JP2800612B2 - 接点装置 - Google Patents

接点装置

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JP2800612B2
JP2800612B2 JP5001122A JP112293A JP2800612B2 JP 2800612 B2 JP2800612 B2 JP 2800612B2 JP 5001122 A JP5001122 A JP 5001122A JP 112293 A JP112293 A JP 112293A JP 2800612 B2 JP2800612 B2 JP 2800612B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子楽器やOA機器
等の電子機器に用いられる接点装置に関し、特にその操
作子に押圧駆動されて弾性変形することにより接点をオ
ン・オフする椀状あるいはドーム状の接点弾性部材を有
する接点装置(スイッチ)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の接点装置として、例えば
実開平3−47598号公報に見られるように、鍵等の
操作子に押圧駆動される押圧部とその押圧部に押されて
弾性変形する膨出部と下端面に可動接点を形成した接点
部とをゴム等の弾性材で一体に椀状あるいはドーム状に
形成した接点弾性部材と、この接点弾性部材を搭載し上
記可動接点に対応する互いに非導通の対の固定接点を形
成した基板とからなるものがある。
【0003】そして、このような従来の接点装置は、操
作子の非操作時には接点弾性部材の膨出部の弾性力によ
り可動接点が固定接点から離間したオフ状態に保たれ、
操作子が押圧された時に、接点弾性部材の膨出部が押圧
部に押されて弾性変形して接点部を下降させ、それに伴
って可動接点が固定接点に圧接してスイッチがオンとな
るものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の接点装置にあっては、操作子が急激に押圧さ
場合、可動接点が固定接点に高速で当接して振動す
るためチャタリングが発生し、接点のオン・オフが繰り
返されるおそれがあった。また、常時は可動,固定両接
点が離間した状態に保たれているので、膨出部に設けた
空気孔等を介して大気中の塵埃が接点弾性部材の内部に
侵入し、可動,固定両接点面に付着して接点障害が生じ
やすいという問題点もあった。
【0005】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、操作子を高速で押圧してもチャタリングが発生
せず、且つ接点面に塵埃等が付着しにくくすることを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、操作子と、この操作子に押圧駆動される
押圧部とこの押圧部に押されて弾性変形する膨出部と下
端面に可動接点を形成した接点部とを弾性材によって一
体に形成した接点弾性部材と、この接点弾性部材を搭載
し上記可動接点に対応する固定接点を形成した基板とを
有する接点装置において、上記接点弾性部材が、ドーム
状をなしてその内部に上記可動接点を内包するととも
に、常時上記操作子の予圧により上記押圧部を押下して
上記可動接点を上記固定接点に圧接させ、この操作子の
押圧操作による上記押圧部のさらなる押下によって上記
接点弾性部材の一部が弾性変形することにより、上記可
動接点を上記操作子の操作方向と反対の方向へ移動させ
て上記可動接点を上記固定接点から離間させる手段を有
し、この手段を介して上記押圧部から上記可動接点の接
点部が連続形成されている接点装置を提供するものであ
る。
【0007】このため、例えば操作子によって接点弾性
部材に予圧をかけ、その予圧により膨出部が弾性変形し
て可動接点を固定接点に圧接させるようにしてもよい。
また、操作子が押圧操作された時に、押圧部の下降によ
って接点部を上昇させる付勢力を発生する部分を接点弾
性部材に形成しておくが、変位−反力(付勢力)特性が
異なる膨出部を2段に形成し、それによって接点部を上
昇させる付勢力を発生させるようにすることもできる。
【0008】
【作用】この発明による接点装置は上記のように構成す
ることにより、操作子を押圧しない非操作状態では、接
点弾性部材がその接点部の可動接点を固定接点に圧接し
た状態に保たれているので、可動,固定両接点面に塵埃
等が付着しにくい。したがって、接点障害が発生するよ
うなことがなくなる。
【0009】また、操作子が押圧された時には、接点弾
性部材の弾性変形により可動接点が固定接点から離間さ
る。そのため、たとえ操作子が強く押されても、可動
接点が固定接点から離れる時には接点部に振動は発生せ
ず、両接点間が大きく離間した後のストロークエンド付
近で振動するだけであるから、接点のオフ時にチャタリ
ングが発生することはない。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図1乃至図3によってこの発明の第1
実施例を説明する。図は第1実施例の接点装置の非操
作状態を示す断面図、図2はその操作子を押圧操作した
状態を示す断面図、図3はその接点弾性部材の自由状態
(プリテンションがかかっていない状態)を示す断面図
である。
【0011】この接点装置は、図1に示すように電子機
器のパネル1の透孔1aに摺動自在に遊嵌する頭部2a
と挿通不能な座部2bとを一体とする操作子2と、互い
に離間したカーボン層等の対の導電体パターンからなる
非導通の固定接点3,3を形成した基板4と、この基板
4上に搭載され、上記固定接点3,3に対応する可動接
点5を形成し、上部が操作子2の下面に圧接される接点
弾性部材6とから構成される。
【0012】接点弾性部材6は図3に明示するように、
操作子2に押圧駆動される円筒状の押圧部6eと、その
押圧部6eの下部から外方へ膨出する膨出部6aと、そ
の内側に形成されたほぼ水平な平面部6bと、平面部6
bの内面中央に垂設され下端部に導電ゴム等からなる円
形の可動接点5を融着した接点部6cと、この接点部6
cを囲撓するように突設され、上記可動接点5を含めた
接点部6cの垂下量より若干垂下量が少ない環状又は複
数個の突起6dと、膨出部6aの下部に連続するベース
部6fとを、軟質樹脂やゴム等の弾性材によって一体に
成形したものであり、全体として椀状あるいはドーム状
をなす。
【0013】そして、この実施例ではこの接点弾性部材
6を、そのベース部6fの底面に接着剤を塗布して基板
4上の所定の位置に搭載して固定しただけの状態では、
図3に示すように可動接点5が基板4の固定接点3から
若干離間した位置にあるようにその形状を設定してい
る。
【0014】このような構成からなる接点弾性部材6を
搭載した基板4を電子機器に組み込んだ状態では、図1
に示すように、操作子2によって接点弾性部材6に予圧
を与えるように、パネル1と基板4との間隔を設定して
いる。
【0015】したがって、接点弾性部材6の押圧部6d
が操作子2の座部2bに押圧され、それによって膨出部
6aが図示のように弾性変形して接点部6cが下降し、
可動接点5が固定接点3,3に当接し、同接点3,3が
可動接点5を介して短絡されて導通状態になる。この状
態では平面部6bが凸面状に弾性変形して可動接点5を
固定接点3,3に圧接させる付勢力を生じる。なお、こ
の時には突起6dの下端は基板4の表面から僅かに離間
した状態もしくは軽く接触した状態となっている。
【0016】この非操作状態から操作子2を押圧操作す
ると、図2に示すように、操作子2の座部2bによって
接点弾性部材6の押圧部6eが押圧駆動されて、膨出部
6aをさらに弾性変形させながら下降し、平面部6bの
周辺部を押し下げるため、突起6dの下端が基板4に当
接した後、その当接点を支点として平面部6bにその中
央部の接点部6cを持ち上げる方向の付勢力が作用し、
その平面部6bの弾性変形によって接点部6cが上昇し
て、可動接点5が固定接点3,3から離間する。それを
後述する検出手段が検知する。
【0017】なお、上記実施例では接点弾性部材6の押
圧部6eの径を大きくして、その内側に形成した平面部
6bに可動接点5を形成した接点部6cと支点部用突起
6dを設けたが、押圧部の径を小さくし、押圧部の外側
まで平面部を延設し、その延設した平面部の外周側に可
動接点を形成した接点部を設け、その内側に支点用突起
を設けるようにしてもよい。
【0018】次に、図4乃至図6によってこの発明の第
2実施例を説明する。図4は第2実施例の接点装置の非
操作状態を示す断面図、図5はその操作子を押圧操作し
た状態を示す断面図、図6はその接点部材の自由状態を
示す断面図である。
【0019】この実施例では、接点弾性部材16を図6
に明示するように、操作子2に押圧駆動される円筒状の
押圧部16eと、その押圧部16eの下部から外方へ膨
出する膨出部16aと、その内側に形成されたほぼ水平
な平面部16bと、この平面部16bの中央に垂設され
下端面に可動接点15を形成した接点部16cと、平面
部16bの周辺と押圧部16eとの間に形成された湾曲
部16dと、膨出部16aの下部に連続するベース部1
6fとから構成し、押圧部16eの下部に変形可能な薄
肉部16e′を設けたものであり、その他の構成は前述
した第1実施例と同様である。
【0020】このような構成からなる接点弾性部材16
を基板4上に搭載して電子機器に組み込んだ状態では、
図4に示すように、やはり操作子2によって接点弾性部
材16に予圧が付与され、接点弾性部材16の押圧部1
6eが操作子2の座部2bに押圧されて膨出部16aを
弾性変形させて所定長下降し、それによって平面部16
bも接点部を伴って下降して可動接点15を固定接点
3,3に当接させる。さらに、その平面部16bがやや
凸面状に弾性変形して、可動接点15を固定接点3,3
に圧接させる付勢力を生ずる。
【0021】この非操作状態から操作子2を押圧操作す
ると、図5に示すように、操作子2の座部2bによって
接点弾性部材16の押圧部16eが押圧駆動されて、膨
出部16aをさらに弾性変形させながら下降し、湾曲部
16dが基板4に当接すると、押圧部16eの下部16
e′が垂直に近い状態から水平に近い状態にまで弾性変
形する。それにより湾曲部16dを介して平面部16b
に接点部16cを持ち上げる方向の付勢力が発生し、接
点部16cが持ち上げられて可動接点15が固定接点
3,3から離間する。それを後述する検出手段によって
検出する。この実施例によれば、第1実施例よりも接点
弾性部材の形状が単純化されるので、成形用金型を容易
に製作することが可能になる。
【0022】さらに、図7乃至図10によってこの発明
の第3実施例を説明する。図7は第3実施例の非操作状
態を示す断面図、図8はその操作子を押圧操作した状態
を示す断面図、図9はその接点部材の自由状態を示す断
面図である。
【0023】この実施例では、接点弾性部材26を図9
に明示するように、操作子2に押圧駆動される円筒状の
押圧部26eと、その押圧部26eの下部から外方へ膨
出する第1の膨出部26aと、この第1の膨出部26a
の下部側壁を形成し下端面にリング状の可動接点25を
形成した接点部26cと、接点部26cの外周部からさ
らに外方へ膨出する第2の膨出部26a′と第2の膨出
部26a′の外周部に連続し、接点部26cより下方に
位置する底面を有するベース部26fとから構成してい
る。
【0024】そして、第1の膨出部26aの付勢力を第
2の膨出部26a′の付勢力より強くすると共に、接点
部26のリング状の可動接点25に対応して、基板4上
に互いに近接した同心リング状の固定接点23,23を
形成したものである。その他の構成は前述した第1,第
2実施例と同様である。
【0025】このように構成した接点弾性部材26を電
子機器に組み込んだ状態では、図7に示すように、やは
り操作子2によって接点弾性部材26に予圧が付与さ
れ、接点弾性部材26の押圧部26eが操作子2の座部
2bに押圧されて所定長下降する。その際、第1の膨出
部26aの付勢力の方が第2の膨出部26a′の付勢力
より強いため、第2の膨出部26a′の方が大きく弾性
変形して座屈し、接点部26cが下降して、第1の膨出
部26aの付勢力によって可動接点25を固定接点23
に圧接させる。
【0026】この非操作状態から操作子2を押圧操作す
ると、図8に示すように、操作子2の座部2bによって
接点弾性部材26の押圧部26eが押圧駆動されて、第
1の膨出部26aをさらに弾性変形させながら下降す
る。それによって第1の膨出部26aが座屈するとその
付勢力が第2の膨出部26a′の付勢力より弱くなり、
第2の膨出部26a′の付勢力によって接点部26cが
持ち上げられ、可動接点25が固定接点23から離間す
る。
【0027】図10は第1,第2の膨出部26a,26
a′毎に独立して測定した各膨出部毎の変位とそれに対
する反力との関係を示す線図であり、曲線aは第1の膨
出部26aによる反力特性曲線、曲線a′は第2の膨出
部26a′による反力特性曲線である。
【0028】そこで、この実施例では図7に示した非操
作状態のとき、第1の膨出部26aの変位が図10のS
点になるように設定する。したがって、この状態では第
1の膨出部26aの反力の方が第2の膨出部26a′の
反力より充分大きいため、第2の膨出部26a′はP点
までフルストローク変位した状態になり、接点部26c
の下降によって可動接点25が固定接点23,23に圧
接される。
【0029】この状態から操作子2が押圧操作される
と、第2の膨出部26a′は変形限界にあるためその反
力は一定(最大値)であるが、第1の膨出部26aは押
圧部26eの下降に伴ってさらに弾性変形し、その反力
はさらに増加して最大値に達するが、座屈点を過ぎると
変位が大きくなるにつれて反力が急速に低下し、図10
のR点を過ぎると第2の膨出部26a′の反力より小さ
くなる。そのため、第2の付勢力26a′の反力(付勢
力)によって接点部26cが持ち上げられて、可動接点
25が固定接点23から離間することになる。
【0030】ここで、上述した各実施例における可動接
点が固定接点から離間したことを検出するための検出手
段の例を、図11乃至図13によって説明する。例えば
上述の各実施例に示したような接点装置を64個使用し
て、図11に示すようなスイッチ回路(マトリクス回
路)30を基板上に形成する。横方向の8本のライン3
0hと縦方向の8本のライン30vとの各交点部に丸印
しで示すように各接点装置を配設する。
【0031】この丸印しの部分を拡大して回路図で示す
と、図12に示すようになり、横方向のライン30hと
縦方向のライン30vとの間に接点装置の可動接点aと
固定接点b1,b2からなる常閉接点SWとダイオードD
とを直列に接続している。ダイオードDは横方向のライ
ン30hがローレベルのときに、それが縦方向のライン
30vに現われないようにするために挿入している。
【0032】そして、このスイッチ回路30の横方向の
各ライン30hはデマルチプレクサ31に接続され、縦
方向の各ライン30vは抵抗群33の各抵抗を介してデ
マルチプレクサ32に接続されると共にマルチプレクサ
34に接続される。そのデマルチプレクサ31は、常時
は全出力をローレベルにしていて、図示しない第1カウ
ンタからの3ビットデータによって、図13の(A)に
示すように、横方向の各ライン30hに対して順次一定
期間Tだけハイレベルの信号を出力する。
【0033】一方デマルチプレクサ32は、常時は全出
力をハイレベルにしていて、図示しない第2カウンタか
らの3ビツトデータによって、図13の(B)に示すよ
うに、縦方向の各ライン30vに対して順次T/8の期
間ずつローレベルの信号を出力する。このようにして、
デマルチプレクサ31,32によってスイッチ回路30
を構成する各接点SWを時分割でスキャンする。
【0034】したがって、縦方向の各ライン30vから
のマルチプレクサ34の各入力は、常時はいずれもハイ
レベルになっており、デマルチプレクサ32からローレ
ベルの信号が出力された時でも、その時スキャンされた
接点SW(図12)が閉じていれば、デマルチプレクサ
31によるハイレベルの信号が横方向のライン30hか
ら接点SW及びダイオードDを通して縦方向のライン3
0vに現われるためハイレベルを保つ。
【0035】しかし、その時スキャンされた接点SWが
開くと、デマルチプレクサ32からのローレベルの信号
によってT/8の期間だけローレベルになる。したがっ
て、マルチプレクサ34の出力である検出信号は図13
の(C)に示すようになる。この出力は同時に2個の接
点装置の操作子が押されて、その各接点SWが開いてい
る(オフになっている)場合の例である。
【0036】このようにして、接点装置の操作子の押圧
操作による可動接点と固定接点の離間(接点SWのオ
フ)を検出することができ、この検出信号を用いて各種
動作の起動・停止その他の制御を行なったり、キー入力
データとして利用することができる。
【0037】なお、上記実施例はいずれもこの発明を押
釦状の操作子を用いた接点装置に適用した場合について
説明したが、この発明はそれに限るものではなく、電子
鍵盤楽器の鍵を操作子とする鍵スイッチ等の接点装置に
も同様に適用することができる。
【0038】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明による接点装
置は、操作子を押圧操作したときの接点作動にチャタリ
ングが発生することがない。また、非操作状態では可動
接点が固定接点に圧接されているため、両接点面に塵埃
が付着する機会が激減し、接点の接触不良などの障害が
発生するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例の非操作状態を示す断面
図である。
【図2】同じくその操作子を押圧操作した状態を示す断
面図である。
【図3】同じくその接点部材の自由状態を示す断面図で
ある。
【図4】この発明の第2実施例の非操作状態を示す断面
図である。
【図5】同じくその操作子を押圧操作した状態を示す断
面図である。
【図6】同じくその接点部材の自由状態を示す断面図で
ある。
【図7】この発明の第3実施例の非操作状態を示す断面
図である。
【図8】同じくその操作子を押圧操作した状態を示す断
面図である。
【図9】同じくその接点部材の自由状態を示す断面図で
ある。
【図10】同じくその接点部材の第1,第2膨出部毎に
独立して測定した変位と反力との関係を示す線図であ
る。
【図11】この発明による接点装置の可動接点が固定接
点から離間したことを検出する手段の一例を示すブロッ
ク回路図である。
【図12】図11に丸印しで示す部分を拡大して接点装
置の接点の接続状態を明示する回路図である。
【図13】図11におけるデマルチプレクサ31,32
及びマルチプレクサ34の出力信号を示す図である。
【符号の説明】
1…パネル面、2…操作子、3,23…固定接点、4…
固定基板、5,15,25…可動接点、6,16,26
…接点弾性部材、6a,16a…膨出部、6b,16b
…水平部、6c,16c,26c…接点部、6d…突
起、6e,16e,26e…押圧部、16d…湾曲部、
26a…第1の膨出部、26a′…第2の膨出部、30
…スイッチ回路(マトリクス回路)、30h…横方向の
ライン、30v…縦方向のライン、31,32…デマル
チプレクサ、33…抵抗群、34…マルチプレクサ、S
W…常閉接点、D…ダイオード、

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作子と、該操作子に押圧駆動される押
    圧部と該押圧部に押されて弾性変形する膨出部と下端面
    に可動接点を形成した接点部とを弾性材によって一体に
    形成した接点弾性部材と、該接点弾性部材を搭載し前記
    可動接点に対応する固定接点を形成した基板とを有する
    接点装置において、前記接点弾性部材が、ドーム状をなしてその内部に前記
    可動接点を内包するとともに、常時前記操作子の予圧に
    より前記押圧部を押下して前記可動接点を前記固定接点
    に圧接させ、該操作子の押圧操作による前記押圧部のさ
    らなる押下によって前記接点弾性部材の一部が弾性変形
    することにより、前記可動接点を前記操作子の操作方向
    と反対の方向へ移動させて前記可動接点を前記固定接点
    から離間させる手段を有し、該手段を介して前記押圧部
    から前記可動接点の接点部が連続形成されている ことを
    特徴とする接点装置。
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