JP2799756B2 - 保温装置付きの回転飲食台 - Google Patents

保温装置付きの回転飲食台

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清宏 桑原
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日本クレセント株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、クレセントチェーンにボイラ装置を積載
し、食品を保温しながら搬送して飲食客に提供すること
ができる回転飲食台における食品保温装置に関する。
従来技術 カウンタに沿って順回走行するクレセントチェーン
(略半月形のスラットを有する物品搬送用のチェーンを
いう、以下同じ)を利用し、食品を飲食客に提供する回
転飲食台が知られている。提供される食品は、今のとこ
ろ寿司が主流である。
これに対し、たとえば餃子・しゅうまい等の要保温食
品を保温しながら提供し得る回転飲食台の実用化が望ま
れており、ボイラと蒸気管とを有する保温装置を回転飲
食台に組み込んだものが提案されている。
このものは、クレセントチェーンを介して搬送する食
品に対し、クレセントチェーンに沿って配管する蒸気管
を介してボイラからの蒸気を供給し、食品を保温するも
のである。
発明が解決しようとする課題 かかる従来技術によるときは、十分高い動作信頼性を
実現することが容易でないという問題があった。すなわ
ち、固定して配管されている蒸気管と移動走行するクレ
セントチェーンとの間には、蒸気の供給経路中に摺動部
分を設けなければならず、摺動部分のシール性を高める
ために装置の全体構造が複雑になる上、使用に伴って摺
動部分が摩耗するため、長期に亘って良好なシール性を
維持することが極めて難しいからである。
そこで、この発明の目的は、かかる従来技術の実情に
鑑み、ボイラ装置をクレセントチェーンに積載すること
により、高い動作信頼性を容易に実現することができる
回転飲食台における食品保温装置を提供することにあ
る。
課題を解決するための手段 かかる目的を達成するためのこの発明の構成は、カウ
ンタに沿って順回走行するクレセントチェーンに蒸気発
生用のボイラ装置を着脱自在に積載してなり、ボイラ装
置は、クレセントチェーンの所定枚数を隔てたスラット
上に突設する前後の位置決めピンを底部の小孔、長孔に
回転自在に係合させることをその要旨とする。
なお、ボイラ装置は、ヒータを内蔵する貯水タンク
と、貯水タンクに連結する補助タンクとを備えることが
できる。
また、ボイラ装置には、可撓性の連結管を介し、開閉
バルブを有する補助受台を連結してもよい。
作 用 かかる発明の構成によるときは、ボイラ装置は、クレ
セントチェーンに積載され。食品とともに走行移動する
ので、摺動部分を経由することなく、食品に対して蒸気
を安定に供給して保温することができる。また、ボイラ
装置は、クレセントチェーン側の位置決めピンを底部の
小孔、長孔に回転自在に係合させることにより、前後方
向に長くても、クレセントチェーンのコーナ部を円滑に
通過させることができる。
ヒータを内蔵する貯水タンクに補助タンクを連結する
ときは、補助タンクに水を補給すればよいから、貯水タ
ンク内の水温が過大に変化することがなく、ボイラ装置
からの蒸気を適温に維持することができる。
ポイラ装置に補助受台を連結すれば、食品は、補助受
台側に載せることにより、高さを低くセットして保温す
ることができ、飲食客が取り易い上、保温可能な個数を
任意に増加させることができる。
実施例 回転飲食台における食品保温装置は、クレセントチェ
ーン10に対して蒸気発生用のボイラ装置20を積載してな
る(第1図、第2図)。なお、クレセントチェーン10
は、カウンタCの上部に配設されている。
カウンタCは、クレセントチェーン10が走行する略長
方形の走行路Rを形成するとともに、走行路Rに沿って
飲食テーブルC1が形成されている。走行路Rは、チェー
ンベースC2、C2上に敷設する一対のライナC3、C3と、一
方のチェーンベースC2に付設するローラガイドC4とを有
し、クレセントチェーン10の走行経路を規制するように
形成されている。ただし、チェーンベースC2、C2は、柱
部材C5、C5によって支持するフレーム部材C6、C6の上面
に配置されている。
クレセントチェーン10は、連結ピン12を介して上下一
対のリンクプレート11、11を順次屈曲自在に連結して構
成されている(第1図、第3図)。連結ピン12の中間部
には、大径のローラ13が回転自在に装着されており、各
上側のリンクプレート11には、スラット14が取り付けら
れている。
スラット14は、クレセントと呼ばれる略半月形に形成
されている。隣接するスラット14、14の間には、微小隙
間dが形成され(第2図、第3図)、クレセントチェー
ン10は、リンクプレート11、11…が屈曲することによ
り、全体として円滑に屈曲走行することができる。な
お、所定枚数を隔てた2枚のスラット14、14の上面に
は、ボイラ装置20を固定するために、前後の位置決めピ
ン14a、14aが突設されている(第1図、第2図)。
クレセントチェーン10を駆動走行させる駆動装置15
は、走行路Rのコーナ部に配設されている。駆動装置15
は、ローラ13、13…に適合するスプロケット15aと、ス
プロケット15aを回転駆動するモータ15bとを備えてい
る。クレセントチェーン10は、駆動装置15により駆動さ
れ、スラット14、14…がカウンタC上のライナC3、C3に
よって支持され、ローラ13、13…がローラガイドC4によ
って規制されながら走行する。
ボイラ装置20は、略直方体の箱状に形成され、ヒータ
22を内蔵する貯水タンク21と、集電部材23、開閉バルブ
24とを主要部材として構成されている。
貯水タンク21は、閉鎖形の容器であり、外側が断熱材
21a、ケーシング21bによって囲まれている。貯水タンク
21内の下部には、ヒータ22、温度検出器22aが配置さ
れ、貯水タンク21内の水温を調整する温度調整器22bと
組み合わされている。また、貯水タンク21の上部には、
着脱自在の蓋21c1を備える給水口21cと、開閉バルブ24
とが形成されている。
開閉バルブ24は、蒸気吹出口24a、弁体24bを有し、弁
体24bには、圧縮ばね24b1、パッキン24b2が付属してい
る。弁体24bは、圧縮ばね24b1を介して上方に付勢する
ことにより、パッキン24b2を介して蒸気吹出口24aを密
閉し、また、先端部を押圧して全体を下方に押し下げる
ことにより、蒸気吹出口24aを開放して貯水タンク21内
に発生する蒸気を外部に放出させることができる。
ボイラ装置20は、底部の受台25を介し、クレセントチ
ェーン10のスラット14、14…上に着脱自在に積載されて
いる。受台25の前部、後部には、それぞれ上下に貫通す
る小孔25a、長孔25bが形成され、スラット14、14上の位
置決めピン14a、14aが回転自在に係合している。長孔25
bは、走行中のクレセントチェーン10が走行路Rのコー
ナ部を曲がる際に、位置決めピン14a、14aの相対距離が
短縮されることを考慮して前後方向に長く形成されてお
り、したがって、ボイラ装置20は、コーナ部を円滑に通
過することができる。
集電部材23は、トロリ23aと、トロリ23aをスラット14
の下面に取り付ける取付部材23bとを備えている。トロ
リ23aは、走行路Rに沿って配設する給電線23d、23dに
対し、その先端部が常に接触するように圧縮ばね23a1、
23a1によって下方に付勢され、また、リード線23c、23c
を介してヒータ22に接続されている。なお、リード線23
c、23cは、スラット14と、受台25、ボイラ装置20との間
において、図示しないコネクタを介して接続しておくこ
とにより、クレセントチェーン10に対してボイラ装置20
を簡単に取り付け、取り外すことができる。
保温を要する食品A、A…は、商品容器Pに収容して
開閉バルブ24の上方に配置する。商品容器Pの底部に
は、多数の通気孔P1、P1…、下向きの押ピンP2が形成さ
れている。商品容器Pは、ボイラ装置20のガイド部材21
h、21h内に載せるとき、押ピンP2が開閉バルブ24の弁体
24bを押し下げて蒸気吹出口24aを開放する。なお、商品
容器Pには、保温蓋P3が付属している。
ボイラ装置20は、クレセントチェーン10が走行中であ
っても、食品A、A…を収容する商品容器Pをボイラ装
置20の上面に装着することにより、商品容器Pの押ピン
P2が開閉バルブ24の弁体24bを押し下げて蒸気吹出口24a
を開放することができる。よって、食品A、A…は、蒸
気吹出口24aからの蒸気により、適切に保温するととも
に、適度な湿気を与えて乾燥を防ぐことができる。
また、ボイラ装置20は、受台25と、スラット14、14の
位置決めピン14a、14aとを介し、クレセントチェーン10
の任意の位置に積載することができ、積載個数を任意に
変更することができる。また、ボイラ装置20を積載しな
いスラット14、14…上には、たとえば寿司のような保温
の必要がない食品B、B…を積載して搬送することがで
きる(第2図)。
他の実施例 ボイラ装置20は、ヒータ22を内蔵する貯水タンク21に
加えて補助タンク21dを設けることができる(第4
図)。補助タンク21dは、ポンプ21eを介して貯水タンク
21に連結されており、貯水タンク21は、補助タンク21d
から少量ずつ導入される水をヒータ22によって加温し、
商品容器Pに蒸気を供給する。水は、補助タンク21dに
補給すればよいので、貯水タンク21は、内部の水温が急
激に変化することがなく。商品容器P内の食品A、A…
に対して常に適温の蒸気を供給することができる。な
お、同図のボイラ装置20は、大形にして複数の開閉バル
ブ24、24…を設け、複数の商品容器P、P…を同時に積
載することができる。
また、開閉バルブ24、24…は、貯水タンク21から分離
させ(第5図)、それぞれ補助受台25cを介して貯水タ
ンク21の前後のスラット14、14上に配置してもよい。各
開閉バルブ24は、通気管21f、連結管21gを介して貯水タ
ンク21に連結されている。各開閉バルブ24の高さ位置を
スラット14の近くにまで引き下げることができるから、
商品容器P、P…を低くセットし、飲食客が食品A、A
…を取り易くすることができる。なお、連結管21gは、
伸縮自在、屈曲自在な可撓性のものを使用し、したがっ
て、ボイラ装置20、補助受台25cは、全体として走行路
Rのコーナ部を円滑に通過することができる。ただし、
開閉バルブ24を有する補助受台25cは、可撓性の連結管2
1gを介し、ボイラ装置20の前方または後方にそれぞれ任
意の個数を連結してよいものとする。
以上の説明において、ボイラ装置20は、スラット14、
14…の上面に積載し、食品A、A…に対して有効に蒸気
を供給することができる限り、その形状や構造を図示し
ない任意の形態に変更することができる。たとえば、ボ
イラ装置20は、円柱状や、商品容器Pを載せる部分が大
きい段付状に形成してもよい。
発明の効果 以上説明したように、この発明によれば、蒸気発生用
のボイラ装置をクレセントチェーンに積載することによ
り、ボイラ装置は、蒸気の供給先である食品と一体にし
て移動搬送することができ、蒸気の供給経路中に摺動部
分をなくすることができるので、摺動部分が介在するこ
とによる問題を一掃し、高い動作信頼性を容易に実現す
ることができる上、スラット上に突設する前後の位置決
めピンを底部の小孔、長孔に係合させることにより、前
後に長い大形のものであっても、クレセントチェーンの
走行路のコーナ部を円滑に通過させることができるとい
う優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は実施例を示し、第1図は全体構成
説明図、第2図は平面説明図、第3図は要部拡大説明図
である。 第4図は他の実施例を示す縦断面説明図である。 第5図は別の実施例を示す第4図相当図である。 C……カウンタ 10……クレセントチェーン 14……スラット 14a……位置決めピン 20……ボイラ装置 25a……小孔 25b……長孔 25c……補助受台 21……貯水タンク 21d……補助タンク 21g……連結管 22……ヒータ 24……開閉バルブ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カウンタに沿って順回走行するクレセント
    チェーンに蒸気発生用のボイラ装置を着脱自在に積載し
    てなり、該ボイラ装置は、前記クレセントチェーンの所
    定枚数を隔てたスラット上に突設する前後の位置決めピ
    ンを底部の小孔、長孔に回転自在に係合させることを特
    徴とする回転飲食台における食品保温装置。
  2. 【請求項2】前記ボイラ装置は、ヒータを内蔵する貯水
    タンクと、該貯水タンクに連結する補助タンクとを備え
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の回転飲
    食台における食品保温装置。
  3. 【請求項3】前記ボイラ装置には、可撓性の連結管を介
    し、開閉バルブを有する補助受台を連結することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項または第2項記載の回転飲
    食台における食品保温装置。
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JP2013202113A (ja) * 2012-03-27 2013-10-07 Ishino Seisakusho Co Ltd ユニット化された循環搬送装置
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