号eを出力す
る。PN発生回路15から出力される擬似ランダム信号eは
前記セレクタ回路14の他方の入力端子Bへ入力される。
(Pseudo Noise)発生回路15のクロック端子CKへ印加さ
れる。PN発生回路15は、周知のように、クロック端子CK
へ入力されるクロック信号aに同期してそのデータ値PN
がほぼランダムに変化する擬似ランダム信号eを出力す
る。PN発生回路15から出力される擬似ランダム信号eは
前記セレクタ回路14の他方の入力端子Bへ入力される。
さらに、クロック発生器11から出力されたクロック信
号aおよび分周回路12から出力された分周信号cは挿入
ビット位置指定回路16内のシフトレジスタ16aのクロッ
ク端子CKおよびロード端子LDに印加される。このシフト
レジスタ16aのデータ入力端子Dには挿入ビット位置指
定メモリ16bから424ビット構成のビット位置指定データ
が印加される。
号aおよび分周回路12から出力された分周信号cは挿入
ビット位置指定回路16内のシフトレジスタ16aのクロッ
ク端子CKおよびロード端子LDに印加される。このシフト
レジスタ16aのデータ入力端子Dには挿入ビット位置指
定メモリ16bから424ビット構成のビット位置指定データ
が印加される。
挿入ビット位置指定メモリ16b内には、このデータ発
生装置から出力する試験用のセル4を構成する424個の
ビットデータのどのビット位置にランダムデータを挿入
するかの情報が先頭からのクロック数で記憶されてい
る。第2図に示すように、先頭から2番目のビット位置
と4番目のビット位置と10番目のビット位置にランダム
データを挿入する場合には、前述した424個のデータの
うち2,4,10番目のビットデータを1とし他の全てのビッ
トデータを0に設定したビット位置指定データ[010100
0001000……000]が記憶されている。
生装置から出力する試験用のセル4を構成する424個の
ビットデータのどのビット位置にランダムデータを挿入
するかの情報が先頭からのクロック数で記憶されてい
る。第2図に示すように、先頭から2番目のビット位置
と4番目のビット位置と10番目のビット位置にランダム
データを挿入する場合には、前述した424個のデータの
うち2,4,10番目のビットデータを1とし他の全てのビッ
トデータを0に設定したビット位置指定データ[010100
0001000……000]が記憶されている。
シフトレジスタ16aは内部に424個の内部レジスタR1〜
R424を有し、ロード端子LDに分周信号cが印加される
と、データ端子Dに印加されている前述した424桁のビ
ット位置指定データを内部レジスタR1〜R424に取込む。
そして、クロック端子CKにクロック信号aが入力される
毎に、内部レジスタR1〜R424に記憶されているビット位
置指定データの各ビットデータを出力する。このシフト
レジスタ16aから出力されたビット位置指定信号gは前
記セレクタ回路14のセレクト端子SELへ印加される。
R424を有し、ロード端子LDに分周信号cが印加される
と、データ端子Dに印加されている前述した424桁のビ
ット位置指定データを内部レジスタR1〜R424に取込む。
そして、クロック端子CKにクロック信号aが入力される
毎に、内部レジスタR1〜R424に記憶されているビット位
置指定データの各ビットデータを出力する。このシフト
レジスタ16aから出力されたビット位置指定信号gは前
記セレクタ回路14のセレクト端子SELへ印加される。
セレクタ回路14は挿入ビット位置指定回路16から送出
されるビット位置指定信号gが[1]レベルになると、
データ出力回路13からクロック信号aに同期して入力さ
れているデータ信号fのビットデータをPN発生回路15か
ら入力されているビットデータに置換えてセルデータ信
号hとして出力する。
されるビット位置指定信号gが[1]レベルになると、
データ出力回路13からクロック信号aに同期して入力さ
れているデータ信号fのビットデータをPN発生回路15か
ら入力されているビットデータに置換えてセルデータ信
号hとして出力する。
次に、このように構成されたデータ発生装置の動作を
第2図のタイムチャートを用いて説明する。
第2図のタイムチャートを用いて説明する。
時刻t0にて分周回路12から出力される分周回路信号c
が立上がると、データ出力回路13のカウンタ13aの計数
値がリセットされ再度0から計数を開始する。そして、
クロック信号aが出力される毎に、カウンタ13aからデ
ータメモリ13bへ入力されるアドレス値が増大してい
く、よってデータメモリ13bからビットデータD1〜D424
がデータ信号fとして出力されていく。また、時刻t0に
て分周信号cが立ち上がると、シフトレジスタ16aの内
部レジスタR1〜R424に挿入ビット位置メモリ16bに設定
されているビット位置指定データが取込まれ、クロック
信号aに同期してセレクタ回路14へ送出される。なお、
PN発生回路15は分周信号cの立上がりに関係なくクロッ
ク信号aに同期して常時擬似ランダム信号eを出力して
いる。したがって、セレクト回路14からクロック信号a
に同期してデータ出力回路13からのデータ信号fがセル
データ信号hとして出力される。
が立上がると、データ出力回路13のカウンタ13aの計数
値がリセットされ再度0から計数を開始する。そして、
クロック信号aが出力される毎に、カウンタ13aからデ
ータメモリ13bへ入力されるアドレス値が増大してい
く、よってデータメモリ13bからビットデータD1〜D424
がデータ信号fとして出力されていく。また、時刻t0に
て分周信号cが立ち上がると、シフトレジスタ16aの内
部レジスタR1〜R424に挿入ビット位置メモリ16bに設定
されているビット位置指定データが取込まれ、クロック
信号aに同期してセレクタ回路14へ送出される。なお、
PN発生回路15は分周信号cの立上がりに関係なくクロッ
ク信号aに同期して常時擬似ランダム信号eを出力して
いる。したがって、セレクト回路14からクロック信号a
に同期してデータ出力回路13からのデータ信号fがセル
データ信号hとして出力される。
そして、時刻t1にてビット位置指定信号gが[1]レ
ベルへ立上がると、データ信号fのビットデータを擬似
ランダム信号eのビットデータに置換える。すなわち、
セルデータ信号hの該当ビット位置にはランダムデータ
PN2が挿入さる。
ベルへ立上がると、データ信号fのビットデータを擬似
ランダム信号eのビットデータに置換える。すなわち、
セルデータ信号hの該当ビット位置にはランダムデータ
PN2が挿入さる。
同様に、時刻t2,および時刻t3にてランダムデータPN
4,PN10が挿入される。
4,PN10が挿入される。
そして、時刻t4にて再度分周信号cが立上がると、1
個分のセル4を構成する424個のビットデータからなる
セルデータ信号hの送出が終了する。そして、次の1個
分のセル4のセルデータ信号hの出力が開始される。こ
の場合、データ出力回路13から出力されるデータ信号f
を構成する各データは分周信号cが入力される毎に繰返
される。しかし、セルデータ信号hのヘッダー内の2番
目,4番目および10番目のビットデータはPN発生回路15か
ら出力される擬似ランダム信号eのビットデータがその
都度置き換えられる。したがって、セル4のヘッダー5
の送信先アドレスは出力される試験用のセル4毎に異な
ったランダム値となる。
個分のセル4を構成する424個のビットデータからなる
セルデータ信号hの送出が終了する。そして、次の1個
分のセル4のセルデータ信号hの出力が開始される。こ
の場合、データ出力回路13から出力されるデータ信号f
を構成する各データは分周信号cが入力される毎に繰返
される。しかし、セルデータ信号hのヘッダー内の2番
目,4番目および10番目のビットデータはPN発生回路15か
ら出力される擬似ランダム信号eのビットデータがその
都度置き換えられる。したがって、セル4のヘッダー5
の送信先アドレスは出力される試験用のセル4毎に異な
ったランダム値となる。
よって、このようなデータ発生装置をATM交換機7の
信号端子に接続して、ATM交換機7の動作試験を実施す
れば、信号端子に印加される試験用のセル4の送信先ア
ドレスがランダムに変化するので、ATM交換機7におけ
る切換スイッチ群における全ての接続状態の組合わせが
実現される。よって、より実際の使用状況に近い状態で
試験を実施できる。
信号端子に接続して、ATM交換機7の動作試験を実施す
れば、信号端子に印加される試験用のセル4の送信先ア
ドレスがランダムに変化するので、ATM交換機7におけ
る切換スイッチ群における全ての接続状態の組合わせが
実現される。よって、より実際の使用状況に近い状態で
試験を実施できる。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものでは
ない。実施例装置においては、挿入ビット位置指定メモ
リ16bに2,4,10番目のビット位置のビットデータを1に
設定したが、必要に応じてヘッダー5内の任意のビット
位置のビットデータを1に設定可能である。すなわち、
出力される試験用のセル4のヘッダー5の任意位置のビ
ットデータをランダムデータに置換えることが可能であ
る。
ない。実施例装置においては、挿入ビット位置指定メモ
リ16bに2,4,10番目のビット位置のビットデータを1に
設定したが、必要に応じてヘッダー5内の任意のビット
位置のビットデータを1に設定可能である。すなわち、
出力される試験用のセル4のヘッダー5の任意位置のビ
ットデータをランダムデータに置換えることが可能であ
る。
また、実施例装置においては、クロック信号aをクロ
ック発生器11で発生させるようにしたが、必要に応じ
て、本実施例装置の外部から入力するようにしてもよ
い。
ック発生器11で発生させるようにしたが、必要に応じ
て、本実施例装置の外部から入力するようにしてもよ
い。
[発明の効果] 以上説明したように本発明のデータ発生装置によれ
ば、ATM通信方式におけるセルのヘッダー内におけるビ
ットデータの一部を擬似ランダム信号のビットデータに
置換えている。したがって、ATM交換機へ入力される試
験用のセルのヘッダーに含まれる送信先アドレスをラン
ダムに変化させることが可能になる。その結果、ATM交
換機のあらゆる接続状態を再現でき、より実際の使用状
況をシミュレートした状態でこのATM交換機に対する試
験を実施できる。
ば、ATM通信方式におけるセルのヘッダー内におけるビ
ットデータの一部を擬似ランダム信号のビットデータに
置換えている。したがって、ATM交換機へ入力される試
験用のセルのヘッダーに含まれる送信先アドレスをラン
ダムに変化させることが可能になる。その結果、ATM交
換機のあらゆる接続状態を再現でき、より実際の使用状
況をシミュレートした状態でこのATM交換機に対する試
験を実施できる。
第1図は本発明の一実施例に係わるデータ発生装置の概
略構成を示すブロック図、第2図は同実施例装置の動作
を示すタイムチャート、第3図は一般的な伝送フォーマ
ットを示す図、第4図はATM通信方式のセルのフォーマ
ットを示す図、第5図は一般的なATM交換機を示す図で
ある。 4……セル、5……ヘッダー、6……情報領域、7……
ATM交換機、11……クロック発生器、12……分周回路、1
3……データ出力回路、13a……カウンタ、13b……デー
タメモリ、14……セレクタ回路、15……PN発生回路、16
……挿入ビット位置指定回路、16a……シフトレジス
タ、16b……挿入ビット位置指定メモリ、a……クロッ
ク信号、c……分周信号、e……擬似ランダム信号、f
……データ信号、g……ビット位置指定信号、h……セ
ルデータ信号。
略構成を示すブロック図、第2図は同実施例装置の動作
を示すタイムチャート、第3図は一般的な伝送フォーマ
ットを示す図、第4図はATM通信方式のセルのフォーマ
ットを示す図、第5図は一般的なATM交換機を示す図で
ある。 4……セル、5……ヘッダー、6……情報領域、7……
ATM交換機、11……クロック発生器、12……分周回路、1
3……データ出力回路、13a……カウンタ、13b……デー
タメモリ、14……セレクタ回路、15……PN発生回路、16
……挿入ビット位置指定回路、16a……シフトレジス
タ、16b……挿入ビット位置指定メモリ、a……クロッ
ク信号、c……分周信号、e……擬似ランダム信号、f
……データ信号、g……ビット位置指定信号、h……セ
ルデータ信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 12/28 H04L 12/56
Claims (1)
- 【請求項1】クロック信号を受けて、このクロック信号
をセルを構成する規定ビット数に分周する分周回路(1
2)と、前記セルの各ビット位置に設定すべき各データ
を前記クロック信号に同期して出力するデータ出力回路
(13)と、前記クロック信号に同期して連続する擬似ラ
ンダム信号を出力するPN発生回路(15)と、前記セル内
における前記擬似ランダム信号のビットデータを挿入す
べきビット位置を、前記分周回路から出力される分周信
号入力時刻からのクロック数でもって指定する挿入ビッ
ト位置指定回路(16)と、前記データ出力回路から出力
される各データのうち前記挿入ビット位置指定回路にて
指定されたビット位置のデータを前記PN発生回路から出
力される前記擬似ランダム信号のビットデータに置換え
るセレクタ回路(14)とを備えたデータ発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25911690A JP2810777B2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | データ発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25911690A JP2810777B2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | データ発生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04137843A JPH04137843A (ja) | 1992-05-12 |
JP2810777B2 true JP2810777B2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=17329540
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25911690A Expired - Fee Related JP2810777B2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | データ発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2810777B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2699303B1 (fr) * | 1992-12-16 | 1995-02-24 | Thierry Houdoin | Procédé de génération d'erreurs cellule et dispositif de mise en Óoeuvre du procédé. |
-
1990
- 1990-09-28 JP JP25911690A patent/JP2810777B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04137843A (ja) | 1992-05-12 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |