JP2809562B2 - 給湯器組込型レンジフードの施工法 - Google Patents

給湯器組込型レンジフードの施工法

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JP2809562B2
JP2809562B2 JP4201097A JP20109792A JP2809562B2 JP 2809562 B2 JP2809562 B2 JP 2809562B2 JP 4201097 A JP4201097 A JP 4201097A JP 20109792 A JP20109792 A JP 20109792A JP 2809562 B2 JP2809562 B2 JP 2809562B2
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  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)
  • Ventilation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、給湯器を組み込んだレ
ンジフードの施工法であって、給湯器の側方に排気筒を
接続する場合の施工法に関する。
【０００２】
【従来の技術】給湯器を組み込んだ従来型のレンジフー
ドとその施工例を図４、図５に示す。この図４、図５に
おいて、０１はレンジフード本体にして、このレンジフ
ード本体０１は給湯器０３を組み込んだ機械収納枠０２
とレンジフード本体０１側のフロントパネル枠０４とは
一体構造であって、この一体構造のレンジフード本体０
１を設置する場合には、排気筒０５をレンジフード本体
０１を設置する前に施工しておき、次に、レンジフード
本体０１を天井の高さである１８００ｍｍ前後のところ
まで持ち上げて横にズラしながら排気口０３′と排気筒
０５を接続し、その上でレンジフード本体０１を固定す
るという施工方法が採られている。このように、先に排
気筒０５を施工するのは、レンジフード本体０１を設置
してからでは、このフロントパネル枠０４が前面を覆っ
ていて、接続作業ができないことに起因している。図中
０１′は排気吸込口、０６はガステーブル、０７はレン
ジフード本体０１と側壁０８間の隙間を覆う側面カバ
ー、０９は側壁０８に設けた排気筒０５の取付穴であ
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このため、次のような
欠点がある。
【０００４】ａ．レンジフード本体０１は機械収納枠０
２とフロントパネル枠０４とが一体構造のため、正面か
ら見て上下及び左右の外形寸法が大きいばかりでなく、
重量も重い。このため、高い位置にこのレンジフード本
体０１を持ち上げて行う取り付け作業には危険がともな
う。
【０００５】ｂ．先に排気筒０５を施工しておくため、
排気口０３′との接続に際してはレンジフード本体０１
側を動かして位置調整を行う必要があり、作業がむずか
しい。
【０００６】本発明の目的は、上記ａ〜ｂの欠点を解消
する給湯器組込側レンジフードの施工法を提供すること
である。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明に係る給湯器組込
型レンジフードの施工法は次のとおりである。
【０００８】給湯器組込型レンジフードの施工におい
て、事前に給湯器を組み込んだ機械収納枠からレンジフ
ード側のフロントパネル枠を分離しておき、先に前記機
械収納枠側を建物に取り付け、次に、前記機械収納枠の
排気口と排気筒を接続し、次に、分離しておいたレンジ
フード側のフロントパネル枠を前記機械収納枠に取り付
けてレンジフードを組み立てることを特徴とする給湯器
組込型レンジフードの施工法。
【０００９】
【作用】レンジフード内に組み込まれた給湯器から排出
される排気は、給湯器の排気口に接続された排気筒を経
由して屋外に排出される。ガステーブル或いは調理器等
から排出される排気は、レンジフードを経由して屋外に
排出される。
【００１０】
【実施例】図１〜図３に基づいて本発明に係る施工法を
説明する。
【００１１】図１〜図３において、１は給湯器２を組み
込んだ機械収納枠、３は前記機械収納枠１の側面に形成
された排気口、４は前記排気口３と外壁５の排気筒取付
穴６間に取り付けられた排気筒、７はガステーブル、８
はレンジフード本体の正面の上下と前記排気口３側のフ
ロントパネル枠にして、このフロントパネル枠８は、施
工前には機械収納枠１と分離されている。
【００１２】次に、施工法を説明する。先ず、図１に示
すように、給湯器２を組み込んだ機械収納枠１を所定の
位置に設置する。次に、図２に示すように、外壁５の排
気筒取付穴６に排気筒４を通し、この排気筒４を排気口
３に接続する。次に図３に示すようにフロントパネル枠
８を機械収納枠１の正面側に取り付ける。外壁５との隙
間９には従来どおり側面カバー（図示せず）を取り付け
て施工を終了する。図中１０はベランダである。
【００１３】
【本発明の効果】本発明は以上の如き施工法を採用する
ことにより次の効果を奏する。
【００１４】ａ．機械収納枠とフロントパネル枠を分離
し、先に機械収納枠側のみを設置するため、機械収納枠
は従来例に比較して施工時の外形寸法は小さくなり、又
重量も軽量化しているため、楽に設置できる。したがっ
て、設置時の危険性も少なくなる。
【００１５】ｂ．機械収納枠を先に設置しておき、後か
ら排気筒を排気口に接続するため、排気筒は簡単に接続
できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例において、給湯器を組み込んだ
機械収納枠を設置した状態の説明図。
【図２】機械収納枠の給湯器の排気口に排気筒を接続し
た状態の説明図。
【図３】機械収納枠の正面にフロントパネル枠を取り付
けた状態の説明図。
【図４】従来の施工例の説明図。
【図５】 給湯器組込型レンジフードの斜視図。
【符号の説明】
１ 機械収納枠 ２ 給湯器 ３ 排気口 ４ 排気筒 ５ 外壁 ６ 排気筒取付穴 ７ ガステーブル ８ フロントパネル枠 ９ 隙間 １０ ベランダ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 給湯器組込型レンジフードの施工におい
    て、事前に給湯器を組み込んだ機械収納枠からレンジフ
    ード側のフロントパネル枠を分離しておき、先に前記機
    械収納枠側を建物に取り付け、次に、前記機械収納枠の
    排気口と排気筒を接続し、次に、分離しておいたレンジ
    フード側のフロントパネル枠を前記機械収納枠に取り付
    けてレンジフードを組み立てることを特徴とする給湯器
    組込型レンジフードの施工法。
JP4201097A 1992-07-28 1992-07-28 給湯器組込型レンジフードの施工法 Expired - Fee Related JP2809562B2 (ja)

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