JP2808097B2 - プラズマ加工機のスタンドオフ制御装置 - Google Patents

プラズマ加工機のスタンドオフ制御装置

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JP2808097B2
JP2808097B2 JP8106321A JP10632196A JP2808097B2 JP 2808097 B2 JP2808097 B2 JP 2808097B2 JP 8106321 A JP8106321 A JP 8106321A JP 10632196 A JP10632196 A JP 10632196A JP 2808097 B2 JP2808097 B2 JP 2808097B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプラズマ加工機のス
タンドオフ制御装置に係わり、殊に、加工速度変化時で
も、最適スタンドオフを維持し得るプラズマ加工機のス
タンドオフ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スタンドオフとは、プラズマ加工時のト
ーチとワークとの離間距離であるが、このスタンドオフ
を最適値に維持することが、加工品質の向上の目安とな
っている。そこで従来のプラズマ加工機のスタンドオフ
制御装置を述べると、大略次の通りとなる。
【0003】「一定加工速度Fにおいて、スタンドオフ
hがアーク電圧Vに比例すること」から、該アーク電圧
Vを監視することにより、最適スタンドオフh0 を維持
しようとする技術が知られている(例えば、DE270
6232参照)。しかるに、かかるスタンドオフ固定式
では、精度や生産性等の理由により、ある加工部位につ
いて、加工速度Fを変化させて加工したいときには対応
できないという不都合がある。即ち、XYテーブル等の
2次元加工機ではその支障も少ないが、加工速度範囲が
さらに広い3次元加工機では基本的に対応できないのが
実情である。
【0004】そこで、上記問題点を解決するため、本出
願人は先に、上記技術に対し、図5に示す「アーク電圧
Vが切断速度Fに略反比例すること」を加味し、アーク
電圧Vと加工速度Fとを監視することにより、最適スタ
ンドオフh0 を維持することを提案している(特開平5
−378号参照)。これはスタンドオフ速度補正式(仮
称)と言える。
【0005】このスタンドオフ速度補正式における目標
アーク電圧V0 の速度補正を図5を参照して大略説明す
る。同図は、異なるスタンドオフh1 〜h5 (h1 <h
5 )についての加工速度Fと、アーク電圧Vとの実測特
性グラフである。同図に示すとおり、各スタンドオフh
1 〜h5 は、加工速度Fが早くなるに従い、略反比例し
てアーク電圧Vが降下する。これは、切断速度Fが早く
なるに従い、ワークの主陽極点がトーチ側へ近づくため
である。例えば、当初設定の最適スタンドオフh1 にお
いて、このときの基準切断速度をFL 、目標アーク電圧
をVL とすると、切断速度が早くなり、切断速度がFH
となったとき、アーク電圧も低下する(VL →VH )。
ところが、目標アーク電圧VL は固定値であるため、こ
れらが比較されてVH <VL となるため、トーチが上昇
し(h1 →h3 )、最適スタンドオフh1 を維持できな
くなる。そこで、この特性に基づき、入力した切断速度
Fで当初の目標アーク電圧V0 を補正することにより、
即ち、スタンドオフh1 かつ切断速度FH 時における新
たな目標アーク電圧VH に補正することにより、切断速
度Fが変化しても、該最適スタンドオフh1 を維持する
ようにしている。
【0006】従って上記スタンドオフ速度補正式では、
加工速度変化前後の定常加工速度が等速であるとき、各
速度で得られる加工品質は極めて良好となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記スタン
ドオフ速度補正式であっても、加工速度変化時、即ち、
変化開始時、変化中及び変化終了時は、加工機の動作に
対しプラズマアーク主陽極点位置の応答遅れ等により、
アーク電圧Vの変化が遅れるため、最適スタンドオフh
0 を維持することが困難となる。この加工速度変化時間
は一般的に僅かであるが、それでもこの間の加工品質は
低下するのが実情である。
【0008】本発明は、上記従来技術の問題点に着目
し、例え加工速度変化時でも、最適スタンドオフを維持
し得るプラズマ加工機のスタンドオフ制御装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係わるプラズマ加工機のスタンドオフ制御
装置は、図1を参照して説明すれば、プラズマトーチの
加工速度Fを検出する加工速度検出手段と、プラズマト
ーチと被加工材との間のアーク電圧Vを検出するアーク
電圧検出手段とを有し、予め記憶した目標アーク電圧V
を加工速度検出手段からの加工速度Fによって補正
し、この補正した目標アーク電圧V o(F) にアーク電
圧検出手段からのアーク電圧Vが一致するようにプラズ
マトーチをワーク方向へ移動Δhさせて最適スタンドオ
フh を維持するプラズマ加工機のスタンドオフ制御装
置において、加工速度検出手段からの加工速度Fの変化
を監視し、変化が予め記憶した変化であるときにその変
化に応じて予め定めた遅れ時間Δtだけ、前記補正した
目標アーク電圧V o(F) の作動の開始を遅らせること
を特徴としている。
【0010】上記によれば、次のような作用効果を奏す
る。加工速度変化時でも、最適スタンドオフhを一定
に維持するには、アーク電圧Vを安定化させればよく、
またこのようにするためには、該アーク電圧Vが加工機
の動作遅れやプラズマアークの応答遅れ等に応答しない
ようにすればよい。そこで、上記構成は加工速度変化
時における変化、例えば加速、減速又は等速を判断さ
せ、その変化の程度に応じた遅れ時間Δtを予め記憶し
ている。各遅れ時間Δtは、加工機の動作遅れやプラズ
マアークの応答遅れ等をカバーする時間に設定される。
このため制御装置が、加工速度Fの変化時に、加速か、
減速か又は等速かを判別すると、その程度に応じた遅
れ時間Δtを記憶から抽出し、当該遅れ時間Δtの経過
後、速度補正済み目標アーク電圧Vo(F)を作動させ
。このためアーク電圧Vは加工機の動作遅れやプラズ
マアークの応答遅れ等の影響を受けなくなり、最適スタ
ンドオフhを維持できるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の好適な事例を図1〜図4
を参照して以下説明する。尚、事例は、図2の3次元駆
動のプラズマ切断ロボット及び図3のプラズマ切断制御
の全体フローチャートに対して適用した例であるため、
事例の説明を挟みつつ、これらロボット5及びフローチ
ャートの全体も説明する。
【0012】ロボット5は、図2に示すとおり、基台5
1上の旋回装置52と、その上のブーム53と、この先
端でピン結合された俯仰するアーム55と、この先端に
結合されたハンド56と、ロボットコントローラ57と
から大略構成される。トーチ1はハンド56に装着さ
れ、その下方に排煙シュータ6を配置し、その上部の剣
山61上にトーチ1と対向してワーク2が設置してあ
る。
【0013】プラズマ切断は、電源41により、トーチ
電極(−)とワーク2(+)との間にアーク電圧Vを発
生させ、トーチ先端のノズルに別途送給された作動ガス
をプラズマアーク3に変え、このアーク3と、該アーク
3を取囲むように別途送給された動作ガスとを該ワーク
2の切断線上に噴出することにより、ワーク2を溶融飛
散して行われる。
【0014】かかる構成のプラズマ切断機において、図
1に示すように、マイコン4はロボットコントローラ5
7と、スタンドオフコントローラ42とを含んで構成さ
れる。スタンドオフコントローラ42は、最適スタンド
オフh0 において、加工開始直前の安定した切断速度F
とアーク電圧Vとをロボットコントローラ57から入力
して、基準切断速度F0 と、この基準切断速度F0 と最
適スタンドオフh0 とにおける目標アーク電圧V0 とを
自動設定する。尚、基準切断速度F0 と目標アーク電圧
0 とは手動設定でもよい。
【0015】加工開始後、スタンドオフコントローラ4
2は加工速度Fをロボットコントローラ57から周期的
に入力し、個々に応じて目標アーク電圧V0 を補正し、
速度補正済み目標アーク電圧V0(F)としている。尚、本
例では、スタンドオフコントローラ42はロボットコン
トローラ57から切断速度Fやアーク電圧Vを入力して
いるが、速度センサや電圧計を別途備えてそこから入力
してもよい。
【0016】またスタンドオフコントローラ42は、入
力した加工速度Fから速度変化を演算し、加速か、減速
か又は等速かを判別するように構成されている。そし
て、加速、減速又は等速毎にそれぞれ適切な遅れ時間Δ
t(Δt1 、Δt2 、Δt3 )を予め記憶しており、そ
の加速、減速又は等速の程度により、この遅れ時間Δt
を読出し、当該遅れ時間Δtの後、速度補正済み目標ア
ーク電圧V0(F)を作動させるように構成されている。
【0017】説明を分かり易くするため、以下、図3に
示される上記説明を含んだ全体制御のフローチャートを
参照して説明する。尚、以下の説明には部分的に上記説
明済みの点と重複する箇所もあるが、削除せず説明す
る。
【0018】同図のフローチャートにおいて、事例はS
6〜S9に相当するが、S1からS16まで順を追って
説明する。先ずロボットコントローラ57は、別途入力
された切断指令に基づき(S1)、トーチ1をワーク2
から最適スタンドオフh0 に位置させる(S2)。
【0019】次に、スタンドオフコントローラ42は切
断開始直前の安定した切断速度Fとアーク電圧Vとをロ
ボットコントローラ57から入力し、基準切断速度F0
と、この基準切断速度F0 及び最適スタンドオフh0
おける目標アーク電圧V0 とを自動設定し、切断開始を
ロボットコントローラ57に指示する(S3)。
【0020】次にスタンドオフコントローラ42は、ロ
ボットコントローラ57から切断速度Fを入力し(S
4)、これを基に目標アーク電圧V0 を速度補正して目
標アーク電圧V0(F)を設定する(S5)。つまり、一定
速度でのアーク電圧を目標アーク電圧とすることによ
り、等速加工時には、安定した切断品質を得ることがで
きる。
【0021】ところで、例えば切断がコーナ等に差し掛
かると、先ず減速し、次に加速することになるが、かか
る速度変化時において、加速か、等速か又は減速かを判
断する(S6)。この判断は、今回入力した切断速度F
と前回入力し記憶した切断速度F-1との大小比較によっ
て行い、F>F-1ならば加速、F=F-1ならば等速、又
はF<F-1ならば減速としている。
【0022】そこで、加速ならば、当該加速に応じた遅
れ時間Δt1 を読み出し(S8a)、等速ならば、これ
に応じた遅れ時間Δt3 を読み出し(S8b)又は減速
ならば、これに応じた遅れ時間Δt2 を読み出し(S8
c)、これら遅れ時間Δt1、Δt2 、Δt3 だけ時間
をずらせた速度補正済み目標アーク電圧V0(F(t-Δt))
を作動させる(S9)。
【0023】上記読み出される遅れ時間Δt(Δt1
Δt2 、Δt3 )は、基本的には加工機の動作遅れやプ
ラズマアークの応答遅れを考慮して予め設定されスタン
ドオフコントローラ42に記憶させておいたものであ
る。別言すれば、ワーク材質、切断速度、スタンドオ
フ、アーク電圧、その他を考慮し、経験的に複数個又は
リニア関数的に適宜設定した値である。特殊な例とし
て、Δt1 =Δt2 =Δt3の場合も考慮すれば、原則
的に、遅れ時間Δtは少なくとも1個準備すればよい場
合もある。
【0024】例えば、同図は、上述した等速時の遅れ時
間Δtの記載がなく、2個の遅れ時間Δt、Δt
だけで処理した例であるが、これは次の如き構成
る。等速である場合は、元から等速である場合と、加速
後に等速になった場合と、減速後に等速になった場合と
の3通りある。さらに大別すれば、元から等速である
場合と、変化後に等速である場合との2通りとなる。そ
こで同図では、元から等速である場合(S8b1)は勿
論遅れ時間Δtを設けないが、変化後に等速である場合
(S8b2)は、変化(加速又は減速)のために設定し
た遅れ時間Δt、Δtだけ前の速度補正済み目標ア
ーク電圧V0(F(t−Δt))を使用するようにした
ものである。その他、図示しないが、この変化後の等速
である場合は、例えば該スタンドオフコントローラ42
の制御周期Δtを前記遅れ時間Δt、Δtに替え
てもよく、その他各種設定方法がある。
【0025】次にアーク電圧Vを入力し(S10)、こ
れと速度補正済み目標アーク電圧V0(F)とを比較し、ス
タンドオフを変化Δhさせることになる。同図では、ア
ーク電圧Vと速度補正済み目標アーク電圧V0(F)との偏
差(Δe=V0(F(t-Δt)) −V)を演算し、Δe>0な
らば、当該Δeに応じたスタンドオフΔhだけトーチを
遠ざけ(S13a)、Δe=0ならば、該スタンドオフ
h(即ち、h0 )を維持し(S13b)又はΔe<0な
らば、当該Δeに応じたスタンドオフΔhだけトーチを
近づけるようにしている(S13c)。尚、上記V
0(F(t-Δt)) は、本事例であるS6〜S9の過程を経た
速度補正済み目標アーク電圧V0(F)を意味して区分し
た。
【0026】以上のS4からS13までは、切断が終了
するまで該スタンドオフコントローラの制御周期に基づ
きループするものであり、切断が終了すると(S1
4)、ロボットコントローラ57に対してプラズマ停止
及びトーチの離間動作等を指令して、終了するようにな
っている(S16)。
【0027】以下図4は従来技術と上記事例との実験比
較グラフであるが、同図を用いて本事例の効果を説明す
る。同図は、スタンドオフを一定に保ち(即ち、トーチ
高さを固定し)、切断速度のみ変化させた状態での実測
特性値を、従来技術であるスタンドオフ固定式の特性
(範囲A)と、同じく従来技術であるスタンドオフ速度
補正式の特性(範囲B)と、本事例の実験特性(範囲
C)とを順次並べたものである。
【0028】各特性グラフは上から順に、トーチ補正信
号Δh、アーク電圧V、切断速度補正ΔF及び切断速度
Fの有無又は入出力の状態を示す。ところでスタンドオ
フを一定に保ったのであるから、スタンドオフ固定式は
別としても、スタンドオフ速度補正式と、上記事例とは
トーチ補正信号Δhが変動してはならない(即ち、各ト
ーチ補正信号Δhの特性グラフはフラットであるべきで
ある)。詳しくは次の通りである。
【0029】スタンドオフ固定式(範囲A)は、加速時
(a1〜a2)も、減速時(a3〜a4)も、さらに等
速域に移った後も、トーチ補正信号Δh1、Δh2が顕
著に現れてしまう。これは、スタンドオフ固定式が速度
補正も遅れ時間補正もなされていないためによる当然の
結果である。かかるトーチ補正信号Δh1、Δh2を無
くすためのスタンドオフ速度補正式が本出願人によって
先に提案された訳であるが、このスタンドオフ速度補正
式(範囲B)でも、加速時(b1〜b2)も、減速時
(b3〜b4)も、さらに等速域に移った後も、上記Δ
h1、Δh2よりも小さくなってはいるものの、トーチ
補正信号Δh3、Δh4が現れている。この信号Δh
3、Δh4を無くすのが本事例の目的であるが、範囲C
に示す通り、本事例によれば、さらに遅れ時間補正Δt
も施してあるため、加速時(c1〜c2)も、減速時
(c3〜c4)も、さらに等速域に移った後も、トーチ
補正信号Δhの発生が大幅に抑制され、ほぼフラットな
状態となっている。遅れ時間補正Δtをより適切に選べ
ば、さらにフラットな状態となり得ることに疑う余地は
ない。尚、全区間におけるトーチ補正信号Δhの振動
は、該ロボット5の振動によるノイズに起因するものと
考えられ、ロボット5の振動抑制や演算回路等への電磁
波遮断等により、この振動もより低減させられると考え
る。
【0030】即ち、上記事例によれば、例え3次元ロボ
ット等に適用しても、最適スタンドオフh0 を確実に維
持でき、優良なる加工品質を提供できるプラズマ加工機
のスタンドオフ制御装置となり得ることができた。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係わるプ
ラズマ加工機のスタンドオフ制御装置によれば、マイコ
ン4が、加工速度Fの状態により、それぞれの遅れ時間
Δtの後、スタンドオフ速度補正式のプラズマ加工機の
スタンドオフ制御装置に対し、マイコン4が、加工速度
Fの変化時、加速か、減速か又は等速かを判別し、その
各々に対し、別途記憶してなるそれぞれの遅れ時間Δt
の後、前記速度補正済み目標アーク電圧V0(F(t-Δt))
を作動させる構成としたため、加工速度変化時でも、最
適スタンドオフを維持し得るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】事例のプラズマ加工機のスタンドオフ制御装置
の全体ブロック図である。
【図2】事例を搭載したプラズマ切断ロボットの概念図
である。
【図3】事例を含むプラズマ加工機の全体制御フローチ
ャートである。
【図4】プラズマ加工機のスタンドオフ制御装置におい
て、遅れ時間が設定されている本発明と、設定されてい
ない従来技術との比較特性グラフである。
【図5】スタンドオフh1 〜h5 毎の加工速度Fとアー
ク電圧Vの関係特性グラフである。
【符号の説明】
1 トーチ 4 マイコン F 加工速度 h0 最適スタンドオフ Δt 遅れ時間 V アーク電圧 V0 目標アーク電圧 V0(F)0(F(t-Δt)) 時間遅れ処理した速度補正済み
目標アーク電圧

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラズマトーチの加工速度Fを検出する
    加工速度検出手段と、プラズマトーチと被加工材との間
    のアーク電圧Vを検出するアーク電圧検出手段とを有
    し、予め記憶した目標アーク電圧V を加工速度検出手
    段からの加工速度Fによって補正し、この補正した目標
    アーク電圧V o(F) にアーク電圧検出手段からのアー
    ク電圧Vが一致するようにプラズマトーチをワーク方向
    へ移動Δhさせて最適スタンドオフh を維持するプラ
    ズマ加工機のスタンドオフ制御装置において、加工速度
    検出手段からの加工速度Fの変化を監視し、変化が予め
    記憶した変化であるときにその変化に応じて予め定めた
    遅れ時間Δtだけ、前記補正した目標アーク電圧V
    o(F) の作動の開始を遅らせることを特徴とするプラ
    ズマ加工機のスタンドオフ制御装置。
JP8106321A 1996-04-03 1996-04-03 プラズマ加工機のスタンドオフ制御装置 Expired - Lifetime JP2808097B2 (ja)

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