JP2798328B2 - 多数決判定回路 - Google Patents

多数決判定回路

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JP2798328B2
JP2798328B2 JP4226319A JP22631992A JP2798328B2 JP 2798328 B2 JP2798328 B2 JP 2798328B2 JP 4226319 A JP4226319 A JP 4226319A JP 22631992 A JP22631992 A JP 22631992A JP 2798328 B2 JP2798328 B2 JP 2798328B2
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  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数決判定回路に関
し、特に、デジタル伝送における伝送系の符号誤りを考
慮するための多数決判定回路に関する。
【0002】デジタル伝送においては、状態遷移を伝送
路での符号誤りを考慮して判定する必要がある。
【0003】
【従来の技術】デジタル伝送の同期端局装置において
は、受信データの中の所定の複数ビットから状態を判定
している。この場合、伝送路での符号誤りを考慮して、
多数決判定を行なっている。
【0004】図13は従来の同期端局装置における多数
決判定回路を示す。この回路は、受信データ中の所定の
5ビットIN1乃至IN5の中の3ビット以上が“H”
(ハイレベル信号)であることを検出する回路である。
【0005】5ビット中3ビット以上が“H”である組
合せは 53 =10通りである。そこで、この10通り
について全てデコードするため、3入力NANDゲート
G100を10個設け、各々に各組合せを入力する。そ
して、更に、10個のNANDゲートG100の出力を
受けるNANDゲートG101を設け、その出力を多数
決判定出力としている。
【0006】10個のNANDゲートG100のいずれ
か1つ(又は2以上)において、その3つの入力が全て
“H”であると、その出力は“L”となる。従って、N
ANDゲートG101の出力は“H”となる。即ち、5
ビット中のいずれかの3ビットが“H”であることを示
す。
【0007】10個のNANDゲートG100の全てに
おいて、各々の3つの入力のいずれか1つ(又は2以
上)が“L”であると、各々の出力は全て“H”とな
る。従って、NANDゲートG101の出力は“L”と
なる。即ち、5ビット中の3ビットが“H”ではないこ
とを示す。
【0008】NANDゲートG101の出力が“H”で
ある場合、5ビット中の3ビットが“H”であるという
多数決により、例えば状態Aとする。逆に、NANDゲ
ートG101の出力が“L”である場合、例えば状態B
とする。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術によれ
ば、5ビット中3ビット以上が“H”となる10通りの
組合せ全てについてデコードする必要がある。このた
め、各組合せに対応してNANDゲートを設けなければ
ならず、多数決判定回路の回路規模が大きくなってしま
う。即ち、回路を構成するトランジスタの数が多くなっ
てしまうという問題があった。
【0010】この傾向は、判定に用いるビット数が多く
なる程、顕著になる。例えば、6ビット中4ビットの多
数決を採る場合は15通り、7ビット中4ビットの多数
決を採る場合は35通りの組合せが存在する。このた
め、多数決判定回路の規模が極めて大きくなりトランジ
スタの数が極めて多くなってしまう。
【0011】また、判定に用いるビット数が多くなると
多数決判定回路の設計の手間が大きくなり、組合せの見
落としや配線のミス等が発生する率も高くなるという問
題があった。
【0012】本発明は、多数決を採るための組合せを削
減して回路規模を小さくすることが可能な多数決判定回
路を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
図であり、本発明による多数決判定回路を示す。多数決
判定回路は、多数決判定対象である複数のビット(Nビ
ット)のうち所定の数以上のビット(nビット以上)が
所定のレベルであることを検出することにより当該複数
のビットについての多数決判定を行なうものであって、
組合せ削減部1と多数決組合せ部2とからなる。
【0014】組合せ削減部1は、多数決組合せ部2の前
段に設けられ、前記複数のビットを各々が1又は2以上
のビットからなる複数のグループとし、入力である各ビ
ットIN1乃至INiからなるグループ、IN(i+
1)乃至IN(i+j)からなるグループ、・・・IN
(N−k+1)乃至INNからなるグループの各々につ
いてその組合せを削減する組合せ削減回路10(10−
i、10−j、・・・10−k)を設けてなる。多数決
組合せ部2は前記組合せ削減部1の前記組合せ削減回路
10の出力について多数決判定を行なう。
【0015】
【作用】組合せ削減回路10を設けることにより、その
入力である複数のビットについての組合せを減らすこと
ができる。例えば、組合せ削減回路10−iは、その入
力であるIN1乃至INiのiビットについての組合せ
を削減する。
【0016】この組合せ削減回路10を多数決組合せ部
2の前段に設けることにより、多数決組合せ部2での多
数決判定のための組合せの数を減らすことができる。従
って、多数決組合せ部2の回路規模を従来より小さくし
その能動素子即ちトランジスタの数を少なくすることが
できる。判定に用いるビット数が多くなる程、多数決組
合せ部2の回路削減の効果は大きい。また、判定に用い
るビット数が多くなっても、本発明によれば、組合せが
予め削減されているので、多数決組合せ部2の設計の手
間が負担となることは殆どなく、組合せの見落としや配
線ミス等の発生を少なくすることができる。
【0017】一方、組合せ削減部1を複数の組合せ削減
回路10で構成することにより、各々の組合せ削減回路
10自体の回路規模を小さくでき回路構成を簡単なもの
にできる。これにより、組合せ削減部1を設けても、そ
れ以上に多数決組合せ部2の回路規模を小さくできるの
で、全体として回路規模を小さくし構成トランジスタの
数を少なくすることができる。
【0018】
【実施例】図2乃至図6を用いて組合せ削減回路10に
ついて説明する。Nビット中nビット以上が例えば
“H”であるという多数決判定をする場合、本発明に従
って、多数決判定対象であるNビットを複数のグループ
に分ける。1つのグループの入力信号はMビットである
とする。即ち、組合せ削減回路10への入力は、図2に
示す如く、IN1乃至INMのMビットである。
【0019】このMの値の選択により、組合せ削減回路
10の出力の数(ビット数)が定まる。即ち、図2に示
す如く、M<nの場合には出力信号数はMとなり、M≧
nの場合には出力信号数はnとなる。
【0020】また、組合せ削減回路10の出力信号の出
力条件は、判定状態(“H”)にある入力が1本以上、
2本以上、・・・M本以上となる場合と、判定状態
(“H”)にある入力が1本ある、2本ある、・・・M
本あるとなる場合とがある。
【0021】次に、図3及び図5に組合せ削減回路10
の一例を示す。図4及び図6は、各々、図3及び図5の
組合せ削減回路11及び12の真理値表である。図3の
組合せ削減回路11は2入力ANDゲートG1と2入力
ORゲートG2とからなる。即ち、M=2である。な
お、N=5、n=3であるとする。従って、M<nであ
るから、出力数は「2」となる。
【0022】2つの入力信号IA,IBは2値信号であ
るから、その組合せは図4の真理値表に示す如く4通り
存在する。この4通りの組合せのうち(IA,IB)=
(L,H)と(IA,IB)=(H,L)とは、“H”
がn=3以上あるか否かという多数決判定の観点からは
全く同一の意味しか持たない(“H”が1個であるとい
う意味で同一である)。多数決判定では、どの信号が
“H”であるかは問題でなく、“H”の数のみが問題と
なる。
【0023】そこで、この“H”の数が同一である2つ
の組合せを、1つの組合せとし、同一の組合せを2つ作
るようにする。これにより、図4に示す如く、(IA,
IB)=(L,H)と(IA,IB)=(H,L)とい
う2つの組合せは、(OA,OB)=(L,H)という
1つの組合せに変換される。即ち、ゲートG1及びG2
からなる組合せ削減回路11は、このような組合せの変
更をする変換回路である。
【0024】(OA,OB)=(L,H)という1つの
組合せが2つ出力されるが、これらは同一であるから、
その一方は組合せとしては考慮しなくてよい。従って、
入力IA,IBには4通りの組合せがあったが、出力O
A,OBには3通りの組合せしかない。これにより、組
合せが削減されている。これは多数決組合せ部2におけ
るゲート数の削減に寄与する。
【0025】この組合せ削減回路11の出力条件は以下
のとおりである。出力OBが“H”である場合(2通り
ある)には、入力IA,IBのうち1つ又は2つが
“H”である。即ち、入力信号が判定状態(“H”)に
ある数が1つ以上である。出力OAが“H”である場合
(1通りある)には、入力IA,IBが共に“H”であ
る。即ち、入力信号が判定状態にある数が2つ以上であ
る。
【0026】このことから、多数決組合せ部2において
出力OAを受けるゲートは、他の入力信号が1つでも
“H”であれば、3つ以上“H”が存在することを検出
して出力する。これは多数決組合せ部2を構成するゲー
トの入力数の削減、即ち当該ゲートを構成するトランジ
スタ数の削減に寄与する。
【0027】図5の組合せ削減回路12は2入力AND
ゲートG3と2入力排他的ORゲートG4とからなる。
他は図3と同様である。この場合も、前述の場合と同様
に、(IA,IB)=(L,H)と(IA,IB)=
(H,L)という2つの組合せを、(OA,OB)=
(L,H)という1つの組合せに変換することにより、
図6に示す如く、4通りの組合せを3通りに削減してい
る。
【0028】なお、図5の例では(IA,IB)=
(H,H)の組合せが(OA,OB)=(H,L)に変
換されている点が図3の例と異なる。従って、この組合
せ削減回路12の出力条件は以下のとおりである。出力
OBが“H”である場合(1通りある)には、入力I
A,IBのうち一方のみが“H”である。即ち、入力信
号が判定状態にある数は1つである。出力OAが“H”
である場合(1通りある)には、入力IA,IBが共に
“H”である。即ち、入力信号が判定状態にある数は2
つである。
【0029】図7、図9、図11は、本発明により回路
規模を小さくした多数決判定回路について示す。図8、
図10、図12は、各々、図7、図9、図11の多数決
判定回路における組合せ数を示す。
【0030】なお、図7、図9、図11の多数決判定回
路は、図13との比較のために、図13と同一の5ビッ
ト(IN1乃至IN5)中3ビット以上が“H”である
ことを検出する回路である。
【0031】図7の多数決判定回路は、図3の組合せ削
減回路11を用いた例であり、組合せ削減回路13及び
2つの組合せ削減回路11からなる組合せ削減部1と、
3入力ORゲートG5、2入力NANDゲートG6及び
G8、3入力NANDゲートG7及びG9からなる多数
決組合せ部2とを備える。
【0032】なお、1ビット(入力IN5)のみからな
るグループに対応する組合せ削減回路13は、図7から
判るように、実質的には存在しない(設けられない)。
即ち、入力IN5と出力Eとは等しく、組合せの削減は
行なわない。従って、実際には、組合せ削減回路10は
2ビット以上の入力信号のグループの各々について設け
られ、多数決組合せ部2は1ビットからなるグループの
出力(組合せ削減回路13の出力E)と他の組合せ削減
回路10(11)の出力とについて多数決判定を行な
う。
【0033】図7の多数決判定回路は、図13の如く各
組合せに対応するゲートを設けるのではなく、入力信号
をIN1とIN2、IN3とIN4、IN5のみの3つ
のグループに分け、最初の2つのグループに対応して図
3の組合せ削減回路11を設けている。
【0034】2つの組合せ削減回路11の出力を図7に
示す如くA乃至Dとし、組合せ削減回路13の出力をE
とする場合、その各組合せは図8に示す如くになる。な
お、図8には、説明のために、従来の(即ち図13の場
合の)組合せも示している。
【0035】図8において、従来の組合せ及びが本
発明の1つの組合せ(同一の組合せが2つある)とさ
れる。即ち、組合せが削減されている。これは、(IN
3,IN4)=(H,L)と(IN3,IN4)=
(L,H)とを、対応する組合せ削減回路11により同
一の組合せに変換することにより実現される。この組合
せの削減により、この組合せを検出するためのゲートを
削減できる。
【0036】同様に、従来の組合せ及びが、対応す
る組合せ削減回路11により、本発明の1つの組合せ
(同一の組合せが2つある)とされ、ゲート数の削減を
可能としている。
【0037】従来の組合せが本発明の組合せとされ
る。本発明の組合せはゲートG8により検出される。
組合せ削減回路11の出力Bが“H”である時、前述の
如く、(出力Aも“H”であるので)判定状態“H”で
ある入力信号は2ビット以上存在する。従って、出力B
の“H”に加えて他の1ビット、ここでは入力IN5
(出力E)が“H”であれば、3ビット以上が“H”で
ある。そこで、ゲートG8は出力Bと出力Eとの2つの
みを調べるだけで、多数決判定が可能となる。これによ
り、ゲートG8を3入力ではなく2入力とすることがで
き、ゲートを構成するトランジスタ数を削減できる。
【0038】同様に、従来の組合せ(10)が本発明の
組合せとされ、ゲートG6により検出され、トランジ
スタ数の削減を可能としている。従来の組合せ乃至
が本発明の組合せ(同一の組合せが4つある)とされ
る。即ち、組合せが削減されている。これは、本発明に
より、(IN1,IN2)=(H,L)と(IN1,I
N2)=(L,H)とを同一と考え、(IN3,IN
4)=(H,L)と(IN3,IN4)=(L,H)と
を同一と考えた場合、これらの4通りの従来の組合せ
は、1つの組合せに変換できることによる。これによ
り、ゲート数を削減できる。
【0039】なお、本発明は、ここに述べたゲート数の
削減とトランジスタ数の削減による各々の効果に加え、
これらの相乗的な作用により十分な効果を発揮するもの
である。
【0040】例えば、図13と図7とを比較すると、ゲ
ート数は10個から9個に減っている。また、両図にお
いて各ゲートをCMOS正論理で構成したとすると、そ
のトランジスタ数は80個から52個に減る。
【0041】更に、CMOSゲートアレイLSI上で当
該多数決判定回路を構成することを考えた場合、基本セ
ルがそれ1個で2入力CMOSNANDゲートを構成し
得るものであるとすると、基本セルの数は25個から1
6個(又は30個から17個)に減る。また、同様に、
基本セルがそれ1個で3入力CMOSNANDゲートを
構成し得るものであるとすると、基本セルの数は14個
から10個に減る。なお、図7のゲートG9の出力のド
ライバビリティの向上は考えない。更に、ゲートアレイ
LSIがいわゆるシー・オブ・ゲート(ゲートしきつめ
型)方式である場合、図13の構成によると配線の疎密
の差が大きいので、配線のレイアウトが難しくなり、ま
た、配線チャネルの確保のために未使用ゲートが生ず
る。これに対し、図7の構成によると配線密度が平均し
ているので、配線のレイアウトが容易で、未使用ゲート
も生じない。
【0042】図9の多数決判定回路は、図5の組合せ削
減回路12を用いた例であり、組合せ削減回路13及び
2つの組合せ削減回路12からなる組合せ削減部1と、
2入力ORゲートG10及びG11、2入力NANDゲ
ートG12,G14及びG15、3入力NANDゲート
G13、4入力NANDゲートG16からなる多数決組
合せ部2とを備える。
【0043】2つの組合せ削減回路12の出力を図9に
示す如くA乃至Dとし、組合せ削減回路13の出力をE
とする場合、その各組合せは図10に示す如くになる。
なお、図10には、説明のために、従来の(即ち図13
の場合の)組合せも示している。
【0044】図10における従来の組合せと本発明の組
合せとの関係は図8の場合と同様である。これにより、
トランジスタ数を削減して回路規模を縮小している。な
お、多数決組合せ部2は、組合せ削減回路12の出力条
件に従って、図示の如く構成される。
【0045】図11の多数決判定回路は、組合せ削減回
路11の他に新たな組合せ削減回路14を用いた例であ
り、これら2つの組合せ削減回路11及び14からなる
組合せ削減部1と、2入力NANDゲートG17及びG
18、3入力NANDゲートG19からなる多数決組合
せ部2とを備える。
【0046】なお、組合せ削減回路14は、入力IN3
乃至IN5についての組合せの削減を行なうものであ
り、図2のM≧n(M=3,n=3)の例に相当する。
組合せ削減回路11及び14の各出力を図11に示す如
くA乃至Eとする場合、その組合せは図12に示す如く
になる。なお、図12には、説明のために、従来の(即
ち図13の場合の)組合せも示している。
【0047】この場合、従来の組合せ,及びが本
発明の組合せとされ、従来の組合せ,,乃至
が本発明の組合せとされ、従来の組合せ(10)が本
発明の組合せとされる。
【0048】このような組合せの削減を実現するため
に、出力Aは入力IN1及びIN2の中の少なくとも1
ビットが“H”であることを検出する。出力Bは入力I
N1及びIN2の双方が“H”であることを検出する。
【0049】これに合わせて、出力Cは入力IN3乃至
IN5のいずれか1ビットが“H”であることを検出す
る。これは出力Bと組み合わされる(組合せ)。出力
Dは入力IN3乃至IN5のうち少なくとも2ビットが
“H”であることを検出する。これは出力Aと組み合わ
される(組合せ)。出力Eは入力IN3乃至IN5の
いずれもが“H”であることを検出する(組合せ)。
【0050】この例によれば、組合せ削減回路14は多
少複雑となるが、多数決組合せ部2を図示の如く極めて
簡単な構成にできるので、全体としてトランジスタ数を
削減し、回路規模を削減している。
【0051】以上、本発明を実施例により説明したが、
本発明はその主旨に従い種々変形可能である。例えば、
組合せ削減回路11乃至14は、必要に応じて、それら
を2又は3以上組み合わせて用いてもよい。例えば、組
合せ削減回路12と14、組合せ削減回路13と14、
組合せ削減回路14と14を各々組み合わせてもよく、
また、これらの組合せは3以上であってもよい。また、
複数の組合せ削減回路11等の出力を更に組合せ削減回
路11等に入力するように、即ち、組合せ削減回路を複
数段に形成してもよい。このような構成は入力信号IN
の数が多い場合に有効である。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
多数決判定回路において、組合せ削減回路を多数決組合
せ部の前段に設けることにより、予め組合せを削減した
結果について多数決判定のための組合せを実現するだけ
でよいので、多数決組合せ部のトランジスタの数を大幅
に削減してその回路規模を極めて小さくでき、多数決判
定回路全体としても組合せ削減回路を設けたことを考慮
してもなおトランジスタの数を減らしてその回路規模を
小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】組合せ削減回路説明図である。
【図3】組合せ削減回路の一例を示す図である。
【図4】真理値表を示す図である。
【図5】組合せ削減回路の一例を示す図である。
【図6】真理値表を示す図である。
【図7】実施例説明図である。
【図8】組合せ説明図である。
【図9】実施例説明図である。
【図10】組合せ説明図である。
【図11】実施例説明図である。
【図12】組合せ説明図である。
【図13】従来技術説明図である。
【符号の説明】
1 組合せ削減部 2 多数決組合せ部 10〜14 組合せ削減回路 G1〜G19,G100,G101 ゲート

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数決判定対象である複数のビットのう
    ち所定の数以上のビットが所定のレベルであることを検
    出することにより当該複数のビットについての多数決判
    定を行なう多数決判定回路において、 前記複数のビットを各々が1又は2以上のビットからな
    る複数のグループとし、前記グループの各々についてそ
    の組合せを削減する組合せ削減回路(10)をもうけて
    なる組合せ削減部(1)と、 前記組合せ削減部(1)の前記組合せ削減回路(10)
    の出力について多数決判定を行なう多数決組合せ部
    (2)とからなり、 前記組合せ削減回路(10)は、当該組合せ削減回路へ
    入力される複数のビットについての組合せのうち同一レ
    ベル信号の数が同一である複数の組合せを1つの組合せ
    とする回路である ことを特徴とする多数決判定回路。
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