JP2809261B2 - 施肥装置のホッパー構造 - Google Patents
施肥装置のホッパー構造Info
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- JP2809261B2 JP2809261B2 JP10635493A JP10635493A JP2809261B2 JP 2809261 B2 JP2809261 B2 JP 2809261B2 JP 10635493 A JP10635493 A JP 10635493A JP 10635493 A JP10635493 A JP 10635493A JP 2809261 B2 JP2809261 B2 JP 2809261B2
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- hopper
- fertilizer
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- sheet
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、田植機に装着される施
肥装置のホッパー構造に関する。
肥装置のホッパー構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】肥料を貯留するホッパーは、上部を開放
したホッパー本体と、その上部開口縁に上下揺動操作自
在に取付けた蓋とで構成されており、ホッパーへの肥料
投入に際して開放状態の蓋とホッパー本体との隙間から
肥料が溢れる不都合な事態に対する特別な対策を講じて
いなかった。
したホッパー本体と、その上部開口縁に上下揺動操作自
在に取付けた蓋とで構成されており、ホッパーへの肥料
投入に際して開放状態の蓋とホッパー本体との隙間から
肥料が溢れる不都合な事態に対する特別な対策を講じて
いなかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実際にはホッ
パーへの肥料投入に際して蓋とホッパー本体との隙間か
ら多量の肥料が溢れやすく、溢れによる肥料ロス抑制の
面から改良の余地があった。本発明の目的は、ホッパー
への肥料投入に際して蓋とホッパー本体との隙間からの
肥料溢れを十分に防止できるように、しかも、そのため
の構成を製作面で有利なものに工夫する点にある。
パーへの肥料投入に際して蓋とホッパー本体との隙間か
ら多量の肥料が溢れやすく、溢れによる肥料ロス抑制の
面から改良の余地があった。本発明の目的は、ホッパー
への肥料投入に際して蓋とホッパー本体との隙間からの
肥料溢れを十分に防止できるように、しかも、そのため
の構成を製作面で有利なものに工夫する点にある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、肥
料を貯留するホッパーを、ホッパー本体と、その上部開
口縁に上下揺動操作自在に取付けた合成樹脂製の蓋とで
構成し、前記蓋の内面側に突出する複数本のピンを一体
成型し、開放状態の前記蓋と前記ホッパー本体との間の
隙間を覆うシートを前記ピンに挿嵌し、シート抜け止め
用ストッパーを前記シートから突出した前記ピンに圧入
止着したことにある。
料を貯留するホッパーを、ホッパー本体と、その上部開
口縁に上下揺動操作自在に取付けた合成樹脂製の蓋とで
構成し、前記蓋の内面側に突出する複数本のピンを一体
成型し、開放状態の前記蓋と前記ホッパー本体との間の
隙間を覆うシートを前記ピンに挿嵌し、シート抜け止め
用ストッパーを前記シートから突出した前記ピンに圧入
止着したことにある。
【０００５】
【作用】つまり、開放状態の蓋とホッパー本体との間の
隙間を覆うシートを設けてあるから、ホッパーへの肥料
投入に際して蓋とホッパー本体との隙間からの肥料溢れ
を十分に防止できて、肥料ロスを効果的に抑制できる。
しかも、蓋に一体成型したピンにシートを挿嵌した上
で、圧入によりピンに対して抜け止め支持されるストッ
パーでシートの抜け止めを図る構造であるから、蓋に対
するシートの組付け作業を、単にシートを差し込んでス
トッパーを圧入するだけで簡単に実行でき、製作面にお
いて有利である。
隙間を覆うシートを設けてあるから、ホッパーへの肥料
投入に際して蓋とホッパー本体との隙間からの肥料溢れ
を十分に防止できて、肥料ロスを効果的に抑制できる。
しかも、蓋に一体成型したピンにシートを挿嵌した上
で、圧入によりピンに対して抜け止め支持されるストッ
パーでシートの抜け止めを図る構造であるから、蓋に対
するシートの組付け作業を、単にシートを差し込んでス
トッパーを圧入するだけで簡単に実行でき、製作面にお
いて有利である。
【０００６】
【発明の効果】その結果、ホッパーへの肥料投入に際し
て蓋とホッパー本体との隙間からの肥料溢れを十分に防
止でき、しかも、そのための構成が製作簡単な、肥料ロ
ス抑制面及び製作面で優れたホッパー構造を提供できる
ようになった。
て蓋とホッパー本体との隙間からの肥料溢れを十分に防
止でき、しかも、そのための構成が製作簡単な、肥料ロ
ス抑制面及び製作面で優れたホッパー構造を提供できる
ようになった。
【０００７】
【実施例】図１に示すように、図外左方の乗用田植機本
体から延出された昇降リンク機構１によりに昇降操作自
在に連結した苗植付け装置を形成するに、一定ストロー
クで左右に往復移動される苗載せ台２、苗載せ台２の下
端部から一株分の苗を取り出して植付ける多数のロータ
リー式の植付け爪３、植付け地面を整地する接地フロー
ト４などを設けてある。昇降リンク機構１の後端に備え
たボス部５に伝動ケース６をローリング自在に連結し、
伝動ケース６及び植付けケース７内の伝動機構により植
付け爪３を駆動するとともに、伝動ケース６内の伝動機
構による軸８の往復横移動により苗載せ台２を一定スト
ロークで左右移動させるように構成してある。苗載せ台
２の下部にベルト式の縦送り装置９を設け、苗載せ台２
が左右移動のストロークエンドに到達する毎に一定距離
だけ載置苗が下方の取り出し口側へ送られるように縦送
り装置９を駆動するように構成してある。植付けケース
７に苗載せ台２の傾斜方向に沿う支柱１０を立設し、支
柱１０に上下摺動操作自在に取付けた支持部材１１に施
肥装置１２を装着し、植付け部の保守点検や苗載せ台２
に残った苗の取り出し等を行うに際して施肥装置１２を
上方に退避させて容易に作業できるようにしてある。施
肥装置１２を構成するに、肥料を貯留するホッパー１
３、ホッパー１３内の肥料を定量的に繰り出すロール１
４、ロール１４からの肥料を作溝器１５に落下させるホ
ース１６や蛇腹ホース１７を設け、作溝器１５により圃
場に形成した施肥用溝内に肥料を流下供給するように構
成してある。図２及び図３に示すように、２口タイプの
ホッパー１３を形成するに、透明な合成樹脂材で成型し
たホッパー本体１３ａにおける前側の上部開口縁に、同
様に透明な合成樹脂材で成型した蓋１３ｂを支点１８周
りで上下揺動操作自在に取付け、蓋１３ｂを閉じ状態で
固定するフック１９ａ及びこれを弾性係止するクランプ
レバー１９ｂを蓋１３ｂおよびホッパー本体１３ａの後
部にそれぞれ設けてある。又、蓋１３ｂにその内面側に
突出する複数本のピン２０を一体成型し、開放状態の蓋
１３ｂとホッパー本体１３ａとの間の隙間を覆う透明樹
脂製のシート２１をピン２０に挿嵌し、圧入によりピン
２０に食い込んで抜け止めされるシート抜け止め用スト
ッパー２２をシート２１から突出したピン２０に止着
し、ホッパー本体１３ａへの肥料投入に際して蓋１３ｂ
とホッパー本体１３ａとの隙間からの肥料溢れをシート
２１で防止できるようにしてある。ストッパー２２は図
４に示すようにバネ鋼等の硬質弾性材から成るリングに
三個以上の舌片２２ａを内側に突出する状態で形成した
ものであり、舌片２２ａがピン２０に食い込むように構
成してある。図２及び図３に示すように、ホース１６内
を掃除するためのブラシ２３を嵌着保持させるためのホ
ルダー２４を蓋１３ｂの内面に一体成型し、ブラシ２３
の保管を容易にしてある。
体から延出された昇降リンク機構１によりに昇降操作自
在に連結した苗植付け装置を形成するに、一定ストロー
クで左右に往復移動される苗載せ台２、苗載せ台２の下
端部から一株分の苗を取り出して植付ける多数のロータ
リー式の植付け爪３、植付け地面を整地する接地フロー
ト４などを設けてある。昇降リンク機構１の後端に備え
たボス部５に伝動ケース６をローリング自在に連結し、
伝動ケース６及び植付けケース７内の伝動機構により植
付け爪３を駆動するとともに、伝動ケース６内の伝動機
構による軸８の往復横移動により苗載せ台２を一定スト
ロークで左右移動させるように構成してある。苗載せ台
２の下部にベルト式の縦送り装置９を設け、苗載せ台２
が左右移動のストロークエンドに到達する毎に一定距離
だけ載置苗が下方の取り出し口側へ送られるように縦送
り装置９を駆動するように構成してある。植付けケース
７に苗載せ台２の傾斜方向に沿う支柱１０を立設し、支
柱１０に上下摺動操作自在に取付けた支持部材１１に施
肥装置１２を装着し、植付け部の保守点検や苗載せ台２
に残った苗の取り出し等を行うに際して施肥装置１２を
上方に退避させて容易に作業できるようにしてある。施
肥装置１２を構成するに、肥料を貯留するホッパー１
３、ホッパー１３内の肥料を定量的に繰り出すロール１
４、ロール１４からの肥料を作溝器１５に落下させるホ
ース１６や蛇腹ホース１７を設け、作溝器１５により圃
場に形成した施肥用溝内に肥料を流下供給するように構
成してある。図２及び図３に示すように、２口タイプの
ホッパー１３を形成するに、透明な合成樹脂材で成型し
たホッパー本体１３ａにおける前側の上部開口縁に、同
様に透明な合成樹脂材で成型した蓋１３ｂを支点１８周
りで上下揺動操作自在に取付け、蓋１３ｂを閉じ状態で
固定するフック１９ａ及びこれを弾性係止するクランプ
レバー１９ｂを蓋１３ｂおよびホッパー本体１３ａの後
部にそれぞれ設けてある。又、蓋１３ｂにその内面側に
突出する複数本のピン２０を一体成型し、開放状態の蓋
１３ｂとホッパー本体１３ａとの間の隙間を覆う透明樹
脂製のシート２１をピン２０に挿嵌し、圧入によりピン
２０に食い込んで抜け止めされるシート抜け止め用スト
ッパー２２をシート２１から突出したピン２０に止着
し、ホッパー本体１３ａへの肥料投入に際して蓋１３ｂ
とホッパー本体１３ａとの隙間からの肥料溢れをシート
２１で防止できるようにしてある。ストッパー２２は図
４に示すようにバネ鋼等の硬質弾性材から成るリングに
三個以上の舌片２２ａを内側に突出する状態で形成した
ものであり、舌片２２ａがピン２０に食い込むように構
成してある。図２及び図３に示すように、ホース１６内
を掃除するためのブラシ２３を嵌着保持させるためのホ
ルダー２４を蓋１３ｂの内面に一体成型し、ブラシ２３
の保管を容易にしてある。
【０００８】〔別実施例〕ホッパーの形状、材質、蓋の
取付け構成、あるいは、シートの材質、寸法、形状など
は適当に変更できる。ピンの本数はシートの材質や寸法
に見合って適当に選定できる。
取付け構成、あるいは、シートの材質、寸法、形状など
は適当に変更できる。ピンの本数はシートの材質や寸法
に見合って適当に選定できる。
【０００９】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図１】田植機の植付け部の側面図
【図２】開放状態のホッパー上部の縦断側面図
【図３】開放状態のホッパー上部の背面図
【図４】ストッパーの説明図
１３ ホッパー １３ａ ホッパー本体 １３ｂ 蓋 ２０ ピン ２１ シート ２２ ストッパー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) A01C 15/00 - 23/04 A01C 3/00 - 8/00
Claims (1)
- 【請求項１】 肥料を貯留するホッパー（１３）を、ホ
ッパー本体（１３ａ）と、その上部開口縁に上下揺動操
作自在に取付けた合成樹脂製の蓋（１３ｂ）とで構成
し、前記蓋（１３ｂ）の内面側に突出する複数本のピン
（２０）を一体成型し、開放状態の前記蓋（１３ｂ）と
前記ホッパー本体（１３ａ）との間の隙間を覆うシート
（２１）を前記ピン（２０）に挿嵌し、シート抜け止め
用ストッパー（２２）を前記シート（２１）から突出し
た前記ピン（２０）に圧入止着してある施肥装置のホッ
パー構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10635493A JP2809261B2 (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 施肥装置のホッパー構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10635493A JP2809261B2 (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 施肥装置のホッパー構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06319328A JPH06319328A (ja) | 1994-11-22 |
| JP2809261B2 true JP2809261B2 (ja) | 1998-10-08 |
Family
ID=14431440
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10635493A Expired - Lifetime JP2809261B2 (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 施肥装置のホッパー構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2809261B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5711642B2 (ja) * | 2011-10-04 | 2015-05-07 | 株式会社クボタ | 洗米機 |
-
1993
- 1993-05-07 JP JP10635493A patent/JP2809261B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06319328A (ja) | 1994-11-22 |
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Legal Events
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