JP2805589B2 - 低圧化学蒸着装置 - Google Patents

低圧化学蒸着装置

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JP2805589B2 JP6163179A JP16317994A JP2805589B2 JP 2805589 B2 JP2805589 B2 JP 2805589B2 JP 6163179 A JP6163179 A JP 6163179A JP 16317994 A JP16317994 A JP 16317994A JP 2805589 B2 JP2805589 B2 JP 2805589B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は低圧化学蒸着装置に関す
るもので、詳しくはウェーハ上に良質の化合物を蒸着し
て半導体素子をより高集積化し得るようにした低圧化学
蒸着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体の製造に必要な絶縁膜、
誘電膜及び導電膜等を蒸着するためには低圧化学蒸着(l
ow pressure chemical vapor deposition)技術を用いて
いる。このような蒸着技術は、真空状態で加熱して化合
物ソースガスであるSiH4、Si2 6 、TEOS、
PH3 、NH3 、N2 O、TMOB、TMOP、O2
2 等を熱分解してからウェーハ上に蒸着するものであ
る。しかし、化合物ソースガスは熱分解温度がそれぞれ
違うため、温度につれて最適の蒸着工程条件を維持する
ための管理上の問題があり、かつ化合物薄膜の蒸着工程
温度が高くてウェーハ上に蒸着されている種々の薄膜間
に熱衝撃が発生し、物理的特性が変化して電気的特性が
劣化するため半導体の高集積化及び大量生産に差し支え
を招来する。特に低圧化学蒸着技術において、反応炉内
のウェーハの位置に応じてウェーハ上に蒸着される化合
物薄膜の組成が互いにやや違うため、蒸着工程だけでな
く後続工程でも問題が発生する可能性が大変高い。又、
このような化学的反応条件を完全に満足させることが難
しいため化学的反応過程で汚染が発生する心配がある。
【0003】以下、従来の低圧化学蒸着装置の代表的例
を添付図面に基づいて説明する。図19は従来の低圧化
学蒸着装置の一例の蒸着工程の進行状態を示す断面図、
図20はボートが分離された状態を示す断面図である。
同図に示すように、この装置は、一側に化合物ソースガ
ス注入管1aが連結され、他側に排出管1bが連結され
た蒸着機ベース1と、該蒸着機ベース1に気密に結合さ
れる外部石英管2bとこの外部石英管2bの内部に設置
され内部に形成された蒸着反応空間Sが前記化合物ソー
スガス注入管1aに連通され、外部石英管2bとの間に
前記排出管1bに連通される化合物ソースガス排出路2
cが形成される内部石英管2aとの二重管形態の反応炉
2と、前記蒸着機ベース1の下端の開口部を開閉する開
閉板3と、該開閉板3上に安着され複数のウェーハWが
搭載されるボート4と、前記反応炉2の周囲に設置され
る反応炉加熱手段5とから構成されている。
【0004】図面のうち、未説明符号1cは蒸着機ベー
ス1の内部に突出形成された支持片、6は蒸着設備本
体、7は蒸着機ベース1を蒸着設備本体6に固定するた
めの固定ボルト、8はボート4を乗降させるラムで、そ
の上端にはボート支持板8aが形成されている。
【0005】このように構成された装置によりウェーハ
Wに化合物薄膜を蒸着するためには、図19に示すよう
に、ボート4を分離してボート4に複数のウェーハWを
搭載し、ラム8を用いてボート4を反応炉2の蒸着反応
空間S内に挿入するとともに開閉板3を閉じたあと、真
空装置(図示せず)及び加熱手段5により反応炉2の蒸
着反応空間S内の真空度及び温度を蒸着工程に適するよ
うに維持しながら化合物ソースガス注入管1aを通じて
化合物ソースガスを蒸着反応空間S内に注入する。反応
炉2の下端に注入された化合物ソースガスは内部石英管
2aの下部を経て上昇する間、熱分解及び蒸着反応する
ことにより化合物薄膜がウェーハW上に蒸着される。こ
の際に、生成される反応生成物は真空装置(図示せず)
の吸入力により上端部から内部石英管2aと外部石英管
2b間に形成された排出路2cと排出管1bを通じて外
部へ排出される。
【0006】一方、半導体の製造工程では、ウェーハW
上に自然酸化膜(native oxide)が形成される場合に蒸着
される化合物薄膜の化学的、物理的特性が変換するの
で、良質の薄膜を蒸着させるためにはウェーハW上に自
然酸化膜が形成されることを防止すべきである。従っ
て、一般に酸化剤である酸素を除去し、不活性雰囲気
(通常N2 雰囲気)でボート4を反応炉2の内部又は外
部に移動させている。
【0007】又、一般に蒸着過程では化合物薄膜がウェ
ーハWだけに蒸着されなく、内外部石英管2a,2bに
も蒸着され、このように内外部石英管2a,2bに薄膜
が蒸着されると蒸着機ベース1から内外部石英管2a,
2bを分離し、洗浄して蒸着物質を除去するか又は新し
い石英管で交替しなければならない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の装置においては、冷たい化合物ソースガスが
反応炉2の内部石英管2aの下端に直接注入されるた
め、反応炉2の下部に位置するウェーハWに対しては化
合物ソースガスが十分に加熱及び活性化されなかった状
態で蒸着反応が起こってドーピングが不均一になるた
め、蒸着される薄膜が不安定となり、かつ蒸着炉内のウ
ェーハの位置に応じて膜質の組成及び厚さが不均一にな
る。
【0009】又、化合物ソースガスが内部石英管2aを
通じて上昇した後、その上部で内外部石英管2a,2b
間に形成された排出路2cを通じて流動されるため、反
応炉加熱手段5の熱が排出される過程にある化合物ソー
スガス側に先ず伝達され、流入される過程にある化合物
ソースには遅く伝達されるので、加熱手段5の加熱効果
を低下するのみならず、反応炉2内で薄膜を蒸着させる
時にウェーハだけに蒸着されなく反応炉2の内外部石英
管2a,2bにも薄膜が蒸着され、累積されて加熱手段
5の輻射熱を遮断するので加熱手段5の加熱効果を低下
させる。さらに他の要因となるため、内外部石英管2
a,2bを使用する反応炉2では加熱手段5の加熱効果
低下による電力消費が高く、温度調節が難しく、内外部
石英管2a,2bの管理も面倒であった。
【0010】又、従来の装置においては、図20に示す
ように、開閉板3を開放しウェーハW及びボート4を反
応炉2から分離した状態で不活性ガスであるN2 ガスを
内部石英管2aの下部から上部に流入する過程中に上昇
気流が形成されながら酸化剤である酸素がN2 ガスとと
もに反応炉2の内部に流入され、ウェーハWが搭載され
たボート4を反応炉2内の蒸着位置に上昇移動させる過
程で反応炉2の内部の高温度及び流入酸素によりウェー
ハW上に不必要な酸素膜が形成されるため、化合物薄膜
の特性を低下させる問題点があった。
【0011】終わりに、従来の装置においては、蒸着機
ベース1が蒸着設備本体6に固定ボルト7により固定さ
れ、内外部石英管2a,2bは単に蒸着機1に載せられ
た状態にあるため、内外部石英管2a,2bを蒸着機ベ
ース1等から分離するか組立するのに長時間が所要さ
れ、その作業が面倒である問題がある。
【0012】従って、本発明は前述したような従来の問
題点に鑑みてなされたもので、反応炉を構成する内外部
石英管の間に化合物ソースガス供給路を形成して化合物
ソースガスがウェーハを搭載したボートの上部から下部
に下降供給されるようにすることにより、これらの化合
物ソースガスを十分に混合及び予熱された状態で蒸着反
応空間に注入して、均一膜質及び厚さの化合物薄膜を得
るようにした低圧化学蒸着装置を提供することをその目
的とする。本発明の他の目的は、N2 を用いる洗浄時に
周囲の酸素が混入されなくて不必要な酸化膜が形成され
ることによる不良率を極小化することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明は、一方側に化合物ソースガス供給管が
設置され他方側に排出管が設置された蒸着機ベースと、
該蒸着機ベースに気密に結合され、その外壁に上下端部
が付着固定されて内部と連通する化合物ソースガス通路
管を備えた単一型(Single Tube Typ
e)反応炉と、上記蒸着機ベースの下側開口部を開閉す
る開閉板と、該開閉板を貫通して昇降し、上端にはボー
ト支持板が形成されたラムと、上記ボート支持板上に安
着され複数のウェーハが搭載されるボートと、上記化合
物ソースガス供給管に下端が連結され、上端はボートの
上部側に位置する注入器と、上記反応炉の周囲に設置さ
れる反応炉加熱手段とから構成されることにある。
【0014】
【実施例】以下、本発明による低圧化学蒸着装置を添付
図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。図1及び
図2は本発明による低圧化学蒸着装置の一実施例を示す
もので、図1は本発明による低圧化学蒸着装置の蒸着工
程進行状態を示す縦断面図、図2は本発明による低圧化
学蒸着装置のボートの分離状態を示す縦断面図である。
【0015】同図に示すように、本発明による低圧化学
蒸着装置は、一側に化合物ソースガス供給管11が設置
され、他側に排出管12が設置された蒸着機ベース10
と、前記蒸着機ベース10に気密に結合される石英管2
1を有する反応炉20と、前記蒸着機ベース10の下端
開口部を開閉する開閉板30と、前記開閉板30を貫通
して昇降し上端にボート支持板41が形成されたラム4
0と、前記ボート支持板41上に安着され、複数のウェ
ーハが搭載されるボート50と、前記化合物ソースガス
供給管11に下端が連結され上端はボート50の上端に
臨む注入器60及び前記反応炉20の周囲に設置される
反応炉加熱手段70とから構成される。
【0016】前記蒸着器ベース10は蒸着設備本体(図
示せず)に結合されるもので、石英管21を分離し得る
ように分解及び結合可能に設置される。前記反応炉20
を構成する石英管21は全体的に一定直径を有し、上端
が閉鎖され下端が開放された円筒形に形成される。前記
開閉板30はウェーハWが搭載されたボート50をロー
ディング及びアンローディングさせる時に蒸着機ベース
10の下端の開口部を開閉するもので、その上面には開
閉板30の上面に薄膜が蒸着されることを防止するため
にボート支持板41を取り囲む蒸着防止リング31が装
着されている。前記蒸着防止リング31はボート支持板
41を取り囲む円筒形本体32と開閉板30の上面に密
着固定されるフランジ部33とから構成される。前記ラ
ム40は油圧シリンダー等の直線運動機構(図示せず)
により昇降可能に設置されたものである。前記ボート5
0は複数(通常100枚程度)のウェーハWを所定間隔
を搭載し得るように複数(通常三つ)の支柱にウェーハ
Wの縁部が掛かる掛止段を形成したもので、下端には反
応生成物が円滑に排出されるよう空間を確保するための
ボート支持部51が結合される。
【0017】前記注入器60は下端が化合物ソースガス
供給管11に連結される状態で蒸着機10の内側壁に固
定され、上端は少なくともローディングされたボート5
0の上端に至るように設置され、化合物ソースガス供給
管11から供給された化合物ソースガスが蒸着反応空間
Sの上端から噴出されるようになっている。又、注入器
60は石英材で形成されたもので、化合物ソースガス供
給管11との結合は通常の管ジョイント(pipe joint)を
使用できる。前記加熱蒸着70は通常の電熱ヒーター
で、上端は反応炉20を形成する石英管21の上端より
高く設置され、下端はローディングされたボート50の
最下端に搭載されたウェーハWの高さに一致する高さに
至るように設置される。
【0018】このように構成された本発明による低圧化
学蒸着装置によりウェーハWに化合物薄膜を蒸着する過
程を説明する。先ず、図1に示すように、複数のウェー
ハWが搭載されたボート50を反応炉20の蒸着反応空
間S内に挿入し開閉板30を閉じてローディングを完了
した後、真空装置(図示せず)及び加熱手段70により
反応炉20の内部真空度と温度を蒸着工程に適するよう
に維持する状態で化合物ソースガスを供給管11を通じ
て供給すると、化合物ソースガスは供給管11に連結さ
れた注入器60を通じて上昇する。化合物ソースガスは
注入器60内で上昇する間にはウェーハWに接触しな
く、注入器60の上端に至るまで加熱手段70により十
分に予熱及び混合されてから蒸着反応空間S内に噴出さ
れ、ボート50に搭載されたウェーハWに接触しながら
熱分解及び反応してウェーハW上に望む薄膜として蒸着
される。
【0019】このような蒸着過程により生成される反応
生成物等は真空装置(図示せず)の吸入力により石英管
21の上端部から矢印方向に回流し、石英管21の下端
でこれに連通された蒸着機ベース10の排出管12を通
じて外部へ排出される。この際に、化合物ソースガス供
給管11を通じて注入された化合物ソースガスは反応炉
20の石英管21の一側に設置された注入器60を通じ
て注入されて石英管21の上端部に至る過程で混合され
ながらボート50の最上端に位置するウェーハWに接触
される前に十分に混合されるとともに注入器60を通過
する間に石英管21の周囲に設置された反応炉加熱手段
70により十分に予熱されるのでボート50の最上端に
位置するウェーハWにも安定した薄膜が蒸着され、これ
によりパーティクル等の汚染が発生しなく、最上端に位
置するウェーハWにも十分に混合及び予熱された化合物
ソースガスが接触するとともに化合物ソースガスが上部
から下部に下降流動しながら各ウェーハWに接触するの
で、蒸着反応空間Sの上部と下部等の全領域での熱効率
が均一になるので、ウェーハWを搭載して工程を進行し
得る領域が拡大され、ドーピングが均一になって均一な
膜質及び厚さを得ることができるとともに薄膜蒸着温度
を低めて薄膜の成長速度を向上させることができて工程
時間を20%以上短縮し得ることになる。
【0020】又、化合物ソースガスが注入器60を通じ
て供給される過程において、反応炉加熱手段70の熱が
石英管21を介在して直接伝達されるので予熱及び加熱
効果が向上して反応炉20内部の温度を適宜な温度に加
熱及び維持させるのに所要される電力を節減することが
でき、温度調節が容易になる。
【0021】一方、図2に示すように、開閉板30を開
放し、ウェーハW及びボート50を反応炉20から分離
した状態で、ウェーハWの自然酸化を防止するために不
活性ガスであるN2 ガスを注入する過程でN2 ガスを供
給管11を通じて注入すると、化合物ソースガスを注入
する過程と同様に注入器60を通じて石英管21の上端
に上昇してから石英管21の内部を通じて下部に下降流
動し、その下端で排出口12に排出されながら下降気流
が形成されるので、開放された下部側から酸素が流入さ
れなくてウェーハW上に不必要な酸化膜が形成されな
く、これにより不良率を大幅減らすことができるように
なる。
【0022】図3は前記反応炉20の変形例を示すもの
で、ここでは反応炉20を構成する石英管21を蒸着機
ベース10に安着し得るように大直径の下端結合部22
と、前記下端結合部22より小さい直径を有し上向に延
長形成された反応室部23とから構成することにより、
反応室部23の内壁とボート50に搭載されたウェーハ
S間の間隔を減らして化合物ソースガスの接触がより円
滑になるようにしたものである。即ち、低圧化学蒸着工
程中にはHTO(high temperature oxide deposition)
工程のように薄膜の厚さ均一度(uniformity)がボート5
0と石英間21の周壁間の距離に敏感に依存する工程が
あるもので、本例においては反応室部23の内径を減ら
したため厚さ均一度が優秀な薄膜を蒸着できるようにな
る。
【0023】図4は前記反応炉20のさらに他の変形例
を示す横断面図で、ここでは反応炉20を構成する石英
管21の一側周壁に注入器60が挿入される溝24を形
成して蒸着反応空間S内で注入器60が化合物ソースガ
スの循環に影響を及ぼさないようにすることにより蒸着
反応がより円滑になるようにしたものである。
【0024】図5(A)及び図5(B)は前記蒸着防止
リング31の変形例を示すもので、ここでは円筒形本体
32の底面にフランジ部33と同一平面をなす底板34
を一体的に形成し、その底板34の中心にラム40が貫
通されるラム貫通孔35を穿孔することにより、ラム4
0の昇降動作に支障がなく開閉板30上に薄膜が蒸着さ
れることをより確かに防止し得るようにしたものであ
る。これらの図3〜図5の変形例のその他の部分の構成
及び作用効果は前述した実施例と同一であるので、同一
部分に対しては同一符号を付け、具体的説明は省略す
る。
【0025】図6及び図7は本発明による他の実施例を
示すもので、反応炉20を構成する石英管21を大直径
の下端結合部22と該下端結合部22から上方に延長形
成される小直径の反応室部23とから構成し、その下端
結合部22の一側上端部と反応室部23の上端一側壁に
それぞれ通孔22a,23aを穿孔し、この通孔22
a,23aを化合物ソースガス通路管25で連結し、こ
の通路管25内に前記注入器60を挿入設置したもので
ある。
【0026】図6では通路管25の上端が連結される通
孔23aがローディングされたボート50の上端の高さ
とおおよそ同じ高さに穿孔されて、注入器60から噴出
される化合物ソースガスがボート50の上端と同一高さ
で噴出されるようにしたものであり、図7では通路管2
5の上端が連結される通孔23aが石英管21の最上端
に穿孔されて、注入器60から噴出される化合物ソース
ガスがボート50の上端より高い位置で噴出されるよう
にしたもので、その他の部分の構成及び作動は前述した
実施例と同一であるので同一部分には同一符号を付け、
具体的説明は省略する。特に、本実施例においては、石
英管21の内壁とボート50間の距離を減らすことがで
きるので薄膜厚さの均一度が向上し、特にHTOのよう
に厚さ均一度を維持しにくい工程に有利である。又、注
入器60が石英管21の外周に一体形で結合されて化合
物ソースガスが十分に予熱及び混合されるので蒸着され
る薄膜の特性が優秀になり組成の均一な膜質の薄膜を蒸
着し得ることになる。
【0027】図8及び図9は前記注入器60の変形例を
示すもので、注入器60は石英管21の一側又は通路管
25内に挿入される垂直形注入管61と、この注入管6
1と前記化合物ソースガス供給管11とを連結する導入
管61とから構成され、注入器60を蒸着機ベース10
に固定設置するとともに石英管21内に挿入設置するこ
とが簡便になるようにしたものである。前記垂直形注入
管61は単純な直線形に形成され、導入管62は短い垂
直部62aと供給管11に連結される水平部62bとか
ら構成され、図8の例においては、導入管62の垂直部
62aの注入管61の下端に内挿されるものであり、図
9の例においては、導入管62の垂直部62aが注入管
61の下端に外挿されるものである。
【0028】図10は本発明のさらに他の実施例を示す
もので、反応炉20が上下部が開放された内部石英管2
6と、この内部石英管26を取り囲み下端が開放され上
端が塞がった外部石英管27とから構成され、内外部石
英管26、27間に前記化合物ソースガス供給管11に
連通される化合物ソースガス注入路28が形成され、こ
の化合物ソースガス注入路28の上端は内部石英管26
により限定される蒸着反応空間Sに連通され、その下端
は蒸着機ベース10の内周面に沿って突出形成され内部
石英管26の下端を支える支持片13により密閉され
て、化合物ソースガス供給管11から供給される化合物
ソースガスが化合物ソースガス注入路28を通じて内部
石英管26の上端から蒸着反応空間S内に注入されるよ
うにしたものである。
【0029】前記内部石英管26の下端を支える支持片
13は化合物ソースガス供給管11の位置よりは下側に
かつ排出管12よりは上側に位置して、内部石英管26
の下端が化合物ソースガス供給管11よりは低く排出管
12よりは高く位置するように設置される。外部石英管
27の外周面の下端側には掛止突起27aが突出形成さ
れ、蒸着設備本体80には側方にスライド可能に設置さ
れて掛止突起27aを支えるようにしたスライド支持片
81が備えられている。
【0030】前記掛止突起27aは環状帯形に形成され
るか二つ以上の突起に形成され、前記スライド支持片8
1は“フ”字形又は“レ”字形に形成され蒸着設備本体
80に形成された案内溝82内で内外側にスライド移動
可能に設置され、手動式に移動されるか又は動力例えば
空気圧又は油圧シリンダー又はソレノイド又はモーター
等を用いてスライド移動されるようになっている。前記
ボート50はボート支持板41の上面にボート支持部5
1を介して装着され、このボート支持部51には複数の
通孔51aが穿孔される。前記通孔51aは2〜10程
度に穿孔することが望ましい。
【0031】本実施例において、前述した実施例と同一
部分には同一符号を付け、これに関する具体的構成及び
作用効果の説明は省略し、以下では本実施例の特徴的作
用効果に関して説明する。図10に示すように、複数の
ウェーハWが搭載されたボート50を反応炉20の蒸着
反応空間S内に挿入し開閉板30を閉じてローディング
を完了した後、真空装置(図示せず)及び加熱手段70
により反応炉20の内部真空度及び温度を蒸着工程に適
するように維持する状態で化合物ソースガス供給管11
を通じて供給すると、化合物ソースガス供給管11に連
結された注入路28を通じて上方に上昇する。化合物ソ
ースガスは注入路28内で上昇する間にはウェーハWに
接触しなく、注入路28の上端に至るまで加熱手段70
により十分に予熱及び混合された後に蒸着反応空間S内
に噴出されボート50に搭載されたウェーハWに接触し
ながら熱分解及び反応してウェーハW上に望む薄膜とし
て蒸着される。
【0032】このような蒸着過程により生成される反応
生成物等は真空装置(図示せず)の吸入力により反応炉
20の上端部から内部石英管26の内部である蒸着反応
空間Sを経て、内部石英管26の下端に連通された蒸着
機ベース10の排出管12に排出される。この際に、化
合物ソースガス供給管11を通じて注入された化合物ソ
ースガスは反応炉20の内外部石英管26、27間に設
置された注入路28を通じて注入され外部石英管27の
上端部に至るまで混合されながらボート50の最上端に
位置するウェーハWに接触する前に十分に混合されると
ともに注入路28を通過する間に外部石英管27の周囲
に設置された反応炉加熱手段70により十分に予熱され
るのでボート50の最上端に位置するウェーハWにも安
定した薄膜が蒸着され、これによりパーティクル等の汚
染が発生しなく、最上端に位置するウェーハにも十分に
混合及び予熱された化合物ソースガスが接触するととも
にこの化合物ソースガスが上部から下部に下降流動しな
がら各ウェーハWに接触するので蒸着反応空間Sの上部
と下部の全領域での熱効率が均一になってウェーハWを
搭載して工程を進行させ得る領域が拡大され、ドーピン
グが均一になって均一な膜質及び厚さを得ることがで
き、薄膜蒸着温度を低めることができ、薄膜の成長速度
を向上させることができて、工程時間を20%以上短縮
し得ることになる。
【0033】又、化合物ソースガスが注入路28を通じ
て供給される過程で反応炉加熱手段70の熱が外部石英
管27のみを介在して直接伝達されるので、予熱及び加
熱効果が向上して反応炉20の内部の温度を適正温度に
加熱及び維持させるのに所要される電力を節減でき、温
度調節が容易である。
【0034】一方、図11に示すように、開閉板30を
開放しウェーハW及びボート50を反応炉20から分離
した状態でウェーハWの自然酸化を防止するために不活
性ガスであるN2 ガスを注入する過程でN2 ガスを供給
管11を通じて注入すると、化合物ソースガスを注入す
る過程と同様に注入路28を通じて外部石英管27の上
端に上昇してから内部石英管26の内部を通じて下部に
下降流動し、その下端で排出口12に排出されながら下
向気流が形成されるので、開放された下部側から酸素が
流入されなくてウェーハW上に不必要な酸化膜が形成さ
れなく、これにより不良率を大きく減らすことができる
ことになる。
【0035】又、蒸着過程で内外部石英管26,27に
化合物薄膜が蒸着されるため洗浄するか交替するために
内外部石英管26,27を分離することにおいては、開
閉板30を完全に下降させラム40の上端に形成された
ボート支持板41からボート50を分離した後、図14
に示すように、開閉板30を上昇させて蒸着機ベース1
0が開閉板30により支持されるようにし、固定ボルト
14を解いて蒸着機ベース10を蒸着設備本体80から
分離すると、蒸着機ベース10は開閉板30だけにより
支持される状態になり、この状態で開閉板30を下降さ
せると外部石英管27が蒸着機ベース10とともに下降
し、この際に、図12に示すように蒸着設備本体80に
スライド可能に設置されたスライド支持片81を内方に
移動させ開閉板30を徐々に下降させると、図13に示
すように外部石英管27はその掛止突起27aがスライ
ド支持片81に掛かってその以上に下降されなく内部石
英管26だけが下降され、内部石英管26が外部石英管
27から完全に抜き出されると内部石英管26を分離す
る。
【0036】内部石英管26を分離した後、図14に示
すように再び開閉板30を上昇させて外部石英管27の
掛止突起27aがスライド支持片81から少し離脱され
るようにし、図15に示すようにスライド支持片81を
外方に移動させると外部石英管27が蒸着設備本体80
から分離されて蒸着機ベース10に安着される。この状
態で開閉板30を徐々に下降させると、図16に示すよ
うに外部石英管27は蒸着機ベース10を通じて開閉板
30に安着された状態で下降し、外部石英管27がその
周囲に設置された加熱手段70から完全に外れると外部
石英管27を分離することにより内外部石英管26,2
7の分離作業が完了される。内外部石英管26,27の
組立は前述した分離過程の逆順になる。従って、本発明
では内外部石英管26,27の洗浄及び交替のための分
離及び組立作業が簡便になる。
【0037】図17は本発明にさらに他の実施例を示す
もので、化合物ソースガス供給管11を内外部供給管1
1a,11bの二重管に形成するとともに、図10〜図
16の実施例の化合物ソースガス注入炉28内に内部供
給管11が連結され上端が加熱手段70の下端に一致す
るように設置された内部注入管63と前記外部供給管1
1に連結されて前記内部注入管63の周囲を取り囲む外
部注入管64とからなる注入器60を内装設置すること
により、二種の化合物ソースガスを注入する場合に、こ
の二種の化合物ソースガスが工程適正温度を維持しない
内部注入管63の上端位置に至る低温領域では混合され
なく、工程適正温度を維持する内部注入管63の上端位
置以上の工程適正温度領域では混合されるようにしてパ
ーティクルの発生を防止して望む膜質の薄膜を蒸着し得
るようにしたものである。
【0038】前記外部注入管64は、図18に示すよう
に蒸着機ベース10の内壁に固定されたホルダー65に
より遊動されないように固定設置することにより工程中
に注入器60を構成する内外部注入管63,64が振動
しながらパーティクルを発生させないようにしている。
前記ホルダー65は蒸着機ベース10の内壁に固定され
る固定棒66と、前記固定棒66が挿入され周面にセッ
トスクリュー67が締結された挿入管部68と、この挿
入管部68の先端に形成された注入管挿入溝69aを有
する把持部69とから構成される。
【0039】前記固定棒66はその端部に形成されたネ
ジ部66aを蒸着機ベース10の内壁に形成されたネジ
溝15に締結することにより蒸着機ベース10に固定設
置され前記挿入管部68に挿入され、この挿入管部68
に締結されたセットスクリュー67を締結して締めるこ
とにより挿入管部68と把持部69が固定棒66を通じ
て蒸着機ベース10の内壁に固定される。又、ホルダー
65は挿入管部68を固定棒66に対して反応炉20の
半径方向に移動させて蒸着機ベース10の内壁からの突
出高さを調節してからセットスクリュー67を締結する
ことにより注入器60を適宜な位置に固定支持すること
ができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると以
下のような効果を奏する。反応炉を構成する内外部石英
管の間に化合物ソースガス供給路を形成して化合物ソー
スガスがウェーハを搭載したボートの上部から下部に下
降供給されるようにすることにより、これらの化合物ソ
ースガスを十分に混合及び予熱された状態で蒸着反応空
間に注入して均一膜質及び厚さの化合物薄膜を得ること
ができ、Nを用いる洗浄時に周囲の酸素が混入されな
くて不必要な酸化膜が形成されることによる不良率を極
小化することができ、内外部石英管の洗浄又は交替時に
簡便に分離及び再組立でき、生産費節減及び大量生産に
有利に適用できる。本発明は、反応炉の外側に化合物ソ
ースガス通路管を設置し、該化合物ソースガス通路管の
内部に注入器を挿入設置し、反応炉の内部に配置された
注入器を反応炉の外部に設置することができるようにな
るため、ヒーターからウェハボートへの熱伝達が石英管
からなる注入器により妨害されることをなくして、反応
炉内部の温度分布を均一に維持することができる。ま
た、本発明は、反応炉を、蒸着機ベースに安着される直
径の大きい下端結合部と該下端結合部の上方側に一体形
成される直径の小さい反応室部とを備えた単一管型に構
成するため、ウェハボートと反応炉の反応室部の内壁間
との間隔を狭くし、薄膜を形成するとき均一性(Uni
formity)を向上することができる。さらに、異
種ガスを供給したとき〔例えば、DCS(Dichlo
rosilene)とNH〕、所定温度以下ではそれ
らのガスが混合されてパーティクル(Particl
e)を発生するという問題点がありましたが、本発明で
は化合物ソースガス供給管を内・外部供給管により構成
し、相互異なる化合物ソースガスが工程適温を維持する
高温領域で混合されるようにするため、パーティクルの
発生を防止して所望する膜質の薄膜を蒸着することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による低圧化学蒸着装置の蒸
着工程進行状態を示す縦断面図である。
【図2】本発明の一実施例による低圧化学蒸着装置のボ
ート分離状態を示す縦断面図である。
【図3】本発明による反応炉の変形例を示す縦断面図で
ある。
【図4】本発明による反応炉の変形例を示す縦断面図で
ある。
【図5】(A)は本発明の蒸着防止リングの変形例を示
す平面図である。(B)は本発明の蒸着防止リングの変
形例を示す縦断面図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す縦断面図である。
【図7】本発明の他の実施例を示す縦断面図である。
【図8】本発明の注入器の変形例を示す断面図である。
【図9】本発明の注入器の変形例を示す断面図である。
【図10】本発明のさらに他の実施例による低圧化学蒸
着装置の縦断面図である。
【図11】図10において、ボート分離状態を示す縦断
面図である。
【図12】図10の実施例の作動を示す縦断面図であ
る。
【図13】図10の実施例の作動を示す縦断面図であ
る。
【図14】図10の実施例の作動を示す縦断面図であ
る。
【図15】図10の実施例の作動を示す縦断面図であ
る。
【図16】図10の実施例の作動を示す縦断面図であ
る。
【図17】本発明のさらに他の実施例による低圧化学蒸
着装置を示す断面図である。
【図18】図17の実施例に使用される注入器とホルダ
ーの結合状態を示す拡大断面図である。
【図19】従来の低圧化学蒸着装置の蒸着工程進行状態
を示す縦断面図である。
【図20】従来の低圧化学蒸着装置のボート分離状態を
示す縦断面図である。
【符号の説明】
10 蒸着機ベース 11 化合物ソースガス供給管 11a 内部供給管 11b 外部供給管 12 排出管 13 支持片 20 反応炉 21 石英管 22 下端結合部 23 反応室部 24 溝 25 通路管 26 内部石英管 27 外部石英管 27a 掛止突起 28 注入路 30 開閉板 31 蒸着防止リング 32 円筒形本体 33 フランジ部 34 底板 35 ラム貫通孔 40 ラム 41 ボート支持板 50 ボート 51 ボート支持部 51a 通孔 60 注入器 61 垂直形注入管 62 導入管 62a 垂直部 62b 水平部 63 内部注入管 64 外部注入管 65 ホルダー 66 固定棒 67 セットスクリュー 68 挿入管 69 把持部 70 加熱手段 80 蒸着設備本体 81 スライド支持片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/205 C23C 16/44 H01L 21/285 H01L 21/31

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方側に化合物ソースガス供給管が設置
    され他方側に排出管が設置された蒸着機ベースと、該蒸
    着機ベースに気密に結合され、その外壁に上下端部が付
    着固定されて内部と連通する化合物ソースガス通路管を
    備えた単一型(Single Tube Type)反
    応炉と、上記蒸着機ベースの下側開口部を開閉する開閉
    板と、該開閉板を貫通して昇降し、上端にはボート支持
    板が形成されたラムと、上記ボート支持板上に安着され
    複数のウェーハが搭載されるボートと、上記化合物ソー
    スガス供給管に下端が連結され、上端はボートの上部側
    に位置する注入器と、上記反応炉の周囲に設置される反
    応炉加熱手段とから構成されることを特徴とする低圧化
    学蒸着装置。
  2. 【請求項2】 上記反応炉は、蒸着機ベースに安着され
    る直径の大きい下端結合部と、該下端結合部の上部に一
    体形成される直径の小さい反応室部とから構成されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の低圧化学蒸着装置。
  3. 【請求項3】 上記注入器は、上記化合物ソースガス供
    給管の内部に挿入設置されたことを特徴とする請求項1
    記載の低圧化学蒸着装置。
  4. 【請求項4】 上記注入器は、下端が化合物ソースガス
    供給管の高さに位置し上端がボートの上端高さに至る垂
    直形注入管と、上記化合物ソースガス供給管に連結され
    る水平部と上記垂直形注入管に連結される垂直部とを有
    する導入管とから構成されることを特徴とする請求項1
    記載の低圧化学蒸着装置。
  5. 【請求項5】 上記化合物ソースガス供給管は内・外部
    供給管により構成され、上記注入器は下端が上記内部供
    給管に連結され上端が上記加熱手段の下端高さに位置す
    る内部注入管と、下端が上記外部供給管に連結され上端
    がローディングされたボートの上端に位置する外部注入
    管とから構成されることを特徴とする請求項1記載の低
    圧化学蒸着装置。
  6. 【請求項6】 上記外部注入管は、その下端部が上記蒸
    着機ベースに固定されるホルダーにより固定設置される
    ことを特徴とする請求項1記載の低圧化学蒸着装置。
  7. 【請求項7】 上記ホルダーは、蒸着機ベースの内壁に
    固定される固定棒と、該固定棒が挿入され周面にセット
    スクリューが締結された挿入管部と、該挿入管部の先端
    に形成される外部注入管が挿入固定される挿入溝を有す
    る把持部とから構成されることを特徴とする請求項6に
    記載の低圧化学蒸着装置。
  8. 【請求項8】 上記反応炉を構成する石英管の内周面に
    は、上記注入器の挿入される溝が形成されたことを特徴
    とする請求項1記載の低圧化学蒸着装置。
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