JP2807325B2 - 固体撮像装置 - Google Patents
固体撮像装置Info
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N25/00—Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C27/00—Electric analogue stores, e.g. for storing instantaneous values
- G11C27/04—Shift registers
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- H04N25/00—Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
- H04N25/40—Extracting pixel data from image sensors by controlling scanning circuits, e.g. by modifying the number of pixels sampled or to be sampled
- H04N25/46—Extracting pixel data from image sensors by controlling scanning circuits, e.g. by modifying the number of pixels sampled or to be sampled by combining or binning pixels
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N25/00—Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
- H04N25/70—SSIS architectures; Circuits associated therewith
- H04N25/71—Charge-coupled device [CCD] sensors; Charge-transfer registers specially adapted for CCD sensors
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- Signal Processing (AREA)
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は固体撮像装置に係り、特に低ノイズ化された
固体撮像装置に関する。
固体撮像装置に関する。
(従来の技術) 固体撮像装置にとって感度は最も重要な性能である。
特に多画素素子では、画素高密度化が必要である。画素
が小さくなると1個の画素に入ってくる光量が減り、こ
れにより信号電荷数が少なくなってノイズが増える問題
がある。
特に多画素素子では、画素高密度化が必要である。画素
が小さくなると1個の画素に入ってくる光量が減り、こ
れにより信号電荷数が少なくなってノイズが増える問題
がある。
第11図に固体撮像装置の概略構成図を示す。
画像に対応する信号電荷を蓄積する多数の画素10が水
平および垂直に配列される。画素の垂直アレイに隣接し
て垂直CCDレジスタ1021〜102Nが配置されている。垂直C
CDレジスタ1021〜102Nは画素10から送り込まれる信号電
荷を垂直方向に転送する。垂直CCDレジスタ1021〜102N
の出力端は水平CCDレジスタ103に近接しており、垂直転
送電荷がこの水平レジスタ103に送り込まれる。水平レ
ジスタ103は垂直CCDレジスタ1021〜102からの信号電荷
を水平方向に転送する。水平レジスタ103に信号電荷検
出部104が接続され、これは水平レジスタ103から送り込
まれる信号電荷を検出し、画像信号として出力する。
平および垂直に配列される。画素の垂直アレイに隣接し
て垂直CCDレジスタ1021〜102Nが配置されている。垂直C
CDレジスタ1021〜102Nは画素10から送り込まれる信号電
荷を垂直方向に転送する。垂直CCDレジスタ1021〜102N
の出力端は水平CCDレジスタ103に近接しており、垂直転
送電荷がこの水平レジスタ103に送り込まれる。水平レ
ジスタ103は垂直CCDレジスタ1021〜102からの信号電荷
を水平方向に転送する。水平レジスタ103に信号電荷検
出部104が接続され、これは水平レジスタ103から送り込
まれる信号電荷を検出し、画像信号として出力する。
第12図に従来の固体撮像装置の電荷検出部付近の模式
図(a図)、出力波形(b図)、信号ノイズ比S/Nと信
号電荷数NSの関係図(c図)を示す。
図(a図)、出力波形(b図)、信号ノイズ比S/Nと信
号電荷数NSの関係図(c図)を示す。
a図に示すように電荷検出部はよく知られているフロ
ーティング・ディフージョン(以下FDと呼ぶ)形であ
り、信号電荷を転送電極1051,1052…105n-1,105n(通常
1段の転送段数は複数の転送電極より構成されている)
のチャネルに沿って転送された出力電極106を経てFD部1
08に注入される。この電荷パケット注入によりFD部108
の電位が変調され、この電位をアンプAO107で検知して
出力V00として信号が読み出される。
ーティング・ディフージョン(以下FDと呼ぶ)形であ
り、信号電荷を転送電極1051,1052…105n-1,105n(通常
1段の転送段数は複数の転送電極より構成されている)
のチャネルに沿って転送された出力電極106を経てFD部1
08に注入される。この電荷パケット注入によりFD部108
の電位が変調され、この電位をアンプAO107で検知して
出力V00として信号が読み出される。
この間リセットゲートRGはオフ状態で、信号電荷パケ
ットは次の信号電荷パケットがFDに注入される前にRGを
オンにしてリセット・ドレインRDより除去される。この
動作を転送電極1051,1052…105n-1,105nに印加するクロ
ックパルスに同期して繰り返すとb図に示すような出力
波形V00が得られる。出力信号S1,S2,S′2,S3,S4,S5,S′
5,S″5,S6,(ここでS2とS′2、S5とS′5とS″5は
それぞれ出力値が同じことを意味している)は信号電荷
数NSに比例している。信号電荷数NS(正確には転送され
てくる電荷数、この説明では判り易く暗時電荷は無いと
している)に対して、この信号電荷自身が持つノイズ等
価電子数は である。すなわち、S/Nは となり、c図に示すようにNSが小さくなると共にS/Nが
低下する。
ットは次の信号電荷パケットがFDに注入される前にRGを
オンにしてリセット・ドレインRDより除去される。この
動作を転送電極1051,1052…105n-1,105nに印加するクロ
ックパルスに同期して繰り返すとb図に示すような出力
波形V00が得られる。出力信号S1,S2,S′2,S3,S4,S5,S′
5,S″5,S6,(ここでS2とS′2、S5とS′5とS″5は
それぞれ出力値が同じことを意味している)は信号電荷
数NSに比例している。信号電荷数NS(正確には転送され
てくる電荷数、この説明では判り易く暗時電荷は無いと
している)に対して、この信号電荷自身が持つノイズ等
価電子数は である。すなわち、S/Nは となり、c図に示すようにNSが小さくなると共にS/Nが
低下する。
固体撮像装置としては、例えば動画用としてハイビジ
ョン、静止画用として電子カメラなどがある。ハイビジ
ョン用は高解像度が要求される。通常、感光部面積が決
められていて、その中で解像度を上げようとすると画素
面積が小さくなる。
ョン、静止画用として電子カメラなどがある。ハイビジ
ョン用は高解像度が要求される。通常、感光部面積が決
められていて、その中で解像度を上げようとすると画素
面積が小さくなる。
単位面積当たりの光量が同じだとNSが減少してS/Nが
低下する。電子カメラ用においてはノイズがrms値でな
くピーク値になるため、S/N向上に対する要求は更に大
きい。例えばアンプA0のノイズをゼロにしてもNSで決ま
るノイズは残る。ハイビジョン、電子カメラ用において
NSが10個、100個レベルの信号をS/N良く再生したいとい
う要求は高いが、実際は前述のごとくNS自体の本質的ゆ
らぎによるノイズS/Nが決められており、大きい問題で
ある。
低下する。電子カメラ用においてはノイズがrms値でな
くピーク値になるため、S/N向上に対する要求は更に大
きい。例えばアンプA0のノイズをゼロにしてもNSで決ま
るノイズは残る。ハイビジョン、電子カメラ用において
NSが10個、100個レベルの信号をS/N良く再生したいとい
う要求は高いが、実際は前述のごとくNS自体の本質的ゆ
らぎによるノイズS/Nが決められており、大きい問題で
ある。
(発明が解決しようとする課題) 以上の様に従来の固体撮像装置においては、信号電荷
自体がもつゆらぎによるノイズでS/Nが決められる問題
があった。
自体がもつゆらぎによるノイズでS/Nが決められる問題
があった。
本発明はこの様な課題を解決する固体撮像装置を提供
することを目的とする。
することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は上記事情に鑑みて為されたもので光画像を信
号電荷として出力する撮像手段と、この撮像手段に接続
され信号電荷を転送する複数の転送段から成る電荷転送
手段と、この転送段の複数の位置に設けられた転送され
た信号電荷を非破壊で複数の信号出力として読み出す手
段と、この読み出された複数の信号出力の差を検知する
手段と、この検知された信号に基づき複数の信号電荷を
信号電荷加算部にて加算し出力信号として読み出す手段
と、この信号電荷の加算により空信号となった出力信号
列に加算された出力信号を入れ込む手段と、加算された
出力信号列及び加算された出力信号が入れ込まれた出力
信号列の出力信号レベルを加算段数に応じて低減する手
段とを具備したことを特徴とする固体撮像装置を提供す
る。
号電荷として出力する撮像手段と、この撮像手段に接続
され信号電荷を転送する複数の転送段から成る電荷転送
手段と、この転送段の複数の位置に設けられた転送され
た信号電荷を非破壊で複数の信号出力として読み出す手
段と、この読み出された複数の信号出力の差を検知する
手段と、この検知された信号に基づき複数の信号電荷を
信号電荷加算部にて加算し出力信号として読み出す手段
と、この信号電荷の加算により空信号となった出力信号
列に加算された出力信号を入れ込む手段と、加算された
出力信号列及び加算された出力信号が入れ込まれた出力
信号列の出力信号レベルを加算段数に応じて低減する手
段とを具備したことを特徴とする固体撮像装置を提供す
る。
(作 用) この様に本発明では、電荷転送手段の複数の位置に設
けられ信号電荷を非破壊で複数の信号出力として読み出
す手段により読み出された信号電荷の信号出力の差を検
知し、この検知信号に基づき信号電荷の加算を行なって
いる。ここでノイズは、出力部ノイズ又は外部回路ノイ
ズが支配的であり、これらノイズは加算回数に関係なく
一定であるのに対し、信号は加算回数に比例して増加す
るため、SNは加算回数に比例して向上される。
けられ信号電荷を非破壊で複数の信号出力として読み出
す手段により読み出された信号電荷の信号出力の差を検
知し、この検知信号に基づき信号電荷の加算を行なって
いる。ここでノイズは、出力部ノイズ又は外部回路ノイ
ズが支配的であり、これらノイズは加算回数に関係なく
一定であるのに対し、信号は加算回数に比例して増加す
るため、SNは加算回数に比例して向上される。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第1図は本発明の第1の実施例の固体撮像装置信号電
荷検出部の概略構成図である。なお信号電荷検出部以外
は第10図に示した固体撮像装置と同一の構成をとってい
る。
荷検出部の概略構成図である。なお信号電荷検出部以外
は第10図に示した固体撮像装置と同一の構成をとってい
る。
半導体基板1上には、転送電極2,3,41,42,5,6,出力電
極7リセットゲート8が形成されている。出力電極7に
は通常直流電圧が印加されている。また、出力電極7と
リセットゲートRG8に挟まれてFD部9が形成され、ここ
では通常のフローティング・ディフージョンを用いて信
号電荷を検出している。また、リセットゲート8に隣接
してリセットドレイン(RD)10が形成されている。隣接
した転送電極41,42にはそれぞれ信号電荷パケットを破
壊することなく取り出すアンプ111,112が接続されてい
る。更に、このアンプ111,112の出力は連続した2つの
信号電荷パケットの信号レベル差を検知する信号レベル
差検知回路12に接続されている。この信号レベル差検知
回路12の第1の出力P1はゲート回路13に接続され、更に
このゲート回路13の出力は、転送電極6に接続され、同
一レベルで連続した複数段の信号電荷パケットの加算の
際の制御が行なわれる。転送電極6で加算された信号電
荷は出力電荷7を介してFD部91供給される。この加算さ
れた信号電荷は遅延線14と一時メモリ15に供給される。
また、信号レベル差検知回路12の第2の出力P2は一時メ
モリ15に接続され、この第2の出力信号のタイミングに
基づき、一時メモリ15に格納された信号電荷と遅延線14
に供給された信号電荷の加算が行なわれる。この加算さ
れた信号電荷はゲイン制御回路16に供給され、信号レベ
ル差検知回路12の第3の出力信号P3に基づき所定のレベ
ルに変換される。
極7リセットゲート8が形成されている。出力電極7に
は通常直流電圧が印加されている。また、出力電極7と
リセットゲートRG8に挟まれてFD部9が形成され、ここ
では通常のフローティング・ディフージョンを用いて信
号電荷を検出している。また、リセットゲート8に隣接
してリセットドレイン(RD)10が形成されている。隣接
した転送電極41,42にはそれぞれ信号電荷パケットを破
壊することなく取り出すアンプ111,112が接続されてい
る。更に、このアンプ111,112の出力は連続した2つの
信号電荷パケットの信号レベル差を検知する信号レベル
差検知回路12に接続されている。この信号レベル差検知
回路12の第1の出力P1はゲート回路13に接続され、更に
このゲート回路13の出力は、転送電極6に接続され、同
一レベルで連続した複数段の信号電荷パケットの加算の
際の制御が行なわれる。転送電極6で加算された信号電
荷は出力電荷7を介してFD部91供給される。この加算さ
れた信号電荷は遅延線14と一時メモリ15に供給される。
また、信号レベル差検知回路12の第2の出力P2は一時メ
モリ15に接続され、この第2の出力信号のタイミングに
基づき、一時メモリ15に格納された信号電荷と遅延線14
に供給された信号電荷の加算が行なわれる。この加算さ
れた信号電荷はゲイン制御回路16に供給され、信号レベ
ル差検知回路12の第3の出力信号P3に基づき所定のレベ
ルに変換される。
第2図は本発明の第1の実施例の信号電荷検出部を用
いた場合の検出部の各部の出力信号波形である。
いた場合の検出部の各部の出力信号波形である。
転送電極6下チャネルで加算がない場合のFD部9出力
をV00とする。ここでは例えば信号出力S1,S2,S′2,S3,S
4,S5,S′5,S″5,S6とあり、その中でS2とS′2、S5、
とS′5とS″5が同じ出力値を持っているとする。こ
の同じ出力値であることを信号レベル差検知回路12で検
知して、検知信号によりゲート回路13を制御して転送電
極6にてS2とS′2の信号電荷を、そしてS5,S′5,S″
5の信号電荷を加算する。この加算動作により波形V01
のようになり、V00におけるS2のところの出力はなく、
S′2の出るタイミングでの出力S′a2はS2の2倍にな
る。同様にV00におけるS5,S′5のところの出力はなく
S″5の出るタイミングでの出力S′a5はS5の3倍にな
る。V01の信号は遅延線14と一時メモリ15に入力され
る。一時メモリ15は一ライン又は一フィールドの容量を
もっている。V01におけるS2,S5,S′5対応するタイミン
グに一時メモリ4よりS2時には信号出力S″a2をS5,S′
5時にはS″a5を出力V01を遅延した信号に加算するこ
とによって一ライン又は一フィールド後の出力V02を得
る。次にS″a2、S′a2の出力を1/2にS′a5,S″a5,S
a5の出力を1/3にゲイン制御回路16にて行い、出力V03
を得る。これによりV00においての信号出力S2,S′2,S5,
S′5,S″5,Sa2,Sa5に変換される。
をV00とする。ここでは例えば信号出力S1,S2,S′2,S3,S
4,S5,S′5,S″5,S6とあり、その中でS2とS′2、S5、
とS′5とS″5が同じ出力値を持っているとする。こ
の同じ出力値であることを信号レベル差検知回路12で検
知して、検知信号によりゲート回路13を制御して転送電
極6にてS2とS′2の信号電荷を、そしてS5,S′5,S″
5の信号電荷を加算する。この加算動作により波形V01
のようになり、V00におけるS2のところの出力はなく、
S′2の出るタイミングでの出力S′a2はS2の2倍にな
る。同様にV00におけるS5,S′5のところの出力はなく
S″5の出るタイミングでの出力S′a5はS5の3倍にな
る。V01の信号は遅延線14と一時メモリ15に入力され
る。一時メモリ15は一ライン又は一フィールドの容量を
もっている。V01におけるS2,S5,S′5対応するタイミン
グに一時メモリ4よりS2時には信号出力S″a2をS5,S′
5時にはS″a5を出力V01を遅延した信号に加算するこ
とによって一ライン又は一フィールド後の出力V02を得
る。次にS″a2、S′a2の出力を1/2にS′a5,S″a5,S
a5の出力を1/3にゲイン制御回路16にて行い、出力V03
を得る。これによりV00においての信号出力S2,S′2,S5,
S′5,S″5,Sa2,Sa5に変換される。
以上に示した様な信号電荷の加算方法によれば、以下
に示した様にS/Nの向上をはかることができる。即ち、
暗時出力が十分に小さいとするとノイズは出力部ノイ
ズ、または外部回路ノイズで決められることになる。こ
れらノイズは加算回数に関係なく一定であり、十分低く
出来る。このためS′a2,S′a5のS/Nは加算段数に比例
して向上される。また、前述のゲイン制御回路での処理
でのノイズ発生はここで議論している信号レベルでは問
題にならないように下げられる。これによって再生画像
のS/N向上が行われる。特に信号電荷の少ない、例えば
暗い被写体を撮像してい場合に対して画質向上の効果が
大きい。具体的には信号電荷パケット自体のゆらぎによ
るノイズが前述した出力部ノイズ、外部回路ノイズに対
して大きく、再生画像のノイズ・レベルを支配的してい
るような場合において本発明は画質改善効果が大きい。
実際の1枚の画像の中に明るい所、暗い所が混在してお
り、特に暗い部分のS/N向上が画面全体の画質向上に繋
がる。
に示した様にS/Nの向上をはかることができる。即ち、
暗時出力が十分に小さいとするとノイズは出力部ノイ
ズ、または外部回路ノイズで決められることになる。こ
れらノイズは加算回数に関係なく一定であり、十分低く
出来る。このためS′a2,S′a5のS/Nは加算段数に比例
して向上される。また、前述のゲイン制御回路での処理
でのノイズ発生はここで議論している信号レベルでは問
題にならないように下げられる。これによって再生画像
のS/N向上が行われる。特に信号電荷の少ない、例えば
暗い被写体を撮像してい場合に対して画質向上の効果が
大きい。具体的には信号電荷パケット自体のゆらぎによ
るノイズが前述した出力部ノイズ、外部回路ノイズに対
して大きく、再生画像のノイズ・レベルを支配的してい
るような場合において本発明は画質改善効果が大きい。
実際の1枚の画像の中に明るい所、暗い所が混在してお
り、特に暗い部分のS/N向上が画面全体の画質向上に繋
がる。
なお、本実施例において転送電極5は、転送電極4,42
下のチャネルから非破壊でとり出された信号がアンプ11
1,112,信号レベル差検出回路12,ゲート回路13を介して
転送電極6に供給されるタイミングと転送電極4下のチ
ャネルの信号電荷が順次転送され転送電極6下のチャネ
ルに到達するタイミングを合わせるために用いられてお
り、必ずしも1個である必要はなく複数個あってもよ
い。
下のチャネルから非破壊でとり出された信号がアンプ11
1,112,信号レベル差検出回路12,ゲート回路13を介して
転送電極6に供給されるタイミングと転送電極4下のチ
ャネルの信号電荷が順次転送され転送電極6下のチャネ
ルに到達するタイミングを合わせるために用いられてお
り、必ずしも1個である必要はなく複数個あってもよ
い。
また、信号レベル差検知回路12からはどの画素番地の
信号がどれだけ連続しているかの信号が得られるので、
この信号を端子V04より取り出し、これを画像データ圧
縮信号として用いることができる。
信号がどれだけ連続しているかの信号が得られるので、
この信号を端子V04より取り出し、これを画像データ圧
縮信号として用いることができる。
また、信号レベル差を検出するための電極は2個の場
合について述べたが3個以上の転送電極を用いて信号電
荷レベルの比較を行なってもよい。
合について述べたが3個以上の転送電極を用いて信号電
荷レベルの比較を行なってもよい。
更に、加算に用いられる転送電極6は1個の場合につ
いて述べたが、複数電極で構成されていてもよい。
いて述べたが、複数電極で構成されていてもよい。
第3図は、本発明の信号電荷検出部の各電極に印加す
る電圧とその時の電位ポテンシャルを示した図である。
る電圧とその時の電位ポテンシャルを示した図である。
第3図(a)は、転送電極6下のチャネルにおいて信
号電荷が加算されない場合の各電極に印加する電圧を示
している。転送電極5には例えば電位差Vhの矩形パルス
が印加されている。また、転送電極6及び出力電極7に
は各々例えば電位差Vh/4,Vh/2の直流電圧が印加されて
いる。この際の電位ポテンシャルは第3図(b)の様に
なり、転送電極5下のチャネルに蓄積された信号電荷
は、次のタイミングでFD部9へ転送される。
号電荷が加算されない場合の各電極に印加する電圧を示
している。転送電極5には例えば電位差Vhの矩形パルス
が印加されている。また、転送電極6及び出力電極7に
は各々例えば電位差Vh/4,Vh/2の直流電圧が印加されて
いる。この際の電位ポテンシャルは第3図(b)の様に
なり、転送電極5下のチャネルに蓄積された信号電荷
は、次のタイミングでFD部9へ転送される。
第3図(c)は転送電極6下のチャネルにおいて信号
電荷が加算される場合の各電極に印加する電圧を示して
いる。転送電極5には例えば電位差Vhの矩形パルスが印
加されている。また、転送電極6には、信号レベル差検
出回路12の出力信号によりゲート回路13が制御され所定
期間のみ電位差が2Vhに設定される。今の場合、同レベ
ルで2段の信号電荷が検知されたものとしている。ま
た、出力電極7には、電位差Vh/2の直流電圧が印加され
ている。この際の電位ポテンシャルは第3図(d)の様
になり、転送電極5下のチャネルに蓄積された信号電荷
は、T1のタイミングで転送電極6下のチャネルに蓄積さ
れ、更にT2のタイミングで再び転送電極6下のチャネル
に蓄積されることにより信号電荷の加算が行なわれるこ
とになる。
電荷が加算される場合の各電極に印加する電圧を示して
いる。転送電極5には例えば電位差Vhの矩形パルスが印
加されている。また、転送電極6には、信号レベル差検
出回路12の出力信号によりゲート回路13が制御され所定
期間のみ電位差が2Vhに設定される。今の場合、同レベ
ルで2段の信号電荷が検知されたものとしている。ま
た、出力電極7には、電位差Vh/2の直流電圧が印加され
ている。この際の電位ポテンシャルは第3図(d)の様
になり、転送電極5下のチャネルに蓄積された信号電荷
は、T1のタイミングで転送電極6下のチャネルに蓄積さ
れ、更にT2のタイミングで再び転送電極6下のチャネル
に蓄積されることにより信号電荷の加算が行なわれるこ
とになる。
第4図は、本発明の第2の実施例の電荷転送素子を用
いた半導体装置の信号電荷検出部の概略構成図である。
いた半導体装置の信号電荷検出部の概略構成図である。
これは単板カラーCCDのように同じ色信号を得る画素
が飛び飛びに配列されている例である。転送電極22,2
41,23,242,25,28,261,262,出力電極271,272がありその
内241,242下のチャネルにある信号電荷パケットが破壊
することなくアンプ111,112を介して取り出されてい
る。ここで241と242は1段の転送電極23を挟んで離れて
いる。271,272にはDC電圧が印加されている。ゲート電
極29は転送電極22,241,23,242,25,28下のチャネルを転
送されてきた信号電荷を転送電極261側へ転送するか転
送電極262側へ転送するかを制御している。ゲート電極2
9をオフにして全ての信号電荷を出力アンプ30から第5
図に示した出力V00のように信号Sg1,Sr1,Sg2,Sr2,Sg3,S
r3,Sg4が読み出されているとし、Sg3とSg4、Sr2とSr3が
同じ信号値であるとする。Sg1,Sg2,Sg3,Sg4が緑(G)
信号、Sr1,Sr2,Sr3が赤(R)信号とする。ゲート電極2
9に印加するパルス電圧を制御してアンプ30からはSg1,S
g2,Sg3,Sg4が、アンプ31からはSr1,Sr2,Sr3が出力させ
る。以下、ノイズ低減処理は第1図と同じく信号レベル
差検知回路12で信号レベル差を検知して、ゲート回路13
により転送電極261、262下のチャネルでの信号電荷パケ
ットの加算回数を制御する。これで得られた信号出力列
への加算信号の埋め込み処理を遅延線14と一時メモリ15
を用いて行う。次ぎにゲイン制御回路16で前述の加算信
号出力を所定の出力値に戻す。これにより第5図の信号
出力Vg,Vr示す信号出力Sg1,Sg2,S′g3,S′g3(S′g3は
低ノイズ化されている)、Sr1,S′r3,S′r2(S′r2は
低ノイズ化されている)を得る。
が飛び飛びに配列されている例である。転送電極22,2
41,23,242,25,28,261,262,出力電極271,272がありその
内241,242下のチャネルにある信号電荷パケットが破壊
することなくアンプ111,112を介して取り出されてい
る。ここで241と242は1段の転送電極23を挟んで離れて
いる。271,272にはDC電圧が印加されている。ゲート電
極29は転送電極22,241,23,242,25,28下のチャネルを転
送されてきた信号電荷を転送電極261側へ転送するか転
送電極262側へ転送するかを制御している。ゲート電極2
9をオフにして全ての信号電荷を出力アンプ30から第5
図に示した出力V00のように信号Sg1,Sr1,Sg2,Sr2,Sg3,S
r3,Sg4が読み出されているとし、Sg3とSg4、Sr2とSr3が
同じ信号値であるとする。Sg1,Sg2,Sg3,Sg4が緑(G)
信号、Sr1,Sr2,Sr3が赤(R)信号とする。ゲート電極2
9に印加するパルス電圧を制御してアンプ30からはSg1,S
g2,Sg3,Sg4が、アンプ31からはSr1,Sr2,Sr3が出力させ
る。以下、ノイズ低減処理は第1図と同じく信号レベル
差検知回路12で信号レベル差を検知して、ゲート回路13
により転送電極261、262下のチャネルでの信号電荷パケ
ットの加算回数を制御する。これで得られた信号出力列
への加算信号の埋め込み処理を遅延線14と一時メモリ15
を用いて行う。次ぎにゲイン制御回路16で前述の加算信
号出力を所定の出力値に戻す。これにより第5図の信号
出力Vg,Vr示す信号出力Sg1,Sg2,S′g3,S′g3(S′g3は
低ノイズ化されている)、Sr1,S′r3,S′r2(S′r2は
低ノイズ化されている)を得る。
なお、本実施例においてはG信号とR信号の例につい
て述べたが、G信号とB信号の場合も同様の方法により
SNを向上させることができる。
て述べたが、G信号とB信号の場合も同様の方法により
SNを向上させることができる。
また、本実施例においては、同じ色信号を得る画素が
1つとびに配列されている為、転送電極241と242の間に
は、1個の転送電極23しか配置されていないが、例えば
RGB信号の様に同じ色信号を得る誤差が2つとびに配列
されている場合は、転送電極241と242の間には、2個の
転送電極を配置すればよい。
1つとびに配列されている為、転送電極241と242の間に
は、1個の転送電極23しか配置されていないが、例えば
RGB信号の様に同じ色信号を得る誤差が2つとびに配列
されている場合は、転送電極241と242の間には、2個の
転送電極を配置すればよい。
また、加算に用いられる転送電極261,262は、それぞ
れ1個の場合について述べたが、複数個に分割されてい
てもよい。
れ1個の場合について述べたが、複数個に分割されてい
てもよい。
第6図は、本発明の第3の実施例の電荷転送素子を用
いた半導体装置の信号電荷検出部の概略構成図である。
いた半導体装置の信号電荷検出部の概略構成図である。
これは、2線CCDレジスタに本発明を適用した場合で
ある。
ある。
第一の水平CCDレジスタには転送電極32,33,341,342,3
5,36,出力電極37があり、出力電極37にはDC電圧が印加
されている。第二の水平CCDレジスタには転送電極42,4
3,441,442,45,46,出力電極47があり、出力電極47にはDC
電圧が印加されている。それぞれの出力はアンプ481,48
2を介して読み出される。信号レジスタ差検知回路12に
より転送電極341と342下にある信号電荷レベル差、そし
て転送電極441と442での信号電荷レベル差を検出する。
本信号レベル差検知回路は同時に341と441の信号電荷レ
ベル差をも検知出来る。ここで、第1の水平CCDレジス
タと第2水平のCCDレジスタにおいて同じ信号電荷レベ
ルの画素信号電荷パケットの加算を第1図で説明したと
同様の方法で行うと第1の水平CCDレベルからは第7図
に示す用に出力V01(信号S1,S′a2,S3,S4,S′a5,S6,こ
こでS′a2,S′a5はそれぞれ2段、3段画素に加算を行
っている)、第2の水平CCDレジスタからはV′01(信
号S7,S8,S9,S10,S11,S12,S′a13,S14ここでS′a13は2
段画素加算を行っている)を得る。この後、第1図と同
じく低ノイズ画素信号埋め込みと、ゲイン制御により低
ノイズ化をおこなってもよい。その他、同じ信号電荷レ
ベル画素は2次元的に隣接してある事が多い点を考慮し
て、第1と第2のCCDレジスタの加算信号電荷レベルが
同じ場合、加算画素段数の多い信号を選び、それぞれ埋
め込む。これによって、画像全体のS/N向上を行う。出
力V01,V′01においては、S′a5とS′a13の1画素信号
電荷レベルが同じであり、この場合は加算段数の多い
S′a5の信号を選び第7図のV03、V′03におけるSa5と
する。その他、2段画素加算のSa2は本発明の第1図の
実施例と同じ処理方法での低ノイズ化を行っている。
5,36,出力電極37があり、出力電極37にはDC電圧が印加
されている。第二の水平CCDレジスタには転送電極42,4
3,441,442,45,46,出力電極47があり、出力電極47にはDC
電圧が印加されている。それぞれの出力はアンプ481,48
2を介して読み出される。信号レジスタ差検知回路12に
より転送電極341と342下にある信号電荷レベル差、そし
て転送電極441と442での信号電荷レベル差を検出する。
本信号レベル差検知回路は同時に341と441の信号電荷レ
ベル差をも検知出来る。ここで、第1の水平CCDレジス
タと第2水平のCCDレジスタにおいて同じ信号電荷レベ
ルの画素信号電荷パケットの加算を第1図で説明したと
同様の方法で行うと第1の水平CCDレベルからは第7図
に示す用に出力V01(信号S1,S′a2,S3,S4,S′a5,S6,こ
こでS′a2,S′a5はそれぞれ2段、3段画素に加算を行
っている)、第2の水平CCDレジスタからはV′01(信
号S7,S8,S9,S10,S11,S12,S′a13,S14ここでS′a13は2
段画素加算を行っている)を得る。この後、第1図と同
じく低ノイズ画素信号埋め込みと、ゲイン制御により低
ノイズ化をおこなってもよい。その他、同じ信号電荷レ
ベル画素は2次元的に隣接してある事が多い点を考慮し
て、第1と第2のCCDレジスタの加算信号電荷レベルが
同じ場合、加算画素段数の多い信号を選び、それぞれ埋
め込む。これによって、画像全体のS/N向上を行う。出
力V01,V′01においては、S′a5とS′a13の1画素信号
電荷レベルが同じであり、この場合は加算段数の多い
S′a5の信号を選び第7図のV03、V′03におけるSa5と
する。その他、2段画素加算のSa2は本発明の第1図の
実施例と同じ処理方法での低ノイズ化を行っている。
第8図は本発明の第4の実施例の電荷転送素子を用い
た半導体装置の信号電荷検出部の概略構成図である。
た半導体装置の信号電荷検出部の概略構成図である。
CCDレジスタの転送電極541,542下のチャネルの信号電
荷レベルを信号レベル差検出回路12で検出し、連続した
画素信号が同じの場合ゲート制御回路13により転送電極
56で複数段の画素信号電荷パケットを加算する。転送電
極561と転送電極542の間には少なくとも1段以上の転送
電極55がある。CCDの出力はアンプ59を介して読み出さ
れる。該出力は1画素信号期間だけ時間遅延する遅延線
DLを複数設ける。それぞれのDL間の出力はアンプ601,60
2,603,604,605,606を介して、サンプル・ホールド回路6
11,612,613,614,615,616とスイッチ621,622,623,624,62
5,626を通じて、出力アンプ63、出力端64から読み出さ
れる。サンプル・ホールド回路のオン、オフを制御する
サンプル・パルス発生回路65、スイッチを選択して切り
替えるためのスイッチ切り替え回路66がある。信号電荷
の加算処理を行なわない場合、ゲイン1のアンプ606よ
りサンプル・ホールド回路616,スイッチ626を通じて出
力アンプ63,出力端64から読み出される。
荷レベルを信号レベル差検出回路12で検出し、連続した
画素信号が同じの場合ゲート制御回路13により転送電極
56で複数段の画素信号電荷パケットを加算する。転送電
極561と転送電極542の間には少なくとも1段以上の転送
電極55がある。CCDの出力はアンプ59を介して読み出さ
れる。該出力は1画素信号期間だけ時間遅延する遅延線
DLを複数設ける。それぞれのDL間の出力はアンプ601,60
2,603,604,605,606を介して、サンプル・ホールド回路6
11,612,613,614,615,616とスイッチ621,622,623,624,62
5,626を通じて、出力アンプ63、出力端64から読み出さ
れる。サンプル・ホールド回路のオン、オフを制御する
サンプル・パルス発生回路65、スイッチを選択して切り
替えるためのスイッチ切り替え回路66がある。信号電荷
の加算処理を行なわない場合、ゲイン1のアンプ606よ
りサンプル・ホールド回路616,スイッチ626を通じて出
力アンプ63,出力端64から読み出される。
第9図に第8図の回路構成にて連続して6画素の信号
電荷レベルが同じ場合における、パルス波形、信号波形
を示す。出力アンプ59での出力OSでは第1図で説明した
と同様な信号電荷パケット加算処理により出力信号列Q
1,Q2,Q3,Q4,Q5,Q6,Q7,Q8,Q9,Q10を得る。ここで、Q3は
同じ信号電荷レベルが6画素連続している場合で6画素
分の信号電荷パケットを加算した信号出力である。この
場合、アンプ601のゲインは1/6であり、アンプ606のゲ
インは1である。アンプ601後の信号出力はb図のよう
にQ3の出力値の1/6の値、即ち本来の出力値になってい
る。だが、この出力のS/Nは6倍に向上している。ここ
でc図に示すようにS/H1〜S/H6をオンするパルス列P1〜
P10をパルス発生回路65より発生する。
電荷レベルが同じ場合における、パルス波形、信号波形
を示す。出力アンプ59での出力OSでは第1図で説明した
と同様な信号電荷パケット加算処理により出力信号列Q
1,Q2,Q3,Q4,Q5,Q6,Q7,Q8,Q9,Q10を得る。ここで、Q3は
同じ信号電荷レベルが6画素連続している場合で6画素
分の信号電荷パケットを加算した信号出力である。この
場合、アンプ601のゲインは1/6であり、アンプ606のゲ
インは1である。アンプ601後の信号出力はb図のよう
にQ3の出力値の1/6の値、即ち本来の出力値になってい
る。だが、この出力のS/Nは6倍に向上している。ここ
でc図に示すようにS/H1〜S/H6をオンするパルス列P1〜
P10をパルス発生回路65より発生する。
ここでQ3までの期間オン・パルスP1〜P8を発生して、
続いた6画素期間はオフ、そしてP9、P10とオン・パル
スが続く。これにより、サンプル・ホールド回路611の
出力はd図のようにQ1,Q2、そしてQ3出力タイミング以
後6画素期間の出力ホールドされる。それから、e図、
f図に示すようにQ3前の画素信号期間SW1はオフ、SW6は
オン、続く6画素期間はSW1はオン、SW6はオフ、続いて
SW1がオフ、SW6がオンとする。
続いた6画素期間はオフ、そしてP9、P10とオン・パル
スが続く。これにより、サンプル・ホールド回路611の
出力はd図のようにQ1,Q2、そしてQ3出力タイミング以
後6画素期間の出力ホールドされる。それから、e図、
f図に示すようにQ3前の画素信号期間SW1はオフ、SW6は
オン、続く6画素期間はSW1はオン、SW6はオフ、続いて
SW1がオフ、SW6がオンとする。
この期間では他のスイッチSW2〜SW5はオフである。こ
れによって、出力端23での出力V0はg図に示すようにQ
1,Q2に続いて低ノイズ化された6画素出力Q3/6、次ぎに
Q4、Q5となる。これによって第1図と同じ低ノイズ化処
理が出来る。
れによって、出力端23での出力V0はg図に示すようにQ
1,Q2に続いて低ノイズ化された6画素出力Q3/6、次ぎに
Q4、Q5となる。これによって第1図と同じ低ノイズ化処
理が出来る。
以上、同じ信号電荷レベルが6画素連続している場合
について述べたが、2画素〜5画素連続して同じ信号電
荷レベルの画素があった場合も同様の方法で低ノイズ化
処理が可能である。
について述べたが、2画素〜5画素連続して同じ信号電
荷レベルの画素があった場合も同様の方法で低ノイズ化
処理が可能である。
ここでアンプ602,603,604,605のゲインは各々1/5,1/
4,1/3,1/2とする。例えば2画素の場合はSW5とSW6を切
り替えて、2画素信号期間DLを通した信号出力とで低ノ
イズ処理を行えばよい。同様に3画素連続の場合はSW6
とSW4で、4画素連続の場合はSW6とSW3で、5画素連続
の場合はSW6とSW2のスイッチを切り替えて、かつ、サン
プル・パルス発生回路から所定のパルスを発生すれば、
低ノイズ画像を得る事が出来る。ここで、常にSW6から
の信号が基準信号となり、加算回数によりSW1〜SW5のい
ずれかの信号をいれ込んである。また、信号レベル差検
知回路12からの信号により、同一レベルでの信号が何画
素連続したかを知ることが可能となる。
4,1/3,1/2とする。例えば2画素の場合はSW5とSW6を切
り替えて、2画素信号期間DLを通した信号出力とで低ノ
イズ処理を行えばよい。同様に3画素連続の場合はSW6
とSW4で、4画素連続の場合はSW6とSW3で、5画素連続
の場合はSW6とSW2のスイッチを切り替えて、かつ、サン
プル・パルス発生回路から所定のパルスを発生すれば、
低ノイズ画像を得る事が出来る。ここで、常にSW6から
の信号が基準信号となり、加算回数によりSW1〜SW5のい
ずれかの信号をいれ込んである。また、信号レベル差検
知回路12からの信号により、同一レベルでの信号が何画
素連続したかを知ることが可能となる。
以上の実施例は最大6画素加算までの対応であるが、
必要加算段数により遅延線(DL)、アンプ(A)、サン
プル・ホールド回路(S/H)、スイッチ(SW)よりなる
回路ブロックの数を増減すればよい。
必要加算段数により遅延線(DL)、アンプ(A)、サン
プル・ホールド回路(S/H)、スイッチ(SW)よりなる
回路ブロックの数を増減すればよい。
第10図は、本発明の第5の実施例の電荷転送素子を用
いた半導体装置の信号電荷検出部の概略構成図である。
いた半導体装置の信号電荷検出部の概略構成図である。
第8図の本発明の実施例では加算画素数を増やすと共
に遅延線(DL)、アンプ(A)、サンプル・ホールド回
路(S/H)、スイッチ(SW)よりなる回路ブロックの数
を増やさなければならない。これに対して本実施例はこ
のような回路ブロックの数を増やさないで同様な効果を
得る。CCDレジスタの転送電極541,542下のチャネルの信
号電荷レベルを信号レベル差検知回路12で検知し、連続
した画素信号が同じ出力の時、ゲート回路13により転送
電極56で複数段の画素信号電荷パケットを加算する。CC
Dの出力はアンプ59を介して読み出される。これまでは
第7図の実施例と同じである。ここで遅延時間可変遅延
線671と672、ゲイン値可変アンプ681、682を続ける。こ
れらアンプ681、682に繋げてサンプル・ホールド回路69
1、692とスイッチ701、702がある。また、サンプルパル
ス発生回路65、スイッチ切り替え回路66は第7図の場合
と同じである。画素加算信号は信号レベル差検知回路12
の端子Nより出力され、それぞれの定数が可変する671,
672,681、682の端子M1,M2,M3,M4に入力し、これにより
所定の定数に変化することにより、第8図の実施例の場
合と同じ低ノイズ化が出来る。
に遅延線(DL)、アンプ(A)、サンプル・ホールド回
路(S/H)、スイッチ(SW)よりなる回路ブロックの数
を増やさなければならない。これに対して本実施例はこ
のような回路ブロックの数を増やさないで同様な効果を
得る。CCDレジスタの転送電極541,542下のチャネルの信
号電荷レベルを信号レベル差検知回路12で検知し、連続
した画素信号が同じ出力の時、ゲート回路13により転送
電極56で複数段の画素信号電荷パケットを加算する。CC
Dの出力はアンプ59を介して読み出される。これまでは
第7図の実施例と同じである。ここで遅延時間可変遅延
線671と672、ゲイン値可変アンプ681、682を続ける。こ
れらアンプ681、682に繋げてサンプル・ホールド回路69
1、692とスイッチ701、702がある。また、サンプルパル
ス発生回路65、スイッチ切り替え回路66は第7図の場合
と同じである。画素加算信号は信号レベル差検知回路12
の端子Nより出力され、それぞれの定数が可変する671,
672,681、682の端子M1,M2,M3,M4に入力し、これにより
所定の定数に変化することにより、第8図の実施例の場
合と同じ低ノイズ化が出来る。
[発明の効果] 以上述べた様に、本発明によれば同じ信号電荷レベル
の複数個の画素信号電荷パケットをCCD内で加算出来る
ため画素信号のノイズ低減ができる。これからは更に高
解像度が要求され、それに伴い画素サイズが小さくな
る。これにおいては1画素当たりの信号電荷数は単位面
積当たりの光量が同じでも少なくなるため、本発明はこ
こで発生するノイズ低下の問題に対して効果は大きい。
の複数個の画素信号電荷パケットをCCD内で加算出来る
ため画素信号のノイズ低減ができる。これからは更に高
解像度が要求され、それに伴い画素サイズが小さくな
る。これにおいては1画素当たりの信号電荷数は単位面
積当たりの光量が同じでも少なくなるため、本発明はこ
こで発生するノイズ低下の問題に対して効果は大きい。
第1図は本発明の第1の実施例の固体撮像装置の信号電
荷検出部の概略構成図,第2図は、本発明の第1の実施
例の信号電荷検出部各部の出力信号波形、第3図は、本
発明の第2の実施例の信号電荷検出部の各電極に印加す
る電圧とその時の電位ポテンシャルを示した図,第4図
は、本発明の第2の実施例の固体撮像装置の信号電荷検
出部の概略構成図,第5図は、本発明の第2の実施例の
信号電荷検出部各部の出力信号波形,第6図は、本発明
の第3の実施例の固体撮像装置の信号検出部の概略構成
図,第7図は本発明の信号電荷検出部各部の出力信号波
形,第8図は本発明の第4の実施例の固体撮像装置の信
号電荷検出部の概略構成図,第9図は本発明の第4の実
施例の信号電荷検出部の各部の出力信号波形,第10図は
本発明の第5の実施例の固体撮像装置の信号電荷検出部
の概略構成図,第11図は、固体撮像装置の概略構成図,
第12図は、従来例の固体撮像装置の電荷検出部の概略構
成図である。 図において、 1……半導体基板、2,3,4,5,6……転送電極,7……出力
電極,8……リセットゲート,9……FD部,10……リセット
ドレイン,11……アンプ,12……信号レベル差検知回路,1
3……ゲート回路,14……遅延線,15……一時メモリ,16…
…ゲイン制御回路。
荷検出部の概略構成図,第2図は、本発明の第1の実施
例の信号電荷検出部各部の出力信号波形、第3図は、本
発明の第2の実施例の信号電荷検出部の各電極に印加す
る電圧とその時の電位ポテンシャルを示した図,第4図
は、本発明の第2の実施例の固体撮像装置の信号電荷検
出部の概略構成図,第5図は、本発明の第2の実施例の
信号電荷検出部各部の出力信号波形,第6図は、本発明
の第3の実施例の固体撮像装置の信号検出部の概略構成
図,第7図は本発明の信号電荷検出部各部の出力信号波
形,第8図は本発明の第4の実施例の固体撮像装置の信
号電荷検出部の概略構成図,第9図は本発明の第4の実
施例の信号電荷検出部の各部の出力信号波形,第10図は
本発明の第5の実施例の固体撮像装置の信号電荷検出部
の概略構成図,第11図は、固体撮像装置の概略構成図,
第12図は、従来例の固体撮像装置の電荷検出部の概略構
成図である。 図において、 1……半導体基板、2,3,4,5,6……転送電極,7……出力
電極,8……リセットゲート,9……FD部,10……リセット
ドレイン,11……アンプ,12……信号レベル差検知回路,1
3……ゲート回路,14……遅延線,15……一時メモリ,16…
…ゲイン制御回路。
Claims (4)
- 【請求項1】光画像を信号電荷として出力する撮像手段
と、この撮像手段に接続され前記信号電荷を転送する複
数の転送段から成る電荷転送手段と、この転送段の複数
の位置に設けられ前記転送された信号電荷を非破壊で複
数の信号出力として読み出す手段と、この読み出された
複数の信号出力の差を検知する手段と、この検知された
信号に基づき前記複数の信号電荷を信号電荷加算部にて
加算し出力信号として読み出す手段と、この信号電荷の
加算により空信号となった前記出力信号列に前記加算さ
れた出力信号を入れ込む手段と、前記加算された出力信
号列及び前記加算された出力信号が入れ込まれた出力信
号列の出力信号レベルを加算段数に応じて低減する手段
とを具備したことを特徴とする固体撮像装置。 - 【請求項2】電気転送段は2線の水平CCDより構成さ
れ、前記検知された信号に基づき信号加算が行なわれる
場合は第1の水平CCDの加算段数と第2の水平CCDの加算
段数のうち加算段数の多い方の前記水平CCDの出力信号
を空信号となった2線の水平CCDの出力信号列に前記加
算された出力信号として入れ込むことを特徴とする請求
項1記載の固体撮像装置。 - 【請求項3】前記加算された出力信号を入れ込む手段及
び出力信号レベルを低減する手段は、可変遅延線,アン
プ,サンプルホールド回路より構成され、前記検知され
た信号に基づき、加算段数に応じて前記可変遅延線の遅
延量及び前記アンプのゲインを変化させる様にしたこと
を特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。 - 【請求項4】前記複数の信号出力の差を検知する手段に
より検知された信号を信号帯域圧縮信号として用いるこ
とを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2239885A JP2807325B2 (ja) | 1990-09-12 | 1990-09-12 | 固体撮像装置 |
US07/757,614 US5150388A (en) | 1990-09-12 | 1991-09-11 | Solid state image sensing device output |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2239885A JP2807325B2 (ja) | 1990-09-12 | 1990-09-12 | 固体撮像装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04120883A JPH04120883A (ja) | 1992-04-21 |
JP2807325B2 true JP2807325B2 (ja) | 1998-10-08 |
Family
ID=17051327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2239885A Expired - Fee Related JP2807325B2 (ja) | 1990-09-12 | 1990-09-12 | 固体撮像装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5150388A (ja) |
JP (1) | JP2807325B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4920610B2 (ja) * | 2008-01-31 | 2012-04-18 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | Ccd装置及び駆動方法 |
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1990
- 1990-09-12 JP JP2239885A patent/JP2807325B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-09-11 US US07/757,614 patent/US5150388A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04120883A (ja) | 1992-04-21 |
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