JP2804231B2 - タイヤの製造方法及びこれに用いるステッチング装置 - Google Patents
タイヤの製造方法及びこれに用いるステッチング装置Info
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- Tyre Moulding (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ユニフォミティに優れ
たタイヤを提供しうるタイヤの製造方法及びこれに用い
るステッチング装置に関する。
たタイヤを提供しうるタイヤの製造方法及びこれに用い
るステッチング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】タイヤの製造工程、中でも空気入りラジ
アルタイヤの成形工程においては、図5に示すように、
トレッド形成部aからサイドウォール部bをへてビード
部cのビードコアdの回りで折り返して係止されたカー
カスプライeを具えたタイヤ基体fの前記トレッド形成
部aに、ベルトプライiを内面側に有し、かつ外面側に
トレッドゴムjを配した環状のトレッドリングgを貼り
合わせてタイヤの生カバーhを成形している。
アルタイヤの成形工程においては、図5に示すように、
トレッド形成部aからサイドウォール部bをへてビード
部cのビードコアdの回りで折り返して係止されたカー
カスプライeを具えたタイヤ基体fの前記トレッド形成
部aに、ベルトプライiを内面側に有し、かつ外面側に
トレッドゴムjを配した環状のトレッドリングgを貼り
合わせてタイヤの生カバーhを成形している。
【0003】この生カバーhは、加硫に先立ち、クラン
プリングkにビード部cを気密に装着し、かつ所定の内
圧を充填した後、トレッドゴムjにローラ体m、nを押
圧することにより、前記タイヤ基体fとトレッドリング
gとを密に接触させる、いわゆるステッチング工程が行
われる。
プリングkにビード部cを気密に装着し、かつ所定の内
圧を充填した後、トレッドゴムjにローラ体m、nを押
圧することにより、前記タイヤ基体fとトレッドリング
gとを密に接触させる、いわゆるステッチング工程が行
われる。
【0004】このステッチング工程は、図5、6に示す
ように、前記生カバーhを装着したクランプリングkを
比較的高速で回転させるとともに、タイヤ赤道を挟んで
左右一対のローラ体m、nを、トレッドクラウン部から
トレッドショルダ部へ向けて軸方向に移動させつつ接触
させて行われている。
ように、前記生カバーhを装着したクランプリングkを
比較的高速で回転させるとともに、タイヤ赤道を挟んで
左右一対のローラ体m、nを、トレッドクラウン部から
トレッドショルダ部へ向けて軸方向に移動させつつ接触
させて行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ステッチング工程を行った後、ベルトプライiのベルト
コードの状態を調べてみると、図7に示すように、特に
プライの両端においてベルトコードpのよじれが生じて
いることが判明した。又このベルトコードpのよじれ
は、本来の配列角度をθ1としたとき、プライ右端では
前記角度θ1よりも大なる配列角度θ2となる一方、プ
ライの左端ではθ1よりも小なる配列角度θ3となり、
ベルトプライiの左右両端において異なるベルトコード
の配列角度を生じさせる。
ステッチング工程を行った後、ベルトプライiのベルト
コードの状態を調べてみると、図7に示すように、特に
プライの両端においてベルトコードpのよじれが生じて
いることが判明した。又このベルトコードpのよじれ
は、本来の配列角度をθ1としたとき、プライ右端では
前記角度θ1よりも大なる配列角度θ2となる一方、プ
ライの左端ではθ1よりも小なる配列角度θ3となり、
ベルトプライiの左右両端において異なるベルトコード
の配列角度を生じさせる。
【0006】このことは、加硫後の完成タイヤに、不均
一性を残存させ、タイヤの回転方向に関係なく一定方向
に発生するコニシティフォース(以下、「CON」とい
う。)、タイヤ回転軸に現れる上下方向の荷重変動の力
であるラジアルフォースバリエイション(以下、「RF
V」という。)及びタイヤ進行方向に対する左右方向の
力であるラテラルフォースバリエイション(以下「LF
V」という。)といった発生して欲しくない異常な力を
生じさせる原因となる。
一性を残存させ、タイヤの回転方向に関係なく一定方向
に発生するコニシティフォース(以下、「CON」とい
う。)、タイヤ回転軸に現れる上下方向の荷重変動の力
であるラジアルフォースバリエイション(以下、「RF
V」という。)及びタイヤ進行方向に対する左右方向の
力であるラテラルフォースバリエイション(以下「LF
V」という。)といった発生して欲しくない異常な力を
生じさせる原因となる。
【0007】本発明者は、かかる問題に鑑みて鋭意研究
を重ねた結果、回転軸を固定したローラ体に、生カバー
を回転させかつ接触させることによりステッチングを行
う従来の工程とは全く異なる思想に立ち、生カバーを静
止状態として、タイヤ赤道を挟んで左右一対に設けられ
たローラ体をタイヤ周方向に互いに異なる方向に周回さ
せてステッチングを行うことを基本として、ベルトプラ
イのベルトコード配列角度が、プライの両端で異なる、
といった左右の不均一性を除去しうることを見出し本発
明を完成させたのである。
を重ねた結果、回転軸を固定したローラ体に、生カバー
を回転させかつ接触させることによりステッチングを行
う従来の工程とは全く異なる思想に立ち、生カバーを静
止状態として、タイヤ赤道を挟んで左右一対に設けられ
たローラ体をタイヤ周方向に互いに異なる方向に周回さ
せてステッチングを行うことを基本として、ベルトプラ
イのベルトコード配列角度が、プライの両端で異なる、
といった左右の不均一性を除去しうることを見出し本発
明を完成させたのである。
【0008】即ち、本発明は、ベルトプライのベルトコ
ードの端部が、プライの両端において互いに異なるコー
ド配列角度となるのを防止して、ユニフォミティに優れ
たタイヤを提供しうるタイヤの製造方法及びこれに用い
るステッチング装置を提供することを目的としている。
ードの端部が、プライの両端において互いに異なるコー
ド配列角度となるのを防止して、ユニフォミティに優れ
たタイヤを提供しうるタイヤの製造方法及びこれに用い
るステッチング装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
トレッド形成部からサイドウォール部をへてビード部の
ビードコアの回りを折り返すカーカスプライを具えるタ
イヤ基体の前記トレッド形成部に、このトレッド形成部
が半径方向外方へ膨出しタイヤ基体がトロイダル状に変
形するに際して、ベルトプライを内面側に有しかつ外面
側にトレッドゴムを配した環状のトレッドリングを装着
し生カバーを形成するとともに、この生カバーを加硫す
るタイヤの製造方法であって、加硫に先立ち内圧を充填
した生カバーの前記トレッドゴムの外周面を生カバーの
静止状態において、タイヤ赤道を挟んで左右一対、かつ
タイヤ周方向に互いに異なる向きに周回するローラ体に
よって押圧し、前記タイヤ基体とトレッドリングとを密
に接触させるステッチング工程を含むタイヤの製造方法
である。
トレッド形成部からサイドウォール部をへてビード部の
ビードコアの回りを折り返すカーカスプライを具えるタ
イヤ基体の前記トレッド形成部に、このトレッド形成部
が半径方向外方へ膨出しタイヤ基体がトロイダル状に変
形するに際して、ベルトプライを内面側に有しかつ外面
側にトレッドゴムを配した環状のトレッドリングを装着
し生カバーを形成するとともに、この生カバーを加硫す
るタイヤの製造方法であって、加硫に先立ち内圧を充填
した生カバーの前記トレッドゴムの外周面を生カバーの
静止状態において、タイヤ赤道を挟んで左右一対、かつ
タイヤ周方向に互いに異なる向きに周回するローラ体に
よって押圧し、前記タイヤ基体とトレッドリングとを密
に接触させるステッチング工程を含むタイヤの製造方法
である。
【0010】又請求項2記載の発明は、トレッド形成部
からサイドウォール部をへてビード部のビードコアの回
りを折り返すカーカスプライを具えるタイヤ基体の前記
トレッド形成部に、ベルトプライを内面側に有しかつ外
面側にトレッドゴムを配した環状のトレッドリングを装
着した生カバーを、内圧を充填させて静止して支持する
支持装置と、タイヤ赤道を挟んで左右一対、かつタイヤ
周方向に互いに異なる向きに周回するローラ体を有する
ステッチャとを具えてなるステッチング装置である。
からサイドウォール部をへてビード部のビードコアの回
りを折り返すカーカスプライを具えるタイヤ基体の前記
トレッド形成部に、ベルトプライを内面側に有しかつ外
面側にトレッドゴムを配した環状のトレッドリングを装
着した生カバーを、内圧を充填させて静止して支持する
支持装置と、タイヤ赤道を挟んで左右一対、かつタイヤ
周方向に互いに異なる向きに周回するローラ体を有する
ステッチャとを具えてなるステッチング装置である。
【0011】
【作用】請求項1記載のタイヤの製造方法によれば、ス
テッチング工程において、生カバーを静止状態としてト
レッドゴム外周面に、タイヤ赤道を挟んで左右一対、か
つタイヤ周方向に互いに異なる向きに周回するローラ体
を押圧させる結果、ベルトプライの左右両端のベルトコ
ードには、共にコード角度を減じるか、又は増大させる
いずれか一つの共通した力が作用することによりベルト
プライ両端相互間における配列角度の不均一性を除去で
き、加硫後の完成タイヤのユニフォミティが向上する。
テッチング工程において、生カバーを静止状態としてト
レッドゴム外周面に、タイヤ赤道を挟んで左右一対、か
つタイヤ周方向に互いに異なる向きに周回するローラ体
を押圧させる結果、ベルトプライの左右両端のベルトコ
ードには、共にコード角度を減じるか、又は増大させる
いずれか一つの共通した力が作用することによりベルト
プライ両端相互間における配列角度の不均一性を除去で
き、加硫後の完成タイヤのユニフォミティが向上する。
【0012】又請求項2記載のステッチング装置によれ
ば、支持装置にて静止状態に保持された生カバーのトレ
ッドゴム外周面に、タイヤ赤道を挟んで左右一対、かつ
タイヤ周方向に互いに異なる向きに周回するローラ体を
押圧しうるステッチャを具えることにより、ベルトプラ
イの左右両端のベルトコードには、共にコード角度を減
じるか、又は増大させるいずれか一つの共通した力を作
用させ、ステッチング工程でベルトプライ両端相互間に
おける配列角度の不均一性を除去しうる。
ば、支持装置にて静止状態に保持された生カバーのトレ
ッドゴム外周面に、タイヤ赤道を挟んで左右一対、かつ
タイヤ周方向に互いに異なる向きに周回するローラ体を
押圧しうるステッチャを具えることにより、ベルトプラ
イの左右両端のベルトコードには、共にコード角度を減
じるか、又は増大させるいずれか一つの共通した力を作
用させ、ステッチング工程でベルトプライ両端相互間に
おける配列角度の不均一性を除去しうる。
【0013】なお、前記ローラ体は、トレッドゴムを押
圧する押圧面のタイヤ軸方向の寸法がトレッド巾の1/
2よりも小の時、該ローラ体は、タイヤ軸方向に移動し
うるものが好ましく、又ローラ体を複数個、かつタイヤ
周方向にタイヤ回転軸を中心として互いに隣り合うロー
ラ同士が均等な角度で配することが、生カバーにねじれ
等を生じさせない点で好ましい。
圧する押圧面のタイヤ軸方向の寸法がトレッド巾の1/
2よりも小の時、該ローラ体は、タイヤ軸方向に移動し
うるものが好ましく、又ローラ体を複数個、かつタイヤ
周方向にタイヤ回転軸を中心として互いに隣り合うロー
ラ同士が均等な角度で配することが、生カバーにねじれ
等を生じさせない点で好ましい。
【0014】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。請求項1記載のタイヤの製造方法は、トロイダル状
をなすタイヤ基体2に環状のトレッドリング3を装着し
たタイヤの生カバー4に内圧を充填するとともに、この
生カバー4のトレッドゴム12の外周面を生カバー4の
静止状態においてタイヤ赤道を挟んで左右一対、かつタ
イヤ周方向に互いに異なる向きに周回するローラ体13
A、13Bによって押圧し、前記タイヤ基体2とトレッ
ドリング3とを密に接触させるステッチング工程をタイ
ヤ製造工程中に含んでいる。
る。請求項1記載のタイヤの製造方法は、トロイダル状
をなすタイヤ基体2に環状のトレッドリング3を装着し
たタイヤの生カバー4に内圧を充填するとともに、この
生カバー4のトレッドゴム12の外周面を生カバー4の
静止状態においてタイヤ赤道を挟んで左右一対、かつタ
イヤ周方向に互いに異なる向きに周回するローラ体13
A、13Bによって押圧し、前記タイヤ基体2とトレッ
ドリング3とを密に接触させるステッチング工程をタイ
ヤ製造工程中に含んでいる。
【0015】タイヤ基体2は、トレッド形成部5からサ
イドウォールゴムを貼り付けたサイドウォール部6をへ
てビード部7のビードコア9の回りを折り返すカーカス
プライ10を具え、前記トレッド形成部5が半径方向外
方へ膨出し、タイヤ基体2がトロイダル状に変形するに
際して前記トレッドリング3を装着しうる。
イドウォールゴムを貼り付けたサイドウォール部6をへ
てビード部7のビードコア9の回りを折り返すカーカス
プライ10を具え、前記トレッド形成部5が半径方向外
方へ膨出し、タイヤ基体2がトロイダル状に変形するに
際して前記トレッドリング3を装着しうる。
【0016】トレッドリング3は、内面側に有機繊維材
料又はスチール等からなるベルトコードをタイヤのラジ
アル方向に対して約50°〜90°の範囲の角度θ1で
ゴム中に配列したプライからなるベルトプライ11を本
例では2枚重ねて配するとともに、外面側にはトレッド
ゴム12を配した環状体からなる。
料又はスチール等からなるベルトコードをタイヤのラジ
アル方向に対して約50°〜90°の範囲の角度θ1で
ゴム中に配列したプライからなるベルトプライ11を本
例では2枚重ねて配するとともに、外面側にはトレッド
ゴム12を配した環状体からなる。
【0017】然して、前記生カバー4は、所定の内圧を
充填することによりタイヤ基体2のトレッド形成部5と
トレッドリング3とを密着させ、かつこれに加えて生タ
イヤ4のトレッドゴムの外周面を生カバーの静止状態に
おいて、図3に示すように、タイヤ赤道Cを挟んで左右
一対、かつタイヤ周方向に互いに異なる向きに周回する
ローラ体13A、13Bによって押圧するステッチング
工程を行う。
充填することによりタイヤ基体2のトレッド形成部5と
トレッドリング3とを密着させ、かつこれに加えて生タ
イヤ4のトレッドゴムの外周面を生カバーの静止状態に
おいて、図3に示すように、タイヤ赤道Cを挟んで左右
一対、かつタイヤ周方向に互いに異なる向きに周回する
ローラ体13A、13Bによって押圧するステッチング
工程を行う。
【0018】このようなステッチング工程を行うことに
より、タイヤ基体2のトレッド形成部5とトレッドリン
グ3とを一層確実に密に接触させることができ、両者の
接着性を高め生カバー4の成形を良好としうる。
より、タイヤ基体2のトレッド形成部5とトレッドリン
グ3とを一層確実に密に接触させることができ、両者の
接着性を高め生カバー4の成形を良好としうる。
【0019】加うるに、タイヤ赤道Cを挟んで左右一対
に設けられた前記ローラ体13A、13Bは、互いに異
なる向きにトレッドゴム12の外周面を周回する結果、
トレッドゴム12のタイヤ半径方向内側に位置するベル
トプライ11の左右両端には、コード角度を互いに減じ
るか、又は増加させるかついずれか一方の共通の力を付
与でき、プライの左右両端相互間におけるコード角度の
不均一性を除去しうる。
に設けられた前記ローラ体13A、13Bは、互いに異
なる向きにトレッドゴム12の外周面を周回する結果、
トレッドゴム12のタイヤ半径方向内側に位置するベル
トプライ11の左右両端には、コード角度を互いに減じ
るか、又は増加させるかついずれか一方の共通の力を付
与でき、プライの左右両端相互間におけるコード角度の
不均一性を除去しうる。
【0020】なお、図3に示した本実施例のローラ体1
3A、13Bの周回方向では、タイヤ半径方向外側に位
置する外のベルトプライ11Aは、本来のベルトコード
角度をθ1としたとき、そのプライ両端でのコード角度
θ3が、前記θ1よりも互いに減じられる向きの力を付
与される。又タイヤ半径方向内側の内のベルトプライ1
1Bには、そのプライ両端のコード角度θ4が、前記θ
1に比して増加する向きの力が作用することとなる。
3A、13Bの周回方向では、タイヤ半径方向外側に位
置する外のベルトプライ11Aは、本来のベルトコード
角度をθ1としたとき、そのプライ両端でのコード角度
θ3が、前記θ1よりも互いに減じられる向きの力を付
与される。又タイヤ半径方向内側の内のベルトプライ1
1Bには、そのプライ両端のコード角度θ4が、前記θ
1に比して増加する向きの力が作用することとなる。
【0021】又ベルトプライ11が1枚のような場合に
は、左右のローラ体13A、13Bの周回方向は、夫々
ベルトコードの流れに沿わせることが望ましく、例えば
図3のベルトプライ11Bのみからなるような場合に
は、図に示す周回方向とする。他方、1枚のベルトプラ
イが11Aのようなベルトコードを有するものであれ
ば、左右のローラ体13A、13Bは前記とは逆の向き
に周回させることがコードに余分なねじれを与えない点
で好ましい。
は、左右のローラ体13A、13Bの周回方向は、夫々
ベルトコードの流れに沿わせることが望ましく、例えば
図3のベルトプライ11Bのみからなるような場合に
は、図に示す周回方向とする。他方、1枚のベルトプラ
イが11Aのようなベルトコードを有するものであれ
ば、左右のローラ体13A、13Bは前記とは逆の向き
に周回させることがコードに余分なねじれを与えない点
で好ましい。
【0022】さらに、本実施例のように、ベルトコード
を互いに交差させた2枚のベルトプライ11A、11B
からなる場合には、ローラ体13A、13Bは互いに異
なる向きにさえ周回すれば良く、各ローラの方向は問わ
ないが、より好ましくは、ベルトプライ巾の大なる内の
ベルトプライ11Bのベルトコードの流れに沿わせるこ
とが望ましい。なお以上のステッチング工程が完了した
生カバーは、加硫されることによりタイヤとして完成す
る。
を互いに交差させた2枚のベルトプライ11A、11B
からなる場合には、ローラ体13A、13Bは互いに異
なる向きにさえ周回すれば良く、各ローラの方向は問わ
ないが、より好ましくは、ベルトプライ巾の大なる内の
ベルトプライ11Bのベルトコードの流れに沿わせるこ
とが望ましい。なお以上のステッチング工程が完了した
生カバーは、加硫されることによりタイヤとして完成す
る。
【0023】前記ステッチング工程を行うステッチング
装置として、図1に示すように、生カバー4を内圧を充
填させて静止状態で支持しうる支持装置14とタイヤ赤
道Cを挟んで左右一対、かつタイヤ周方向に互いに異な
る向きに周回するローラ体13A、13Bを有するステ
ッチャ15とを具えるものが挙げられる。
装置として、図1に示すように、生カバー4を内圧を充
填させて静止状態で支持しうる支持装置14とタイヤ赤
道Cを挟んで左右一対、かつタイヤ周方向に互いに異な
る向きに周回するローラ体13A、13Bを有するステ
ッチャ15とを具えるものが挙げられる。
【0024】支持装置14は、中空状をなす固定軸16
に接続管17を介して固定されたクランプリング体19
を具える。
に接続管17を介して固定されたクランプリング体19
を具える。
【0025】前記固定軸16は図において左方へのび、
かつ片持支持されて地上に固設されるとともに、一端が
高圧空気源に接続され、この高圧空気源から供給される
空気を導孔20を介して生カバー4の内腔へ充填しう
る。
かつ片持支持されて地上に固設されるとともに、一端が
高圧空気源に接続され、この高圧空気源から供給される
空気を導孔20を介して生カバー4の内腔へ充填しう
る。
【0026】クランプリング体19は、環状をなし、か
つその両端に生カバー4のビード部7を挟持しうる対の
挟持部21、21を具える。
つその両端に生カバー4のビード部7を挟持しうる対の
挟持部21、21を具える。
【0027】前記挟持部21は、本例ではクランプリン
グ体の半径方向外側に向けて立ち上がる上端に爪部22
を有する立上片23と、この立上片23にねじ手段等に
より固着されかつ前記爪部22との間で生カバー4のビ
ード部7を挟持しうる締付リング24とから構成され、
生カバー内に充填された空気の漏れを防ぎつつ生カバー
4を静止状態にて保持しうるものを示しているが、これ
に限定されることなく図5で説明したようなタイヤの内
側だけを支えタイヤ内圧で保持するものなど種々のもの
を用いうる。
グ体の半径方向外側に向けて立ち上がる上端に爪部22
を有する立上片23と、この立上片23にねじ手段等に
より固着されかつ前記爪部22との間で生カバー4のビ
ード部7を挟持しうる締付リング24とから構成され、
生カバー内に充填された空気の漏れを防ぎつつ生カバー
4を静止状態にて保持しうるものを示しているが、これ
に限定されることなく図5で説明したようなタイヤの内
側だけを支えタイヤ内圧で保持するものなど種々のもの
を用いうる。
【0028】前記ステッチャ15は、本実施例では、前
記支持装置14の固定軸16と同一軸心上で固定された
枢軸26に、軸受を介して可回転に保持された回転部2
7と、この回転部27から、前記支持装置14に支持さ
れた生カバー4側に向けて突設された突軸29の先端に
支承され生カバー4のトレッドゴム12の外周面に押圧
接触しうるローラ体13とを具える。なお、図において
左側のステッチャ15の枢軸26は、前記固定軸16を
兼用している。
記支持装置14の固定軸16と同一軸心上で固定された
枢軸26に、軸受を介して可回転に保持された回転部2
7と、この回転部27から、前記支持装置14に支持さ
れた生カバー4側に向けて突設された突軸29の先端に
支承され生カバー4のトレッドゴム12の外周面に押圧
接触しうるローラ体13とを具える。なお、図において
左側のステッチャ15の枢軸26は、前記固定軸16を
兼用している。
【0029】回転部27は、本実施例では一端にスプロ
ケット30を固着して図示しないモータによって減速回
転される回転基筒31と、この回転基筒31に対し、該
回転基筒31に固着されたシリンダ32にて軸方向に移
動しうる移動枠33とを具える。なお、移動枠33は、
回転基筒31と一体となって回転しかつ直動軸受等を介
して回転基筒31に対し軸方向のみ移動が許容される。
ケット30を固着して図示しないモータによって減速回
転される回転基筒31と、この回転基筒31に対し、該
回転基筒31に固着されたシリンダ32にて軸方向に移
動しうる移動枠33とを具える。なお、移動枠33は、
回転基筒31と一体となって回転しかつ直動軸受等を介
して回転基筒31に対し軸方向のみ移動が許容される。
【0030】従って、ローラ体13は、前記回転基筒3
1をモータ等にて被動することにより生カバー4のトレ
ッドゴム外周面を周回でき、かつシリンダ32のロッド
を縮めることでタイヤ軸方向にも移動しうるため、トレ
ッドゴム外周面を螺旋状に周回することを可能としてい
る。
1をモータ等にて被動することにより生カバー4のトレ
ッドゴム外周面を周回でき、かつシリンダ32のロッド
を縮めることでタイヤ軸方向にも移動しうるため、トレ
ッドゴム外周面を螺旋状に周回することを可能としてい
る。
【0031】又前記ローラ体13は、少なくとも左右一
つずつ、好ましくは、2個以上、又図2、図4に示すよ
うな左右夫々3個又は4個を配することが望ましい。こ
のように、例えば左右夫々のローラ体13の数を図3の
ように3つとすることにより、ローラが一つのものに比
して、回転部27の1回転当たりのタイヤ軸方向の移動
量を3倍にでき、ステッチング工程時間を短縮しうる。
つずつ、好ましくは、2個以上、又図2、図4に示すよ
うな左右夫々3個又は4個を配することが望ましい。こ
のように、例えば左右夫々のローラ体13の数を図3の
ように3つとすることにより、ローラが一つのものに比
して、回転部27の1回転当たりのタイヤ軸方向の移動
量を3倍にでき、ステッチング工程時間を短縮しうる。
【0032】又、図4に示すように、各ローラ体13
を、側面視にて枢軸26の軸中心を対称の中心とした線
対称状に配することにより、生カバー4にタイヤ回転軸
と直角方向の軸線回りのねじれを防止し、生カバー4を
精度良く成形しうる点で一層好ましいものとなる。
を、側面視にて枢軸26の軸中心を対称の中心とした線
対称状に配することにより、生カバー4にタイヤ回転軸
と直角方向の軸線回りのねじれを防止し、生カバー4を
精度良く成形しうる点で一層好ましいものとなる。
【0033】さらに、複数のローラ体を設けた場合に
は、ローラと生カバーとの接触面が増すことにより、生
カバー4に充填すべき内圧を減じることが可能となり、
ひいてはベルトプライのベルトコードの大きな変形を極
力防止しうる。
は、ローラと生カバーとの接触面が増すことにより、生
カバー4に充填すべき内圧を減じることが可能となり、
ひいてはベルトプライのベルトコードの大きな変形を極
力防止しうる。
【0034】(具体例)タイヤサイズが185/70R
14のラジアルタイヤを請求項1記載の発明に従って試
作した(実施例)。なおステッチング工程は、図1、2
に示すステッチング装置を用いて行った。又従来の製造
方法による同一サイズのラジアルタイヤについても試作
し(従来例)、これらをフォースバリエイション(F
V)試験機を用いてRFV、LFV、CONについて測
定を行い、夫々の測定値を、そのばらつき(σ)と共に
表示した。
14のラジアルタイヤを請求項1記載の発明に従って試
作した(実施例)。なおステッチング工程は、図1、2
に示すステッチング装置を用いて行った。又従来の製造
方法による同一サイズのラジアルタイヤについても試作
し(従来例)、これらをフォースバリエイション(F
V)試験機を用いてRFV、LFV、CONについて測
定を行い、夫々の測定値を、そのばらつき(σ)と共に
表示した。
【0035】
【表1】
【0036】テスト結果、実施例のタイヤは従来例のタ
イヤに比べ、RFV、LFV、CONともに減少し、か
つそのばらつきが小さく、ユニフォミティに優れること
が確認できた。
イヤに比べ、RFV、LFV、CONともに減少し、か
つそのばらつきが小さく、ユニフォミティに優れること
が確認できた。
【0037】以上詳述したが、請求項1乃至2記載の発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特に請求項
2記載のステッチング装置は、ローラ体のローラ巾をト
レッド巾の略1/2相当と大きくすることや、前記突軸
29をねじ軸とし、かつローラ体13にボールねじナッ
トを用いることにより、回転部の周回数に応じてローラ
体を自動的に軸方向に移動させるもの、さらには、ロー
ラ体13をタイヤ半径方向にトレッド曲率半径に相応し
て移動させるものなど種々の態様に変形しうる。
明は上記実施例に限定されるものではなく、特に請求項
2記載のステッチング装置は、ローラ体のローラ巾をト
レッド巾の略1/2相当と大きくすることや、前記突軸
29をねじ軸とし、かつローラ体13にボールねじナッ
トを用いることにより、回転部の周回数に応じてローラ
体を自動的に軸方向に移動させるもの、さらには、ロー
ラ体13をタイヤ半径方向にトレッド曲率半径に相応し
て移動させるものなど種々の態様に変形しうる。
【0038】
【発明の効果】叙上の如く請求項1記載のタイヤの製造
方法においては、ベルトプライの左右両端のベルトコー
ドには、コード角度を減じるか、又は増大させるといっ
た共通の力が作用することによりベルトプライ両端相互
間における配列角度の不均一性を除去でき、完成後のタ
イヤのユニフォミティが向上する。
方法においては、ベルトプライの左右両端のベルトコー
ドには、コード角度を減じるか、又は増大させるといっ
た共通の力が作用することによりベルトプライ両端相互
間における配列角度の不均一性を除去でき、完成後のタ
イヤのユニフォミティが向上する。
【0039】又請求項2記載のステッチング装置におい
ては、ベルトプライの左右両端のコードには、コード角
度を減じるか、又は増大させるといった共通の力が作用
することによりベルトプライ両端相互間における配列角
度の不均一性を除去でき、完成後のタイヤのユニフォミ
ティが向上するステッチング工程を行いうる。
ては、ベルトプライの左右両端のコードには、コード角
度を減じるか、又は増大させるといった共通の力が作用
することによりベルトプライ両端相互間における配列角
度の不均一性を除去でき、完成後のタイヤのユニフォミ
ティが向上するステッチング工程を行いうる。
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】ローラ体の配置を説明するための概念図であ
る。
る。
【図3】ベルトプライのベルトコードの変形を示す線図
である。
である。
【図4】ローラ体の他の配置を説明するための概念図で
ある。
ある。
【図5】従来のステッチング工程を説明するための概念
図である。
図である。
【図6】従来のステッチング工程を説明するための斜視
図である。
図である。
【図7】従来のステッチング工程によるベルトプライの
ベルトコードの変形を示す線図である。
ベルトコードの変形を示す線図である。
2 タイヤ基体 3 トレッドリング 4 生カバー 5 トレッド形成部 6 サイドウォール部 7 ビード部 9 ビードコア 10 カーカスプライ 11 ベルトプライ 12 トレッドゴム 13 ローラ体 14 支持装置 15 ステッチャ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29D 30/10 - 30/36 B29D 30/52 - 30/66
Claims (4)
- 【請求項1】トレッド形成部からサイドウォール部をへ
てビード部のビードコアの回りを折り返すカーカスプラ
イを具えるタイヤ基体の前記トレッド形成部に、このト
レッド形成部が半径方向外方へ膨出しタイヤ基体がトロ
イダル状に変形するに際して、ベルトプライを内面側に
有しかつ外面側にトレッドゴムを配した環状のトレッド
リングを装着し生カバーを形成するとともにこの生カバ
ーを加硫するタイヤの製造方法であって、 加硫に先立ち内圧を充填した生カバーの前記トレッドゴ
ムの外周面を生カバーの静止状態において、タイヤ赤道
を挟んで左右一対、かつタイヤ周方向に互いに異なる向
きに周回するローラ体によって押圧し、前記タイヤ基体
とトレッドリングとを密に接触させるステッチング工程
を含むことを特徴とするタイヤの製造方法。 - 【請求項2】トレッド形成部からサイドウォール部をへ
てビード部のビードコアの回りを折り返すカーカスプラ
イを具えるタイヤ基体の前記トレッド形成部に、ベルト
プライを内面側に有しかつ外面側にトレッドゴムを配し
た環状のトレッドリングを装着した生カバーを、内圧を
充填させて静止して支持する支持装置と、タイヤ赤道を
挟んで左右一対、かつタイヤ周方向に互いに異なる向き
に周回するローラ体を有するステッチャとを具えてなる
ステッチング装置。 - 【請求項3】前記ローラ体は、タイヤ軸方向に移動可能
である請求項2記載のステッチング装置。 - 【請求項4】前記左右一対のローラ体は、夫々複数個を
前記生カバーのトレッドゴム外周面に配してなりかつ生
カバーの回転軸を中心とした互いに隣り合うローラ間の
角度を略等しくしてなる請求項2又は3記載のステッチ
ング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6171914A JP2804231B2 (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | タイヤの製造方法及びこれに用いるステッチング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6171914A JP2804231B2 (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | タイヤの製造方法及びこれに用いるステッチング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0811237A JPH0811237A (ja) | 1996-01-16 |
JP2804231B2 true JP2804231B2 (ja) | 1998-09-24 |
Family
ID=15932182
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6171914A Expired - Lifetime JP2804231B2 (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | タイヤの製造方法及びこれに用いるステッチング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2804231B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4593954B2 (ja) * | 2004-03-30 | 2010-12-08 | 住友ゴム工業株式会社 | 生タイヤ形成方法、及び空気入りタイヤ |
JP2006149770A (ja) * | 2004-11-30 | 2006-06-15 | Keakomu:Kk | ナースコールシステム |
WO2011045688A1 (en) * | 2009-10-13 | 2011-04-21 | Pirelli Tyre S.P.A. | Process and apparatus for building tyres for vehicle wheels |
KR101414508B1 (ko) * | 2012-09-20 | 2014-07-04 | 한국타이어 주식회사 | 타이어 성형장치의 스티칭롤 |
JP7006143B2 (ja) * | 2017-11-02 | 2022-01-24 | 横浜ゴム株式会社 | 重荷重用空気入りタイヤの製造方法 |
-
1994
- 1994-06-29 JP JP6171914A patent/JP2804231B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0811237A (ja) | 1996-01-16 |
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