JP2809201B2 - 触覚ディスプレイ装置 - Google Patents

触覚ディスプレイ装置

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JP2809201B2 JP8141419A JP14141996A JP2809201B2 JP 2809201 B2 JP2809201 B2 JP 2809201B2 JP 8141419 A JP8141419 A JP 8141419A JP 14141996 A JP14141996 A JP 14141996A JP 2809201 B2 JP2809201 B2 JP 2809201B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、触覚ディスプレイ
装置に関し、特に、障害者の使用に適した、画面の表示
内容を触覚により認識可能とする触覚ディスプレイ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、触覚ディスプレイ装置の座標検出
方法としては、タッチパネル、マウスなどを利用するの
が一般的である。また従来の触覚ディスプレイ装置とし
ては、視覚障害者が文書情報を触覚情報に変換して得る
ためには、点字による触覚装置を使用するのが一般的で
ある。
【0003】図形を触覚ピン等で表示する技術に関する
ものとして、特開平7−107219号公報の「視覚障
害者用通信装置」がある。本従来例では、文字コードや
グラフィックコードを凹凸表示する。本装置では、受信
した文字コードを点字コードとし、グラフィックコード
をその形状として触覚ピンで凹凸表示する。
【0004】また、特開平7−078238号公報の
「画像データ入力確認方式」に示されているように、画
像データを触覚で凹型入力することで、視覚障害者がコ
ンピュータへ画像入力でき、また入力した画像を凸型表
示して入力画像を確認できる装置がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般的
な従来の座標検出方式については、タッチパネルの場
合、画面上の絶対位置を認識できるが、小型の触覚ディ
スプレイ装置を画面上で移動させることを想定した場
合、触覚ディスプレイ装置を持つ手の一部がタッチパネ
ルに触れると正確な座標検出ができないという問題点を
有する。
【0006】また、現状のアナログ式タッチパネルは同
時に複数の点を検出できない。複数の点が押さえられる
と、その中点がないことから、中心座標がずれるという
問題点を生じる。この状態は、例えば、触覚ディスプレ
イを支える支持体の一部が浮いた場合に発生する。
【0007】さらに、マウスと同じ座標検出機構を触覚
ディスプレイ装置に取り入れた場合、これは相対的な座
標を検出するため、触覚ディスプレイ装置を一旦持ち上
げてしまうと座標がずれ、座標の絶対位置を検出できな
いという問題点がある。
【0008】上述した各従来例の触覚ディスプレイ装置
は、特定の決められた形状をもつグラフィック文字を触
覚で表示したり、画像入力に触覚ピンを利用するという
形態であるため、限られた形状しか認識できない。よっ
て、任意の画像を触覚に変換して表示することができな
い問題点がある。
【0009】本発明は、操作性と認識性能を高めた触覚
ディスプレイ装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明の触覚ディスプレイ装置は、画面上に置かれ
この画面上の座標位置を検出するための光学的センサ
と、マトリクス状に配列されたピンにより構成された触
覚ピンと、ピンの個々を所定の状態に駆動する触覚ピン
ドライブ回路と、全体の動作を制御するCPUとを有
し、触覚ピンドライブ回路が画面に表示された画像と対
応してピンを駆動することにより、このピンの状態を触
覚感知して画像の内容の認識を可能としたことを特徴と
している。
【0011】また、上記の触覚ピンは、画面の全体サイ
ズ以下に構成され、この触覚ピンの画面上の座標位置に
対応する位置を光学的センサが検出し、この検出された
画面上の画像に対応して、ピンを駆動するとよい。
【0012】さらに、光学的センサは、画面端のX方向
に設置されたX方向受光部と、画面端のY方向に設置さ
れたY方向受光部と、これらの各受光部の出力信号から
触覚ピンの画面上の座標位置を検出する座標検出部とを
有し、画面上の座標位置に対応する触覚ピンの位置を検
出するとよい。
【0013】なお、光学的センサは、触覚ディスプレイ
装置の底面にマトリクス状に配置された受発光一体型素
子で構成され、触覚ピン駆動回路が受発光一体型素子と
位置的に1対1に対応するピンを駆動するように構成さ
れ、画像に対応してピンを駆動してもよい。
【0014】さらに、触覚ディスプレイ装置は、所定の
ホスト機器との通信を行うための通信インタフェース手
段を有し、ホスト機器とのデータの授受を可能に構成
し、ピンの所定の状態は、隣接するピン間の凹凸、また
はピンの振動の有無を含むとよい。
【0015】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よる触覚ディスプレイ装置の実施の形態を詳細に説明す
る。図1〜図7を参照すると、本発明の触覚ディスプレ
イ装置の一実施形態が示されている。
【0016】図1は、第1の実施形態の触覚ディスプレ
イ装置の構成例を示すブロック図である。図1におい
て、本触覚ディスプレイ装置は、画面6上に設置された
触覚ディスプレイ装置本体(以降、触覚ディスプレイ装
置とも言う)1と、X方向受光部7と、Y方向受光部8
と、座標検出部10と、パーソナルコンピュータ(以
降、単にパソコンとも言う)5とにより構成される。
【0017】触覚ディスプレイ装置1の上面には触覚ピ
ン(以降、単位ピンとも言う)4があり、視覚障害者は
この触覚ピン4を指または手で触りながら、自由に動か
せる。また、触覚ディスプレイ装置1にはX方向発光部
(例えば、フォトダイオード)2とY方向発光部3が、
それぞれ側面に1ヵ所設置されている。さらに、触覚デ
ィスプレイ装置1はパソコン5と電気的に接続されてい
る。
【0018】触覚ディスプレイ装置1は、パソコン5な
どの表示画面(例えば、液晶表示装置)6上に置かれ
る。表示画面6の端のXY方向にはX方向受光部7とY
方向受光部8が設置されている。これらの受光部7、8
は受光素子(例えばフォトトランジスタ)9を並べたも
ので、この受光素子9の数が画面の座標の数を示す。触
覚ディスプレイ装置1のX方向発光部2からはX方向受
光部7へ、またY方向発光部3からはY方向受光部8へ
光信号を送るよう構成されている。
【0019】光は一定の角度で広がるので、X方向受光
部7とY方向受光部8の中の複数の受光素子9が、発光
部2、3からの光信号の強度に応じて反応する。座標検
出部10では、X方向受光部7とY方向受光部8の個々
の受光素子9の信号レベルを確認し、最大の信号レベル
(出力電圧)を示した受光素子9の位置から座標を決定
し、パソコン5に座標情報を送信する。
【0020】パソコン5が触覚ディスプレイ装置1の座
標位置を認識すると、この座標を中心に、触覚ディスプ
レイ装置1の触覚ピン4が占有する面積に相当する、一
定面積の画像の濃淡情報を2値化して触覚ディスプレイ
装置1へ送信する。触覚ディスプレイ装置1は、このデ
ータに従い触覚ピン4の配置に合わせて、触覚ピン4の
凹凸状態または振動/静止状態を形成する。
【0021】図2は本発明の第1の実施形態の触覚ディ
スプレイ装置1の外観を示す図である。上面には触覚ピ
ン4が一定間隔でマトリクス状に配置されている。触覚
ピン4は直流電圧の印加により触覚ピンの上下方向に移
動する。移動した触覚ピンは移動しない触覚ピンに対し
て凸状態を構成する。また、交流電圧の印加により、そ
の周波数に応じて振動する。
【0022】触覚ディスプレイ装置1の側面に設置され
たX方向発光部2とY方向発光部3は、それぞれ触覚デ
ィスプレイ装置1のX面およびY面の中点に位置し、高
さも画面端に設置されたX方向受光部7およびY方向受
光部8の高さと一致する。
【0023】上記各発光部2、3が発光する光は特定の
波長(例えば、赤外光)を持ち、各受光部7、8もその
波長に選択的に感応する。このため、外乱光の影響は小
さい。触覚ディスプレイ装置1の底面の四隅には、触覚
ディスプレイ装置1が自由に移動できるように、画面上
を回転して転がるボール11が取り付けられている。
【0024】図3は、本発明の第1の実施形態の触覚デ
ィスプレイ装置の回路構成を示すブロック図である。触
覚ディスプレイ装置1は、CPU12によって触覚ディ
スプレイ装置1の全体の制御を行う。CPU12は、X
方向発光部2とY方向発光部3に対して、必要時のみ電
源をONするように発光制御を行う。例えば、RS−2
32Cの通信インタフェース14により、パソコン5か
らの触覚ピン4のON/OFF情報を受け取り、この情
報を加工してから触覚ピンドライブ回路13へ転送す
る。
【0025】例えば、触覚ピン4の配列が8×8のマト
リクスで構成(合計64ピン)されており、パソコン5
からの画像情報(触覚ピンのON/OFF情報)が、
[1100111010101100…]というよう
に、64ビットデータでシリアルで通信インタフェース
14から入力されたとする。するとCPU12は、これ
を8ビット毎に区切り、[11001110]という8
ビットデータを最初に触覚ピンドライブ回路13へ送出
する。次に[10101100]という8ビットデータ
を、触覚ピンドライブ回路13へ送出する。このように
して8回8ビットデータを送出すれば、64ピンのON
/OFF状態が確定する。
【0026】触覚ピンドライブ回路13では、1回目の
8ビットデータを触覚ピン4の1列目に、2回目の8ビ
ットデータを2列目に対応させて、データの「1」は触
覚ピン4を凸または振動状態に、データの「0」は触覚
ピン4を凹または静止状態にさせる。このようにして6
4個の触覚ピン4を制御することができる。
【0027】触覚ディスプレイ装置1の座標が変更され
た時、即ち触覚ディスプレイ装置1が動いた時は、パソ
コン5から新たな64ビットディスプレイが送信され、
これが触覚ピンドライブ回路13へ送られて、触覚ピン
4の表示が更新される。このようにして、触覚ディスプ
レイ装置1を動かしながら、指による図形認識が可能と
なる。
【0028】図4は、画面端のX方向およびY方向に設
置されたX方向受光部7とY方向受光部8と座標検出部
10の、回路構成を示すブロック図である。この構成に
おいて、第1の実施形態の触覚ディスプレイ装置は、触
覚ディスプレイ装置1のX方向発光部2およびY方向発
光部3からの光学的信号を受け、画面上にある触覚ディ
スプレイ装置1の座標を検知する。この回路は、X方向
受光部7とY方向受光部8を構成する受光素子9のう
ち、どの受光素子9が触覚ディスプレイ装置1の発光部
からの光に最も強く反応しているかを判定し、パソコン
5へ触覚ディスプレイ装置1の画面上の座標を送信する
機能をもつ。
【0029】例えば、n個の受光素子9で受光部が構成
されているとする。まず、CPU15は、受光素子制御
回路20により受光素子9の1番目だけを駆動させると
ともに、その受光素子9に相当するマルチプレクサ18
のチャネルのみを動作状態にする。受光素子9の出力
は、アンプ19でインピーダンス変換された後、マルチ
プレクサを経て、A/Dコンバータ17に入力される。
【0030】A/Dコンバータ17によりディジタル化
された受光素子9の出力値は、メモリ16に受光素子9
の番号とともに一旦記憶される。次に2番目の受光素子
9を受光素子制御回路20により駆動させるとともに、
その受光素子9に相当するマルチプレクサ18のチャネ
ルのみを動作状態にする。
【0031】1番目と同様に受光素子9の出力をディジ
タル化し、この値と1番目の受光素子9の出力値とを比
較し、1番目の出力値よりも2番目の出力値が大きけれ
ば2番目の出力値を新たに受光素子9の番号とともにメ
モリ16へ記憶する。逆に小さければ記憶値は更新され
ない。これをn番目まで繰り返すことにより、最大出力
を示した受光素子9の番号を認識することが可能であ
る。この走査を、X方向受光部7およびY方向受光部8
のそれぞれに対して行う。これにより、触覚ディスプレ
イ装置1の画面上における座標を決定することが可能と
なる。決定された座標は、通信インタフェース21を介
してパソコン5へ送信される。
【0032】図5は、第2の実施形態の触覚ディスプレ
イ装置31の外観を示す図である。図5(A)が表面側
の平面図、図5(B)が裏面側の平面図である。図5に
おいて、本装置の底面には受発光一体型素子(例えば、
フォトリフレクタ)22が規則的にマトリクス状に並べ
られている。触覚ディスプレイ装置31は、4ヵ所のボ
ール11によって印刷物と一定の間隔を保持するととも
に、手で自由に印刷物の上を移動できるように構成され
ている。受発光一体型素子22は、印刷面と常時一定間
隔を保つことにより、発光部から発せられた光が印刷面
を反射して受光素子に一定角度で入射される。印刷面が
黒または濃い色の場合、受光素子は反応せずOFFのま
まである。しかし、印刷面が白または色が薄い場合、受
光素子は強い反射光に反応してONする。
【0033】図6は、第2の実施形態の触覚ディスプレ
イ装置の回路構成を示すブロック図である。受発光一体
型素子駆動回路23は、受発光一体型素子22を駆動さ
せ、これにより受発光一体型素子22の発光素子が常時
発光状態になっている。触覚ディスプレイ装置31の下
にある画像の濃淡により受光素子がON/OFFする。
つまり、マトリクス状に並べられた受発光一体型素子2
2のそれぞれが、占有する面積に相当する画像に基づき
2値化信号を出力する。また、受発光素子と1対1に対
応した触覚ピン4が、触覚ピンドライブ回路12を経
て、触覚ピン4の凹凸状態を作り出す。あるいは触覚ピ
ン4の振動/静止状態を作り出す。
【0034】図7は、第1または第2の実施形態の触覚
ディスプレイ装置1、31に適用される触覚ピン4の、
動作状態を概念的に表した図である。触覚ディスプレイ
装置1、31の下にあるパソコン5の画面、または印刷
物上に描画された図形パターン24の濃淡に合わせて動
作状態となる。この動作状態は、触覚ピン4の異なる2
種類の動作により構成される。図7中の黒丸25は、触
覚ピン4が凸状態または振動状態にある状況を表す。ま
た白丸26は、触覚ピン4が凹状態または静止状態にあ
る状況を表す。これらの2種類の触覚ピン4の混在によ
り、画面の表示状態を示している。
【0035】上記の構成に成る触覚ディスプレイ装置に
おいて、第1の実施形態の触覚ディスプレイ装置1で
は、触覚ディスプレイ装置1を手で移動させると、ボー
ル11による座標が更新される。この座標の更新によ
り、パソコン5から新たな表示データを受け取り、触覚
ピン4は表示の更新を行う。また、第2の実施形態で
は、受発光一体型素子22のON/OFF状態が変化す
ることにより、表示状態が変化する。上記手順により順
次触覚ディスプレイ装置1、31を移動させることによ
り、座標における画面の表示状態を触覚で感知し、大き
な図形も認識することが可能となる。
【0036】なお、上述の実施形態は本発明の好適な実
施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能
である。
【0037】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の触覚ディスプレイ装置は、画面上に置かれこの画面上
の座標位置を検出し、触覚ピンはマトリクス状に配列さ
れたピンにより構成され、このピンの個々を所定の状態
に駆動する。よって、画面に表示された画像と対応して
ピンを駆動することにより、ピンの状態を触覚感知して
画像の内容の認識が可能となる。パソコンなどの画面上
に表示される画像や印刷物上の画像を、触覚により簡単
に認識でき、視覚障害者等への対応ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の触覚ディスプレイ装置の第1の実施形
態の構成例を示すブロック図である。
【図2】図1の触覚ディスプレイ装置の(A)上面図、
(B)底面図である。
【図3】図1の触覚ディスプレイ装置の回路構成例を示
すブロック図である。
【図4】図1のXY受光部と座標検出部の回路構成例を
示すブロック図である。
【図5】触覚ディスプレイ装置の第2の実施形態の構成
例を示す(A)上面図、(B)底面図である。
【図6】図5の触覚ディスプレイ装置の回路構成を示す
ブロック図である。
【図7】第1および第2の実施形態の触覚ディスプレイ
装置の触覚ピンの出力状態を示した図である。
【符号の説明】
1 触覚ディスプレイ装置 2 X方向発光部 3 Y方向発光部 4 触覚ピン(ピン) 5 パーソナルコンピュータ(パソコン) 6 画面 7 X方向受光部 8 Y方向受光部 9 受光素子 10 座標検出部 11 ボール 12 CPU 13 触覚ピンドライブ回路 14 通信インタフェース 15 CPU 16 メモリ 17 A/Dコンバータ 18 マルチプレクサ 19 アンプ 20 受光素子制御回路 21 通信インタフェース 22 受発光一体型素子 23 受発光一体型素子駆動回路 24 図形パターン 25 凸状態または振動状態の触覚ピン 26 凹状態または静止状態の触覚ピン

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面上に置かれ該画面上の座標位置を検
    出するための光学的センサと、 マトリクス状に配列されたピンにより構成された触覚ピ
    ンと、 前記ピンの個々を所定の状態に駆動する触覚ピンドライ
    ブ回路と、 全体の動作を制御するCPUとを有し、 前記触覚ピンドライブ回路が前記画面に表示された画像
    と対応して前記ピンを駆動することにより、該ピンの状
    態を触覚感知して前記画像の内容の認識を可能としたこ
    とを特徴とする触覚ディスプレイ装置。
  2. 【請求項2】 前記触覚ピンは、前記画面の全体サイズ
    以下に構成され、該触覚ピンの前記画面上の座標位置に
    対応する位置を前記光学的センサが検出し、該検出され
    た前記画面上の画像に対応して、前記ピンを駆動するこ
    とを特徴とする請求項1記載の触覚ディスプレイ装置。
  3. 【請求項3】 前記光学的センサは、前記画面端のX方
    向に設置されたX方向受光部と、画面端のY方向に設置
    されたY方向受光部と、これらの各受光部の出力信号か
    ら前記触覚ピンの前記画面上の座標位置を検出する座標
    検出部とを有し、前記画面上の座標位置に対応する前記
    触覚ピンの位置を検出することを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の触覚ディスプレイ装置。
  4. 【請求項4】 前記光学的センサは、前記触覚ディスプ
    レイ装置の底面にマトリクス状に配置された受発光一体
    型素子で構成され、前記触覚ピン駆動回路が前記受発光
    一体型素子と位置的に1対1に対応する前記ピンを駆動
    するように構成され、前記画像に対応して前記ピンを駆
    動することを特徴とする請求項1記載の触覚ディスプレ
    イ装置。
  5. 【請求項5】 前記触覚ディスプレイ装置は、さらに、
    所定のホスト機器との通信を行うための通信インタフェ
    ース手段を有し、前記ホスト機器とのデータの授受を可
    能に構成されたことを特徴とする請求項1から4のいず
    れか1項に記載の触覚ディスプレイ装置。
  6. 【請求項6】 前記ピンの所定の状態は、隣接するピン
    間の凹凸、またはピンの振動の有無を含むことを特徴と
    する請求項1から5のいずれか1項に記載の触覚ディス
    プレイ装置。
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